JP2005227207A - ベルト変形検出装置および画像形成装置 - Google Patents

ベルト変形検出装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 平ベルトの変形を高精度に検出することができるベルト変形検出装置、および平ベルトの変形が防止されて生産性の低下が抑えられるとともに信頼性が高められた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 平ベルト110,120,130に設けられた第1の検出用マーク141_1,142_1,143_1を第1のセンサ141_3,142_3,143_3で検出して求めた検出タイミングと、駆動プーリ112,114,132に設けられた第2の検出用マーク141_2,142_2,143_2を第2のセンサ141_4,142_4,143_4で検出して求めた検出タイミングとの時間差に基づいて、平ベルト110,120,130の変形を求める。
【選択図】 図2


Description

本発明は、電子写真方式のプリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に用いられる駆動力伝達装置における平ベルトの変形を検出するベルト変形検出装置、およびその画像形成装置に関する。
従来より、所定の方向に回転する像担持体上にトナー像を担持させそのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置において、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の4色のトナー像よりなるフルカラー画像形成装置が普及している。このようなカラー画像形成装置において、1つの像担持体(感光体)により単色の現像を行ない、得られたトナー像を転写ドラムに転写させた後、同じ感光体上に次色の画像を形成するプロセスを繰り返す「シングル方式」を採用したカラー画像形成装置が知られている。しかし、この「シングル方式」を採用した画像形成装置では、フルカラー画像を得るために4回のプロセスを繰り返す必要があり、従って生産性に欠けるという問題がある。
そこで、トナーの色に対応した複数の感光体を用いて、転写ベルトの送りに同期させてカラー画像を形成し転写ベルト上で色重ねを行なう「タンデム方式」を採用した画像形成装置が提案されており、現在では、この「タンデム方式」を採用した画像形成装置が主流となっている。「タンデム方式」を採用した画像形成装置では、感光体が一回転することで作像が済むため、即ちフルカラー画像を得るために1回のプロセスで済むため、「シングル方式」を採用した画像形成装置と比較し、画像形成速度(プリント速度)が約4倍になるという優位点があるものの、転写ベルト、感光体の速度制御はより高精度を要求される。一般に、転写ベルト、感光体の駆動はギアで行なっているため、ギアの噛み合い、偏心による速度むらが問題となる。低コスト化を目指し、一つのモータで多数の転写ベルト,感光体等を駆動すると、ギアの数が増え、噛み合い、偏心による速度変動が重畳することとなる。それらを解決することは難しく、設計・開発に多大な時間が必要となる。
ここで、一列若しくは複数の貫通孔を有する平ベルト(以下、孔付きベルトと記述する)を、鋼球が埋め込まれたプーリで駆動する、いわゆるパーフォレーションベルト駆動による技術が知られている。この技術は、ベルト駆動の滑らかさを持ち、且つ通常のベルトよりも負荷に強いという利点を有する。しかし、構造的に孔付きベルトの、貫通孔側の一方の端である孔端部に応力が集中するため、大きな負荷源を駆動すると、その孔端部が裂けてめくれが生じ易くなり、孔付きベルトが破損する場合がある。この問題を解決するために、貫通孔の形状を変更したり、貫通孔の数を増加したり、あるいは2枚の孔付きベルトを重ねることで貫通孔の破損を防止して耐久性を高める技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−42242号公報
しかし、上述した特許文献1に提案された技術を、画像形成動作時に起動と停止が頻繁に繰り返されるような用途に採用した場合、ベルトに対して十分な耐久性を得ることは困難である。ここで、押圧部材でベルトを押さえて垂直抗力を高めることで、摩擦力を向上させて孔端部への応力を緩和させることが考えられるが、やはり十分な耐久性を得ることは困難である。上述した用途としては、コンビニエンス・ストアなどに設置されるプリンタなどが挙げられる。このプリンタは、一般に不特定多数の来客に使用されるため、各ジョブ毎のプリント枚数はあまり多くないもののプリント頻度が非常に高いという特徴がある。また、近年では、ネットワークプリンタ、FAX機能などを搭載した複写機(複合機)が市場で多く使用されており、画像形成にあたり起動と停止の頻度が高くなる傾向にある。ここで、起動と停止の頻度に応じて耐久性が低下する原因は、起動と停止の加減速動作に伴い孔付きベルトの孔端部に、通常負荷+衝撃力が作用するためである。以下、衝撃力により孔付きベルトの孔端部が破壊され、十分な耐久性が得られない理由について詳細に説明する。
起動と停止とにより作用する衝撃力は、孔付きベルトに用いられるステンレス鋼などの一般的な金属材料の弾性変形による衝撃力と比べて十分に小さい。従って、弾性変形を越えるような衝撃力が作用してベルトの孔端部が破壊(塑性変形)されるのではなく、弾性限界以下の力が繰り返し作用することによりベルトの孔端部が塑性変形する。
パーフォレーションベルト駆動は、ベルトとプーリとの間の摩擦力、およびベルトの孔端部とプーリの突起の噛み合いによる駆動力で駆動伝達を行なうものであるため、摩擦力を越えた負荷を与えた駆動においては、ベルト孔端部の弾性変形によってその負荷に耐えることとなる。一定の負荷を与えつづけた場合、その弾性変形量は一定である。しかし、以下の2つの原因によりベルト孔端部の弾性変形量が増加することが考えられる。
第1の原因は、負荷変動によるものである。所定の負荷が付与され続ける連続プリント時と比べ、断続的にプリントする場合は起動時の衝撃力により負荷が増大するため、ベルト孔端部の弾性変形量は大きくなる。
第2の原因は、無端ベルト接合部分の位置誤差によるものである。パーフォレーションベルトは短冊状の金属ベルトを溶接することにより無端状にしている。パーフォレーションベルト駆動は、孔付きベルトの規則的に並んだ貫通孔とプーリの突起によって駆動するものであるため、接合部分がずれて溶接されベルトの孔間隔に誤差を持つと、ベルトの一回転ごとに噛み合いのずれが発生する。この噛み合いのずれはベルト孔端部の弾性変形として現れる。この現象は、画像形成時における起動・停止に関わらず接合部分の誤差によって発生する。接合部分を高精度に加工してその接合部分の位置誤差を低減させ、上述したベルト孔端部の弾性変形を低減させることはある程度可能であるが、完全に零にすることは困難であり、上記第1の原因で生じる弾性変形をより大きくさせてしまう。
