JP2005224701A - 液体塗布装置およびインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 塗布ローラに液体保持部材を当接させて、塗布液を保持する構成において、当接圧が作用することによる塗布ローラの塑性的な変形を抑制する。
【解決手段】 塗布液の回収を終了すると(S202)、液体保持部材を移動させて塗布ローラから離間させる(S203)。このように、塗布動作が終了してしばらくの間塗布動作が行われないと判断したときは、塗布ローラに対する液体保持部材などの当接を解除することにより、塗布ローラに作用する当接力を除くことができる。この結果、当接圧が長い時間作用することによる、塗布ローラの塑性的な変形などを抑制することが可能となる。
【選択図】 図22
【解決手段】 塗布液の回収を終了すると(S202)、液体保持部材を移動させて塗布ローラから離間させる(S203)。このように、塗布動作が終了してしばらくの間塗布動作が行われないと判断したときは、塗布ローラに対する液体保持部材などの当接を解除することにより、塗布ローラに作用する当接力を除くことができる。この結果、当接圧が長い時間作用することによる、塗布ローラの塑性的な変形などを抑制することが可能となる。
【選択図】 図22
Description
本発明は、液体塗布装置およびインクジェット記録装置に関し、詳しくは、顔料を色材とするインクで記録した際に顔料の凝集を早めるなど所定の目的で媒体に液体を塗布する液体塗布装置に関するものであり、また、同様に、インクジェット記録で用いられる記録媒体に対して、顔料を色材とするインクで記録した際に顔料の凝集を早めるなどの目的で液体を塗布する機構を備えたインクジェット記録装置に関するものである。
広く媒体に液体もしくは液状の材料を塗布する方式として、スピンコータ、ロールコータ、バーコータ、ダイコータが知られている。これらの塗布方式は、比較的長い塗布媒体に塗布を連続的に行うことを前提としたものである。このため、例えば、比較的小さなサイズの塗布媒体が断続的に搬送されてこれらに塗布を行う場合には、塗布媒体ごとに、その塗布開始や終了の位置で塗料ビードが乱れるなどして均一な塗膜が得られなくなるなどの問題を生じることがある。
このような問題を解消可能な一構成として、特許文献1に記載されたものが知られている。この構成は、ダイコーダ方式において、回転するロッドバーを用い、このロッドバーに対して吐出用スリットから塗料を吐出し、ロッドバー上に塗膜を形成する。そして、形成された塗膜はロッドバーの回転に伴い塗布媒体に接触して転写されるものである。ここで、ロッドバーに形成された塗膜を塗布媒体に転写、塗布しないときは、塗料はロッドバーの回転によりヘッド内に戻り回収用スリットを介して回収される。すなわち、非塗布時でもロッドバーは回転し続け、その際、塗料はロッドバーに塗膜を形成した状態にある。これにより、塗布媒体が断続的に供給されそれらに断続的に塗布を行う場合でも、均一な塗膜を得ることを可能としている。
インクジェット記録装置の分野においても液体塗布機構を用いたものが知られている。特許文献2には、ローラと接するドクターブレードを用い、このブレードとローラとの間にコーティング液を溜めるようにし、ローラの回転に伴ってこのローラにコーティング液が付与されることが記載されている。そして、このローラの回転に伴い、これと他のローラとの間を搬送される支持体に対し付与されているコーティング液が転写、塗布される。特許文献3にも、同様に、インクジェット記録装置において、染料を不溶化する処理液を記録の前に予め塗布する機構が示されている。この文献の実施例1には、補充タンクに在る処理液が、回転するローラに付着することによって汲み出され同時にその汲み出した処理液が記録紙に塗布されることが記載されている。
しかしながら、以上の特許文献1ないし3に記載の構成は、いずれも、ロッドバーないしローラが回転しつつそのバーないしローラの表面に塗布液が付与もしくは供給されるが、その付与もしくは供給する部分が大気に開放されあるいは連通した部分である。このため、塗布液の蒸発などが問題となる他、装置の姿勢が変わったときに、それよって塗布液が漏れるなどの問題を生じるおそれがある。
特に、プリンタなどのインクジェット記録装置では、運搬時の姿勢変化による液体の漏れなどを考慮すると、小型化された装置には上記各文献に記載の塗布機構を適用し難い。
これに対し、塗布液としてのインクをローラに付与ないし供給する部分をシールする構成が、特許文献4に開示されている。同文献に記載の塗布機構は、グラビア印刷装置において印刷版のパターンが表面に形成されたローラにインクを塗布する機構である。ここでは、ローラの周面に沿った上下2ヶ所に対応した位置で、ローラの長手方向に延在するドクターブレードと、この2つのドクターブレードの両側部にそれぞれ設けられた弾性部材と、を有したインクチャンバーを用いたものである。このチャンバーをローラの周面に当接させることにより、ローラとの間で液室を形成する。そして、ローラが回転することにより、この液室の塗布液がローラに付与ないし供給されるものである。
しかしながら、特許文献4に開示されるシール構成は、そのシール性が不十分な場合がある。すなわち、シールするためにローラに対して当接する、それぞれドクターブレードとその両側部の弾性部材は別部材である。このため、例えば、ローラに当接する圧力がこれら部材間で大きく異なることがある。この場合、特に、ドクターブレードと弾性部材の継ぎ目の部分で当接する圧力に差を生じ、当接圧力の小さいほうの部分でシールが不十分となり、液漏れなどを生じることがある。あるいは、このような当接圧の不均一による液漏れなどを防止すべく、当接圧そのものを大きく設定する場合には、ブレードとローラとが協働して行うそのローラに対するインクの付与が、良好に行われないこともあり得る。さらに、特許文献4にあっては、ドクターブレードおよび弾性部材を備えたインクチャンバーは、これとねじ溝が形成されたシャフトが係合しその軸の回転によって移動するものである。そして、ドクターブレードおよび弾性部材をローラに当接する際の当接圧は、チャンバーの位置を単に固定することによって生じさせる。このため、例えば、ローラの周面にわずかな凹凸があるような場合この凹凸に倣った当接が行われず、シール性が損なわれることがあり、また、そのローラに対するインクの付与が良好になされなくなるおそれがある。
また、特許文献4には、ドクターブレードがローラ表面に付着した余分なインクを掻き取るために設けられる旨、記載されている。従って、同文献は、塗布液をローラ全体にわたって、ある厚みを持って付与し用紙などの全面に液体を塗布するような場合に、上記シール性との関連で好ましいブレードないし当接部材の構成を開示していない。
以上のとおり、当接部材によってこれと塗布ローラとの間に形成される塗布液室を適切にシールする構成は、ローラに塗布液を供給することと関連して重要である。このシール構成では、当接部材を塗布ローラに当接させるべく当接圧を生じさせることが必要となる。この構成として、当接部材を保持した部材の位置を単に固定するものは、上述のとおり、シール性が低下するなどの問題がある。このような問題を生じないものとして、弾性力により当接圧を生じさせ、これにより、塗布ローラの周面にたとえ凹凸があっても当接部材がそれに倣って適切な当接を行うようにしたものが考えられる。
しかし、このような弾性力によって当接圧を作用させる構成は、一方で、その当接を確実なものとするため、一定の大きさの弾性力を必要とし、その結果、当接圧を受ける塗布ローラの変形、特に、塑性的な変形が問題になることがある。なお、特許文献5には、上述の当接部材は開示されていないが、これと同様に塗布ローラに対して当接するカウンターローラについて、塗布を長時間行わないときこのローラを塗布ローラから離間させ、それによって塗布ローラとカウンターローラとの固着を防止することが記載されている。しかし、このカウンターローラは、カムなどの機構によって当接位置が定められ、塗布ローラとカウンターローラとの位置関係によって当接力を得ているものであり、塗布ローラに対して弾性力による当接圧を作用させるものとは異なる。
