JP2005224708A - 粉体塗料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗料の入れ替え作業が容易であるとともに、塗料の均一な供給を可能とした粉体塗料供給装置を提供すること。
【解決手段】塗料を搬送するための回転テーブル(9)と、回転テーブル(9)上に塗料を供給するための、上部を開口にするとともに下端部分任意の箇所にホッパーゲート(301)を備えたホッパー(4)と、ホッパー(4)内において回転テーブル(9)に固定される攪拌手段(12)と、回転テーブル(9)上の塗料を掻き取るためのスクレーパー(16)と、回転テーブル(9)を回動するための駆動手段(10)を備えた粉体塗料供給装置(1)であり、ホッパー(4)は、装置に固定される下部ホッパー(3)と、下部ホッパー(3)に着脱自在の上部ホッパー(2)で構成されるとともに、上部ホッパー(2)における下方部分に、シャッター(8)を挿抜自在に備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は粉体塗料供給装置に係り、より詳しくは、塗料交換の作業を容易することが可能であるとともに、塗料の均一な供給を可能とした粉体塗料供給装置に関する。
従来から、粉体塗料を用いた塗装に際しては、ホッパーを備えた粉体塗料供給装置が用いられている。
図5は、従来から用いられている粉体塗料供給装置31を示す斜視図であり、図において、従来の粉体塗料供給装置31は、上部を開口としたホッパー上部32および、下方部分に開口したホッパーゲート3301を有したホッパー下部33を一体に有したホッパー34が備えられ、このホッパー34は、溶接等の手段により固定用テーブル35に固着されており、その固着に際しては、ホッパー下部33が固定用テーブル35を貫通するように配置されている。
また、この固定用テーブル35の下方にはベース部材36が配置されており、前記固定用テーブル35と、ベース部材36とは、連結部材37を介して連結されており、更にベース部材36の下方側には、装置31を設置するための脚部38が連結されている。
更に、前記固定用テーブル35とベース部材36間には、前記ホッパー下部33の下端と摺動可能な配置において回転テーブル39が回動自在に備えられており、この回転テーブル39は、前記ベース部材36を貫通したモーター等の駆動手段40に連結され、これにより、モーター40を駆動することにより、回転テーブル39が、ホッパー下部33の下端と略摺動しながら回動可能としている。
また、前記ホッパー34の内部には図示しない攪拌棒が備えられており、この攪拌棒は下端部において前記回転テーブル39に固定されており、ホッパー34の内部に粉体塗料を入れた状態で前記回転テーブル39を回転することにより、ホッパー34内の粉体塗料は、攪拌棒に攪拌されつつホッパーゲート3301から回転テーブル39上に押し出されてくる。
一方、前記回転テーブル39の任意の箇所には、その下端部と回転テーブル39との間に所定の距離をおいて粗掻き取りスクレーパー41が配置されており、これによって、回転テーブル39上に供給された粉体塗料の高さを均一にしている。
また、回転テーブル39の回転方向に見た場合の前記粗掻き取りスクレーパー41の後方には、その下端部分が回転テーブル39の上面と摺動可能な配置において、回転テーブル39上の粉体塗料を掻き取るための精掻き取りスクレーパー42が配置されており、更に、精掻き取りスクレーパー42の近傍における前記回転テーブル39の下方には、エゼクタを介して塗料搬送路に連結されたシュート43が配置されており、これにより、前記粗掻き取りスクレーパー41により高さを均一にされた粉体塗料を、精掻き取りスクレーパー42により回転テーブル39からシュート43内に落下させるとともに、この落下させた粉体塗料を、前記シュート43内を介してスプレーガンに供給可能としている。
ところで、前述した従来の粉体塗料供給装置では、ホッパーを固定していたために、塗料の色、種類等を変更する場合には、まず、ホッパー内の塗料を取り出し、その後ホッパー内の清掃を行い、その後に新しい塗料をホッパー内に入れなければならず、塗料の入れ替え作業に手間がかかっていた。
また、従来の粉体塗料供給装置では、精掻き取りスクレーパーが1枚であったために、粉体の流動性とも相まって、粉体塗料を均一に供給することに支障が生じていた。
