JP2005222605A - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents

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Akihiro Watabe
彰啓 渡部
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Noboru Mizuguchi
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Abstract

【課題】 種類の異なるデータをDVD-Videoフォーマットに容易に変換する。
【解決手段】 Audio符号化部102は、主音声信号および副音声信号の2種類の音声信号を符号化する。ポインター生成回路104は、Audio符号化部から出力されたビットストリームよりポインタを生成する。バッファABBは、ビットストリームおよびポインタを格納する。圧縮ストリーム出力部は、ポインタを参照して、主音声のビットストリームまたは副音声のビットストリームを圧縮ストリームとして記録媒体14に記録する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定の規格に基づいてデータを記録媒体に記録する装置および方法に関する。
従来、データの記録方式は多数存在し、一般的に、DVDプレイヤー等の再生装置は所定の規格基づいてフォーマットされたデータしか再生することができない。そこで、再生装置がデータを再生することができるように、DVD Video Recording フォーマットのビットストリームをDVD Videoフォーマットのビットストリームに変換して記録する装置がある。
特開2003-101927号公開
しかしながら、従来の構成では、DVD Video Recording規格では音声においてDual Mono(2カ国語放送)の記録が許されているが、DVD Video規格では音声においてDual Monoの記録が許されていない。つまり、従来の構成では、主音声側の音声を両方のチャンネルに記録しており種類の異なる信号(主音声および副音声)の各々を異なるチャンネルとして記録しないので、Dual Monoの2カ国語放送が損なわれてしまっていた。また、従来の構成によって主音声と副音声とを異なるチャンネルとして記録するためには、主音声用のバッファと副音声用のバッファとをそれぞれ独立して持つ必要がある。このように、従来の技術では、構成が煩雑なものになってしまう。
本発明の目的は、上記課題を解決するもので、種類の異なるデータをDVD Video規格に容易にフォーマットすることができる装置および方法を提供することである。
この発明の1つの局面に従うと、データ処理装置は、第1の信号および第2の信号を所定の規格に基づいて記録媒体に記録する。第1の信号と第2の信号とは属する種類が互いに異なる。データ処理装置は、情報付加部と、バッファと、ストリーム記録部とを備える。情報付加部は、第1の信号および第2の信号の各々に対してその信号が属する種類を示す識別情報とその信号のデータ量を示すサイズ情報とを付加する。バッファは、情報付加部によって識別情報およびサイズ情報が付加された第1の信号および第2の信号を格納する。ストリーム記録部は、所定の規格に基づき、バッファに格納された第1の信号および第2の信号の各々に付加された識別情報を参照してそのバッファに格納された第1の信号および第2の信号の中から所望の種類に属する信号を検出し、検出した信号に付加されたサイズ情報を参照してその信号の中から所望するデータ量の信号を記録媒体に記録する。
上記データ処理装置では、バッファに格納された各々の信号に識別情報およびサイズ情報が付加されているので、識別情報およびサイズ情報を参照すればバッファに格納されている第1の信号および第2の信号の中から所望する信号を出力することができ、所定の規格に基づいたデータを容易に生成することができる。これにより、種類の異なるデータを操作することができ、例えば、2カ国語放送を実現することができる。
好ましくは、上記識別情報付加部は、信号入力部と、データ量計測部と、信号種類判定部と、付加情報書き込み部とを含む。信号入力部は、上記第1の信号および上記第2の信号のうちいずれか一方を入力する。データ量計測部は、信号入力部が入力した信号のデータ量を計測することにより上記サイズ情報を求める。信号種類判定部は、信号入力部に入力された信号が属する種類を判定することにより上記識別情報を求める。付加情報書き込み部は、データ量計測部によって求められた上記サイズ情報と信号種類判定部によって求められた上記識別情報とを信号入力部が入力した信号に付加する。
上記データ処理装置では、信号入力部を介してバッファに格納された信号に対して識別情報およびサイズ情報を付加することができる。
好ましくは、上記ストリーム記録部は、記録データ算出部と、所望信号検出部と、データ記録部とを含む。記録データ算出部は、上記所定の規格に基づいて、上記記録媒体に記録すべき信号の種類と上記記録媒体に記録すべき信号のデータ量を求める。所望信号検出部は、上記バッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された上記識別情報を参照して、そのバッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の中から記録データ算出部によって求められた種類に属する信号を検出する。データ記録部は、上記サイズ情報を参照して、所望信号検出部によって検出された信号の中から記録データ算出部によって求められたデータ量の信号を上記記録媒体に記録する。
上記データ処理装置では、所定の規格に基づいたデータを生成するためにどの種類の信号をどれだけ記録すればいいのかがわかり、識別情報およびサイズ情報を参照することによりバッファに格納された第1の信号および第2の信号の中からその必要なデータを抽出することができる。
好ましくは、上記データ情報書き込み部は、上記バッファにダミー情報を書き込む。上記バッファは、上記データ書き込み部によって書き込まれたダミー情報と上記信号入力部が入力した信号(入力信号)とを1つの単位として格納する。上記付加情報書き込み部は、さらに、上記バッファによって上記入力信号が格納された後に、上記バッファに書き込まれた上記ダミー情報に上記データ量計測部によって求められた上記サイズ情報と上記信号種類判定部によって求められた上記識別情報とを書き込む。
上記データ処理装置では、バッファにダミー情報を書き込むことによって、識別情報およびサイズ情報を書き込むための領域をバッファ内に確保することができる。また、ダミー情報と入力信号とが1つになっているので、入力信号に識別情報等を用意に付加することができる。
好ましくは、上記第1の信号は、第1の情報を表すデータを符号化した信号である。上記第2の信号は、第2の情報を表すデータを符号化した信号である。第1の情報と第2の情報とは、情報の内容が異なる。上記識別情報付加部は、上記第1の信号および上記第2の信号の各々に対してその信号が表す情報の内容を識別するための情報を上記識別情報として付加する。上記ストリーム記録部は、上記所定の規格に基づき、上記バッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された上記識別情報を参照してそのバッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の中から所望する情報の内容を表す信号を検出し、検出した信号に付加された上記サイズ情報を参照してその信号の中から所望するデータ量を上記記録媒体に記録する。
好ましくは、上記データ処理装置は、さらに、符号化部を備える。符号化部は、上記第1の情報を表すデータを符号化することによって上記第1の信号を生成し、かつ、上記第2の情報を表すデータを符号化することによって上記第2の信号を生成する。上記識別情報付加部は、上記符号化部によって符号化されているデータが表す情報の内容を参照して、上記第1の信号および上記第2の信号の各々に上記識別情報を付加する。
上記データ処理装置では、例えば、符号化部によって第1の情報を表すデータが符号化されていれば、情報付加部は、「第1の情報を表す信号である」ことを示す識別情報を符号化部によって生成された第1の信号に付加する。このように、符号化部が符号化している信号を参照することにより、情報付加部における識別情報の付加を容易に行うことができる。
好ましくは、上記第1の信号は、所定の情報を示すデータに対して第1の符号化を行うことによって生成された信号である。上記第2の信号は、所定の情報を示すデータに対して第2の符号化を行うことによって生成された信号である。第1の符号化と第2の符号化とは、符号化の際に用いられる所定のパラメータが異なる。上記データ処理装置は、さらに、可変符号化部と、品質評価部とを備える。可変符号化部は、所定の情報を示すデータに対して第1の符号化を行うことによって上記第1の信号を生成し、かつ、所定の情報を示すデータに対して第2の符号化を行うことによって上記第2の信号を生成する。品質評価部は、可変符号化部によって生成された上記第1の信号の品質と上記第2の信号の品質とを比較して、どちらの信号の品質がいいのかを評価する。上記情報付加部は、さらに、品質評価部による信号の品質に関する評価を参照して、第1の信号および第2の信号の各々に対してその信号の品質に関する信号品質情報を付加する。上記ストリーム記録部は、上記所定の規格に基づき、上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された信号品質情報を参照してそのバッファに格納された第1の信号および上記第2の信号の中から品質評価部によって品質がよいと評価された信号を検出し、検出した信号に付加された上記サイズ情報を参照してその信号に含まれる信号の中から所望するデータ量の信号を上記記録媒体に記録する。
上記データ処理装置では、信号品質情報を参照することにより、異なるパラメータによって符号化された信号の中から品質のよい信号のみを所定の規格に基づいて容易に記録媒体に記録することができる。
好ましくは、上記第1の情報は、主音声である。上記第2の情報は、副音声である。
好ましくは、上記所定の情報は、映像または音声である。上記信号の品質は、画質または音質である。
好ましくは、上記所定の規格は、DVD Videoである。