本発明は、上述の問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、塗布ローラ等、塗布部材に液体保持部材を当接させて塗布液を液密に保持する構成において、当接圧が作用することによる塗布ローラ等、塗布部材の塑性的な変形を抑制することを可能とする液体塗布装置およびインクジェット記録装置を提供することにある。
そのために本発明では、その移動に伴って媒体に液体を塗布する塗布部材と、該塗布部材に液体保持部材を当接させて塗布すべき液体を保持する液体保持部材を備え、前記塗布部材によって媒体に液体を塗布する液体塗布装置において、前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする当接力低減手段と、前記塗布部材が塗布を行わないとき、前記当接力低減手段を制御して前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする制御手段と、を具えたことを特徴とする。
また、その移動に伴って記録媒体に液体を塗布する塗布部材と、該塗布部材に液体保持部材を当接させて塗布すべき液体を保持する液体保持部材を備え、前記塗布部材によって記録媒体に液体を塗布する液体塗布機構を備え、該液体塗布機構によって液体が塗布された記録媒体に対してインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする当接力低減手段と、前記塗布部材が塗布を行わないとき、前記当接力低減手段を制御して前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする制御手段と、を具えたことを特徴とする。
以上の構成によれば、塗布部材が塗布を行わないとき、液体保持部材の塗布部材に対する当接力を小さくするので、長い時間液体保持部材が塗布部材に当接しその当接力によって塗布部材や逆に液体保持部材が変形すること、特に塑性的な変形をすることを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の液体塗布装置100に係る実施形態の全体構成を示す斜視図である。ここに示す液体塗布装置100は、概略、塗布媒体に対し所定の塗布液を塗布する液体塗布手段と、この液体塗布手段に塗布液を供給する液体供給手段を有して構成されている。
図1は、本発明の液体塗布装置100に係る実施形態の全体構成を示す斜視図である。ここに示す液体塗布装置100は、概略、塗布媒体に対し所定の塗布液を塗布する液体塗布手段と、この液体塗布手段に塗布液を供給する液体供給手段を有して構成されている。
液体塗布手段は、円筒状の塗布ローラ1001、この塗布ローラ1001に対向して配置された円筒状のカウンターローラ(媒体支持部材)1002、および塗布ローラ1001を駆動するローラ駆動機構1003などを有する。このローラ駆動機構1003は、ローラ駆動モータ1004と、このローラ駆動モータ1004の駆動力を塗布ローラ1001に伝達するギアトレインなどを有する動力伝達機構1005とによって構成されている。
また、液体供給手段は、塗布ローラ1001の周面との間で塗布液を保持する液体保持部材2001、およびこの液体保持部材2001に液体を供給する後述の液体流路3000(図1では不図示)などを有して構成される。塗布ローラ1001およびカウンターローラ1002は、それぞれ、それらの両端が不図示のフレームに対して回転自在に取り付けられた、互いに平行な軸によって回動自在に支持されている。また、液体保持部材2001は、塗布ローラ1001の長手方向のほぼ全体にわたって延在するものであり、塗布ローラ1001の周面に対して接離動作を可能とする機構を介して上記のフレームに移動可能に取り付けられている。
本実施形態の液体塗布装置は、さらに、塗布ローラ1001とカウンターローラ1002とのニップ部に塗布媒体を搬送するための、ピックアップローラなどからなる塗布媒体供給機構1006を備える。また、この塗布媒体の搬送路において、塗布ローラ1001およびカウンターローラ1002の後流側には、塗布液が塗布された塗布媒体を排紙部(不図示)へ向けて搬送する、排紙ローラなどからなる排紙機構1007が設けられる。これらの給紙機構や排紙機構も、塗布ローラなどと同様、動力伝達機構1005を介して伝えられる駆動モータ1004の駆動力によって動作する。
なお、本実施形態で使用する塗布液は、顔料を色材とするインクで記録した際に顔料の凝集を早めることを目的とした液体である。
塗布する液体の成分の一例を以下に記述する。
硝酸カルシウム・4水和物 10%
グリセリン 42%
界面活性剤 1%
水 残量
また、前記塗布液の粘度は25℃で5〜6cP(センチポアズ)である。
塗布する液体の成分の一例を以下に記述する。
硝酸カルシウム・4水和物 10%
グリセリン 42%
界面活性剤 1%
水 残量
また、前記塗布液の粘度は25℃で5〜6cP(センチポアズ)である。
なお、本発明の適用において塗布液は、上記のものに限られないことは勿論である。
塗布する液体に水を用いる場合、本発明の塗布ローラとの液体保持部材の当接部分での周動性は、表面張力を下げる成分を前記液体に含ませることで良好なものとなる。
上述の塗布する液体の成分の一例では、グリセリン及び界面活性剤が水の表面張力を下げる成分である。
塗布する液体に水を用いる場合、本発明の塗布ローラとの液体保持部材の当接部分での周動性は、表面張力を下げる成分を前記液体に含ませることで良好なものとなる。
上述の塗布する液体の成分の一例では、グリセリン及び界面活性剤が水の表面張力を下げる成分である。
次に、以上概略を説明した塗布装置を構成する各部の要素についてより詳細に説明する。
図2は、塗布ローラ1001、カウンターローラ1002および液体保持部材2001などの配置の一例を示す説明縦断側面図である。
カウンターローラ1002は、不図示の付勢手段によって塗布ローラ1001の周面に向けて付勢されており、塗布ローラ1001を図中、時計方向に回転させることにより、両ローラの間に塗布液を塗布すべき塗布媒体Pを挟持し得ると共に、塗布媒体Pを図中の矢印方向に搬送し得るようになっている。
図2は、塗布ローラ1001、カウンターローラ1002および液体保持部材2001などの配置の一例を示す説明縦断側面図である。
カウンターローラ1002は、不図示の付勢手段によって塗布ローラ1001の周面に向けて付勢されており、塗布ローラ1001を図中、時計方向に回転させることにより、両ローラの間に塗布液を塗布すべき塗布媒体Pを挟持し得ると共に、塗布媒体Pを図中の矢印方向に搬送し得るようになっている。
また、液体保持部材2001は、バネ部材(押圧手段)2006の付勢力によって塗布ローラ1001の周面に対して付勢されて当接するとき、塗布ローラ1001による液体塗布領域全体に亘って延在する長尺な液体保持空間Sを形成するようになっている。この液体保持空間S内には、後述の液体供給経路3000から液体保持部材2001を介して塗布液が供給されるが、液体保持部材2001が以下のように構成されているため、塗布ローラ1001の停止状態において、液体保持空間Sから外方へ不用意に塗布液が漏出するのを防止することができる。
この液体保持部材2001の構成を、図3ないし図8に示す。
図3に示すように、液体保持部材2001は、空間形成基材2002と、この空間形成基材2002の一方の面に突設された環状の当接部材2009とを有して構成されている。空間形成基材2002には、その中央部分における長手方向に沿って、底部の断面形が円弧状をなす凹部2003が形成される。そして、当接部材2009は、その直線部分がこの凹部2003の上縁部に沿って固着され、また、円周部分が上記上縁部から底部を経て反対側の上縁部に至るように固着される。これにより、液体保持部材2001の当接部2009が塗布ローラ1001に当接したとき、塗布ローラの周面形状に沿った当接が可能となり、均一な圧力の当接を実現することができる。
図3に示すように、液体保持部材2001は、空間形成基材2002と、この空間形成基材2002の一方の面に突設された環状の当接部材2009とを有して構成されている。空間形成基材2002には、その中央部分における長手方向に沿って、底部の断面形が円弧状をなす凹部2003が形成される。そして、当接部材2009は、その直線部分がこの凹部2003の上縁部に沿って固着され、また、円周部分が上記上縁部から底部を経て反対側の上縁部に至るように固着される。これにより、液体保持部材2001の当接部2009が塗布ローラ1001に当接したとき、塗布ローラの周面形状に沿った当接が可能となり、均一な圧力の当接を実現することができる。
