JP2005217501A - 光通信ネットワークシステム及び光通信用インタフェース装置 - Google Patents

光通信ネットワークシステム及び光通信用インタフェース装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、WDM通信装置のみに比較し、通信ノード装置をバイパスする再変更可能な経路を設けることで、通信ノード装置の転送処理の負荷を軽減させ、OXC装置を用いる場合に比較し、必要な部品の種類・数を削減し、高性能なネットワークを提供する。
【解決手段】 本発明の光通信ネットワークシステム及び光通信用インターフェースは、複数の通信ノード装置間に多数の光パスを設け、大容量の通信回線を実現する光通信ネットワークシステムシステムであり、各通信ノード装置にアレイ導波路回折格子と所望の波長で信号光を出力する波長変換装置を設け、通信ノード間の光パスの光パスを状況に応じて、通信ノード装置をバイパスする光パスを設定し、通信ノード間の光信号の伝達効率を向上するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の通信ノード装置間に多数の光パスを設け、大容量の通信回線を実現する光通信ネットワークシステムシステム、及び複数の通信ノード装置間を光パスにより接続する光通信用インタフェース装置に関するものである。
複数の通信ノード装置間に多数の光パスを設け、大容量の通信回線を実現する方法として、図11に示されるように、波長分割多重(WDM)通信装置を用いる方法がある。図11において、1001は通信ノード装置、1002はWDM通信装置、1003は光ファイバである。
通信ノード装置1001は、1個あるいは複数個のWDM通信装置1002に接続されており、光ファイバ1003を介して別のWDM装置1002、通信ノード装置1001と接続されている。
したがって、WDM通信装置1002を用いることにより、最大でWDM通信装置が取り扱う波長数と同数組の送受信ポート間で、当該通信ノード間の通信を設けることができる。
しかしながら、このようなWDM通信装置を用いる方法において、任意の通信ノード装置から送信された信号は、必ず隣接する通信ノード装置により受信され、この隣接する通信ノード装置により信号の宛先が解析される。
そして、この隣接する通信ノード装置にて受信されるべき信号以外は、適切な出力ポートに転送処理される必要がある。この転送処理には、伝送遅延が生じるとともに、転送処理に必要とする計算資源が大きくなるという問題があった。
このような問題を回避するため、図12に示されるように光クロスコネクト(OXC)装置を用い、受信先でない通信ノード装置をバイパスして、信号を送信する経路を設ける方法がある。
この図12において、1004はOXC装置である。通信ノード装置1001はOXC装置1004に接続されており、このOXC装置1004は1個あるいは複数個のWDM通信装置1002に接続されており、光ファイバ1003を介して別のWDM通信装置1002、OXC装置1004と接続されている。
OXC装置は必要に応じて入出力ポート間の接続関係を変更することができる装置であり、通信ノード装置1001とWDM通信装置1002の間を結んだり、異なる2つのWDM通信装置1002の間を結んだりすることができる。
このOXC装置1004が有する、異なる2つのWDM通信装置1002の間を結ぶ機能を用いることにより、通信ノード装置1001の受信する必要のない信号を、通信ノード装置1001を介さずに転送できるため、通信ノード装置1001の計算資源を使用せず、また、転送処理の演算を行わないため、小さい伝送遅延で転送される。
さらに、OXC装置1004は、入出力ポート間の接続関係を変更可能であるので、ネットワークを流れるトラフィックに応じて、通信ノード装置1001をバイパスする経路の設定を最適な形に変更できる。
次に、図13は、OXC装置とWDM通信装置を得るための構成方法の一例である(例えば、非特許文献1参照)。図13において、1101−1,1101−2,1101−Nは入力光ファイバ、1102−1,1102−2,1102−Nは出力光ファイバ、1103−1,1103−2,1103−Nは光分波回路、1104−1,1104−2,1104−mは光マトリクススイッチ、1105−1,1105−2,1105−Nは光合波回路である。
上記OXC装置において、入力光ファイバ1101−1〜1101−Nは、それぞれm波長の光信号が波長多重されており、光分波回路1103−1〜1103−Nに入力され、波長ごとに別々の経路に分離される。
上記分離された光信号は、波長ごとにそれぞれ異なる光マトリクススイッチ1104−1〜1104−mに入力され、同じ波長の信号が同じ出力ファイバから出力されないという条件下で、所望の出力ファイバ1102−1〜1102−Nに出力されるように経路が切り替えられる。
そして、光合波回路1105−1〜1105−Nは、m個の入力ポートがそれぞれ別々のマトリクススイッチ1104−1〜1104−mに接続されており、入力されたm波長の光信号を波長多重化されて出力光ファイバ1102−1〜1102−Nから出力される。
このようなOXC装置を用いることにより、通信ノード装置をバイパスする経路を設けることができる。
R. Ramaswami, K. N. Sivarajan, Optical Networks, pp. 341, Morgan Kaufmann Publishers, Inc., 1998
しかしながら、通信ノード装置をバイパスさせるためにOXC装置を用いると、WDM通信装置を用いる場合に比べて、構成する部品の種類と数が増大し、実現するためのコストが高くなってしまうという問題があった。
本発明は、上述したようなOXC装置を用いて通信ノード装置をバイパスする経路を設ける手法の欠点を鑑みてなされたものであり、WDM通信装置のみを用いる場合に比べると、通信ノード装置をバイパスする再変更可能な経路を設けることで、通信ノード装置の転送処理にかかる負荷を軽減できるようにしながら、OXC装置を用いる場合に比べると、必要とする部品の種類・数が削減されて、低コストで高性能なネットワークを実現することにある。
すなわち、本発明は、各通信ノード装置にアレイ導波路回折格子と所望の波長で信号光を出力する波長変換装置を設けることで、OXC装置を用いることなく、少ない部品点数で、通信ノード装置をバイパスする光パスを設け、また光パスを状況に応じて変更することのできる光通信ネットワークシステム及び光通信用インタフェース装置を提供する。
