JP2005227725A - 眼鏡型ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
コンパクトに折畳むことが可能な眼鏡型ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】
左右一対の光学ブロック11、12を互いに連結ピン40によって相対的に回転可能に組合わせた連結部材13、14を介して連結するとともに、連結部材13、14を光学ブロック11、12の筐体45、46に対して摺動可能に取付ける。そして上記連結ピン40を中心として連結部材13、14を180度回転させた後に、連結部材13、14を光学ブロック11、12に対して摺動動作させて光学ブロック11、12を重合わせ、その後に左右のテンプル16、18を内側へ折畳むようにしたものである。
【選択図】 図9
コンパクトに折畳むことが可能な眼鏡型ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】
左右一対の光学ブロック11、12を互いに連結ピン40によって相対的に回転可能に組合わせた連結部材13、14を介して連結するとともに、連結部材13、14を光学ブロック11、12の筐体45、46に対して摺動可能に取付ける。そして上記連結ピン40を中心として連結部材13、14を180度回転させた後に、連結部材13、14を光学ブロック11、12に対して摺動動作させて光学ブロック11、12を重合わせ、その後に左右のテンプル16、18を内側へ折畳むようにしたものである。
【選択図】 図9
Description
本発明は眼鏡型ディスプレイ装置に係り、とくに左右一対の光学ブロックを有し、しかも前記左右一対の光学ブロックにヒンジ機構を介してテンプルをそれぞれ連結した眼鏡型ディスプレイ装置に関する。
例えば特開平6−331928号公報には、装置本体内にフレームを介して一対のシャフトを取付けてあり、これらの各シャフトに沿って一対の光学視覚ユニットが近接および離間するように左右にそれぞれ移動自在であって、フレーム上にはバックライトのスライド板を前後方向にスライド自在に設け、このバックライトの上下部には一対のシャフトを取付け、これらのシャフトに沿って一対の光学視覚ユニットの一部をなす一対のLCDホルダが左右方向に移動し、これにより一対の光学視覚ユニットの眼幅調整は、つまみの回動によりカム機構とリンク機構とを介して行なわれ、視度、輻輳調整はつまみの回動によりカム機構を介して行なわれるようにし、これによって左右の眼球に映像をそれぞれ投影させる一対の光学視覚ユニットの眼幅調整および視度、輻輳調整調整が容易にできるようにした眼鏡型ディスプレイ装置が開示されている。
また特開平9−120041号公報、特開平8−220469号公報、特開平10−123453号公報、特開平7−287188号公報、特開平10−239628号公報等にも、眼鏡型ディスプレイ装置が開示されている。
従来のこのような眼鏡型ディスプレイ装置の欠点は、コンパクトに折畳めないことである。すなわち図13および図15に示す従来の眼鏡型ディスプレイ装置は、左右一対の光学ブロック1、2を連結部3によって連結するとともに、光学ブロック1、2の側端にそれぞれテンプル5、6をヒンジ機構を介して回動自在に連結した構造になっている。
ここで連結部3を介して互いに結合される光学ブロック1、2は折畳むことができない。すなわちこの眼鏡型ディスプレイ装置を、不使用時に収納する場合には、図14および図16に示すように、光学ブロック1、2とヒンジ機構を介して回動自在に連結されているテンプル5、6を内側に折畳むしかなかった。ところが左右の光学ブロック1、2はその内部に映像発生部やプリズム等を備えており、これらを折畳み構造とすることができず、しかも光学ブロック1、2がそれぞれL字状あるいは弓形になった形状を有していた。従って折畳んだ状態において図14あるいは図16に示す形状になる。
このように従来の眼鏡型ディスプレイ装置は、フロントと平行になるようにヒンジ部のところでテンプル5、6を内側へ折畳むのが一般的な方法であるが、眼鏡レンズと対応する部位の外側部に光学ブロックが配される眼鏡型ディスプレイ装置においては、光学ブロックの位置から折畳むことができないために、ヒンジ機構を後方に配さなければならず、折畳んだ後も図14および図16に示すように、光学ブロック1、2とテンプル5、6との間に無駄なスペースが発生し、コンパクトに折畳むことができない。
特開平6−331928号公報
特開平9−120041号公報
特開平8−220469号公報
特開平10−123453号公報
特開平7−287188号公報
特開平10−239628号公報