上記のようにこの実施形態における液体保持部材は、継ぎ目のない一体に形成された当接部材2009が、バネ部材2006の付勢力によって塗布ローラ1001の外周面に隙間なく連続した状態で当接する。その結果、液体保持空間Sは、この当接部材2009と、空間形成基材の一面と、塗布ローラ1001の外周面とによる実質的に閉塞した空間となり、この空間に液体が保持される。そして、塗布ローラ1001の回転が停止した状態では、当接部材2009と塗布ローラ1001の外周面とは液密状態を維持し、液体が外部へと漏出するのを確実に防止することができる。一方、塗布ローラ1001が回転するときは、後述されるように、塗布液は塗布ローラ1001の外周面と当接部材2009との間を摺り抜けるように通ることができる。ここで、塗布ローラ1001の停止状態において、その外周面と当接部材2009とが液密状態にあることは、上記のとおり、上記空間の内と外の間で液体を通さないことである。この場合、当接部材2009の当接状態としては、それが塗布ローラ1001の外周面に対し直に接する状態の他、毛管力によって形成される液体の膜を介して上記外周面に当接する状態を含むものである。
また、当接部材2009の長手方向における左右両側部は、図3ないし図8に示すように、正面(図6)、平面(図3)および側面(図7、図8)のいずれの方向から見ても緩やかに湾曲する形状をなしている。このため、塗布ローラ1001に対し、比較的強い押圧力で当接部材2120を当接させても、当接部材2009の全体が略均一に弾性変形し、局所的に大きな歪みが生じることはない。このため、当接部材2009は図6ないし図8に示すように、隙間なく連続的に塗布ローラ1001の外周面に当接し、上記の実質的に閉塞した空間を形成することができる。
一方、空間形成基材2002には、図3ないし図5に示すように、当接部材2009に囲繞された領域内に、それぞれ空間形成基材2002を貫通する孔を有して構成される液体供給口2004および液体回収口2005が設けられている。これらは空間形成基材の背面側に突設された円筒状の連結部20041,20051にそれぞれ連通している。また、この連結部20041,20051は、後述の液体供給流路3000に連結されている。なお、この実施形態では、液体供給口2004が当接部材2009に囲繞された領域の一端部(図3では左端部)近傍に形成され、液体回収口2005が同領域の他端部(図3では右端部)近傍に設けられる。この液体供給口2004は、液体流路3000から供給される塗布液を前述の液体保持空間Sに供給し、液体回収口2005は液体保持空間S内の液体を液体流路3000へと流出させるためのものである。この液体の供給、流出を行うことにより、液体保持空間S内において、塗布液は上記の左端部から右端部へと流動する。
(塗布液流路)
図11は、前記塗布液供給手段の液体保持部材2001に連結される液体流路3000の概略構成を示す説明図である。
この液体流路3000は、液体保持部材2001を構成する空間形成基材2002の液体供給口2004と塗布液を貯蔵する貯蔵タンク3003とを連結する第1流路3001と、空間形成基材2002の液体回収口2005と前記貯蔵タンク3003とを連結する第2流路3002とを有する。この貯蔵タンク3003には、大気連通口3004が設けられており、また、この大気連通口には、大気との連通、遮断を切換える大気連通弁3005が設けられる。また、第1流路3001内には切換弁3006が設けられており、この切換弁3006によって第1流路3001と大気との連通、遮断が切換え可能となっている。さらに第2流路3002内には、本液体流路3000内で塗布液および空気を所望の方向へと強制的に流動させるためのポンプ3007が連結されている。
図11は、前記塗布液供給手段の液体保持部材2001に連結される液体流路3000の概略構成を示す説明図である。
この液体流路3000は、液体保持部材2001を構成する空間形成基材2002の液体供給口2004と塗布液を貯蔵する貯蔵タンク3003とを連結する第1流路3001と、空間形成基材2002の液体回収口2005と前記貯蔵タンク3003とを連結する第2流路3002とを有する。この貯蔵タンク3003には、大気連通口3004が設けられており、また、この大気連通口には、大気との連通、遮断を切換える大気連通弁3005が設けられる。また、第1流路3001内には切換弁3006が設けられており、この切換弁3006によって第1流路3001と大気との連通、遮断が切換え可能となっている。さらに第2流路3002内には、本液体流路3000内で塗布液および空気を所望の方向へと強制的に流動させるためのポンプ3007が連結されている。
この実施形態において、第1流路3001および第2の流路3002は円管状のチューブによって形成されており、各チューブの端部に形成される開口部は、貯蔵タンク6001の底部もしくは底部に近い位置に配置され、貯蔵タンク3003内の塗布液を完全に消費し得るようになっている。
また、この実施形態における切換弁3006は、第1流路3001と大気との連通、遮断を切換え得るものであれば、種々のものが適用可能であるが、ここでは図11に示すような三方弁を使用している。この三方弁3006は、互いに連通する3つのポートを有し、このポートのうち2つのポートを、第1流路3001における貯蔵タンク側チューブ3011と、液体塗布部材側チューブ3012と、大気連通口3013の中のいずれか二つに選択的に連通させ得るものとなっている。そして、この三方弁3006の切換えにより、チューブ3011とチューブ3012とを連通させる連結状態と、チューブ3012と大気連通口3013とを連通させる連結状態とが選択的に切り換えられ、これにより、液体保持部材2001と塗布ローラ1001とによって形成される空間Sに対し、貯蔵タンク3003内の塗布液と空気との何れかを選択して供給することが可能となる。なお、三方弁3006の切換えは、後述の制御部4000からの制御信号によって行われ、塗布液の充填、供給などが行われる。
(制御系)
図12は、本実施形態の液体塗布装置における制御系の概略構成を示すブロック図である。
図において、4000は液体塗布装置全体を制御する制御手段としての制御部である。この制御部4000は、種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するCPU4001と、このCPU4001によって実行される、図13にて後述される処理などの制御プログラムなどを格納するROM4002と、CPU4001の処理動作中のデータや入力データなどを一時的に格納するRAM4003などを有する。
図12は、本実施形態の液体塗布装置における制御系の概略構成を示すブロック図である。
図において、4000は液体塗布装置全体を制御する制御手段としての制御部である。この制御部4000は、種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するCPU4001と、このCPU4001によって実行される、図13にて後述される処理などの制御プログラムなどを格納するROM4002と、CPU4001の処理動作中のデータや入力データなどを一時的に格納するRAM4003などを有する。
この制御部4000には、所定の指令あるいはデータなどを入力するキーボードあるいは各種スイッチなどを含む入力操作部4004、液体塗布装置の入力・設定状態などをはじめとする種々の表示を行う表示部4005、塗布媒体の位置や各部の動作状態などを検出するセンサなどを含む検出部4006、前記ローラ駆動モータ1004、ポンプ駆動モータ4009、大気連通弁3005および切換弁3006などがそれぞれ駆動回路4007、4008、4010、4011を介して接続されている。
(液体塗布動作シーケンス)
図13は、本実施形態の液体塗布装置の液体塗布に係わる処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して、液体塗布にかかる各工程を説明する。 すなわち、液体塗布装置に電源が投入されると、制御部4000は、図13に示すフローチャートに従って以下の塗布動作シーケンスを実行する。
