JP2005222734A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の製造方法、電子機器 Download PDF

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    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/875Arrangements for extracting light from the devices

Abstract

【課題】 光取り出し効率を向上させることを可能とする電気光学装置を提供すること。
【解決手段】 基板(120)上に、発光素子(113a〜113d)をその主発光面からの出射光(L1)が上記基板(120)と対向する側へ取り出されるように配置して構成した電気光学装置であって、発光素子(113a〜113d)の上記主発光面を上記基板(120)の一面に対して斜めに配置したことを特徴とする電気光学装置である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置などの電気光学装置に関する。
薄型、軽量、かつ高品質な画像を表示し得る電気光学装置(表示装置)として、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置が注目されている。一般的な有機EL表示装置は、発光を担う有機EL素子とこれを駆動する駆動回路などが基板上に形成された構造を有する。有機EL装置の構造としては、有機EL素子からの発光が基板を介して出射されるボトムエミッション構造と、当該発光が基板と反対側(対向する側)へ出射されるトップエミッション構造とが知られている。かかる有機EL表示装置の従来技術は、例えば特開2003−338386号(特許文献1)に記載されている。
特開2003−338386号公報
従来の有機EL表示装置では、装置の長寿命化や省電力化などの観点から、光取り出し効率の向上が求められていた。具体的には、発光素子は、発光層に流れる電流を小さくするほど急激に寿命が延びるという特性を有する。光取り出し効率が向上すれば所望の輝度を得るために必要な電流を小さくできるので、発光素子の長寿命化が可能となり、併せて省電力化も達成可能となる。
そこで、本発明は、光取り出し効率を向上させることを可能とする電気光学装置とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、対向する電極間に発光層を介在させてなる発光素子の主発光面を当該発光素子を支持する基板の一面に対して角度をもたせて斜めに配置して電気光学装置を構成したことを主たる特徴とするものである。ここで「主発光面」とは、発光素子の主たる光の出射面をいい、より具体的には発光素子を構成する発光層の一面及び/又は他面に対応する。本発明は、発光素子からの出射光が基板と対向する側へ取り出される構造(トップエミッション構造)、又は発光素子からの出射光が基板を通して取り出される構造(ボトムエミッション構造)のいずれの構造を採用する電気光学装置に対しても適用可能である。以下に本発明の各態様について説明する。
第1の態様の本発明は、発光素子からの出射光を基板と対向する側へ取り出すように構成される電気光学装置、すなわちトップエミッション構造の電気光学装置であって、上記発光素子の主発光面を上記基板の一面に対して斜めに配置したことを特徴とするものである。
発光素子の主発光面を斜め配置にすることにより、当該主発光面を基板面と略平行に配置する場合に比べて、基板上の単位面積あたりの発光面の面積比率を高めることが可能となる。従って、光取り出し効率を向上させることが可能となり、電気光学装置の長寿命化や省電力化が達成される。
好ましくは、上記発光素子の上記主発光面からの出射光と併せて、上記発光素子の一の端面からの出射光を上記基板と対向する側へ取り出す。
発光素子を斜め配置することにより、発光素子の主発光面からの出射光(発光層及び各電極の積層方向と平行な出射光)だけでなく、発光層内で全反射を繰り返して減衰してしまう光のうちの何割かを端面からの出射光として取り出すことが可能となる。これにより、光取り出し効率を更に向上させることができる。
好ましくは、上記発光素子の他の端面から上記基板の一面側へ放出される出射光を上記基板と対向する側へ導き、上記基板と対向する側で取り出すための反射膜を更に備える。
これにより、発光素子の端面から基板の一面側へ放出される出射光をも基板と対向する側へ取り出すことが可能となり、より一層に光取り出し効率を向上させることができる。
好ましくは、上記基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有し、上記基板上に形成される絶縁体を備え、上記発光素子のそれぞれは上記絶縁体の斜面上に配置される。より具体的には、上記の斜面を有する絶縁体としては、例えば断面台形状、断面三角形状など断面が多角形状となるように形成したものが挙げられる。
かかる構成により、発光素子を斜め配置することが容易となる。