また、上記第2の原因によって生じる弾性変形は、通常、その状態を維持することになる。その理由として、ベルトは停止時には負荷が付与されておらず十分な張力が与えられているため、そのベルトの孔端部の、上述したプーリの突起との噛み合い部における弾性変形は停止時も変形状態を維持する。
この状態でさらに駆動させ上記第1,第2の原因による現象が再度起きた場合、孔端部の変形は累積し増大する。累積によりベルト孔端部が塑性変形した場合、パーフォレーションベルト駆動の特徴である高精度駆動を行なうことは困難となり、駆動力伝達装置としての耐久性が低下するという問題が発生する。
上記問題を解決するために、ベルト孔端部の累積した弾性変形を除去する手段として、ベルトを逆回転させ、ベルト孔端部の変形を逆方向へ変形させる力を作用させることにより、上述した理由により発生する弾性変形を除去することが考えられる。また、ベルト張力を開放し、生じた弾性変形の反発力を利用して除去する手段等も考えられる。
しかし、ベルト孔端部の弾性変形量は、上述したように、起動・停止の回数ならびにベルト接合部分に起因する孔間隔の誤差によって累積していき、負荷の大きさ、ベルトの張力などによっても累積する程度は変化する。すなわち、複数の画像形成装置において、起動・停止回数が同一回数であっても、ベルト接合部分に起因する孔間隔誤差の大きさが同一である保証は無く、各画像形成装置の駆動負荷の大きさも、製造ばらつき(例えばクリーナブレードが感光体へ当接し負荷となる場合には、ブレードと感光体との摩擦係数のばらつきやブレードの取り付け誤差など)によって異なるため、累積する弾性変形量は異なる。また、ベルト張力は、ベルトテンショナの取り付け誤差、環境変化などによっても多少の変化は生じ、駆動力として作用する摩擦力が同一とは限らない。さらに、同一の画像形成装置であっても、起動・停止の合計回数の大小、つまり、ベルトの総回転数によってもプーリとベルトの摩擦係数は変化し(お互いの表面状態が微小な摩耗・汚れ等で変化する)、起動・停止の回数とベルト孔端部の弾性変形量との関係は一定ではない。
このような状況下で、ベルト孔端部の弾性変形量を予測して、複数の画像形成装置で上記逆回転動作やベルト張力の開放を行なわせる制御は困難である。そこで、ベルト孔端部の弾性変形を除去する動作タイミングをある程度早めて行なうことが考えられる。すると、弾性変形を除去する動作が頻繁に行なわれることとなり、画像形成装置によっては不要な除去動作が行なわれる場合が発生する。具体的には、プーリを逆回転させる動作や張力を下げる動作等の弾性変形除去動作が行なわれる。このような除去動作を行なうには、画像形成動作を停止させる必要がある。従って、画像形成装置の生産性が低下し、また不要な除去動作が行なわれると、ベルト等の駆動部品の寿命を短くすることとなる。
本発明は、上記事情に鑑み、平ベルトの変形を高精度に検出することができるベルト変形検出装置、および平ベルトの変形が防止されて生産性の低下が抑えられるとともに信頼性が高められた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のベルト変形検出装置は、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルトと、上記平ベルトに駆動力を与える駆動プーリおよびその平ベルトから駆動力を受ける従動プーリを含む、上記平ベルトの貫通孔に貫入する突起部が回転方向に並び上記平ベルトが掛け渡された複数のプーリとを備え、上記平ベルトと上記プーリとの間の摩擦による第1の駆動力および上記平ベルトの貫通孔と上記プーリの突起部との間に作用する第2の駆動力とにより駆動力を伝達する駆動力伝達装置における上記平ベルトの変形を検出するベルト変形検出装置において、
上記平ベルトに設けられた第1の検出用マークと、
上記複数のプーリのうちのいずれかのプーリに設けられた第2の検出用マークと、
上記第1の検出用マークを検出する第1のセンサと、
上記第2の検出用マークを検出する第2のセンサと、
上記第1のセンサによる上記第1の検出用マークの検出タイミングと上記第2のセンサによる上記第2の検出用マークの検出タイミングとの時間差に基づいて上記平ベルトの変形を求める変形検出部とを備えたことを特徴とする。
本発明のベルト変形検出装置は、平ベルトに設けられた第1の検出用マークの検出タイミングと、プーリに設けられた第2の検出用マークの検出タイミングとの時間差に基づいてその平ベルトの変形を求めるものであるため、詳細については実施形態で説明するが、この時間差が所定値よりも大きいか否かを判定することにより、その平ベルトに変形が生じているか否かを高精度に検出することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、所定の方向に回転する像担持体上にトナー像を担持させそのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルトと、上記平ベルトに駆動力を与える駆動プーリおよびその平ベルトから駆動力を受けてその駆動力を上記像担持体に伝達する従動プーリを含む、上記平ベルトの貫通孔に貫入する突起部が回転方向に並び上記平ベルトが掛け渡された複数のプーリとを備え、上記平ベルトと上記プーリとの間の摩擦による第1の駆動力および上記平ベルトの貫通孔と上記プーリの突起部との間に作用する第2の駆動力とにより駆動力を伝達する駆動力伝達装置と、
上記平ベルトの変形を検出するベルト変形検出装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、平ベルトとプーリとの間の摩擦による第1の駆動力および平ベルトの貫通孔とプーリの突起部との間に作用する第2の駆動力とにより駆動力を伝達する駆動力伝達装置における平ベルトの変形を検出することができる。従って、平ベルトの変形を防止することができ、生産性の低下が抑えられて信頼性が高められた画像形成装置を提供することができる。
ここで、本発明の画像形成装置における上記ベルト変形検出装置により、上記平ベルトの、所定の変形量を越える変形が検出されたことを受けて、その平ベルトの変形を回復させるベルト変形回復装置を備えることが好ましい。
このようなベルト変形回復装置を備えると、平ベルトの変形を回復させることができるため、さらに信頼性を高めることができる。
また、本発明の画像形成装置における上記ベルト変形検出装置が、
上記平ベルトに設けられた第1の検出用マークと、
上記複数のプーリのうちのいずれかのプーリに設けられた第2の検出用マークと、
上記第1の検出用マークを検出する第1のセンサと、