この発明のもう1つの局面に従うと、データ処理方法は、第1の信号および第2の信号を所定の規格に基づいて記録媒体に記録する方法である。第1の信号と第2の信号とは属する種類が互いに異なる。データ処理方法は、情報付加ステップと、格納ステップと、ストリーム記録ステップとを備える。情報付加ステップは、第1の信号および第2の信号の各々に対してその信号が属する種類を示す識別情報とその信号のデータ量を示すサイズ情報とを付加する。格納ステップは、情報付加ステップによって識別情報およびサイズ情報が付加された第1の信号および第2の信号をバッファに格納する。ストリーム記録ステップは、所定の規格に基づき、バッファに格納された第1の信号および第2の信号の各々に付加された識別情報を参照してそのバッファに格納された第1の信号および第2の信号の中から所望の種類に属する信号を検出し、検出した信号に付加されたサイズ情報を参照してその信号の中から所望するデータ量の信号を上記記録媒体に記録する。
上記データ処理方法では、バッファに格納された各々の信号に識別情報およびサイズ情報が付加されているので、識別情報およびサイズ情報を参照すればバッファに格納されている第1の信号および第2の信号の中から所望する信号を出力することができ、所定の規格に基づいたデータを容易に生成することができる。これにより、種類の異なるデータを操作することができ、例えば、2カ国語放送を実現することができる。
好ましくは、上記識別情報付加ステップは、信号入力ステップと、データ量計測ステップと、信号種類判定ステップと、付加情報書き込みステップとを含む。信号入力ステップは、上記第1の信号および上記第2の信号のうちいずれか一方を入力する。データ量計測ステップは、信号入力ステップによって入力された信号のデータ量を計測することにより上記サイズ情報を求める。信号種類判定ステップは、信号入力ステップによって入力された信号が属する種類を判定することにより上記識別情報を求める。付加情報書き込みステップは、データ量計測ステップによって求められた上記サイズ情報と信号種類判定ステップによって求められた上記識別情報を信号入力ステップによって入力された信号に付加する。
上記データ処理方法では、信号入力ステップを介してバッファに格納された信号に対して識別情報およびサイズ情報を付加することができる。
好ましくは、上記ストリーム記録ステップは、記録データ算出ステップと、所望信号検出ステップと、データ記録ステップとを含む。記録データ算出ステップは、上記所定の規格に基づいて、上記記録媒体に記録すべき信号の種類と上記記録媒体に記録すべき信号のデータ量を求める。所望信号検出ステップは、上記バッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された上記識別情報を参照して、そのバッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の中から記録データ算出ステップによって求められた種類に属する信号を検出する。データ記録ステップは、上記バッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された上記サイズ情報を参照して、所望信号検出ステップによって検出された信号の中から記録データ算出ステップによって求められたデータ量の信号を上記記録媒体に記録する。
上記データ処理方法では、所定の規格に基づいたデータを生成するためにどの種類の信号をどれだけ記録すればいいのかがわかり、識別情報およびサイズ情報を参照することによりバッファに格納された第1の信号および第2の信号の中からその必要なデータを抽出することができる。
好ましくは、上記付加情報書き込みステップは、上記バッファにダミー情報を書き込む。上記格納ステップは、上記付加情報書き込みステップによって上記バッファに書き込まれたダミー情報と上記信号入力ステップによって入力された信号(入力信号)とを1つの単位として上記バッファに格納する。上記付加情報書き込みステップは、さらに、上記格納ステップによって上記バッファに上記入力信号が格納された後に、上記バッファに書き込まれた上記ダミー情報に上記データ量計測ステップによって求められた上記サイズ情報と上記信号種類判定ステップによって求められた上記識別情報とを書き込む。
上記データ処理方法では、バッファにダミー情報を書き込むことによって、識別情報およびサイズ情報を書き込むための領域をバッファ内に確保することができる。また、ダミー情報と入力信号とが1つになっているので、入力信号に識別情報等を用意に付加することができる。
好ましくは、上記第1の信号は、第1の情報を表すデータを符号化した信号である。上記第2の信号は、第2の情報を表すデータを符号化した信号である。第1の情報と第2の情報とは、情報の内容が異なる。上記識別情報付加ステップは、上記第1の信号および上記第2の信号の各々に対してその信号が表す情報の内容を識別するための情報を上記識別情報として付加する。上記ストリーム記録ステップは、上記所定の規格に基づき、上記バッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された上記識別情報を参照してそのバッファに格納された上記第1の信号および上記第2の信号の中から所望する情報の内容を表す信号を検出し、検出した信号に付加された上記サイズ情報を参照してその信号の中から所望するデータ量の信号を上記記録媒体に記録する。
好ましくは、上記データ処理方法は、さらに、符号化ステップを備える。符号化ステップは、上記第1の情報を表すデータを符号化することによって上記第1の信号を生成し、かつ、上記第2の情報を表すデータを符号化することによって上記第2の信号を生成する。上記識別情報付加ステップは、符号化ステップによって符号化されているデータが表す情報の内容を参照して、上記第1の信号および上記第2の信号の各々に上記識別情報を付加する。
上記データ処理方法では、例えば、符号化ステップによって第1の情報を表すデータが符号化されていれば、情報付加ステップは、「第1の情報を表す信号である」ことを示す識別情報を符号化ステップによって生成された第1の信号に付加する。このように、符号化ステップが符号化している信号を参照することにより、情報付加ステップにおける識別情報の付加を容易に行うことができる。
好ましくは、上記第1の信号は、所定の情報を示すデータに対して第1の符号化を行うことによって生成された信号である。上記第2の信号は、所定の情報を示すデータに対して第2の符号化を行うことによって生成された信号である。第1の符号化と第2の符号化とは、符号化の際に用いられる所定のパラメータが異なる。上記データ処理方法は、さらに、可変符号化ステップと、品質評価ステップとを備える。可変符号化ステップは、所定の情報を示すデータに対して第1の符号化を行うことによって上記第1の信号を生成し、かつ、所定の情報を示すデータに対して第2の符号化を行うことによって上記第2の信号を生成する。品質評価ステップは、可変符号化ステップによって生成された上記第1の信号の品質と上記第2の信号の品質とを比較して、どちらの信号の品質がいいのかを評価する。上記情報付加ステップは、さらに、品質評価ステップによる信号の品質に関する評価を参照して、第1の信号および第2の信号の各々に対してその信号の品質に関する信号品質情報を付加する。上記ストリーム記録ステップは、上記所定の規格に基づき、上記第1の信号および上記第2の信号の各々に付加された信号品質情報を参照してそのバッファに格納された第1の信号および上記第2の信号の中から品質評価ステップによって品質がよいと評価された信号を検出し、検出した信号に付加された上記サイズ情報を参照してその信号に含まれる信号の中から所望するデータ量の信号を上記記録媒体に記録する。
上記データ処理方法では、信号品質情報を参照することにより、異なるパラメータによって符号化された信号の中から品質のよい信号のみを所定の規格に基づいて容易に記録媒体に記録することができる。
好ましくは、上記第1の情報は、主音声である。上記第2の情報は、副音声である。
好ましくは、上記所定の情報は、映像または音声である。上記信号の品質は、画質または音質である。
好ましくは、上記所定の規格は、DVD Videoである。
以上のように、バッファに格納された各々の信号に識別情報およびサイズ情報が付加されているので、識別情報およびサイズ情報を参照すればバッファに格納されている第1の信号および第2の信号の中から所望する信号を出力することができ、所定の規格に基づいたデータを容易に生成することができる。これにより、種類の異なるデータを操作することができ、例えば、2カ国語放送を実現することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
<全体構成>
この発明の第1の実施形態によるデータ処理装置の全体構成を図1に示す。この装置は、映像信号・音声信号(主音声信号・副音声信号)を含む多重化信号(例えば、テレビ放送信号等)を記録するものであり、チューナ10と、マルチフォーマット符号化部11と、外部メモリ12と、インターフェイス13と、記録媒体(例えば、DVDやHDD等)14とを備える。チューナ10は、外部から多重化信号を受信し、映像信号・音声信号を出力する。マルチフォーマット符号化部11は、入力した映像信号・音声信号を符号化し、符号化した映像信号・音声信号を外部メモリ12に一旦格納し、格納したデータをシステムエンコードして圧縮ストリームを生成し、生成した圧縮ストリームをインターフェイス13を介して記録媒体14に記録する。
<マルチフォーマット符号化部11および外部メモリ12の内部構成>
図1に示したマルチフォーマット符号化部11の内部構成を図2に示す。マルチフォーマット符号化部11は、Video符号化部101と、Audio符号化部102と、ポインター生成回路103,104と、圧縮ストリーム出力部105と、プログラムコントローラ106とを含む。Video符号化部101は、入力された映像信号を符号化し符号化映像信号(ビットストリーム)として出力する。Audio符号化部102は、入力した音声信号(主音声信号・副音声信号)を符号化し符号化音声信号(ビットストリーム)として出力する。ポインター生成回路103,104は、各々が入力するビットストリームよりポインタを生成し、ビットストリームおよびポインタを外部メモリ12に出力する。外部メモリ12は、ポインタ生成回路103,104から出力されたビットストリームおよびポインタをユニットデータとして保持する。圧縮ストリーム出力部105は、外部メモリ12に格納されたユニットデータに対してシステムエンコードを行い、生成したデータを圧縮ストリームとしてインターフェイス13を介して記録媒体14に記録する。プログラムコントローラ106は、各々の制御信号によって各々の回路を制御する。