第2の態様の本発明は、発光素子からの出射光を基板を通して取り出すように構成した電気光学装置、すなわちボトムエミッション構造の電気光学装置であって、上記発光素子の主発光面を上記基板の一面に対して斜めに配置したことを特徴とするものである。
発光素子の主発光面を斜め配置にすることにより、当該主発光面を基板面と略平行に配置する場合に比べて、基板上の単位面積あたりの発光面の面積比率を高めることが可能となる。従って、光取り出し効率を向上させることが可能となり、電気光学装置の長寿命化や省電力化が達成される。
好ましくは、上記発光素子の上記主発光面からの出射光と併せて、上記発光素子の一の端面からの出射光を上記基板を通して取り出す。
発光素子を斜め配置することにより、発光素子の主発光面からの出射光(発光層及び各電極の積層方向と平行な出射光)だけでなく、発光層内で全反射を繰り返して減衰してしまう光のうちの何割かを端面からの出射光として取り出すことが可能となる。これにより、光取り出し効率を更に向上させることができる。
好ましくは、上記発光素子の他の端面から上記基板と対向する側へ放出される出射光を上記基板の一面側へ導き、上記基板を通して取り出すための反射膜を更に備える。
これにより、発光素子の端面から基板と対向する側へ放出される出射光をも基板の一面側へ取り出すことが可能となり、より一層に光取り出し効率を向上させることができる。
好ましくは、上記基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有し、上記基板上に形成される透光性絶縁体を備え、上記発光素子のそれぞれは上記透光性絶縁体の上記斜面上に配置される。発光素子の主発光面からの出射光は上記透光性絶縁体を通して基板側へ進行する。上記の斜面を有する絶縁体としては、例えば断面台形状、断面三角形状など断面が多角形状となるように形成したものが挙げられる。
かかる構成により、発光素子を斜め配置することが容易となる。
好ましくは、一の単位領域内に上記発光素子を複数配置する。ここで「単位領域」とは、所定の用途、機能等に応じて区分けした領域をいい、例えば、画素領域を含む。かかる画素領域を複数配列することにより、例えばマトリクス型の表示領域を構成することができる。
画素領域などの単位領域内に上述した斜め配置の発光素子を複数配置することにより、各単位領域ごとで得られる光量を格段に向上させることができる。
第3の態様の本発明は、上述した電気光学装置を備える電子機器である。ここで「電子機器」とは、一定の機能を奏する機器一般をいい、その構成に特に限定はない。かかる電子機器としては、例えば、携帯電話、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、ヘッドマウントディスプレイ、テレビジョン(TV)、ロールアップ式TV、さらに表示機能付きファックス装置、デジタルカメラのファインダ、携帯型TV、DSP装置、PDA、電子手帳、電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイ等が含まれる。
第4の態様の本発明は、上述した第1又は第2の態様の本発明にかかる電気光学装置の好適な製造方法の一例である。具体的には、第4の態様の本発明は、基板上に、発光素子をその主発光面が上記基板の一面に対して斜めに配置されるように構成する電気光学装置の製造方法であって、基板上に、当該基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有する絶縁体を形成する第1工程と、上記絶縁体の上記斜面上に、第1電極、発光層及び第2電極を積層して発光素子を形成する第2工程と、を含むものである。
かかる製造方法によれば、第1又は第2の態様の本発明にかかる電気光学装置を容易に製造し得る。
好ましくは、上記第1工程は、上記基板上に絶縁膜を成膜する工程と、上記絶縁体を配置すべき位置に対応する上記絶縁膜上の所定領域にエッチングマスクを形成する工程と、上記エッチングマスクを介してエッチングを行い、上記エッチングマスクのない領域の上記絶縁膜をテーパ状に除去し、上記エッチングマスクの下側の上記絶縁膜を断面多角形状に残留させる工程と、を含む。そして、上記絶縁膜の断面多角形状に残留した部位を上記斜面を有する上記絶縁体とする。なお、断面多角形状とは、例えば断面台形状、断面三角形状などの形状を含む。
上記方法によれば、断面多角形状の絶縁体を容易に形成し得る。特に断面台形状の絶縁体を形成するのに好適である。
好ましくは、上記第2工程は、上記基板上及び上記絶縁体上に、上記第1電極となるべき膜、上記発光層となるべき膜、及び上記第2電極となるべき膜を含む積層膜を形成する工程と、上記絶縁体の上記斜面の上側にエッチングマスクを形成する工程と、上記エッチングマスクを介してエッチングを行い、上記エッチングマスクの下側の上記積層膜を残留させてそれ以外を除去する工程と、を含む。
上記方法によれば、絶縁体の斜面へ発光素子を容易に形成し得る。
