JP2005223464A - ネットワーク及びルータ装置並びにそれらに用いるアドレス通知方法 - Google Patents

ネットワーク及びルータ装置並びにそれらに用いるアドレス通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の接続先に対してUPnP機能を同時に利用することができるルータ装置を提供する。
【解決手段】 WAN側論理ポート41〜43はそれぞれ異なるサブネットのIPアドレスを保持し、LAN側論理ポート31〜33はそれぞれ同一サブネットのIPアドレスを保持し、それぞれNAT処理部2の行うパケットの送受信のインタフェースの役割を果たす。NAT処理部2は接続先毎に存在するWAN側論理ポート41〜43及びLAN側論理ポート31〜33を経由してパケットを送受信する。NAT処理部2はWAN側論理ポート41〜43とLAN側論理ポート31〜33とを対応付けし、LAN側論理ポート31〜33の論理ポート毎に独立したUPnP deviceとして通知を行う。WAN側論理ポート41〜43のコネクションはLAN側論理ポート31〜33に関連付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明はネットワーク及びルータ装置並びにそれらに用いるアドレス通知方法に関し、特にUPnP(Universal Plug and Play)機能付きNAT(Network Address Translation)ルータに関する。
従来、この種のUPnP機能付きNATルータにおいては、図6に示すように、NAT処理部81と、WAN(Wide Area Network)側論理ポート821〜823からなるWAN側論理ポート群82と、LAN(Local Area Network)ポート83と、WANポート84とを備えている。
WAN側論理ポート821〜823はWANポート84を介して図示せぬ複数の接続先への通信を行う。NAT処理部81は図示せぬLAN−WAN間のNAT(アドレス変換)を行い(例えば、非特許文献1参照)、LANポート83からはUPnP通知メッセージを送信する。
NATルータ8ではLAN側ホストに対してUPnPデバイス(device)になることによって、NATルータ8のWAN側IP(Internet Protocol)アドレスを通知することができるようになり、LAN側ホストはNATルータ8越しに接続が難しかったアプリケーションを容易に動作させることが可能となる。
しかしながら、昨今、ブロードバンドサービスが多様化し、各キャリアやISP(Internet Service Provider)はインタネット接続網(図示せず)のほか、自社のクローズドネットワーク(図示せず)をユーザに提供し、クローズドネットワーク側で独自サービスを展開する傾向がでてきている。
NATルータ8はインタネット接続網とクローズドネットワークとの二つのコネクションを保持することとなり、それぞれのネットワークを宛て先IPアドレスによるルーティング等でそれぞれのパケットの転送先を決定する機能を持っている。
ところが、UPnPデバイス機能には、宛て先ホストと接続先ネットワーク対応関係を通知するテンプレートが用意されておらず、LAN側ホストのUPnPコントロールポイント(Control Point)から複数の接続先のうち、どの接続先を使用すればよいかを判断する術が存在していない。
"Traditional IP Network Address Translator(Traditional NAT)[RFC(Request for Comments)3022,January 2001]
しかしながら、上述した従来のUPnP機能付きNATルータでは、UPnPに宛て先情報を通知する機能がないため、UPnPコントロールポイントから実際の通信で使用されるWANインタフェースがどれになるかを判断することができないという問題がある。
また、従来のUPnP機能付きNATルータでは、UPnP機能を使用するWAN接続先を固定的に設定する実装が多いため、各々のUPnPコントロールポイントで異なる接続先をUPnPの対象とすることができないという問題がある。
すなわち、UPnPコントロールポイントは、UPnPを利用したWAN側IPアドレスを取得し、ポートマッピング等の要求をUPnPデバイスに対して発行することができず、どちらか片方のネットワークでしかUPnPを使用することができない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、複数の接続先に対してUPnP機能を同時に利用することができるネットワーク及びルータ装置並びにそれらに用いるアドレス通知方法を提供することにある。
