JP2005231623A - エキゾーストマウント構造 - Google Patents

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Noritoshi Sakuma
紀利 佐久間
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Abstract

【課題】本体部を車体取付用ブラケットに溶接で結合する構造のエキゾーストマウントにおける本体部脱落の不具合を解決する。
【解決手段】エキゾーストマウント構造において、車体取付用ブラケット10には一対の離間した長孔11,11を平行に設ける一方、本体部20のマウント金具50にはこれらの長孔11,11に差し込むべき一対の立曲げ部12,12を設け、長孔11を貫通させた立曲げ部12と車体取付用ブラケット10との交差部に溶接部Vを施す。
【選択図】 図2


Description

この発明はエキゾーストマウント構造に係り、特に自動車におけるエキゾーストパイプの連接部を支持する連結部を角筒型マウント金具内にゴム弾性体で一体成形してなる本体部が、車体に固定される車体取付用ブラケットに溶接にて結合されるエキゾーストマウント構造に関する。
従来から知られているこの種の構造は、図12及び図13に示すように、車体取付用ブラケット1に本体部2を溶接で接合してある。車体取付用ブラケット1は一端部側に取付固定用ボルト孔3,3と他端部側に角孔4を穿設してなる平板状体を、その両側部側を曲げて補強した金具である。また、本体部2は矩形のマウント金具5の内側に、ゴム弾性体6,6を介し連結部7を一体成形して形成される。連結部7には図示略のエキゾーストパイプの連結部を挿通する透孔8が穿設されている。
車体取付用ブラケット1と本体部2との結合は、本体部2の上面に車体取付用ブラケット1を載せて角孔4の少なくとも相対向する2辺側で、角孔4の内側面とマウント金具5との交差部を溶接部V,Vで結合して構成した。
しかしながら、このような従来のエキゾーストマウント構造によれば、溶接部V,Vは角孔4の内側面とマウント金具5の上面との交差部に施されるので、本体部2にエキゾーストパイプの荷重が掛かり、かつ、エキゾーストパイプが上下又は左右に揺動して本体部2にその力が付加されると、溶接部V,Vには引張力が強く作用して破壊され、本体部2が車体取付用ブラケット1から脱落するという不具合があった。
そこで、この発明は上記不具合を解消すべく車取付用ブラケットには前記角孔に代えて一対の離間した長孔を平行に設ける一方、マウント金具にはこれらの長孔に差し込むべき一対の立曲げ部を設け、長孔を貫通させた立曲げ部と車体取付用ブラケットとの交差部を溶接する。これにより、仮に溶接部が破損しても長孔内に止まり楔作用を生じて本体部が車体取付用ブラケットから直ちに脱落するのを防止できる。
そして、長孔に立曲げ部を差し込んで溶接する際に、立曲げ部とその基部の肩部の交点における曲部が長孔の下面角部に当接し乗り上げて隙間を形成しないように、立曲げ部とその基部である肩部との交差角度θを90度以下に形成し、かつ、その曲部をマウント金具の内方へ押し込んで形成し、曲部が長孔の下面角部から離れて位置するように形成する。
さらに、溶接作業に際して長孔を貫通させた立曲げ部が容易に脱落しないように、本体部成形後の立曲げ部の最大間隔寸法は一対の長孔の最大間隔よりも大きく、かつ、肩部の離間寸法は一対の長孔の最大間隔と等しいか又は小さくする。
なお、マウント金具は従来同様の角パイプを用い、その一側面を切り開いて一対の立曲げ部を形成したものとしてもよいが、コスト削減のため、立曲げ部を形成すべき耳部を両端部に形成した長方形の板金を左右対称の角筒型に折り曲げ、かつ、耳部を立ち曲げて開いた一対の立曲げ部を備えたものとする。
また、マウント金具は立曲げ部を形成すべき耳部を両端部に形成した長方形の板金を左右対称の角筒型に折り曲げ、かつ、耳部を立ち曲げて肩部に続き立曲げ部を形成するとともに、一対の立曲げ部の間隔を長孔の間隔よりも大きく開いた状態で本体部を一体成形したものとしてもよい。
この場合、立曲げ部を長孔に差し込むときは本体部を圧縮して立曲げ部の間隔寸法を長孔の間隔寸法に合わせ、差し込み後は本体部自体が有する反力で立曲げ部が長孔の内側面に摺接して抜け難くなり、仮止めできる。
請求項1記載の発明によれば、車体取付用ブラケットの一対の長孔を貫通した本体部の一対の立曲げ部の側面と車体取付用ブラケットとの交差部に溶接部を施すので、溶接部は引張り力よりもむしろ圧縮力が作用することになり、仮に破壊されても長孔側へ引き込まれて長孔を塞ぐことで楔作用を生じるから立曲げ部の脱落を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、立曲げ部と肩部の交点の曲部が
車体取付用ブラケットの長孔の下面角部に乗り上げ隙間ができて破損する原因となるのを防止することができるとともに、長孔の下面角部を面取りする作業を省略できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1及び2の効果に加え、車体取付用ブラケットの
一対の長孔を貫通した本体部の一対の立曲げ部の側面が、長孔の側面に摺接し又は上面角部に当接することにより本体部が車体取付用ブラケットから脱落するのを防止でき、本体部を車体取付用ブラケットに組み付けた後溶接するまでの間の仮止めができて両方が分離する不具合を防止でき、治具に固定しなくともよいので作業性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の効果に加え、マウント金具は長方形の板金を折り曲げて角筒型を形成することができるため、角パイプを用いる場合に比べるとかなりのコスト削減が可能になる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜3の効果に加え、本体部を圧縮することで弾性体が予備圧縮されてその耐久性が向上する。また、マウント金具は長方形の板金を折り曲げて角筒型を形成することができるため、角パイプを用いる場合に比べるとかなりのコスト削減が可能になる。