図1に示した外部メモリ12の内部構成を図2に示す。外部メモリ12は、バッファVBB107と、バッファABB108とを含む。バッファVBB107は、ポインター生成回路103から出力されたビットストリームおよびポインタをユニットデータとして保持する。バッファVBB107は、ポインター生成回路104から出力されたビットストリームおよびポインタをユニットデータとして保持する。また、バッファVBB107およびバッファABB108は、8bit単位でアドレスが与えられてるものとする。
《システムエンコードの一例》
圧縮ストリーム出力部105によって行われるシステムエンコードについて簡単に説明する。圧縮ストリーム出力部105は、デコーダのバッファを仮想的にエミュレーションして、ビデオデータ,オーディオデータ,主音声,および副音声が破綻しないように(例えば、オーバーフローやアンダーフローを起こさないように)、これらのストリームを配分する。例えば、ストリームの配分方法として、各々のストリームのレート比によってそのストリームを含むパックを並べる方法が挙げられる。この方法の場合、ビデオデータとオーディオデータとのレート比が7対1であるならば、ビデオデータを含むパックを7つ並べオーディオデータを含むパックを1つ並べる。このようにして、システムエンコーダが行われる。
<Audio符号化部102およびポインター生成回路104の内部構成>
図2に示したAudio符号化部102の内部構成を図3に示す。Audio符号化部102は、主音声用バッファ110と、副音声用バッファ111と、音声エンコーダ112とを含む。主音声用バッファ110は、チューナ10から出力された主音声信号を蓄積する。副音声用バッファ111は、チューナ10から出力された副音声信号を蓄積する。音声エンコーダ112は、プログラムコントローラ106からの選択命令を受け、主音声用バッファ110および副音声用バッファ111のうちいずれか一方のバッファを選択し、選択したバッファに蓄積された音声信号を符号化して符号化音声信号(ビットストリーム)として出力する。
図2に示したポインター生成回路104の内部構成を図3に示す。ポインター生成回路104は、ビットパッキング器113と、ビットカウンタ114と、ダイレクトメモリアクセス回路115とを含む。プログラムコントローラ106は、DMA1命令をダイレクトメモリアクセス回路115に出力する。ダイレクトメモリアクセス回路115は、プログラムコントローラ106からのDMA1命令を受け、外部メモリ12にダミーデータまたはポインタを書き込む。ビットパッキング器113は、Audio符号化部102の音声エンコーダ112から出力されたビットストリームを所定の量保持し、その所定の量のビットストリームを外部メモリ12に格納する。ビットカウンタ114は、ビットパッキング器113に入力されたビットストリームのビット数をカウントし、ビットカウント値をプログラムコントローラ106に出力する。バッファABB108は、ダイレクトメモリアクセス回路115によって書き込まれたポインタおよびビットパッキング器113から出力されたビットストリームをユニットデータとして保持する。
<圧縮ストリーム出力部105の内部構成>
図2に示した圧縮ストリーム出力部105の内部構成を図4に示す。圧縮ストリーム出力部105は、DMA回路120と、即値データ出力回路121と、データ転送回路122とを含む。プログラムコントローラ106は、DMA2命令と、即値データ出力命令と、データ転送命令とを出力する。DMA2命令には、所定のアドレスを示す情報が含まれる。即値データ出力命令には、ユニットデータに含まれるビットストリームの種類を示す情報が含まれる。データ転送命令には、所定のアドレスの区間を示す情報が含まれる。DMA回路120は、プログラムコントローラ106からのDMA2命令を受け、外部メモリ12の中からDMA2命令によって指示されたアドレスを検索する。即値データ出力回路121は、プログラムコントローラ106からの即値データ出力命令を受け、所定の固定データ(パックヘッダ情報等)をインターフェイス13を介して記録媒体14に記録する。データ転送回路122は、プログラムコントローラ106からのデータ転送命令を受け、データ転送命令に示されたアドレスの区間に格納されているデータをオーディオデータ(またはビデオデータ)としてインターフェイス13を介して記録媒体14に記録する。
<マルチフォーマット符号化部11の動作>
次に、図2に示したマルチフォーマット符号化部11による動作について説明する。マルチフォーマット符号化部11による動作は、入力した信号を外部メモリ12にユニットデータとして格納するまでの処理(ユニットデータ生成処理)と、外部メモリ12に格納されたユニットデータを記録媒体14に圧縮ストリームとして格納するまでの処理(圧縮ストリーム生成処理)とがある。なお、ここでは、音声信号に関する処理のみを説明する。
<ユニットデータ生成処理>
まず、プログラムコントローラ106は,Audio符号化部102に起動命令を出力する。Audio符号化部102は、プログラムコントローラ106からの起動命令を受け、起動状態になる。
次に、プログラムコントローラ106は、DMA1命令をダイレクトメモリアクセス回路115に出力する。ダイレクトメモリアクセス回路115は、バッファABB108にポインタと同じデータサイズのダミーデータを書き込むことにより、後にバッファABB108にポインタを書き込むためのフィールドを確保する。例えば、プログラムコントローラ106は、バッファABB108にダミーデータを書き始めるアドレスをDMA1命令として出力する。ダイレクトメモリアクセス回路115は、DMA1命令が示すアドレスからダミーデータを書き始め、ポインタと同じデータサイズになるまで書き込む。ここで、ポインタの書き込みが開始されるアドレスをポインタ始点アドレスとし、ポインタの書き込みが終了するアドレスをポインタ終端アドレスとする(図5参照)。なお、プログラムコントローラ106は、ダミーデータを初めて書き込む場合、DMA回路120に出力したDMA1命令が示すアドレス(最初のポインタ始点アドレス)を記憶しておく。
次に、Audio符号化部102に含まれる主音声用バッファ110,副音声用バッファ111は、チューナ10から出力された主音声信号,副音声信号をそれぞれ蓄積する。
プログラムコントローラ106は、音声エンコーダ112に選択命令を出力する。Audio符号化部102に含まれる音声エンコーダ112は、プログラムコントローラ106からの選択命令を受け、主音声用バッファ110および副音声用バッファ111のいずれか一方を選択し、選択したバッファに格納された音声信号を符号化して符号化音声信号(ビットストリーム)としてビットパッキング器113に出力する。例えば、音声エンコーダ112は、選択命令が「0」の場合には主音声用バッファ110を選択し、選択命令が「1」の場合には副音声用バッファ111を選択する。
以下に続く処理として、主音声信号を処理する主音声信号処理モードと副音声信号を処理する副音声信号処理モードとが存在する。ここでは、最初、音声エンコーダ112は主音声信号処理モードになるものとする。
《主音声信号処理モード》
音声エンコーダ112は、選択命令(0)を受けて主音声用バッファ110を選択し、選択した主音声用バッファ110に蓄積された映像信号を符号化し符号化音声信号(ビットストリーム(主))として出力する。例えば、音声エンコーダ112は、音声信号に対してMPEG2,MPEG4などの圧縮符号化を行う。
次に、ビットカウンタ114は、ビットパッキング器113に入力されたビットストリーム(主)のビット数をカウントし、そのカウント値をプログラムコントローラ106に出力する。
次に、ビットパッキング器113に所定の量のビットストリーム(主)が蓄積されると、ビットパッキング器113は、蓄積したビットストリーム(主)をバッファABB108に格納する。例えば、外部メモリ12が8bit幅のバス幅を持っているとすると、その単位がそろうまで外部メモリ12にデータを書き込むことができないので、パッキング器はその単位になるまでビットストリームを蓄積する。
次に、プログラムコントローラ106は、ビットカウンタ114から出力されるビットカウント値を参照し、バッファABB108に格納されるビットストリームのデータサイズを求める。例えば、ビットカウント値が「16000」ならば、バッファABB108に格納されるビットストリームのデータサイズは「2000byte」であると求める。
次に、プログラムコントローラ106は、選択命令を参照して、バッファABB108にユニットデータとして格納されるビットストリームの種類(「主音声信号」のビットストリームであるか「副音声信号」のビットストリームであるか)を識別する。この場合(主音声信号処理モードの場合)、選択命令が「0」であるので、バッファABB108にユニットデータとして格納されるビットストリームの種類は、「主音声信号」のビットストリームであると識別する。
次に、プログラムコントローラ106は、ビットカウント値とあらかじめ決められているポインタのデータサイズとを参照し、次のポインタのポインタ始点アドレスを算出する。例えば、ビットカウント値が「2000byte」ならば、"現在のポインタのポインタ始点アドレス"に"ビットカウント値"分のアドレスと"ポインタのデータサイズ"分のアドレスを加算したものを、「次のポインタのポインタ始点アドレス」として算出する。
次に、プログラムコントローラ106は、バッファABB108に格納されるビットストリーム(主)のデータサイズ(サイズ情報),そのビットストリームの種類(種類情報),および次のポインタのポインタ始点アドレス(アドレス情報)をポインタ情報とし、そのポインタ情報をDMA1命令としてダイレクトメモリアクセス回路115に出力する。
次に、ダイレクトメモリアクセス回路115は、プログラムコントローラ106から出力されたDMA1命令を参照し、バッファABB108に格納されたポインタのダミーデータにポインタ情報を上書きする。バッファABB108は、ダイレクトメモリアクセス回路115によってポインタ情報が上書きされたポインタとビットパッキング器113から出力されたビットストリーム(主)とをユニットデータ(主)として保持する。
次に、ダイレクトメモリアクセス回路115は、ユニットデータ(主)を格納し終えたアドレスの次のアドレスを始点としてバッファABB108にダミーデータを出力する。