上記第2の検出用マークを検出する第2のセンサと、
上記第1のセンサによる上記第1の検出用マークの検出タイミングと上記第2のセンサによる上記第2の検出用マークの検出タイミングとの時間差に基づいて上記平ベルトの変形を求める変形検出部とを備えたものであることも好ましい態様である。
本発明の画像形成装置におけるベルト変形検出装置が、平ベルトに設けられた第1の検出用マークの検出タイミングと、プーリに設けられた第2の検出用マークの検出タイミングとの時間差に基づいてその平ベルトの変形を求めるものであると、平ベルトに変形が生じているか否かを高精度に検出することができる。
さらに、本発明の画像形成装置における上記ベルト変形回復装置が、上記平ベルト停止時に、その平ベルトに対し、上記循回移動方向とは逆の方向にその平ベルトと上記プーリとの間の静止摩擦力を越える逆方向駆動力を与えて上記プーリの突起部が上記平ベルトの貫通孔内の一方の端に押し当てられた緊張状態を解除することにより、その平ベルトの変形を回復させるものであることも好ましい。
このようにすると、静止摩擦力およびプーリの突起部が平ベルトの貫通孔内の一方の端に押し当てられた力に打ち勝って、その緊張状態を解除することができる。
また、本発明の画像形成装置における上記ベルト変形回復装置が、上記平ベルト停止時に、その平ベルトに与える張力を下げることによりその平ベルトの変形を回復させるものであることも好ましい。
平ベルト停止時に、その平ベルトに与える張力を下げると、平ベルトとプーリとの間の垂直抗力が低減し、従って平ベルトとプーリとの間の静止摩擦力が低減する。静止摩擦力が低減すると、平ベルトの貫通孔内の、応力が集中している一方の端の、停止しても残存する変形を、その一方の端の反発力により解消することができる。
本発明のベルト変形検出装置によれば、駆動力伝達装置における平ベルトの変形を高精度に検出することができる。また、本発明の画像形成装置によれば、平ベルトの変形を検出することができるため、その平ベルトの変形を防止することができ、生産性の低下が抑えられて信頼性が高まる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の駆動力伝達装置を適用した画像形成装置の第1実施形態を示す断面概略図である。
図1を参照して、画像形成装置であるカラー複写機80の構成を、画像入力系、画像形成系、シート搬送系に分けてそれぞれ説明する。
画像入力系には、原稿が載置される原稿載置台70、原稿載置台70上の原稿を読み取る原稿読取装置71、原稿読取装置71にて読み取られた画像情報を処理する画像処理装置72などが備えられている。
画像形成系には、K(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色に対応する画像形成ステーション10K,10Y,10M,10C(図中破線で囲まれた部分)、これら各画像形成ステーション10K,10Y,10M,10Cに備えられた感光体ドラム11K,11Y,11M,11Cの各表面を、画像処理装置72からの画像データIK,IY,IM,ICに基づいて露光する露光装置13K,13Y,13M,13C、上記各画像形成ステーション10K,10Y,10M,10Cで形成されたトナー像が順次転写される2つの第1中間転写ドラム31a,31b、及び、1つの第2中間転写ドラム32が備えられている。また、後述する平ベルトの変形を求める変形検出部144および平ベルトの変形を回復させるベルト変形回復装置150も備えられている。
各画像形成ステーション10K,10Y,10M,10Cには、感光体ドラム11K,11Y,11M,11C、これら各感光体ドラム11K,11Y,11M,11Cを帯電する帯電装置12K,12Y,12M,12C、帯電された各感光体ドラム11K,11Y,11M,11C上に露光装置13K,13Y,13Y,13Cにより書き込まれた静電潜像を各色トナーで現像してトナー像を形成する現像装置14K,14Y,14Y,14Cなどの電子写真用デバイスが備えられている。
尚、各感光体ドラム11K,11Y,11M,11Cと第1中間転写ドラム31a,31bとが対向する部分には一次転写部(図示せず)が、また、第1中間転写ドラム31a,31bと第2中間転写ドラム32とが対向する部分には二次転写部(図示せず)がそれぞれ形成されている。
シート搬送系には、用紙等の記録シートSが積載されるシートトレイ40、シートトレイ40内の記録シートSを1枚ずつ繰り出すピックアップロール41、繰り出された記録シートSを所定の位置に位置決めするレジストロール42、第2中間転写ドラム32上の画像を記録シートSに転写する三次転写ロール43、記録シートS上に転写された画像を定着する定着ロール44、排出された記録シートSを収容する排出トレイ45などが備えられている。
次に、このカラー複写機80による複写工程について説明する。
先ず、ユーザが原稿載置台70の上に原稿を載せ、ユーザインターフェイス(図示せず)により複写指示を行なうと、画像読取装置71が光学的に原稿を読み取り、電気信号(画像データ)に変換する。その画像データは、画像処理装置72により、ブラック、イエロ、マゼンタ、シアンの各色に色分解され、それら各色の画像データIK,IY,IM,ICに所定の重み係数を付与する等の画像処理が施された後、各色ごとにそれぞれの露光装置13K,13Y,13M,13Cに送られる。
一方、各画像形成ステーション10K,10Y,10M,10C内の各感光体ドラム11K,11Y,11M,11Cは、後述する駆動力伝達装置100(図2参照)により図中矢印の方向に回転駆動される。各感光体ドラム11K,11Y,11M,11Cの表面は、各帯電装置12K,12Y,12M,12Cにより一様な所定電位に帯電される。そして、上記の各露光装置13K,13Y,13M,13Cがそれぞれ画像データIK,IY,IM,ICに対応した露光光を所定タイミングで各感光体ドラム11K,11Y,11M,11C表面に照射することにより、各感光体ドラム11K,11Y,11M,11C表面に、電位差による静電潜像が形成される。形成された静電潜像には、各現像装置14K,14Y,14M,14Cによりトナーが静電的に付着され、それぞれ、K,Y,M,Cのトナー画像TK,TY,TM,TCが形成される。
他方、第1中間転写ドラム31a,31b及び第2中間転写ドラム32も、感光体ドラム11K,11Y,11M,11Cと同様、後述する駆動力伝達装置100により図中矢印の方向へ回転駆動される。そして、トナー画像TK,TYは、感光体ドラム11K,11Yから第1中間転写ドラム31aへ、また、トナー画像TM,TCは、感光体ドラム11M,11Cから第1中間転写体ドラム31bへとそれぞれ静電的に一次転写される。その際、トナー画像TK,TYは第1中間転写ドラム31a表面で重ね合わされ、トナー画像TM,TCは第1中間転写ドラム31b表面で重ね合わされる。
