JP2005217925A - 変調回路及び変調方法 - Google Patents

変調回路及び変調方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005217925A
JP2005217925A JP2004024224A JP2004024224A JP2005217925A JP 2005217925 A JP2005217925 A JP 2005217925A JP 2004024224 A JP2004024224 A JP 2004024224A JP 2004024224 A JP2004024224 A JP 2004024224A JP 2005217925 A JP2005217925 A JP 2005217925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single pulse
pulse
matched filter
phase
saw matched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004024224A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4323972B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Nagasaka
浩行 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung R&D Institute Japan Co Ltd
Original Assignee
Samsung Yokohama Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Yokohama Research Institute filed Critical Samsung Yokohama Research Institute
Priority to JP2004024224A priority Critical patent/JP4323972B2/ja
Publication of JP2005217925A publication Critical patent/JP2005217925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4323972B2 publication Critical patent/JP4323972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】 パルス変調器であるSAWマッチトフィルタ内の寄生容量が原因で発生してしまう直達波、すなわち、入力端子から出力端子に直接透過してしまう信号成分を送信電波として空中線に放射しない変調回路及び変調方法を提供する。
【解決手段】 正位相の単一パルスと逆位相の単一パルスとを生成し、正位相又は逆位相の単一パルスを基準パルス列に変調するとともに、当該変調した単一パルスと逆位相の単一パルスをデータパルス列に変調し、加算して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、UWB(Ultra Wide Band)送受信装置における変調回路に関する。特にSAW(Surface Acoustic Wave)マッチトフィルタを変調回路として用いた場合に入出力端子間寄生容量により発生する入力信号の直接透過成分(Direct Feed−Through Wave)を抑制するための変調回路に関する。
従来、SAWマッチトフィルタにおける直達波の伝搬を防ぐためのフィルタ接続方法が知られている。例えば、特許文献1に記載の発明によれば、SAWマッチトフィルタの多段接続構成において、SAWマッチトフィルタを2段以上縦続に接続し、SAWマッチトフィルタの各段間を結ぶ入出力信号の接続線の少なくとも一つをグランド電位へ接続することで、不平衡接続とする。このように構成することにより、デバイスの入力から出力への電気的な直達波の伝搬を防ぐことができる。
特開2000−196411号公報
ところで、近年、使用周波数帯域が数GHzと高いUWB送受信装置の開発が行われている。出願人は、SAWマッチトフィルタを変調回路として採用したUWB送受信装置に関する出願(特願2002−262680)を行っている。
図9は、SAWマッチトフィルタ方式UWB送信機の構成図である。また、図10、11は、パルス変調器(Pulse Modulator)として使用されているSAWマッチトフィルタの電極パターンを示す。
上段のパターンは、基準パルス列を生成するためのSAWマッチトフィルタであり、中段が例えば情報“0“送信するためのデータ(基準パルス列より早いタイミングで送信される)パルス列生成用SAWマッチトフィルタ、下段が例えば情報“1“を送信するためのデータ(基準パルス列より遅いタイミングで送信される)パルス生成用SAWマッチトフィルタとなっている。
この3段のSAWマッチトフィルタにおいて発生する寄生容量は、信号の入出力方法が不平衡(Single Ended Signal)であるか(図10を参照)、平衡(Balanced Signal)であるか(図11を参照)によってそれぞれ図示されるようになるが、いずれの場合においても、このようなSAWマッチトフィルタ に3GHz以上の高周波信号を入力すると、図示するような寄生容量の影響で入出力端子開か容量結合され、入力端子から出力端子に直接透過してしまう信号成分(直達波)が発生する。