本願発明の課題は、コンパクトに折畳むことが可能な眼鏡型ディスプレイ装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、左右の光学ブロックが互いに重合うようにして折畳むことが可能な眼鏡型ディスプレイ装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、互いに重合うように折畳まれる光学ブロックの外側に折畳まれたテンプルが位置するようにして折畳むことを可能にした眼鏡型ディスプレイ装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、光学ブロックがその形状を変化させずにしかもコンパクトに折畳むことが可能な眼鏡型ディスプレイ装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、折畳まれた状態から展開する際に、装着する人の眼幅に一致するように左右の光学ブロックの位置が正しく設定されるようにした眼鏡型ディスプレイ装置を提供することである。
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術思想およびその実施の形態によって明らかにされよう。
本願の主要な発明は、左右一対の光学ブロックを有し、しかも前記左右一対の光学ブロックにヒンジ機構を介してテンプルをそれぞれ連結した眼鏡型ディスプレイ装置において、
前記左右一対の光学ブロックが回転可能に組合わされた左右一対の連結部材を有する連結機構によって連結され、
しかも前記左右一対の連結部材が前記左右一対の光学ブロックに対してそれぞれ摺動自在に係合されることを特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置に関するものである。
前記左右一対の光学ブロックが回転可能に組合わされた左右一対の連結部材を有する連結機構によって連結され、
しかも前記左右一対の連結部材が前記左右一対の光学ブロックに対してそれぞれ摺動自在に係合されることを特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置に関するものである。
ここで前記左右一対の連結部材を互いに180度回転させるとともに、前記左右一対の連結部材を前記左右一対の光学ブロックに対して前記テンプルを連結したヒンジ機構側へそれぞれ摺動させて、前記ヒンジ機構によって前記テンプルを折畳むようにしてよい。また使用時と折畳み時とで前記左右一対の光学ブロックの形状が変化せず、光学ブロックが元の形状を維持したままで折畳まれてよい。また前記左右一対の連結部がそれらの高さ方向の中間位置においてピンを介して互いに回動自在に連結されてよい。また前記左右一対の光学ブロックの上面または下面に案内手段が長さ方向に沿って形成され、該案内手段によって前記左右一対の連結部材がそれぞれ摺動自在に係合されてよい。また前記左右一対の光学ブロックに対する前記左右一対の連結部材の前記テンプルを連結したヒンジ機構とは反対側への摺動量を調整する調整手段を有してよい。また前記光学ブロックがプリズムを有し、該プリズムの両側端がそれぞれ傾斜した反射面から構成され、ヒンジ側の反射面と対向するように映像発生部が設けられ、前記映像発生部からの映像光が前記プリズムのヒンジ側の反射面および前記連結部側の反射面で反射して装着者の眼に入るようにしてよい。また前記映像発生部が表示パネルと、該表示パネルの映像を結像させる光学レンズとを有し、該光学レンズの出射光が前記プリズムのヒンジ側の反射面に入射されてよい。また前記表示パネルが小型の液晶表示パネルであってよい。
本願発明の好ましい態様は、回転機構とスライド機構とを組合わせた眼鏡型ディスプレイ装置の折畳み機構に関する。ここで光学ブロックの形状を維持したままコンパクトな形状に折畳むことができることが好ましい。またストッパ等によってスライド量を調整することによって左右の光学ブロック間の距離および眼幅調整を行ない得るようにすることが好適である。また180度反転切換えによるロック機構を設けることによって、使用時にスライドしなくなる。
上記のような態様によれば、ほぼL字状をなす左右一対の光学ブロックをそれぞれの形状を保ったままで、この眼鏡型ディスプレイ装置全体をコンパクトに折畳むことが可能になる。またストッパ等によってスライド量を調整することによって、このディスプレイ装置の眼幅調整手段を兼ねることができる。また横型タイプの光学ブロックがあらゆる形状および角度に対応可能である。
本願の主要な発明は、左右一対の光学ブロックを有し、しかも左右一対の光学ブロックにヒンジ機構を介してテンプルをそれぞれ連結した眼鏡型ディスプレイ装置において、左右一対の光学ブロックが回転可能に組合わされた左右一対の連結部材を有する連結機構によって連結され、しかも左右一対の連結部材が左右一対の光学ブロックに対してそれぞれ摺動自在に係合されるようにしたものである。
