JP2005226538A - 空気圧縮機及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、空気消費量が少ないときは騒音が小さく、短時間に多量の空気を消費する場合は迅速に高速回転に移行する空気圧縮機を提供することである。
【解決手段】空気工具に用いられる圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し上記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、該駆動部を制御するための制御回路部とを有する空気工具用空気圧縮機において、上記タンク部の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサと該圧力センサの検出信号の時間微分値を出力する微分器を有し、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号P1と、前記微分器出力の微分値d(P1)/dtと、前記圧力センサの検出信号P1の所定時間ΔT1における圧力変化率ΔP1/ΔT1とにより前記モータの回転数を複数段階に制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は空気釘打機等の空気工具に用いられる圧縮空気を生成する空気圧縮機及びその制御方法に関するものである。
一般に空気工具に用いられる空気圧縮機は、モータによって圧縮機本体のクランク軸を回転駆動し、このクランク軸の回転に応じてシリンダ内でピストンを往復動させることにより、吸気弁から吸い込んだ空気を圧縮するように構成されている。そして圧縮機本体で形成された圧縮空気は排気弁からパイプを通して空気タンクに吐出され、このタンク内に貯留される。空気工具はこのタンクに貯留された圧縮空気を用いて釘打等の作業を行うものである。
このような空気圧縮機は建築現場に持ち運び、野外で用いられたり、人家の密集している場所で使用されることが多いため、いろいろな観点から改良を求められている。本発明者等が現場で使用されている状況を調査した結果、ユーザから求められている要求、技術課題は次のような項目に整理することができる。
(1)低騒音化
空気圧縮機はモータの回転をシリンダ内のピストンの往復動に変換する機構を有するためにモータの回転時にはかなりの騒音が発生するのを避けられない。またこの空気圧縮機からの圧縮空気を利用する釘打機なども作動時に作動音を出すため空気圧縮機自体の騒音と相まって建築現場の周囲にかなりの騒音を発生することとなる。特に人家の密集しているところで早朝や夕方以降に使用するときにはできるだけこの騒音を低減して欲しいという要求が大きい。
(2)高パワー高効率化
空気圧縮機が用いられる現場は、必ずしも十分な電力環境にあるとは限らず、むしろ長いコードを用いて別の場所から電源電圧を供給するために十分な大きさの電圧が確保できなかったり、多数の空気工具を同時に使用するために圧縮空気が大量に消費されるような環境で使用されることがある。
このため、空気圧縮機から高パワーの出力を発生できなくなることがあり、出力が不足した状態で例えば釘打機を使用するといわゆる釘浮き現象が生じ、十分に釘を加工材に打ち込むことができなくなるという問題を生ずる。
また空気圧縮機は通常、空気タンクに26〜30kg/cmの空気を貯留しているが、この空気は工具を使用していない期間にも少しずつリークすることを避けられず、使い方によっては効率の低下を招くという問題もある。
(3)小型化可搬性の向上
空気工具用の空気圧縮機は稀に据置型として用いられるものもあるが、殆どは可搬型であり建築現場に持ち込んで使用される。従ってできるだけ小型で可搬性に優れていることも要求される。従って圧縮空気生成部及びこれを駆動する駆動部の構成を複雑にして可搬性を損なうことは極力避けなければならない。
(4)長寿命化
冷蔵庫や空調機等に用いられるコンプレッサに比べ空気工具に用いられる空気圧縮機は寿命が短いという問題がある。これは過酷な環境で用いられるため、一面においては止むを得ないところでもあるが、できるだけ負荷の変動を抑制したり、無駄な圧縮空気の生成を抑えることにより更に寿命の長期化を図ることが望まれている。
(5)温度上昇の抑制
シリンダ内のピストンの往復動及びピストンを駆動するモータに流れる電流により空気圧縮機はかなり高温になるのを避け難い。しかしながら空気圧縮機が高温になると損失が大きくなり高効率化を阻害する原因にもなる。従って空気圧縮機の温度上昇を可及的に抑制することも強く要望されている。