本発明によるネットワークは、WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス機能と、前記WAN側とLAN(Local Area Network)側との間のアドレス変換を行うNAT(Network Address Translation)機能とを持つルータ装置を含むネットワークであって、
WANインタフェースで受信するパケットをその内容に応じて受信する複数のWAN論理ポートと、
前記複数のWAN論理ポートに対応して配設されたLAN論理ポートと、
前記WAN側論理ポートと前記LAN側論理ポートとを対応付けしかつ前記LAN側論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行う手段とを前記ルータ装置に備えている。
本発明によるルータ装置は、WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス機能と、前記WAN側とLAN(Local Area Network)側との間のアドレス変換を行うNAT(Network Address Translation)機能とを持つルータ装置であって、
WANインタフェースで受信するパケットをその内容に応じて受信する複数のWAN論理ポートと、
前記複数のWAN論理ポートに対応して配設されたLAN論理ポートと、
前記WAN側論理ポートと前記LAN側論理ポートとを対応付けしかつ前記LAN側論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行う手段とを備えている。
本発明によるアドレス通知方法は、WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス機能と、前記WAN側とLAN(Local Area Network)側との間のアドレス変換を行うNAT(Network Address Translation)機能とを持つルータ装置を含むネットワークにおいて前記UPnPデバイスのアドレスを通知するアドレス通知方法であって、
WANインタフェースで受信するパケットをその内容に応じて受信する複数のWAN論理ポートと前記複数のWAN論理ポートに対応して配設されたLAN論理ポートと対応付けし、前記LAN側論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行っている。
すなわち、本発明のルータ装置は、WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス(device)機能を持つNAT(Network Address Translation)ルータにおいて、UPnPデバイスを管理するUPnPコントロールポイント(Control Point)機能を持つホストがUPnPを使用する接続先を選択可能としている。
より具体的に説明すると、本発明のルータ装置は、WAN側論理ポートがWANインタフェースで受信するパケットを、その内容に応じてそれぞれのWAN側論理ポートで受信する。また、本発明のルータ装置は、NAT処理部から送信要求されたパケットをWAN側インタフェースを使用して送信する。
本発明のルータ装置は、WAN側論理ポートと同数のLAN(Local Area Network)側論理ポートを設け、LAN側論理ポートが同一サブネットのIPアドレスをそれぞれ保持し、LANインタフェースで送受信するパケットをNAT処理部へ送受信する。
NAT処理部はWAN側に保持した複数のWAN側論理ポートを同数用意したLAN側論理ポートと1対1に対応させ、それぞれのLAN側論理ポートの接続先に論理ポートが1つずつ存在するかのように振舞い、LAN側のUPnPコントロールポイントに対してあたかも複数のUPnPデバイスであるかのように振舞う。
上記のように、本発明のルータ装置では、WAN側インタフェースの論理ポート毎にLANインタフェースを用意し、LAN側に対してはあたかも複数のUPnPデバイスであるかのように振舞っているので、LAN側に存在するUPnPコントロールポイントは自ホストでルーティングテーブルを持つことによって、使用するUPnPを自ホストから選択することが可能となる。
WAN側論理ポートに接続される複数の接続先は、キャリアやISP(Internet Service Provider)の提供するインタネット接続網やクローズドネットワークである。
LAN側論理ポートはWAN側論理ポートに対して1対1に対応するが、LAN側IPサブネットのIPアドレスをそれぞれ1つずつ保持する。NAT処理部はLAN側ネットワークに対してUPnPデバイスの通知を行うが、LAN側論理ポートそれぞれのIPアドレスを使用して通知を行うため、UPnPコントロールポイントでは複数のUPnPデバイスを検出し、ネクストホップのIPアドレスを複数入手することが可能となる。
