JP2005227715A - レンズユニットのアダプタ装置及び撮像装置 - Google Patents

レンズユニットのアダプタ装置及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 レンズユニットの脱落を防止する。
【解決手段】
撮像装置1のレンズ部3に、このレンズ部3に対して着脱可能なレンズユニット5を取り付け、レンズユニット5を保持するユニット保持部51と、ユニット保持部51にヒンジ部56を介し、相対して一対設けられ、一方に係止突部58が設けられ、他方に係止孔61が設けられ、係止突部58と係止孔61とが係合され、組み合わされたとき、レンズユニット5の外周面の外周部を保持するカバー部材52,53と、各カバー部材52,53のヒンジ部56側に設けられ、一対のカバー部材52,53が組み合わされたとき、撮像装置1のレンズ部3近傍に設けられた係止溝32に係止される係止片54とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、室内や屋外の様子を所定の位置から撮像する撮像部の付属部品として撮像部に取り付けられるレンズユニットの取り付け状態を支持するアダプタ装置及びこのアダプタ装置によってレンズユニットが取り付けられる撮像装置に関する。
室内の天井や壁、屋外の外壁等の所定位置に取り付けられ、室内や屋外の様子を撮像する固定型の撮像装置は、天井や壁に設置される筐体内に、撮像部が内蔵されており、教会やコンサート会場の天井や内壁の上部に設置されることで、上方から斜め下方に向かって教会で行われるミサやコンサート会場で行われるコンサートの様子を撮像する。このような撮像装置は、屋外の外壁の上部に設置し、防犯のために屋外の一定の範囲を撮像する監視用の撮像装置とは異なり、高画質で撮像する。また、この種の撮像装置は、室内全体を撮像することでき、撮像する被写体の撮像サイズを拡大、縮小して撮像することができる。更に、この撮像装置は、広範囲に亘って撮影を行うため、撮像部に撮像画角を広角する広角レンズを取り付ける場合がある。撮像装置では、広角レンズを取り付けることによって、撮像範囲が広がり、広範囲の撮像を可能としている。
広角レンズのように撮像装置の付属部品となるレンズユニットは、撮像部の取付部にねじ込まれることによって撮像装置に取り付けられる。しかしながら、レンズユニットは、ねじ作用で撮像部に取り付けられることから、振動等によってねじが緩み落下して破損してしまうことがある。そこで、付属部品であるレンズユニットを撮像部に取り付ける場合には、レンズユニットを撮像部の取付部にねじ込むと共に接着剤で固定し落下を防止したり、接着テープを用いて取付部に固定して、落下防止を図っている。
しかしながら、ねじ込み部分の補強は、ユーザが行うため、その補強作業の出来具合によって、その強度にばらつきが生じてしまう。また、撮像装置では、装置を設置する作業に加えて、ねじ込み部の補強作業を行わなければならず設置作業が煩わしくなる。また、撮像装置では、接着剤や接着テープを用いることによって、装置全体の見栄えも低下してしまう。
特開平6−14220号公報
そこで、本発明は、撮像部の取付部に取り付けられるレンズユニットの脱落を防止するアダプタ装置及びこのアダプタ装置によってレンズユニットが取り付けられている撮像装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明に係るアダプタ装置は、撮像装置のレンズ部に、このレンズ部に対して着脱可能なレンズユニットを取り付け、レンズユニットを保持するユニット保持部と、ユニット保持部にヒンジ部を介し、相対して一対設けられ、一方に係止突部が設けられ、他方に係止孔が設けられ、係止突部と係止孔とが係合され、組み合わされたとき、レンズユニットの外周面の外周部を保持するカバー部材と、各カバー部材のヒンジ部側に設けられ、一対のカバー部材が組み合わされたとき、撮像装置のレンズ部近傍に設けられた係止溝に係止される係止片とを備える。
また、撮像装置は、レンズ部を有する撮像部と、撮像部に、アダプタ部材を介して着脱可能に取り付けられるレンズユニットとを備え、アダプタ部材は、レンズユニットを保持するユニット保持部と、ユニット保持部にヒンジ部を介し、相対して一対設けられ、一方に係止突部が設けられ、他方に係止孔が設けられ、係止突部と係止孔とが係合され、組み合わされたとき、レンズユニットの外周面の外周部を保持するカバー部材と、各カバー部材のヒンジ部側に設けられ、一対のカバー部材が組み合わされたとき、撮像部のレンズ部近傍に設けられた係止溝に係止される係止片とを備える。
本発明では、レンズユニットを保持するユニット保持部と、レンズユニットの外周面の外周部を保持するカバー部材とでレンズユニット全体を保持し、係止片を撮像装置のレンズ部近傍に設けられた係止溝に係止させることによって、レンズユニットを撮像装置に取り付けられた状態で支持する。これにより、本発明では、レンズユニットが撮像装置から脱落することを防止する。
以下、本発明を適用した撮像装置1について図面を参照して詳細に説明する。
撮像装置1は、例えば図1に示すように、逆さにして室内の天井2に設置されて、室内や屋外の様子を撮像する。なお、この撮像装置1は、床に設置する場合や外壁や内壁に対して略直交するように設置する場合もある。また、設置場所が教会やコンサート会場等の広い場所では、図2に示すように、撮像装置1の前面に撮像範囲を広げるための広角レンズのレンズユニットが付属部品として取り付けられる。
撮像装置1は、図2に示すように、室内や屋外の様子を撮像する撮像部3と、撮像部3を保持する筐体4とを備える。更に、この撮像装置1には、撮像部3をチルト方向に回動させるチルト機構、及び撮像部3をパン方向に回動させるパン機構が設けられると共に、撮像部3に対して付属部品である広角レンズ等を備えたレンズユニット5が本発明を適用したアダプタ装置6を介して取り付けられる。
撮像部3は、図3乃至図5に示すように、撮像機器7と、この撮像機器7の前面に取り付けられ、レンズユニット5が取り付けられる取付部材8と、撮像機器7と取付部材8を内蔵する撮像機器カバー9とから構成されている。撮像機器7は、略直方体状に形成され、短辺で形成された一側面が前面とされ、この前面にレンズ部となる撮像レンズ10が設けられ、取付部材8がねじ11でねじ止めして取り付けられている。
また、撮像機器7には、撮像レンズ10から背面側に向かって、撮像レンズ10からの光学像を電気信号に変換して映像信号を生成する回路等が形成された基板ユニット12や内部の熱を放熱するためのシールド部材13等が取り付けられている。また、撮像機器7には、図3及び図4に示すように、短辺方向の両側面に、側面から略直交方向に突出するようにチルト軸14がねじ15でねじ止めされ、一方の側面に形成されたチルト軸14は後述するチルト機構と接続される。また、撮像機器7には、前面及び背面に撮像機カバー9をねじ止めするねじ受け16が形成されている。
撮像機器7は、集光された光を受光し光電変換することで、被写体を撮像するCCD(Charge−Coupled Device)等の撮像素子を有しているものである。具体的には、撮像機器7は、撮像レンズ10により集光された光を赤、緑及び青色の成分に分離する図示しない光学系の分光プリズムを有しており、分離された各色の成分に対応するようにCCDが3つ設けられた、いわゆる3CCD方式のカメラである。撮像機器7では、3つのCCDにより高画質の画像を形成することができる。
