JP2005223880A - 文書作成装置、文書検証装置、文書作成方法、文書検証方法、文書作成プログラム、文書検証プログラム、文書作成プログラムを格納した記録媒体、および文書検証プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

文書作成装置、文書検証装置、文書作成方法、文書検証方法、文書作成プログラム、文書検証プログラム、文書作成プログラムを格納した記録媒体、および文書検証プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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【課題】ページの不正操作を容易に検証できる文書を作成するための文書作成装置、文書作成方法を提供する。
【解決手段】検証情報の重畳処理対象となる一連の画像からなる画像群を取得する検証情報重畳処理対象画像群取得手段111と、前記検証情報重畳処理対象画像群取得手段により取得した前記画像群を構成する各画像に対して、当該各画像毎に、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存した検証情報を作成する検証情報作成手段112と、前記検証情報作成手段により作成した前記検証情報を、対応する各画像に重畳させることで、一連の検証情報重畳画像からなる検証情報重畳画像群を作成する検証情報重畳画像群作成手段113とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ページの不正操作(不正挿入・不正削除)を容易に検証できる文書を作成するための文書作成装置、文書作成方法、文書作成プログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体、ならびに複数ページからなる文書についてのページの不正操作を容易に検証できる文書検証装置、文書検証方法、文書検証プログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体に関する。
特許文献1に記載の「印刷物の検証情報作成装置及び印刷物の検証装置」には、すでに印刷物となっているものを改ざん検証に対応した印刷物にするための方法が示されている。この方法では印刷物に依存する検証用情報をバーコードなどの形式で印刷物に検証情報として付記しておき、検証の際には印刷物とそれから読み取った検証用とを照合している。
特許文献2に記載の「帳票の非改竄性検証方法、帳票印刷装置、及び帳票の改竄有無検証装置」には、帳票の改ざん検証方法及び改ざん検証装置が示されている。この方法では、再現性を有する形式により帳票イメージをコード化して、更に所定の記録形式で帳票に記録し、検証する際は帳票イメージとコードから再現された帳票イメージとを比較することで検証する。
更に特許文献3に記載の「改ざん検証用文書作成装置、改ざん検証装置、改ざん検証用文書作成方法、改ざん検証方法、改ざん検証用文書作成プログラム、改ざん検証プログラム及び記録媒体」には、元の文書がデジタルデータであるものを改ざん検証に対応した印刷物として作成する方法、及び改ざん検証方法が記述されている。
特開平8−297743号 特開2002−298120号 特願2002−367853号
しかし、特許文献1の方法は、すでに印刷物になっている文書を対象としており、デジタルデータである文書を改ざん検証に対応した印刷物として作成することに対応していない。
特許文献2の方法は、目視で改ざんの検証を行うため、生産性が高いとはいえず、大量の印刷物を短時間で検証するような場合には不向きである。
特許文献3の方法は、文書中の文字等の改ざんについては優れた効果を奏するが、ページの不正操作(不正挿入・不正削除)には対処できない。
本発明は、ページの不正操作を容易に検証できる文書を作成するための文書作成装置、文書作成方法、文書作成プログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体を提供することを目的とする。
また、本発明は、複数ページからなる文書についてのページの不正操作を容易に検証するための文書検証装置、文書検証方法、文書検証プログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の文書作成装置は、検証情報の重畳処理対象となる一連の画像からなる画像群を取得する検証情報重畳処理対象画像群取得手段と、前記検証情報重畳処理対象画像群取得手段により取得した前記画像群を構成する各画像に対して、当該各画像毎に、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存した検証情報を作成する検証情報作成手段と、前記検証情報作成手段により作成した前記検証情報を対応する各画像に重畳させることで、一連の検証情報重畳画像からなる検証情報重畳画像群を作成する検証情報重畳画像群作成手段とを有することを特徴とする。
本発明の文書作成装置は、前記検証情報重畳画像群作成手段により作成した検証情報重畳画像群を印刷する印刷手段を備えることができる。また、前記検証情報を、前記画像の内容を符号化しそれを一方向性関数に入力したときの当該関数の出力とすることができる。
本発明の文書作成装置は、典型的には、印刷手段(プリンタやプロッタ)が接続されたコンピュータ、あるいは印刷手段が一体化された電子機器(複写機やファクシミリ装置)である。