図13は、本実施形態の液体塗布装置の液体塗布に係わる処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して、液体塗布にかかる各工程を説明する。 すなわち、液体塗布装置に電源が投入されると、制御部4000は、図13に示すフローチャートに従って以下の塗布動作シーケンスを実行する。
充填工程
ステップS1では、前記塗布空間Sに対する塗布液の充填工程を実行する。この充填工程では、まず、貯蔵タンク3003の大気連通弁3005を大気に開放させると共に、ポンプ3007を一定時間駆動する。これにより、液体塗布空間Sおよび各流路3001、3002内に塗布液が充填されていない場合には、ポンプによって内部の空気が貯留部へと送られて大気へと排出されると共に各部に塗布液が充填される。また、既に各部に塗布液が充填されている場合には、各部の塗布液が流動して適正な濃度および粘度の塗布液が供給される。この初期動作によって、塗布ローラ1001に対し塗布液が供給された状態となり、塗布媒体への塗布が可能となる。
ステップS1では、前記塗布空間Sに対する塗布液の充填工程を実行する。この充填工程では、まず、貯蔵タンク3003の大気連通弁3005を大気に開放させると共に、ポンプ3007を一定時間駆動する。これにより、液体塗布空間Sおよび各流路3001、3002内に塗布液が充填されていない場合には、ポンプによって内部の空気が貯留部へと送られて大気へと排出されると共に各部に塗布液が充填される。また、既に各部に塗布液が充填されている場合には、各部の塗布液が流動して適正な濃度および粘度の塗布液が供給される。この初期動作によって、塗布ローラ1001に対し塗布液が供給された状態となり、塗布媒体への塗布が可能となる。
塗布工程
ここで、塗布開始指令が入力されると(ステップS2)、再びポンプ3007が作動を開始すると共に(ステップS3)、塗布ローラ1001が図1の矢印に示すように、時計周りに回転を開始する(ステップS4)。この塗布ローラ1001の回転により、液体保持空間Sに充填された塗布液Lは、塗布ローラ1001に対する液体保持部材2001の当接部材2009の押圧力に抗して、塗布ローラ1001と当接部材2009の下縁部2011との間を摺り抜け、塗布ローラ1001の外周に層状態となって付着する。塗布ローラ1001に付着した塗布液Lは、塗布ローラ1001とカウンターローラ1002との当接部に送られる。
ここで、塗布開始指令が入力されると(ステップS2)、再びポンプ3007が作動を開始すると共に(ステップS3)、塗布ローラ1001が図1の矢印に示すように、時計周りに回転を開始する(ステップS4)。この塗布ローラ1001の回転により、液体保持空間Sに充填された塗布液Lは、塗布ローラ1001に対する液体保持部材2001の当接部材2009の押圧力に抗して、塗布ローラ1001と当接部材2009の下縁部2011との間を摺り抜け、塗布ローラ1001の外周に層状態となって付着する。塗布ローラ1001に付着した塗布液Lは、塗布ローラ1001とカウンターローラ1002との当接部に送られる。
次いで、塗布媒体送給機構1006によって塗布ローラ1001とカウンターローラ1002との間に塗布媒体が搬送され、これらのローラの間に塗布媒体が挿入されるとともに、塗布ローラ1001とカウンターローラ1002の回転に伴い排紙部へ向けて搬送される(ステップS5)。この搬送の間に、塗布ローラの周面に塗布された塗布液が、図9に示すように塗布ローラ1001から塗布媒体Pに転写される。なお、塗布ローラ1001とカウンターローラ1002との間に塗布媒体を供給する手段としては、上記の送給機構に限られないことはもちろんであり、例えば、所定のガイド部材を補助的に用いる手差しによる手段を併せて用いてもよく、また、手差し手段を単独で用いる構成などどのような手段を用いてもよい。
図9において、交差する斜線で表現した部分が塗布液Lを示している。なお、ここでは、塗布ローラ1001及び塗布媒体Pにおける塗布液の層の厚みは、塗布時における塗布液Lの様子を明確に図示する上で、実際の厚みよりもかなり過大に表している。
上記のようにして、塗布媒体Pの塗布された部分は塗布ローラ2001の搬送力により矢印方向に搬送されると共に、塗布媒体Pと塗布ローラ2001の接触部に塗布媒体Pの未塗布部分が搬送され、この動作を連続もしくは間欠的に行うことで塗布媒体全体に塗布液を塗布していく。
ところで、図9においては、当接部材2009から摺り抜けて塗布ローラ1001に付着した塗布液Lの全てが塗布媒体Pに転写された理想的な塗布状態を示しているが、実際には、塗布ローラ1001に付着した塗布液Lの全てが塗布媒体Pに転写されるとは限らない。つまり、搬送される塗布媒体Pが塗布ローラ1001から離間する際、塗布液Lは、塗布ローラ1001にも付着し、塗布ローラ1001に塗布液Lが残留することが多い。この塗布ローラ1001における塗布液Lの残留量は、塗布媒体Pの材質及び表面の微小な凹凸の状態によっても異なるが、塗布媒体Pが普通紙の場合、塗布動作後も塗布ローラ1001の周面には塗布液Lが残留する。
図25,図26、図27は、媒体Pが普通紙である場合における媒体の表面と塗布面での塗布過程を説明する説明図である。本図では液体を黒く塗りつぶしてある。
図25は塗布ローラ1001とカウンタローラ1002とのニップ部より上流側での状態を示している。同図において塗布ローラ1001の塗布面には液体が塗布面の表面の微細な凹凸をわずかに被うように液体が付着している。
図26は塗布ローラ1001とカウンタローラ1002とのニップ部での、媒体Pである普通紙の表面と塗布ローラ1001の塗布面の状態を示している。同図において媒体Pである普通紙の表面の凸部は塗布ローラ1001の塗布面と接触し、接触した部分より液体が瞬時に媒体Pである普通紙の表面の繊維に浸透ないし吸着する。また塗布ローラ1001の塗布面には普通紙の表面の凸部と接触しない部分に付着した液体が残留される。
図27は塗布ローラ1001とカウンタローラ1002とのニップ部より下流側での状態を示している。同図は媒体と塗布ローラ1001の塗布面が完全に離脱した状態である。塗布ローラ1001の塗布面には普通紙の表面の凸部と接触しない部分に残留した液体と接触部における液体も極微量ながら塗布面に残留する。
この塗布ローラ1001に残留した塗布液は、塗布ローラ1001に対する液体保持部材2001の当接部材2009の押圧力に抗して、塗布ローラ1001と当接部材2009の上縁部2010との間を摺り抜けて液体保持空間S内に戻り、同空間S内に充填されている塗布液と混合される。
また、この塗布液の戻し動作は、図10に示すように塗布媒体が存在しない状態で塗布ローラ1001を回転させた場合にも同様に行われる。すなわち、塗布ローラ1001を回転することで塗布ローラ1001の外周に付着した塗布液は、カウンターローラ1002との当接部の間をすり抜ける。すり抜けた後は塗布ローラ1001側とカウンターローラ1002側とに塗布液が分離し、塗布ローラ1001に塗布液が残留する。そして、塗布ローラ1001側に付着した塗布液Lは当接部材2009の上縁部2010と塗布ローラ1001との間をすり抜けて液体保持空間S内に侵入し、同空間S内に充填されている塗布液に混合する。
終了工程
上記のようにして、塗布媒体への塗布動作が実行されると、次に塗布工程を終了して良いか否かの判断を行い(ステップS6)、塗布工程を終了しない場合は、ステップS5に戻り、塗布媒体の塗布が必要な部分全体に塗布工程を終了するまで塗布動作を繰り返す。塗布工程を終了すると、塗布ローラ1001を停止させ(ステップS7)、さらに、ポンプ3007の駆動を停止させる(ステップS8)。この後、ステップS2へ移行し、塗布開始指令が入力されていれば、前述のステップS2〜S8の動作を繰り返し、塗布開始指令が入力されていなければ、塗布空間Sおよび液体流路内の塗布液を回収する回収動作などの後処理を行い、塗布にかかる処理を終了する。
上記のようにして、塗布媒体への塗布動作が実行されると、次に塗布工程を終了して良いか否かの判断を行い(ステップS6)、塗布工程を終了しない場合は、ステップS5に戻り、塗布媒体の塗布が必要な部分全体に塗布工程を終了するまで塗布動作を繰り返す。塗布工程を終了すると、塗布ローラ1001を停止させ(ステップS7)、さらに、ポンプ3007の駆動を停止させる(ステップS8)。この後、ステップS2へ移行し、塗布開始指令が入力されていれば、前述のステップS2〜S8の動作を繰り返し、塗布開始指令が入力されていなければ、塗布空間Sおよび液体流路内の塗布液を回収する回収動作などの後処理を行い、塗布にかかる処理を終了する。