以下、本発明にかかる一実施形態の電気光学装置について詳細に説明する。以下の説明では、電気光学装置の一例として有機EL表示装置を採り上げる。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の有機EL表示装置の回路構成を説明する図である。また、図2〜図4は、第1の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。具体的には、図2は有機EL表示装置の画素部の構造について説明する平面図である。図3は図2に示すIII−III線方向の断面図である。図4は図2に示すIV−IV線方向の断面図である。各図に示すように、第1の実施形態では、いわゆるトップエミッション構造を有する有機EL表示装置に本発明を適用した場合について説明する。
図1に示すように、本実施形態の有機EL表示装置100は、マトリクス状に配置される複数の画素部101を含む表示パネル部102と、当該表示パネル部102を駆動するための走査線駆動回路103及びデータ線駆動回路104を含んで構成されている。
表示パネル部102は、行方向に沿って配置されるn本の走査線Y1、Y2、Y3、…と、列方向に沿って配置されるm本のデータ線X1、X2、X3、…とを備えている。各走査線と各データ線とが交差する位置に対応して各画素部101が配置されている。
各画素部101は、それぞれ、スイッチングトランジスタ110、保持キャパシタ111、ドライビングトランジスタ112及び有機EL素子113を含んで構成される。スイッチングトランジスタ110は、ゲートが走査線と接続され、ソースがデータ線と接続され、ドレインがドライビングトランジスタ112のゲートと接続されている。保持キャパシタ111は、ドライビングトランジスタ112のゲート/ソース間に接続されている。ドライビングトランジスタ112は、ゲートがスイッチングトランジスタ110のドレインと接続され、ソースが電源線と接続され、ドレインが有機EL素子113の陽極と接続されている。有機EL素子113は、陰極が他の有機EL素子113の陰極と相互に接続されている。
走査線駆動回路103は、図示しない外部装置から与えられる水平同期信号に従って走査信号を生成し、これを各走査線に出力することによって順次走査線Y1等を選択駆動する。データ線駆動回路104は、図示しない外部装置から与えられる画像信号(画像データ)に従ってアナログのデータ信号を生成し、これを各データ線に出力する。
具体的には、走査線駆動回路103が水平同期信号に従って各走査線Y1、Y2、Y3、…のうちの1本を選択してHレベルの走査信号を出力すると、当該選択された走査線に接続された1行分の画素部101の各スイッチングトランジスタ110がオン状態となる。これに合わせてデータ線駆動回路104から各データ線X1、X2、X3、…のそれぞれを介してデータ信号が出力されると、選択された走査線に対応する各画素部101の保持キャパシタ111にデータ信号が供給される。この結果、各画素部101の保持キャパシタにはデータ信号に応じた量の電荷が蓄積され、これに応じてドライビングトランジスタ112の導電率が制御される。そして、当該導電率に応じたレベルの駆動電流がドライビングトランジスタ112から有機EL素子113に供給される。有機EL素子113は、この供給された駆動電流のレベルに応じた輝度で発光する。
以降、走査線駆動回路103により各走査線が順次選択され、データ線駆動回路104によって各画素部101にデータ信号が供給されることにより、当該画素部101に含まれる各有機EL素子113が駆動電流のレベルに応じた輝度で発光することにより、表示パネル部102に画像表示がなされる。
次に、図2〜図4に基づいて本実施形態の有機EL表示装置の構造について詳細に説明する。図2では、画素部101の構成を分かりやすくするために後述する層間絶縁膜などの一部の構成要素が省略されている。図4に示す断面図ではドライビングトランジスタ112が示されているが、スイッチングトランジスタ110等についても同様な構成である。
各図に示すように、有機EL表示装置100は、ガラス等からなる基板120と、有機EL素子の発光状態を制御するための駆動回路を含む駆動回路層121と、有機EL素子113を支持するための絶縁体122と、当該絶縁体122の有する斜面上に配置される有機EL素子113a等を含んで構成される。
ここで、本実施形態の有機EL表示装置において特徴的な構造を説明する。図3に示すように、本実施形態の有機EL表示装置では、各有機EL素子(発光素子)113a〜113dの主発光面が基板120の一面に対して斜めに配置される。なお、有機EL素子113a〜113dを含み、上記回路図において説明した有機EL素子113が実現されている。このような斜め配置を採用することにより、主発光面を基板面と略平行に配置する場合に比べて、基板上の単位面積あたりの発光面の面積比率を高めることが可能となる。従って、光取り出し効率を向上させることが可能となり、電気光学装置の長寿命化や省電力化が達成される。特に、画素部(画素領域)101内に斜め配置の発光素子を複数配置しているので、各画素領域ごとで得られる光量を格段に向上させることができる。