本発明の文書作成装置が複写機である場合には、前記検証情報重畳処理対象画像群取得手段は、たとえば画像群を構成する各画像を読み取るイメージスキャナ,デジタルカメラ等の画像読み取り手段である。本発明の文書作成装置がファクシミリ装置である場合には、前記検証情報重畳処理対象画像群取得手段は、画像群を構成する各画像を読み取るイメージスキャナ等の画像読み取り手段、または他の機器等から画像群を受信する通信手段である。
本発明の文書作成装置がコンピュータである場合には、前記検証情報重畳処理対象画像群取得手段は、たとえば(a)ケーブル等に接続されたイメージスキャナ等の画像読み取り手段および当該画像読み取り手段により読み取られた画像を取り込むアプリケーション、(b)ネットワークを介して接続された他の機器からの画像を取り込む通信手段(アプリケーションを含む)、(c)コンピュータ内のワードプロセッサ、画像作成ツール等から画像を受け取ることができるアプリケーション、(d)磁気記録媒体等の記憶装置から画像を受け取ることができるアプリケーションである。
前記検証情報は、たとえば画像の適宜個所に表示されるバーコード、あるは画像がたとえば文字により構成されている場合における背景パターンである。
本発明の文書作成装置では、前記画像群の最後の画像を、前記画像群の最初の画像の直前の画像として扱い、および/または、前記画像群の最初の画像を、前記画像群の最後の画像の直後の画像として扱うことができる。これにより、最初のページの削除、最初のページの前への新たなページの不正挿入、最後のページの不正削除、最後のページの後への新たなページの不正挿入等の検証が可能な文書を作成することができる。
本発明の文書作成装置では、前記検証情報に、重畳処理対象となる前記画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含ませることができる。
本発明の文書検証装置は、ページ操作の検証処理対象となる複数ページで構成される文書を、一連の画像からなる画像群として取得する検証処理対象画像群取得手段と、前記検証処理対象画像群取得手段により取得した前記画像群を構成する各画像に表示または埋め込まれている既作成の検証情報を抽出する検証情報抽出手段と、前記検証情報抽出手段により抽出した前記既作成の検証情報が、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容から作成される所定の特性に適合するか否かにより、前記文書に対してページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行われたか否かを検証する検証手段と、前記検証手段により検証した検証結果を出力する検証結果出力手段とを有することを特徴とする。
本発明の文書検証装置において、前記検証処理対象画像群取得手段はイメージスキャナ、デジタルカメラを構成要素とすることができ、前記検証情報は、たとえば画像の適宜個所に表示されるバーコード、あるは画像がたとえば文字により構成されている場合における背景パターンである。
本発明の文書検証装置において、前記検証情報を、前記画像の内容を符号化しそれを一方向性関数に入力したときの当該関数の出力とすることができ、前記所定特性を、前記検証情報抽出手段により抽出した抽出元の画像に表示または埋め込まれている検証情報が、当該各画像の内容を符号化しそれを前記一方向性関数に入力したときの当該関数の出力と一致するか否かの特性とすることができる。これにより、前記検証処理対象画像群取得手段により取得した前記画像の内容を符号化して、それをハッシュ関数等の一方向性関数に入力したときの出力と埋め込まれている検証情報を比較することで、文書が作成されてから(たとえば、印刷等されてから)ページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行われていないかを検証することができる。更に、一方向性関数の出力を検証情報としているので、検証情報を偽造するような不正操作がされにくいといった利点がある。
本発明の検証装置においては、前記検証情報に、前記処理対象画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含ませることができる。これにより、より正確な検証を行うことができる。
本発明の文書作成方法は、検証情報の重畳処理対象となる一連の画像からなる画像群を取得する処理対象画像群取得ステップと、前記処理対象画像群取得ステップにおいて取得した前記画像群を構成する各画像に対して、当該各画像毎に、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存した検証情報を作成する検証情報作成ステップと、前記検証情報作成ステップにおいて作成した前記検証情報を対応する画像に重畳した検証情報重畳画像群を作成する検証情報重畳ステップとを有することを特徴とする。
本発明の文書作成方法では、前記検証情報重畳画像群作成手段において作成した検証情報重畳画像群を印刷する印刷ステップを有することができる。
本発明の文書作成方法では、前記画像群の最後の画像を、前記画像群の最初の画像の直前の画像として扱い、および/または、前記画像群の最初の画像を、前記画像群の最後の画像の直後の画像として扱うことができる。
本発明の文書作成方法では、前記検証情報に、重畳処理対象となる前記画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含ませることができる。