一般に、IPホストはルーティングテーブルを保持して宛て先アドレスとネクストホップのIPアドレスとを組みにして管理しており、ネクストホップルータを使い分けることが可能である。すなわち、UPnPコントロールポイントはルーティングテーブルによって、どのUPnPデバイスを使用すればよいかが判断可能となっている。
これによって、本発明のルータ装置では、WAN側接続先毎にUPnPデバイスの通知を行っているので、LAN側のUPnPコントロールポイントのホストが複数の接続先のUPnPデバイスを使い分けことが可能となる。
また、本発明のルータ装置では、複数存在するWAN側接続先毎のUPnPデバイスを通知しているので、LAN側に複数のUPnPコントロールポイントが存在する場合に、各PC(パーソナルコンピュータ)が別の接続先でUPnP機能を使用することが可能になる。
さらに、本発明のルータ装置では、複数存在するWAN側接続先毎のUPnPデバイスを常時通知しているので、UPnP機能を一つの接続先でしか使用することができない場合にも、NATルータの設定を変更せずに、PC側で選択可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、複数の接続先に対してUPnP機能を同時に利用することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるルータ装置は、WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス(device)機能を持つNAT(Network Address Translation)ルータ1である。
NATルータ1はNAT処理部2と、LAN(Local Area Network)論理ポート31〜33からなるLAN側論理ポート群3と、WAN論理ポート41〜43からなるWAN側論理ポート群4と、LANポート5と、WANポート6とを備えている。
WAN側論理ポート41〜43はWANポート6で受信するパケットを、その内容に応じてそれぞれのポートで受信する。また、WAN側論理ポート41〜43はNAT処理部2から送信要求されたパケットを、WANポート6を使用して送信する。
LAN側論理ポート31〜33はWAN側論理ポート41〜43と同数存在し、同一サブネットのIP(Internet Protocol)アドレスをそれぞれ保持する。また、LAN側論理ポート31〜33はLANポート5で送受信するパケットを、NAT処理部2へ送受信する。
NAT処理部2はWAN側に保持した複数のWAN側論理ポート41〜43を、それらと同数用意したLAN側論理ポート31〜33と1対1に対応させ、それぞれのLAN側論理ポート31〜33の接続先に論理ポートが1つずつ存在するかのように振舞い、UPnPデバイスを管理するLAN側のUPnPコントロールポイント(Control Point)(図示せず)に対して、あたかも複数のUPnPデバイスであるかのように振舞う。
このように、本実施例では、WAN側論理ポート41〜43毎にLAN側論理ポート31〜33を用意し、LAN側に対してあたかも複数のUPnPデバイスであるかのように振舞っているので、LAN側に存在するUPnPコントロールポイントが自ホストでルーティングテーブルを持つことによって使用するUPnPを自ホストから選択することができる。
WAN側論理ポート41〜43に接続される複数の接続先は、キャリアやISP(Internet Service Provider)の提供するインターネット接続網(図示せず)やクローズドネットワーク(図示せず)である。LAN側論理ポート31〜33はWAN側論理ポート41〜43と1対1に対応するが、LAN側IPサブネット(図示せず)のIPアドレスをそれぞれ1つずつ保持する。
NAT処理部2はLAN側ネットワークに対し、UPnPデバイスの通知を行うが、LAN側論理ポート31〜33それぞれのIPアドレスを使用して通知を行うため、UPnPコントロールポイントでは複数のUPnPデバイスを検出し、ネクストホップのIPアドレスを複数入手することができる。
一般に、IPホストはルーティングテーブルを保持して宛て先アドレスとネクストホップのIPアドレスとを組みにして管理し、ネクストホップルータを使い分けることが可能である。すなわち、UPnPコントロールポイントではルーティングテーブルによって、どのUPnPデバイスを使用すればよいかが判断可能となる。
図2は本発明の一実施例によるルータ装置の動作を説明するためのブロック図である。図2において、NAT処理部2はWAN側論理ポート41〜43をLAN側論理ポート31〜33に対して1対1に関連付け、各組み合わせ毎にUPnPの通知をLAN側ネットワーク(図示せず)に対して行う。
WAN側論理ポート41〜43はそれぞれで異なるサブネットのIPアドレスを保持し、NAT処理部2の行うパケットの送受信のインタフェースの役割を果たす。
LAN側論理ポート31〜33はそれぞれで同一サブネットのIPアドレスを保持し、NAT処理部2の行うパケットの送受信のインタフェースの役割を果たす。