レンズユニット5が取り付けられる取付部材8は、図5に示すように、撮像レンズ10の外周に沿ってリング状に形成されたリング部17と、リング部17の一端にこのリング部17に対して略垂直に突出するように設けられたフランジ部18とから構成される。取付部材8は、撮像レンズ10の外周を囲むようにねじ11で撮像機器7の前面にねじ止めされている。リング部17は、筒状からなり、取付部材8が撮像機器7の前面に取り付けられると、撮像機器7の前面に対して略垂直方向に突出している。リング部17は、内部にレンズユニット5がねじ込まれるねじ溝17aが形成されている。フランジ部18には、撮像機器7の前面にねじ止めする際にねじ11が挿通される図示しない貫通孔が形成されている。
上述した構成からなる取付部材8は、撮像機器7の前面に取り付けられ、リング部17の内部に設けられたねじ溝17aに後述するレンズユニット5がねじ込まれることによって、レンズユニット5が撮像機器7に取り付けられる。
撮像機器カバー9は、図5に示すように、前カバー19と、上カバー20と、下カバー21とから構成され、前カバー19、上カバー20及び下カバー21が組み合わされることによって、内部に撮像機器7を収納する収納空間を形成する。この収納空間内には、撮像機器7が収納され、この撮像機器7を保護する。撮像機器カバー9は、撮像機器7の上面及び下面と対向する部分の外形が略球状に形成され、側面が平面で形成されている。撮像機器カバー9の背面側には、撮像機器7の背面側を収容する突出部22が形成されている。
前カバー19は、上カバー20と下カバー21とを組み合わせた前面の上カバー20と下カバー21との間に嵌め合わされ、撮像レンズ8を外部から保護すると共に、内部に塵埃等が侵入しないようにする。
前カバー19は、上カバー20と下カバー21とが組み合わされることによって、撮像レンズ10を外部に臨ませる開口に嵌合される嵌合部23と、嵌合部23の外周に設けられ下カバー21に係止される係止部24とから形成される。嵌合部23は、リング状に形成され、撮像レンズ8側の径が撮像レンズ8の径とほぼ同じ大きさに形成され、撮像レンズ8側の径が外部に向かって拡径し、外側の径の方が撮像レンズ8側の径よりも大きくなっている。係止部24は、嵌合部23の撮像レンズ8側に突出するように設けられている。係止部24には、先端が外側に向かって略垂直に屈曲した係止爪24bが設けられている。
上カバー20は、略半球状に形成され、撮像機器7の撮像レンズ10と対向する前面に略U字状に開口した開口部25が形成され、撮像機器7の短辺方向の両側面と対向する面にも略U字状の開口部26が形成されている。上カバー20には、背面側に撮像機器7のシールド部材13等が収納される突出部22を形成する上カバー突出部27が設けられている。また、上カバー20には、前面の内部及び背面に撮像機器7にねじ止めされる際の貫通孔20aが形成されている。
下カバー21は、上カバー20と同様に略半球状に形成され、撮像機器7の撮像レンズ10と対向する前面に略U字状に開口した開口部28が形成され、撮像機器7の短辺方向の両側面と対向する面にも略U字状の開口部29が形成されている。下カバー21には、突出部22を構成する下カバー突出部30が設けられ、下側のコーナ部31に撮像機器7の短辺方向に沿って面取り部31aが形成されている。下カバー21には、背面に撮像機器7にねじ止めする際の貫通孔21aが形成されている。また、下カバー21には、前面に形成された開口部28の内壁に前カバー19の係止部24が係止される係止溝32が設けられている。
係止溝32は、前面に設けられた開口部28の内壁の短辺方向の両端に設けられている。係止溝32は、開口部28側に配置される第1の溝形成壁33と、第1の溝形成壁33と対向する位置に設けられた第2の溝形成壁34と、第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に設けられた第3の溝形成壁35とから構成される。第1の溝形成壁33は、下カバー21の前面側に形成された開口部28に沿って、下カバー21の内壁に形成されている。
第2の溝形成壁34は、第1の溝形成壁33と対向する位置に設けられ、下カバー21の内壁に形成されている。第2の溝形成壁34は、第1の溝形成壁33との間に前カバー19の係止部24の係止爪24bを係止することができる幅をもって第1の溝形成壁33と対向する位置に設けられている。第2の溝形成壁34には、前カバー19の係止部24が挿入される側の端部の上方に切欠部36が設けられている。前カバー19の係止部24は、第2の溝形成壁34に切欠部36が設けられていることによって、第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に、この切欠部36を介して挿入されやすくなる。また、第2の溝形成壁34には、下カバー21を撮像機器7にねじ止めする際の貫通孔34aが形成されている。
第3の溝形成壁35は、第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に設けられ、第2の溝形成壁34に形成されている切欠部36よりも下方に配置される。第3の溝形成壁35は、両端が第1の溝形成壁33及び第2の溝形成壁34と接続されている。第3の溝形成壁35は、第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に挿入された前カバー19の係止部24の係止爪24bを下方から支持する。第3の溝形成壁35が第2の溝形成壁34の切欠部36よりも下方に設けられていることによって、第2の溝形成壁34の切欠部36よりも下の端部によって、挿入された前カバー19の係止爪24bが係止され、係止溝32から外れることが防止される。
撮像機器カバー9の内部に撮像機器7を収容する際は、撮像機器7の上方から上カバー20を被せ、下方から下カバー21が被せる。上カバー20は、前面側及び背面側の内部の両端に形成された貫通孔20aにねじ37が挿通され、撮像機器7の前面側の両端上部に形成されたねじ孔16にねじ37に締め付けられ、撮像機器7に固定される。下カバー21は、前面側及び背面側の内部の両端に形成された貫通孔21a,32aにねじ38が挿通され、撮像機器7の前面側の両端の下部に形成されたねじ孔16にねじ38が締め付けられ、撮像機器7に固定される。撮像部3では、上カバー20及び下カバー21が撮像機器7に固定されると、上カバー20及び下カバー21の各々に設けられた開口部25,28により撮像レンズ10が外部に臨み、前カバー19が取り付けられるレンズ開口部39が形成される。また、撮像部3では、上カバー20及び下カバー21のそれぞれの両側面に形成された開口部26,29によりチルト軸14を外部に臨ませる軸開口部40が形成される。
そして、撮像部3では、下カバー21の係止溝32に前カバー19の係止爪24bを係止させ、レンズ開口部39に前カバー19を嵌め込み、前カバー19の嵌合部24の略中央から撮像レンズ10を外部に臨ませる。また、撮像部3では、上カバー20及び下カバー21の両側面に形成された軸開口部40からチルト軸14を外部に突出させて、撮像突部22に撮像機器7のシールド部材13等を収容し、撮像機器カバー9の内部に撮像機器7を収容する。