本発明の文書検証方法は、複数ページで構成される検証対象の文書を、一連の画像からなる画像群として取得する検証処理対象画像群取得ステップと、前記検証処理対象画像群取得ステップにおいて取得した前記画像群を構成する各画像から当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存する検証情報を抽出する検証情報抽出ステップと、前記検証情報抽出ステップにおいて抽出した検証情報が所定特性を持つか否かにより、前記文書に対してページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行われたか否かを検証する検証ステップと前記検証ステップにおいて検証された結果を出力する検証結果出力ステップとを有することを特徴とする。
本発明の文書検証方法では、前記検証情報を、前記画像の内容を符号化しそれを一方向性関数に入力したときの当該関数の出力とし、前記所定特性を、前記検証情報抽出ステップにおいて抽出した抽出元の画像に表示または埋め込まれている検証情報が、当該各画像の内容を符号化しそれを前記一方向性関数に入力したときの当該関数の出力と一致するか否かの特性とすることができる。
本発明の文書検証方法では、前記検証情報に、前記処理対象画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含ませることができる。
本発明の文書作成プログラムは、上記文書作成方法における各ステップを実行するプログラム、本発明の文書検証プログラムは、上記文書検証方法における各ステップを実行するプログラムであり、これらのプログラムは記録媒体に格納することができる
本発明の文書作成装置、文書作成方法、文書作成プログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体によれば、文書が作成された後に(たとえば印刷された後に)ページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行われても、当該不正操作を簡易な手法により正確に検証できる文書(たとえば印刷物)を作成できる技術を提供することができる。
また、本発明の文書検証装置、文書検証方法、文書検証プログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体によれば、複数ページで構成されている文書の各ページに埋め込まれている検証情報を抽出することにより、検証対象である文書のみによりページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行われているか否かを検証することができる。
《実施形態1》
以下、ページの不正操作(不正挿入・不正削除)を検証するための検証情報をバーコードに埋め込んだ文書を印刷し、当該文書について上記検証を行なう実施形態を説明する。
まず、本実施形態の文書作成装置、文書作成方法、文書作成プログラムおよび文書作成プログラムを格納した記録媒体について説明する。
図1(A)は文書作成装置の機能ブロック図、図1(B)は文書作成装置のハードウェアブロック図である。
図1(A)において、文書作成装置1は、検証情報重畳処理対象画像群取得手段111と、検証情報作成手段112と、検証情報重畳画像群作成手段113と、印刷手段114とを含んで構成されている。また、図1(B)において、文書作成装置1は、CPU121と、ROM122と、RAM123と、ハードディスク124と、プリンタ125と、イメージスキャナ126と、通信回路127とを含んで構成されている。RAM123には、検証情報重畳処理対象画像群取得プログラム(スキャナプログラム,通信プログラム等)、検証情報作成プログラム、検証情報重畳画像群作成プログラムおよび印刷プログラムが格納されている。これらプログラムが本発明の文書作成プログラムを構成し、CPU121と協働して(あるいはさらに他の構成要素と協働して)、検証情報重畳処理対象画像群取得手段111、検証情報作成手段112、検証情報重畳画像群作成手段113、印刷手段114として機能する。なお、各プログラムは、フロッピーディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に格納しておき、頒布等を行なうことが可能である。
検証情報重畳処理対象画像群は、図1(B)のイメージスキャナ126により取得することもできるし、図1(B)の通信回路127によりネットワークまたは公衆回線を介して他の機器から取得することもでき、また図1(B)のハードディスク124から取得することもできるし、さらにワードプロセッサ等のアプリケーションから取得することもできる。
以下、図1(A)に示した文書作成装置1の動作を説明する。まず、検証情報重畳処理対象画像群取得手段111により、図2に示す一連の検証情報重畳処理対象画像からなる画像群(検証情報重畳処理対象画像群)を、ページ順に取得する。なお、図2では、第1ページ(最初のページ)が画像211、第2ページが画像212、第3ページ(最後のページ)が画像213で構成されている文書を示している。
検証情報作成手段112は、上記の画像211〜213について、検証に必要な検証情報を作成する。図4(A)〜(C)により、検証情報を作成するために必要な、画像の符号化方法を説明する。まず、検証情報重畳処理対象画像群を構成する各画像211〜213を、図4(A)に示すように矩形領域に分割し、分割した各矩形領域に対して、図4(B)に示すようにその領域内に文字のストロークが含まれる場合には「1」を、含まれない場合は「0」を割り当てる。ここで、たとえば、文字のストロークの有無は、各矩形領域内に、所定長さ以上の黒画素連結度が存在するか否かにより検出することができる。