本発明の光通信ネットワークシステムは、各通信ノード装置に光通信用のインタフェース装置がそれぞれ接続され、該光通信用のインタフェース装置間が光ファイバによって接続されている光通信ネットワークシステムにおいて、前記光通信用のインタフェースが、(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子を有し(NとMは整数)、前記アレイ導波路回折格子の2N+m番目(1≦m≦Mの整数)の出力ポートと入力ポートが、他の光通信用のインタフェース装置が有するアレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)の2N+m番目の入力ポートと出力ポートに接続されており、前記アレイ導波路回折格子の1番目から2N番目までの入力ポートに、入力された信号光を所望の波長に変換して出力する波長変換装置が設けられており、前記アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートに関し、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n−1番目の出力ポートからの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n番目の出力ポートの出力光が入力されているか、または、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、前記通信ノード装置の第1の送信ポートから信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポートに、2n番目の出力ポートから信号光が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、該通信ノード装置の第2の送信ポートからの信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポートに、2n−1番目の出力ポートからの信号光が入力されていることを特徴とする。
本発明の光通信ネットワークシステムは、アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートにおいて、2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、該第1の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第1の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、前記第1の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに該通信ノード装置の第1の送信ポートが接続され、該第1の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、2n番目の出力ポートの出力光が、第2の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第2の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに、該通信ノード装置の第2の送信ポートが接続され、第2の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、前記第1及び第2の1入力2出力光スイッチと、前記第1及び第2の2入力1出力光スイッチは、それぞれ入出力関係が連動し、前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第2の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力し、一方、前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第1の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力することを特徴とする。
本発明の光通信ネットワークシステムは、アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートにおいて、2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第1の送信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されていて、2n番目の出力ポートの出力光が、第2の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第2の送信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されており、前記第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、同一の入出力関係にあり、第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、第1の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力し、一方、第1の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力することを特徴とする。
本発明の光通信ネットワークシステムは、光通信ネットワークシステムにおいて、前記アレイ導波路回折格子が波長周回性を有していることを特徴とする。
本発明の光通信ネットワークシステムは、(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子(NとMは整数)に換え、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子とM入力2N出力のアレイ導波路回折格子を有し、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポート(nは1以上2N以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポートとみなし、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の出力ポート(mは1以上M以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の出力ポートとみなし、M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の入力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の入力ポートとみなし、M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなして他の構成要素と接続することを特徴とする。
本発明の光通信用のインタフェース装置は、光通信ネットワークシステムにおける各通信ノード装置間を、光ファイバを介して接続する光通信用のインタフェース装置であり、(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子を有し(NとMは整数)、前記アレイ導波路回折格子の2N+m番目(1≦m≦Mの整数)の出力ポートと入力ポートが、他の光通信用のインタフェース装置が有するアレイ導波路回折格子の2N+m番目の入力ポートと出力ポートに接続されており、前記アレイ導波路回折格子の1番目から2N番目までの入力ポートに、入力された信号光を所望の波長に変換して出力する波長変換装置が設けられており、前記アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートに関し、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n−1番目の出力ポートからの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n番目の出力ポートの出力光が入力されているか、または、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、前記通信ノード装置の第1の送信ポートから信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポートに、2n番目の出力ポートから信号光が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、該通信ノード装置の第2の送信ポートからの信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポートに、2n−1番目の出力ポートからの信号光が入力されていることを特徴とする。