なお、上記回収動作は、前記大気連通弁3005および切換弁3006を開放し、ポンプ3007を駆動することによって塗布液を流動させ、液体貯留タンク3003へと流入させることによって行う。この回収動作を行うことにより、液体保持空間Sからの塗布液の蒸発を完全に防止することができる。また、回収動作後は大気連通弁3005を閉じ、切換弁3006を切換えて第1流路3001および大気連通口3013との連通を遮断することにより、貯蔵タンク3003を大気から遮断する。これにより、液体貯蔵タンク3003からの塗布液の蒸発を防止することができると共に、移動、運搬などにおいて装置の姿勢が傾いた場合にも塗布液が外部へ流出するのを完全に防止することができる。
以上説明した本発明の一実施形態にかかる塗布装置の基本構成に基づく、塗布ローラに対する当接部材(空間形成部材)の当接および離間、および塗布ローラに対するカウンターローラの同様に当接および離間に関するいくつかの形態を、以下に説明する。
第1形態
図18および図19は、本発明の第一の形態にかかる、塗布ローラに対する液体保持部材2001の当接部材とカウンターローラ1002それぞれの当接および離間のための構成を示す図である。本実施形態では、当接部材が設けられた液体保持部材2001とカウンターローラ1002が、それぞれ塗布ローラ1001対して移動することができるよう構成されている。
図18および図19は、本発明の第一の形態にかかる、塗布ローラに対する液体保持部材2001の当接部材とカウンターローラ1002それぞれの当接および離間のための構成を示す図である。本実施形態では、当接部材が設けられた液体保持部材2001とカウンターローラ1002が、それぞれ塗布ローラ1001対して移動することができるよう構成されている。
詳しくは、液体保持部材2001の当接部材(図18および図19では、その断面として上縁部2010と下縁部2011とが示されている)の塗布ローラに対する当接および離間は、ばね2006とその後端部で連結するばね支持部材1801が駆動モータ1805の駆動力によって移動することにより可能となる。すなわち、このばね支持部材1801は、上記駆動モータを備えた駆動機構によって、同図の矢印AおよびBで示す方向に直線状に往復移動することができるよう設けられる。これに対し、塗布ローラ1001は、回転することができるがその位置は固定されている。そして、ばね支持部材1801の駆動機構を図12に示した制御系によって制御し、ばね支持部材1801を図18において右方向に移動させると、図19に示すように、これに連結するばね2006および液体保持部材2001が同じ方向に移動して液体保持部材2001の当接部材を塗布ローラ1001から離間させることができる。一方、ばね支持部材1801を図19において矢印B方向に移動させると、これに連結するばね2006および液体保持部材2001が同じ方向に移動して液体保持部材2001の当接部材を塗布ローラ1001に当接させることができる(図18に示す状態)。この当接時には、本実施形態の場合、液体保持部材2001の当接部材は、ばね2006の弾性力によって塗布ローラ1001の周面に対して1000gの力で当接する。
同様に、カウンターローラ1002も、位置が固定された塗布ローラに対して当接および離間することができるよう設けられている。すなわち、カウンターローラ1002には、これを回動自在に保持する部材を介してばね1803が連結する。さらに、このばね1803にはばね支持部材1804が連結する。この構成においてカウンターローラ1002が塗布ローラ1001の回転に従動して回転する際にカウンターローラ1002を回動自在に支持する支持軸は弾性部材より形成される。これにより、回転の支持を行うとともに、カウンターローラの当接、離間動作では変形することができる。また、ばね支持部材1803は、ばね支持部材1801の移動と同様に駆動モータ1806の駆動力によって、同図の矢印AおよびBで示す方向に直線状に往復移動することができるよう設けられるものである。なお、この往復移動は、上記の支持軸が変形することによってその支持軸の回転可能な状態を保ったままで行うことができる。この構成において、ばね支持部材1804を図18において矢印A方向に移動させると、図19に示すように、これに連結するばね1803およびカウンターローラ1002が同じ方向に移動してカウンターローラ1002を塗布ローラ1001から離間させることができる。一方、ばね支持部材1804を図19において矢印B方向に移動させると、これに連結するばね1803およびカウンターローラ1002が同じ方向に移動してカウンターローラ1002を塗布ローラ1001に当接させることができる(図18に示す状態)。この当接状態において、カウンターローラ1002は、ばね1803の弾性力によって塗布ローラ1001に対して800gの力で当接する。
本実施形態では、塗布ローラ1001の材質はゴム硬度30度のEPDM、表面粗さはRa1.6μm、直径22.19mmである。カウンターローラ1002の材質はアルミ、表面は鏡面状、直径は22.19mmである。また、液体保持部材2001の当接部材(図18,19では、断面として上縁部2010と下縁部2011とが示されている)は、その材質がともにNOK社製の周動グレードのNBR、ゴム硬度は70度、直径は共に3mmである。
第2形態
上述した第1形態の構成は、塗布ローラを固定し、これに対して液体保持部材およびカウンターローラを移動可能にしたものであるが、液体保持部材側およびカウンターローラ側を固定し、塗布ローラを移動可能とすることにより、同様の当接を行い、また、離間を行うようにしてもよい。
上述した第1形態の構成は、塗布ローラを固定し、これに対して液体保持部材およびカウンターローラを移動可能にしたものであるが、液体保持部材側およびカウンターローラ側を固定し、塗布ローラを移動可能とすることにより、同様の当接を行い、また、離間を行うようにしてもよい。
図20および図21は、本発明の第二の実施形態にかかる当接と離間のための構成を示す図であり、図20は当接した状態、図21は離間した状態をそれぞれ示している。
本実施形態では、液体保持部材2001側のばね支持部材1810およびカウンターローラ1002側のばね支持部材1811を固定する。これに対し、塗布ローラ1001を移動可能に設ける。すなわち、塗布ローラ1001は、これを回動自在に支持する部材1812が駆動モータ2014によって、図20および図21に示す矢印CおよびD方向に動かされることによって同じ方向に移動することができるよう設けられる。なお、この塗布ローラの移動およびしそれに応じたカウンターローラのわずかな移動ないし変位は、第一の形態で上述したようにそれぞれの支持軸が弾性的に変形することにより可能となる。また、塗布ローラ1001は、その駆動力を伝達するための、図1に示した伝達ギアと他のギアとの係合状態を保ったまま上記移動が可能となる。
図20に示す状態では、塗布ローラ1001が同図の矢印C方向に移動して所定位置に停止する。この移動では、塗布ローラ1001は液体保持部材2001の一部とカウンターローラ1002に接触しつつこれらを押しのけるように移動して所定位置に至る。これにより、液体保持部材2001およびカウンターローラ1002との間でそれぞれの当接関係を得ることができる。この状態から、塗布ローラ1001を矢印D方向に移動させると、この移動に伴って上記とは逆の動作で、液体保持部材2001の一部とカウンターローラ1002との接触状態を解消し、図21に示す離間時の所定位置に至る。
以上説明した第二の実施形態では、当接、離間のために移動する要素は塗布ローラのみであり、この移動要素を第一の実施形態に比べて1つ少なくすることができる。この結果、装置構成をより簡略化することが可能となる。
次に、以上説明した、第1および第2の形態に係る、塗布ローラとこれに当接する液体保持部材などとの離間のための構成に基づいて、離間を行うタイミングに関するいくつかの実施形態を説明する。
<実施形態1>
図22は、本発明の第一の実施形態に係る離間処理を示すフローチャートである。同図に示すように、本処理は、1枚の塗布媒体に対する塗布動作が終了すると起動される。具体的には、図13に示したステップS9の「後処理」として行われるものである。