上述した構成からなる撮像部3では、撮像機器7の上面及び下面を略球状とすることによって、撮像機器7の球状から突出する背面側の部分、即ちシールド部材13等の部分を突出部22で覆うことによって、撮像機器7に対して撮像機器カバー9の大きさを最小限にすることができ、小型化及び軽量化が図られている。また、撮像部3では、撮像機器カバー9を略球状にすることによって、撮像機器カバー9の略球状に対して、撮像機器7が略直方体状であるため、撮像機器7と撮像機器カバー9との間に空間が形成される。これにより、撮像部3では、この空間を利用して、撮像機器7の基板ユニット12等を撮像機器7の上面又は下面に配置することができ、撮像機器7の小型化を図ることができる。
また、撮像部3では、図6に示すように、レンズ開口部39に撮像装置1の付属部品であるレンズユニット5を取り付けない場合、前カバー19が取り付けられ、取付部材8がレンズ開口部39から見えないように、この前カバー19によって取付部材8が覆われている。レンズ開口部39にレンズユニット5を取り付ける場合は、前カバー19を取り外して、レンズ開口部39から外部に臨む取付部材8にレンズユニット5を取り付ける。したがって、撮像部3のレンズ開口部39には、前カバー19とレンズユニット5とが選択的に取り付けられる。
レンズユニット5は、図2及び図6に示すように、撮像機器7が広範囲に撮像を行うことができるように、画角が広い広角レンズを備える。レンズユニット5は、撮像機器7の前面にねじ止めされた取付部材8を介して撮像レンズ10の前方に取り付けられる。
レンズユニット5は、図7に示すように、広角レンズ41と、この広角レンズ41を保持するレンズ保持部42、取付部材8に広角レンズ41を取り付けるレンズ取付部43とから構成される。レンズ保持部42は、筒状に形成され、一端の径が外側に向かって縮径するようにして形成された傾斜部42aを有する。レンズ保持部42には、縮小した径の端部にレンズ取付部43が設けられ、レンズ取付部43と一体に形成されている。レンズ保持部42には、縮小した径の端部にレンズ取付部43が設けられている。レンズ保持部42は、内部に広角レンズ41を収容し、撮像機器7の取付部材8に取り付けられるようにしている。レンズ取付部43は、取付部材8のリング部17の径とほぼ同じ径を有し、リング部17の内周に形成されているねじ溝17aにねじ込まれるねじ部43aが外周に形成されている。レンズ取付部43は、リング部17に対して着脱可能である。
レンズユニット5は、レンズ取付部43が取付部材8のねじ溝17aにねじ込まれ、撮像レンズ10の前方に取り付けられ、撮像装置1の撮像範囲を広げる。また、レンズユニット5は、図6に示すように、撮像機器7の取付部材8に取り付けられると共に、取付部材8からの脱落を防止するため、アダプタ装置6によって取り付け状態が保持されている。なお、レンズユニット5としては、撮像範囲を広角させる広角レンズ41を有するものに限定されず、望遠レンズ等を備えるものであってもよい。
レンズユニット5を取付状態を保持するアダプタ装置6は、図2に示すように、撮像機器7の取付部材8に着脱可能に取り付けられるレンズユニット5を支持し、取付部材8に対するレンズユニット5の取付状態を維持する。アダプタ装置6は、図8乃至図11に示すように、レンズユニット5を保持するユニット保持部51と、レンズユニット5の外周部を覆う一対のカバー部材52,53と、撮像部3に係止される係止片54とから構成される。また、アダプタ装置6は、ポリプロピレン等の樹脂を用いるため、所望の形状の成形することが容易である。また、アダプタ装置6は、ユニット保持部51、カバー部材52,53及び係止片54が射出成形により一体に形成されている。
ユニット保持部51は、レンズユニット5のレンズ取付部43が挿通し、略リング状に形成された挿通孔55を中央に有する。ユニット保持部51は、挿通孔55にレンズユニット5のレンズ取付部43を挿通させ、撮像部3の前面に形成されたレンズ開口部39に嵌め込まれることで、レンズ開口部39でレンズユニット5を保持する。挿通孔55は、レンズユニット5のレンズ取付部43の外径とほぼ同じ径からなるが、レンズユニット5を撮像機器7の取付部材8にねじ込んで取り付ける際に、レンズユニット5をねじ込むことができるようになっている。
ユニット保持部51には、挿通孔55にレンズユニット5が挿通し、レンズユニット5が取付部材8にねじ込まれると、レンズユニット5のレンズ保持部42の傾斜部42aが当接される。ユニット保持部51は、レンズ保持部42の傾斜部42aが当接されることによって、レンズユニット5を適切な位置で支持している。ユニット保持部51は、外周の端部と接続されたヒンジ部56を介して一対のカバー部材52,53と接続される。
一対のカバー部材52,53は、図8及び図9に示すように、レンズユニット5の外周を覆う第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53とから構成される。第1のカバー部材52と第2のカバー部材53は、各々はレンズ保持部42の半周状に形成され、組み合わされることによってレンズ保持部42の全体を覆うようになる。一対のカバー部材52,53は、ユニット保持部51側の端部にヒンジ部56が接続され、ヒンジ部56を介してユニット保持部51と接続されている。
第1のカバー部材52は、レンズ保持部42の外形に沿って形成され、レンズ保持部42の傾斜部42aを覆うカバー傾斜部52aを有し、レンズ保持部42及び傾斜部42aの半周を覆う。第1のカバー部材52には、外側面の周方向の両端、即ち第2のカバー部材53と接続される両端に、後述する第2のカバー部材53に設けられた係合片60とほぼ同じ形状からなる凹部57を有する。第1のカバー部材52には、凹部57の底面から略垂直に突出し、略板片からなり、第2のカバー部材53の係止孔61と係合される係止突部58が幅方向に複数形成されている。
係止突部58は、第1のカバー部材52の端部側の面に、テーパ58aが形成されている。係止突部58にテーパ58aを設けることによって、係止突部58と係止孔61とを係合する際に、テーパ58aが係止孔61を係止突部58に係合する方向に導くためのガイドとなり、係止突部58に係止孔61を係合しやすくする。また、係止突部58は、テーパ58aが形成されている端部と対向する端部に、凹部56の底面から略垂直に突出する垂直面58bを有する。係合突部54は、この垂直面58bによって、係合された係止孔61との係合状態が維持されるようになる。
また、第1のカバー部材52には、レンズユニット5の先端を保持する保持部52bを有する。保持部52bは、第1のカバー部材52のヒンジ部56が接続された端部とは反対側の端部、即ちレンズユニット5の広角レンズ41を外部に臨ませる開口を形成する端部が広角レンズ側41に内周面に対して略垂直に屈曲して形成される。この保持部52bは、レンズユニット5が外部に突出しないように防止する。
第2のカバー部材53は、第1のカバー部材52と同様に、レンズ保持部42の外形に沿って形成され、レンズ保持部42の傾斜部42aを覆うカバー傾斜部53aを有し、レンズ保持部42及び傾斜部42aの半周を覆う。第2のカバー部材53には、第1のカバー部材52と接続される両端に略矩形状からなる係合片60を有し、この係合片60の略中央に第1のカバー部材52に形成された複数の係止突部58と係合される係止孔61が形成されている。