また、本実施形態では、各有機EL素子113a等の主発光面からの出射光L1と併せて、各有機EL素子113a等の一の端面からの出射光L2も取り出している。各有機EL素子113a等を斜め配置することにより、有機EL素子の主発光面からの出射光(発光層及び各電極の積層方向と平行な出射光)だけでなく、発光層内で全反射を繰り返して減衰してしまう光のうちの何割かを端面からの出射光L2として取り出すことが可能となる。これにより、光取り出し効率を更に向上させることができる。
更に、本実施形態では、各有機EL素子113a等の他の端面からの出射光L3についても、反射膜133によって反射し、基板120と対向する側で取り出している。これにより、各有機EL素子の端面から基板120の一面側へ放出される出射光L3をも基板120と対向する側へ取り出すことが可能となり、より一層に光取り出し効率を向上させることができる。
各有機EL素子113a等は、基板120の一面に対して斜めに配置される斜面を有する絶縁体122の当該斜面上に配置されている。図3では絶縁体112の形状を断面台形状にした例を示しているが、これ以外にも断面三角形状など、断面が多角形状となり有機EL素子を斜めに配置して支持可能であれば如何なる断面形状も採用し得る。かかる構成により、有機EL素子を斜め配置することが容易となる。
以下、本実施形態の有機EL表示装置の構成について、図2〜図4を参照して更に詳細に説明する。
駆動回路層121は、スイッチングトランジスタ110、保持キャパシタ111、ドライビングトランジスタ112、走査線114、データ線115、電源線116、ドライビングトランジスタ112と各有機EL素子の陽極とを接続する配線117を構成するための要素を含む。
半導体膜130aは、基板120上に島状に形成され、スイッチングトランジスタ110の活性層として機能する。半導体膜130bは、保持キャパシタ111の一方の電極として機能する。半導体膜130cは、基板120上に島状に形成され、ドライビングトランジスタ112の活性層として機能する。これらの半導体膜としては、例えば多結晶シリコン膜(ポリシリコン膜)が用いられる。
絶縁膜131aは、上記半導体膜130a等を覆うように基板120上に形成され、各トランジスタのゲート絶縁膜として機能し、或いは保持キャパシタ111の電極間に介在する絶縁体として機能する。この絶縁膜131aは、例えば二酸化珪素(SiO2)からなる。
各導電膜132a〜132cは、絶縁膜131a上に所定形状にパターニングして形成される。導電膜132aは、図4に示すようにドライビングトランジスタ112のゲート電極として機能する。導電膜132bは、図2に示すように、スイッチングトランジスタ110のゲート電極として機能するとともに、当該ゲート電極と接続される走査線としても機能する。導電膜132cは、図2に示すように、保持キャパシタ111の他方の電極として機能する。これらの導電膜132a等は、例えばアルミニウム(Al)などの導電性材料を用いて形成されている。
絶縁膜131bは、導電膜132a〜132cとこれらの上層に配置される導電膜との間を絶縁するためのもの(層間絶縁膜)である。この絶縁膜131bは、例えば二酸化珪素(SiO2)からなる。
導電膜132d〜132hは、絶縁膜131b上に所定形状にパターニングして形成される。導電膜132dは、絶縁膜131a、131bを貫通するコンタクトホールを通じて、ドライビングトランジスタ112を構成する半導体膜130cと接続されてソース/ドレイン電極として機能すると共に、有機EL素子の陽極134へ電流を供給する配線としても機能する。
導電膜132eは、絶縁膜131a、131bを貫通するコンタクトホールを通じて、スイッチングトランジスタ110を構成する半導体膜130aと接続されてソース/ドレイン電極として機能すると共に、データ線115としての機能も担う。
導電膜132fは、絶縁膜131a、131bを貫通するコンタクトホールを通じて、スイッチングトランジスタ110を構成する半導体膜130aと接続されてソース/ドレイン電極として機能すると共に、スイッチングトランジスタ110のドレインとドライビングトランジスタ112のゲートとを接続する配線としての機能も担う。
導電膜132gは、絶縁膜131a、131bを貫通するコンタクトホールを通じて、ドライビングトランジスタ112を構成する半導体膜130cと接続されてソース/ドレイン電極として機能すると共に、電源線116としての機能も担う。
導電膜132hは、絶縁膜131a、131b及び絶縁体122を貫通するコンタクトホールを通じて、ドライビングトランジスタ112を構成する半導体膜130cと接続されてソース/ドレイン電極として機能する。これらの導電膜132d等は、例えばアルミニウム(Al)などの導電性材料を用いて形成されている。
絶縁膜131cは、導電膜132d等とその上側に形成される反射膜133との間を絶縁するためのもの(層間絶縁膜)である。この絶縁膜131cは、例えば窒化珪素(Sixy)からなる。