その影響で図12のように、パルス変調するためにSAWマッチトフィルタに単一パルスを入力すると、まず初めに直達波が出力され、たいていの場合はその後に出力される希望波パルス列よりも大きい振幅となってしまう。すると、電波法で規定されている送信電力を超えてしまうという問題があった。また、規定送信電力を超えないように調整すると、希望波パルス列信号が小さくなり、通信距離が極端に短くなってしまうという問題があった。さらに、受信機で復調する際に直達波が妨害波として悪影響を与えてしまうという問題があった。
また、図11に示す平衡入出力タイプにおいては、容量CzとCyの値を限りなく等しくするとともに、容量CXとCwの値を限りなく等しくすることができれば、図10に示す不平衡入出力タイプよりも直達波の影響を多少小さくすることはできるが、パターンレイアウトの観点からこの2経路の距離を等しくすることは非常に難しいという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、パルス変調器であるSAWマッチトフィルタ内の寄生容量が原因で発生してしまう直達波、すなわち、入力端子から出力端子に直接透過してしまう信号成分を送信電波として空中線に放射しない変調回路及び変調方法を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、本発明は、正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成する単一パルス生成部と、前記単一パルス生成部から前記正位相又は逆位相の単一パルスを入力し、基準パルス列に変調する第1のSAWマッチトフィルタと、前記単一パルス生成部から前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、データパルス列に変調する第2、3のSAWマッチトフィルタとからなるパルス変調部と、前記第1のSAWマッチトフィルタから前記基準パルス列を入力するとともに、前記第2のSAWマッチトフィルタ又は第3のSAWマッチトフィルタのいずれかからデータパルス列を入力して加算する加算部とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、前記単一パルス生成部は、前記単一パルスを生成する単一パルス生成器と、前記単一パルス生成器から単一パルスを入力し、不平衡−平衡変換して正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成する不平衡−平衡変換器とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、前記第2のSAWマッチトフィルタは、前記単一パルス生成部から前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ早くデータパルス列に変調して出力し、前記第3のSAWマッチトフィルタは、前記単一パルス生成部から前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ遅くデータパルス列に変調して出力することを特徴とする。
また、本発明は、SAWマッチトフィルタを変調回路として用いるUWB無線通信機において、単一パルス生成部が、正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成し、複数のSAWマッチトフィルタからなるパルス変調部が、前記正位相又は逆位相の単一パルスを基準パルス列に変調するとともに、当該変調した単一パルスと逆位相の単一パルスをデータパルス列に変調し、加算部が、前記基準パルス列と、前記データパルス列とを加算して出力することを特徴とする。
また、本発明は、単一パルス生成器が単一パルスを生成し、不平衡−平衡変換器が前記単一パルス生成器から単一パルスを入力し、不平衡−平衡変換して正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成することを特徴とする。
また、本発明は、前記パルス変調部は、第1〜3のSAWマッチトフィルタからなり、前記第1のSAWマッチトフィルタは、前記正位相又は逆位相の単一パルスを入力して、基準パルス列に変調し、前記第2のSAWマッチトフィルタは、前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ早くデータパルス列に変調し、前記第3のSAWマッチトフィルタは、前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ遅くデータパルス列に変調することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、正位相の単一パルスと逆位相の単一パルスとを生成し、正位相又は逆位相の単一パルスを基準パルス列に変調するとともに、当該変調した単一パルスと逆位相の単一パルスをデータパルス列に変調し、加算して出力する。
このように構成することで、基準パルス列を生成するSAWマッチトフィルタから発生する直達波と、データパルス列を生成するSAWマッチトフィルタから発生する直達波とが逆位相となり、時間軸で比較すると、ちょうど正反対の位相関係の直達波同士が同じ時間タイミングで発生し、その後に続くデータパルス列同士は設定した遅延時間だけずれる。この結果、加算した際に直達波は互いにキャンセルされて無くなり、一方のパルス列のすき間にもう一方のパルス列が挿入された形の送信パルス列のみが出力される。
したがって、希望波パルス列よりも大きい振幅となる直達波のせいで電波法により規定されている放射電力値を超え、他の無線通信システムに妨害を与えてしまったり、直達波を放射電力規定値に合わせたために希望波パルス列が小さくなりすぎて通信距離が短くなってしまったり、さらには直達波が受信側で復調する際の妨害波となってしまって通信性能が劣化するなどという現象を防ぐことができる効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