すなわち、精掻き取りスクレーパーで塗料を掻き取る場合において、回転テーブルにより搬送されてきた塗料は、その量が一定量に達するまでは精掻き取りスクレーパー部分に蓄積され、その量が一定量を超えた時点で、まとまってシュートに落下してしまう。そのために、塗料搬送路には脈動するようにして塗料が供給されてしまい、それにより塗料の均一な供給が困難となっていた。
そこで、本発明は、塗料の入れ替え作業が容易であるとともに、塗料の均一な供給を可能とした粉体塗料供給装置を提供することを課題としている。
本発明の粉体塗料供給装置は、塗料を搬送するための回転テーブルと、該回転テーブル上に塗料を供給するための、上部を開口にするとともに下端部分任意の箇所に開口としたホッパーゲートを備えたホッパーと、該ホッパー内において前記回転テーブルに固定される攪拌手段と、前記回転テーブルにより搬送されてくる塗料を掻き取るためのスクレーパーと、前記回転テーブルを回動するための駆動手段と、を備えた粉体塗料供給装置であって、前記ホッパーは、装置に固定される下部ホッパーと、該下部ホッパーに着脱自在とした上部ホッパーとにより構成されるとともに、前記上部ホッパーにおける下方部分に、上部ホッパーから下部ホッパーへ塗料が落下することを防止するためのシャッターを、挿抜自在に備えたことを特徴としている。
また、本発明の粉体塗料供給装置は、塗料を搬送するための、内部にスクリューを備えた塗料搬送手段と、該塗料搬送手段内に塗料を供給するための、上部を開口にしたホッパーと、前記塗料搬送手段を駆動するための駆動手段と、を備えた粉体塗料供給装置であって、前記ホッパーは、装置に固定される下部ホッパーと、該下部ホッパーに着脱自在とした上部ホッパーとにより構成されるとともに、前記上部ホッパーにおける下方部分に、上部ホッパーから下部ホッパーへ塗料が落下することを防止するためのシャッターを、挿抜自在に備えたことを特徴としている。
本発明の粉体塗料供給装置は、ホッパーを上部ホッパーと下部ホッパーとにより構成するとともに、装置に固定される下部ホッパーに対して、上部ホッパーを着脱自在としており、更に、前記上部ホッパーにおける下方部分に、上部ホッパーから下部ホッパーへ塗料が落下することを防止するためのシャッターを挿抜自在に備えている。そのために、塗料の入れ替えの際には、まず上部ホッパーに備えたシャッターを閉めて上部ホッパーから下部ホッパーへの塗料の落下を阻止した状態で上部ホッパーを下部ホッパーから取り外し、その後下部ホッパー内の塗料のみを取り出せばよく、ホッパー内の塗料をすべてとりださなければならない従来の粉体塗料供給装置と異なり、塗料の入れ替え作業が容易となる。
本発明の粉体塗料供給装置では、上部を開口とした上部ホッパーと、下部に開口したホッパーゲートを有した下部ホッパーとにより構成されるホッパーを備えており、上部ホッパーは、下部ホッパーに対して着脱自在にしているとともに、その下方部分には、上部ホッパーから下部ホッパーへ塗料が落下することを防止するためのシャッターが挿抜自在に備えられている。
また、本発明の粉体塗料供給装置では、前記下部ホッパーの下端に摺動可能な配置で、回転テーブルが回動自在に備えられており、この回転テーブルには、前記ホッパー内部に配置される形態で攪拌手段が固定されている。
更に、回転テーブルの任意の箇所には、回転テーブル上に供給された粉体塗料の高さを均一にするための粗掻き取りスクレーパーが備えられ、回転テーブルの回転方向に向いた粗掻き取りスクレーパーの背後には、回転テーブル上の塗料を掻き取るための精掻き取りスクレーパーが配置されている。
ここで、精掻き取りスクレーパーを、少なくとも2枚にし、回転テーブルの回転方向に向かうにしたがって、スクレーパーの先端部の位置を回転テーブルの中心側に向けて長くするとよく、これにより塗料の均一な供給が可能となる。
また、本発明の粉体塗料供給装置の他の形態では、上部を開口とした上部ホッパーと、下部に開口したホッパーゲートを有した下部ホッパーとにより構成されるホッパーを備えているとともに、上部ホッパーは、下部ホッパーに対して着脱自在にし、更にその下方部分には、上部ホッパーから下部ホッパーへ塗料が落下することを防止するためのシャッターが挿抜自在に備えられている。そして、このホッパーの下方には、ホッパーから落下した粉体塗料を搬送するための塗料搬送手段が備えられ、この塗料搬送手段は、その内部にスクリューを備えるとともに、このスクリューを回転させるモーター等の駆動手段を有している。
本発明の粉体塗料供給装置の実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例の粉体塗料供給装置を示す概略斜視図であり、また、図3は本実施例の粉体塗料供給装置を図1におけるA方向から見た場合の図であり、図1において1が本実施例の粉体塗料供給装置である。