また、第2のカバー部材53には、第1のカバー部材53と同様に、レンズユニット5の先端を保持する保持部53bを有する。保持部53bは、レンズユニット5の広角レンズ41を外部に臨ませる開口を形成する端部が広角レンズ側41に内周面に対して略垂直に屈曲して形成される。この保持部53bは、レンズユニット5が外部に突出しないように防止する。
ヒンジ部56は、ユニット保持部51の外周の対向する端部と、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53の端部との間に設けられ、ユニット保持部51と、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53とを接続する。各ヒンジ部56は、一対のヒンジ片62,63からなり、各ヒンジ片62,63は所定の間隔をもって形成されている。
各ヒンジ片62,63には、各カバー部材52,53の内周側の面のユニット保持部51側に、略直角に切り欠かれて形成された線状の薄肉部62a、63aが形成されている。各ヒンジ片62,63は、薄肉部62a,63aを形成することによって、この薄肉部62a,63aの部分で第1のカバー部52及び第2のカバー部53をユニット保持部51に対して内周側に回動可能とする。各ヒンジ片62,63は、第1のカバー部材52と第2のカバー部材53とが内周側に回動し互いに接続されると、薄肉部62a,63aが略直角に曲がり、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53がユニット保持部51に対して略垂直となる。
係止片54は、各ヒンジ部56の一対のヒンジ片62,63の間に設けられ、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53の端部からユニット保持部51側に突出している。係止片54は、各カバー部材52,53と一体に形成される。係止片54は、先端が第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53の外周側に略垂直に屈曲し、下カバー21の係止溝32に係止される係止爪64が設けられている。係止片54は、係止爪64を下カバー21に設けられた係止溝32の第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に係止させることによって、下カバー21にアダプタ装置6を取り付ける。
上述した構成からなるアダプタ装置6は、次のようにしてレンズユニット5と共に撮像部3に取り付けられ、レンズユニット5の取り付け状態を保持する。図6及び図9に示すように、アダプタ装置6のユニット保持部51にレンズユニット5のレンズ取付部43を嵌め込み、レンズユニット5にアダプタ装置6を取り付ける。次に、アダプタ装置6では、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53を図10に示すように、嵌合部51と略平行となるように広げ、係止片54の係止爪64がレンズ開口部39側に向いている状態で、レンズユニット5が挿通されたユニット保持部51を撮像部3のレンズ開口部39に嵌め込み、係止爪64が係止溝32の位置まで挿入される。そして、レンズユニット5のレンズ取付部43のねじ部43aを撮像機器7の取付部材8のねじ溝17aにねじ込み、レンズユニット5を撮像機器7の取付部材8に取り付ける。
次に、第1のカバー部材52の係止突部58と第2のカバー部材53の係止孔61とを係合する方向、即ち図10中矢印A方向に第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53を回動させ、第1のカバー部材52の係止突部58と第2のカバー部材53の係止孔61とを係合し、レンズユニット5のレンズ保持部42の外周全体を覆う。第1のカバー部材52と第2のカバー部材53とを係合する際は、係止突部58にテーパ58aが形成されているため、第2のカバー部材53が係合方向に導かれやすく、係止突部58と係止孔61とを係合しやすくなり、且つ係止突部58の垂直面58bによって係合状態が維持されるため、容易に第1のカバー部材52と第2のカバー部材53とを接続することができる。
また、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53とを図10中矢印A方向に回動させた際には、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53に接続された係止片54も図10中矢印A方向に回動するようになる。係止片54は、図10中の矢印A方向に回動すると、先端の各カバー部材52,53の外周方向に略垂直に屈曲した係止爪64が下カバー21の第2の溝形成壁34に形成された切欠部36を介して、第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に挿入される。第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間に挿入された係止爪64は、図11に示すように、第3の溝形成壁35に当接され、第1の溝形成壁33と第2の溝形成壁34との間、即ち係止溝32に係止される。これにより、アダプタ装置6は、撮像部3のレンズ開口部39に取り付けられ、撮像部3に取り付けられた状態が保持され、撮像部3からの脱落が防止される。
アダプタ装置6は、上述したようにレンズユニット5をユニット保持部51に嵌め込み、係止片54の係止爪64を下カバー21の係止溝32に係止し、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53とでレンズユニット5のレンズ保持部42の外周面を覆うことによって、撮像部3の取付部材8にねじ込まれて取り付けられているレンズユニット5の取付状態を保持し、撮像部3から脱落を防止する。
また、アダプタ装置6を撮像部3から外す場合は、先ず第2のカバー部材53の係合孔61を第1のカバー部52の係止突部58から外し、第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53を図10中の矢印A方向とは反対方向に回動させる。第1のカバー部材53及び第2のカバー部材54を図10中の矢印A方向と反対方向に回動させると、係止片54も第1のカバー部材52及び第2のカバー部材54の回動と共に回動し、係止爪64が係止溝32から外れるようになる。次に、レンズユニット5のレンズ取付部43を取付部材8のねじ溝17aから取り外し、レンズユニット5及びアダプタ装置6が撮像部3から取り外される。
上述した撮像部3を支持する支持部材70は、図12及び図13に示すように、撮像部3をチルト方向に回動するように支持する一対の回動支持部71と、この回動支持部71を一端で接続する連結部72とを有する。支持部材70は、一対の回動支持部71が撮像部3の両側面に位置され、一端が連結部72と接続されて、凹状をなし、この凹部の内部の開口側に撮像部3が取り付けられている。具体的に、支持部材70は、図21に示すように、凹部の開口側に形成され、撮像部3の短辺方向の両側面に設けられた撮像部3のチルト軸14が貫通する軸受け71aにチルト軸14を挿通させて、図12及ぶ図13に示すように、撮像部3を支持している。支持部材70は、チルト軸14を軸受け71aに挿通させることで、チルト軸14がチルト方向に回動可能に支持する。