従ってこのような眼鏡型ディスプレイ装置によれば、連結機構の左右一対の連結部を互いに180度回転させるとともに、左右一対の連結部材をそれぞれ左右一対の光学ブロックに対して摺動させて左右の光学ブロックが互いに重合うようにし、この後にヒンジ機構によって左右のテンプルを内側へ折曲げることによって、コンパクトに折畳むことが可能になる。
以下本願発明を図示の実施の形態によって説明する。図1は第1の実施の形態の眼鏡型ディスプレイ装置の全体を示しており、この眼鏡型ディスプレイ装置は左右一対の光学ブロック11、12を備えるとともに、これらの光学ブロック11、12がそれらの間に介在される一対の連結部材13、14から成る連結機構を介して互いに連結される。また左側の光学ブロック11の側端側にはヒンジピン15を介してテンプル16が回動可能に連結されている。また右側の光学ブロック12の側端側にはヒンジピン17を介してテンプル18が回動可能に連結されている。
図2はこのような眼鏡型ディスプレイ装置の左右の光学ブロック11、12の構成を示しており、左右の光学ブロック11、12は互いに対称なので左側の光学ブロック11について説明すると、光学ブロック11は映像発生部22を備えている。映像発生部22は映像源となる液晶表示パネル23を備え、この液晶表示パネル23の背面側に導光板24が配され、しかも導光板24の側端には発光ダイオード25が取付けられている。そして上記液晶表示パネル23の前方側には複数の、例えば3つの光学レンズ26が配されている。
上記光学レンズ26の前方側にはプリズム30が設けられる。プリズム30はその左右両側端が反射面になっている。すなわちヒンジ側反射面31と連結部側反射面32とが両側端にそれぞれ設けられている。
このような光学ブロック11の動作の概略を説明する。液晶表示パネル23によって映像が形成される。従って発光ダイオード25を点灯させ、導光板24によってこの液晶表示パネル23を背面側から照明すると、上記液晶表示パネル23からの映像光が光学レンズ26を通してプリズム30のヒンジ側反射面31側に入射される。ヒンジ側反射面31に入射された映像光はこの反射面31で反射され、プリズム30内を反射しながら進行し、反対側の反射面32で反射されてプリズム30から出射し、装着者の眼35に到達する。従ってこの眼鏡型ディスプレイ装置を装着した装着者は、あたかも液晶表示パネル23に形成された映像が眼の前方にあるかのようにしてこの映像を視認することができる。
次にこのような左右一対の光学ブロック11、12を連結する連結部材13、14から成る連結機構について説明すると、図3Aに示すように左右の光学ブロック11、12を連結する一対の連結部材13、14はそれらの高さ方向の中央の位置において横方向に貫通する連結ピン40によって互いに回動可能に連結される(図3B参照)。すなわち連結部材13、14は連結ピン40によって互いに回転可能に連結される。
左右一対の連結部材13、14はその上端と下端とにそれぞれアーム41、42を備え、これらのアーム41、42はそれらの内表面に互いに対向するように係合ピン43を植設している。そしてこのような係合ピン43が図1に示す左右の光学ブロック11、12の筐体45、46の上下面にそれぞれ形成された案内溝47、48に係合している。案内溝47、48はそれぞれ左右の光学ブロック11、12の筐体45、46の長さ方向、すなわち側端側に向けて延びている。従って連結部材13は光学ブロック11の筐体45に対して摺動可能に連結され、連結部材14は光学ブロック12の筐体46に対して摺動可能に連結される。
以上のような構成によって、この眼鏡型ディスプレイ装置は図4〜図8に示すようにして順次折畳むことができるようになっている。すなわち図4のように使用状態に展開された眼鏡型ディスプレイ装置を図5および図3Bに示すように、まず左右一対の光学ブロック11、12の筐体45、46の角度が互いにずれるように、左右一対の連結部材13、14を係合ピン43を中心として互いに回転させる。
左右の光学ブロック11、12の相対的な回転運動は、連結部材13、14が図6および図3Cに示すように、相対的に180度回転させる位置まで行なう。そしてこの状態において図7に示すように、左右の光学ブロック11、12の筐体45、46の案内溝47、48を利用し、これらの案内溝47、48上を連結部材13、14のアーム41、42上の係合ピン43を移動させることによって、左右の光学ブロック11、12が互いに重合うように左右の方向にそれぞれ近接するように移動させる。係合ピン43が案内溝47、48の終端に達すると、それ以上光学ブロック11、12は重合う方向に移動することができなくなる。
従ってこのような状態において、光学ブロック11、12の筐体45、46の側端にそれぞれヒンジピン15、17を介して回動可能に取付けられているテンプル16、18を内側に図8に示すように折畳む。これによってこの眼鏡型ディスプレイ装置がコンパクトに折畳まれることになる。