なお、特許文献1には空気調和機の室内ファンモータの断続運転によって発生する騒音差を抑えて不快感を低減する技術について開示されている。
また特許文献2には、圧縮機がタンクの圧力の低下によって負荷運転に入ったときの圧力変化状態に応じて、圧力上昇後の待機状態における運転モードを断続運転モード若しくは連続運転モードに切り替えるようにした空気圧縮機について開示されている。
特開2002−228233
特公平6−63505
前述のようないくつかの技術課題の中で本発明は特に上記(1)の低騒音化及び(2)の高パワー高効率化の問題を改善しようとするものである。
具体的には本発明は、空気工具による空気消費量が少ないときはより低速で回転させることにより騒音が低く、またコンクリート用釘や太径の木材釘の連続打ちなどのように短時間にかなり多くの空気を消費するときには直ちに高速回転に移行し、パワーが不足することのない空気圧縮機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、空気工具に用いられる圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し上記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、該駆動部を制御するための制御回路部とを有する空気圧縮機において、前記タンク部の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサと該圧力センサの検出信号の時間微分値を出力する微分器を有し、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号P1と、前記微分器出力の微分値d(P1)/dtと、前記圧力センサの検出信号P1の所定時間ΔT1における圧力変化率ΔP1/ΔT1とにより前記モータの回転数を複数段階に制御するようにしたことに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、上記モータの温度を検出するための温度センサを有し、前記制御回路は、上記温度センサの検出信号と、上記圧力センサの検出信号P1と、上記微分値d(P1)/dtと圧力変化率ΔP1/ΔT1に応じて上記モータの回転数を複数段階に制御することにある。
本発明の他の特徴は、上記駆動部の電源電圧と負荷電流を検出するセンサを有し、前記制御回路は、上記センサの検出信号と上記圧力センサの検出信号P1と上記微分値d(P1)/dtと圧力変化率ΔP1/ΔT1に応じて上記モータの回転数を複数段階に制御することにある。
本発明にかかる空気圧縮機は、モータの回転数を複数段階に設定し、圧力タンクの圧力センサ出力の微分値と、該圧力センサ出力の所定時間ΔT1における圧力変化率ΔP1/ΔT1によりモータの回転数を制御するように構成したので、空気圧縮機が待機中で空気消費がエア漏れのみの場合や、小型の空気タッカなどの使用により空気消費量が少ない場合は、より低速でモータを回転することができ、騒音を抑制することができる。
また大型の釘打ち機を用いて連続釘打ちをした場合のように短時間に多量の空気を消費することが予測される場合は、直ちにモータの回転を高速回転に移行し、タンクの圧力低下を抑制することができる。従ってコンクリート用釘や太径の木材用釘の連続打ちなどのときでも釘の頭浮きの頻度を少なくすることができ、また、たとえ一時的に頭浮き現象が発生してもその時間を極めて短くすることができる。
更にタンク内圧力のリップルが大きく頻度も大きいことを検出し、モータを高速回転に移行したときは、少なくとも所定時間(例えば5秒間)その回転数を維持させるようにしたのでモータの回転数が短時間に頻繁に切り替わることがなく、不快感を軽減することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を実施例により説明する。
本発明にかかる空気圧縮機は図1の概念図に示すように圧縮空気を貯留するタンク部10、圧縮空気を生成する圧縮空気生成部20、該圧縮空気生成部20を駆動するための駆動部30及び該駆動部30を制御するための制御回路部40より構成されている。
(1)タンク部10
タンク部10は図2に示すように高圧圧縮空気を貯留するための空気タンク10Aを有し、圧縮部20Aの吐出口に連結されたパイプ21を通して例えば20〜30kg/cmの高圧圧縮空気が供給される。
