JP2005229454A - クレイドル - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯端末装置に記憶されている情報のセキュリティを確保しながら、その情報を有効に利用することが可能なクレイドルを提供する。
【解決手段】 クレイドル20の電源がONされると、クレイドル20の制御部25は、通信インターフェース24を介してネットワーク30に接続し、ピア・ツー・ピア方式による通信を可能な状態とする。制御部25は、クレイドル20に携帯電話機10が収容され、クレイドル20のコネクタ21に携帯電話機10のコネクタ11が接続されたことを検出(Plug&Play機能を用いた自動検出)した場合、充電部22に指示を出して携帯電話機10の電池の充電を開始させると共に、通信インターフェース24を介したネットワーク30との接続を切断する。ネットワーク30との接続を切断後、制御部25は、携帯電話機10とクレイドル20との間でUSB通信を開始し、携帯電話機10の記憶部13に記憶されている画像データを、コネクタ11及びコネクタ21を介して取得し、記憶部23に記憶する。
【選択図】 図1
【解決手段】 クレイドル20の電源がONされると、クレイドル20の制御部25は、通信インターフェース24を介してネットワーク30に接続し、ピア・ツー・ピア方式による通信を可能な状態とする。制御部25は、クレイドル20に携帯電話機10が収容され、クレイドル20のコネクタ21に携帯電話機10のコネクタ11が接続されたことを検出(Plug&Play機能を用いた自動検出)した場合、充電部22に指示を出して携帯電話機10の電池の充電を開始させると共に、通信インターフェース24を介したネットワーク30との接続を切断する。ネットワーク30との接続を切断後、制御部25は、携帯電話機10とクレイドル20との間でUSB通信を開始し、携帯電話機10の記憶部13に記憶されている画像データを、コネクタ11及びコネクタ21を介して取得し、記憶部23に記憶する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機等の携帯端末装置を充電するクレイドルに関する。
従来、ユーザの持つパーソナルコンピュータ等の端末同士でピア・ツー・ピア通信を行い、データや演算能力などの情報資源を共有するといったことが行われている。
又、従来、デジタルカメラ等の携帯電子機器を収容するクレイドルに、充電機能の他に、画像データ等を記憶するメモリ、表示装置、及びメモリや表示装置等を制御するCPUを搭載したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このクレイドルによれば、デジタルカメラで撮影した画像データをクレイドルに保存し、保存した画像データに基づく画像をクレイドルの表示装置で確認することができる。つまり、クレイドルを画像保管用のコンピュータとして利用することが可能である。
又、従来、デジタルカメラ等の携帯電子機器を収容するクレイドルに、充電機能の他に、画像データ等を記憶するメモリ、表示装置、及びメモリや表示装置等を制御するCPUを搭載したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このクレイドルによれば、デジタルカメラで撮影した画像データをクレイドルに保存し、保存した画像データに基づく画像をクレイドルの表示装置で確認することができる。つまり、クレイドルを画像保管用のコンピュータとして利用することが可能である。
特許文献1記載のクレイドルは、画像保管用のコンピュータとして機能するため、例えば、クレイドルをインターネット等のネットワークに接続し、ネットワークに接続された端末とピア・ツー・ピア通信を行い、クレイドルと端末とで画像データを共有することも可能である。しかしながら、デジタルカメラに記憶されている画像データをクレイドルのメモリに記憶しているときに、ピア・ツー・ピア通信が可能な状態であると、デジタルカメラとネットワークとが間接的に接続されることになり、デジタルカメラ内のデータのセキュリティを確保することができないという問題が生じる。この問題は、個人のプライバシーの情報等を記憶する携帯電話機等において特に深刻となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末装置に記憶されている情報のセキュリティを確保しながら、その情報を有効に利用することが可能なクレイドルを提供することを目的とする。
本発明のクレイドルは、携帯端末装置の充電を行うクレイドルであって、前記携帯端末装置と通信する第1の通信手段と、ネットワークに接続された端末とピア・ツー・ピア方式の通信を行う第2の通信手段と、前記第1の通信手段による通信によって前記携帯端末装置から取得される前記ピア・ツー・ピア方式の通信に用いるデータを記憶する記憶手段と、前記第1の通信手段による前記携帯端末装置との通信中、前記第2の通信手段による通信を切断する制御を行う制御手段とを備える。
この構成により、例えば、携帯端末装置からデータを取り込んでいるときには、ネットワークと携帯端末装置とが接続されないようにすることができる。このため、携帯端末装置の内部メモリ等に記憶している情報のセキュリティを確保することができる。
又、本発明のクレイドルは、前記携帯端末装置が携帯電話機を含むものである。
この構成により、携帯電話機は、電話帳データや電子メール等のプライバシーに関する情報を記憶するものであるため、こういった情報のセキュリティの確保が特に効果的となる。
本発明によれば、携帯端末装置に記憶されている情報のセキュリティを確保しながら、その情報を有効に利用することが可能なクレイドルを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態を説明するためのピア・ツー・ピア通信システムを説明するための概略構成を示す図である。