図9は上記のような眼鏡型ディスプレイ装置の折畳み動作を上から見た状態を示しており、図9Aはまだ折畳まれていない状態、あるいは折畳む直前の状態を示している。これに対して図9Bは一対の連結部材13、14を係合ピン43を中心に相対的に180度回転した状態を示している。また図9Cは左右一対の光学ブロック11、12の筐体45、46を互いに重合うように移動した状態で、テンプル16、18を内側へ折畳んだ状態を示している。
図2に示すこの眼鏡型ディスプレイ装置の左右の光学ブロック11、12の映像発生部22およびプリズム30の配置関係によって、光学ブロック11、12の筐体45、46の形状が異なる。すなわち光学ブロック11、12は図9Aあるいは図10Aに示すように、ほぼL型をなし、屈曲部の角度θが光学ブロック11、12の映像発生部22とプリズム30の配置関係によって規制される。従ってこの屈曲部の角度θが光学ブロック11、12の設計によって変化する。しかるに図10に示すように光学ブロック11、12の屈曲部の角度θが変化しても、眼鏡型ディスプレイ装置の折畳みの機構に支障を生ずることがない。
図10はとくにθの値が図9の場合に比べて小さな眼鏡型ディスプレイ装置の折畳みの動作を示している。すなわち図10Aはこの眼鏡型ディスプレイ装置を使用する状態あるいは折畳む直前の状態を示している。また図10Bは、左右一対の連結部材13、14を連結ピン40のところで互いに180度回転させた状態を示している。図10Cは左右一対の光学ブロック11、12を互いに重合うようにアーム41、42上の係合ピン43を案内溝47、48に沿って摺動動作させた後に、左右のヒンジピン15、17によってテンプル16、18を内側に折畳んだ状態を示している。このように左右の光学ブロック11、12の屈曲部の角度θが小さくても、この眼鏡型ディスプレイ装置をコンパクトに折畳むことが可能である。
このように本実施の形態に係る眼鏡型ディスプレイ装置は、全体として例えばプラスチック製あるいは金属製の部材から構成される。そして左右一対の光学ブロック11、12内には発光ダイオード25等の照明手段、液晶表示パネル23、光学レンズ26、光学プリズム30等がそれぞれ所定の位置関係を保って収納されている。そしてこのディスプレイ装置は左右両側端にそれぞれテンプル16、18を備え、光学ブロック11、12の両側端にあるヒンジピン15、17のところで折曲げることが可能になっている。
また左右の光学ブロック11、12の中間部には折畳み可能にするための連結機構が設けられ、この連結機構が光学ブロック11、12の筐体45、46の案内溝47、48と連結されており、光学ブロック11、12に対して連結機構を構成する連結部材13、14が摺動可能になっている。そして連結機構は連結ピン40によって互いに回転可能になっている一対の連結部材13、14を備えている。
通常の使用状態から折畳むときには連結機構を構成する左右一対の連結部材13、14を互いに180度回転させ、続いて連結部材13、14を光学ブロック11、12に対して案内溝47、48により摺動させる。そしてこの後にテンプル16、18を折畳むことによって、無駄なスペースを無くしてコンパクトにこの眼鏡型ディスプレイ装置を折畳むことが可能になる。
次に別の実施の形態を図11および図12によって説明する。この実施の形態は連結部材13、14の上端側にL字状アーム51が図12に示すように取付けられるとともに、このL字状アーム51の先端側の下部に係合部52が設けられ、この係合部52が光学ブロック11の筐体46の案内溝47に係合されている。そしてL字状アーム51に雌ねじ孔53が形成され、この雌ねじ孔53に調整ねじ54が螺着されている。そして上記調整ねじ54の先端部が筐体46の当接部55に当接することによって、連結部材13の光学ブロック11に対するスライド位置が規制されるようになっている。
このような構成によれば、折畳み可能になるとともに、折畳み状態から使用状態に展開する際に、光学ブロック46に対して連結部材13を摺動させる際に、この連結部材13が所定の位置まで移動すると、調整ねじ54の先端部が当接部55に当接し、この状態で展開動作を終了する。従って調整ねじ54のねじ込み量を調整しておくことにより、この眼鏡型ディスプレイ装置の眼幅調整、すなわち両眼の眼35に対応した位置に左右の光学ブロック11、12の距離を調整できるようになる。
従って折畳み状態から開いて使用するときに、折畳みのための連結機構の連結部材13、14のスライド量を調整するストッパを構成する調整ねじ54を連結部材13、14に取付けることによって、折畳み状態から引延ばせる距離を調整することができる。これによって開いた際の左右の光学ブロック11、12の位置を使用する人の眼幅に合わせることが可能になる。