上記空気タンク10Aには通常複数個の圧縮空気取出口18、19が設けられており、本実施例では低圧の圧縮空気を取り出すための取出口18と、高圧の圧縮空気を取り出すための取出口19が取り付けられている例が示されている。勿論本発明がこれに限定されるものではない。
低圧用圧縮空気取出口18は減圧弁12を介して低圧用カプラ14に接続されている。減圧弁12はその入口側の圧縮空気の圧力に拘らず出口側の圧縮空気の最高圧力が定められており、本実施例ではその最高圧力が7〜10kg/cmの範囲の所定値に選定されている。従って減圧弁12の出口側からは空気タンク10Aの圧力に拘らず上記の最高圧力以下の圧力の圧縮空気が得られる。
減圧弁12の出力側の圧縮空気は低圧用カプラ14を介して図1に示した低圧用の空気工具51に供給される。
一方高圧用圧縮空気取出口19は減圧弁13を介して高圧用カプラ15に接続されている。減圧弁13はその入口側の圧縮空気の圧力に拘らず出口側の圧縮空気の最高圧力が定められており、本実施例ではその最高圧力が10〜30kg/cmの範囲の所定値に選定されている。従って減圧弁13の出口側からはこの最高圧力以下の圧力の圧縮空気が得られる。減圧弁13の出力側の圧縮空気は高圧用カプラ15を介して図1に示した高圧用の空気工具52に供給される。
減圧弁12及び13には低圧用圧力計16及び高圧用圧力計17がそれぞれ取り付けられており、減圧弁12及び13の出口側の圧縮空気の圧力をモニタできるように構成されている。また低圧用カプラ14と高圧用カプラ15は寸法が異なり互換性がないので低圧用カプラ14には高圧用の空気工具52を接続することができず、また高圧用カプラ15には低圧用の空気工具51は接続することができないように構成されている。このような構成は既に本願発明と同一の出願人により特開平4−296505に出願されている。
上記空気タンク10Aの一部には圧力センサ11が取り付けられており、タンク10A内の圧縮空気の圧力が検出される。この検出信号は制御部40に供給され、後述のモータの制御に用いられる。また空気タンク10Aの一部には安全弁10Bが取り付けられており、空気タンク10A内の圧力が異常に高くなったときにその空気の一部を外部に逃がして安全を確保している。
(2)圧縮空気生成部20
圧縮空気生成部20はシリンダ内にピストンを往復運動させ、シリンダの吸気弁からシリンダ内に引き込まれた空気を圧縮することにより圧縮空気を生成するもので、このように圧縮機自体は既に公知である。例えば本願発明と同一の出願人により出願されている特開平11−280653にはモータの回転を、ロータ軸の先端に設けたピニオン及びこれとかみ合うギアを介して出力軸に伝達し、出力軸の運動によりピストンを往復動される機構が開示されている。
ピストンがシリンダ内を往復動するとシリンダヘッドに設けられた吸気弁より引き込まれた空気が圧縮され、所定の圧力に達するとシリンダヘッドに設けられた排気弁から圧縮空気が得られる。この圧縮空気は図2のパイプ21を通して前述の空気タンク10Aに供給される。
(3)駆動部30
駆動部30は上述のピストンを往復運動させるための駆動力を発生させるもので図3に示すようにモータ33とモータ駆動回路32及び電源回路31より構成されている。電源回路31は100Vの交流電源310の電圧を整流するための整流回路313及び整流された電圧を平滑し、昇圧した後定電圧にするための平滑・昇圧・定電圧回路314を含んでいる。
また電源310の両端の電圧を検出するための電圧検出器311及び負荷電流を検出するための電流検出器312を設けられており、各検出器311及び312の出力信号が後述の制御部40に供給される。これらの検出器311、312は例えば、電源310のブレーカ(図示せず)が切れない範囲で極めて短時間の間、モータ33を超高速回転するような場合等の制御に用いられる。また定電圧回路314により一定の電圧を得るためにも制御部40が関与するが定電圧回路の構成自体は公知であるのでここでは詳しく述べない。
モータ駆動回路32は直流電圧からU相、V相、W相の3相のパルス電圧を発生するためのスイッチング用トランジスタ321〜326を含んでいる。各トランジスタ321〜326のオン・オフは制御部40によって制御される。各トランジスタ321〜326に供給されるパルス信号の周波数を制御することによって、モータの回転数を制御している。