第1中間転写ドラム31a上で重ね合わされたトナー画像TK,TYは、二次転写部において第2中間転写ドラム32へ、同じく、第1中間転写ドラム31b上で重ね合わされたトナー画像TM,TCも第2中間転写ドラム32へとそれぞれ静電的に二次転写される。この際、トナー画像TK,TYとトナー画像TM,TCとは第2中間転写ドラム32表面で重ね合わされてフルカラートナー画像が形成される。
このように、フルカラートナー画像が形成される間、シート搬送系においては、シートトレイ40内の記録シートSがピックアップロール41により1枚取り出され、レジストロール42へと搬送される。ここで、レジストロール42が停止状態から所定タイミングで回転を開始することにより、第2中間転写ドラム32上のフルカラートナー画像が三次転写ロール43とのニップ部に達するタイミングと、記録シートSがそのニップ部分に達するタイミングとを一致させることにより、三次転写ロール43によって、第2中間転写ドラム32上のフルカラートナー画像は記録シートSに静電的に転写される。
その後、フルカラートナー画像を表面に担持した記録シートSが、定着ロール44のニップ部分を通過する際に、定着ロール44からの熱および圧力の作用によりフルカラートナー画像は記録シートS表面に定着され、カラー複写機80外部の排出トレイ45へと排出される。
上記の複写工程を1サイクルとし、これを連続的に実行することにより次々にフルカラー画像の複写が行なわれる。
このようなカラー複写機80において、画像形成動作時に起動と停止が頻繁に繰り返されるような用途に採用された場合であっても、生産性を低下させることなく、駆動力を高精度に伝達することが必要である。そのためには、このカラー複写機80に備えられた駆動力伝達装置100におけるベルトの変形を防止することが重要である。以下、この点について図2を参照して説明する。
図2は、図1に示すカラー複写機に備えられた駆動力伝達装置の構成を示す図である。
図2に示す駆動力伝達装置100は、各感光体ドラム11K,11Y,11M,11C、第1中間転写ドラム31a,31b、および第2中間転写ドラム32を駆動する装置である。
図2に示す駆動力伝達装置100には、感光体ドラム11K,11Yに取り付けられた従動プーリ111K,111Yと、それら従動プーリ111K,111Yを駆動する駆動プーリ112と、張架プーリ113と、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルト110とが備えられている。
平ベルト110には、この平ベルト110の回転位置を検出するための第1の検出用マーク141_1が設けられている。また、駆動プーリ112には、この駆動プーリ112の回転位置を検出するための第2の検出用マーク141_2が設けられている。さらに、これら第1の検出用マーク141_1,141_2を検出する第1のセンサ141_3,第2のセンサ141_4が備えられている。
また、この駆動力伝達装置100には、感光体ドラム11M,11Cに取り付けられた従動プーリ111M,111Cと、それら従動プーリ111M,111Cを駆動する駆動プーリ114と、張架プーリ115と、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルト120とが備えられている。
平ベルトベルト120には、この平ベルト120の回転位置を検出するための第1の検出用マーク142_1が設けられている。また、駆動プーリ114には、この駆動プーリ114の回転位置を検出するための第2の検出用マーク142_2が設けられている。さらに、これら第1の検出用マーク142_1,142_2を検出する第1のセンサ142_3,第2のセンサ142_4が備えられている。
さらに、この駆動力伝達装置100には、第1中間転写ドラム31a,31bに取り付けられた従動プーリ131a,131bと、第2中間転写ドラム32に取り付けられて従動プーリ131a,131bを駆動する駆動プーリ132と、張架プーリ133と、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルト130とが備えられている。
平ベルトベルト130には、この平ベルト130の回転位置を検出するための第1の検出用マーク143_1が設けられている。また、駆動プーリ132には、この駆動プーリ132の回転位置を検出するための第2の検出用マーク143_2が設けられている。さらに、これら第1の検出用マーク143_1,143_2を検出する第1のセンサ143_3,第2のセンサ143_4が備えられている。
ここで、駆動力伝達装置100におけるベルト変形検出装置140は、上記第1の検出用マーク141_1,142_1,143_1、第2の検出用マーク141_2,142_2,143_2、第1のセンサ141_3,142_3,143_3、第2のセンサ141_4,142_4,143_4、および図1に示す変形検出部144から構成されている。また、変形検出部144は、第1のセンサ141_3,142_3,143_3による第1の検出用マーク141_1,142_1,143_1の検出タイミングと、第2のセンサ141_4,142_4,143_4、143_4による第2の検出用マーク141_2,142_2,143_2のタイミングとの時間差に基づいて、平ベルト110,120,130の変形を求める。
上記平ベルト110,120,130の材質としては樹脂製のものを採用することができるが、耐久性や加工精度等の面からステンレス、ニッケル、チタン等の金属を使用することが好ましく、価格、耐久性、機械的強度の観点からステンレスを使用することが特に好ましい。
同様に、各プーリの材質としては樹脂製のものを採用することができるが、耐久性や加工精度等の面からステンレス、アルミニウム、炭素鋼等の金属を使用することが好ましい。特に、金属製のプーリは樹脂製のプーリに比べて一般的に慣性モーメントが大きくなるため、画像形成装置において出力画像の画像欠陥を招くとして問題視されている噛み合い振動などの高周波振動の減衰効果が期待でき、その観点からもプーリの材質としては金属が好ましい。また、金属のうちでは価格、耐久性、機械的強度の観点からステンレスを使用することが特に好ましい。
次に、変形検出部144で平ベルト130の変形を求める場合について説明する。尚、平ベルト110,120の変形を求める場合についても同様である。先ず、平ベルト130および駆動プーリ132について説明する。
図3は、図2に示す平ベルト130および駆動プーリ132を示す図、図4は、平ベルト130の平面の一部を拡大して示す図である。