以下、この発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1及び図2に示すこの発明の実施の第1形態は、車体取付用ブラケット10に角孔4に代わる一対の長孔11,11を並列して開設する。一方、本体部20を形成するマウント金具50にはこの長孔11,11に差し込む立曲げ部12,12を形成する。そして、図1〜図3に示すように、長孔11,11を貫通した立曲げ部12,12と車体取付用ブラケット10との交差部に差し込む立曲げ部12,12を形成する。そして、図1〜図3に示すように、長孔11,11を貫通した立曲げ部12,12と車体取付用ブラケット10との交差部に溶接部V,Vを施して両者を一体に結合する。
車体取付用ブラケット10は長孔11を除きその他の構成は従来のものと同じであるが、マウント金具50は板金を角筒型にして形成される。すなわち、長方形の両側端部に立曲げ部12となるべき耳部を形成した板金を左右対称の角筒型に折り曲げて形成されている。その内側には従来同様にゴム弾性体6,6で一体成形された連結部7が収納されて本体部20が構成されている。立曲げ部12は肩部13から略直交して曲げ形成されている。
この構成により、長孔11を貫通した立曲げ部12の側面と車体取付用ブラケット10との交差部に溶接部Vを施すので、溶接部Vは引張り力よりもむしろ圧縮力が作用することになり、仮に破壊されても長孔11側へ引き込まれて長孔11を塞ぐことで楔作用を生じて立曲げ部12の脱落を防止する。
次に、図5及び図6に示すこの発明の実施の第2形態を説明する。この第2形態において、マウント金具51は立曲げ部12と肩部13との交点に形成される曲部Rが肩部13,13に当接すべき車体取付用ブラケット10の下面よりも下方に位置するように内側へ傾斜している。すなわち、立曲げ部12と肩部13の交差角度θを90度以下に形成し、かつ、曲部Rを本体部21の内方へ若干押し込んだ形態にする。車体取付用ブラケット10については前例と同様とする。
したがってこの場合、長孔11に立曲げ部12を差し込んだときには、図6に示すように、曲部Rは長孔11の下面角部14から離れて隙間Sを形成するものの、マウント金具51の隅角部付近15が車体取付用ブラケット10の下面に当接することとなり、本体部21の安定した接触状態を得ることができる。この構成により、前記実施の第1形態にあっては長孔11の下面角部14が曲部Rに乗り上げるのを防止することができるので、長孔11の下面角部14を面取り加工する作業を省略できるという利点を伴う。
また、図7及び図8に示すこの発明の実施の第3の形態を説明する。この第3形態において、マウント金具52は第2形態と同じく立曲げ部12と肩部13との交差角度θを90度以下に形成するとともに、曲部Rが肩部13,13に当接すべき車体取付用ブラケット10の下面よりも下方に位置するように内側へ傾斜させる一方、第2形態とは異なり立曲げ部12,12は互いに背反して外側方向へ傾斜した構成とする。車体取付用ブラケット10については前例と同様とする。
すなわち、図9及び図10に示すように、肩部13,13の間隔a、長孔11,11の最大間隔b、及び、立曲げ部12,12の最大間隔cの関係については、a≦b<cとする。つまり、立曲げ部12,12の最大間隔cは長孔11,11の最大間隔bと肩部13,13の間隔aよりも大きいものとする。因に、前記第1及び第2形態ではa=b=cである。
この構成により、図10に示すように、立曲げ部12の外側面が長孔11の内側面に摺接し、若しくは、長孔11の上面角部16に当接することで抜け止めの作用を奏する。したがって、前記第1形態にあっては長孔11を貫通した立曲げ部12を溶接する際に、立曲げ部12が不用意に長孔11から脱落する(図4参照)ので、予め治具を用いて車体取付けブラケット10と本体部20とを結合しておく作業が必要となるが、この第3形態ではそれを省略できる。
さらに、立曲げ部12が長孔11から不用意に脱絡するのを防止する対策として、図11に示すこの発明の実施の第4の形態である本体部23は、本体部23自体が反力を持つことで立曲げ部12が長孔11内側面に摺接するように形成する。すなわち、車体取付用ブラケット10については前例と同様とし、本体部23については立曲げ部12,12の間隔寸法c´を長孔11,11の間隔寸法bよりも大きく開かせた状態でその内側にゴム弾性体6,6と連結部7を予め形成する。
したがってこの例では、立曲げ部12を長孔11に差し込むときは、立曲げ部12,12の間隔寸法c´を長孔11,11の間隔寸法aとなるように、両側壁部24,24を矢示方向に力を加えて圧縮する。なお、この例にあっては、本体部23成形前のマウント金具53の肩部13,13の間隔a、立曲げ部12,12の最大間隔c、及び長孔11,11の最大間隔bの関係については、a≦b<cでも、a=b=cでもよいし、実施の第2,第3形態の曲げでもよい。
この構成により、本体部23を形成するマウント金具50の板金の変形とゴム弾性体6,6の圧縮による反力を生じるので、長孔11を貫通した立曲げ部12は長孔11の内面側に摺接し、その摩擦抵抗が不用意に脱落するのを防止する作用を奏する。しかも、この例にあっては、ゴム弾性体6,6が予備圧縮されることとなり、その耐久性が向上するという利点が向上するという利点を伴う。
この発明の実施の第1形態を示す平面図。 図1の正面図。 第1形態における立曲げ部と長孔の関係を示す要部断面図。 第1形態における立曲げ部と長孔の関係を示す要部断面説明図。 この発明の実施の第2形態を示す本体部の正面図。 図5の一部断面正面図。 この発明の実施の第3形態を示す正面図。 図7の一部断面とした組み立て例図。 第3形態における本体部の正面図。 第3形態における立曲げ部と長孔の関係を示す断面図。 この発明の実施の第4形態を示す分解正面図。 従来例の平面図。 図12の正面図。
符号の説明
V・・・溶接部
R・・・曲げ部
6・・・ゴム弾性体
7・・・連結部
10・・・車体取付用ブラケット
11・・・長孔
12・・・立曲げ部
13・・・肩部
20,21,22,23・・・本体部
50・・・マウント金具
50,51,52,53・・・マウント金具