一例として、モータ33の回転数Nは、0rpm、1200rpm、2400rpm、3600rpmのように、基準値Nの任意の数n倍に多段階に設定され、この中から選択された回転数で駆動するように制御される。
各スイッチング用トランジスタ321〜326には並列にダイオードが接続されているが、これはモータ33のステータ33Aに発生する逆起電力によりトランジスタ321〜326が破壊するのを防止するためのものである。
次にモータ33はステータ33Aとロータ33Bを含む。ステータ33AにはU相、V相、W相の巻線331、332、333が形成されており、これら巻線331〜333に流れる電流によって回転磁界が形成される。
ロータ33Bは本実施例では永久磁石から構成され、ステータ33Aの巻線331〜333に流れる電流により形成される回転磁界により回転する。このロータ33Bの回転力が前述の圧力空気生成部20(図1)のピストンを動作させる駆動力になる。
モータ33にはステータ33Aの巻線の温度を検出するための温度検出回路334が設けられ、その検出信号が制御部40に供給される。また必要に応じてロータ33Bの回転数を検出する回転数検出回路335が設けられ、その検出信号が制御部40に供給される。
(4)制御回路部40
制御回路部40は図1に示すように中央処理ユニット(以下CPUと略す)41、ランダムアクセスメモリ(以下RAMと略す)42、リードオンリメモリ(以下ROMと略す)43、微分器46、48及びローパスフィルタ47を含む。
前述の圧力センサ11の検出信号P1及び電圧検出回路311、電流検出回路312温度検出回路334の検出信号はインターフェース回路(以下I/F回路と略す)44、及び45を介してCPU41に供給される。
本発明の実施形態においては、圧力センサ11の検出信号P1が微分器46に入力され、微分器46の出力d(P1)/dtがP1と共にCPU41に入力される。
CPU41からの指令信号はI/F回路45を介して駆動部30のモータ駆動回路
32に供給され、スイッチング用トランジスタ321〜326(図3)の制御が行われる。ROM43には図4に示すようなモータの制御プログラムが格納されており、RAM42はそのプログラムの実行に必要なデータや演算結果を一時格納するために用いられる。
図4は本発明の制御回路部40のROM43に格納されているプログラムの一実施例を示すフローチャートを示す。
まずステップ101において初期設定を行い、モータ33の回転数NをN2=2400rpmに設定する。また、圧力タンク10Aの圧力センサ11により検出された信号を制御回路部40に取り込むためのサンプリング周期ΔTは0.05秒とする。即ちi=0、1、2、3…10としてCPU41により0.05秒間隔で圧力センサ11の検出信号を読み取る。また、P(i=0)とP(i=100)との差から5秒間(ΔT1)における圧力変化ΔP1、つまり、圧力変化率ΔP1/ΔT1を算出する。
次にステップ104に進み、本発明の空気圧縮機の制御に用いられる回転数のデータを記憶する。この実施例ではモータ33の回転数NをN0(=0rpm)、N1(1200rpm)、N2(2400rpm)、N3(3600rpm)の4段階に制御するので、それぞれN0、N1、N2、N3の値がRAM42の適当な領域に記憶される。モータ33の速度を更に多段階に設定することは容易であるが、少なくとも3段階以上であることが望ましい。
次にステップ105に進みタンク10Aの圧縮空気の圧力P1を測定し、これを記憶する。ステップ106においては圧力P1に大きなリップルがあった時その回数を数えるカウンタCNT1をゼロにリセットする。ステップ107においては測定した圧力P(i)が30kg/cmより大きいか否かを判定し、その判定が肯定(YES)のときはステップ108に進みモータ33の回転数NをN0(0rpm)に設定する。即ち本実施例ではタンク10Aの圧力を26kg/cm〜30kg/cmに維持するように制御する例を示しており、従ってタンク内圧力が30kg/cmを超えるとモータ33の回転が止められる。
ステップ107における判定が否定(NO)のときはステップ109に進み、(i+1)を(i)と代入され、ステップ110においてタンク内圧力P1が測定されタンク内圧P1及び微分値d(P1)/dtを読み取りこれらを記憶する。更にステップ111では微分値のd(P1)/dtが基準値1=−1より小さいか否かが判定される。微分値の絶対値が大きいことは短時間における圧力変化が大きい、即ちリップルが大きいことを意味する。この判定は圧力タンク10Aに大型の空気工具などが接続され、空気圧縮機が空気工具一回の使用で短時間に多量の空気を消費する態様で作動しているか否かを判定するもので、本実施例では基準値1を−1として設定されている。