反射膜133は、有機EL素子の端面から基板120の一面側へ放出される出射光(端面発光)を基板120と対向する側へ導き、基板120と対向する側で取り出すためのものである。この反射膜133は、例えば、アルミニウム等によって形成される。
絶縁体122は、各有機EL素子113a等を支持するための斜面を有し、絶縁膜131d上の所定位置に配置される。この絶縁体122は、例えばアクリル樹脂やポリイミド樹脂などの有機材料からなる。
図3及び図4に示すように、各有機EL素子113a等は、それぞれ陽極(第1電極)134、発光層135及び陰極(第2電極)136を積層して構成される。
陽極134は、例えば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)などの導電性材料を用いて形成されている。
発光層135は、例えばポリジアルキルフルオレン誘導体を用いて形成される。また、この発光層135と各電極134、136との間に正孔輸送層や電子輸送層が介在していてもよい。正孔輸送層は、例えばポリエチレンジオキシチオフェンとポリスチレンスルフォン酸の混合体(PEDOT/PSS)を用いて形成される。電子輸送層は、例えばカルシウム、リチウム、これらの酸化物、フッ化物などの膜を用いて形成される。
陰極136は、例えばITOなどの透光性材料を用いて形成されている。この透光性の陰極136を介して、発光層135からの出射光が放出される。
このように、本実施形態の有機EL表示装置によれば、基板上の単位面積あたりの発光面の面積比率を高めて光取り出し効率を向上させることが可能となり、電気光学装置の長寿命化や省電力化が達成される。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、いわゆるボトムエミッション構造を有する有機EL表示装置に本発明を適用した場合について説明する。本実施形態の有機EL表示装置の回路構成は上記第1の実施形態の場合と同様(図1参照)であるが、具体的なデバイス構造が若干異なる。
図5〜図7は、第2の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。具体的には、図5は有機EL表示装置の画素部の構造について説明する平面図である。図6は図5に示すVI−VI線方向の断面図である。図7は図5に示すVII−VII線方向の断面図である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付しており、これらについての説明は省略する。
各図に示すように、有機EL表示装置100は、ガラス等からなる基板120と、有機EL素子の発光状態を制御するための駆動回路を含む駆動回路層121’と、有機EL素子113を支持するための絶縁体124と、当該絶縁体124の有する斜面上に配置される有機EL素子113e等を含んで構成される。
ここで、本実施形態の有機EL表示装置において特徴的な構造を説明する。図6に示すように、本実施形態の有機EL表示装置においても、各有機EL素子(発光素子)113e〜113jの主発光面が基板120の一面に対して斜めに配置される。なお、有機EL素子113e〜113jを含み、上記回路図において説明した有機EL素子113が実現されている。このような斜め配置を採用することにより、主発光面を基板面と略平行に配置する場合に比べて、基板上の単位面積あたりの発光面の面積比率を高めることが可能となる。従って、光取り出し効率を向上させることが可能となり、電気光学装置の長寿命化や省電力化が達成される。
また、本実施形態では、各有機EL素子113e等の主発光面からの出射光L4と併せて、各有機EL素子113e等の一の端面からの出射光L5も取り出している。各有機EL素子113e等を斜め配置することにより、有機EL素子の主発光面からの出射光(発光層及び各電極の積層方向と平行な出射光)だけでなく、発光層内で全反射を繰り返して減衰してしまう光のうちの何割かを端面からの出射光L5として取り出すことが可能となる。これにより、光取り出し効率を更に向上させることができる。
更に、本実施形態では、各有機EL素子113e等の他の端面からの出射光L6についても、反射膜114によって反射し、基板120側で取り出している。反射膜114は、各有機EL素子の相互間に透光性の絶縁体115を設けておき、当該絶縁体115の上側に配置されている。なお、絶縁体115としては、例えば酸化珪素などが用いられる。かかる構成により、各有機EL素子の端面から基板120と対向する側へ放出される出射光L6をも基板120と対向する側へ取り出すことが可能となり、より一層に光取り出し効率を向上させることができる。
各有機EL素子113e等は、基板120の一面に対して斜めに配置される斜面を有する透光性絶縁体124の当該斜面上に配置されており、各出射光L4及びL6はこの透光性絶縁体124を通して下方へ放射される。図6では絶縁体123の形状を断面台形状にした例を示しているが、これ以外にも断面三角形状など、断面が多角形状となり有機EL素子を斜めに配置して支持可能であれば如何なる断面形状も採用し得る。かかる構成により、有機EL素子を斜め配置することが容易となる。
以下、本実施形態の有機EL表示装置の構成について、図5〜図7を参照して更に詳細に説明する。