そして、本実施例の粉体塗料供給装置1は、上部ホッパー2と下部ホッパー3とより構成されるホッパー4を備えている。即ち、図において3が下部ホッパーであり、本実施例において前記下部ホッパー3は、上部を開口とした略筒形状としており、支柱5によって、ベース6に固定されている。また、下方部分任意の箇所には、開口としたホッパーゲート301が形成されており、このホッパーゲート301は、下端部分を残して、ゲートカバー302により覆われている。
そして、上部ホッパー2は、全体を中空に形成しており、同一径とした上方部分201と、この上方部201に連続するとともに下方に向かうしたがってテーパー状に径を小さくした中間部202と、この中間部分202に連続した連結部203とを有しており、連結部203の外径寸法を前記下部ホッパー3の内径寸法よりもわずかに小さくして、連結部203を前記下部ホッパー3内に挿入可能としており、これにより、下部ホッパー3に対して上部ホッパー2に着脱自在としている。
また、前記上部ホッパー2における上方部201と中間部202との間には、シャッター挿入孔701を有したシャッターケース7が介在されているとともに、前記シャッター挿入孔701内には、シャッター8が挿抜可能に挿装されている。
なお、前記シャッター8は、前記シャッター挿入孔701内に挿入可能な厚み寸法にするとともに、その約半分部分には通過孔801を備えており、この通過孔801の部分をシャッター挿入孔701内に挿入した際には前記上方部202と中間部202とを連通可能とし、一方、通過孔801を形成していない部分をシャッター挿入孔701内に挿入した場合には、前記上方部202と中間部202との連通を遮断可能としている。
次に、前記下部ホッパー3の下方部分には、下部ホッパー3の下端部分に略摺動可能な配置で、駆動部10に支持されつつ、この駆動部10により回動自在とされた回転テーブル9が備えられている。
ここで、図2において9が回転テーブルであり、本実施例において前記回転テーブル9の上面側略中央部分には、係止突起1101が横方向に突設された係止部11が形成されており、前記ホッパー4の内部において、前記係止部11には、係止部11が挿入可能であるとともに、係止部11を挿入した際に前記係止突起1101が嵌合される係止溝1201を有する挿入部1202を有し、更にその任意の箇所に攪拌部1203を備えた攪拌棒12が、前記係止部11に被装されつつ係止されている。
次に、前記回転テーブル9上の任意の箇所には、回転テーブル9の上面との間に所定の距離を置いて、回転テーブル9上に押し出された粉体塗料の高さを均一にするための粗掻き用スクレーパー13が配置され、この粗掻き取りスクレーパー13は、ベース6に固定した支柱14により支持されている。なお、図において15は、前記粗掻き取りスクレーパー13により粉体塗料の高さ調整を行う際に回転テーブル9より落下した粉体塗料を受け入れるための粗掻き用シュートである。
次に、前記回転テーブル9の回転方向に向かった前記粗掻き取りスクレーパー13の後方側には、支柱17に支持されながら、回転テーブル9上を搬送されてくる粉体塗料を回転テーブル9上から落下させるための精掻き取りスクレーパー16が配設されており、この精掻き取りスクレーパー16の近傍における前記回転テーブル9の下方には、精掻き取りスクレーパー16で掻き取った粉体塗料を受け入れるための精掻き取りシュート18が配置されている。そして、図3に示されるように、精掻き取りシュート18の下端部分は、エゼクタ19を介して塗料搬送路20に連結されており、これにより、エゼクタ19の作用によって、精掻き取りシュート18内に落下した粉体塗料を塗装装置に供給可能としている。なお、前記エゼクタ19は一般的に粉体塗料供給装置に用いられているものを使用しており、また、図3において1901は、前記エゼクタ19を作動させるためのエアー供給ホースである。
ここで、前記精掻き取りスクレーパー16について説明すると、本実施例においては、精掻き取りスクレーパー16を2枚備えているとともに、それぞれの先端部の位置を異なったものとしている。より詳しくは、前記回転テーブル9の回転方向に見た後方側のスクレーパー16bの先端部を、手前側のスクレーパー16aの先端部よりも、回転テーブル9の中心部側に向けて長くしており、これにより精掻き取りシュート18内に落下する塗料の量を均一としている。