リップルが大きくてもその頻度が少なければ、長時間で見た場合は空気消費量が多いとは限らない。そこで、ステップ112においてリップルの数をカウントし、そのカウントを更新する。ステップ113ではカウント値CNT1が3回以上か否かを判定し、肯定(YES)のときにはステップ127に進み、否定(NO)のときはステップ114で所定時間、例えば5秒間経過したか否か判定する。ステップ114の判定が否定(NO)のときはステップ107に戻る。即ち所定時間(5秒)経過するまでに3回大きなリップルをカウントしたとき、そのリップルの大きさと頻度から判断して大型の空気工具が連続釘打ち等の態様で使用されていると判定してステップ127に進む。
ステップ127では電源回路31(図3)における電源310の電圧(V)が検出器311によって検出され、更にステップ128でその値が所定値より小さいか否かが判定される。本実施例では上記の所定値は90Vに設定されている。即ち空気工具による空気消費量が大きいときには直ちにモータ33の回転数を上昇して圧縮空気の生成量を増大することが望ましいが、例えば空気圧縮機と同じ電源に他の電動工具も接続され使用されているような場合は、負荷が大きくなり電源のブレーカ(図示せず)が作動してしまうことがあるので、これを避けるために空気圧縮機に印加される電源電圧Vの大きさが所定値(90V)より小さいか否かをステップ128で判定しているのである。このステップ128の判定が肯定(YES)のとき、つまり通常100Vである電源電圧が90V以下に低下しているということは、空気圧縮機と同じ電源を使用する他の電動工具等の使用により電源310の負荷が相当大きいと判断してステップ134に進みモータ33の回転数NをN2(=2400rpm)に維持する。
電源310の電圧が90V以上あるときは次にステップ129に進み、電流検出器312によって電源回路31に流れる負荷電流Iが検出される。そしてステップ130において測定された電流Iが所定値より大きいか否かが判定される。本実施例では上記の所定値が30Aに設定されている。この判定が肯定(YES)のときは、モータ33の回転数Nを現状以上に上昇すると、モータ33の巻線温度が過度に上昇したり、電源310のブレーカが切断する可能性があると判定して、ステップ134に進みモータ33の回転数をN2(=2400rpm)に維持する。
ステップ130の判定が否定(NO)のときはステップ131に進みモータ33におけるステータ331の巻線温度が測定され、更にステップ132においてこの巻線温度が所定値より大きいか否かが判定される。本実施例では上記の所定値は120℃に設定されている。またこの実施例ではモータ33の巻線温度を測定しているが、他の部所の温度を測定してもよい。モータ巻線の温度が120℃以上の状態でモータ33の回転数を更に増加するとモータ33の温度が過度に上昇し、モータの運転に支障をきたすおそれがあると共に、過度の温度上昇により圧縮空気生成部20の圧縮空気生成効率を著しく低下させるおそれがあるのでステップ132の判定が肯定(YES)のときはやはりステップ134に進み、モータ33の回転数NをN2(=2400rpm)に維持する。ステップ132の判定が否定(NO)のときはステップ133に進み、モータ33の回転数NがN3(=3600rpm)に設定される。
次にステップ135では再びi=0としてステップ136でタンク10Aの内圧P1が30kg/cmより大きいか否かが判定される。この判定が肯定(YES)の場合はステップ108に戻ってモータ33の回転を止める。ステップ136の判定が否定(NO)の場合はステップ137でi+1をiに置き換える演算を行い、ステップ138ではiが100になったか否か、つまり5秒経過したか否かが判定される。この判定が肯定(YES)の場合はi=0と置き(ステップ102)、ステップ104に戻る。上記のステップ136〜138は、0.05秒毎にモータ33の回転数が切り替わると不快感を覚えるので5秒間は同一の回転数を維持するように制御するためである。
一方、前述のステップ113における判定が否定(NO)の場合、つまりリップル大の頻度が所定値より小さい場合はステップ114に進み、時間が5秒経過したか否か判定される。
この判定が否定(NO)の場合はステップ107に戻るが、肯定の場合はステップ115に進み、圧力変化率ΔP1/ΔT1が計算されRAM42に記憶される。