以下、図面を参照して、本発明の変調回路を適用したUWB無線通信機の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態の変調回路1の構成図である。
本実施形態の変調回路1は、単一パルス生成部2、パルス変調部3、データ制御部4、加算部5とから構成される。
単一パルス生成部2は、単一パルス生成器10と、不平衡−平衡器20とから構成され、正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを同時に生成し、パルス変調部3に供給する。具体的には、図2に示すように、単一パルス生成器10が単一パルスを生成し、不平衡−平衡器20が生成された単一パルスを入力して、不平衡−平衡変換して正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを同時に生成する。
図2は、図1に示す変調回路1のより具体的な実装例を示す。図2の回路構成においては、不平衡−平衡変換器20として変成器(Transformer)を使用している。
しかし、一般的には変成器の周波数帯域幅が狭いため、UWB通信用パルス波のような帯域幅の非常に広い信号を扱うのに不向きである。このため、図3に示すような広帯域トランジスタを用いた差動増幅器を適用した方が動作特性は良いことが考えられる。また、これ以外にも0°−180°分配器(Hybrid Power Splitter)や3dB Hybrid Couplerなどを使用しても同等に機能する。
パルス変調部3は、複数のSAWマッチトフィルタ30−1〜3から構成され、単一パルス生成部2から正位相の単一パルス、逆位相の単一パルスを入力して、正位相又は逆位相の単一パルスを基準パルス列に変調するとともに、当該変調した単一パルスと逆位相の単一パルスをデータパルス列に変調する。
具体的には、SAWマッチトフィルタ30−1が単一パルス生成部2から正位相又は逆位相の単一パルスを入力し、基準パルス列に変調し、SAWマッチトフィルタ30−2、3のいずれかが単一パルス生成部2からSAWマッチトフィルタ30−1と逆位相の単一パルスを入力し、データパルス列に変調する。
データ制御部4は、ロジックデータ生成器40と、スイッチ50−1、2とから構成される。データ制御部4は、入力する送信データが2値論理レベルのいずれのレベルであるかに基づいて、SAWマッチトフィルタ30−2又はSAWマッチトフィルタ30−3のいずれかを選択し、スイッチ50−1を介して単一パルス生成部2から供給されるSAWマッチトフィルタ30−1と逆位相の単一パルスを選択したSAWマッチトフィルタに出力し、選択されたSAWマッチトフィルタで変調されたデータパルス列をスイッチ50−2を介して加算部5に出力する。
具体的には、データが“O”が“1”かによって、ロジックデータ生成器40は、データ“O”用のマッチトフィルタ30−2、あるいは、データ“1”用のマッチトフィルタ30−3を選択し、スイッチ50−1、2を切り替える。
加算部5は、加算合成器60を有しており、SAWマッチトフィルタ30−1から基準パルス列を入力するとともに、データ制御部4が選択したSAWマッチトフィルタ30−2又はSAWマッチトフィルタ30−3のいずれかからデータパルス列を入力して加算する。
なお、図2に示す実装例では、単一パルス発生器(SRC1、2)、不平衡−平衡変換器(TF1)、SAWマッチトフィルタ(SNP1〜3)、スイッチ(SWITCH1、2)、加算合成器(PWR1)に加えて、信号増幅器(AMP1〜3)、アイソレータ(ISO1〜6)が適宜追加される。また、Vi1点、Vi2点、Vi3点、Mod1点、Mod2点、Tx点は 図2の回路構成で実行した計算機シミュレーション結果の信号波形(図4〜8)の取得箇所を示す(後述する)。
次に、図面を参照して、本実施形態の変換回路1の動作について説明する。図4〜8は、本実施形態の変換回路1における信号処理の過程を示す信号波形図である。
まず、単一パルス生成部2では基準パルス列生成のための正位相の単一パルス(図4を参照)をマッチトフィルタ1の前段Vi1点に発生させるとともに、データバルス列生成のための逆位相の単一パルス(図5を参照)をマッチトフィルタ2の前段Vi2点またはマッチトフィルタ3の前段Vi3点に発生させる。
データバルス列生成のための逆位相の単一パルスをVi2点に発生させるか、Vi3点に発生させるかは、送信データが“O”であるか“1”であるかによって、スイッチ50−1,2を切り替えて選択する。
発生させた単一パルスそれぞれをSAWマッチトフィルタ30−1及び2又は3に入力すると、正位相の単一パルスを変調した基準パルス列(図6を参照)がMod1点に出力されるとともに、逆位相の単一パルスを変調したデータパルス列(図7を参照)がMod2点に出力される。このとき、SAWマッチトフィルタ30−1及び2又は3において、直達波はそれぞれのSAWマッチトフィルタ30−1〜3内に設定された遅延量に関係なくすぐに出力される。
Mod1点における信号と、Mod2点における信号とを時間軸で比較すると、ちょうど正反対の位相関係の直達波同士が同じ時間タイミングで発生する。
一方、その後に続く希望波パルス列(基準パルス列及びデータパルス列)同士はそれぞれのSAWマッチトフィルタ30−1〜3内に設定された遅延時間だけずれて発生する。
したがって、同じ時間タイミングで発生した、ちょうど正反対の位相関係の直達波同士を加算合成器で加算すると、直達波は互いにキャンセルされる。図4〜8の信号波形を用いて説明すれば、Mod1点(図6を参照)とMod2点(図7を参照)の時間軸波形の先頭にある大きな直達波が加算されて合成された後のTx点(図8を参照)では、キャンセルされて無くなっていることがわかる。