平ベルト130は、図4に示すように、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔130aを有する。また、この平ベルト130には、前述した第1の検出用マーク143_1が駆動プーリ132の周長Bの間隔で設けられている。一方、駆動プーリ132は、図3に示すように、この平ベルト130の貫通孔130aに貫入する、回転方向Aに並んで形成された突起部132aを有する。また、この図3には、前述した第2の検出用マーク143_2,第1のセンサ143_3,第2のセンサ143_4が示されている。
本実施形態では、平ベルト130および駆動プーリ132の回転位置を検出するために、両者に第1,第2の検出用マーク143_1,143_2を設け、かつ、平ベルト130と駆動プーリ132の周長Bを同期させることで、平ベルト130と駆動プーリ132の相対的な回転位置関係を測定する。
図5は、変形検出部で平ベルト130の変形を求めるためのタイミングを示す図である。
図5には、第1のセンサ143_3,第2のセンサ143_4からの出力信号OUT1,OUT2が示されている。平ベルト130の、貫通孔130の端部(孔端部)に弾性変形が生じた場合、平ベルト130は駆動プーリ132に対し遅れることとなり、このため出力信号OUT1も出力信号OUT2に対しΔt1,Δt2というように遅れることとなる。ここで、変形検出部144(図1参照)で出力信号OUT1,OUT2の差分Δt1,Δt2(本発明にいう時間差に相当)に基づいて平ベルト130の孔端部の変形を求める。このようにして、両者の位置関係を求めることにより、平ベルト130の孔端部の弾性変形量を検出することができる。
尚、ここでの第1,第2の検出用マーク143_1,143_2は、平ベルト130,駆動プーリ132の表面にレーザマーカ等により付けた印であっても、貼付した反射シール等であってもよい。但し、平ベルト130において、ベルトマーク形状やマーク間隔の精度が悪いとベルト孔端部の弾性変形の誤検知に繋がるため、無端状ベルト化する前のシート状態にてマークを形成することが好ましく、さらには、駆動プーリ132の突起132aと噛み合う貫通孔130aを加工する時(例えばエッチング時)に同時に微小段差を設けたり、あるいは貫通孔130aとは別にマークとしての貫通孔を設けることがさらに好ましい。第1,第2のセンサ143_3,143_4には、これら第1,第2の検出用マーク143_1,143_2を認識できるセンサ(反射型や透過型の光電センサ、変位センサなど)が用いられる。
本実施形態では、無端状の平ベルト130の周長を駆動プーリ132の周長の整数倍とし、第2の検出用マーク143_2を駆動プーリ132に1ヶ所、平ベルト130には駆動プーリ132の周長間隔で第1の検出用マーク143_1が設けられている。このような規制をすることによって、駆動プーリ132に設けた第2の検出用マーク143_2を検出したタイミングと平ベルト130に設けられた各々の第1の検出用マーク143_1の検出タイミングとが同期するため、駆動プーリ132の回転位置検出時間と複数箇所における平ベルト130の回転位置検出時間との差が常に一定となる。従って、駆動プーリ132の回転位置検出タイミングと各ベルト回転位置検出タイミングの差分を求め、この差分の変化から、ベルト孔端部の弾性変形量を求めることができる。さらに詳細に説明する。
図6は、平ベルトの貫通孔と駆動プーリの突起部とのクリアランスを示す図、図7は、図6に示す平ベルトの、クリアランスを含んだ状態における変形量を求めるためのタイミングを示す図である。
平ベルト130が駆動プーリ132に巻きかけた直後であって負荷が十分に与えられない状態の場合は、平ベルト130の貫通孔130aと駆動プーリ132の突起部132aとの間にはクリアランスC1,C2があるため、貫通孔130aと突起部132aとは噛み合わず、出力信号OUT1,OUT2の差分Δt1,Δt2(タイミング差)は、図7に示すように、設計上求まる時間差である理論的な時間差Δt0より短くなる場合がある。
負荷が十分に与えられた場合、平ベルト130の孔端部と駆動プーリ132の突起部132aは噛み合うため、通常、駆動プーリ132の回転位置と平ベルト130の孔端部位置とは所定の位置関係となる。そのため、平ベルト130に設けられた回転位置検出用マーク(第1の検出用マーク143_1)の位置と駆動プーリ132に設けられた回転位置検出用マーク(第2の検出用マーク143_2)の位置との関係は、平ベルト130を駆動プーリ132に巻きかけた時点で決定される。即ち、各々のマーク同士を所定の位置関係となる様に巻きかけることで、両位置関係は設計上求まる値となり、各マーク検出(回転位置検出)タイミングは、所定の時間で発生する。通常の負荷が与えられて、平ベルト130と駆動プーリ132が微小に滑る状態になると、平ベルト130の孔端部と駆動プーリ132の突起部132aが噛み合い、所定のタイミング差が検出されるようになる。このタイミング差と理論値から検出したタイミング差とが短いか否かを判定すれば実際に平ベルト130の孔端部と駆動プーリ132の突起部132aとが、どの程度の弾性変形量で噛み合っているかを判定することができる。
図8は、平ベルトの孔端部が弾性変形する様子を示す平面図、図9は、平ベルトの孔端部が弾性変形する様子を示す断面図、図10は、図8、図9に示す平ベルトの変形量を求めるためのタイミングを示す図である。
図8には、平ベルト130の孔端部と駆動プーリ132の突起部132aとが噛み合った状態で、駆動プーリ132により平ベルト130が矢印A方向に移動する様子が示されている。ここでは、比較的大きな負荷が与えられており、このため平ベルト130の、点線Bで示す孔端部に、弾性変形が生じている。従って、図8、図9に示すように、第1の検出用マーク143_1は、弾性変形がない場合の位置(点線で示す位置)よりもΔXだけ図8,図9の右側にずれている。
ここで、図10に示すように、出力信号OUT1,OUT2の差分Δt1,Δt2であるタイミング差は、設計上求まる時間差である理論的な時間差Δt0よりも大きい。このように、タイミング差が大きくなる時が、ベルト孔端部に弾性変形が生じている場合であり、このタイミング差の大きさにより平ベルト130の孔端部に弾性変形が生じているか否かを判定することができる。
通常、平ベルト130における孔端部の弾性変形は、その平ベルト130の、駆動プーリ132のベルト張り側で噛み合っている孔端部が、最も大きいため(ベルト張力が一番高い状態で噛み合っているため)、測定精度を上げる観点から、この位置にてベルト回転位置を第1の検出用マーク143_1で検出することが望ましく、且つできるだけ孔端部近傍に第1の検出用マーク143_1を設けることが好ましい。
さらに、上述した平ベルト130の変形量を求める場合と同様にして、他の平ベルト110,120の変形量を求める。尚、ベルト回転位置検出時の誤差を低減させるために、複数箇所で且つベルトを複数回転させて時間差データを多く計測し、その平均を取ると、ベルト回転位置検出精度を高めることができる。