次にステップ116では回転数遷移テーブルの選定が行われる。制御回路部40のRAM42には予め図6、図7、図8、図9に示すような4種類の回転数遷移判定テーブルが格納されている。モータ33の現在の回転数Nが初期値のN2(=2400rpm)のときは図6のテーブルが選択される。また現在の回転数NがN3(=3600rpm)のときは図7のテーブルが選択される。同様にして回転数NがN1のときは図8のテーブルが、NがN0のときは図9のテーブルが選択される。これらのテーブルは何れも縦軸にタンク内の圧力P1、横軸に圧力変化率ΔP1/ΔT1をとってあり、それらの値からモータ33の回転数を決定するために用いられる。
図6を例にとって説明すると、まずタンク内の圧力P1が30kg/cmを超えた場合はΔP1/ΔT1の値に拘らず回転数をN0にする。つまりモータを停止する。これはタンク内の圧力を常に26kg/cmから30kg/cmの範囲に保持するように制御しているのであるから当然である。
圧力変化率ΔP1/ΔT1の値が負であるということは、タンク10Aに供給される圧縮空気よりも消費される圧縮空気の方が多いことを意味するからモータ33の現在の回転数N2(=2400rpm)をこれよりも高い回転数N3(=3600rpm)に切換える制御が行われる。特に、空気工具51、52(図1)がフル稼働しているような場合は圧縮空気の消費量が多くタンク10A内の圧力が急速に低下するおそれがあるので、この例ではΔP1/ΔT1が−1kg/cm/sec以下のときはタンク内の圧力P1が30kg/cm以下にあれば直ちに回転数をN3に切換える。但しΔP1/ΔT1が0〜−1kg/cm/secと比較的小さい場合は、タンク10Aの圧力P1が26kg/cm以上あれば引き続きN2の回転数でモータ33を運転し、タンク10Aの圧力Pが26kg/cmより下がったときにN3に切換える。またΔP1/ΔT1が0〜+0.1kg/cm/secの範囲にあるとき、即ち圧縮空気の消費よりも供給の方が若干多いときにはタンク10A内の圧力P1が20kg/cm以上あれば引き続きN2で運転し、これより低下したときにN3に切換える。
ΔP1/ΔT1の値が+0.1〜+0.15kg/cm/secの範囲にあるときは、タンク10A内の圧縮空気の量が増加しつつあることを示しているからタンク内圧力P1が10kg/cm以上あればN2で回転し続け、10kg/cmより低下したらN3に切換える。ΔP1/ΔT1が+0.15〜+0.3kg/cm/secと大きくなると、急速にタンク内圧力P1の増加が予測されるのでタンク内の圧力が10kg/cm以上あればモータの回転数を現在のN2からN1に低下させるように制御する。
以上の説明は現在運転中のモータ33の回転数をN2として、これからN0、N3、N1に遷移する場合であるが、現在の回転数がN3、N1、N0の場合には図7、図8、図9のように異なったパターンにより遷移するように制御される。
次に図4の説明に戻り、ステップ117において上述のタンク内圧力の検出信号P1及びΔP1/ΔT1からモータ33の次の回転数を上記の選択されたテーブルから検索して決定する。検索の結果、選択された回転数NがN3(=3600rpm)か否かがステップ118で判定される。この判定が肯定(YES)の場合は、直ちにN3に切換えるのではなく次のステップ119〜124の判定により電源電圧Vが90V以上、且つ負荷電流Iが30A以下、且つモータ巻線温度大が120℃以下か否かが判定される。このステップ119〜124の機能は前述のステップ127〜132と同じであるので詳細な説明は省略するが、要するに電源ブレーカ(図示せず)の作動を防止し、且つモータ33の過昇温防止のためのフローである。
これらのステップ119〜124の判定の結果、モータ33の回転数Nを最高速の3600rpmに切換えてもブレーカが切断したりモータ33の温度が過度に上昇しないと判断された場合はステップ125に進みN=N3(=3600rpm)にモータ速度が設定される。しかしその条件を満たさない場合はステップ126に進みモータ33の回転数NはN2に維持される。
即ち本発明においては微分値d(P1)/dtのマイナスの値が大きく且つ発生頻度が高い場合、及び圧力変化率ΔP1/ΔT1のマイナスの値が大きい場合には空気消費量が多くなると予測してモータ33の回転数をN3に上昇させるが、モータ33の負荷が既に相当重く、ブレーカが切断するおそれがあったりモータ巻線温度が過度に上昇するおそれがある場合はN2に維持するという制御が行われる。