図22は、本発明の第一の実施形態に係る離間処理を示すフローチャートである。同図に示すように、本処理は、1枚の塗布媒体に対する塗布動作が終了すると起動される。具体的には、図13に示したステップS9の「後処理」として行われるものである。
最初に、ステップS201で、液体保持部材2001に塗布液を保持したまま60秒間待機する。これにより、続いて塗布媒体が給紙されてこれに塗布を行う場合には、直ちに、塗布動作を始めることができる。すなわち、60秒間待機している間に、新たな塗布指令があったときは、塗布媒体の給紙およびそれに対する塗布を行う一連の塗布動作を繰り返す。60秒間待機している間に塗布指令がないときは、次のステップS202に移行し、液体保持部材2001から塗布液を排出させる塗布液回収シーケンスを行う。この処理は、図11にて前述したとおりである。なお、待機する時間は、上記の60秒に限られないことはもちろんであり、その装置の使用などに応じて定められる所定の時間であってもよい。
上記の塗布液の回収を終了すると、ステップS203で、図18〜図21にて説明しように、離間動作を行う。すなわち、第1実施形態に係る離間動作では、液体保持部材2001とカウンターローラ1002を移動させて、それぞれを塗布ローラ1001から離間させる。また、第2実施形態に係る離間動作では、塗布ローラ1001を移動させて、液体保持部材2001とカウンターローラ1002それぞれを相対的に塗布ローラ1001から離間させる。
このように、塗布動作が終了してしばらくの間塗布動作が行われないと判断したときは、塗布ローラに対する液体保持部材などの当接を解除することにより、塗布ローラに作用する当接力を除くことができる。この結果、当接圧が長い時間作用することによる、塗布ローラの塑性的な変形などを抑制することが可能となる。また、同様に当接力が作用する液体保持部材やカウンターローラの塑性的な変形をも抑制することができる。特に、本実施形態のように、当接力がばねなどの弾性力によっている場合は、相互の位置関係によって当接力を得ている形態と異なり、一定の当接力が確実に作用するため、離間を行うことによる上記変形の抑制の効果が大きい。
なお、本実施形態では、液体保持部材およびカウンターローラの両方と塗布ローラとの当接を解消するものとしたが、例えば、当接力の小さなほうは離間を行わず、一方のみを離間するようにしてもよい。
<実施形態2>
図23は、本発明の第二の実施形態に係る離間処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態では、塗布装置の電源が切られたときに(ステップS301)、離間動作(ステップS303)を行うものである。このように、しばらくの間塗布動作が行われないと判断したとき離間を行うことは上記の実施形態と同じであるが、その判断の基準ないし要素を、本実施形態では、装置の電源オフ時としたものである。
図23は、本発明の第二の実施形態に係る離間処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態では、塗布装置の電源が切られたときに(ステップS301)、離間動作(ステップS303)を行うものである。このように、しばらくの間塗布動作が行われないと判断したとき離間を行うことは上記の実施形態と同じであるが、その判断の基準ないし要素を、本実施形態では、装置の電源オフ時としたものである。
<実施形態3>
図24は、本発明の第三の実施形態に係る離間処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態では、上述した2つの実施形態と異なり、1枚の塗布媒体に塗布動作が終了した後、直ちに、塗布液回収を行うとともに(ステップS401)、離間動作を行う(ステップS402)。例えば、ユーザによって塗布を行う枚数が1枚に設定されていることを予め検知している場合に、このような処理を行うようにすることができる。
図24は、本発明の第三の実施形態に係る離間処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態では、上述した2つの実施形態と異なり、1枚の塗布媒体に塗布動作が終了した後、直ちに、塗布液回収を行うとともに(ステップS401)、離間動作を行う(ステップS402)。例えば、ユーザによって塗布を行う枚数が1枚に設定されていることを予め検知している場合に、このような処理を行うようにすることができる。
<他の実施形態>
図14は、上述した実施形態の液体塗布装置とほぼ同様の構成を有した塗布機構を備えたインクジェット記録装置1の概略構成を示す図である。すなわち、その液体塗布機構として、図18〜図21にて説明した形態の当接、離間のための構成を備え、また、記録装置の動作との関連で図22〜図24にて説明した各実施形態の離間処理を行う。
図14は、上述した実施形態の液体塗布装置とほぼ同様の構成を有した塗布機構を備えたインクジェット記録装置1の概略構成を示す図である。すなわち、その液体塗布機構として、図18〜図21にて説明した形態の当接、離間のための構成を備え、また、記録装置の動作との関連で図22〜図24にて説明した各実施形態の離間処理を行う。
このインクジェット記録装置1には、複数枚の記録媒体Pを積載する給送トレイ2が設けられており、半月形状の分離ローラ3が、給送トレイに積載された記録媒体Pを1枚づつ分離して搬送経路に給送する。搬送経路中には、上記液体塗布機構の液体塗布手段を構成する塗布ローラ1001およびカウンターローラ1002が配置されており、給送トレイ2から給送された記録媒体Pは、両ローラ1001,1002の間に送られる。塗布ローラ1001はローラ駆動モータの回転によって図14において時計周り方向に回転し、記録媒体Pを搬送しながら塗布液を記録媒体Pの記録面に塗布する。塗布液が塗布された記録媒体Pは、搬送ローラ4とピンチローラ5との間に送られ、搬送ローラ4が、図中、反時計周り方向へと回転することによって、記録媒体Pはプラテン6の上を搬送され、記録手段を構成する記録ヘッド7に対向する位置へと移動する。記録ヘッド7は所定数のインク吐出用のノズルを配設したインクジェット記録ヘッドであり、この記録ヘッド7が図の紙面と垂直方向に走査する間に、記録データに従ってノズルから記録媒体Pの記録面に対してインク滴を吐出して記録を行う。この記録動作と搬送ローラ4による所定量の搬送動作とを交互に繰り返しながら、記録媒体に画像を形成してゆく。この画像形成動作とともに、記録媒体の搬送路において記録ヘッドの走査領域の後流側に設けられた、排紙ローラ8と排紙拍車9によって記録媒体Pが挟持され、排紙ローラ8の回転によって排紙トレイ10上に排紙される。
なお、このインクジェット記録装置としては、インクを吐出するノズルを記録媒体の最大幅に亘って配設した長尺な記録ヘッドを用いて記録動作を行ういわゆるフルライン型のインクジェット記録装置を構成することも可能である。
また、本実施形態で用いる塗布液は、顔料を色材とするインクで記録した際に顔料の凝集を促進させる処理液である。
本実施形態では、塗布液として処理液を用いることにより、この処理液とこの処理液が塗布された記録媒体に吐出されるインクの色材である顔料を反応させて顔料の凝集を促進させる。そして、顔料の凝集を促進させることにより、記録濃度の向上を図ることができる。さらに、ブリーディングの軽減または防止することも可能となる。なお、インクジェット記録装置において用いる塗布液としては、上記の例に限られないことはもちろんである。
本実施形態では、塗布液として処理液を用いることにより、この処理液とこの処理液が塗布された記録媒体に吐出されるインクの色材である顔料を反応させて不溶化する。そして、この不溶化により、記録濃度の向上を図ることができるとともに、記録された画像の耐候性や耐擦過性をも向上させることができる。さらに、ブリーディングの軽減または防止することも可能となる。なお、インクジェット記録装置において用いる塗布液としては、上記の例に限られないことはもちろんである。上述したカール防止剤や色材を不溶化する処理液をそれぞれ単独で用いるものであっても良い。また、記録ヘッドから中間転写体にインクを吐出してこの転写体に一旦画像を記録し、これを記録媒体に転写するインクジェット記録方式では、中間転写体から記録媒体への転写率の向上を目的とした液体が、予め記録媒体に塗布されるが、この液体の塗布を上述したような液体塗布機構によって行うこともできる。