Claims (5)

  1. 角筒型マウント金具の内側にエキゾーストパイプの連接部を支持する連結部をゴム弾性体で一体成形してなる本体部が車体取付用ブラケットに溶接にて結合されるエキゾーストマウント構造において、車体取付用ブラケットには一対の長孔を開設し、マウント金具にはこれらの長孔に差し込み可能な一対の立曲げ部を形成し、長孔を貫通した立曲げ部と車体取付用ブラケットの交差部に溶接部を施してなることを特徴とするエキゾーストマウント構造。
  2. 請求項1において、マウント金具は立曲げ部とその基部である肩部との交差角度θを90度以下に形成し、かつ、その交点の曲げ部をマウント金具の内方へ押し込んで形成され、該マウント金具で本体部が形成されていることを特徴とするエキゾーストマウント構造。
  3. 請求項1又は2において、本体部成形後の立曲げ部の最大間隔寸法は一対の長孔の最大間隔よりも大きく、かつ肩部の離間寸法は一対の長孔の最大間隔と等しいか又は小さいことを特徴とするエキゾーストマウント構造。
  4. 請求項1,2又は3において、マウント金具は立曲げ部を形成すべき耳部を両端部に形成した長方形の板金を左右対称の角筒型に折り曲げ、かつ、耳部を立ち曲げて肩部に続く立曲げ部を形成してなることを特徴とするエキゾーストマウント構造。
  5. 請求項1,2又は3において、マウント金具は立曲げ部を形成すべき耳部を両端部に形成した長方形の板金を左右対称の角筒型に折り曲げ、かつ、耳部を立ち曲げて肩部に続く立曲げ部を形成するとともに、本体部成形時一対の立曲げ部の間隔を車体取付用ブラケットの一対の長孔の間隔よりも大きく開いた状態で成形し、立曲げ部を長孔に差し込むときは本体部を圧縮し立曲げ部の開きを小さくして長孔の間隔に合わせることを特徴とするエキゾーストマウント構造。
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