本実施形態では、ベルト回転位置検出用マークとして、図4に示すように、第1の検出用マーク143_1を複数設けた例で説明したが、本発明では1ヶ所以上であれば良い。
図11は、ベルト変形検出装置で検出された平ベルトの弾性変形量から、平ベルトの弾性変形除去動作を行なうか否かを判定するためのグラフである。
図11に示す横軸は駆動時間を示し、縦軸はベルト弾性変形量Xを示す。また、X0は時間差Δt0(初期値)におけるベルト弾性変形量を示し、X1は平ベルトの弾性変形除去動作を行なう必要があるベルト弾性変形量を示す。さらに、X2はX1に対し2/3のベルト弾性変形量を示す。
このグラフに示すように、ベルト弾性変形量Xは、駆動時間が進むにつれ増加している。ベルト弾性変形量Xは、X1以上になると急激に大きくなる傾向にある。これは、ベルト弾性変形状態が塑性変形状態に入り、ベルトがプーリ突起に対し乗り上げ浮いた状態になっていると考えられる。この状態で使用しつづけると、ベルト孔端部はプーリ突起を乗り越え、いわゆるタイミングベルトで生じる歯飛び現象を起こしベルトが破損する。そのため、ベルト孔端部の弾性変形量がX1に到達する前に変形除去動作をする必要があり、X1を目安に安全率等を考え、その手前(図11では、X1に対し2/3の変形量であるX2)で除去動作が行なわれる。
ここで、除去動作を行なうシーケンスについて考えると、ベルト孔端部の弾性変形が所定の大きさとなった時、ただちに画像形成動作を停止させ、ベルト弾性変形除去動作を行なうことは、不良ページを画像出力することとなり好ましくない。少なくとも現在画像形成しているページ分は、画像出力し、その後に変形除去動作を行なうことが好ましい。
図1に示す画像形成装置であるカラー複写機80には、ベルト変形検出装置140により平ベルト130(もしくは平ベルト110,120)の、所定の変形量を越える変形が検出されたことを受けて、その平ベルト130の変形を回復させるベルト変形回復装置150が備えられている。
詳細には、このベルト変形回復装置150は、平ベルト130の停止時に、その平ベルト130に対し、循回移動方向とは逆の方向に平ベルト130と駆動プーリ132との間の静止摩擦力を越える逆方向駆動力を与えて駆動プーリ132の突起部132aが平ベルト130の貫通孔130a内の一方の端に押し当てられた緊張状態を解除することにより、平ベルト130の変形を回復させるものである。尚、このカラー複写機80を構成する感光体ドラム等には、クリーナブレード等が当接していないものとする。
一方、クリーナブレード等が当接している感光体ドラムや中間転写ベルト等を駆動する画像形成装置の場合には、逆方向駆動力を与えると、クリーナブレード等が変形する恐れがある。このような場合には、平ベルトの停止時に、その平ベルトに与える張力を下げることによりその平ベルトの変形を回復させるようにしてもよい。また、例えば感光体ドラムと駆動部分の連結を解放できるクラッチ等を中間に配置し、感光体ドラムが回転しない状態において逆回転駆動させるようにしてもよい。
図12は、本発明の駆動力伝達装置を適用した画像形成装置の第2実施形態を示す断面概略図である。
図12に示す画像形成装置200には、レッド、グリーン、ブルーのカラーデータを処理して得られたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の画像データに基づいて変調されたレーザ光を出射するレーザ光源(図示せず)からの出射光を偏向する回転多面鏡等を有する露光器211Y、211M、211C、211Kが備えられている。また、この画像形成装置200には、図示しない帯電器によって帯電され上記露光器211Y、211M、211C、211Kからレーザ光の露光を受けながら回転することにより表面に静電潜像を形成する感光体ドラム212Y、212M、212C、212Kと、それら感光体ドラム212Y、212M、212C、212Kに形成された静電潜像をそれぞれY、M、C、Kのトナーで現像する現像器213Y、213M、213C、213Kが備えられている。さらに、この画像形成装置200には、駆動ロール221および従動ロール222、223、224と、それら駆動ロール221、従動ロール222、223、224間に張架された転写ベルト230と、用紙トレイ240内の記録紙250を所定のタイミングで送り出すレジストロール260と、感光体ドラム212Y、212M、212C、212K上の残留トナーを除去するクリーナ214Y、214M、214C、214Kと、記録紙250上に転写されたトナー像を定着する定着器270とが備えられている。
このように構成された画像形成装置200では、先ず、イエロー用の感光体ドラム212Yが一様に帯電された後、露光器211Yからイエローの画像データに基づいて変調されたレーザ光が出射されて感光体ドラム212Yが露光され、これにより感光体ドラム212Yの表面にイエロー用の静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器213Yにより現像されてイエローのトナー像が形成され、レジストロール260によって所定のタイミングで送り出され転写ベルト230に担持されて矢印A方向に搬送される記録紙250上に転写される。記録紙250上に転写されたイエローのトナー像の上には、次の感光体ドラム212M上に形成されたマゼンタのトナー像が重ね合わせるように転写され、さらに、その上に、シアン、およびブラックのトナー像が重ね合わせるように転写される。こうして4色のトナー像が重ね合わされて形成されたカラートナー像は定着器270によって定着されてカラー画像が完成する。
図13は、図12に示す画像形成装置に備えられた駆動力伝達装置の構成を示す図である。
図13に示す駆動力伝達装置300には、感光体ドラム212Y,212Mに取り付けられた従動プーリ312Y,312Mと、それら従動プーリ312Y,312Mを駆動する駆動プーリ313と、張架プーリ314と、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルト310とが備えられている。
平ベルトベルト310には、この平ベルト310の回転位置を検出するための第1の検出用マーク341_1が設けられている。また、駆動プーリ313には、この駆動プーリ313の回転位置を検出するための第2の検出用マーク341_2が設けられている。さらに、これら第1の検出用マーク341_1,341_2を検出する第1のセンサ341_3,第2のセンサ341_4が備えられている。
また、この駆動力伝達装置300には、感光体ドラム212C,212Kに取り付けられた従動プーリ312C,312Kと、それら従動プーリ312C,312Kを駆動する駆動プーリ315と、張架プーリ316と、所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルト320とが備えられている。