また、プログラムコントローラ106は、ダイレクトメモリアクセス回路115にDMA1命令を出力する際に、音声エンコーダ112に選択命令(1)を出力する。
次に、音声エンコーダ112は、プログラムコントローラ106からの選択命令(1)を受け、現在選択している主音声用バッファ110から副音声用バッファ111に切り替える(副音声信号処理モードになる)。
《副音声信号処理モード》
次に、音声エンコーダ112は、副音声用バッファ111に蓄積された音声信号を符号化し符号化音声信号(ビットストリーム(副))として出力する。
次に、主音声信号処理モードと同様の処理が行われ、バッファABB108は、ポインタおよびビットストリーム(副)をユニットデータ(副)として保持する。ここで、ポインタ情報に含まれる種類情報は、「副音声信号」を示すものである。
次に、プログラムコントローラ106は主音声信号処理モードと同様に、ダイレクトメモリアクセス回路115にDMA1命令を出力する際に、音声エンコーダ112に選択命令(0)を出力する。
次に、音声エンコーダ112は、プログラムコントローラ106からの選択命令(0)を受け、現在選択している副音声用バッファ111から主音声用バッファ110に切り替える(主音声信号処理モードになる)。
このように、主音声信号処理モードと副音声信号処理モードとが交互に行われ、図5のようにポインタP101,ビットストリームD101,ポインタP102,ビットストリームD102,・・・とポインター生成回路104からバッファABB108に書き込まれ、ユニットデータ(主)1,ユニットデータ(副)1,ユニットデータ(主)2,ユニットデータ(副)2,・・・としてバッファ108に格納される。
《外部メモリ12に格納されるユニットデータ》
図2に示した外部メモリ12のバッファABB108に格納されるユニットデータの一例を図5に示す。ユニットデータは、ポインタと、ビットストリームとを含む。ポインタは、ビットストリームのデータサイズ(サイズ情報),そのユニットデータが格納しているビットストリームの種類(種類情報),および次のポインタのポインタ始点アドレス(アドレス情報)を格納する。ビットストリームは、Audio符号化部102から出力されたビットストリームである。また、ポインタのデータサイズは、あらかじめ決められている。
<圧縮ストリーム生成処理>
初めに、プログラムコントローラ106は、ユニットデータ生成処理のときに、最初のポインタ(ユニットデータ(主)1のポインタP101)のポインタ開始アドレスを記憶しており、DMA回路120は、あらかじめ決められたポインタのデータサイズを記憶している。また、圧縮ストリームは、図6のように、複数のパックを含む。パックは、データサイズがあらかじめ決められており、固定データとオーディオデータとを含む。固定データも、データサイズがあらかじめ決められており、パックヘッダ,パケットヘッダ,信号識別子(Sub_stream_id),およびオーディオ・フレーム情報を含む。
まず、プログラムコントローラ106は、自己に記憶している最初のポインタのポインタ始点アドレスをDMA2命令としてDMA回路120に出力する。DMA回路120は、プログラムコントローラ106からのDMA2命令を受け、あらかじめ決められたポインタのデータサイズを参照し、バッファABB108の中からDMA2命令が示すポインタ始点アドレスからポインタ終端アドレスまでに格納されているポインタを検出する。例えば、ポインタのデータサイズが「10byte」であり「0〜9byte目」に最初のポインタが格納されているなら、プログラムコントローラ106は「0byte目」をポインタ始点アドレスとして記憶している。そこで、プログラムコントローラ106は、「0byte目」を指示するDMA2命令をDMA回路120に出力する。DMA回路120は、あらかじめ決められたポインタのデータサイズ(10byte)を参照し、バッファABB108の中からDMA2命令に指示されたアドレス「0byte目」から「9byte目」に格納されているポインタのポインタ情報を読み出す。
次に、DMA回路120は、検出した最初のポインタP101よりポインタ情報を読み出し、そのポインタ情報をプログラムコントローラ106に出力する。
次に、プログラムコントローラ106は、DMA回路120によって読み出されたポインタ情報に含まれる種類情報を参照し、即値データ出力命令を即値データ出力回路121に出力する。即値データ出力回路121は、即値データ出力命令を受け、固定データに含まれるSub_stream_idの値を決定する。例えば、プログラムコントローラ106は、ポインタ情報に含まれる種類情報を参照してビットストリームの種類を識別し、その識別結果を即値データ出力命令として出力する。即値データ出力回路121は、プログラムコントローラ106からの即値データ出力命令を参照し、ユニットデータに「主音声信号」のビットストリームが格納されていると識別された場合にはSub_stream_idを「0」と決定し、「副音声信号」のビットストリームが格納されていると識別された場合にはSub_stream_idを「1」と決定する。この場合(ユニットデータ(主)1の場合)、ポインタ情報に含まれる種類情報には「主音声信号」のビットストリームであることが示されているので、固定データに含まれるSub_stream_idは「0」である。
次に、即値データ出力回路121は、パックに含まれる固定データ(パックヘッダ情報等)をインターフェイス13を介して記録媒体14に出力する。
次に、プログラムコントローラ106は、DMA回路120より取得したポインタ情報に含まれるサイズ情報を参照し、ユニットデータ(主)1に含まれるビットストリーム(主)D101のデータサイズを認識した後、DMA回路120に出力したDMA2命令を参照してデータ転送命令をデータ転送回路122に出力する。データ転送回路122は、データ転送命令を受け、DMA回路120によって検出されたポインタP101が含まれるユニットデータ(主)1のビットストリーム(主)D101をパックに含まれるオーディオデータとして、インターフェイス13を介して記録媒体14に記録する。例えば、プログラムコントローラ106は、ポインタのポイント始点アドレスとポインタのデータサイズとを認識しているので、ポインタ終端アドレスを算出することができる。ユニットデータのうちポインタの次にビットストリームが格納されている(つまり、ポインタ終端アドレスの次のアドレスからビットストリームが格納されている)ので、ユニットデータのうちポインタ始点アドレスからどの位置にビットストリームが格納されているのかを算出することができる。また、パックに格納することができるビットストリームのデータサイズはあらかじめ決められている。よって、データ転送回路122がユニットデータのうちビットストリームが格納されている部分の中からオーディオデータとしてパックに格納することができるデータサイズ分のビットストリームを出力するように、ポインタ終端アドレスの次のアドレス(転送開始アドレス)とそのアドレスからオーディオデータとしてパックに格納することができるデータサイズ分の終端を示すアドレス(転送終了アドレス)とをデータ転送命令として出力する。
次に、データ転送回路122によるビットストリーム(主)の出力を完了すると、データ転送回路122は、プログラムコントローラ106に転送完了信号を出力する。
次に、プログラムコントローラ106は、データ転送回路122からの転送完了信号を受け、DMA回路120によって読み出されたポインタ情報に含まれるアドレス情報を参照し、DMA2命令をDMA回路120に出力する。
次に、DMA回路120は、プログラムコントローラ106からのDMA2命令を受け、あらかじめ決められているポインタのデータサイズを参照し、DMA2命令が示すアドレスを始点として格納されているポインタP102のポインタ情報を読み出す。
次に、DMA回路120は、読み出したポインタ情報をプログラムコントローラ106に出力する。
次に、プログラムコントローラ106は、ポインタ情報に含まれる種類情報を参照して、このポインタが含まれるユニットデータのビットストリームの種類を識別する。ここでは、ユニットデータ(主)1に含まれるポインタの次のポインタはユニットデータ(副)1に含まれるので、プログラムコントローラ106は、ユニットデータに含まれるビットストリームの種類が「副音声信号」のビットストリームであると判断する。
次に、プログラムコントローラ106は、即値データ出力命令を即値データ出力回路121に出力する。即値データ出力回路121は、パックに含まれる固定データ(パックヘッダ情報等)をインターフェイス13を介して記録媒体14に出力する。この場合(ユニットデータ(副)2)、固定データに含まれるSub_stream_idは、「1」である。
次に、プログラムコントローラ106は、DMA回路120に出力したDMA2命令を参照し、データ転送命令をデータ転送回路122に出力する。この場合(ユニットデータ(副)1の場合)、データ転送回路122は、ユニットデータ(副)に含まれるビットストリーム(副)をオーディオデータとして、インターフェイス13を介して記録媒体14に記録する。
このように、ユニットデータ(主)とユニットデータ(副)とが交互に処理され、図6のように記録媒体14に圧縮ストリームが格納される。
また、プログラムコントローラ106からデータ転送回路122にデータ転送命令が出力されるとき、プログラムコントローラ106がDMA回路より取得したポインタ情報に含まれるサイズ情報を参照して、ユニットデータに格納されたビットストリーム(格納データ量)とオーディオデータとして出力するために必要なデータ量(必要データ量)とが等しいと判断する場合のほかに、格納データ量が必要データ量よりも小さいと判断する場合と、格納データ量が必要データ量よりも大きいと判断する場合とが考えられる。
《(格納データ量)<(必要データ量)と判断する場合》
ユニットデータ(主)に格納されたビットストリームD101の中からオーディオデータとして出力するにはデータ量が不足すると判断した場合には、プログラムコントローラ106は、データ転送回路122より転送完了情報を受け、DMA回路120によって取得されたポインタ情報を参照して、次のポインタP102のポインタ情報を取得する。次に、プログラムコントローラ106は、次のポインタ情報に格納されたビットストリームの種類を識別する。ここで、「主音声信号」のビットストリームを含むユニットデータであるならば、プログラムコントローラ106は、上述のように、ダイレクトメモリアクセス回路115がそのユニットデータに含まれるビットストリームから所望のデータ量(不足する分のデータ量)を出力するようにデータ転送命令をデータ転送回路121に出力する。一方、「副音声信号」のビットストリームを含むユニットデータであるならば、プログラムコントローラ106は、DMA回路120によって読み出されたポインタ情報を参照して、さらに次のポインタP103のポインタ情報を取得する。このように、プログラムコントローラ106は、データ転送回路122よりオーディオデータとして出力するために必要なデータ量分のビットストリームが出力されるまで、ポインタの読み出しを行う。
