JP2005225211A - 紫外線硬化用照射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の紫外線硬化用照射装置の光源は紫外線ランプであり、紫外線だけではなく、熱線の赤外線も照射されている。この赤外線が硬化目的の素材に熱影響を与え、素材表面の温度上昇することにより伸縮、変形、変質あるいは見当ずれ等の問題がある。
【解決手段】紫外線硬化用照射装置の下部に取付けた横吹きノズルから送風機の空気を吹込み、空気層を造ることにより紫外線ランプからの紫外線は減少させるこたなく、赤外線を遮断し素材表面温度を下げ,素材の伸縮、変形、変質あるいは見当ずれ等の熱影響が減少できる。
【選択図】図1
【解決手段】紫外線硬化用照射装置の下部に取付けた横吹きノズルから送風機の空気を吹込み、空気層を造ることにより紫外線ランプからの紫外線は減少させるこたなく、赤外線を遮断し素材表面温度を下げ,素材の伸縮、変形、変質あるいは見当ずれ等の熱影響が減少できる。
【選択図】図1
Description
本発明は紫外線硬化用照射装置の改良に関する。
従来の紫外線硬化用照射装置は、例えば図4に示すように光源を内装した照射機と、送風機を配置し、塗料又は、インキの硬化を目的にした素材が通過する上部に配置、構成している。
以下、図4、図5により従来の紫外線硬化用照射装置について説明する。目的の硬化させるために光源には水銀ランプ又は、メタルハライドランプが使用されているが、ランプ2の中心部の温度は800℃以上の高温に達する。そのためにランプ冷却用として、送風機9による冷却をおこなつているが、熱に弱い硬化目的の素材については伸縮、変形、変質または見当ずれ等の問題がある。
熱に弱い素材については光源の紫外線ランプの冷却方法を風冷式から水冷式にする方法または、紫外線ランプの熱源である赤外線の照射量を削減するための石英硝子製の赤外線カツトフイルターの取付方法で素材表面の温度上昇を押さえる対策をおこなっている。
上記熱対策の水冷式冷却方法は水を使用するために設備の大型化、水管理の手間、初期紫外線照射量の減少がある。また、カツトフイルターの使用はカツトフイルター自体が高額であり消耗時間の点も問題がある。
以上に述べた従来の紫外線硬化用照射装置の熱対策は設備大型化,管理の手間、初期紫外線照射量減少の問題があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、吐出空気を利用することにより初期紫外線照射量の減少なく素材表面の温度上昇押さえることを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために図1のように紫外線硬化用照射機の下部に紫外線ランプ用冷却風取入口8の空間を作り、その下部に横吹きノズル3を設置し、横吹きノズル用送風機10からの空気を横吹きノズル孔6より空気を両側より紫外線照射機の内側照射機の内側、水平方向に向って吐出させる。
横吹きノズル3は横吹きノズル空気接続口5より空気を入れるが、両側よりの接続及び横吹きノズル内部遮断壁7の設置により横吹きノズル孔6より左右均等に空気が吐出するようにしてある。
横吹きノズル口6の開口溝幅、横吹きノズル3の風量は紫外線硬化用照射機の出力により異なる。横吹きノズル3の風量は紫外線ランプ冷却用送風機9の風量の20%が目安になる。この風量を20%以上吐出してもそれ以上の効果はない。逆に20%以上の吐出風量になると、紫外線ランプの冷却用送風機9の吸込み風量とのバランスが崩れ、紫外線ランプ2の冷却に影響がでる。
上記したように本発明は横吹きノズル3からの吐出空気で紫外線硬化用照射機の下部に均等な空気層を造ることにより紫外線量は減少することなく素材に照射し,熱線の赤外線量は空気層で削減させ素材への熱影響を減少させることができる。
上述したように本発明の紫外線硬化用照射装置は熱に弱い素材の塗料、インキの硬化作業に適している。
本発明の紫外線硬化用照射装置は素材への熱影響が少ないため、従来の紫外線硬化用照射装置より素材への照射距離を短くすることができる、そために紫外線ランプ出力の小型化または、同出力での処理速度のアツプができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図おいて1は紫外線硬化用照射機で、その紫外線硬化用照射機の下部に紫外線ランプ用冷却風取入口8の空間を作り、その下部に横吹きノズル3を設置する。
横吹きノズル孔6へ、横吹きノズル用送風機9の空気を横吹きノズル接続口5の両側より接続し、紫外線照射機の内側、水平方向に吐出させる。その時の横吹きノズル3への風量は紫外線ランプ冷却用送風機9の風量の20%の風量を吐出させる。
使用する紫外線硬化用照射装置の出力により紫外線ランプ冷却風取入口8の寸法、横吹きノズル孔6の開口溝幅寸法、横吹きノズル3の風量は調整が必要です。
1 紫外線硬化用照射機
2 紫外線ランプ
3 横吹きノズル
4 素材
5 横吹きノズル空気接続部
6 横吹きノズル孔
7 横吹きノズル内部遮断壁
8 紫外線ランプ用冷却風取入口
9 紫外線ランプ冷却用送風機
10 横吹きノズル用送風機
2 紫外線ランプ
3 横吹きノズル
4 素材
5 横吹きノズル空気接続部
6 横吹きノズル孔
7 横吹きノズル内部遮断壁
8 紫外線ランプ用冷却風取入口
9 紫外線ランプ冷却用送風機
10 横吹きノズル用送風機
Claims (1)
- 光源を内装した照射装置の下部に送風機を有する横吹きノズルを配し,その照射機の下部を通過する素材表面の塗料又はインキを硬化する。紫外線硬化用照射装置において、前記の横吹きノズルの送風方向と、風量調整することができる構成を特徴とする紫外線硬化用照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004069702A JP2005225211A (ja) | 2004-02-13 | 2004-02-13 | 紫外線硬化用照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004069702A JP2005225211A (ja) | 2004-02-13 | 2004-02-13 | 紫外線硬化用照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005225211A true JP2005225211A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=35000286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004069702A Pending JP2005225211A (ja) | 2004-02-13 | 2004-02-13 | 紫外線硬化用照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005225211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160014832A (ko) * | 2014-07-29 | 2016-02-12 | (주)비에이치글로벌 | 천장 패널의 제조 방법 및 그의 제조물 |
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2004
- 2004-02-13 JP JP2004069702A patent/JP2005225211A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160014832A (ko) * | 2014-07-29 | 2016-02-12 | (주)비에이치글로벌 | 천장 패널의 제조 방법 및 그의 제조물 |
KR101594348B1 (ko) * | 2014-07-29 | 2016-02-17 | (주)비에이치글로벌 | 천장 패널의 제조 방법 및 그의 제조물 |
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