平ベルトベルト320には、この平ベルト320の回転位置を検出するための第1の検出用マーク342_1が設けられている。また、駆動プーリ315には、この駆動プーリ315の回転位置を検出するための第2の検出用マーク342_2が設けられている。さらに、これら第1の検出用マーク342_1,342_2を検出する第1のセンサ342_3,第2のセンサ342_4が備えられている。
ここで、上記第1の検出用マーク341_1,342_1、第2の検出用マーク341_2,342_2、第1のセンサ341_3,342_3、第2のセンサ341_4,342_4、および変形検出部(図示せず)から、平ベルト310,320の変形を求めるベルト変形検出装置が構成される。このようなベルト変形検出装置で平ベルト310,320の変形を検出し、さらに図示しないベルト変形回復装置でそれら平ベルト310,320の変形を回復してもよい。
図14は、本発明の駆動力伝達装置を適用した画像形成装置の第3実施形態を示す断面概略図である。
尚、図12に示す画像形成装置200と同じ構成要素には同一の符号を付して説明する。
図14に示す画像形成装置400は、図12に示す画像形成装置200と比較し、転写ベルト230が中間転写ベルト410に置き換えられている点と、中間転写ベルト410を挟んで感光体ドラム212Y、212M、212C、212Kに対向する位置に1次転写ロール411Y、411M、411C、411Kが配置されている点と、2次転写ロール412が追加されている点とが異なっている。この画像形成装置400では、中間転写ベルト410を駆動ロール221の回転によって矢印A方向に移動して、中間転写ベルト410上に各感光体ドラム212Y、212M、212C、212K上の各色トナー像を順次転写していくことにより中間転写ベルト410上に4色のトナー像が重ね合わせるように転写され、さらに2次転写ロール412で記録紙250上に一括転写される。このようにして4色のトナー像が重ね合わされて形成されたカラートナー像が定着器270によって定着されてカラー画像が完成する。
ここで、図12に示す画像形成装置400には、以下に説明する駆動力伝達装置、ベルト変形検出装置、および制御装置が備えられている。
図15は、図12に示す画像形成装置に備えられた駆動力伝達装置、ベルト変形検出装置、および制御装置を示す図、図16は、図15に示す平ベルトの一部を示す平面図である。
図15には、平ベルト510,駆動プーリ520,駆動モータ530からなる駆動力伝達装置、ベルト変形検出装置540、および信号処理部550,駆動伝達動作制御部560,画像形成動作制御部570からなる制御部が示されている。
駆動力伝達装置を構成する平ベルト510は、図16に示すように、複数の貫通孔510aを有する無端のベルトである。また、駆動プーリ520は、平ベルト510の貫通孔510aに貫入する突起部520aが回転方向に並べられて平ベルト510が掛け渡された部材である。駆動モータ530は、駆動プーリ520を矢印B方向に駆動する。
ベルト変形検出装置540は、平ベルト510の変形を検出するものであり、ここではレーザ変位計が用いられる。
制御部を構成する信号処理部550は、ベルト変形検出装置540からの信号を処理する。また、駆動伝達動作制御部560は、信号処理部550からの信号に基づいて駆動モータ530を制御する。さらに、画像形成動作制御部570は、信号処理部550からの信号に基づいて画像形成動作を制御する。
ここで、ベルト変形検出装置540は、レーザ照射型の変位センサであり、平ベルト510の孔周縁部の弾性変形を直接検出する。しかし、近年のレーザ照射型の変位センサは、ビーム径をφ10umまで絞って微小な測定領域を測定対象とすることが可能であるものの、測定対象物の傾斜などによって測定誤差が多く含まれ、また、プーリ突起部などの乱反射などがあるため、別途プーリ突起位置を測定し、変位センサ出力と突起位置データから、ベルト弾性変形部の変位データを抜き出し処理する方式や、照射角度やプーリ突起を黒色にするなど測定上の工夫を施す必要がある。
図17は、駆動プーリに設けられた突起位置検出用マークと突起位置検出センサを示す図、図18は、ベルト変形検出装置で平ベルトの孔周縁部の弾性変形量を検出する様子を示す図である。
図17には、突起部520aを有する駆動プーリ520と、ベルト変形検出装置540と、駆動プーリ520上に設けられた突起位置検出用マーク580と、突起位置検出用マーク580を検出する突起位置検出センサ590とが示されている。また、図18には、ベルト変形検出装置540で平ベルト510の孔周縁部の弾性変形量を検出する様子が示されている。ここでは、突起位置検出用マーク580を突起位置検出センサ590で検出することにより駆動プーリ520の突起部520aの位置を測定するとともに、ベルト変形検出装置540で平ベルト510の弾性変形量を検出し、これら突起部520aの位置データおよびベルト変形検出装置540の出力データから、平ベルト510の孔周辺部における変位データを抜き出し処理する。
図19は、平ベルトの弾性変形量とベルト変形検出装置の出力との関係を示すグラフである。
図19の横軸は駆動時間を示し、縦軸はベルト変形検出装置540からの出力データであるレーザ変位計出力を示す。上述したようにして測定された突起部520の位置(図19に示す突起位置)の左側の部分が平ベルト510の変形量を示している。点線で示すように、平ベルト510に弾性変形がない場合は、レーザ変位計の出力は小さい。一方、実線で示すように、平ベルト510に弾性変形がある場合は、レーザ変位計の出力は大きい。このように、突起部520aの位置データおよびベルト変形検出装置540の出力データに基づいて、平ベルト510の弾性変形量を精度よく検出してもよい。
本発明の駆動力伝達装置を適用した画像形成装置の第1実施形態を示す断面概略図である。 図1に示すカラー複写機に備えられた駆動力伝達装置の構成を示す図である。 図2に示す平ベルト130および駆動プーリ132を示す図である。 平ベルト130の平面の一部を拡大して示す図である。 変形検出部で平ベルト130の変形を求めるためのタイミングを示す図である。 平ベルトの貫通孔と駆動プーリの突起部とのクリアランスを示す図である。 図6に示す平ベルトの、クリアランスを含んだ状態における変形量を求めるためのタイミングを示す図である。 平ベルトの孔端部が弾性変形する様子を示す平面図である。 平ベルトの孔端部が弾性変形する様子を示す断面図である。 図8、図9に示す平ベルトの変形量を求めるためのタイミングを示す図である。 ベルト変形検出装置で検出された平ベルトの弾性変形量から、平ベルトの弾性変形除去動作を行なうか否かを判定するためのグラフである。 本発明の駆動力伝達装置を適用した画像形成装置の第2実施形態を示す断面概略図である。 図12に示す画像形成装置に備えられた駆動力伝達装置の構成を示す図である。 本発明の駆動力伝達装置を適用した画像形成装置の第3実施形態を示す断面概略図である。 図12に示す画像形成装置に備えられた駆動力伝達装置、ベルト変形検出装置、および制御装置を示す図である。 図15に示す平ベルトの一部を示す平面図である。 駆動プーリに設けられた突起位置検出用マークと突起位置検出センサを示す図である。 ベルト変形検出装置で平ベルトの孔周縁部の弾性変形量を検出する様子を示す図である。 平ベルトの弾性変形量とベルト変形検出装置の出力との関係を示すグラフである。