図15は、上述したインクジェット記録装置の要部を示す斜視図である。同図に示すように、給送トレイ2の一端の上方に塗布機構100が設けられ、この塗布機構より上部で、給送トレイ2の中央部上方に記録ヘッド7などを備えた記録機構が設けられる。
図16は、上述したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。同図において、液体塗布機構の要素であるローラ駆動モータ1004、ポンプ駆動モータ4009、および大気連通弁のアクチュエータ3005は、前述した液体塗布装置で説明したものと同様の要素である。
CPU5001は、図17にて後述する処理手順のプログラムに従い、塗布機構の各要素の駆動を制御するとともに、記録機構にかかるLFモータ5013、CRモータ5015、および記録ヘッド7の駆動を、それぞれの駆動回路5012、5014、ヘッドドライバ5016を介して制御する。すなわち、LFモータ5013の駆動によって搬送ローラ4などを回転させ、また、CRモータの駆動によって記録ヘッド7を搭載したキャリッジを移動させる。さらに、記録ヘッドのノズルからインクを吐出させる制御を行う。
図17は、本実施形態のインクジェット記録装置における液体塗布およびそれに伴う記録動作の手順を示すフローチャートである。同図において、ステップS101、S103〜S105の処理、およびステップS108〜S110の処理は、図13に示した、それぞれ、ステップS1、S3〜S5、S7〜S9の処理と同様である。特に、ステップS110では、図22〜図24にて説明した各実施形態の離間処理を行う。
図17に示すように、本実施形態では、記録開始の指令があると(ステップS102)、ポンプ作動などの一連の液体塗布動作を行う(ステップS103〜S105)。この塗布工程の後、必要な部分に塗布液が塗布された記録媒体に対して、記録動作を行う(ステップS106)。すなわち、搬送ローラ4によって所定量ずつ搬送される記録媒体Pに対して記録ヘッド7を走査させ、この走査の間に記録データに応じてノズルからインクを吐出することにより記録媒体にインクを付着させてドットを形成する。この付着するインクは塗布液と反応するため、濃度向上や滲みの防止が可能となる。以上の記録媒体の搬送と記録ヘッドの走査を繰り返すことにより、記録媒体Pに対して記録がなされ、記録を終了した記録媒体は排紙トレイ10上に排紙される。
なお、本実施形態では、記録媒体に対する液体塗布に伴い、その塗布が終了した部分に対して順次記録を行うものである。すなわち、塗布ローラから記録ヘッドへ至る搬送路の長さが記録媒体の長さよりも短く、記録媒体上の液体の塗布がなされた部分が記録ヘッドによる走査領域に至るときに、記録媒体の他の部分に塗布機構によって塗布が行われる形態であり、記録媒体の所定量の搬送ごとに、記録媒体の異なる部分で、順次、液体塗布と記録がなされていく。しかし、本発明の適用する上で、別の形態として、特許文献5に記載されるように、1つの記録媒体に対する塗布が完了してから記録を行うものであってもよい。
ステップS107で記録が終了したと判断すると、ステップS108以降の処理を行い本処理を終了する。
<さらに他の実施形態>
上述の実施形態では、液体保持部材の離間動作をする前に、それが保持する塗布液を回収する動作を行うものとしたが、必ずしもこの回収は行わなくてもよい。例えば、塗布液が長い時間接することによって塗布ローラなどに悪影響を及ぼさず、また、塗布液の劣化などがないような場合は、回収を行わずにそのまま保持していてもよい。
上述の実施形態では、液体保持部材の離間動作をする前に、それが保持する塗布液を回収する動作を行うものとしたが、必ずしもこの回収は行わなくてもよい。例えば、塗布液が長い時間接することによって塗布ローラなどに悪影響を及ぼさず、また、塗布液の劣化などがないような場合は、回収を行わずにそのまま保持していてもよい。
また、上述した実施形態では、塗布ローラに対する液体保持部材などの当接を解除すること、すなわち、離間することを例に挙げて説明したが、本発明の適用はこのような離間の場合だけに限られない。すなわち、離間せずに当接力を小さくすることによっても、本発明の所定の目的を達成することができる。
そのための構成としては、図18〜図21にて説明した機構において、ばね保持部材1801、1804または保持部材1812をそれぞれ動かす量を調整することによって、離間を行わずに当接力を小さくすることができる。また、他の構成として、ばね保持部材の移動によらず、ばね保持部材は固定したまま、他の作動機構によって、例えば、液体保持部材やカウンターローラを動かして当接力の調整を行ってもよい。離間する場合も、同様に他の作動機構を用いてもよい。
この場合、当接力を小さくしても塗布液が漏れないような場合は、塗布液の回収を必ずしも行わなくてもよい。これは、離間する場合でも、例えば、液体保持部材の姿勢などによって塗布液が漏れない場合は、同様である。
さらに、以上説明した実施形態では、しばらくの間塗布動作が行われないと判断したとき離間を行う場合に、その判断の基準ないし要素を、60秒間の所定時間が経過したかどうか、あるいは装置の電源がオフとなったかどうかといったものとした。しかし、その判断基準は上記のようなものに限られないことはもちろんである。例えば、塗布媒体の補充動作など、装置において塗布動作を一定時間中断するようなときに離間を行うようにしてもよく、また、他の実施形態で示した記録装置において、ホスト装置から一定時間記録データが送られてこないときなど、装置の仕様やユーザの設定などに応じて、判断基準を定めることもできる。また、離間動作は、上述のように、必ずしも塗布液回収動作に伴って行われるものでもない。
さらに加えて、液体保持部材が保持する塗布液を塗布媒体に転写、塗布する塗布部材としては塗布ローラに限られず、例えば、無端ベルトのようなベルト状の塗布部材であってもよい。この場合、ベルトにおいて、液体保持部材やカウンターローラなどが当接する部分について、上述したような離間を行われ、その部分の変形などを抑制することができる。
また、上述した実施形態では、インクジェット方式の記録装置において液体を塗布する例について説明したが、本発明は他の方式の記録装置に適用することもできる。例えば、塗布液として、蛍光増白剤を含有する液体を用いることにより、媒体の白色度を向上させることが可能である。この塗布液は、前記液体塗布後の記録手段は、インクジェット記録方式に限られず、熱転写方式、電子写真方式などの記録方式でも効果を得ることができる。また、銀塩写真方式の記録装置において、塗布液として、記録前に感光剤を塗布してもよい。
1 インクジェット記録装置
2 給紙トレイ
3 分離ローラ
4 搬送ローラ
5 ピンチローラ
6 プラテン
7 記録部
8 排紙ローラ
9 排紙拍車
10 排紙トレイ
100 液体塗布装置
1001 塗布ローラ
1002 カウンターローラ
1003 ローラ駆動機構
1004 ローラ駆動モータ
1005 動力伝達機構
1801、1810 ばね保持部材
1803 ばね
1804、1811 ばね保持部材
1812 ローラ保持部材
2001 液体保持部材
2002 空間形成部材
2003 凹部
2004 液体供給口
2005 液体回収口
2006 ばね
2009 当接部材
2010 上縁部
2011 下縁部
2012 左側縁部
2013 右側縁部
3000 液体流路
3001 第1流路
30011 貯蔵タンク側チューブ
30012 液体塗布部材側チューブ
30013 大気連通口
3002 第2流路
3003 貯蔵タンク
3004 大気連通口
3005 大気連通弁
3006 切換弁
3007 ポンプ
4000 制御部
4001 CPU
4002 ROM
4003 RAM
4004 入力操作部
4005 表示部
4006 検出部
4007 ローラ駆動モータの駆動回路
4008 ポンプ駆動モータの駆動回路
4009 ポンプ駆動モータ
4010 大気連通弁の駆動回路
4011 切換弁の駆動回路
2 給紙トレイ
3 分離ローラ
4 搬送ローラ
5 ピンチローラ
6 プラテン
7 記録部
8 排紙ローラ
9 排紙拍車
10 排紙トレイ
100 液体塗布装置
1001 塗布ローラ
1002 カウンターローラ
1003 ローラ駆動機構