そして、図4(C)に示すように、ラスタ走査により「0」と「1」とからなるビット列BSを得る。
このビット列BSを用いて検証情報を作成する方法を図5に示す。図5では、たとえば対象画像211の検証情報を作成するために、対象画像211の直後の画像の符号を用いて検証情報を作成する場合の例を示している。図5では、画像211のビット列BS1と、画像212のビット列BS2を連結したものをハッシュ関数Hに入力したときのハッシュ値を画像211の検証情報DI1としている。ここでは、不正行為を防ぐために鍵kを用いてハッシュ値を作成している。同様にして、画像212に対応する検証情報DI2と画像213に対応する検証情報DI3を作成する。なお、画像213に関しては直後の画像がないため、この例では最初の画像211を画像213の直後の画像として検証情報DI3を作成している。
検証情報重畳画像群作成手段113は、検証情報作成手段112で作成された検証情報を画像に埋め込む。図3に示すように、検証情報作成手段112で作成された画像群を構成する各画像の検証情報DI1〜DI3は、対応する画像上にバーコード形式で埋め込まれ、検証情報重畳画像群221〜223が作成される。
印刷手段114は、検証情報重畳画像群作成手段113で作成された検証情報重畳画像群を構成する各画像221〜223を印刷することで文書を作成する。
次に、本発明の文書検証装置、文書検証方法、文書検証プログラムおよび文書検証プログラムを格納した記録媒体について説明する。
図6(A)は文書検証装置の機能ブロック図、図6(B)は文書検証装置のハードウェアブロック図である。
図6(A)において、文書検証装置3は、検証処理対象画像群取得手段311と、検証情報抽出手段312と、検証情報作成手段313と、検証手段314と、検証結果出力手段315とを含んで構成されている。また、図6(B)において、文書検証装置3は、CPU321と、ROM322と、RAM323と、ハードディスク324と、ディスプレイ325と、イメージスキャナ326と、通信回路327とを含んで構成されている。RAM323には、検証処理画像群取得プログラム(スキャナプログラム,通信プログラム等)、検証情報抽出プログラム、検証情報作成プログラム、検証プログラムおよび検証結果出力プログラムが格納されている。これら各プログラムが本発明の文書検証プログラムを構成し、CPU321と協働して(あるいはさらに他の構成要素と協働して)検証処理対象画像群取得手段311、検証情報抽出手段312、検証情報作成手段313、検証手段314、検証結果出力手段315として機能する。なお、各プログラムは、フロッピーディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に格納しておき、頒布等を行なうことが可能である。
検証情報重畳処理対象画像群は、図6(B)のイメージスキャナ326により取得することもできるし、図6(B)の通信回路327によりネットワークまたは公衆回線を介して他の機器から取得することもでき、また図6(B)のハードディスク324から取得することもできるし、さらにワードプロセッサ等のアプリケーションから取得することもできる。
以下、図6(A)に示した文書検証装置3の動作を説明する。まず、検証処理対象画像群取得手段311により、図7に示す一連の検証処理対象画像からなる検証処理対象画像群を、ページ順に取得する。図7は、検証処理対象画像群取得手段311が取得した文書の第1ページ(最初のページ)を画像411で、第2ページを画像412で、第3ページ(最後のページ)を画像413で示している。
検証情報抽出手段312は、上記の画像411〜413に埋め込まれている検証情報(バーコード)を、たとえば図示しないバーコード読み取り装置を使用して抽出する。
検証情報作成手段313は、検証処理対象画像群取得手段311で取得した画像群を構成する各画像に対して、図1(A)の検証情報作成手段112により検証情報を作成したときと同じ手法(図4(A)〜(C)および図5参照)で検証情報を作成する。ただし、検証情報作成手段313により検証情報を作成する際に使用するハッシュ関数Hおよび鍵kは、図1(A)の検証情報作成手段112による検証情報作成に際して使用したハッシュ関数Hおよび鍵k(図5参照)と同じものを用いる。
つぎに、検証手段314は、検証情報作成手段313により作成した検証情報と、検証情報抽出手段312により抽出した検証情報とを比較し、これらの検証情報が一致する場合にはページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行なわれていないと判断し、一致しない場合にはページの不正操作が行われていると判断する。
図7は、第1〜第3ページの画像411〜413で構成される文書に対して不正操作(不正挿入・不正削除)が行なわれていない例、すなわち第1〜第3ページの画像411〜413が図3に示した第1〜第3ページの画像221〜223の画像と同じ場合を示している。