また、支持部材70には、回動支持部71の連結部72側の端部及び凹部の開口側の端部に後述するフロントカバー81をねじ止めする際のねじ孔71bが形成されている。また、支持部材70には、ねじ孔71bと隣接する位置に、フロントカバー81を位置決めする位置決め突部71cが設けられている。支持部材70の背面側には、一対の回動支持部71と接続され、略板状の背面片73が設けられている。この背面片73には、略中央に後述するバックカバー82をねじ止めする際のねじ孔73aが形成されている。
支持部材70には、一方のチルト軸14と接続され、撮像部3をチルト方向に回動させるチルト機構が回動支持部71の外面に設けられている。また、支持部材70は、連結部72の裏面と撮像部3をパン方向に回転させるパン機構と接続されている。
筐体4は、図12及び図13に示すように、支持部材70を底面側から支持する基台部80と、撮像部3と支持部材70とを共に覆うフロントカバー81とバックカバー82とから構成されている。
基台部80は、支持部材70を連結部72の裏面から支え、支持部材70全体を支持する。基台部80の内部には、図14に示すような配線基板等が配設される部品配設部83が設けられている。基台部80は、前面側が略円弧形状をなし、図13に示すように、背面側に部品配設部36の配線基板を外部に臨ませるための開口凹部80aが形成されている。基台部80は、図15に示すように、基台部80の底板80bに対して略直交方向に突出して形成された突出部80cを上部に有する。基台部80の内部には、部品配設部83と共に、撮像部3を支持する支持部材70をパン方向に回動させるパン機構が設けられている。また、基台部80には、前面側の上部表面にパン機構により回動する支持部材70の回動位置を検知するための図示しないセンサが設けられている。
部品配設部83は、図14に示すように、少なくとも電源用回路が形成された第1の配線基板84と、少なくとも信号処理用回路が形成された第2の配線基板85と、撮像装置1と外部の電気機器と電気的に接続するための第3の配線基板86とが設けられている。また、部品配設部83には、第1の配線基板84と第2の配線基板85との間に外部から他の回路基板が取り付けられる拡張ユニット取付部87を備える。
第1の配線基板84は、外部電源からの電力を撮像装置1に全体に供給する電源用回路や基板上に設けられたパン機構を駆動させる駆動モータ111が搭載され、この駆動モータ111とパン機構との間を電気的に接続する回路等が形成されている。第1の配線基板84は、撮像装置1の前面側に配置され、前面から背面側に設けられた拡張ユニット取付部87まで基台部80の底板80bに沿って設けられている。第1の配線基板84では、基台部80の底板80bに沿って配置されることによって、上部に形成された空きの空間に高さのある駆動モータ111等の部品を配置することができる。
第2の配線基板85は、撮像部3から出力された画像信号を処理する信号処理回路等が形成されており、撮像機器7の撮像レンズ10からの光学像を電気信号に変換して生成された映像信号を出力端子に出力する回路等が形成されている。第2の配線基板85は、撮像装置1の背面側に配置され、回路が形成されており、駆動モータ111等の背の高い部品が搭載されず、フラットパッケージ等の背の低い電子部品しか搭載されていないので、基台部80内の上部に配置することができる。これにより、第1の配線基板84と第2の配線基板85との間には、間隙が形成され、この間隙に拡張ユニット88が取り付けられる拡張ユニット取付部87が設けられている。また、第2の配線基板85は、第1の配線基板84と図示しないフレキシブル基板で電気的に接続されている。
第3の配線基板86は、図15に示すように、外部の電気機器、例えば遠隔表示装置等と接続するための出力端子83a、パン機構やチルト機構を遠隔操作するための遠隔操作装置が接続されるコネクタ電源用の入力端子等のコネクタや設定の切換等を行うスイッチ83b等設けられている。この第3の配線基板86は、第2の配線基板85と略直交し、支持部材70側に突出するように配設される。第3の配線基板86は、第1の配線基板84や第2の配線基板85と図示しないフレキシブル基板で電気的に接続されている。
拡張ユニット取付部87は、図14乃至図16に示すように、無線通信ユニット等の撮像装置1の機能を拡張するための拡張ユニット88が取り付けられる。拡張ユニット取付部87は、第1の配線基板84と、第2の配線基板85及び第3の配線基板86との間に設けられている。拡張ユニット取付部87は、背面側に拡張ユニット88を挿脱するための挿脱口89を有している。挿脱口89は、第4の配線基板90と対向する位置に設けられ、基台部80の内部に部品配設部83を配置すると、基台部80の開口凹部80aの下部に配置される。また、拡張ユニット取付部87には、挿脱口89から挿入された拡張ユニット88の先端が突き当たり、第1の配線基板84と略直交するように設けられた第4の配線基板90が設けられている。
拡張ユニット88は、基板91に撮像部3から出力された画像信号を制御する回路が形成され、この回路と第4の配線基板90とを接続するコネクタ92が基板91の挿入端に設けられている。また、拡張ユニット88には、基板91の挿入端とは反対側の端部に、挿脱口89を閉塞する閉塞板93が取り付けられている。閉塞板93は、挿脱口89とほぼ同じ形状の略矩形状からなり、拡張ユニット取付部87の挿脱口89にねじ止めされる際にねじ94を貫通させるための貫通孔95が長辺方向の両端に形成されている。拡張ユニット88は、挿脱口89より拡張ユニット取付部87の内部に挿入され、貫通孔95にねじ94が貫通され、ねじ94を挿脱口89に形成されたねじ受け89aにねじ止めされることによって、拡張ユニット取付部87に取り付けられる。
第4の配線基板90は、第1の配線基板84と略直交して設けられ、拡張ユニット88とコネクタ接続される。第4の配線基板90は、第1の配線基板84及び第2の配線基板85とフレキシブル基板で電気的に接続されており、拡張ユニット88が挿脱口89から挿入され、基板91の先端に設けられたコネクタ92と接続される。なお、拡張ユニット取付部87は、拡張ユニット88を取り付けないとき、ダミーユニットが取り付けられる。
上述した構成からなる部品配設部83では、図14に示すように、配線基板を電源用回路等が形成された第1の配線基板84と、信号処理回路等が形成された第2の配線基板85との2つに分割し1つの配線基板の大きさが小さくなっている。したがって、部品配設部83では、この第1の配線基板84が基台部80の底板80bに沿って配置され、第2の配線基板85が第1の配線基板84と離間され、第1の配線基板84よりも撮像部3側に配置されることによって、配線基板の設置面積を小さくさせることができる。これにより、部品配設部83は、分割された第1の配線基板84と第2の配線基板85を用いることで小型化されるため、撮像装置1全体の小型化させることができる。また、部品配設部83では、第1の配線基板84と第2の配線基板85とを離間させて設けることによって、第1の配線基板84と第2の配線基板85との間に隙間が形成され、この隙間を利用して外部から拡張ユニット88を隙間に取り付けることによって、小型化されている。