駆動回路層121’は、基本的に上述した第1の実施形態における駆動回路層121と同様な構成を有する。ただし、本実施形態の場合には、ボトムエミッション構造を採用していることから、第1の実施形態において含まれていた反射膜133(図3等参照)が不要となり、かつ、各絶縁膜131a等をすべて透光性とすることが必要となる。なお、第1の実施形態において説明したような酸化珪素や窒化珪素などを用いていれば透光性の絶縁膜が得られる。
反射膜114は、有機EL素子の端面から基板120と対向する側へ放出される出射光(端面発光)を基板120の一面側へ導き、基板120を通して取り出すためのものである。この反射膜114は、例えば、アルミニウム等によって形成される。
絶縁体124は、各有機EL素子113e等を支持するための斜面を有し、絶縁膜131d上の所定位置に配置される。この絶縁体124は、例えばアクリル樹脂やポリイミド樹脂などの有機材料からなる。
図6及び図7に示すように、各有機EL素子113e等は、それぞれ陰極137、発光層138及び陽極139を積層して構成される。本実施形態ではボトムエミッション構造を採用するため、上記第1の実施形態の場合とは各電極の配置が反対になっている。
陰極137は、例えばITOなどの透光性材料を用いて形成されている。この透光性の陰極137を介して、発光層138からの出射光が放出される。
発光層138は、例えばポリジアルキルフルオレン誘導体を用いて形成される。また、この発光層138と各電極137、139との間に正孔輸送層や電子輸送層が介在していてもよい。正孔輸送層は、例えばポリエチレンジオキシチオフェンとポリスチレンスルフォン酸の混合体(PEDOT/PSS)を用いて形成される。電子輸送層は、例えばカルシウム、リチウム、これらの酸化物、フッ化物などの膜を用いて形成される。
陽極139は、例えば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)などの導電性材料を用いて形成されている。
このように、本実施形態の有機EL表示装置によれば、基板上の単位面積あたりの発光面の面積比率を高めて光取り出し効率を向上させることが可能となり、電気光学装置の長寿命化や省電力化が達成される。
<第3の実施形態>
第3の実施形態として、上記第1又は第2の実施形態の有機EL表示装置の好適な製造方法を説明する。
図8は、有機EL表示装置の製造方法について説明する図(工程図)である。図8は、上記図3と同様にIII−III線における断面図を示しているが、駆動回路層121等については省略している。ここでは第1の実施形態の有機EL表示装置を例にして説明するが、第2の実施形態の場合も同様である。なお、基板120上に駆動回路層121(又は121’)を形成する工程については、周知技術を用いて形成可能であるため説明を省略する。
まず、基板120上(本例では絶縁膜131d上)に、当該基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有する絶縁体122を形成する工程を説明する。以下の方法によれば、断面多角形状の絶縁体を容易に形成し得る。特に断面台形状の絶縁体を形成するのに好適である。
図8(A)に示すように、絶縁膜131d上に、比較的に厚く絶縁膜150を成膜する。例えば、アクリル樹脂からなる絶縁膜150を2μm程度の厚さに成膜する。
次に、図8(B)に示すように、絶縁体122を配置すべき位置に対応する絶縁膜150上の所定領域にエッチングマスク151を形成する。例えば、絶縁膜150上に、ポリイミド樹脂等の感光性樹脂を塗布し、乾燥、露光、現像し、所定領域にのみ感光性樹脂膜を残すことによって図示のようなエッチングマスク151が得られる。
次に、図8(C)に示すように、エッチングマスク151を介してエッチングを行う。このとき、絶縁膜150を比較的に厚膜に形成しておけば、エッチングマスク151のない領域の絶縁膜150をテーパ状に除去し、エッチングマスク151の下側の絶縁膜150を断面多角形状(本例では台形状)に残留させることが可能となる。その後、エッチングマスク151を除去することにより、絶縁膜150の断面多角形状に残留した部位からなる絶縁体122が得られる。
次に、絶縁体122の斜面上に、第1電極、発光層及び第2電極を積層して発光素子を形成する工程を説明する。以下の方法によれば、絶縁体の斜面へ有機EL素子を容易に形成し得る。
図8(D)に示すように、絶縁膜131d上及び絶縁体122上に、陽極134となるべき膜152、発光層135となるべき膜153、及び陰極136となるべき膜136を含む積層膜を形成する。当該工程は、例えば精密メタルマスクを用いてマスキングをしながら、スパッタ法などによって各膜を成膜することによって行うことができる。
次に、図8(E)に示すように、絶縁体122の斜面の上側にエッチングマスク155を形成する。例えば、ポリイミド樹脂等の感光性樹脂を塗布し、乾燥、露光、現像し、所定領域にのみ感光性樹脂膜を残すことによって図示のようなエッチングマスク155が得られる。