図1のピア・ツー・ピア通信システム100は、携帯電話機やPDA、デジタルカメラ等の携帯端末装置の一例としての携帯電話機10と、携帯電話機10を収容して充電を行うクレイドル20と、クレイドル20に接続されるインターネット等のネットワーク30と、ネットワーク30に接続されるパーソナルコンピュータ等の端末(ピア)40及び50とを備える。
図1のピア・ツー・ピア通信システム100は、携帯電話機やPDA、デジタルカメラ等の携帯端末装置の一例としての携帯電話機10と、携帯電話機10を収容して充電を行うクレイドル20と、クレイドル20に接続されるインターネット等のネットワーク30と、ネットワーク30に接続されるパーソナルコンピュータ等の端末(ピア)40及び50とを備える。
クレイドル20と、ピア40と、ピア50とは、それぞれTCP/IPに基づいたピア・ツー・ピア方式により通信を行うためのプログラムがインストールされており、このプログラムにより、ピア・ツー・ピア方式による通信を行うことができる。
携帯電話機10は、クレイドル20と通信を行うための通信インターフェースであるコネクタ11と、デジタルカメラ等の撮像装置12と、画像データ、電話帳データ、及び電子メールデータ等の各種データを記憶する記憶部13と、各部を統括制御する制御部14とを備える。尚、携帯電話機に必要な通話機能等の構成は省略した。
クレイドル20は、携帯電話機10と通信を行うための通信インターフェースであるコネクタ21と、充電部22と、記憶部23と、ネットワーク30を介してピア40及び50とピア・ツー・ピア方式による通信を行うための通信インターフェース24と、制御部25とを備える。
コネクタ21は、携帯電話機10がクレイドル20に収容された状態で、携帯電話機10のコネクタ11に電気的に接続されるものである。ここで、携帯電話機10とクレイドル20との間の通信インターフェースには、USB、IrDA、IEEE1394その他のシリアルインターフェースやパラレルインターフェース等各種のインターフェースを適用できる。本例では、USBインターフェースが適用されるものとする。又、コネクタ11及びコネクタ21は、USB端子と充電用電源端子並びに必要に応じてその他の信号伝達端子が一つのコネクタにまとめられた複合端子で構成される。
充電部22は、コネクタ21及びコネクタ11を介して、携帯電話機10の充電式電池を充電するものである。
記憶部23は、コネクタ21及びコネクタ11を介して携帯電話機10から取得した画像データ等を記憶するものである。この画像データは、ピア40及び50とピア・ツー・ピア方式による通信を行う際に用いるデータとなる。
通信インターフェース24は、有線又は無線によりネットワーク30に接続するためのインターフェースであり、例えば、有線ケーブルやアンテナ等である。通信インターフェース24により、クレイドル20は、電源ONの状態では、基本的に、ネットワーク30に常時接続可能となっている。
制御部25は、コネクタ21及びコネクタ11を介して携帯電話機10と通信する。制御部25は、ピア・ツー・ピア方式による通信を行うためのプログラムにより、通信インターフェース24を介して、ピア40及び50とピア・ツー・ピア方式による通信を行う。制御部25は、コネクタ21及びコネクタ11を介して携帯電話機10と通信している間は、通信インターフェース24を介したピア・ツー・ピア方式による通信を切断する制御を行う。制御部25は、充電部22及び記憶部23の制御も行う。
以下、ピア・ツー・ピア通信システム100の動作を説明する。
図2は、本発明の実施形態を説明するためのピア・ツー・ピア通信システムの動作フローを示す図である。
クレイドル20の電源がONされると(S201)、クレイドル20の制御部25は、通信インターフェース24を介してネットワーク30に接続し(S202)、ピア・ツー・ピア方式による通信を可能な状態とする。この状態ではピア・ツー・ピア通信が可能となっているため、制御部25は、記憶部23に記憶された画像データの公開等を行うことができる。例えば、公開されている画像データの送信要求がピア40からあった場合、制御部25は、要求された画像データを記憶部23から読み出し、通信インターフェース24を介してピア40に送信するといった処理を行うことできる。
図2は、本発明の実施形態を説明するためのピア・ツー・ピア通信システムの動作フローを示す図である。
クレイドル20の電源がONされると(S201)、クレイドル20の制御部25は、通信インターフェース24を介してネットワーク30に接続し(S202)、ピア・ツー・ピア方式による通信を可能な状態とする。この状態ではピア・ツー・ピア通信が可能となっているため、制御部25は、記憶部23に記憶された画像データの公開等を行うことができる。例えば、公開されている画像データの送信要求がピア40からあった場合、制御部25は、要求された画像データを記憶部23から読み出し、通信インターフェース24を介してピア40に送信するといった処理を行うことできる。
制御部25は、クレイドル20に携帯電話機10が収容され、クレイドル20のコネクタ21に携帯電話機10のコネクタ11が接続されたことを検出(Plug&Play機能を用いた自動検出)した場合(S203:YES)、充電部22に指示を出して携帯電話機10の電池の充電を開始させると共に、通信インターフェース24を介したネットワーク30との接続を切断する(S204)。ネットワーク30との接続を切断後、制御部25は、携帯電話機10とUSB通信を開始し、携帯電話機10の記憶部13に記憶されている画像データを、コネクタ11及びコネクタ21を介して取得し、記憶部23に記憶する(S205)。全ての画像データの取得完了後(S206:YES)、制御部25は、通信インターフェース24を介してネットワーク30に接続し(S207)、ピア・ツー・ピア方式による通信を可能な状態に復帰する。尚、ここでは、携帯電話機10の記憶部13に保存された画像データ全てを取得しているが、記憶部23に記憶されている画像データと異なる画像データのみを取得するようにしても良い。