撮像部3を保護するフロントカバー81及びバックカバー82は、撮像部3と支持部材70とを覆い、内部に収容される撮像部3を保護する。フロントカバー81は、図12、図13及び図17に示すように、撮像部3及び支持部材70の前面側の両側面と、撮像部3の上部外周の前面側から背面側にかけて覆い、撮撮像部3がチルト方向に回動した際の撮像レンズ10の回動領域に対応して開口している。フロントカバー81は、基台部80の上面に接しないように形成されている。フロントカバー81は、基台部80の上面からの高さが前面側よりも、背面側の方が高くなっている。また、フロントカバー81の内壁には、支持部材70にねじ96で固定するための貫通孔81aが複数設けられている。例えば、図17に示すように、両側面の下方及び撮像部3の上部外周を覆う内面の背面側両端に設けられている。フロントカバー81は、図12に示すように、ねじ96を貫通孔81aに挿通させ、ねじ96を支持部材70に形成されたねじ孔71bにねじ込み、支持部材70に固定される。また、フロントカバー81には、両側面の下方に設けられた貫通孔81aと隣接する位置に、支持部材70の回動支持部71に設けられた位置決め突部71cが嵌め合わされる位置決め孔81bが設けられている。フロントカバー81は、位置決め孔81bに回動支持部71の位置決め突部71cが嵌め合わされることによって、回動支持部71に対して所定の位置に固定されるようになる。
バックカバー82は、図12、図13及び図17に示すように、撮像部3の撮像レンズ10が設けられている前面と対向する背面、撮像部3及び支持部材70の側面の背面側を覆い、フロントカバー81と同様に基台部80の上面に接しないように形成されている。また、バックカバー82は、撮像部3の背面側の形状を撮像部3が設置面に対してチルト方向に回動する際の突出部22の回動領域に対応した形状にしている。バックカバー82は、撮像部3が回動可能な最小限の大きさとなっているため、撮像装置1全体の小型化を図ることができる。バックカバー82には、図12及び図13に示すように、支持部材70に固定する際のねじ97を貫通させる貫通孔82aが下部の略中央に形成されている。バックカバー82は、ねじ97を貫通孔82aに貫通させ、ねじ97を支持部材70の背面片73に形成されたねじ孔73aにねじ込み、支持部材70に固定される。
フロントカバー81とバックカバー82との組み合わせ方法は、各カバーに形成されている係止部によって組み合わされる。具体的に、フロントカバー81の両側面の内壁には、図17及び図18に示すように、バックカバー82と接する面に対して略直交に第1の係止部98が所定の間隔をもって複数設けられている。側面の内壁に設けた第1の係止部98には、バックカバー82側の端部に設置面側に略直交方向に折曲した係止爪99を有する。また、フロントカバー81の撮像部3の上部を覆う内壁の中央には、バックカバー82と接する端部に係合突部100が形成されている。
バックカバー82には、フロントカバー81と接する面に対して略直交に第2の係止部101が設けられている。第2の係止部101は、フロントカバー81の第1の係止部98と対向する位置に設けられている。第2の係止部101は、フロントカバー81側の端部に、設置面とは反対側に略直交方向に折曲し、第1の係止部98の係止爪99に係止される係止爪102を有する。また、バックカバー82には、フロントカバー81に設けられた係合突部100と対向する位置に、係合突部100に係合される係合凹部103を有する。
フロントカバー81とバックカバー82を支持部材70に取り付ける際は、図12及び図17に示すように、フロントカバー81を前面側から被せ、フロントカバー81の位置決め凹部81bを支持部材70の位置決め突部71に合わせて支持部材70に組み合わせる。バックカバー82は、背面側から被せ、支持部材70に組み合わされたフロントカバー81の下側から支持部材70に組み合わせる。フロントカバー81とバックカバー82を合わせた状態では、バックカバー82の第2の係止部101がフロントカバー81の第1の係止部98に係止されていない状態である。次に、図18に示すように、バックカバー82を上に持ち上げることによって、第1の係止部98の係止爪99と第2の係止部101の係止爪102とが係止されると共に、フロントカバー81の係合突部100にバックカバー82の係合凹部103が係合されてフロントカバー81とバックカバー82が組み合わされる。そして、接続されたフロントカバー81は、図12に示すように、ねじ96を貫通孔81aに挿通させ、バックカバー82のねじ孔71bにねじ96を締め付けることによって支持部材70に固定される。バックカバー82は、ねじ97を貫通孔82aに貫通させ、支持部材70に形成されたねじ孔73aにねじ97をねじ込み、支持部材70に固定される。
次に、上述した撮像部3を図1に示すようにチルト方向に回動させるチルト機構、及びパン方向に回動させるパン機構について説明する。チルト機構及びパン機構は、同様の構成からなり、同様の駆動方法によって駆動するため、チルト機構を例に挙げて説明する。
チルト機構は、図19及び図20に示すように、支持部材70の一方の回動支持部71の外側面に設けられる。チルト機構は、回動支持部71に取り付けられた駆動機構から駆動力が伝達され、駆動するようになっている。駆動機構は、駆動モータ111と、この駆動モータ111と接続されている無端ベルト112と、無端ベルト112と接続され、無端ベルト112を介して駆動モータ111から伝達された動力をチルト機構のホイール119に伝達するウォーム113とから構成される。
駆動モータ111は、回動支持部71の下方に取り付けられ、上面に駆動力を出力する出力軸114を有する。この出力軸114には、無端ベルト112を適切に回転させるためのプーリ114aが設けられている。また、駆動モータ111には、側面に例えばゴム等の弾性を有し、駆動した際の振動や音を吸収する振動吸収体115を備え、振動や音の発生を抑えている。
無端ベルト112は、駆動モータ111とウォーム113との間に設けられ、駆動モータ111からの駆動力をウォーム113に伝達する。
ウォーム113は、ウォーム軸116に固定され、チルト機構のホイール119と噛合する。ウォーム軸116には、一端に無端ベルト112が接続されるプーリ116aが取り付けられる。
ウォーム軸116には、プーリ116aが設けられている側とは反対側の端部に第1の弾性部材117の一端が接続されている。この第1の弾性部材117の他端は、回動支持部71に取り付けられている。ウォーム軸116は、第1の弾性部材117によって、ウォーム軸116の軸線方向、即ち図19中矢印B方向に付勢されている。また、ウォーム軸116は、第1の弾性部材117が接続されている側の端部に一端が接続され、他端が回転支持部31に取り付けられている第2の弾性部材118によってウォーム軸116の軸線方向と略直交方向、即ち図19中矢印C方向に示すホイール119の外周に設けられたギヤ部の方向に付勢されている。これによって、ウォーム軸116は、駆動モータ111からの駆動力によって回転した際にがたつくことが防止され、ホイール119の外周部に設けられたギヤ部と確実に噛合する。第1の弾性部材117及び第2の弾性部材118としては、例えば、ねじりコイルバネである。
以上のように構成された駆動機構では、先ず、駆動モータ111からの駆動力が出力軸114から無端ベルト112に伝わり、無端ベルト112が駆動力により所定の方向に回転することによって、ウォーム軸116が回転し、ウォーム113がホイール119と噛み合いながら回転する。これにより、駆動機構のウォーム113と噛み合ったホイール119が回転することによって、チルト機構に駆動力が伝わり、駆動機構が駆動される。