次に、エッチングマスク155を介してエッチングを行い、エッチングマスク155の下側の積層膜を残留させてそれ以外を除去する。これにより、図8(F)に示すように、絶縁体122の斜面上に各有機EL素子113a等が得られる。
このように、第3の実施形態の製造方法によれば、第1又は第2の態様の本発明にかかる電気光学装置を容易に製造し得る。
<第4の実施形態>
次に、上述した有機EL表示装置を用いて構成される各種の電子機器について例示する。本実施形態の有機EL表示装置を備えることにより、光取り出し効率が高く、よって長寿命かつ低消費電力な電子機器が得られる。
図9及び図10は、上述した電気光学装置を適用可能な電子機器の例を示す図である。図9(A)は携帯電話への適用例であり、当該携帯電話230はアンテナ部231、音声出力部232、音声入力部233、操作部234、および本発明の電気光学装置100を備えている。このように本発明に係る電気光学装置は表示部として利用可能である。図9(B)はビデオカメラへの適用例であり、当該ビデオカメラ240は受像部241、操作部242、音声入力部243、および本発明の電気光学装置100を備えている。
図9(C)はデジタルスチルカメラへの適用例であり、当該デジタルスチルカメラ250はカメラ部251、操作部252、および本発明に係る電気光学装置100を備えている。図9(D)はヘッドマウントディスプレイへの適用例であり、当該ヘッドマウントディスプレイ260はバンド261、光学系収納部262および本発明に係る電気光学装置100を備えている。
図10(A)はテレビジョンへの適用例であり、当該テレビジョン300は本発明に係る電気光学装置100を備えている。なお、パーソナルコンピュータ等に用いられるモニタ装置に対しても同様に本発明に係る電気光学装置を適用し得る。図10(B)はロールアップ式テレビジョンへの適用例であり、当該ロールアップ式テレビジョン310は本発明に係る電気光学装置100を備えている。
また、本発明に係る電気光学装置は、上述した例に限らず表示機能を有する各種の電子機器に適用可能である。例えばこれらの他に、表示機能付きファックス装置、携帯型パーソナルコンピュータ(いわゆるPDA)、デジタルカメラのファインダ、携帯型TV、電子手帳、電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイなどにも活用することができる。
<変形実施例>
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されることなく、本発明の要旨の範囲内で種々に変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では複数の画素部(画素領域)を有する有機EL表示装置について本発明を適用した場合について説明していたが、他にも、発光領域が画素分けされておらずに比較的広い面積で形成されて光源などとして用いられる有機EL装置や、超大画面の表示装置における各画素に用いる場合のように1つ1つの画素部が広面積の場合に対しても本発明を適用することが可能である。このような有機EL装置について本発明を適用することにより、実効的な発光面積を増加させ、単位面積あたりの輝度を高めて光取り出し効率を向上させることが可能となる。
また、上述した実施形態では、断面台形状の絶縁体の斜面にのみ発光素子を形成していたが、各絶縁体の上面に渡るように発光素子を形成してもよく、各絶縁体の間(谷)に渡って発光素子を形成してもよい。
図11は、トップエミッション構造の有機EL表示装置において各絶縁体の谷に渡って発光素子を形成した場合の例を示す図である。同図に示す例では、各絶縁体122の斜面からこれらの間(谷)に渡るように発光素子513が形成されている。これにより、発光面積を更に増加させることが可能となる。
図12は、トップエミッション構造の有機EL表示装置において各絶縁体の上面に渡って発光素子を形成した場合の例を示す図である。同図に示す例では、各絶縁体122の斜面から上面に渡るように発光素子613が形成されている。これにより、発光面積を更に増加させることが可能となる。
図13は、ボトムエミッション構造の有機EL表示装置において各絶縁体の谷に渡って発光素子を形成した場合の例を示す図である。同図に示す例では、各絶縁体124の斜面からこれらの間(谷)に渡るように発光素子713が形成されている。これにより、発光面積を更に増加させることが可能となる。
図14は、ボトムエミッション構造の有機EL表示装置において各絶縁体の上面に渡って発光素子を形成した場合の例を示す図である。同図に示す例では、各絶縁体124の斜面から上面に渡るように発光素子813が形成されている。これにより、発光面積を更に増加させることが可能となる。
また、本発明は有機ELに限らず、無機EL、その他各種の自発光型の電気光学装置に広く適用可能である。