《(格納データ量)>(必要データ量)と判断する場合》
ユニットデータに格納されたビットストリームの中からオーディオデータとして出力してもユニットデータ内にまだビットストリームが残ると判断した場合には、プログラムコントローラ106は、データ転送回路122より転送完了命令を受け、データ転送回路122に出力したデータ転送命令として出力した転送開始アドレスおよび転送終了アドレスのうち転送終了アドレスの次のアドレスをユニットデータのビットストリームのうち出力が終了したアドレス(出力完了アドレス)として記憶する。これにより、プログラムコントローラ106がこの記憶した出力完了アドレスを参照することにより、次に出力を開始すべきアドレスを認識することができるので、データ転送回路122は残りのビットストリームを出力することができる。
《圧縮ストリームの構成》
図2に示した圧縮ストリーム出力部105から出力される圧縮ストリームのデータ構成の一例を図6に示す。圧縮ストリームは、複数のパックを含む。パックは、固定データと、オーディオデータとを含む。固定データは、パックヘッダと、パケットヘッダと、信号識別子(Sub_stream_id)と、オーディオ・フレーム情報とを含む。パックヘッダ,パケットヘッダおよびオーディオ・フレーム情報には、復号時に必要な情報が格納される。Sub_stream_idは、オーディオデータとして「主音声信号」のビットストリームが格納されている場合には「0」であり、オーディオデータとして「副音声信号」のビットストリームが格納されている場合には「1」である。オーディオデータは、Audio符号化部102より出力されたビットストリームである。また、パック,固定データおよびオーディオデータのデータサイズは、あらかじめ決まっている。なお、パックにはビデオデータを含むものも存在するが、ここでは省略する。
<効果>
以上のように、外部メモリ12にデータを一旦格納する際にポインタを挿入することにより、2カ国語を損なわずにDVD-Videoのマルチリンガルに変換することができる。これにより、種類の異なる信号(主音声信号および副音声信号)を異なるチャンネルをして操作することができ、2カ国語放送を実現することができる。
また、外部メモリ12にデータを一旦格納する際にポインタを挿入することにより、ポインタ情報を参照すれば外部メモリ12に格納されているデータの中から所望のデータを出力することができ、システムエンコードを容易に行うとができる。
また、主音声信号,副音声信号を別々のストリームとして処理せず一本のストリームとして処理することができ、主音声信号,副音声信号を別々のバッファを格納することなく1つのバッファによって処理することができる。
なお、本実施形態では、主音声信号と副音声信号とのレートの比は1対1であるが、これに限らない。例えば、このレートの比が2対1である場合、音声エンコーダ112が選択命令を受けて主音声用バッファ110および副音声用バッファ111を切り替えるとき、選択する順番を、『主音声用バッファ110』、『主音声用バッファ110』、『副音声用バッファ111』、『主音声用バッファ110』、『主音声用バッファ110』、『副音声用バッファ111』・・・とすればよい。そうすると、バッファABB108に格納されるユニットデータの順番は、『ユニットデータ(主)』、『ユニットデータ(主)』、『ユニットデータ(副)』、『ユニットデータ(主)』、『ユニットデータ(主)』、『ユニットデータ(副)』・・・の順となる。さらに、圧縮ストリーム出力部105における処理で、即値データ出力回路121から出力される固有データのSub_stream_idを、『0』、『0』、『1』、『0』、『0』、『1』・・・と出力すればよい。
なお、本実施形態では、音声信号の符号化方法としてMPEG2,MPEG4を用いたが、これに限らない。例えば、WMA(Microsoftがライセンス)等のMPEG以外の圧縮符号化形式でも構わない。
(第2の実施形態)
一般に符号化のパラメータには、数多くのパラメータが存在する。本実施形態では、動きベクトルの探索範囲と精度をパラメータとする。動きベクトル検出は、一般にブロックマッチング法と呼ばれる手法で行われることが多い。ブロックマッチング法とは、当該マクロブロックとある探索範囲の参照マクロブロックとの差分の絶対値和を評価し一番値が小さいもの最適な動きベクトルとする方法である。この方法では、探索範囲が広ければ広いほど演算量が大きくなるので、一般には、大きな探索範囲を選択した場合は、すべての画素を評価するのではなく1画素おきに評価したりして、演算量を削減するなどしたりする。
すなわち、LSI内部にある演算器の量は一定なので、画素精度を1画素単位にした場合には探索範囲が小さくなり、画素精度を荒くした場合には探索範囲が大きくなる。本実施形態では、前者を高精細モードと呼び、後者を広探索モードと呼ぶ。
さて、近年LSIの高性能化や長時間録画モードなどの要求により、従来は、符号化が実時間で1回しか出来なかったが、2回あるいはそれ以上に実施することが可能となってきている。
<全体構成>
この発明の第2の実施形態によるデータ処理装置の全体構成は、図2に示したマルチフォーマット符号化部11に代えて、図7に示すマルチフォーマット符号化部21を備える。この装置は、映像信号・音声信号を含む多重化信号(例えば、テレビ放送信号等)に対して符号化パラメータの異なる2種類の符号化を行うことによって2種類の符号化動画像信号を生成し、画質がいいと判断したほうの符号化動画像信号を記録媒体14に記録する。
<マルチフォーマット符号化部21の内部構成>
図7に示したマルチフォーマット符号化部21は、図2に示したVideo符号化部101,Audio符号化部102,ポインター生成回路103,104,およびプログラムコントローラ106に代えて、Audio符号化部201,Video符号化部202,ポインター生成回路203,204,およびプログラムコントローラ205を含む。Audio符号化部201は、チューナ10からの音声信号を符号化し符号化音声信号(ビットストリーム)として出力する。Video符号化部202は、チューナ10からの映像信号を符号化し符号化映像信号(ビットストリーム)として出力する。ポインター生成回路203,204は、各々が入力するビットストリームよりポインタ情報を生成し、ビットストリームおよびポインタを外部メモリ12に出力する。プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106に加えて、画像評価命令を出力する。
<Video符号化部202およびポインタ生成回路204の内部構成>
図7に示されたVideo符号化部202の内部構成を図8に示す。Video符号化部202は、映像信号用バッファ210と、映像エンコーダ211とを含む。映像信号用バッファ210は、チューナ10から出力された映像信号を蓄積する。映像エンコーダ211は、映像信号用バッファ210に蓄積された映像信号を符号化し符号化映像信号として出力する。映像デコーダ211は、さらに、プログラムコントローラ205に各々の符号化モードにおける画質評価情報を出力する。
図7に示されたポインター生成回路204の内部構成は、図2に示したポインター生成回路104と同様である。
<マルチフォーマット符号化部の動作>
次に、図7に示したマルチフォーマット符号化部21による動作について説明する。マルチフォーマット符号化部21による動作は、第1の実施形態によるマルチフォーマット符号化部11の動作と同様に、入力した信号を外部メモリ12にユニットデータとして格納するまでの処理(ユニットデータ生成処理)と、外部メモリ12に格納されたユニットデータを記録媒体14に圧縮ストリームとして格納するまでの処理(圧縮ストリーム生成処理)とがある。なお、ここでは、映像信号に関する処理のみを説明する。
<ユニットデータ生成処理>
まず、プログラムコントローラ205は,Video符号化部202に起動命令を出力する。Video符号化部202は、プログラムコントローラ205からの起動命令を受け、起動状態になる。
次に、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、DMA1命令をダイレクトメモリアクセス回路115に出力し、ダイレクトメモリアクセス回路115は、バッファVBB107にポインタと同じデータサイズのダミーデータを書き込む。なお、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、ダミーデータを初めて書き込む場合、DMA回路120に出力したDMA命令が示すアドレス(ポインタ始点アドレス)を記憶しておく。
次に、Video符号化部202に含まれる映像信号用バッファ210は、チューナ10から出力された映像信号を蓄積する。
次に、プログラムコントローラ205は、映像エンコーダ211に選択命令を出力する。Video符号化部202に含まれる映像エンコーダ211は、プログラムコントローラ205からの選択命令を受け、高精細モードまたは広探索モードのいずれか一方を選択し、映像信号用バッファ210に格納された映像信号を選択した符号化モードによって符号化して符号化映像信号(ビットストリーム)としてビットパッキング器113に出力する。例えば、映像エンコーダ211は、選択命令が「0」の場合には高精細モードを選択し、選択命令が「1」の場合には広探索モードを選択する。このとき、Video符号化部202は、プログラムコントローラ106に画質評価情報を出力する。例えば、Video符号化部202は、符号化の際に用いた量子化ステップ値をプログラムコントローラ106に出力する。
ここでは、最初、プログラムコントローラ205は映像エンコーダ211に選択命令(0)を出力し、映像エンコーダ211は高精細モードを選択するものとする。
《高精細モード》