チルト機構は、上述した駆動機構からの駆動力を受けるホイール119と、このホイール119を挟む第1のプレート120及び第2のプレート121と、第2のプレート121をホイール119に圧接させる弾性部材122と、この弾性部材122を第2のプレート121側への圧接を維持する第3のプレート123とをから構成される。
ホイール119は、ウォーム113と噛合する位置と対応するようにチルト軸14に取り付けられ、外周部にウォーム113と噛合するギア部が形成されている。ホイール119は、チルト軸14に固定されていないため、ウォーム113が回転されたとき、ウォーム113と共に回転可能である。
第1のプレート120は、図20に示すように、ホイール119よりも撮像部3側に配置され、中央にチルト軸14が貫通し、このチルト軸14にねじ止め、すなわちチルト軸14に固定されている。第2のプレート121は、第1のプレート120との間でホイール119を挟むようにチルト軸14に取り付けられる。第2のプレート121は、図21に示すようにチルト軸14の端部に設けられたピン124が挿入されるピン穴125を中心に有し、このピン穴125にピン124が挿入されることによって、チルト軸14に対して回転しないように取り付けられる。
弾性部材122は、第2のプレート121のホイール119とは反対側に取り付けられる例えば皿バネが設けられ、ホイール119に第2のプレート121を圧接する。
第3のプレート123は、弾性部材122に対し第2のプレート121と対向する位置に設けられ、チルト軸14の最も外側に位置にねじ116でねじ止めされている。第3のプレート123は、弾性部材122を第2のプレート121側に圧接させている。
また、第1のプレート120と撮像部3との間には、図22に示すように、撮像部3を安定して回転させるためのボールベアリング127が設けられている。ボールベアリング127は、球状の転動体128が一対の保持部129によって保持されている。ボールベアリング127の保持部129は、弾性部材122によって転動体128に押し付けられ、転動体128と保持部129との間のがたつきが抑えられている。
以上の構成からなるチルト機構は、駆動モータ111が駆動すると、無端ベルト112及びウォーム113を介してホイール119を、図23に示すように、撮像レンズ10が正面に向いている状態から、所定の方向、例えば図24に示すようにチルト軸14を中心に撮像装置1の背面から前面の方向(図24中矢印T方向)に向かって回動させる。チルト機構は、ホイール119が回動することによって、ホイール119に圧接されている第1のプレート120及び第2のプレート121もホイール119と一体となって同方向に回動し、第1のプレート120及び第2のプレート121が固定されているチルト軸14が回動することによって、撮像部3を撮像レンズ10が下方に向かうように回動する。撮像部3が図24中矢印T方向に回動すると、撮像部3の突出部22がバックカバー82の略球状に沿って回動するが、バックカバー82の背面側の高さを前面側の高さよりも高く形成しているため、突出部22がバックカバー82の内壁に突き当たることなく、撮像可能な範囲まで撮像部3を下方に向かって回動させることができる。
一方、駆動モータ111がウォーム軸116を反対方向に回動させることによって、ホイール119が図24中矢印T方向と反対方向に回動し、撮像部3がチルト軸14を中心に上方向に回動するようになる。この際に、撮像部3の撮像突部24のコーナ部31に形成された面取り部31aによって、撮像突部24のコーナ部31がバックカバー82に接触することなく、撮像部3が回動する。以上のようにしてチルト機構は、撮像レンズ10が前面を向いている状態から、下方向に約30度の範囲、及び上方向に約90度の範囲で撮像部3を支持部材70に対して回動させることができる。
また、チルト機構では、撮像部3を使用者が直接、手でチルト方向に回動させることもできる。この場合、チルト機構では、使用者が撮像部3を回動させると、チルト軸14が撮像部3を回転させた方向に回動し、このチルト軸14に固定されている第1のプレート120と第2のプレート121が回転するようになる。チルト機構では、第1のプレート120及び第2のプレート121は回転するが、駆動していない駆動機構のウォーム113と噛み合っているホイール119は回転せず、ホイール119と、第1のプレート120及び第2のプレート121との間で摩擦が生じる。これにより、撮像部3は、この摩擦力に抗してチルト方向に回動されることになる。また、使用者の手によるチルト方向の回転操作において、開始時点では、第2のプレート121がチルト軸14に対して、ピン124で接続されているため、ピン124と第2のプレート121に形成されたピン穴125との間のがたつきにより、手で回動させる際の最初の抵抗を小さくすることができる。
パン機構は、部品配設部83の第1の配線基板84上に設けられ、上述したチルト機構と同様の構成及び同様の駆動方法からなるため、構成及び駆動方法については、詳細な説明を省略する。パン機構は、図14に示すように、駆動モータ111を第1の配線基板84上に備え、上述したチルト機構と同様の構成の他に、図25に示すように、第1の配線基板84上に設けられた図示しないパン軸と接続され、基台部80の略中央に設けられた回転体130と、この回転体130の周囲にフレーム131が形成され、回転体130とフレーム131との間に形成された基板収納部132とを有する。
回転体130は、支持部材70底面の裏面側とねじ止めにより支持部材70と接続され、支持部材70をパン方向(図25中矢印P方向)に回動させる。パン機構は、パン軸がチルト機構と同様の構成からなる機構によりパン方向に回動することによって、このパン軸と接続されている回転体130がパン方向に回動して、支持部材70がパン方向に回動するようになる。これにより、パン機構は、パン軸を中心に支持部材70を左右170゜の範囲で回動させることができる。
フレーム131は、基台部80上の回転体130が形成されている面と同じ面に形成され、回転体130と所定の間隙を介して回転体130を囲むように形成されている。フレーム131は、回転板80との間に設けた所定の間隙に撮像部3と部品配設部83とを電気的に接続する配線基板を収納する基板収納部132を形成する。
基板収納部132には、回転体130を中心に撮像部3と部品配設部83とを電気的に接続する長尺状のフレキシブル基板133が巻回して収納されている。収納されているフレキシブル基板133は、支持部材70がパン方向に回動した際、回動に合わせて回転体130に巻回されたフレキシブル基板133が引き出されるようになっている。基板収納部132には、支持部材70側を閉塞するための閉塞部材134が支持部材70との間に設けられている。閉塞部材134は、基板収納部132と略同じ幅を有するリング状に形成されている。基板収納部132を構成する回転体130の外周面や閉塞部材134は、ポリアセタール等の低摩擦性を有する樹脂材料で形成されている。これにより、支持部材70がパン方向に回動する際の基板収納部132に収納されているフレキシブル基板133との摩擦が小さくなるようにしている。