次に本発明装置の動作を図5−1、図5−2を用いて説明する。
図5−1は横軸に時間、縦軸にタンク内の圧縮空気の圧力P1をとったもので曲線(a1)及び(b1)はタンク内圧力のリップル検出を5秒以内に3回検出しなかった場合、つまり長時間の圧力変化に応じて制御はするが短時間の頻繁な圧力変化に応じた制御を行わない場合を示す。曲線(a1´)、(b1´)はタンク内圧力のリップル検出を行い、大きなリップルを5秒以内に3回検出した時点でモータの回転数を上げる制御を行った場合を示す。
図5−2は横軸に時間、縦軸に図5−1の圧力信号P1の時間微分値d(P1)/dt(微分値1)をとったもので曲線(a2)及び(b2)は図5−1の曲線(a1)及び(b1)に対応している。
図5−1において、曲線(a1)は、時間t=0まではタンク内の圧力P1が29kg/cmで圧縮空気の消費はなく、モータ33が停止している状態を示している。時間t=0より例えば釘打機による連続釘打ちが始まると、大量に空気が消費されるためタンク内圧力は脈動しながら急速に低下する。 t=5秒後に圧力変化率ΔP1/ΔT1の読み込みを行い、この値が図5−1において−1.7であるために回転数遷移判定テーブル(図9)から中速回転N2=2400rpmを選択する。従ってt=0秒からt=5秒まではN0、t=5秒以降はN2で回転する。
図5−1において、 曲線(a1´)はリップル検出を行う場合であり、時間t=0まではタンク内圧力Pは29kg/cmでモータ33は停止している。時間t=0から連続釘打ちが始まると、上記と同様に最初はタンク内圧力は脈動しながら低下する。しかし図5−2において微分値 d(P1)/dtが5秒以内に3回基準値1=−1.0kg/cm/sec以下になるため空気消費量大と判断される。そして電源電圧Vが90V以上、負荷電流Iが30A以下で且つモータ巻線温度tが120℃以下なのでこの時点で高速回転N3=3600rpmに移行する。従ってd(P1)/dtが5秒以内に3回基準値1以下になった後は、モータ33はN3=3600rpmの高速で回転するために曲線(a1´)のようにタンク内圧力の低下は抑制され、29kg/cmに近い状態が維持される。
図5−1において曲線(b1)は、時間t=0まではタンク内圧力P1が26kg/cm以下で空気の消費がなく、モータ33は中速N2=2400rpmで回転している状態を示しており、タンク内圧力P1は徐々に上昇している。この状態でt=0から連続釘打ちが始まると、タンク内圧力P1は脈動しながら低下する。そして5秒後に圧力変化率ΔP1/ΔT1の読み込みを行う。この図5−1に示すように−0.9であるため回転数遷移テーブル(図6)からN3=3600rpmが選択される。従ってモータ33はt=5秒までは中速N2=2400rpmで回転し、それ以降はN3=3600rpmの高速回転に切換えられるが5秒間のあいだにタンク内圧力が相当低下してしまう。
一方、曲線(b1´)も同様に時間t=0まではタンク内圧力Pが26kg/cm以下で、空気の消費がなくモータ33は中速N2=2400rpmで回転している状態で、t=0から連続釘打ちが始まると、上記と同様に最初はタンク内圧力は脈動しながら低下する。しかし図5−2において微分値d(P1)/dtが5秒以内に3回基準値1=−1.0kg/cm/sec以下になるため空気消費量大と判断される。電源電圧Vは90V以上、負荷電流Iは30A以下、モータ巻線温度tは120℃以下なので、d(P1)/dtが5秒以内に3回基準値1以下になった後は、この時点でN3=3600rpmの高速回転に移行する。従って曲線(b1)に比較してタンク内の圧力の低下は抑制され、t=0のときのタンク内圧力とほぼ同じレベルを、連続釘打ち後も維持することができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明の基本的な考え方を変更せずに種々の変形をすることは容易であり、これらも本発明の範囲に含まれる。例えば上記実施例ではタンクの圧力信号P1の微分値d(P1)/dtが5秒以内に3回、所定の基準値(−1.0kg/cm/sec)以下になったとき高速回転に移行するように制御したが、5秒、3回及び(−1.0kg/cm/sec)という値は一例であり、用途に応じて異なる値をとることができる。またこれらの値を固定せず、所望の値に変更できるようにすることも容易である。
本発明にかかる空気圧縮機は主として空気釘打機等の空気工具に用いられる。