映像エンコーダ211は、選択命令(0)を受けて高精細モードを選択し、映像信号用バッファ210に蓄積された映像信号を高精細モードによって符号化し符号化映像信号(ビットストリーム(高精細))として出力する。例えば、映像エンコーダ211は、映像信号に対してMPEG2,MPEG4などの圧縮符号化を行う。
次に、ビットカウンタ114は、第1の実施形態と同様に、ビットパッキング器113に入力されたビットストリーム(高精細)のビット数をカウントし、カウント値をプログラムコントローラ106に出力する。
次に、ビットパッキング器113に所定の量のビットストリーム(高精細)が蓄積されると、ビットパッキング器113は、第1の実施形態と同様に、蓄積したビットストリーム(高精細)をバッファVBB107に格納する。
次に、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、ビットカウンタ114から出力されるビットカウント値を参照し、バッファVBB107に出力されるビットストリーム(高精細)のデータサイズを求める。
次に、プログラムコントローラ205は、選択命令を参照して、ユニットデータに格納されるビットストリームの種類(「高精細モード」のビットストリームであるか「広探索モード」のビットストリームであるか)を識別する。この場合(高精細モードの場合)、選択命令が「0」であるので、ユニットデータに格納されるビットストリームの種類は、「高精細モード」のビットストリームであると識別する。
次に、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、ビットカウント値およびあらかじめ決められたポインタのデータサイズを参照し、次のポインタのポインタ始点アドレスを算出する。
次に、プログラムコントローラ205は、バッファVBB107に格納されるビットストリームのデータサイズ(サイズ情報),そのビットストリームの種類(種類情報),および次のポインタのポインタ始点アドレス(アドレス情報)をポインタ情報とし、そのポインタ情報をDMA1命令としてダイレクトメモリアクセス回路115に出力する。
次に、ダイレクトメモリアクセス回路115は、第1の実施形態と同様に、プログラムコントローラ205から出力されたDMA1命令を参照し、バッファVBB107に格納されたポインタのダミーデータにポインタ情報を上書きする。バッファVBB107は、第1の実施形態と同様に、ダイレクトメモリアクセス回路115によってポインタ情報が上書きされたポインタおよびビットパッキング器113から出力されたビットストリーム(高精細)をユニットデータ(高精細)として保持する。
次に、ダイレクトメモリアクセス回路115は、第1の実施形態と同様に、バッファVBB107にダミーデータを出力する。
また、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、ダイレクトメモリアクセス回路115にDMA1命令を出力する際に、映像エンコーダ211に選択命令(1)を出力する。
次に、映像エンコーダ211は、プログラムコントローラ205からの選択命令(1)を受け、現在選択している高精細モードから広探索モードに切り替える(広探索モードになる)。このとき、映像エンコーダ211は、プログラムコントローラ205に画質評価情報(高精細)を出力する。
《広探索モード》
次に、映像エンコーダ211は、映像信号用バッファ210に蓄積された映像信号を符号化し符号化映像信号(ビットストリーム(広探索))として出力する。このとき、映像エンコーダ211は、映像信号用バッファ210に蓄積された映像信号のうち広探索モードによって符号化が行われた映像信号に対して、符号化を行う。つまり、一度高精細モードで符号化した映像信号と同一の映像信号に対して広探索モードによる符号化を再度行う。例えば、映像信号の順番が「I P1 BI P1 B B P2 B B P3 B B P4 B B P5 B B P6 ・・・」である場合、高精細モードによって映像信号「I P1 B B」を符号化したとすると、映像エンコーダ211は同じ映像信号「I P1 B B」に対して広探索モードによる符号化を行う。
次に、高精細モードと同様の処理が行われ、バッファVBB107は、ポインタおよびビットストリーム(広探索)をユニットデータ(広探索)として保持する。ここで、ポインタ情報に含まれる種類情報は、「広探索モード」を示すものである。
次に、プログラムコントローラ205は、高精細モードと同様に、ダイレクトメモリアクセス回路115にDMA1命令を出力する際に、映像エンコーダ211に選択命令(0)を出力する。
次に、映像エンコーダ211は、プログラムコントローラ205からの選択命令(0)を受け、現在選択している広探索モードから高精細モードに切り替える(高精細モードになる)。このとき、映像エンコーダ211は、プログラムコントローラ205に画質評価情報(広探索)を出力する。
《画質評価処理》
ここで、《高精細モード》および《広探索モード》が一度ずつ完了し1つの映像信号に対して2種類の符号化映像信号が生成されたので、プログラムコントローラ205は、各々の符号化モードの際に映像エンコーダ211より取得した画質評価情報(高精細および広探索)を参照し、どちらの符号化モードのほうが画質がよいのかを判断する。例えば、プログラムコントローラ205は、高精細モードに用いられた量子化ステップ値と広探索モードで用いられた量子化ステップ値とを比較し、量子化ステップ値が小さいほうの符号化モードを「画質がよい」と判定する。
次に、プログラムコントローラ205は、画質の判定結果を画質評価命令としてダイレクトメモリアクセス回路115に出力する。
次に、ダイレクトメモリアクセス回路115は、画質評価命令を受け、ユニットデータ(高精細)のポインタおよびユニットデータ(広探索)のポインタに画質評価の結果を書き込む。例えば、「画質がよい」と判定された符号化モードのビットストリームを格納するユニットデータのポインタに「画質良好」という情報を書き込み、「画質がよい」と判定されなかった符号化モードのビットストリームを格納するユニットデータのポインタに「画質不良」という情報を書き込む。
また、プログラムコントローラ205は、「画質良好」という情報が格納されたポインタのうち最初のポインタのポインタ始点アドレスを記憶する。
画質評価処理が終了すると、続いて高精細モードが行われる。
このように、高精細モード,広探索モード,画質評価モードが順番に行われ、図9のようにポインタP201,ビットストリームD201,ポインタP202,ビットストリームD202,・・・とポインター生成回路204からバッファ107に出力されて、ユニットデータ(高精細)1,ユニットデータ(広探索)1,ユニットデータ(高精細)2,ユニットデータ(広探索)2,・・・としてバッファVBB107に格納される。
《外部メモリ12に格納されるユニットデータ》
図7に示した外部メモリ12のバッファVBB107に格納されるユニットデータの一例を図9に示す。ユニットデータは、ポインタと、ビットストリームとを含む。ポインタは、ビットストリームのデータサイズ(サイズ情報),そのビットストリームの種類(種類情報),次のポインタのポインタ始点アドレス(アドレス情報),および画質評価情報を格納する。ビットストリームは、Video符号化部202から出力されたビットストリームである。また、ポインタのデータサイズは、あらかじめ決められている。ここで、ポインタP201,204,205に含まれる画質評価情報は「画質良好」を示し、ポインタp202,203,206に含まれる画質評価情報は「画質不良」を示すものとする。
<圧縮ストリーム生成処理>
初めに、プログラムコントローラ205は、「画質良好」という情報が格納されたポインタP201,204,205のうち最初のポインタP201のポインタ開始アドレスを記憶している。また、圧縮ストリームは、図10のように、複数のパックを含む。パックは、データサイズがあらかじめ決められており、固定データとビデオデータとを含む。固定データも、データサイズがあらかじめ決められており、パックヘッダ,パケットヘッダ,およびビデオ・フレーム情報を含む。
まず、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、自己に記憶しているポインタ始点アドレスをDMA2命令としてDMA回路120に出力する。DMA回路120は、第1の実施形態と同様に、プログラムコントローラ205からのDMA2命令を受け、あらかじめ決められたポインタのデータサイズを参照し、DMA命令が示すポインタ始点アドレスからポインタ終端アドレスまでに格納されているポインタに格納されたポインタ情報を読み出す。
次に、DMA回路120は、読み出したポインタ情報をプログラムコントローラ205に出力する。
次に、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ106と同様に、即値データ出力命令を即値データ出力回路121に出力する。ここでは、即値データ出力命令には、ビットストリームの種類の識別結果が含まれない。
次に、即値データ出力回路121は、パックに含まれる固定データ(パックヘッダ情報等)をインターフェイス13を介して記録媒体14に出力する。
次に、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ105と同様に、DMA回路120より取得したポインタ情報に含まれるサイズ情報とDMA回路120に出力したDMA2命令とを参照して、データ転送命令をデータ転送回路122に出力する。
次に、データ転送回路122は、第1の実施形態と同様に、データ転送命令を受け、DMA回路120によって検出されたポインタが含まれるユニットデータのビットストリーム(高精細)をパックに含まれるビデオデータとして、インターフェイス13を介して記録媒体14に出力する。
次に、データ転送回路122によるビットストリーム(高精細)の出力を完了すると、データ転送回路122は、第1の実施形態と同様に、プログラムコントローラ205に転送完了信号を出力する。
次に、プログラムコントローラ205は、プログラムコントローラ105と同様に、データ転送回路122からの転送完了信号を受け、DMA回路120からのポインタ情報を参照し、DMA2命令をDMA回路120に出力する。
次に、DMA回路120は、プログラムコントローラ205からのDMA2命令を受け、あらかじめ決められているポインタのデータサイズを参照し、DMA命令が示すアドレスを始点として格納されているポインタを検出する。
次に、DMA回路120は、検出したポインタ情報をプログラムコントローラ205に出力する。
次に、プログラムコントローラ205は、DMA回路120から取得したポインタ情報に含まれる画質評価情報を識別する。
画質評価情報が「画質良好」であると識別した場合、プログラムコントローラ205は、上述のように、即値データ出力命令を即値データ出力回路121に出力し、DMA回路120に出力したDMA2命令およびポインタ情報に含まれるサイズ情報を参照しデータ転送命令をデータ転送回路122に出力する。
一方、画質評価情報が「画質不良」であると識別した場合、プログラムコントローラ205は、DMA回路120より取得したポインタ情報に含まれるアドレス情報を参照して、次のポインタのポインタ始点アドレスをDMA2命令としてDMA回路120に出力する。DMA回路120は、上述のように、プログラムコントローラ205からのDMA2命令を受け、あらかじめ決められているポインタのデータサイズを参照して、DMA命令が示すポインタ始点アドレスからポインタ終端アドレスまでに格納されているポインタに格納されたポインタ情報を読み出す。
このようにして、ポインタ情報に含まれる画質評価情報が「画質良好」を示すユニットデータに格納されたビットストリームのみを出力することにより、ユニットデータ(高精細)およびユニットデータ(広探索)のうち画質がよいほうのユニットデータのみを記録媒体14に記録する。
《圧縮ストリームの構成》
図7に示した圧縮ストリーム出力部105から出力される圧縮ストリームのデータ構成の一例を図10に示す。圧縮ストリームは、複数のパックを含む。パックは、固定データと、ビデオデータとを含む。固定データは、パックヘッダと、パケットヘッダと、ビデオ・フレーム情報とを含む。パックヘッダ,パケットヘッダおよびビデオ・フレーム情報には、復号時に必要な情報が格納される。ビデオデータは、Video符号化部202より出力されたビットストリームのうち「画質良好」と判断されたビットストリームである。また、パック,固定データおよびビデオデータのデータサイズは、あらかじめ決まっている。なお、パックにはオーディオデータを含むものも存在するが、ここでは省略する。
<効果>
以上のように、ポインタを参照することにより、画質的に良好と判断された画像データのみを選択することができ、良好な画質の画像データのみを記録媒体に記録することができる。
なお、本実施の形態において、符号化可変パラメータを動きベクトルの検出モードとしたが、これを限定するものではない。例えば、量子化マトリックスや量子化ステップ等様々なパラメータがあり、これらを用いて画質の評価を行うこともできる。
また、高精細モード,広探索モードを別々のストリームとして処理せず一本のストリームとして処理することができ、高精細モード,広探索モードを別々のバッファを格納することなく1つのバッファによって処理することができる。
なお、本実施の形態において、符号化可変パラメータを動きベクトルの検出モードとしたが、これを限定するものではない。例えば、量子化マトリックス等様々なパラメータも符号化モードを区別する材料とすることができる。
なお、本実施形態では、映像信号の符号化方法としてMPEG2,MPEG4を用いたが、これに限らない。例えば、WMV(Microsoftがライセンス)等のMPEG以外の圧縮符号化形式でも構わない。
なお、本実施形態では、映像信号に対して符号化パラメータの異なる2種類の符号化を行うことによって2種類の符号化動画像データを生成し、画質がいいと判断したほうの符号化動画像データのみを記録媒体に記録する動作を説明したが、音声信号に対しても応用することが可能である。例えば、音声信号に対して符号化パラメータの異なる2種類の符号化を行うことによって2種類の符号化音声データを生成し、音質がいいと判断したほうの符号化音声データのみを記録媒体に記録することが可能である。
本願発明にかかるデータ処理装置は、DVD-RのディスクにDVD-Videoフォーマットで記録するとき等に極めて有用である。
この発明の第1の実施形態によるデータ処理装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示したマルチフォーマット符号化部および外部メモリの内部構成を示すブロック図である。 図2に示したAudio符号化部およびポインター生成回路の内部構成を示すブロック図である。 図2に示した圧縮ストリーム出力部の内部構成を示すブロック図である。 図2に示したバッファABBに格納されるユニットデータの一例を示すデータ図である。 記録媒体に記録される圧縮ストリームの一例を示すデータ図である。 この発明の第2の実施形態によるマルチフォーマット符号化部の内部構成を示すブロック図である。 図7に示したVideo符号化部およびポインター生成回路の内部構成を示すブロック図である。 図7に示したバッファVBBに格納されるユニットデータの一例を示すデータ図である。 記録媒体に記録される圧縮ストリームの一例を示すデータ図である。
符号の説明
10 チューナ
11、21 マルチフォーマット符号化部
12 外部メモリ
13 インターフェイス
14 記録媒体
101,202 Video符号化部
102,201 Audio符号化部
103,104,203,204 ポインター生成回路
105 圧縮ストリーム出力部
106,205 プログラムコントローラ
107 バッファVBB
108 バッファABB
110 主音声用バッファ
111 副音声用バッファ
112 音声エンコーダ
113 ビットパッキング器
114 ビットカウンタ
115 ダイレクトメモリアクセス回路
120 DMA回路
121 即値データ出力回路
122 データ転送回路
210 映像信号用バッファ
211 映像エンコーダ

Claims (20)

  1. 第1の信号および第2の信号を所定の規格に基づいて記録媒体に記録する装置であって、
    前記第1の信号と前記第2の信号とは属する種類が互いに異なり、
    前記第1の信号および前記第2の信号の各々に対して当該信号が属する種類を示す識別情報と当該信号のデータ量を示すサイズ情報とを付加する情報付加部と、
    前記情報付加部によって識別情報およびサイズ情報が付加された第1の信号および第2の信号を格納するバッファと、
    前記所定の規格に基づき、前記バッファに格納された第1の信号および第2の信号の各々に付加された前記識別情報を参照して当該バッファに格納された第1の信号および第2の信号の中から所望の種類に属する信号を検出し、検出した信号に付加された前記サイズ情報を参照して当該信号の中から所望するデータ量の信号を前記記録媒体に記録するストリーム記録部とを備える
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記識別情報付加部は、
    前記第1の信号および前記第2の信号のうちいずれか一方を入力する信号入力部と、
    前記信号入力部が入力した信号のデータ量を計測することにより前記サイズ情報を求めるデータ量計測部と、
    前記信号入力部に入力された信号が属する種類を判定することにより前記識別情報を求める信号種類判定部と、
    前記データ量計測部によって求められた前記サイズ情報と前記信号種類判定部によって求められた前記識別情報を前記信号入力部が入力した信号に付加する付加情報書き込み部とを含む
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1において、
    前記ストリーム記録部は、
    前記所定の規格に基づいて、前記記録媒体に記録すべき信号の種類と前記記録媒体に記録すべき信号のデータ量を求める記録データ算出部と、
    前記バッファに格納された前記第1の信号および第2の信号の各々に付加された前記識別情報を参照して、当該バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の中から前記記録データ算出部によって求められた種類に属する信号を検出する所望信号検出部と、
    前記バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の各々に付加された前記サイズ情報を参照して、前記所望信号検出部によって検出された信号の中から前記出力データ算出部によって求められたデータ量の信号を前記記録媒体に記録するデータ記録部とを含む
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項2において、
    前記データ情報書き込み部は、
    前記バッファにダミー情報を書き込み、
    前記バッファは、
    前記データ書き込み部によって書き込まれたダミー情報と前記信号入力部が入力した信号(入力信号)と1つの単位としてを格納し、
    前記付加情報書き込み部は、さらに
    前記バッファによって前記入力信号が格納された後に、前記バッファに書き込まれた前記ダミー情報に前記データ量計測部によって求められた前記サイズ情報と前記信号種類判定部によって求められた前記識別情報とを書き込む
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項1において、
    前記第1の信号は、第1の情報を表すデータを符号化した信号であり、
    前記第2の信号は、第2の情報を表すデータを符号化した信号であり、
    前記第2の情報と前記第1の情報とは、情報の内容が異なり、
    前記識別情報付加部は、
    前記第1の信号および前記第2の信号の各々に対して当該信号が表す情報の内容を識別するための情報を前記識別情報として付加し、
    前記ストリーム記録部は、
    前記所定の規格に基づき、前記バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の各々に付加された前記識別情報を参照して当該バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の中から所望する情報の内容を表す信号を検出し、検出した信号に付加された前記サイズ情報を参照して当該信号の中から所望するデータ量を前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  6. 請求項5において、
    前記データ処理装置は、さらに
    前記第1の情報を表すデータを符号化することによって前記第1の信号を生成し、かつ、前記第2の情報を表すデータを符号化することによって前記第2の信号を生成する符号化部を備え、
    前記識別情報付加部は、
    前記符号化部によって符号化されているデータが表す情報の内容を参照して、前記第1の信号および前記第2の信号の各々に前記識別情報を付加する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  7. 請求項1において、
    前記第1の信号は、所定の情報を示すデータに対して第1の符号化を行うことによって生成された信号であり、
    前記第2の信号は、前記所定の情報を示すデータに対して第2の符号化を行うことによって生成された信号であり、
    前記第1の符号化と前記第2の符号化とは、符号化の際に用いられる所定のパラメータが異なり、
    前記データ処理装置は、さらに
    前記所定の情報を示すデータに対して前記第1の符号化を行うことによって前記第1の信号を生成し、かつ、前記所定の情報を示すデータに対して前記第2の符号化を行うことによって前記第2の信号を生成する可変符号化部と、
    前記可変符号化部によって生成された前記第1の信号の品質と前記第2の信号の品質とを比較して、どちらの信号の品質がいいのかを評価する品質評価部とを備え、
    前記情報付加部は、さらに
    前記品質評価部による信号の品質に関する評価を参照して、第1の信号および第2の信号の各々に対して当該信号の品質に関する信号品質情報を付加し、
    前記ストリーム記録部は、
    前記所定の規格に基づき、前記第1の信号および前記第2の信号の各々に付加された前記信号品質情報を参照して当該バッファに格納された第1の信号および前記第2の信号の中から前記品質評価部によって品質がよいと評価された信号を検出し、検出された信号に付加された前記サイズ情報を参照して当該信号に含まれる信号の中から所望するデータ量の信号を前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  8. 請求項5において、
    前記第1の情報は、主音声であり、
    前記第2の情報は、副音声である
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  9. 請求項7において、
    前記所定の情報は、映像または音声であり、
    前記信号の品質は、画質または音質である
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  10. 請求項1において、
    前記所定の規格は、DVD Videoである
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  11. 第1の信号および第2の信号を所定の規格に基づいて記録媒体に記録する方法であって、
    前記第1の信号と前記第2の信号とは属する種類が互いに異なり、
    前記第1の信号および前記第2の信号の各々に対して当該信号が属する種類を示す識別情報と当該信号のデータ量を示すサイズ情報とを付加する情報付加ステップと、
    前記情報付加ステップによって識別情報およびサイズ情報が付加された第1の信号および第2の信号をバッファに格納する格納ステップと、
    前記所定の規格に基づき、前記バッファに格納された第1の信号および第2の信号の各々に付加された前記識別情報を参照して当該バッファに格納された第1の信号および第2の信号の中から所望する種類に属する信号を検出し、検出した信号に付加された前記サイズ情報を参照して当該信号の中から所望するデータ量の信号を前記記録媒体に記録するストリーム記録ステップとを備える
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  12. 請求項11において、
    前記識別情報付加ステップは、
    前記第1の信号および前記第2の信号のうちいずれか一方を入力する信号入力ステップと、
    前記信号入力ステップによって入力された信号のデータ量を計測することにより前記サイズ情報を求めるデータ量計測ステップと、
    前記信号入力ステップによって入力された信号が属する種類を判定することにより前記識別情報を求める信号種類判定ステップと、
    前記データ量計測ステップによって求められた前記サイズ情報と前記信号種類判定ステップによって求められた前記識別情報を前記信号入力ステップによって入力された信号に付加する付加情報書き込みステップとを含む
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  13. 請求項11において、
    前記ストリーム記録ステップは、
    前記所定の規格に基づいて、前記記録媒体に記録すべき信号の種類と前記記録媒体に記録すべき信号のデータ量を求める記録データ算出ステップと、
    前記バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の各々に付加された前記識別情報を参照して、当該バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の中から前記記録データ算出ステップによって求められた種類に属する信号を検出する所望信号検出ステップと、
    前記サイズ情報を参照して、前記所望信号検出ステップによって検出された信号の中から前記出力データ算出ステップによって求められたデータ量の信号を前記記録媒体に記録するデータ記録ステップとを含む
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  14. 請求項12において、
    前記付加情報書き込みステップは、
    前記バッファにダミー情報を書き込み、
    前記格納ステップは、
    前記データ書き込みステップによって前記バッファに書き込まれたダミー情報と前記信号入力ステップによって入力された信号(入力信号)を1つの単位として前記バッファに格納し、
    前記付加情報書き込みステップは、さらに
    前記格納ステップによって前記バッファに前記入力信号が格納された後に、前記バッファに書き込まれた前記ダミー情報に前記データ量計測ステップによって求められた前記サイズ情報と前記信号種類判定ステップによって求められた前記識別情報とを書き込む
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  15. 請求項11において、
    前記第1の信号は、第1の情報を表すデータを符号化した信号であり、
    前記第2の信号は、第2の情報を表すデータを符号化した信号であり、
    前記第2の情報と前記第1の情報とは、情報の内容が異なり、
    前記識別情報付加ステップは、
    前記第1の信号および前記第2の信号の各々に対して当該信号が表す情報の内容を識別するための情報を前記識別情報として付加し、
    前記ストリーム記録ステップは、
    前記所定の規格に基づき、前記バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の各々に付加された前記識別情報を参照して当該バッファに格納された前記第1の信号および前記第2の信号の中から所望する情報の内容を表す信号を検出し、検出した信号に付加された前記サイズ情報を参照して当該信号の中から所望するデータ量の信号を前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  16. 請求項15において、
    前記データ処理方法は、さらに
    前記第1の情報を表すデータを符号化することによって前記第1の信号を生成し、かつ、前記第2の情報を表すデータを符号化することによって前記第2の信号を生成する符号化ステップを備え、
    前記識別情報付加ステップは、
    前記符号化ステップによって符号化されているデータが表す情報の内容を参照して、前記第1の信号および前記第2の信号の各々に前記識別情報を付加する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  17. 請求項11において、
    前記第1の信号は、所定の情報を示すデータに対して第1の符号化を行うことによって生成された信号であり、
    前記第2の信号は、前記所定の情報を示すデータに対して第2の符号化を行うことによって生成された信号であり、
    前記第1の符号化と前記第2の符号化とは、符号化の際に用いられる所定のパラメータが異なり、
    前記データ処理方法は、さらに
    前記所定の情報を示すデータに対して前記第1の符号化を行うことによって前記第1の信号を生成し、かつ、前記所定の情報を示すデータに対して前記第2の符号化を行うことによって前記第2の信号を生成する可変符号化ステップと、
    前記可変符号化ステップによって生成された前記第1の信号の品質と前記第2の信号の品質とを比較して、どちらの信号の品質がいいのかを評価する品質評価ステップとを備え、
    前記情報付加ステップは、さらに
    前記品質評価ステップによる信号の品質に関する評価を参照して、第1の信号および第2の信号の各々に対して当該信号の品質に関する信号品質情報を付加し、
    前記ストリーム記録ステップは、
    前記所定の規格に基づき、前記第1の信号および前記第2の信号の各々に付加された前記信号品質情報を参照して当該バッファに格納された第1の信号および前記第2の信号の中から前記品質評価ステップによって品質がよいと評価された信号を検出し、検出した信号に付加された前記サイズ情報を参照して当該信号に含まれる信号の中から所望するデータ量の信号を前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  18. 請求項15において、
    前記第1の情報は、主音声であり、
    前記第2の情報は、副音声である
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  19. 請求項17において、
    前記所定の情報は、映像または音声であり、
    前記信号の品質は、画質または音質である
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  20. 請求項11において、
    前記所定の規格は、DVD Videoである
    ことを特徴とするデータ処理方法。
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