第1の実施形態の有機EL表示装置の回路構成を説明する図である。 第1の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。 第1の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。 第1の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。 第2の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。 第2の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。 第2の実施形態の有機EL表示装置の構造について説明する図である。 有機EL表示装置の製造方法について説明する図(工程図)である 電気光学装置を適用可能な電子機器の例を示す図である。 電気光学装置を適用可能な電子機器の例を示す図である。 有機EL表示装置の変形実施例を説明する図である。 有機EL表示装置の変形実施例を説明する図である。 有機EL表示装置の変形実施例を説明する図である。 有機EL表示装置の変形実施例を説明する図である。
符号の説明
100…有機EL表示装置、 113a〜113d…有機EL素子(発光素子)、 120…基板、 121…駆動回路層、 122…絶縁体

Claims (14)

  1. 発光素子からの出射光を基板と対向する側へ取り出すように構成される電気光学装置であって、
    前記発光素子の主発光面を前記基板の一面に対して斜めに配置したことを特徴とする、電気光学装置。
  2. 前記発光素子の前記主発光面からの出射光と併せて、前記発光素子の一の端面からの出射光を前記基板と対向する側へ取り出す、請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記発光素子の他の端面から前記基板の一面側へ放出される出射光を前記基板と対向する側へ導き、前記基板と対向する側で取り出すための反射膜を更に備える、請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有し、前記基板上に形成される絶縁体を備え、
    前記発光素子のそれぞれは前記絶縁体の斜面上に配置される、請求項1に記載の電気光学装置。
  5. 発光素子からの出射光を基板を通して取り出すように構成される電気光学装置であって、
    前記発光素子の主発光面を前記基板の一面に対して斜めに配置したことを特徴とする、電気光学装置
  6. 前記発光素子の前記主発光面からの出射光と併せて、前記発光素子の一の端面からの出射光を前記基板を通して取り出す、請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記発光素子の他の端面から前記基板と対向する側へ放出される出射光を前記基板の一面側へ導き、前記基板を通して取り出すための反射膜を更に備える、請求項6に記載の電気光学装置。
  8. 前記基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有し、前記基板上に形成される透光性絶縁体を備え、
    前記発光素子のそれぞれは前記透光性絶縁体の前記斜面上に配置される、請求項5に記載の電気光学装置。
  9. 一の単位領域内に前記発光素子を複数配置する、請求項1又は5に記載の電気光学装置。
  10. 前記単位領域が画素領域であり、当該画素領域を複数配列して構成される、請求項9に記載の電気光学装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の電気光学装置を含んで構成される電子機器。
  12. 発光素子の主発光面が基板の一面に対して斜めに配置されるように構成する電気光学装置の製造方法であって、
    基板上に当該基板の一面に対して斜めに配置される斜面を有する絶縁体を形成する第1工程と、
    前記絶縁体の前記斜面上に、第1電極、発光層及び第2電極を積層して発光素子を形成する第2工程と、
    を含む、電気光学装置の製造方法。
  13. 前記第1工程は、
    前記基板上に絶縁膜を成膜する工程と、
    前記絶縁体を配置すべき位置に対応する前記絶縁膜上の所定領域にエッチングマスクを形成する工程と、
    前記エッチングマスクを介してエッチングを行い、前記エッチングマスクのない領域の前記絶縁膜をテーパ状に除去し、前記エッチングマスクの下側の前記絶縁膜を断面多角形状に残留させる工程と、を含み、
    前記絶縁膜の断面多角形状に残留した部位を前記絶縁体とする、請求項12に記載の電気光学装置の製造方法。
  14. 前記第2工程は、
    前記基板上及び前記絶縁体上に、前記第1電極となるべき膜、前記発光層となるべき膜、及び前記第2電極となるべき膜を含む積層膜を形成する工程と、
    前記絶縁体の前記斜面の上側にエッチングマスクを形成する工程と、
    前記エッチングマスクを介してエッチングを行い、前記エッチングマスクの下側の前記積層膜を残留させてそれ以外を除去する工程と、
    を含む、請求項12に記載の電気光学装置の製造方法。

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