検証情報抽出手段312が画像411〜413から抽出した検証情報(バーコード)は、もともと図2の画像211〜213に基づき作成されたものであり(図3参照)、検証情報作成手段313が作成した検証情報は、やはり図2の画像211〜213(図3の画像221〜223)に基づき作成したものと同一であるはずである。したがって、検証手段314は、検証情報作成手段313により作成した検証情報と、検証情報抽出手段312により抽出した検証情報との一致を検出し、ページの不正操作(不正挿入・不正削除)が行なわれていないと判断する。
図8は、第1〜第3ページの画像411〜413で構成される文書に対してページの不正削除が行なわれた例(図3に示した文書のうち第3ページの画像223に対応する画像が削除されている場合)を示している。
検証情報抽出手段312が画像411から抽出した検証情報(バーコード)は、もともと図2の画像211,212に基づき作成されたものであり(図3参照)、検証情報作成手段313が作成した画像411についての検証情報は、図2の画像211,212(または図3の画像221,222)から作成したものである。したがって、検証手段314は、検証情報作成手段313により作成した検証情報と、検証情報抽出手段312により抽出した検証情報との一致を検出し、画像411と画像412との間にはページの不正操作が行なわれていないと判断する。
一方、検証情報抽出手段312が画像412から抽出した検証情報(バーコード)は、もともと図2の画像212,213(または図3の画像222,223)から作成されたものであり(図3参照)、検証情報作成手段313が作成した画像412についての検証情報は、図8の画像412,411(画像412の次のページは画像411である)から作成したもの(図2の画像212,211(または図3の画像222,221)から作成したもの)であり、両検証情報は異なる。したがって、検証手段314は、検証情報作成手段313により作成した検証情報と、検証情報抽出手段312により抽出した検証情報との一致を検出せず、第2ページの後にページの不正操作が行なわれていると判断することができる。
図9は、第1〜第3ページの画像411〜413で構成される文書に対してページの不正挿入が行なわれた例(図3に示した文書の第3ページの画像223に対応する画像の後ろに第4ページの画像414が不正挿入された場合)を示している。なお、ここでは、不正挿入された第4ページの画像414の検証情報(バーコード)は、第3ページの画像413の検証情報を複写して利用しているものとする。
検証情報抽出手段312が画像411、412および413から抽出した検証情報(バーコード)は、もともと図2の画像211,212、画像212,213および画像213,211に基づき作成された正しいものである(図3参照)。検証情報作成手段313が作成した画像411および画像412についての検証情報は、図2の画像211,212(または図3の画像221,222)および図2の画像212,213(または図3の画像222,223)から作成したものである。したがって、検証手段314は、画像411および画像412については、検証情報作成手段313により作成した画像検証情報と、検証情報抽出手段312により抽出した検証情報との一致を検出し、画像411の後ろ、および画像412の後ろにはページの不正操作が行なわれていないと判断する。一方、検証情報抽出手段312が画像413から抽出した検証情報(バーコード)は、もともと図2の画像213,211(または図3の画像223,221)から作成された正しいものであり、検証情報作成手段313が作成した画像413についての検証情報は、図9の画像413(図3の画像223)および新たに追加された画像414から作成した正しくないものであり両検証情報は異なる。
また、検証情報抽出手段312が画像414から抽出した検証情報(バーコード)は、新たに追加された画像414と図2の画像211(または図3の画像221)から作成された正しいものであり、検証情報作成手段313が作成した画像414についての検証情報は、新たに追加された図9の画像414および画像411(図3の画像221)から作成した正しくないものであり両検証情報は異なる。
したがって、検証手段314は、画像413および画像414について、検証情報作成手段313により作成した検証情報と、検証情報抽出手段312により抽出した検証情報との一致を検出せず、第3ページの直後および/または第4ページの直後にページの不正操作が行なわれていると判断することができる。特に、実施形態1では、鍵kを知らないと正しい検証情報は作成できないので、検証情報抽出手段312は画像414から検証情報が抽出できないか、または正しくない偽造された検証情報が抽出されるため、検証手段314は、検証情報抽出手段312が抽出した検証情報と検証情報作成手段313が作成した検証情報の一致を検出することはない。
検証結果出力手段315は、検証手段314により得られた検証結果を、たとえば図6(B)のディスプレイ325に表示することができる。具体的には、ディスプレイ上に、画像群の各画像をサムネイルでページ順に並べることができる。この場合、たとえば一列に上から下に(または左から右)に並べる、あるいはタイル状に並べることができる。
たとえば、各ページをディスプレイにサムネイル等により表示し、不正挿入されたページを赤色で表示したり、点滅表示したり、あるいは不正挿入が行われたページを赤で囲ったり、削除された部分に赤の区切り線を挿入する等の方法により、強調することができる。
《実施形態2》
以下、検証情報を文書の無地背景部分に小さなドットパターンを用いて埋め込み、このドットパターンを検証情報として利用する実施形態を説明する。