NAT処理部2は接続先毎に存在するWAN側論理ポート41〜43及びLAN側論理ポート31〜33を経由してパケットを送受信する。NAT処理部2はWAN側論理ポート41〜43とLAN側論理ポート31〜33とを対応付けし、LAN側論理ポート31〜33の論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行う。WAN側論理ポート41〜43のコネクションはLAN側論理ポート31〜33に関連付けられている。
LAN側論理ポート31〜33から送信されるUPnP通知メッセージには、それぞれ対応付けられているWAN側論理ポート41〜43のコネクションが記載されている。
尚、上記の説明において、NAT処理部2は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成についての説明は省略する。また、上記の説明において、WAN側論理ポート41〜43とLAN側論理ポート31〜33とはそれぞれ3個でなくてもよく、2つ以上であればいくつでも構成が可能である。また、LAN側ポート5及びWAN側ポート6は1つしかないが、それぞれ複数あってもよい。
図3は図2のNATルータ1の初期動作を示すフローチャートである。これら図2及び図3を参照して本発明の一実施例によるNATルータ1の初期動作について説明する。
NATルータ1はWAN側論理ポート41〜43を保持し(図3ステップS1)、これに対応する同数のLAN側論理ポート31〜33を自動的に生成する(図3ステップS2)。WAN側論理ポート41〜43のIPアドレスはWAN側から動的に割り当てられたり、予め決められたアドレスが割り当てられたりする。LAN側論理ポート31〜33それぞれのIPアドレスは、同一IPサブネットであり、他のホストと重複しないアドレスであればなんでもよく、ユーザが設定する。
NAT処理部2はWAN側論理ポート41〜43とLAN側論理ポート31〜33とを1対1に対応付け、UPnPデバイスの通知メッセージを送信する(図3ステップS3)。この通知メッセージは、LAN側論理ポート31〜33それぞれ別のUPnPデバイスIDを使用し、それぞれのポートのIPアドレスでUPnP Discovery,Description,Contorol,EventingそれぞれのステージのUPnPシーケンスが実行される(図3ステップS4)。
したがって、LAN100側に存在するPC(パーソナルコンピュータ)(図示せず)等のUPnPコントロールポイントは、複数のUPnPデバイスを検出する。
図4は本発明の一実施例によるネットワークの構成を示すブロック図である。図4において、本発明の一実施例によるネットワークはNATルータ1にLAN100、インタネット200、クローズドネットワークA300、クローズドネットワークB400を接続して構成されており、LAN100はNATルータ1のLAN側に、インタネット200とクローズドネットワークA300とクローズドネットワークB400とはNATルータ1のWAN側にそれぞれ接続されている。
また、LAN100にはPC7等のUPnPコントロールポイントが接続されており、PC7にはルーティングテーブル7aが保持されている。ルーティングテーブル7aはWAN側ネットワーク(インタネット200、クローズドネットワークA300、クローズドネットワークB400)のIPアドレス(「172.16.1.0/24」.「172.16.2.0/24」,「default」)と、ネクストホップのIPアドレス(「IPアドレス1」,「IPアドレス2」,「IPアドレス3」)とを対応付けるデータベースである。
さらに、PC7はルーティングテーブル7aに基づいて送信先を選択する機能を一般的に保持しているので、この機能を使用して予め登録を行っておけば、UPnPコントロールポイント(PC7)で動作するUPnPアプリケーションは容易に使用すべきUPnPデバイスを判断することができ、ユーザ自身がUPnPデバイスを選択する手間を省くことが可能となる。また、UPnPアプリケーションはそれぞれで使用したいUPnPデバイスを使用して通信を行うことが可能となる。
例えば、図3のクローズドネットワークA300に対して通信を行うUPnPアプリケーションがPC7で実行された場合、UPnPコントロールポイントであるPC7はルーティングテーブル7aを見て、「IPアドレス2」のUPnPデバイスを利用すればよいことがわかるので、UPnP機能を利用して、「IPアドレス2」のUPnPデバイスからWAN側IPアドレスを取得したり、クローズドネットワークA300向けにポートマッピング機能を実行したりすることが可能である。
尚、UPnPの具体的なシーケンスやNAT、ポートマッピング技術については、これらが当業者にはよく知られた技術であるので、その詳細な説明について省略する。