一方、希望波パルス列同士についてはキャンセルされることなく、一方のパルス列のすき間にもう一方のパルス列が挿入された形の送信パルス列のみ(図8を参照)が出力できる。
以上説明したように、本実施形態の変調回路1によれば、SAWマッチトフィルタを用いたUWB通信用パルス変調器において、およそ3GHz以上の高周波信号を扱う場合にSAWマッチトフィルタ内の寄生容量が原因で発生していた直達波、すなわち入力端子から出力端子に直接透過してしまう信号成分をキャンセルすることができるので、SAWマッチトフィルタに設計上の特別な工夫を施さなくとも希望波パルス列のみを送信することができる。
その結果、たいていの場合において希望波パルス列よりも大きい振幅となる直達波のせいで電波法により規定されている放射電力値を超えてしまうことや他の無線通信システムに妨害を与えてしまうことを防ぐことができる。
また、直達波を放射電力規定値に合わせたために希望波パルス列が小さくなりすぎて通信距離が短くなってしまうことを防ぐことができる。
さらには直達波が受信側で復調する際の妨害波となってしまって通信性能が劣化するなどという現象を防ぐことができる。
変調回路1の構成図。 より詳細な変調回路1の構成図。 広帯域トランジスタを用いた差動増幅器による不平衡−平衡変換器の構成図。 Vi1点における正位相の単一パルス波形図。 Vi2点における逆位相の単一パルス波形図。 Mod1点における基準パルス用SAW変調器出力波形図。 Mod2点におけるデータパルス用SAW変調器出力波形図。 Tx点におけるパルス変調器送信波形図。 SAWマッチトフィルタ方式UWB送信部の構成図。 不平衡信号入出力タイプのSAWマッチトフィルタ方式変調器の寄生容量。 平衡信号入出力タイプのSAWマッチトフィルタ方式変調器の寄生容量。 従来の変調器による変調波形図。
符号の説明
1…変調回路
2…単一パルス生成部
3…パルス変調部
4…データ制御部
5…加算部
10…単一パルス生成器(SRC1,2)
20…不平衡−平衡変換器(TF1)
30−1〜3…SAWマッチトフィルタ(SNP1〜3)
40…ロジックデータ生成器
50−1、2…スイッチ(SWITCH1、2)
60…加算合成器(PWR1)

Claims (6)

  1. 正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成する単一パルス生成部と、
    前記単一パルス生成部から前記正位相又は逆位相の単一パルスを入力し、基準パルス列に変調する第1のSAWマッチトフィルタと、前記単一パルス生成部から前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、データパルス列に変調する第2、3のSAWマッチトフィルタとからなるパルス変調部と、
    前記第1のSAWマッチトフィルタから前記基準パルス列を入力するとともに、前記第2のSAWマッチトフィルタ又は第3のSAWマッチトフィルタのいずれかからデータパルス列を入力して加算する加算部と
    を具備することを特徴とする変調回路。
  2. 前記単一パルス生成部は、前記単一パルスを生成する単一パルス生成器と、前記単一パルス生成器から単一パルスを入力し、不平衡−平衡変換して正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成する不平衡−平衡変換器とを具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の変調回路。
  3. 前記第2のSAWマッチトフィルタは、前記単一パルス生成部から前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ早くデータパルス列に変調して出力し、
    前記第3のSAWマッチトフィルタは、前記単一パルス生成部から前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ遅くデータパルス列に変調して出力する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変調回路。
  4. SAWマッチトフィルタを変調回路として用いるUWB無線通信機において、
    単一パルス生成部が、正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成し、
    複数のSAWマッチトフィルタからなるパルス変調部が、前記正位相又は逆位相の単一パルスを基準パルス列に変調するとともに、当該変調した単一パルスと逆位相の単一パルスをデータパルス列に変調し、
    加算部が、前記基準パルス列と、前記データパルス列とを加算して出力する
    ことを特徴とする変調方法。
  5. 単一パルス生成器が単一パルスを生成し、
    不平衡−平衡変換器が前記単一パルス生成器から単一パルスを入力し、不平衡−平衡変換して正位相の単一パルスと、逆位相の単一パルスとを生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の変調方法。
  6. 前記パルス変調部は、第1〜3のSAWマッチトフィルタからなり、
    前記第1のSAWマッチトフィルタは、前記正位相又は逆位相の単一パルスを入力して、基準パルス列に変調し、
    前記第2のSAWマッチトフィルタは、前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ早くデータパルス列に変調し、