以上本願発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願発明の技術思想の範囲内で各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態においては、連結部材13、14が左右の光学ブロック11、12の筐体45、46に対して直接摺動する構造を採用しているが、左右の光学ブロック11、12を固定したフレームに対して連結部材13、14が摺動するように構成してもよい。また使用状態あるいは展開状態において、連結部材13、14がその位置でロックされ、通常使用時に連結部材13、14が左右の光学ブロック11、12の筐体45、46に対してスライドするのを防ぐためのロック機構を備えるようにしてもよい。
本願発明は折畳み式の眼鏡型ディスプレイ装置として広く利用可能である。
1‥‥光学ブロック(左)、2‥‥光学ブロック(右)、3‥‥連結部、5‥‥テンプル(左)、6‥‥テンプル(右)、11‥‥光学ブロック(左)、12‥‥光学ブロック(右)、13‥‥連結部材(左)、14‥‥連結部材(右)、15‥‥ヒンジピン、16‥‥テンプル(左)、17‥‥ヒンジピン、18‥‥テンプル(右)、22‥‥映像発生部、23‥‥液晶表示パネル、24‥‥導光板、25‥‥発光ダイオード、26‥‥光学レンズ、30‥‥プリズム、31‥‥反射面(ヒンジ側)、32‥‥反射面(連結部側)、35‥‥装着者の眼、40‥‥連結ピン、41‥‥アーム(上)、42‥‥アーム(下)、43‥‥係合ピン、45‥‥光学ブロックの筐体(左)、46‥‥光学ブロックの筐体(右)、47、48‥‥案内溝、51‥‥L字状アーム、52‥‥係合部、53‥‥雌ねじ孔、54‥‥調整ねじ、55‥‥当接部
Claims (9)
- 左右一対の光学ブロックを有し、しかも前記左右一対の光学ブロックにヒンジ機構を介してテンプルをそれぞれ連結した眼鏡型ディスプレイ装置において、
前記左右一対の光学ブロックが回転可能に組合わされた左右一対の連結部材を有する連結機構によって連結され、
しかも前記左右一対の連結部材が前記左右一対の光学ブロックに対してそれぞれ摺動自在に係合されることを特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置。 - 前記左右一対の連結部材を互いに180度回転させるとともに、前記左右一対の連結部材を前記左右一対の光学ブロックに対して前記テンプルを連結したヒンジ機構側へそれぞれ摺動させて、前記ヒンジ機構によって前記テンプルを折畳むようにしたことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 使用時と折畳み時とで前記左右一対の光学ブロックの形状が変化せず、光学ブロックが元の形状を維持したままで折畳まれることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 前記左右一対の連結部がそれらの高さ方向の中間位置においてピンを介して互いに回動自在に連結されることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 前記左右一対の光学ブロックの上面または下面に案内手段が長さ方向に沿って形成され、該案内手段によって前記左右一対の連結部材がそれぞれ摺動自在に係合されることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 前記左右一対の光学ブロックに対する前記左右一対の連結部材の前記テンプルを連結したヒンジ機構とは反対側への摺動量を調整する調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 前記光学ブロックがプリズムを有し、該プリズムの両側端がそれぞれ傾斜した反射面から構成され、ヒンジ側の反射面と対向するように映像発生部が設けられ、前記映像発生部からの映像光が前記プリズムのヒンジ側の反射面および前記連結部側の反射面で反射して装着者の眼に入るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 前記映像発生部が表示パネルと、該表示パネルの映像を結像させる光学レンズとを有し、該光学レンズの出射光が前記プリズムのヒンジ側の反射面に入射されることを特徴とする請求項7に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
- 前記表示パネルが小型の液晶表示パネルであることを特徴とする請求項8に記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
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