前述したように、回転テーブル上を搬送されてきた粉体塗料をスクレーパーで掻き取る場合において、回転テーブル上を搬送されてきた粉体塗料は、その量が一定量に達するまでは精掻き取りスクレーパー部分に蓄積され、その量が一定量を超えた時点で、まとまってシュートに落下してしまう。そのために、塗料搬送路には脈動するようにして塗料が供給されてしまい、それにより塗料の均一な供給が困難となっていた。
しかしながら、本実施例の粉体塗料供給装置1では、回転テーブル9上の粉体塗料を掻き取るためのスクレーパーを2枚備えるとともに、後方側に位置するスクレーパーの先端部を手前側に位置するスクレーパーの先端部の位置よりも回転テーブルの中心側に向けて長くしているため、粉体塗料を切れ目なく精掻き取りシュート18内に落下させることが可能となる。
即ち、精掻き取りスクレーパーが1枚のみの場合には、スクレーパー近傍にまとまった粉体塗料が精掻き取りシュート内に落下した後、次にスクレーパー近傍に一定量の粉体塗料が蓄積するまで時間が必要であり、そのために、常時精掻き取りスクレーパー内に粉体塗料を落下させることが困難となるが、本実施例においては、2枚のスクレーパーを配置するとともに後方側に位置するスクレーパー16bの先端位置を手前側のスクレーパー16aの先端位置よりも長くしているために、手前側のスクレーパー16aの近傍に粉体塗料が蓄積されていく間に、後方側のスクレーパー16b近傍にも、手前側のスクレーパー16aの場合よりもわずかに送れて粉体塗料が蓄積されていく。そして、手前側のスクレーパー16aで掻き取った粉体塗料が精掻き取りシュート18内に落下した後において、手前側のスクレーパー16aの近傍に一定量の粉体塗料が蓄積されるまでに間に、後方側のスクレーパー16bにより掻き取られた粉体塗料が一定量に達して精掻き取りシュート18内に落下する。そのために、塗料を途切れなく精掻き取りシュート18内に落下させることができ、これにより、塗料を均一に塗装装置に供給することが可能となる。
次に、このように構成される本実施例の粉体塗料供給装置1の作用について説明すると、本実施例の本実施例の粉体塗料供給装置1によって粉体塗料を供給する場合には、まず、シャッター8の通過孔801の部分をシャッター挿入孔701内に挿入した状態で、上部ホッパー2を下部ホッパー3に装着する。
そして、その状態で、モーター部10により回転テーブル9を回転させつつ、ホッパー4内に所望する粉体塗料を供給する。そうすると、ホッパー4内に供給された粉体塗料は、ホッパー4内において回転している攪拌棒12の攪拌によって、ホッパーゲート301より回転テーブル9上に出てくるとともに、この回転テーブル9上の粉体塗料は、回転テーブル9の回転とともに搬送されていく。
次に、回転テーブル9上の粉体塗料は、まず、粗掻き取りスクレーパー13によってその高さが一定に整列された後に、2枚の精掻き取りスクレーパー16によって掻き取られつつ精掻き取りシュート18内に落下する。そしてその後は、エゼクタ19の作用によって塗料搬送路20を介して塗装装置に供給される。
次に、塗料の入れ替えを行う場合には、シャッター8における通過孔801を形成していない部分をシャッター挿入孔701内に挿入し、これにより上部ホッパー2の上方部202と中間部202との連通を遮断した状態で、上部ホッパー2を下部ホッパー3より取り外す。そして、下部ホッパー3内に残っている粉体塗料を取り除くとともに下部ホッパー3内を清掃し、その後、再び、シャッター8の通過孔801の部分をシャッター挿入孔701内に挿入した状態で、上部ホッパー2を下部ホッパー3に装着するとともに、モーター部10により回転テーブル9を回転させつつ、ホッパー4内に所望する粉体塗料を供給する。
このように、本実施例では、ホッパーを上部ホッパーと下部ホッパーとに分けるとともに、下部ホッパーに対して上部ホッパーを着脱自在としたために、塗料の入れ替え作業が容易となった。
また、本実施例の粉体塗料供給装置1では、精掻き取りスクレーパーを2枚備えるとともに、それぞれのスクレーパー16a、16bの先端位置を異なったものとしているために、前述したように、手前側のスクレーパー16aで掻き取った粉体塗料が精掻き取りシュート18内に落下した後において、手前側のスクレーパー16aの近傍に一定量の粉体塗料が蓄積されるまでに間に、後方側のスクレーパー16bにより掻き取られた粉体塗料が精掻き取りシュート18内に落下するため、塗料を途切れなく精掻き取りシュート18内に落下させることができ、塗料を均一に塗装装置に供給することが可能となった。