以上のように構成された撮像装置1では、図2及び図12に示すように、支持部材70の外側面に設けられたチルト機構と、チルト軸14を介して撮像部3が接続されているため、チルト機構が駆動することによって、チルト軸14がチルト方向に回動し、撮像部3が支持部材70に対してチルト方向、即ち上下方向に回動するようになる。これにより、撮像装置1では、チルト機構により支持部材70に対して撮像部3が下方向に約30度の範囲、及び上方向に約90度の範囲で回動可能となり、チルト方向に回動して撮像することができる。
また、撮像装置1では、図2及び図25に示すように、基台部80の内部に設けられたパン機構と、パン軸を介して支持部材70の連結部72の裏面とが接続されているため、パン機構が駆動することによって、パン軸がパン方向に回動し、支持部材70に支持されている撮像部3及び筐体4がパン方向、即ち左右の方向に回動可能となる。これにより、撮像装置1では、パン機構により支持部材70が基台部80に対して左右約170゜の範囲で回動可能となることによって、筐体7と共に撮像部3が左右約170゜の範囲で撮像することが可能となる。したがって、撮像装置1では、チルト機構及びパン機構により、上下方向及び左右方向に撮像部3が回動し、広範囲の撮像が可能となる。
以上のような撮像装置1では、図6に示すように、撮像部3の前カバー19を取り外し、広角レンズ40を備えるレンズユニット5を撮像レンズ10の前面に取り付けることによって、チルト機構及びパン機構のみを備えた場合よりも、より広範囲を撮像することができるようになる。撮像装置1では、撮像レンズ10の前面にレンズユニット5を取り付ける場合、レンズ10の外周に設けられた取付部材8にレンズユニット5をねじ込んで取り付けると共に、図2に示すように、レンズユニット5の取付状態を保持するアダプタ装置6を撮像部3に取り付ける。
このアダプタ装置6は、図10に示すように、リング状の嵌合部51とレンズユニット5の外周部を覆う第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53とによって、レンズユニット5の全体を保持し、係止片60が撮像部3の係止溝32に係止されることによって、撮像部3に取り付けられる。これにより、アダプタ装置6は、レンズユニット5の取付部材8に対する取付状態を保持することができる。また、アダプタ装置6では、各カバー部材52,53の先端に設けられた保持部52b,53がレンズユニット5の先端を保持することによって、レンズユニット5が先端から突出することが防止されている。したがって、撮像装置1では、レンズユニット5が外部から振動等によって撮像部3からの脱落することが防止され、落下等によるレンズユニット5の破損を防止することができる。
また、アダプタ装置6は、第1のカバー部材52の係止突部58と、第2のカバー部材53の係止孔61とを係合することによって、レンズユニット5の外周部を覆うと共に、係止片54の係止爪64が下カバー21の係止溝32に係止されるため、撮像装置1に対する取り付けが容易である。このため、撮像装置1では、ユーザの取り付け具合によって、レンズユニット5を保持する強度にばらつきが生じることになく、アダプタ装置6を取り付けることができる。また、撮像装置1では、アダプタ装置6の第1のカバー部材52及び第2のカバー部材53がレンズユニット5の全体を覆うため、装置の外観を低下させることを抑えることができる。
本発明を適用した撮像装置を天井に設置した状態を示す図である。 同撮像装置の斜視図である。 撮像部を短手方向の一方側面側から見た斜視図である。 撮像部を短手方向の他方側面側から見た斜視図である。 撮像部の分解斜視図である。 同撮像装置に前カバー、又はレンズユニット及びアダプタ装置を取り付ける状態を示す斜視図である。 レンズユニットの斜視図である。 アダプタ装置の第1のカバー部及び第2のカバー部が回動する側から見た斜視図である。 アダプタ装置の第1のカバー部及び第2のカバー部が回動する側とは反対側から見た斜視図である。 レンズユニットをアダプタ装置に取り付け、アダプタ装置を下カバーに取り付ける状態を示す斜視図である。 レンズユニットをアダプタ装置で支持した状態を示す斜視図である。 同撮像装置を前面側から見た分解斜視図である。 同撮像装置を背面側から見た分解斜視図である。 部品配設部の斜視図である。 土台の背面図である。 同撮像装置の背面図である。 前カバーと後カバーとを接続する前の状態を示す斜視図である。 前カバーと後カバーとを接続した状態の斜視図である。 チルト機構の側面図である。 チルト機構の分解図である。 チルト機構及びパン機構の斜視図である。 ボールベアリングの断面図である。 撮像レンズが正面を向いている状態を示す撮像装置の側面図である。 撮像部が下方向に回動した状態を示す撮像装置の側面図である。 パン機構の斜視図である。
符号の説明
1 撮像装置、2 天井、3 撮像部、4 筐体、5 レンズユニット、6 アダプタ装置、7 撮像機器、8 取付部材、9 撮像機器カバー、14 チルト軸、41 広角レンズ、42 レンズ保持部材、43 レンズ取付部、51 嵌合部、52 第1のカバー部、53 第2のカバー部、54 係止片、55 挿通孔、56 ヒンジ部、58 係止突部、60 係止片、61 係止孔、62 ヒンジ片、64 係止爪、70 支持部材、80 基台、90c 突部、81 フロントカバー、82 バックカバー

Claims (7)

  1. 撮像装置のレンズ部に、このレンズ部に対して着脱可能なレンズユニットを取り付けるアダプタ装置において、
    上記レンズユニットを保持するユニット保持部と、
    上記ユニット保持部にヒンジ部を介し、相対して一対設けられ、一方に係止突部が設けられ、他方に係止孔が設けられ、上記係止突部と上記係止孔とが係合され、組み合わされたとき、上記レンズユニットの外周面の外周部を保持するカバー部材と、
    上記各カバー部材のヒンジ部側に設けられ、上記一対のカバー部材が組み合わされたとき、上記撮像装置のレンズ部近傍に設けられた係止溝に係止される係止片とを備えるアダプタ装置。
  2. 上記各カバー部材には、上記レンズユニットの先端側を保持する保持部が形成されている請求項1記載のアダプタ装置。
  3. 上記係止片は、上記カバー部材の一端から突出し、先端が上記カバー部材の外周側に略垂直に屈曲している請求項1記載のアダプタ装置。
  4. レンズ部を有する撮像部と、
    上記撮像部に、アダプタ部材を介して着脱可能に取り付けられるレンズユニットとを備え、
    上記アダプタ部材は、上記レンズユニットを保持するユニット保持部と、上記ユニット保持部にヒンジ部を介し、相対して一対設けられ、一方に係止突部が設けられ、他方に係止孔が設けられ、上記係止突部と上記係止孔とが係合され、組み合わされたとき、上記レンズユニットの外周面の外周部を保持するカバー部材と、上記各カバー部材のヒンジ部側に設けられ、上記一対のカバー部材が組み合わされたとき、上記撮像部のレンズ部近傍に設けられた係止溝に係止される係止片とを備える撮像装置。
  5. 上記レンズユニットは、外周部に形成されたねじ部が上記撮像部のねじ溝にねじ込まれることによって取り付けられる請求項4記載の撮像装置。
  6. 上記各カバー部材には、上記レンズユニットの先端側を保持する保持部が形成されている請求項4記載の撮像装置。
  7. 上記係止片は、上記カバー部材の一端から突出し、先端が上記カバー部材の外周側に略垂直に屈曲している請求項4記載の撮像装置。
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