1004 ローラ駆動モータ
1005 動力伝達機構
1801、1810 ばね保持部材
1803 ばね
1804、1811 ばね保持部材
1812 ローラ保持部材
2001 液体保持部材
2002 空間形成部材
2003 凹部
2004 液体供給口
2005 液体回収口
2006 ばね
2009 当接部材
2010 上縁部
2011 下縁部
2012 左側縁部
2013 右側縁部
3000 液体流路
3001 第1流路
30011 貯蔵タンク側チューブ
30012 液体塗布部材側チューブ
30013 大気連通口
3002 第2流路
3003 貯蔵タンク
3004 大気連通口
3005 大気連通弁
3006 切換弁
3007 ポンプ
4000 制御部
4001 CPU
4002 ROM
4003 RAM
4004 入力操作部
4005 表示部
4006 検出部
4007 ローラ駆動モータの駆動回路
4008 ポンプ駆動モータの駆動回路
4009 ポンプ駆動モータ
4010 大気連通弁の駆動回路
4011 切換弁の駆動回路
Claims (12)
- その移動に伴って媒体に液体を塗布する塗布部材と、該塗布部材に液体保持部材を当接させて塗布すべき液体を保持する液体保持部材を備え、前記塗布部材によって媒体に液体を塗布する液体塗布装置において、
前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする当接力低減手段と、
前記塗布部材が塗布を行わないとき、前記当接力低減手段を制御して前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする制御手段と、
を具えたことを特徴とする液体塗布装置。 - 前記当接力は弾性力によるものであることを特徴とする請求項1に記載の液体塗布装置。
- 前記塗布部材が媒体に液体を塗布するとき、当該媒体を介して前記塗布部材に当接するカウンター部材をさらに具え、前記当接力低減手段は、さらに、前記カウンター部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくし、前記制御手段は、さらに、前記塗布部材が塗布を行わないとき、前記当接力低減手段を制御して前記カウンター部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくすることを特徴とする請求項1または2に記載の液体塗布装置。
- 前記当接力低減手段は、前記塗布部材と前記液体保持部材との間で、前記塗布部材と前記液体保持部材とを離間させる方向の相対移動を行うことにより、当接力を小さくすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体塗布装置。
- 前記当接力低減手段は、当接力を0にする、離間を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液体塗布装置。
- 前記当接力低減手段は、当接力を0でない値にする、低減を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液体塗布装置。
- 前記制御手段は、液体の塗布終了後所定時間経過したとき、当接力を小さくすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体塗布装置。
- 前記制御手段は、当該液体塗布装置の電源がオフされたとき、当接力を小さくすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体塗布装置。
- 前記制御手段は、液体の塗布終了後直ちに、当接力を小さくすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体塗布装置。
- 前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力は、前記カウンター部材の前記塗布部材に対する当接力と対向する成分を有することを特徴とする請求項3に記載の液体塗布装置。
- その移動に伴って記録媒体に液体を塗布する塗布部材と、該塗布部材に液体保持部材を当接させて塗布すべき液体を保持する液体保持部材を備え、前記塗布部材によって記録媒体に液体を塗布する液体塗布機構を備え、該液体塗布機構によって液体が塗布された記録媒体に対してインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする当接力低減手段と、
前記塗布部材が塗布を行わないとき、前記当接力低減手段を制御して前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする制御手段と、
を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - その移動に伴って記録媒体に液体を塗布する塗布部材と、該塗布部材に液体保持部材を当接させて塗布すべき液体を保持する液体保持部材を備え、前記塗布部材によって記録媒体に液体を塗布する液体塗布機構を備え、該液体塗布機構によって液体が塗布された記録媒体に画像の記録を行う記録装置において、
前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする当接力低減手段と、
前記塗布部材が塗布を行わないとき、前記当接力低減手段を制御して前記液体保持部材の前記塗布部材に対する当接力を小さくする制御手段と、
を具えたことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004035803A JP2005224701A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 液体塗布装置およびインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004035803A JP2005224701A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 液体塗布装置およびインクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005224701A true JP2005224701A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=34999829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004035803A Pending JP2005224701A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 液体塗布装置およびインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005224701A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7528537B2 (ja) | 2020-05-27 | 2024-08-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および制御方法 |
| CN119657400A (zh) * | 2024-12-11 | 2025-03-21 | 清华大学 | 异形件侧边缘自适应刮腻子装置及方法 |
-
2004
- 2004-02-12 JP JP2004035803A patent/JP2005224701A/ja active Pending
Cited By (2)
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| JP7528537B2 (ja) | 2020-05-27 | 2024-08-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および制御方法 |
| CN119657400A (zh) * | 2024-12-11 | 2025-03-21 | 清华大学 | 异形件侧边缘自适应刮腻子装置及方法 |
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