本発明の光通信用のインタフェース装置は、2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、該第1の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第1の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、前記第1の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに該通信ノード装置の第1の送信ポートが接続され、該第1の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、2n番目の出力ポートの出力光が、第2の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第2の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに、該通信ノード装置の第2の送信ポートが接続され、第2の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、前記第1及び第2の1入力2出力光スイッチと、前記第1及び第2の2入力1出力光スイッチは、それぞれ入出力関係が連動し、前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第2の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力し、一方、前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第1の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力することを特徴とする。
本発明の光通信用のインタフェース装置は、アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートにおいて、2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第1の送信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されていて、2n番目の出力ポートの出力光が、第2の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第2の送信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されており、前記第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、同一の入出力関係にあり、第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、第1の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力し、一方、第1の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力することを特徴とする。
本発明の光通信用のインタフェース装置は、光通信ネットワークシステムにおいて、前記アレイ導波路回折格子が波長周回性を有していることを特徴とする。
本発明の光通信用のインタフェース装置は、(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子(NとMは整数)に換え、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子とM入力2N出力のアレイ導波路回折格子を有し、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポート(nは1以上2N以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポートとみなし、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の出力ポート(mは1以上M以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の出力ポートとみなし、M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の入力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の入力ポートとみなし、M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなして他の構成要素と接続することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、複数の通信ノード装置間に多数の光パスを設け、大容量の通信回線を実現する光通信ネットワークシステムシステムに関して、各通信ノード装置にアレイ導波路回折格子と所望の波長で信号光を出力する波長変換装置を設けることで、通信ノード装置をバイパスする光パスを設定し通信ノード装置の転送処理にかかる負荷を軽減できるようにしながら、光パスを状況に応じて変更することができる高性能な、すなわち光信号の伝送効率を向上させるネットワークを、光クロスコネクト装置を用いず、少ない部品点数により低コストで実現することが可能である。
以下、本発明の実施形態による光通信ネットワークシステム及び光通信用のインタフェース装置を図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態の一構成例を示すブロック図であり、本発明の光通信ネットワークシステムにおける、各通信ノード装置及び、光通信用のインタフェース装置の構造を示す図である。
第1の本実施形態は、請求項1に記載の発明に対応している。そして、光通信用のインタフェース装置を構成する(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子(101)において、例えば、N=2、M=2の場合に相当し、入力ポートに波長変換装置が接続されているポートの数が2N、すなわち4であり、他の光通信用インタフェースとの間を接続するために用いるポート数がM、すなわち2の場合を示すが、これによって入力ポートに波長変換装置が接続されているポートの数や、異なる光通信用インタフェース間を接続するために用いる光通信用インタフェースのポート数が制限されるものではない。