符号の説明
10K,10Y,10M,10C 画像形成ステーション
11K,11Y,11M,11C,212Y,212M,212C,212K 感光体ドラム
12K,12Y,12M,12C 帯電装置
13K,13Y,13M,13C 露光装置
14K,14Y,14Y,14C 現像装置
31a,31b 第1中間転写ドラム
32 第2中間転写ドラム
32a,105,106,109,110 ギア
40 シートトレイ
41 ピックアップロール
42 レジストロール
43 三次転写ロール
44 定着ロール
45 排出トレイ
70 原稿載置台
71 原稿読取装置
72 画像処理装置
73 駆動制御装置
80 カラー複写機
100,300 駆動力伝達装置
110,120,130,310,320,510 平ベルト
111K,111Y,111M,111C,131a,131b,312Y,312M,312C,312K 従動プーリ
112,114,132,313,315,520 駆動プーリ
113,115,133,314,316 張架プーリ
130a,510a 貫通孔
132a,520a 突起部
140,540 ベルト変形検出装置
141_1,142_1,143_1,341_1,342_1 第1の検出用マーク
141_2,142_2,143_2,341_2,342_2 第2の検出用マーク
141_3,142_3,143_3,341_3,342_3 第1のセンサ
141_4,142_4,143_4,341_4,342_4 第2のセンサ
144 変形検出部
150 ベルト変形回復装置
200,400 画像形成装置
211Y,211M,211C,211K 露光器
213Y,213M,213C,213K 現像器
214Y,214M,214C,214K クリーナ
221,421 駆動ロール
222,223,224 従動ロール
230 転写ベルト
240 用紙トレイ
250 記録紙
260 レジストロール
270 定着器
410 中間転写ベルト
411Y,411M,411C,411K 1次転写ロール
412 2次転写ロール
530 駆動モータ
550 信号処理部
560 駆動伝達動作制御部
570 画像形成動作制御部
580 突起位置検出用マーク
590 突起位置検出センサ

Claims (6)

  1. 所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルトと、前記平ベルトに駆動力を与える駆動プーリおよび該平ベルトから駆動力を受ける従動プーリを含む、前記平ベルトの貫通孔に貫入する突起部が回転方向に並び前記平ベルトが掛け渡された複数のプーリとを備え、前記平ベルトと前記プーリとの間の摩擦による第1の駆動力および前記平ベルトの貫通孔と前記プーリの突起部との間に作用する第2の駆動力とにより駆動力を伝達する駆動力伝達装置における前記平ベルトの変形を検出するベルト変形検出装置において、
    前記平ベルトに設けられた第1の検出用マークと、
    前記複数のプーリのうちのいずれかのプーリに設けられた第2の検出用マークと、
    前記第1の検出用マークを検出する第1のセンサと、
    前記第2の検出用マークを検出する第2のセンサと、
    前記第1のセンサによる前記第1の検出用マークの検出タイミングと前記第2のセンサによる前記第2の検出用マークの検出タイミングとの時間差に基づいて前記平ベルトの変形を求める変形検出部とを備えたことを特徴とするベルト変形検出装置。
  2. 所定の方向に回転する像担持体上にトナー像を担持させ該トナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    所定の循回移動方向に並ぶ複数の貫通孔を有する無端の平ベルトと、前記平ベルトに駆動力を与える駆動プーリおよび該平ベルトから駆動力を受けて該駆動力を前記像担持体に伝達する従動プーリを含む、前記平ベルトの貫通孔に貫入する突起部が回転方向に並び前記平ベルトが掛け渡された複数のプーリとを備え、前記平ベルトと前記プーリとの間の摩擦による第1の駆動力および前記平ベルトの貫通孔と前記プーリの突起部との間に作用する第2の駆動力とにより駆動力を伝達する駆動力伝達装置と、
    前記平ベルトの変形を検出するベルト変形検出装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記ベルト変形検出装置により、前記平ベルトの、所定の変形量を越える変形が検出されたことを受けて、該平ベルトの変形を回復させるベルト変形回復装置を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記ベルト変形検出装置が、
    前記平ベルトに設けられた第1の検出用マークと、
    前記複数のプーリのうちのいずれかのプーリに設けられた第2の検出用マークと、
    前記第1の検出用マークを検出する第1のセンサと、
    前記第2の検出用マークを検出する第2のセンサと、
    前記第1のセンサによる前記第1の検出用マークの検出タイミングと前記第2のセンサによる前記第2の検出用マークの検出タイミングとの時間差に基づいて前記平ベルトの変形を求める変形検出部とを備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルト変形回復装置が、前記平ベルト停止時に、該平ベルトに対し、前記循回移動方向とは逆の方向に該平ベルトと前記プーリとの間の静止摩擦力を越える逆方向駆動力を与えて前記プーリの突起部が前記平ベルトの貫通孔内の一方の端に押し当てられた緊張状態を解除することにより、該平ベルトの変形を回復させるものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記ベルト変形回復装置が、前記平ベルト停止時に、該平ベルトに与える張力を下げることにより該平ベルトの変形を回復させるものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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