    前記第3のSAWマッチトフィルタは、前記第1のSAWマッチトフィルタと逆位相の単一パルスを入力し、前記基準パルス列より所定の時間だけ遅くデータパルス列に変調する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の変調方法。
JP2004024224A 2004-01-30 2004-01-30 変調回路及び変調方法 Expired - Fee Related JP4323972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004024224A JP4323972B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 変調回路及び変調方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004024224A JP4323972B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 変調回路及び変調方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005217925A true JP2005217925A (ja) 2005-08-11
JP4323972B2 JP4323972B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=34906978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004024224A Expired - Fee Related JP4323972B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 変調回路及び変調方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4323972B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271421A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Hitachi Metals Ltd 弾性波フィルタ及び複合部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271421A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Hitachi Metals Ltd 弾性波フィルタ及び複合部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4323972B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8036606B2 (en) Method and apparatus for interference cancellation
US7058368B2 (en) Adaptive feedforward noise cancellation circuit
US20120294335A1 (en) Method and System for Inter-PCB Communication Utilizing a Spatial Multi-Link Repeater
JP6252478B2 (ja) 送信機
KR20190100466A (ko) 동일 개구 임의 주파수 동시 송수신 통신 시스템
JP4910586B2 (ja) 送受信装置とこれを用いた電子機器
US20090154527A1 (en) Pulse generator, transmitter-receiver, and pulse generation method
JP4646220B2 (ja) 変調装置、通信機及び近距離レーダ
JP2007215140A (ja) 半導体集積回路および無線通信用半導体集積回路
JP4323972B2 (ja) 変調回路及び変調方法
KR20010032280A (ko) 증폭기 및 전력 증폭 방법
RU2229198C1 (ru) Способ и устройство радиоподавления каналов связи
CN105556910A (zh) 使用脉宽调制的开关模式高线性度发射机
JP4787651B2 (ja) デジタル処理装置のクロック分配回路
CN114884522A (zh) 差分式毫米波通讯架构及电子设备
CN111224681B (zh) 信号处理装置、方法及电子设备
US8731507B2 (en) Frequency conversion device for wireless systems
JP2011061824A (ja) 変調装置、通信機及び近距離レーダ
KR100377915B1 (ko) 알에프 트랜시버에서의 주파수 혼합장치
JP2009296237A (ja) 干渉除去器、通信機
KR100375315B1 (ko) 왜곡을 감소시키는 믹서
JP2004080333A (ja) マルチキャリア送信機及びそのシングルキャリア送信方法
KR100249676B1 (ko) 국부 발진신호의 누설 신호 소거장치
JP2008288662A (ja) スイッチ共用器とこれを用いたモジュール部品及び電子機器
JP2006114965A (ja) 周波数変換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090605

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees