JP2005222523A - コンテンツ配信システム、ライセンス配信方法および端末装置 - Google Patents

コンテンツ配信システム、ライセンス配信方法および端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 端末装置で受信したライセンスのフォーマットを変換する場合でも、ライセンス発行者の指定したフォーマットに変換し、フォーマット変換後のライセンスの改ざん検出が可能なコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】 端末装置120の伝送フォーマットAライセンス変換部430は、ライセンス中継サーバ110から取得し、伝送フォーマットで記述されている伝送フォーマットライセンス710を、変換フォーマット指定情報711で指定される処理フォーマットライセンス510に変換した上、変換後の処理フォーマットライセンス510を処理フォーマット署名712で署名検証することにより、フォーマット変換後のライセンスの改ざんを検出する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、放送および通信を用いて、暗号化した映像、音楽などのデジタルコンテンツ(以下、「コンテンツ」と記述する。)と、少なくともコンテンツの利用条件とコンテンツの暗号化に用いたコンテンツ鍵を含むライセンスを配信し、ユーザが端末装置でコンテンツを利用するシステムに関し、特に、受信したライセンスのフォーマットを変換する端末装置を含むシステムに関する。
近年、デジタルネットワークにより、ユーザの端末装置にコンテンツを配信するシステムが提案されている。ここで、端末装置とは、少なくともCPUと、メモリと、端末装置を制御するソフトウェアから構成される機器のことである。このようなコンテンツ配信システムでは、コンテンツはコンテンツ提供者からユーザの端末装置へ暗号化して配信され、コンテンツを購入したユーザの端末装置にはライセンスが配信される。ここで、ライセンスとは、少なくともコンテンツの利用条件とコンテンツの暗号化に用いたコンテンツ鍵を含むデータであり、例えば、コンテンツ提供者などがライセンス発行者として生成する。
コンテンツの利用条件には、例えば、"3回利用可能"などの、コンテンツの利用に関する条件が記述されている。端末装置には、ライセンスの利用条件からコンテンツの利用可否を判定し、コンテンツ鍵の利用を制御する、ライセンス処理部がある。
このように、ライセンスにより、ライセンス発行者の意図したとおりのコンテンツ利用を実現する方法はDRM(Digital Rights Management)と呼ばれ、複数のDRM方式が提案されている。
コンテンツを提供するコンテンツ提供者には、ユーザによるコンテンツ購入機会拡大のため、複数の配信経路で暗号化コンテンツおよびライセンスを配信したいという要求があり、放送および通信で配信する方法が提案されている。
通常、ライセンスのフォーマットと、ライセンスの処理方法は、DRM方式の方式設計者により規定されるが、例えば、放送では総務省によりコンテンツ鍵の伝送方法が一部規定されているように、DRM方式の方式設計者以外の、例えば、配信事業者などによりライセンスの伝送路上でのフォーマット(以下「伝送フォーマット」と記述する。)が一部規定されることがあり、1つのDRM方式でも、配信経路に応じてライセンスの伝送フォーマットを変更する場合がある。
従来、端末装置内での利用条件の処理を共通化するために、配信業者毎に利用条件のフォーマットが異なる場合には、受信した利用条件を内容が同一の統一フォーマットに変換している(例えば、特許文献1参照)。
端末装置が複数の伝送フォーマットのライセンスを受信する場合には、受信した伝送フォーマットのライセンスを共通の処理用のフォーマット(以下、「処理フォーマット」と記述する。)に変換することで、ライセンス処理を共通化できるため、端末装置内の処理を効率化することができる。
特開2001−202088号公報
しかし、端末装置で複数のDRM方式でライセンスを処理する場合には、DRM方式毎にセキュリティを確保することが必要なため、それぞれのDRM方式のライセンス処理部で独自にライセンスを処理することから、DRM方式毎に処理フォーマットが異なることがある。また、DRM方式によっては、サービス毎に処理を分けるなどの理由から、1つのDRM方式でも複数の処理フォーマットを規定することもある。
従来の方法では、端末装置がライセンスを処理フォーマットに変換する場合に、ライセンス発行者がライセンス毎にライセンスの処理フォーマットを指定することができないという課題を有している。
さらに、ライセンス発行者がライセンス毎に端末装置でのライセンス処理フォーマットを指定することができたとしても、フォーマット変換で生成されたライセンスの内容を端末装置において検証する方法がなく、改ざん検出ができないという課題がある。
本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、端末装置でライセンスのフォーマット変換を行うコンテンツ配信システムにおいて、ライセンス発行者によるライセンスの変換フォーマットの指定と、フォーマット変換で生成されたライセンスの改ざん検出とを可能とするコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のコンテンツ配信システムは、ライセンス管理サーバと、中継サーバと、端末装置とを備えるコンテンツ配信システムであって、前記ライセンス管理サーバは、前記端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを第1のフォーマットで生成する第1ライセンス生成手段を備え、前記中継サーバは、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを、前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットで生成する第2ライセンス生成手段を備え、前記端末装置は、前記第2のライセンスを前記中継サーバから取得し、前記第1のフォーマットに変換するフォーマット変換手段と、前記第1のフォーマットに変換された前記第1のライセンスの改ざんの有無を、前記改ざん検出情報に基づいて判定する判定手段と、判定の結果、改ざんなしと判定された場合、前記第1のライセンスに従って、コンテンツを利用する利用手段とを備える。
以上のように本発明のコンテンツ配信システムによれば、第2のライセンスには、第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が含まれているので、端末装置において、第2のライセンスのフォーマットを第1のフォーマットに変換して得られる第1のライセンスの改ざんの有無を、前記改ざん検出情報に基づいて判定することができる。
また、前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記端末装置との間の伝送路に応じて、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報を生成し、生成された改ざん検出情報を前記中継サーバに送信する改ざん検出情報生成手段を備えるとしてもよい。
これにより、ライセンス管理サーバから改ざん検出情報を受信したときだけ中継サーバが第2のライセンスを生成するとしておけば、ライセンス管理サーバと端末装置との間の伝送路に応じて、端末装置に第2のライセンスを取得させることができる。
また、前記改ざん検出情報生成手段は、前記伝送路の周波数帯域が所定の帯域よりも狭いときまたは伝送路の通信速度が所定の通信速度よりも低いとき、前記改ざん検出情報を前記中継サーバに送信して、前記第2のライセンスを生成するよう前記中継サーバに指示するとしてもよい。
これにより、ライセンス管理サーバと端末装置との間の伝送路の伝送周波数帯域または通信速度が低いときには、端末装置に、中継サーバから第2のライセンスを取得させることができる。
また、前記第2ライセンス生成手段は、第1のフォーマットで生成された第1のライセンスよりもデータサイズの小さい前記第2のライセンスを生成するとしてもよい。
これにより、中継サーバと端末装置との間の伝送路の帯域または通信速度が低い場合であっても、支障なく第2のライセンスを送信することができる。
さらに、前記ライセンス管理サーバは、前記第1のライセンスを前記端末装置に送信する第1送信手段を備え、前記中継サーバは、前記第2のライセンスを、前記ライセンス管理サーバとは異なる伝送路を介して前記端末装置に送信する第2送信手段を備え、前記端末装置は、前記第2送信手段から前記第2のライセンスを取得するとしてもよい。
これにより、端末装置は、ライセンス管理サーバと端末装置との間の伝送路の状況に応じて、ライセンス管理サーバとは異なる伝送路を介して第2のライセンスを取得することができる。
また、前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記端末装置に対して、前記第2のライセンスを前記第1のフォーマットに変換する指示であるフォーマット指定情報の入力を受け付ける指定情報受付手段を備え、前記第2ライセンス生成手段は、前記ライセンス管理サーバで受け付けられた前記フォーマット指定情報を含む第2のライセンスを生成し、前記フォーマット変換手段は、前記第2のライセンスに付加されている前記フォーマット指定情報に従って、前記第2のライセンスのフォーマットを前記第1のフォーマットに変換するとしてもよい。
これにより、ライセンス管理サーバは、第2のライセンスを第1のフォーマットに変換する指示であるフォーマット指定情報の入力を受け付ける指定情報受付手段を備えるので、ライセンス発行者による端末装置におけるライセンスの処理フォーマット(第1のフォーマット)の指定を行うことができる。また、端末装置でのコンテンツの利用制御に用いられる第1のライセンスとは異なるフォーマットで取得された第2のライセンスも、端末装置のフォーマット変換手段が、第2のライセンスに付加されているフォーマット指定情報に従って、第2のライセンスのフォーマットを第1のフォーマットに変換するため、ライセンス毎に指定された第1のフォーマットのもとで、端末装置における受信後のライセンス処理の共通化が可能になる。
さらに、前記改ざん検出情報は、第1のライセンスのデジタル署名であって、前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記デジタル署名を生成する署名生成手段を備え、前記第2ライセンス生成手段は、前記デジタル署名を含む第2のライセンスを生成するとしてもよい。
これにより、第2のライセンスに第1のライセンスのデジタル署名が付加されているので、配信された第2のライセンスを第1のフォーマット(処理フォーマット)に変換した後に、デジタル署名を用いて第1のライセンスの改ざんを検出することが可能となる。
さらに、前記中継サーバは複数のサーバからなり、前記各中継サーバは、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第n(nは2以上の自然数)のライセンスを、前記第1のフォーマットとは異なる第nのフォーマットで生成する第nライセンス生成手段を備え、前記フォーマット変換手段は、前記第nのライセンスを前記中継サーバの1つから取得し、前記第1のフォーマットに変換するとしてもよい。
これにより、端末装置では、複数の中継サーバのいずれから第nのライセンスを取得した場合であっても、フォーマット変換手段が第nのライセンスを第1のフォーマットに変換した後、第nのライセンスに付加されている改ざん検出情報に基づいて、第1のライセンスの改ざんを検出することができる。
また、本発明のライセンス管理サーバは、端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを配信するライセンス管理サーバと、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを第1のライセンスとは異なるフォーマットで生成して配信する中継サーバと、前記第2のライセンスを取得してフォーマット変換により第1のライセンスを生成し、生成された前記第1のライセンスの改ざんの有無を前記改ざん検出情報に基づいて検出し、改ざんが検出されなければ、前記第1のライセンスに従ってコンテンツを利用する端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおける前記ライセンス管理サーバであって、前記第1のライセンスを第1のフォーマットで生成する第1ライセンス生成手段と、前記第1のライセンスの改ざん検出情報を生成し、生成された改ざん検出情報を前記中継サーバに送信する改ざん検出情報生成手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の中継サーバは、端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを配信するライセンス管理サーバと、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを第1のライセンスとは異なるフォーマットで生成して配信する中継サーバと、前記第2のライセンスを取得してフォーマット変換により第1のライセンスを生成し、生成された前記第1のライセンスの改ざんの有無を前記改ざん検出情報に基づいて検出し、改ざんが検出されなければ、前記第1のライセンスに従ってコンテンツを利用する端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおける前記中継サーバであって、第1のフォーマットで生成された前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの前記改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを、前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットで生成する第2ライセンス生成手段と、生成された前記第2のライセンスを前記端末装置に送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の端末装置は、端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを配信するライセンス管理サーバと、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを第1のライセンスとは異なるフォーマットで生成して配信する中継サーバと、前記第2のライセンスを取得してフォーマット変換により第1のライセンスを生成し、前記第1のライセンスに従ってコンテンツを利用する端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおける前記端末装置であって、第2のフォーマットで生成された前記第2のライセンスを前記中継サーバから取得し、取得した前記第2のライセンスを前記第2のフォーマットとは異なる第1のフォーマットに変換し、前記第1のライセンスを生成するフォーマット変換手段と、生成された前記第1のライセンスの改ざんの有無を、前記第2のライセンスに付加されている改ざん検出情報に基づいて判定する判定手段と、判定の結果、改ざんなしと判定された場合、前記第1のライセンスに従って、コンテンツを利用する利用手段とを備えることを特徴とする。
なお、本発明は、このようなコンテンツ配信システムとして実現することができるだけでなく、コンテンツ配信システムを構成するライセンス管理サーバ、ライセンス中継サーバおよび端末装置として実現したり、このようなコンテンツ配信システムが備える特徴的な手段をステップとするライセンス配信方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上のように本発明のコンテンツ配信システムによれば、第2のライセンスには、第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が含まれているので、端末装置において、第2のライセンスのフォーマットを第1のフォーマットに変換して得られる第1のライセンスの改ざんの有無を、前記改ざん検出情報に基づいて判定することができる。
これにより、ライセンス管理サーバと端末装置との間の伝送路の伝送周波数帯域または通信速度が低いときには、端末装置に、中継サーバから第2のライセンスを取得させることができる。
これにより、ライセンス管理サーバは、第2のライセンスを第1のフォーマットに変換する指示であるフォーマット指定情報の入力を受け付ける指定情報受付手段を備えるので、ライセンス発行者による端末装置におけるライセンスの処理フォーマット(第1のフォーマット)の指定を行うことができる。また、端末装置でのコンテンツの利用制御に用いられる第1のライセンスとは異なるフォーマットで取得された第2のライセンスも、端末装置のフォーマット変換手段が、第2のライセンスに付加されているフォーマット指定情報に従って、第2のライセンスのフォーマットを第1のフォーマットに変換するため、ライセンス毎に指定された第1のフォーマットのもとで、端末装置における受信後のライセンス処理の共通化が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
尚、以下の説明に記述されるコンテンツの暗号化方式は、AES(Advanced Encryption Standard)やTriple DES(Data Encryption Standard)等の共通鍵暗号アルゴリズムが、デジタル署名の方式には、RSAやEC−DSA(Elliptic Curve Digital Signature Algorithm)等の公開鍵暗号アルゴリズムが用いられるのが一般的であり、以下に説明する処理は特定の暗号方式に依存しない。また、ハッシュ計算方式は、SHA−1(Secure Hash Algorithm 1)やMD5等が用いられるのが一般的であり、本実施の形態は特定のハッシュ計算方式に依存しない。
また、本実施の形態では、ライセンスを送受信する場合には、セキュリティを確保するため、SSL(Secure Socket Layer)などの安全な認証チャネル(Secure Authenticated Channel、以下、「SAC」と記述する。)を確立することなどにより、受信側と共有した暗号鍵、または、あらかじめ構成要素間で共有しておいた暗号鍵を用いて少なくともコンテンツ鍵を暗号して通信を行っている。尚、デジタル署名とそれを使った改ざん検出、および、SACについては、ウォーウィック・フォード+マイケル・バウム著「デジタル署名と暗号技術」(株式会社ピアソン・エデュケーション 1997年)などが詳しい。
図1は、本発明の実施の形態に関わるコンテンツ配信システム1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、コンテンツ配信システム1は、ライセンスが、ライセンス管理サーバ100から端末装置120に直接配信される場合とは異なる伝送路を介して、異なるフォーマットで配信される場合であっても、端末装置120において、ライセンス管理サーバ100から指定されたフォーマットに変換され、かつ、フォーマット変換によるライセンスの改ざんを防止することができるコンテンツ配信システムであって、ライセンス管理サーバ100と、ライセンス中継サーバ110と、端末装置120と、コンテンツ配信サーバ130とを備え、各々が伝送路Nで接続されている。
ライセンス管理サーバ100は、コンテンツ提供者等のライセンス発行者側に設置される装置であって、少なくとも、コンテンツ配信サーバ130からのコンテンツ情報の受信と、ライセンスの作成と、ライセンス中継サーバ110へのライセンスの送信と、端末装置120へのライセンスの配信とを行う。コンテンツ情報とは、少なくとも、コンテンツIDと、コンテンツ鍵を含むデータである。
ライセンス中継サーバ110は、配信事業者等に設置される装置であって、少なくとも、ライセンス管理サーバ100からのライセンス生成情報の受信と、ライセンス生成情報からライセンスへの変換と、端末装置120へのライセンスの配信を行う。ライセンス生成情報は、生成されたライセンスの内容を、ライセンス管理サーバ100とライセンス中継サーバ110との間で取り決められた所定のフォーマットで記述したものである。
端末装置120は、少なくとも、暗号化コンテンツとライセンスの受信と、ライセンスの伝送フォーマットから処理フォーマットへの変換と、暗号化コンテンツの利用を行う。
コンテンツ配信サーバ130は、コンテンツ提供者等に設置される装置であって、少なくとも、暗号化コンテンツの生成と、コンテンツ情報のライセンス管理サーバ100への送信と、暗号化コンテンツの端末装置120への送信を行う。
伝送路Nは、インターネット等の通信ネットワークや、デジタル放送、あるいは、これらが複合したネットワークである。
尚、コンテンツ配信システム1には、公開鍵証明書、および、共有する暗号鍵などの管理を行う図示しないCA(Certification Authority)サーバ、および、鍵管理サーバなども接続されているが、本発明の主要部ではないので、本実施の形態では、詳しく説明しない。
次に、コンテンツ配信システム1の各構成要素について説明する。
(構成要素1)ライセンス管理サーバ100
図2は、本発明の実施の形態におけるライセンス管理サーバ100の構成を示す図である。
図2において、コンテンツ情報受信部210は、コンテンツ配信サーバ130から、コンテンツ情報を受信する。
ライセンス生成部220は、少なくともコンテンツ情報と、ライセンス発行者が設定した利用条件から、ライセンス中継サーバ110に送信するライセンス生成情報を生成する。また、端末装置120との間の伝送路が帯域幅の広い伝送路である場合には、端末装置120に配信する処理フォーマットライセンス510を生成する。
ライセンス送信部230は、ライセンス生成情報をライセンス中継サーバ110に、処理フォーマットライセンス510を端末装置120にそれぞれ送信する。ただし、ライセンス管理サーバ100が端末装置120に直接、処理フォーマットライセンス510を配信するのは、ライセンス管理サーバ100と端末装置120とが、例えば、帯域の広い伝送路で接続されている場合に限られる。それ以外の場合、端末装置120には、ライセンス中継サーバ110を介して、伝送フォーマットライセンスが配信される。
(構成要素2)ライセンス中継サーバ110
図3は、本発明の実施の形態におけるライセンス中継サーバ110の構成を示す図である。
図3において、ライセンス生成情報受信部310は、ライセンス管理サーバ100からライセンス生成情報を受信する。
ライセンス変換部320は、ライセンス管理サーバ100から受信したライセンス生成情報を変換し、伝送フォーマットライセンス710を生成する。
ライセンス送信部330は、伝送フォーマットライセンス710を端末装置120に送信する。
尚、本実施の形態では、ライセンス中継サーバ110が伝送フォーマットライセンス710を生成する場合について記述するが、ライセンス管理サーバ100のライセンス生成部220で伝送フォーマットライセンス710を生成する場合には、ライセンス変換部320がライセンス管理サーバ100に含まれ、ライセンス生成情報受信部310で伝送フォーマットライセンス710を受信することになるが、同様な効果が得られる。
(構成要素3)端末装置120
端末装置120は、耐タンパ部410と、図示しないノンセキュア部から構成される。ノンセキュア部は少なくともユーザインタフェースなどの処理を行う。
図4は、本発明の実施の形態における端末装置120の耐タンパ部410の構成を示す図である。
図4において、耐タンパ部410は、第1のライセンス処理部420と、第2のライセンス処理部421と、コンテンツ処理部450から構成されている。
第1のライセンス処理部420は、伝送フォーマットライセンス710の受信と、ライセンスのフォーマット変換を行う伝送フォーマットAライセンス変換部430と、伝送フォーマットBライセンス変換部431と、処理フォーマットライセンス510の受信と、ライセンス判定処理を行う処理フォーマットαライセンス判定部440と処理フォーマットβライセンス判定部441から構成されている。
ここで、ライセンス判定処理とは、利用条件判定と、少なくともコンテンツ鍵のコンテンツ処理部450への送信を意味する。
尚、耐タンパ部410の端末装置120への実装は、端末装置120から取り外せない状態で実装する場合と、ICカードなどの可搬型モジュールとして実装する場合があるが、本発明は、どちらの実装でも同様な効果が得られる。
尚、本実施の形態では、1つの耐タンパ部410に第1のライセンス処理部420と、コンテンツ処理部450が実装されているが、第1のライセンス処理部420と、コンテンツ処理部450の間で送受信されるデータがSACなどにより安全に保護されるならば、異なる耐タンパ部に実装されても同様な効果が得られる。
尚、本実施の形態では、第1のライセンス処理部420が伝送フォーマットAと、伝送フォーマットBと、処理フォーマットαと、処理フォーマットβに対応する場合について記述するため、第1のライセンス処理部420が、伝送フォーマットAライセンス変換部430と、伝送フォーマットBライセンス変換部431と、処理フォーマットαライセンス判定部440と処理フォーマットβライセンス判定部441とから構成されているが、ライセンス処理部には、少なくとも1つの伝送フォーマットライセンス変換部と、1つの処理フォーマットライセンス判定部があれば同様な効果が得られる。また、逆に、ライセンス処理部に、3つ以上の伝送フォーマットライセンス変換部と、3つ以上の処理フォーマットライセンス判定部を備えるとしてもよく、この場合には、より多様な伝送路を介したライセンスの配信に対応することができる。
第2のライセンス処理部421は、第1のライセンス処理部420とは異なるDRM方式のライセンスを処理するが第1のライセンス処理部420と同様な構成であり、本実施の形態では詳しく説明しない。
尚、本実施の形態では、2つのDRM方式に対応した端末装置120について記述するため、耐タンパ部410に第1のライセンス処理部420と第2のライセンス処理部421があるが、少なくとも1つのライセンス処理部があれば同様な効果が得られる。
コンテンツ処理部450は、暗号化コンテンツをコンテンツ鍵で復号し、利用条件に基づき利用処理を行う。
尚、本実施の形態では、端末装置120にコンテンツ処理部450が1つの場合について記述するが、DRM方式毎に異なるコンテンツ処理部450がある場合も同様な効果が得られる。
(構成要素4)コンテンツ配信サーバ130
コンテンツ配信サーバ130は、コンテンツ情報と暗号化コンテンツ810を生成し、コンテンツ情報をライセンス管理サーバ100に、暗号化コンテンツ810を端末装置120に配信する。
次に、コンテンツ配信システム1の各構成要素が保有するデータについて説明する。
(データ1)処理フォーマットライセンス510
図5は処理フォーマットライセンス510の記述例である。
処理フォーマットライセンス510は、少なくとも端末装置120の耐タンパ部410での処理に用いられる。また、処理フォーマットライセンス510は、ライセンス本体511と、処理フォーマット署名512とから構成されている。
ライセンス本体511には利用条件、および、コンテンツ鍵が記述される。
処理フォーマット署名512には、ライセンス本体511に対するライセンス発行者のデジタル署名が記述され、ライセンス本体511の改ざん検出に用いる。
図6は、XML言語によるライセンス本体511と処理フォーマット署名512の記述例である。
尚、本実施の形態では、処理フォーマットライセンス510の記述例としてXML言語で記述された例を示すが、少なくとも、利用条件とコンテンツ鍵が記述できれば他の記述形式でもよい。
図6において、<right>はコンテンツの再生または他のメディアへの移動などの利用方法を、<contentID>はコンテンツの識別に用いるコンテンツIDを、<contentKey>は暗号化コンテンツの復号に用いるコンテンツ鍵を、<maxCount>はコンテンツの最大利用回数を、<drmID>はDRM方式を特定する識別子を、<version>はライセンスフォーマットのバージョンを、<licenseID>はライセンスの識別に用いるライセンスIDを、<endTimePoint>はライセンスの終了時間を、<signature>は処理フォーマット署名512を示し、このライセンスが、"0001"というDRM方式の、Ver1.0のライセンスフォーマットで記述された、"02"というIDのライセンスであり、 "02" というIDのコンテンツを、2003年8月31日12時34分56秒まで、最大9回利用可能で、このコンテンツ復号に必要なコンテンツ鍵が0001であることを示している。
尚、タグを追加することで、図6に示す以外の情報項目を追加することができる。
(データ2)伝送フォーマットライセンス710
図7は、ライセンス中継サーバ110が、ライセンス管理サーバ100から受信したライセンス生成情報を基に生成する、図6の処理フォーマットライセンスの記述例と同一内容の、伝送フォーマットライセンス710の記述例である。
伝送フォーマットライセンス710は、変換フォーマット指定情報711と、処理フォーマット署名712と、ライセンス本体750と、改ざん検出760から構成される。
変換フォーマット指定情報711は、端末装置120の伝送フォーマットライセンス変換部で、伝送フォーマットライセンス710の処理フォーマット署名712と、ライセンス本体750に含まれる情報項目とを処理フォーマットに変換する際の変換フォーマットを指定する情報である。例えば、処理フォーマット署名712と、ライセンス本体750に含まれる情報項目とを処理フォーマットαに変換する場合には、処理フォーマットαを特定する識別子"α"が格納される。
尚、本実施の形態では、変換フォーマット指定情報711が処理フォーマットを特定する識別子の場合について記述するが、処理フォーマットが1つしかないDRM方式では、変換するか否かの2値を指定するフラグでも同様な効果が得られる。
処理フォーマット署名712は、処理フォーマットライセンス510の処理フォーマット署名512と同じデータである。
ライセンス本体750は、ライセンス本体511に相当する内容であり、本実施の形態では、drmID716が<drmID>に、version719が<version>に、licenseID722が<licenseID>に、right725が<right>に、maxCount728が<maxCount>に、contentID731が<contentID>に、contentKey734が<contentKey>に、endTimePoint737が<endTimePoint>に、それぞれ対応する値が格納される。
尚、端末装置120でのフォーマット変換後のライセンス本体511が、ライセンス管理サーバ100で生成したライセンス本体511と一致するならば、ライセンス本体750の各値は、ライセンス本体511の対応する値と異なる場合でも同様な効果が得られる。したがって、フォーマット変換の変換規則をライセンス中継サーバ110と端末装置120が共有していれば、例えば、ライセンス本体511のライセンスIDが"02"であり、本実施の形態では説明しないライセンス中継サーバ110の識別番号が"01"であるとする。そして、ライセンス本体750のライセンスIDが、ライセンス本体511におけるライセンスIDの先頭に、ライセンス中継サーバ110の識別番号が付加されて作られる場合、この変換規則に従って、ライセンス本体750のライセンスIDが、"0102"となる場合でも、端末装置120でライセンス本体750からライセンス本体511にフォーマット変換する時に、ライセンス中継サーバ110の識別番号に対応するライセンス本体750のライセンスIDの先頭部分から"01"を削除することで、ライセンス本体511のライセンスIDを"02"にすることができれば、同様な効果が得られる。
尚、本実施の形態では、ライセンス本体511と、ライセンス本体750の対応する値は一致しているが、以下の説明ではライセンス本体の各値については説明しない。
記述子タグ714には、drmIDを特定する識別子が、記述子長715には、drmID716のバイト長が、記述子タグ717には、versionを特定する識別子が、記述子長718には、version719のバイト長が、記述子タグ720には、ライセンスIDを特定する識別子が、記述子長721には、licenseID722のバイト長が、記述子タグ723には、rightを特定する識別子が、記述子長724には、right725のバイト長が、記述子タグ726には、maxCountを特定する識別子が、記述子長727には、maxCount728のバイト長が、記述子タグ729には、contentIDを特定する識別子が、記述子長730には、contentID731のバイト長が、記述子タグ732には、contentKeyを特定する識別子が、記述子長733には、contentKey734のバイト長が、記述子タグ735には、endTimePointを特定する識別子が、記述子長736には、endTimePoint737のバイト長が、それぞれ格納される。
改ざん検出760は変換フォーマット指定情報711から改ざん検出760直前までのバイト列のハッシュ値であり、伝送フォーマットライセンス710の改ざん検出に用いる。
尚、本実施の形態では、改ざん検出760としてハッシュ値を用いるが、デジタル署名など改ざんの検出が可能なデータであれば、同様な効果が得られる。
尚、伝送フォーマットライセンス710には、記述子タグを追加することで、図7に示す以外の情報項目を追加することができる。
尚、本実施の形態では、伝送フォーマットライセンス710が記述子形式で記述される場合について説明するが、少なくとも変換フォーマット指定情報711と処理フォーマット署名712が含まれていれば、他の記述形式でも同様な効果が得られる。
尚、本実施の形態では、伝送フォーマットAライセンスの例として、伝送フォーマットライセンス710を用いるが、他の伝送フォーマットのライセンスも、少なくとも変換フォーマット指定情報711と処理フォーマット署名712を含む伝送フォーマットライセンス710と類似したデータ構造であれば同様な効果が得られる。
(データ3)暗号化コンテンツ810
図8は、暗号化コンテンツの構造の一例を示す図である。暗号化コンテンツ810は、図8に示す通り、コンテンツID811と、コンテンツ本体812から構成され、コンテンツ本体812はコンテンツ鍵で暗号化されている。
コンテンツID811は、ライセンスと暗号化コンテンツ810を対応付けるために用いる。コンテンツ本体812は、映像または音楽などのデジタルデータである。
尚、本実施の形態では、暗号化コンテンツ810にコンテンツID811を含む場合について説明するが、他の方法により暗号化コンテンツ810と処理フォーマットライセンス510が対応付けることができれば、暗号化コンテンツ810にコンテンツID811を含まない構造でも同様な効果が得られる。
(データ4)ライセンス生成情報
ライセンス生成情報は、伝送フォーマットライセンス710を生成するために、ライセンス管理サーバ100からライセンス中継サーバ110に送信されるデータで、少なくとも、変換フォーマット指定情報711と、処理フォーマット署名512と、図示しないライセンス本体511と内容同一のデータから構成される。
尚、ライセンス生成情報のフォーマットは、ライセンス管理サーバ100とライセンス中継サーバ110との間で規定されていれば、どのようなフォーマットを用いても同様な効果が得られる。
次にコンテンツ配信システム1の構成要素の処理について説明する。
コンテンツ配信システム1における暗号化コンテンツの生成および処理フォーマットライセンスの作成からコンテンツの利用までの処理およびデータ伝送の概略は、例えば、図9に示す手順で行われる。図9は、ライセンス管理サーバと端末装置との間の伝送帯域が広い場合に、端末装置が処理フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの手順の概略を示す通信シーケンス図である。
コンテンツ配信サーバ130は、コンテンツと、コンテンツ鍵と、コンテンツID811を生成し、コンテンツをコンテンツ鍵で暗号化してコンテンツ本体812を生成し、コンテンツID811とコンテンツ本体812から暗号化コンテンツ810を生成する。そして、生成したうちの少なくともコンテンツID811とコンテンツ鍵とを含むコンテンツ情報をライセンス管理サーバ100に送信(ステップS100)する。
尚、本実施の形態では、コンテンツ配信サーバ130からライセンス管理サーバ100にコンテンツ情報としてコンテンツID811を送信する場合について記述するが、ライセンス管理サーバ100がコンテンツID811を生成して、コンテンツ配信サーバ130に送信し、コンテンツ配信サーバ130が暗号化コンテンツとコンテンツID811を関連付けるようにしても同様な効果が得られる。
コンテンツ配信サーバ130は、端末装置120に暗号化コンテンツを配信(ステップS160)する。
ライセンス管理サーバ100は、コンテンツ配信サーバ130からコンテンツ情報を受信(ステップS110)し、処理フォーマットライセンス510と、ライセンス中継サーバ110に送信するライセンス生成情報を生成する(ステップS120)。
ライセンス管理サーバ100は、端末装置120に処理フォーマットライセンス510を配信(ステップS170)する。
端末装置120は、コンテンツ配信サーバ130から暗号化コンテンツを受信(ステップS190)する。
端末装置120は、ライセンス管理サーバ100から処理フォーマットライセンス510を受信(ステップS200)し、ライセンスの利用条件などから利用可否を判定(ステップS210)し、端末装置120から受信したコンテンツの利用を制御(ステップS220)する。
また、コンテンツ配信システム1における暗号化コンテンツおよび伝送フォーマットライセンスの生成からコンテンツ利用までの処理およびデータ伝送の概略は、例えば、図10に示す手順で行われる。図10は、端末装置がライセンス中継サーバを介して配信された伝送フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの手順の概略を示す通信シーケンス図である。
コンテンツ配信サーバ130は、コンテンツと、コンテンツ鍵と、コンテンツID811とを生成し、コンテンツをコンテンツ鍵で暗号化してコンテンツ本体812を生成し、コンテンツID811とコンテンツ本体812から暗号化コンテンツ810を生成する。そして、生成したうちの少なくともコンテンツID811とコンテンツ鍵とを含むコンテンツ情報をライセンス管理サーバ100に送信(ステップS100)する。
コンテンツ配信サーバ130は、端末装置120に暗号化コンテンツを配信(ステップS160)する。
ライセンス管理サーバ100は、コンテンツ配信サーバ130からコンテンツ情報を受信(ステップS110)する。そして、ライセンスをライセンス中継サーバ110を介して配信する場合には、一旦、処理フォーマットライセンスを生成した上、ライセンス生成情報を生成し(ステップS120)、ライセンス生成情報をライセンス中継サーバ110に送信(ステップS130)する。
ライセンス中継サーバ110は、ライセンス生成情報を受信し(ステップS140)、伝送フォーマットライセンス710を生成(ステップS150)する。
ライセンス中継サーバ110は、端末装置120に伝送フォーマットライセンス710を配信(ステップS180)する。
端末装置120は、コンテンツ配信サーバ130から暗号化コンテンツを受信(ステップS190)する。
端末装置120は、ライセンス中継サーバ110から伝送フォーマットライセンス710を受信(ステップS230)し、処理フォーマットライセンスに変換(ステップS240)し、ライセンスの利用条件などから利用可否を判定(ステップS250)し、コンテンツ配信サーバ130から受信したコンテンツの利用を制御(ステップS260)する。
次に、コンテンツ配信システム1の各構成要素の処理動作について図面を用いて説明する。
図11を用いて、ライセンス管理サーバ100の処理について説明する。図11は、ライセンス管理サーバの処理を示すフロー図である。
(コンテンツ情報受信S110)
ライセンス管理サーバ100は、コンテンツ配信サーバ130からコンテンツ情報を受信(ステップS110)する。
(ライセンス生成S120)
ライセンス発行者は、ライセンス管理サーバ100に、コンテンツ配信サーバ130から受信したコンテンツ情報に対応する利用条件を入力(ステップS121)する。
ライセンス管理サーバ100は、コンテンツ配信サーバ130から受信したコンテンツ情報と、ライセンス発行者が入力した利用条件とから、処理フォーマットでライセンス本体511を生成(ステップS122)し、ライセンス本体511に対する処理フォーマット署名512を生成(ステップS123)する。複数の処理フォーマットを持つDRM方式のライセンス管理サーバ100では、各処理フォーマットに対してステップS122からステップS123の処理フォーマットライセンス510の生成を繰り返す(ループA)。
尚、本実施の形態では、第1のライセンス処理部420で処理される処理フォーマットαと処理フォーマットβを有するDRM方式について記述するため、ステップS124で2つの処理フォーマットライセンス510を生成するが、少なくとも1つの処理フォーマットライセンス510を生成すれば、同様な効果が得られる。
次に、ライセンス管理サーバ100は、ライセンスの送信先である端末装置120への伝送帯域が狭い場合には、ループAで生成した処理フォーマットライセンス510をもとに、ライセンス中継サーバ110に送信するためのライセンス生成情報を生成する。具体的には、処理フォーマットライセンス510のライセンス本体511を送信先のライセンス中継サーバ110とライセンス管理サーバ100との間で規定されているフォーマットに変換し、各処理フォーマットに対応する処理フォーマット署名512と、変換フォーマット指定情報711とを付加して、ライセンス生成情報を生成(ステップS125)する。
(ライセンス生成情報送信S130)
ライセンス管理サーバ100は、ライセンス中継サーバ110にステップS125で生成したライセンス生成情報を送信する。
(処理フォーマットライセンス送信S170)
次に、ライセンス管理サーバ100は、端末装置120への伝送帯域が広い場合には、端末装置120に処理フォーマットライセンス510を送信する。処理フォーマットライセンス510は、送信先の処理フォーマットライセンス判定部に対応したフォーマットであり、本実施の形態では、送信先が、第1のライセンス処理部420の処理フォーマットαライセンス判定部440の場合について記述するため、処理フォーマットαの処理フォーマットライセンス510である。
尚、処理フォーマットαと異なる処理フォーマットライセンス510を送信する場合でも、送信先が処理フォーマットαライセンス判定部440と異なるが、同様な効果が得られる。
尚、処理フォーマットライセンス510の送信は、端末装置120からの要求に応じてライセンス管理サーバ100が送信する場合と、ライセンス管理サーバ100がブロードキャストした処理フォーマットライセンス510を端末装置120が受信する場合とがあるが、本発明では、特定の送受信方法に依存しないため、どの方法で処理フォーマットライセンス510を送受信しても同様な効果が得られる。
尚、端末装置120に複数の処理フォーマットライセンス判定部がある場合でも、それぞれのDRM方式および処理フォーマットで規定された送受信プロトコルにより処理フォーマットライセンス判定部を特定する場合と、処理フォーマットライセンス510に記述した識別子、例えば、本実施の形態の<drmID>および<version>などにより処理フォーマットライセンス判定部を特定する場合とがあるが、本発明では、特定の送受信方法に依存しないため、どの方法で処理フォーマットライセンス判定部を特定しても同様な効果が得られる。
図12を用いてライセンス中継サーバ110の処理について説明する。図12は、ライセンス中継サーバ110の処理を示すフロー図である。
(ライセンス生成情報受信S140)
ライセンス中継サーバ110は、ライセンス管理サーバ100から、ライセンス生成情報を受信する。
(伝送フォーマットライセンス生成S150)
ライセンス中継サーバ110は、伝送フォーマットでライセンス本体750を生成し、変換フォーマット指定情報711と、処理フォーマット署名712と、改ざん検出760とを付加して、伝送フォーマットライセンス710を生成(S151)する。
尚、本実施の形態では、伝送路Nにおける改ざんを検出するために、伝送フォーマットライセンス710にライセンス中継サーバ110が付加した改ざん検出760を含むが、伝送路Nにおける改ざん検出を行わないなど、伝送フォーマットライセンス710の送受信方法によっては伝送フォーマットライセンス710に改ざん検出760がなくても同様な効果が得られる。
ライセンス管理サーバ100が複数の処理フォーマットに対応しており、ライセンス中継サーバ110が複数の伝送フォーマットに対応している場合は、ライセンス中継サーバ110は、各処理フォーマットおよび各伝送フォーマットについて、内容が同一の伝送フォーマットライセンス710の生成を繰り返す(ループB)。
(伝送フォーマットライセンス送信S180)
次に、ライセンス中継サーバ110は、端末装置120に伝送フォーマットライセンス710を送信する。伝送フォーマットライセンス710は、送信先の伝送フォーマットライセンス変換部に対応したフォーマットであり、本実施の形態では、送信先が、第1のライセンス処理部420の伝送フォーマットAライセンス変換部430の場合について記述するため、伝送フォーマットAライセンスの伝送フォーマットライセンス710とする。
尚、ライセンス中継サーバ110が、伝送フォーマットAと異なるフォーマットの伝送フォーマットライセンス710を送信する場合でも、送信先が伝送フォーマットAライセンス変換部430と異なるが、同様な効果が得られる。
尚、伝送フォーマットライセンス710の送信は、端末装置120からの要求に応じてライセンス中継サーバ110が送信する場合と、ライセンス中継サーバ110がブロードキャストした伝送フォーマットライセンス710を端末装置120が受信する場合とがあるが、本発明では、特定の送受信方法に依存しないため、どの方法で伝送フォーマットライセンス710を送受信しても同様な効果が得られる。
尚、端末装置120に複数の伝送フォーマットライセンス変換部がある場合でも、それぞれのDRM方式および伝送フォーマットで規定された送受信プロトコルにより伝送フォーマットライセンス変換部を特定する場合と、伝送フォーマットライセンス710に記述した識別子、例えば、本実施の形態のdrmID716およびversion719など、により伝送フォーマットライセンス変換部を特定する場合とがあるが、本発明では、特定の送受信方法に依存しないため、どの方法で伝送フォーマットライセンス変換部を特定しても同様な効果が得られる。
次に、図13および図14を用いて、図9および図10で説明した端末装置120のより詳細な処理について説明する。図13は、コンテンツの受信から処理フォーマットライセンス510を用いてコンテンツを利用するまでの端末装置120の処理を示すフロー図である。
(図9のコンテンツ受信S190)
端末装置120は、コンテンツ配信サーバ130から暗号化コンテンツ810を受信する。
(図9の処理フォーマットライセンス受信S200)
端末装置120の第1のライセンス処理部420の処理フォーマットαライセンス判定部440は、処理フォーマットαで記述された処理フォーマットライセンス510をライセンス管理サーバ100から受信する。
(図9のライセンス判定S210)
処理フォーマットαライセンス判定部440は、受信した処理フォーマットライセンス510を、処理フォーマット署名512で検証(ステップS211)する。
尚、本発明は、特定の署名検証方法に依存しないため、少なくとも、署名検証に用いる公開鍵証明書およびCRL(Certificate Revocation List)が取得できれば、どのような署名検証方法を用いても同様な効果が得られる。
改ざんが検出されるなど、署名検証に失敗した場合には、コンテンツ利用を中止(ステップS400)する。
改ざんされていないことが確認されると、署名検証に成功したことになり、処理フォーマットαライセンス判定部440は、処理フォーマットライセンス510から有効期間が2003年8月31日12時34分56秒まで、最大9回利用可能であることを把握し、例えば、現在時刻が2003年8月1日12時34分56秒で、初回利用であるため、利用可能であると判定(ステップS212)し、コンテンツ処理部450にコンテンツ鍵とコンテンツ処理部でのコンテンツ利用を規定する利用条件を送信する。
利用不可と判定した場合は、コンテンツ利用を中止(ステップS400)する。
尚、本発明は、時刻および利用回数などに関して、特定の判定方法に依存しないため、少なくとも不正な判定が防止できれば、どのような判定方法を用いても同様な効果が得られる。
(図9のコンテンツ利用S220)
コンテンツ処理部450は、コンテンツ鍵で暗号化コンテンツ810を復号し、利用条件に基づいてコンテンツ利用を制御する。
尚、利用条件にコンテンツIDを格納すれば、コンテンツ利用前にライセンスとコンテンツとの対応関係の検証も可能となる。
図14は、伝送フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの端末装置の処理を示すフロー図である。
(図10のコンテンツ受信S190)
端末装置120は、コンテンツ配信サーバ130から暗号化コンテンツ810を受信する。
(図10の伝送フォーマットライセンス受信S230)
端末装置120の第1のライセンス処理部420の伝送フォーマットAライセンス変換部430は、伝送フォーマットAで記述された伝送フォーマットライセンス710をライセンス中継サーバ110から受信する。
(図10の変換処理S240)
伝送フォーマットAライセンス変換部430は、受信した伝送フォーマットライセンス710を改ざん検出760で改ざん検出(ステップS241)し、改ざんが検出された場合には、コンテンツ利用を中止(ステップS400)する。
改ざんされていない場合には、伝送フォーマットAライセンス変換部430は、伝送フォーマットライセンス710に含まれている変換フォーマット指定情報711に基づき、伝送フォーマットライセンス710を、処理フォーマットライセンス510に変換(ステップS242)する。本実施の形態では、変換フォーマット指定情報711に処理フォーマットαを特定する識別子が含まれており、伝送フォーマットAの伝送フォーマットライセンス710は、処理フォーマットαの処理フォーマットライセンス510に変換される。
尚、本発明は、特定のフォーマット変換方法に依存せず、少なくとも、伝送フォーマットライセンス710をフォーマット変換後、ライセンス管理サーバ100で生成した処理フォーマットライセンス510と一致すれば、どのようなフォーマット変換方法を用いても同様な効果が得られる。
尚、本実施の形態では、端末装置120における処理フォーマットを変換フォーマット指定情報711で指定することにより、処理フォーマットを配信者側で指定できるようにしたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、ここでは、変換フォーマット指定情報711で伝送フォーマットAライセンス変換部430が変換する処理フォーマットを指定しているが、伝送フォーマットAライセンス変換部430に変換テーブルがあらかじめ設定されている場合では、伝送フォーマットライセンス710に変換フォーマット指定情報711がなくても伝送フォーマットライセンス710から処理フォーマットライセンス510にフォーマット変換可能であり同様な効果が得られる。
尚、伝送フォーマットライセンス変換部および処理フォーマットライセンス判定部の変換方式および判定方式は、ライセンスフォーマットの変更などに対応する場合には、ライセンス管理サーバ100およびライセンス中継サーバ110などからのダウンロード、または、物理的なモジュールの置き換えによりアップデートされる。
また、通常、伝送フォーマットAライセンスのlicenseID722は、フォーマット変換により、処理フォーマットライセンス510のライセンスIDとは異なる値となっている。しかし、端末装置120でのフォーマット変換により、伝送フォーマットAライセンスのlicenseID722は、処理フォーマットライセンス510のライセンスIDと同じ値に戻る。従って、フォーマット変換後は、ライセンス管理サーバ100が生成したライセンスIDでライセンスを管理できるため、伝送フォーマットAライセンスのlicenseID722が処理フォーマットライセンス510のライセンスIDと異なる場合でも、ライセンス管理サーバ100が端末装置120のライセンスを統一的に管理できる。
(図10のライセンス判定S250)
処理フォーマットαライセンス判定部440は、受信した処理フォーマットライセンス510を、処理フォーマット署名512で検証(ステップS251)する。
尚、本発明は、特定の署名検証方法に依存しないため、少なくとも、署名検証に用いる公開鍵証明書およびCRL(Certificate Revocation List)が取得できれば、どのような署名検証方法を用いても同様な効果が得られる。
改ざんが検出されるなど、署名検証に失敗した場合には、コンテンツ利用を中止(ステップS400)する。
改ざんされていないことが確認されると、すなわち、署名検証に成功した場合には、処理フォーマットαライセンス判定部440は、処理フォーマットライセンス510から有効期間が2003年8月31日12時34分56秒まで、最大9回利用可能であることを把握し、例えば、現在時刻が2003年8月1日12時34分56秒で、初回利用であるため、利用可能であると判定(ステップS252)し、コンテンツ処理部450にコンテンツ鍵とコンテンツ処理部でのコンテンツ利用を規定する利用条件を送信する。
利用不可と判定した場合は、コンテンツ利用を中止(ステップS400)する。
(図10のコンテンツ利用S260)
コンテンツ処理部450は、コンテンツ鍵で暗号化コンテンツ810を復号し、利用条件に基づいてコンテンツ利用を制御する。
なお、上記実施の形態では、ライセンス管理サーバ100と端末装置120との間の伝送帯域が広い場合には処理フォーマットでライセンスを配信し、伝送帯域が狭い場合にはライセンス中継サーバ110を介して伝送フォーマットでライセンスを配信すると説明したが、具体的には、あらかじめ端末装置120ごとに契約で定めておいてもよい。例えば、インターネット等の広帯域な通信回線網を伝送路として、ライセンス管理サーバ100から端末装置120にライセンスを配信することを契約している端末装置120には処理フォーマットでライセンスを送信し、逆に、デジタル放送のECM(Entitlement Control Message)などの狭帯域な伝送路を用いてライセンスを配信することを契約している端末装置120には伝送フォーマットでライセンスを配信するなどである。また、例えば、ライセンス管理サーバ100が、一定時間間隔で通信回線網の混雑度をモニタしておき、通信回線網が混雑しているときにはライセンス中継サーバ110を介して伝送フォーマットライセンスを配信するとしてもよい。
本発明にかかるコンテンツ配信システムは、ライセンス発行者による端末装置120におけるライセンスの処理フォーマットの指定と、端末装置における受信後のライセンス処理の共通化が可能なコンテンツ配信システムとして有用である。
また、本発明にかかるコンテンツ配信システムは、処理フォーマットと異なるフォーマットで配信されたライセンスを処理フォーマットに変換した後にデジタル署名によるライセンスの改ざん検出が可能なコンテンツ配信システムとして有用である。
さらに、本発明にかかるコンテンツ配信システムは、異なるフォーマットで配信されたライセンスでもライセンス管理サーバが端末装置のライセンスを統一的に管理することが可能なコンテンツ配信システムとして有用である。
すなわち、本発明に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツの利用を制御するためのライセンスをインターネットやデジタル放送などの複数の伝送経路を介して配信するコンテンツ配信システムとして有用である。また、本発明のライセンス管理サーバは、このようなコンテンツ配信システムに備えられるライセンス管理サーバとして有用である。さらに、本発明のライセンス中継サーバは、ライセンス管理サーバとは異なる伝送路を介してライセンスを配信する、デジタル放送の放送局などに備えられるサーバとして有用である。また、本発明の端末装置は、通信機能を備えるパーソナルコンピュータ、PDA、デジタル放送を受信するSTBおよび携帯電話機などとして有用である。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの全体の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるライセンス管理サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるライセンス中継サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における端末装置の耐タンパ部の構成を示す図である。 処理フォーマットライセンスの記述例を示す図である。 XML言語による処理フォーマットライセンス本体と処理フォーマット署名の記述例を示す図である。 伝送フォーマットライセンスの記述例を示す図である。 暗号化コンテンツの構造の一例を示す図である。 ライセンス管理サーバと端末装置との間の伝送帯域が広い場合に、端末装置が処理フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの手順の概略を示す通信シーケンス図である。 端末装置がライセンス中継サーバを介して配信された伝送フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの手順の概略を示す通信シーケンス図である。 ライセンス管理サーバの処理を示すフロー図である。 ライセンス中継サーバの処理を示すフロー図である。 コンテンツの受信から処理フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの端末装置の処理を示すフロー図である。 コンテンツの受信から伝送フォーマットライセンスを用いてコンテンツを利用するまでの端末装置の処理を示すフロー図である。
符号の説明
1 コンテンツ配信システム
100 ライセンス管理サーバ
110 ライセンス中継サーバ
120 端末装置
130 コンテンツ配信サーバ
210 コンテンツ情報受信部
220 ライセンス生成部
230 ライセンス送信部
310 ライセンス生成情報受信部
320 ライセンス変換部
330 ライセンス送信部
410 耐タンパ部
420 第1のライセンス処理部
421 第2のライセンス処理部
430 伝送フォーマットAライセンス変換部
431 伝送フォーマットBライセンス変換部
440 処理フォーマットαライセンス処理部
441 処理フォーマットβライセンス処理部
450 コンテンツ処理部

Claims (23)

  1. ライセンス管理サーバと、中継サーバと、端末装置とを備えるコンテンツ配信システムであって、
    前記ライセンス管理サーバは、
    前記端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを第1のフォーマットで生成する第1ライセンス生成手段を備え、
    前記中継サーバは、
    前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報を付加して、前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットで第2のライセンスを生成する第2ライセンス生成手段を備え、
    前記端末装置は、
    前記第2のライセンスを前記中継サーバから取得し、前記第1のフォーマットに変換するフォーマット変換手段と、
    前記第1のフォーマットに変換して得られる前記第1のライセンスの改ざんの有無を、前記改ざん検出情報に基づいて判定する判定手段と、
    判定の結果、改ざんなしと判定された場合、前記第1のライセンスに従って、コンテンツを利用する利用手段とを備える
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記端末装置との間の伝送路に応じて、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報を生成し、生成された改ざん検出情報を前記中継サーバに送信する改ざん検出情報生成手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記改ざん検出情報生成手段は、前記伝送路の帯域または通信速度が所定の帯域または所定の通信速度よりも低いとき、前記改ざん検出情報を前記中継サーバに送信して、前記第2のライセンスを生成するよう前記中継サーバに指示する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記第2ライセンス生成手段は、第1のフォーマットで生成された第1のライセンスよりもデータサイズの小さい前記第2のライセンスを生成する
    ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記ライセンス管理サーバは、前記第1のライセンスを前記端末装置に送信する第1送信手段を備え、
    前記中継サーバは、前記第2のライセンスを、前記ライセンス管理サーバとは異なる伝送路を介して前記端末装置に送信する第2送信手段を備え、
    前記端末装置は、前記第2送信手段から前記第2のライセンスを取得する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記端末装置に対して、前記第2のライセンスを前記第1のフォーマットに変換する指示であるフォーマット指定情報の入力を受け付ける指定情報受付手段を備え、
    前記第2ライセンス生成手段は、前記ライセンス管理サーバで受け付けられた前記フォーマット指定情報を含む第2のライセンスを生成し、
    前記フォーマット変換手段は、前記第2のライセンスに付加されている前記フォーマット指定情報に従って、前記第2のライセンスのフォーマットを前記第1のフォーマットに変換する
    ことを特徴とする請求項5記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記改ざん検出情報は、第1のライセンスのデジタル署名であって、
    前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記デジタル署名を生成する署名生成手段を備え、
    前記第2ライセンス生成手段は、前記デジタル署名を含む第2のライセンスを生成する
    ことを特徴とする請求項6記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記中継サーバは複数のサーバからなり、
    前記各中継サーバは、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第n(nは2以上の自然数)のライセンスを、前記第1のフォーマットとは異なる第nのフォーマットで生成する第nライセンス生成手段を備え、
    前記フォーマット変換手段は、前記第nのライセンスを前記中継サーバの1つから取得し、前記第1のフォーマットに変換する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  9. 端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを配信するライセンス管理サーバと、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを第1のライセンスとは異なるフォーマットで生成して配信する中継サーバと、前記第2のライセンスを取得してフォーマット変換により第1のライセンスを生成し、生成された前記第1のライセンスの改ざんの有無を前記改ざん検出情報に基づいて検出し、改ざんが検出されなければ、前記第1のライセンスに従ってコンテンツを利用する端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおける前記ライセンス管理サーバであって、
    前記第1のライセンスを第1のフォーマットで生成する第1ライセンス生成手段と、
    前記第1のライセンスの改ざん検出情報を生成し、生成された改ざん検出情報を前記中継サーバに送信する改ざん検出情報生成手段と
    を備えることを特徴とするライセンス管理サーバ。
  10. 前記改ざん検出情報生成手段は、前記端末装置との間の伝送路に応じて、前記改ざん検出情報を生成する
    ことを特徴とする請求項9記載のライセンス管理サーバ。
  11. 前記改ざん検出情報生成手段は、前記伝送路の帯域または通信速度が所定の帯域または所定の通信速度よりも低いとき、前記改ざん検出情報を前記中継サーバに送信して、前記第2のライセンスを生成するよう前記中継サーバに指示する
    ことを特徴とする請求項10記載のライセンス管理サーバ。
  12. 前記中継サーバは、第1のフォーマットで生成された第1のライセンスよりもデータサイズの小さい前記第2のライセンスを生成する
    ことを特徴とする請求項11記載のライセンス管理サーバ。
  13. 前記改ざん検出情報生成手段は、前記第1のライセンスのデジタル署名を生成し、生成されたデジタル署名を前記中継サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項9記載のライセンス管理サーバ。
  14. 前記ライセンス管理サーバは、さらに、前記端末装置に対して、前記第2のライセンスを前記第1のフォーマットに変換する指示であるフォーマット指定情報の入力を受け付ける指定情報受付手段と、
    受け付けられたフォーマット指定情報を前記中継サーバに送信する指定情報送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項9記載のライセンス管理サーバ。
  15. 端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを配信するライセンス管理サーバと、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを第1のライセンスとは異なるフォーマットで生成して配信する中継サーバと、前記第2のライセンスを取得してフォーマット変換により第1のライセンスを生成し、生成された前記第1のライセンスの改ざんの有無を前記改ざん検出情報に基づいて検出し、改ざんが検出されなければ、前記第1のライセンスに従ってコンテンツを利用する端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおける前記中継サーバであって、
    第1のフォーマットで生成された前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの前記改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを、前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットで生成する第2ライセンス生成手段と、
    生成された前記第2のライセンスを前記端末装置に送信する第2送信手段と
    を備えることを特徴とする中継サーバ。
  16. 前記第2送信手段は、前記第2のライセンスを、前記ライセンス管理サーバとは異なる伝送路を介して前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項15記載の中継サーバ。
  17. 前記改ざん検出情報は、前記第1のライセンスのデジタル署名であって、
    前記第2ライセンス生成手段は、前記ライセンス管理サーバから受信した前記デジタル署名を含む第2のライセンスを生成する
    ことを特徴とする請求項15記載の中継サーバ。
  18. 前記第2ライセンス生成手段は、前記端末装置に対して、前記第2のライセンスを前記第1のフォーマットに変換する指示であるフォーマット指定情報を前記ライセンス管理サーバから受信し、前記フォーマット指定情報を含む第2のライセンスを生成する
    ことを特徴とする請求項15記載の中継サーバ。
  19. 端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを配信するライセンス管理サーバと、前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを第1のライセンスとは異なるフォーマットで生成して配信する中継サーバと、前記第2のライセンスを取得してフォーマット変換により第1のライセンスを生成し、前記第1のライセンスに従ってコンテンツを利用する端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおける前記端末装置であって、
    第2のフォーマットで生成された前記第2のライセンスを前記中継サーバから取得し、取得した前記第2のライセンスを前記第2のフォーマットとは異なる第1のフォーマットに変換し、前記第1のライセンスを生成するフォーマット変換手段と、
    生成された前記第1のライセンスの改ざんの有無を、前記第2のライセンスに付加されている改ざん検出情報に基づいて判定する判定手段と、
    判定の結果、改ざんなしと判定された場合、前記第1のライセンスに従って、コンテンツを利用する利用手段とを備える
    ことを特徴とする端末装置。
  20. 前記フォーマット変換手段は、当該端末装置に対して、前記第2のライセンスを前記第1のフォーマットに変換する指示であり、前記第2のライセンスに付加されているフォーマット指定情報に従って、前記ライセンスのフォーマットを前記第1のフォーマットに変換する
    ことを特徴とする請求項19記載の端末装置。
  21. 前記改ざん検出情報は、前記第1のライセンスのデジタル署名であって、
    前記判定手段は、前記第1のライセンスの改ざんの有無を、前記第2のライセンスに付加されている前記デジタル署名に基づいて判定する
    ことを特徴とする請求項19記載の端末装置。
  22. ライセンス管理サーバと、中継サーバと、端末装置とを備えるコンテンツ配信システムにおけるライセンス配信方法であって、
    前記ライセンス管理サーバでは、
    前記端末装置におけるコンテンツの利用を制御するための第1のライセンスを第1のフォーマットで生成し、
    前記中継サーバでは、
    前記第1のライセンスに、前記第1のライセンスの改ざんを検出するための改ざん検出情報が付加された第2のライセンスを、前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットで生成し、
    前記端末装置では、
    前記第2のライセンスを前記中継サーバから取得し、前記第1のフォーマットに変換し、
    前記第1のフォーマットに変換された前記第1のライセンスの改ざんの有無を、前記改ざん検出情報に基づいて判定し、
    判定の結果、改ざんなしと判定された場合、前記第1のライセンスに従って、コンテンツを利用する
    ことを特徴とするライセンス配信方法。
  23. ヘッダ部とデータ部とを含んで構成されるデータであって、前記ヘッダ部には、前記データ部に記述されているデータを、目的とするフォーマットに変換する場合の前記目的フォーマットを特定するためのフォーマット識別情報と、前記フォーマット識別情報によって特定されるフォーマットに変換したときの前記データのデジタル署名とが記述されていることを特徴とするデータ。

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