実施形態1では、バーコードを用いて検証情報を文書に埋め込み、ページの不正操作を検出した。ところが、文書によっては、すべてのページにバーコードが埋め込まれていると見た目があまり良くないし、更に改ざん、たとえば印刷物を構成する各ページに印刷されたバーコードの部分をカッター等により切り取りこれを他のページや新たなページに貼り付けた後複写機により複写する、あるいはコンピュータ上で文書を構成する各ページに表示されたバーコードの部分をカットしこれを他のページや新たなページにペーストした後保存するといった不正がなされる危険性がある。このことから、上記不正操作が行なわれ難く、さらに文書の見た目も悪くしないような検証情報の埋め込みを行なうことが望ましい場合がある。
このことから、実施形態2では、検証情報を文書の無地背景部分に小さなドットパターンを用いて埋め込み、このドットパターンを検証情報として利用する。
図10(A)は文書作成装置の機能ブロック図、図10(B)は文書作成装置のハードウェアブロック図である。図10(A)にける、文書作成装置5は、検証情報重畳処理対象画像群取得手段511と、検証情報作成手段512と、検証情報重畳画像群作成手段513と、印刷手段514とを含んで構成されている。また、図1(B)において、文書作成装置5は、CPU521と、ROM522と、RAM523と、ハードディスク524と、プリンタ525と、イメージスキャナ526と、通信回路527とを含んで構成されている。図10(A)の各手段の機能と、図10(B)の各ハードウェアとの関係は、図1(A)の各手段の機能と、図1(B)の各ハードウェアとの関係と同じである。
図11に示すような、ドットパターンにより検証情報を埋め込まれた文書(図11では3つの画像611,612,613からなる)を作成するための方法を説明する。
検証情報重畳処理対象画像群取得手段511は、図1(A)の検証情報重畳処理対象画像群取得手段111と同様に機能し、検証情報重畳処理対象画像群を取得することができる。検証情報作成手段512は、図1(A)の検証情報作成手段112と同様に機能し、検証情報を作成する。
検証情報重畳画像群作成手段513による、検証情報重畳画像群の作成は以下のように行なわれる。まず、検証情報作成手段512が作成した各画像についての検証情報を、図12(A),(B)に示すような2つのドットパターンを用いて各画像に埋め込む。図12(A)に示す横に2つ並んだドットパターンDP_0が「0」を意味し、図12(B)に示す縦に2つ並んだドットパターンDP_1が「1」を意味する。
図13は、図12(A),(B)に示したドットパターンDP_0,DP_1を用いて画像(符号6で示す)に検証情報を埋め込んだ例を示す。図13では、検証情報DIは8ビットのビット列「11001101」で構成されており、この8ビットの検証情報DIを、画像6の左上隅からラスタ走査して文字のストロークを含まない矩形領域に1ビットずつ埋め込んでいく。前述したように、文字のストロークの有無は、矩形領域内に、所定長さ以上の黒画素連結度が存在するか否かにより検出することができる。8ビットのビット列「11001101」を埋め込んだら(埋め込み1回目)、再度、1ビット目から順に埋め込んでいく(埋め込み2回目)。このように繰り返し検証情報DIを埋め込むことによって、改ざん等の不正行為に対して頑健性をもたせることができる。さらに、ドットの大きさを小さくすることによって、印刷物の見た目をあまり損なうことなく検証情報を埋め込むことが可能である。ドットパターンDP_0,DP_1による検証情報の埋め込みを、検証情報重畳処理対象画像群を構成する各画像に対して行い、検証情報重畳画像群を作成する。これを印刷手段514で印刷することにより、ページの不正操作(不正挿入・不正削除)が不可能な文書物が作成される。
図14(A)は文書検証装置の機能ブロック図、図14(B)は文書検証装置のハードウェアブロック図である。
図14(A)において、文書検証装置7は、検証処理対象画像群取得手段711と、検証情報抽出手段712と、検証情報作成手段713と、検証手段714と、検証結果出力手段715とを含んで構成されている。また、図14(B)において、文書検証装置7は、CPU721と、ROM722と、RAM723と、ハードディスク724と、ディスプレイ725と、イメージスキャナ726と、通信回路727とを含んで構成されている。図14(A)の各手段の機能と、図14(B)の各ハードウェアとの関係は、図6(A)の各手段の機能と、図6(B)の各ハードウェアとの関係と同じである。
検証処理対象画像群取得手段711は、一連の検証処理対象画像からなる検証処理対象画像群を取得する(スキャナー等により読み取る)。検証情報抽出手段712は、検証処理対象画像群取得手段711で取得した画像群を構成する各画像に埋め込まれたドットパターンDP_0,DP_1を、左上からラスタ走査して、「0」または「1」のビット情報(検証情報)を抽出する。一方、検証情報作成手段713は、検証情報重畳画像群作成手段513による検証情報重畳画像群作成の作成と同じようにして、検証処理対象画像群を構成する各画像について、それぞれ全体を矩形領域に分割し、左上からラスタ走査して、「0」または「1」のビット情報(検証情報)を作成する。
検証手段714は、図6の検証手段314と同様に、各画像に対して検証情報抽出手段712で抽出した検証情報と、検証情報作成手段713が作成した検証情報が一致するか否かを調べることで、ページの不正操作(不正挿入・不正削除)があったか否かを検証する。
そして検証結果出力手段715では、検証手段714で得られた検証結果をディスプレイ等に表示する。
《実施形態3》
実施形態1と実施形態2では、ハッシュ関数による検証情報の作成方法を利用した実施形態を説明した。実施形態3では、検証情報の他の作成手法として、画像の内容を符号化したものとページ番号を暗号化したものを利用している。ページ番号を暗号化しておくことで、検証時に検証対象の文書が作成時には何ページ目であったのかを知ることができ、正確な検証を行うことができる。
図15に、検証情報重畳処理対象画像群を構成する各画像811,812,813に対して検証情報を作成する方法を示す。各画像811〜813の検証情報を作成するには、まず図4に示した方法で符号化を行う。すなわち、検証情報重畳処理対象画像群を構成する各画像811〜813を、矩形領域に分割し(図4(A)参照)、分割した各矩形領域に対して、その領域内に文字のストロークが含まれる場合には「1」を、含まれない場合は「0」を割り当てる(図4(B)参照)。そして、ラスタ走査により「0」と「1」とからなる符号(ビット列)BSを得る(図4(C)参照)。図15では、各画像811,812,813について得られたこれらの各ビット列をBS1,BS2.BS3で示してある。
たとえば、画像811についての検証情報は、ビット列BS1とビット列BS2を連結し、さらに画像811が第1ページであることを表すページ符号P1(ここでは、「0001」)を連結し、これを暗号化関数Cを使用して鍵kで暗号化しその出力を検証情報DI1とする。同様に、画像812についての検証情報は、ビット列BS2とビット列BS3を連結し、さらに画像812が第2ページであることを表すページ符号P2(「0010」)を連結し、これを暗号化関数Cを使用して鍵kで暗号化しその出力を検証情報DI2とする。また、画像813についての検証情報は、ビット列BS3とビット列BS1を連結し、さらに画像813が第3ページであることを表すページ符号P3(ここでは、「0011」)を連結し、これを暗号化関数Cを使用して鍵kで暗号化しその出力を検証情報DI3とする。
検証手法は実施形態1や実施形態2における検証と基本的に同じである。本実施形態では、抽出した検証情報を復号することで画像の作成時のページ情報を取得できるため、より正確な検証を実現することができる。
本発明の実施形態1を示す図であり、(A)は文書作成装置の機能ブロック図、(B)は文書作成装置のハードウェアブロック図である。 実施形態1が適用される文書を示す図である。 検証情報が対応する画像上にバーコード形式で埋め込まれた検証情報重畳画像群を示す図である。 検証情報を作成するための符号化方法の説明図であり、(A)は検証情報重畳処理対象画像群を構成する各画像を矩形領域に分割した状態を示す図、(B)は分割した各矩形領域に符号を割り当てた様子を示す図、(C)はラスタ走査により得られたビット列を示す図である。 図4(C)のビット列を用いて検証情報を作成する方法を示す図である。 (A)は文書検証装置の機能ブロック図、(B)は文書検証装置のハードウェアブロック図である。 ページ順に取得した一連の検証処理対象画像からなる検証処理対象画像群を示す図である。 文書に対して不正なページ削除が行なわれた例を示す図である。 文書に対してページの不正挿入が行なわれた例を示す図である。 (A)は文書作成装置の機能ブロック図、(B)は文書作成装置のハードウェアブロック図である。 ドットパターンにより検証情報を埋め込まれた文書の作成方法の説明図である。 2つのドットパターンを用いて各画像に埋め込んだ様子を示す図であり、(A)は横に2つ並んだドットパターンを示す図、(B)は縦に2つ並んだドットパターンを示す図である。 図12(A),(B)に示したドットパターンを用いて作成した画像を示す図である。 (A)は文書検証装置の機能ブロック図、(B)は文書検証装置のハードウェアブロック図である。 検証情報重畳処理対象画像群を構成する各画像に対して検証情報を作成する方法を示す図である。
符号の説明
1 文書作成装置
111 検証情報重畳処理対象画像群取得手段
112 検証情報作成手段
113 検証情報重畳画像群作成手段
114 印刷手段
121 CPU
122 ROM
123 RAM
124 ハードディスク
125 プリンタ
126 イメージスキャナ
127 通信回路
123 RAM

Claims (19)

  1. 検証情報の重畳処理対象となる一連の画像からなる画像群を取得する検証情報重畳処理対象画像群取得手段と、
    前記検証情報重畳処理対象画像群取得手段により取得した前記画像群を構成する各画像に対して、当該各画像毎に、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存した検証情報を作成する検証情報作成手段と、
    前記検証情報作成手段により作成した前記検証情報を、対応する各画像に重畳させることで、一連の検証情報重畳画像からなる検証情報重畳画像群を作成する検証情報重畳画像群作成手段と、
    を有することを特徴とする文書作成装置。
  2. 前記検証情報重畳画像群作成手段により作成した検証情報重畳画像群を印刷する印刷手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の文書作成装置。
  3. 前記検証情報が、前記画像の内容を符号化しそれを一方向性関数に入力したときの当該関数の出力であることを特徴とする請求項1または2に記載の文書作成装置。