すなわち、アレイ導波路回折格子の入出力ともにM本のポートが、他の光通信用のインターフェース装置が有するアレイ導波路回折格子の(2N+M)本のポートのうちM本のいずれかに接続されるバイパス用の経路を形成するものである。
図1において、101は(2N+M)入力(2N+M)出力において、N=2、M=2とした、6入力6出力のアレイ導波路回折格子であり、102−a(aは1以上4以下の整数)は波長変換装置であり、103−1、103−2は光通信用インターフェースを介してネットワークを構成する通信ノード装置の送信ポートであり、104−1、104−2は光通信用インターフェースを介してネットワークを構成する通信ノード装置の受信ポートである。
光通信用のインタフェース装置を構成する6入力6出力のアレイ導波路回折格子101は、1番目から2N番目、すなわちN=2として、1番目から4番目までの入力ポートに、入力された信号光を所望の波長に変換して出力する波長変換装置102−1,102−2,102−3,102−4各々が接続されている。
前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子101の5番目(2N+m番目、m=1)の入力ポートと出力ポートは、別の光通信用のインタフェース装置を構成する6入力6出力のアレイ導波路回折格子の5番目の出力ポート(図における右側のPort5)と入力ポート(図における左側のPort5)にそれぞれ接続されている。
同様に、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子101の6番目(2N+m番目、m=2)の入力ポートと出力ポートは、別の光通信用のインタフェース装置を構成する6入力6出力のアレイ導波路回折格子の6番目の出力ポート(図における右側のPort6)と入力ポート(図における左側のPort6)にそれぞれ接続されている。なお、5番目の入出力ポートと6番目の入出力ポートが接続されている6入力6出力のアレイ導波路回折格子は、同じであっても異なっていても構わない。
前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子の1番目から4番目までの入出力ポートは、2n−1番目と2n番目(nは1≦n≦Nの範囲に存在する整数)の入出力ポートを一組として取り扱い、
n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−(2n−1)には、2n−1番目の出力ポートの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2nには、2n番目の出力ポートの出力光が入力されている。
または、6入力6出力のアレイ導波路回折格子の1番目から4番目までの入出力ポートは、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−(2n−1)には、前記通信ノード装置の第1の送信ポート103−x(xは整数)から信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポート104−xは、2n番目の出力ポートから信号が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2nには、該通信ノード装置の第2の送信ポート103−y(yはxと異なる整数)から信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポート104−yは、2n−1番目の出力ポートから信号が入力されている。
6入力6出力のアレイ導波路回折格子の1番目から4番目までの入出力ポート(入力及び出力Port,図1におけるPort1〜Port4)は、上述した接続構成のいずれかの形態において構成されている。
そして、図1に構成例として示されている接続方法においては、n=2、すなわち、3番目と4番目の入出力ポートに関して、3番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−3には、3番目の出力ポートの出力光が入力され、4番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−4には、4番目の出力ポートの出力光が入力されている場合が示されている。
一方、n=1、すなわち1番目と2番目の入出力ポートに関しては、1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−1には、通信ノード装置の第1の送信ポート103−1から信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポート104−1は、2番目の出力ポートから信号が入力され、同時に2番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2には、該通信ノード装置の第2の送信ポート103−2から信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポート104−2は、1番目の出力ポートから信号が入力されている場合が示されている。
図2においては、本第1の実施形態におけるアレイ導波路回折格子の、入力ポートの番号と出力ポートの番号、入力される光信号の波長の関係を示すテーブルが示されている。
このテーブルに記載された入出力特性により、すなわちa番目の入力ポートに波長λ(a+b−1)の信号を入力すると、b番目の出力ポートに出力されるという特性に基づいて、通信ノード装置間で光パスが設けられる。
次に、図3を用いて、本第1の実施形態において、異なる通信ノード装置間に光パスを設ける第1の方法を説明する。
図3において、201−1、201−2は6入力6出力のアレイ導波路回折格子であり、202−1−1、202−2−2は波長変換装置であり、203−1、203−2は通信ノード装置の送信ポートであり、204−1、204−2は通信ノード装置の受信ポートである。ここで、アレイ導波路回折格子201−1とアレイ導波路回折格子201−2とは5番目のポート間で接続されている。
第1の通信ノード装置にある送信ポート203−1から送出される信号は、第1の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置202−1−1に入力される。
前記波長変換装置202−1−1においては、上記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の入出力特性に基づいて、所望の出力ポート、すなわち図3においては5番目の出力ポートから出力されるように入力信号の波長を変換する。
これにより、アレイ導波路回折格子201−1は、前記波長変換装置202−1−1から入力される信号を、5番目の出力ポートから出力し、第2の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の5番目の入力ポートに送信する。
ここで、第1の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1において、A番目の入力ポートに入力され、B番目の出力ポートから出力された光信号は(A,Bは1以上6以下の整数)、アレイ導波路回折格子の入出力特性が有する対称性から、B番目の入力ポートに入力されるとA番目の出力ポートから出力される。