制御部25は、クレイドル20から携帯電話機10が取り外され、携帯電話機10のコネクタ11とコネクタ21との接続が解除されたことを検出した場合(S208:YES)、充電部22に指示を出して携帯電話機10の電池の充電を終了させ(S209)、S202に処理を移行する。
以上のように、本実施形態によれば、携帯電話機10の撮像装置12で撮像して得られた画像データを、クレイドル20の記憶部23に記憶しておき、ピア・ツー・ピア方式による通信を行うことによって、ここに記憶した画像データをクレイドル20とピア40及びピア50とで共有することが可能となる。クレイドル20は、携帯電話機10の充電を行うものであるため、携帯電話機10のユーザは、携帯電話機10をクレイドル20に定期的に装着することになる。この結果、携帯電話機10の撮像装置12で撮像して得た画像データをクレイドル20の記憶部23に定期的に記憶していくことができ、公開されている画像データの更新を、意図することなく頻繁に行うことができる。
又、画像データの更新は、携帯電話機10をクレイドル20に装着するだけで行われるため、その作業を容易に行うことができる。
又、携帯電話機10からクレイドル20に画像データが転送されている間、つまり、携帯電話機10とクレイドル20との通信中は、クレイドル20とネットワーク30とは接続されていない。このため、携帯電話機10の記憶部13に記憶されている電話帳データや電子メールデータ等のプライバシーに関するデータが、ネットワーク30上に流出してしまう恐れを無くすことができ、携帯電話機10に記憶される情報のセキュリティを確保することができる。
又、クレイドル20は、頻繁に使用するものであるため、電源は常時ONになっている可能性が高い。ピア・ツー・ピア方式による通信を行う際には、ピア同士が常時ネットワーク30に接続されていることが望ましいため、本実施形態のように、クレイドル20をピア・ツー・ピア方式による通信を行う端末として用いることは有用である。
尚、上記では、ピア・ツー・ピア方式による通信に用いるデータとして画像データを例に挙げたが、音楽データやテキストデータであっても良い。これらのデータは、他人に公開しても良いようなデータ、即ち、プライバシーに関するデータ以外のデータであればどんなものであっても良い。
20 クレイドル
21 コネクタ
22 充電部
23 記憶部
24 通信インターフェース
25 制御部
21 コネクタ
22 充電部
23 記憶部
24 通信インターフェース
25 制御部
Claims (2)
- 携帯端末装置の充電を行うクレイドルであって、
前記携帯端末装置と通信する第1の通信手段と、
ネットワークに接続された端末とピア・ツー・ピア方式の通信を行う第2の通信手段と、
前記第1の通信手段による通信によって前記携帯端末装置から取得される前記ピア・ツー・ピア方式の通信に用いるデータを記憶する記憶手段と、
前記第1の通信手段による前記携帯端末装置との通信中、前記第2の通信手段による通信を切断する制御を行う制御手段とを備えるクレイドル。 - 請求項1記載のクレイドルであって、
前記携帯端末装置は、携帯電話機を含むクレイドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004037756A JP2005229454A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | クレイドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004037756A JP2005229454A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | クレイドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005229454A true JP2005229454A (ja) | 2005-08-25 |
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ID=35003815
Family Applications (1)
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JP2004037756A Pending JP2005229454A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | クレイドル |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7426595B2 (en) * | 2004-03-09 | 2008-09-16 | Nec Corporation | Desktop holder and portable terminal system |
JP2009211378A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Nec Infrontia Corp | データバックアップシステム及びデータバックアップ方法 |
JP2009240130A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Yamaha Corp | 電子機器システム |
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2004
- 2004-02-16 JP JP2004037756A patent/JP2005229454A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060327 |