  4. 前記画像群の最後の画像を、前記画像群の最初の画像の直前の画像として扱い、および/または、前記画像群の最初の画像を、前記画像群の最後の画像の直後の画像として扱うことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の文書作成装置。
  5. 前記検証情報は、重畳処理対象となる前記画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含むことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の文書作成装置。
  6. ページ操作の検証処理対象となる複数ページで構成される文書を、一連の画像からなる画像群として取得する検証処理対象画像群取得手段と、
    前記検証処理対象画像群取得手段により取得した前記画像群を構成する各画像に表示または埋め込まれている既作成の検証情報を抽出する検証情報抽出手段と、
    前記検証情報抽出手段により抽出した前記既作成の検証情報が、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容から作成される所定の特性に適合するか否かにより、前記文書に対してページの操作が行われたか否かを検証する検証手段と、
    前記検証手段により検証した検証結果を出力する検証結果出力手段と、
    を有することを特徴とする文書検証装置。
  7. 前記検証情報が、前記画像の内容を符号化しそれを一方向性関数に入力したときの当該関数の出力であり、
    前記所定特性は、前記検証情報抽出手段により抽出した抽出元の画像に表示または埋め込まれている検証情報が、当該各画像の内容を符号化しそれを前記一方向性関数に入力したときの当該関数の出力と一致するか否かの特性であることを特徴とする請求項6に記載の文書検証装置。
  8. 前記検証情報は、検証処理対象となる前記画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含むことを特徴とする請求項6または7に記載の文書検証装置。
  9. 検証情報の重畳処理対象となる一連の画像からなる画像群を取得する処理対象画像群取得ステップと、
    前記処理対象画像群取得ステップにおいて取得した前記画像群を構成する各画像に対して、当該各画像毎に、当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存した検証情報を作成する検証情報作成ステップと、
    前記検証情報作成ステップにおいて作成した前記検証情報を対応する画像に重畳した検証情報重畳画像群を作成する検証情報重畳ステップと、
    を有することを特徴とする文書作成方法。
  10. 前記画像群の最後の画像を、前記画像群の最初の画像の直前の画像として扱い、および/または、
    前記画像群の最初の画像を、前記画像群の最後の画像の直後の画像として扱う、
    ことを特徴とする請求項9に記載の文書作成方法。
  11. 前記検証情報重畳画像群作成手段において作成した検証情報重畳画像群を印刷する印刷ステップを備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の文書作成方法。
  12. 前記検証情報は、重畳処理対象となる前記画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含むことを特徴とする請求項9から11の何れかに記載の文書検証方法。
  13. ページ操作の検証処理対象となる複数ページで構成される文書を、一連の画像からなる画像群として取得する検証処理対象画像群取得ステップと、
    前記検証処理対象画像群取得ステップにおいて取得した前記画像群を構成する各画像から当該各画像とその直前および/または直後の画像の内容に依存する検証情報を抽出する検証情報抽出ステップと、
    前記検証情報抽出ステップにおいて抽出した検証情報が所定特性を持つか否かにより、前記文書に対してページの操作が行われたか否かを検証する検証ステップと、
    前記検証ステップにおいて検証された結果を出力する検証結果出力ステップと、
    を有することを特徴とする文書検証方法。
  14. 前記検証情報が、前記画像の内容を符号化しそれを一方向性関数に入力したときの当該関数の出力であり、前記所定特性は、前記検証情報抽出ステップにおいて抽出した抽出元の画像に表示または埋め込まれている検証情報が、当該各画像の内容を符号化しそれを前記一方向性関数に入力したときの当該関数の出力と一致するか否かの特性であることを特徴とする請求項13に記載の文書検証方法。
  15. 前記検証情報は、検証処理対象となる前記画像群を構成する各画像のページ情報を暗号化情報として含むことを特徴とする請求項13または14に記載の文書検証方法。
  16. 請求項9に記載の各ステップを実行することを特徴とする文書作成プログラム。
  17. 請求項13に記載の各ステップを実行することを特徴とする文書検証プログラム。
  18. 請求項16に記載の文書作成プログラムを格納したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  19. 請求項17に記載の文書検証プログラムを格納したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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