なお、前述の実施例では、回転テーブル9を用いて粉体塗料を供給する場合について説明したが、本発明はそのほか、スクリューを用いて粉体塗料を供給する粉体塗料供給装置にも適用できる。即ち、図4は本発明を適用したスクリュー方式の粉体塗料供給装置21の正面を示す図であり、図4に示す装置21では、ホッパー4の下方に塗料搬送手段22を備えるとともに、この塗料搬送手段22をホッパー4に連通しており、塗料搬送手段22は、内部にスクリューを備えるとともに、このスクリューを回転させるためのモーター部23を備え、モーター部23によってスクリューを回転させるとともに、ホッパー4内に粉体塗料を供給すると、塗料搬送手段22内に落下した粉体塗料は、スクリューの回転にともなって先端側に移動するとともに、塗料搬送手段22の先端側からエゼクタ19側に落下した後に、エゼクタ19の作用によって塗料搬送路20に供給可能としている。
そして、本形態における粉体塗料供給装置21においても、ホッパー4を上部ホッパー2と下部ホッパー3とに分けるとともに下部ホッパー3に対して上部ホッパー2を着脱自在にし、更に、上部ホッパー2にはシャッター8を挿抜自在に備えている。そのために、前述の粉体塗料供給装置1と同様に、粉体塗料の入れ替え作業が容易になる。
なお、図4においては、前述の粉体塗料供給装置1と同一部分には同一符号を付するとともに、重複する説明は省略した。
本発明の粉体塗料供給装置は、ホッパーを上部ホッパーと下部ホッパーとに分けるとともに、下部ホッパーに対して上部ホッパーを着脱自在としているために、ホッパーを用いた塗料供給装置のすべてに適用可能である。
本発明の粉体塗料供給装置の実施例を示す図である。 攪拌棒を説明するための図である。 本発明の粉体塗料供給装置の実施例を図1におけるA方向から見た場合を示す図である。 本発明の粉体塗料供給装置の他の形態を説明するための図である。 従来の粉体塗料供給装置を説明するための図である。
符号の説明
1、21 粉体塗料供給装置
2 上部ホッパー
3 下部ホッパー
4 ホッパー
5 支柱
6 ベース
7 シャッターケース
8 シャッター
801 通過孔
9 回転テーブル
10 モーター部
11 係止部
1101 係止突起
12 攪拌棒
1201 係止溝
1202 挿入部
13 粗掻き取りスクレーパー
14 粗掻き取りスクレーパーを支持する支柱
15 粗掻き取り用シュート
16a、16b 精掻き取りスクレーパー
17 精掻き取りスクレーパーを支持する支柱
18 精掻き取りシュート
19 エゼクタ
20 塗料搬送路
22 塗料搬送手段
23 モーター部

Claims (3)

  1. 塗料を搬送するための回転テーブル(9)と、該回転テーブル(9)上に塗料を供給するための、上部を開口にするとともに下端部分任意の箇所に開口としたホッパーゲート(301)を備えたホッパー(4)と、該ホッパー(4)内において前記回転テーブル(9)に固定される攪拌手段(12)と、前記回転テーブル(9)により搬送されてくる塗料を掻き取るためのスクレーパー(16)と、前記回転テーブル(9)を回動するための駆動手段(10)と、を備えた粉体塗料供給装置(1)であって、
    前記ホッパー(4)は、装置に固定される下部ホッパー(3)と、該下部ホッパー(3)に着脱自在とした上部ホッパー(2)とにより構成されるとともに、前記上部ホッパー(2)における下方部分に、上部ホッパー(2)から下部ホッパー(3)へ塗料が落下することを防止するためのシャッター(8)を、挿抜自在に備えたことを特徴とする粉体塗料供給装置。
  2. 前記スクレーパー(16)を複数枚備えて、それぞれのスクレーパー(16a、16b)の先端位置を、回転テーブル(9)の回転方向に行くにしたがって回転テーブル(9)の中心部へ向けて長くしたことを特徴とする請求項1に記載の粉体塗料供給装置。
  3. 塗料を搬送するための、内部にスクリューを備えた塗料搬送手段(22)と、該塗料搬送手段(22)内に塗料を供給するための、上部を開口にしたホッパー(4)と、前記塗料搬送手段(22)を駆動するための駆動手段(23)と、を備えた粉体塗料供給装置(1)であって、
    前記ホッパー(4)は、装置に固定される下部ホッパー(3)と、該下部ホッパー(3)に着脱自在とした上部ホッパー(2)とにより構成されるとともに、前記上部ホッパー(2)における下方部分に、上部ホッパー(2)から下部ホッパー(3)へ塗料が落下することを防止するためのシャッター(8)を、挿抜自在に備えたことを特徴とする粉体塗料供給装置。
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