本発明にかかる空気圧縮機の最良の実施形態を示す概念図。 本発明にかかる空気圧縮機の一実施例を示す上面図。 本発明空気圧縮機におけるモータ駆動回路の一実施例を示す回路図。 本発明空気圧縮機の制御に用いられるプログラムの一実施例を示すフローチャート。 本発明空気圧縮機の動作を説明するための圧力変化曲線図。 本発明空気圧縮機の動作を説明するための圧力変化曲線図。 本発明空気圧縮機の制御に用いられる回転数遷移判定テーブルの説明図。 本発明空気圧縮機の制御に用いられる回転数遷移判定テーブルの説明図。 本発明空気圧縮機の制御に用いられる回転数遷移判定テーブルの説明図。 本発明空気圧縮機の制御に用いられる回転数遷移判定テーブルの説明図。
符号の説明
10:タンク部、10A:圧力タンク、10B:安全弁、11:圧力センサ、12、13:減圧弁、14、15:カプラ、16、17:圧力計、18、19:取出口、20:圧縮空気生成部、21:パイプ、30:駆動部、31:電源回路、32:モータ制御回路、33:モータ、33A:ステータ、33B:ロータ、311:電圧検出器、312:電流検出器、334:温度検出回路、335:回転数検出回路、40:制御回路部、41:CPU、42:RAM、43:ROM、44、45:I/F回路、46:微分器

Claims (7)

  1. 空気工具に用いられる圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し上記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、該駆動部を制御するための制御回路部とを有する空気圧縮機において、前記タンク部の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサと該圧力センサの検出信号の時間微分値を出力する微分器を有し、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号P1と、前記微分器出力の微分値d(P1)/dtと、前記圧力センサの検出信号P1の所定時間ΔT1における圧力変化率ΔP1/ΔT1とにより前記モータの回転数を複数段階に制御することを特徴とする空気圧縮機。
  2. 請求項1において、上記モータの温度を検出するための温度センサを有し、前記制御回路は、上記温度センサの検出信号と、上記圧力センサの検出信号P1と、上記微分値d(P1)/dtと圧力変化率ΔP1/ΔT1に応じて上記モータの回転数を複数段階に制御することを特徴とする空気圧縮機。
  3. 請求項1おいて、上記駆動部の電源電圧と負荷電流を検出するセンサを有し、前記制御回路は、上記センサの検出信号と上記圧力センサの検出信号P1と上記微分値d(P1)/dtと圧力変化率ΔP1/ΔT1応じて上記モータの回転数を複数段階に制御することを特徴とする空気圧縮機。
  4. 空気工具に用いられる圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し上記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、該駆動部を制御するための制御回路部とを有する空気圧縮機の制御方法において、上記タンク部の圧縮空気の圧力P1を読み取るステップと、圧力P1の微分器出力信号d(P1)/dtを読み取るステップと、上記圧力P1の所定時間ΔT1における圧力変化率ΔP1/ΔT1を読み取るステップと、上記P1、d(P1)/dt、ΔP1/ΔT1に応じて上記モータの回転数を複数段階に制御するステップとを有することを特徴とする空気圧縮機の制御方法。
  5. 請求項4において、所定時間内に発生する所定値以上の脈動をカウントするステップを有し、該カウント値が所定回数以上のとき上記モータの回転数を制御することを特徴とする空気圧縮機の制御方法。
  6. 請求項4において、上記モータの温度Tを検出するステップと、上記P1、d(P1)/dt、ΔP1/ΔT1及び温度Tの検出信号に応じて上記モータの回転数を複数段階に制御するステップとを有することを特徴とする空気圧縮機の制御方法。
  7. 請求項4において、上記駆動部の電源電圧Vと負荷電流Iを検出するステップと、検出された上記電源電圧V及び負荷電流Iと上記P1、d(P1)/dt、ΔP1/ΔT1に応じて上記モータの回転数を複数段階に制御するステップとを有することを特徴とする空気圧縮機の制御方法。
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