このように、本実施例では、WAN側接続先毎にUPnPデバイスの通知を行っているので、LAN100側のUPnPコントロールポイントのホスト(PC7)が複数の接続先のUPnPデバイスを使い分けすることができる。
また、本実施例では、複数存在するWAN側接続先毎のUPnPデバイスを通知しているので、LAN側に複数のUPnPコントロールポイントが存在する場合に、UPnPコントロールポイントであるPC7各々が別の接続先でUPnP機能を使用することができる。
さらに、本実施例では、複数存在するWAN側接続先毎のUPnPデバイスを常時通知しているので、UPnP機能を一つの接続先でしか使用することができない場合にも、NATルータ1の設定を変更せずに、PC7側で選択可能となる。
図5は本発明の他の実施例によるネットワークの構成を示すブロック図である。この図5を参照して本発明の他の実施例によるネットワークの動作について説明する。尚、本発明の他の実施例によるNATルータ1の基本的構成は上述した本発明の一実施例によるNATルータ1と同様の構成となっているが、本実施例ではルーティングテーブルの設定についてさらに工夫している。
図5において、NATルータ1はWAN側ネットワーク(インタネット200、クローズドネットワークA300、クローズドネットワークB400)の経路情報をRIP(Routong Information Protocol)等のルーティングプロトコルを使用して通知する。
NATルータ1のNAT処理部(図示せず)はWAN側ネットワーク(インタネット200、クローズドネットワークA300、クローズドネットワークB400)の経路情報をルーティングプロトコルを使用して通知する機能を備えている。PC7側では、例えばRIP等のルーティングプロトコルによってルーティングテーブルを得ることができる機能を備えるホストが多く存在する。
このように、本実施例では、PC7側で設定する必要のあったルーティングテーブルの設定が不要になり、また動的なルーティングテーブルの変更も可能になるという効果が得られる。
本発明の別の実施例としては、LAN側に対してDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバを使用して、アドレス管理も行うことによって、LAN側論理ポートに付与するIPアドレスをユーザが手動で設定することなく、自動的に設定することが可能となる。
本発明の別の実施例によるネットワークの構成は、図2に示す構成と同等であるが、NATルータ1のNAT処理部は、DHCPサーバ機能及びLAN側論理ポートのIPアドレスを自動的に設定する機能を備えている。
このように、本実施例では、PC7側で設定する必要のあったIPアドレスの設定を自動化しているので、PC7側での設定が簡潔になるという効果が得られる。また、本実施例によるDHCPサーバ機能は、NATルータ1側からアドレスをPC7へ付与する手段であればなんでもよく、bootp(bootstrap protocol)やPPPoE[Point to Point Protocol over Ethernet(R)]等の手段を使用してもよい。
本発明の一実施例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるルータ装置の動作を説明するためのブロック図である。 図2のNATルータの初期動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるネットワークの構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施例によるネットワークの構成を示すブロック図である。 従来例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 NATルータ
2 NAT処理部
3 LAN側論理ポート群
4 WAN側論理ポート群
5 LANポート
6 WANポート
31〜33 LAN論理ポート
41〜43 WAN論理ポート
100 LAN
200 インタネット
300 クローズドネットワークA
400 クローズドネットワークB

Claims (15)

  1. WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス機能と、前記WAN側とLAN(Local Area Network)側との間のアドレス変換を行うNAT(Network Address Translation)機能とを持つルータ装置を含むネットワークであって、
    WANインタフェースで受信するパケットをその内容に応じて受信する複数のWAN論理ポートと、
    前記複数のWAN論理ポートに対応して配設されたLAN論理ポートと、
    前記WAN側論理ポートと前記LAN側論理ポートとを対応付けしかつ前記LAN側論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行う手段とを前記ルータ装置に有することを特徴とするネットワーク。
  2. 前記通知を行う手段は、対応させた論理ポート毎にUPnPメッセージを生成することを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  3. 前記WAN側論理ポートのコネクションは、前記LAN側論理ポートに関連付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワーク。
  4. 前記UPnPコントロールポイントの機能を持つホストがUPnPを使用する接続先を選択自在としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のネットワーク。
  5. 前記WAN論理ポートは前記WAN側の異なるサブネットのIP(Internet Protocol)アドレスを保持し、前記LAN論理ポートは前記LAN側の同一サブネットのIPアドレスを保持することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載のネットワーク。
  6. WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス機能と、前記WAN側とLAN(Local Area Network)側との間のアドレス変換を行うNAT(Network Address Translation)機能とを持つルータ装置であって、
    WANインタフェースで受信するパケットをその内容に応じて受信する複数のWAN論理ポートと、
    前記複数のWAN論理ポートに対応して配設されたLAN論理ポートと、
    前記WAN側論理ポートと前記LAN側論理ポートとを対応付けしかつ前記LAN側論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行う手段とを有することを特徴とするルータ装置。
  7. 前記通知を行う手段は、対応させた論理ポート毎にUPnPメッセージを生成することを特徴とする請求項6記載のルータ装置。
  8. 前記WAN側論理ポートのコネクションは、前記LAN側論理ポートに関連付けられていることを特徴とする請求項6または請求項7記載のルータ装置。
  9. 前記UPnPコントロールポイントの機能を持つホストがUPnPを使用する接続先を選択自在としたことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載のルータ装置。
  10. 前記WAN論理ポートは前記WAN側の異なるサブネットのIP(Internet Protocol)アドレスを保持し、前記LAN論理ポートは前記LAN側の同一サブネットのIPアドレスを保持することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載のルータ装置。
  11. WAN(Wide Area Network)側に複数の接続先を保持するUPnP(Universal Plug and Play)デバイス機能と、前記WAN側とLAN(Local Area Network)側との間のアドレス変換を行うNAT(Network Address Translation)機能とを持つルータ装置を含むネットワークにおいて前記UPnPデバイスのアドレスを通知するアドレス通知方法であって、
    WANインタフェースで受信するパケットをその内容に応じて受信する複数のWAN論理ポートと前記複数のWAN論理ポートに対応して配設されたLAN論理ポートと対応付けし、前記LAN側論理ポート毎に独立したUPnPデバイスとして通知を行うことを特徴とするアドレス通知方法。
  12. 前記通知を行う際に、対応させた論理ポート毎にUPnPメッセージを生成することを特徴とする請求項11記載のアドレス通知方法。
  13. 前記WAN側論理ポートのコネクションは、前記LAN側論理ポートに関連付けられていることを特徴とする請求項11または請求項12記載のアドレス通知方法。
  14. 前記UPnPコントロールポイントの機能を持つホストがUPnPを使用する接続先を選択自在としたことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載のアドレス通知方法。
  15. 前記WAN論理ポートは前記WAN側の異なるサブネットのIP(Internet Protocol)アドレスを保持し、前記LAN論理ポートは前記LAN側の同一サブネットのIPアドレスを保持することを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか記載のアドレス通知方法。
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