このため、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の5番目の入力ポートに入力された光信号は、1番目の出力ポートから出力され、第2の通信ノード装置にある受信ポート204−2で受信される。
一方、上記受信ポート204−2と対を成す送信ポート203−1から送出される信号は、第2の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の2番目のポートに接続されている波長変換装置202−2−2に入力される。
そして、上記波長変換装置202−2−2においては、上記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の入出力特性(図2のテーブル参照)に基づき、所望の出力ポート、すなわち図3においては5番目の出力ポートから出力されるように入力信号の波長を変換する。
次に、上記波長変換装置202−2−2から出力された信号は、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の5番目の出力ポートから出力され、第1の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の5番目の入力ポートに入力される。
これにより、上記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の5番目の入力ポートに入力された光信号は、2番目の出力ポートから出力され、前記送信ポート203−1と対を成す受信ポート204−1で受信される。
以上のようにして、隣接する通信ノード装置間に光パスを設けることができる。
ここで、波長変換装置202の出力波長を変更し、6入力6出力のアレイ導波路回折格子201の異なるポートから信号を出力するようにすれば、別の通信ノード装置間に光パスを設けることができる。
次に、図4を用いて、本第1の実施形態において、異なる通信ノード装置間に光パスを設ける第2の方法を説明する。
図4において、201−1、201−2、201−3は6入力6出力のアレイ導波路回折格子(入力及び出力ポートの構成はアレイ導波路回折格子101と同様)であり、202−1−1、202−2−1、202−2−2、202−3−2は波長変換装置であり、203−1、203−2は通信ノード装置の送信ポートであり、204−1、204−2は通信ノード装置の受信ポートである。
ここで、アレイ導波路回折格子201−1と201−2とが5番目のポート間で接続され、アレイ導波路回折格子201−2と201−3とが6番目のポート間で接続されている。
また、中継用のアレイ導波路回折格子201−2においては、Port1及び2の出力信号が波長変換装置202−2−1,202−2−2に各々入力されている。
第1の通信ノード装置にある送信ポート203−1から送出される信号は、第1の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の1番目のポートに接続されている波長変換装置202−1−1に入力される。
上記波長変換装置202−1−1においては、上記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の入出力特性に基づき、所望の出力ポート、すなわち図4においては5番目の出力ポートから出力されるように入力信号の波長を変換する。
波長変換装置202−1−1から出力された信号は、上記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の5番目の出力ポートから出力され、第2の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の5番目の入力ポートに入力される。
そして、6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2は、5番目の入力ポートに入力された光信号を、1番目の出力ポートから出力し、第2の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の1番目のポートに接続されている波長変換装置202−2−1に送信する。
次に、上記波長変換装置202−2−1においては、上記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の入出力特性に基づき、所望の出力ポート、すなわち図4においては6番目の出力ポートから出力されるように入力信号の波長を変換する。
そして、波長変換装置202−2−1から出力された信号は、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の6番目の出力ポートから出力され、第3の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−3の6番目の入力ポートに入力される。
次に、6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−3の6番目の入力ポートに入力された光信号は、1番目の出力ポートから出力され、第3の通信ノード装置にある受信ポート204−2で受信される。
ここで、上記受信ポート204−2と対を成す送信ポート203−1から送出される信号は、第3の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−3の2番目のポートに接続されている波長変換装置202−3−2に入力される。
一方、波長変換装置202−3−2においては、6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−3の入出力特性に基づき、所望の出力ポート、すなわち図4においては6番目の出力ポートから出力されるように、入力信号の波長を変換する。
これにより、波長変換装置202−3−2から出力された信号は、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−3の6番目の出力ポートから出力され、第2の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の6番目の入力ポートに入力される。
6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の6番目の入力ポートに入力された光信号は、2番目の出力ポートから出力され、第2の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の1番目のポートに接続されている波長変換装置202−2−2に入力される。
そして、波長変換装置202−2−2においては、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の入出力特性に基づき、所望の出力ポート、すなわち図4においては5番目の出力ポートから出力されるように入力信号の波長を変換する。
これにより、波長変換装置202−2−2から出力された信号は、前記6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−2の5番目の出力ポートから出力され、第1の6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の5番目の入力ポートに入力される。
6入力6出力のアレイ導波路回折格子201−1の5番目の入力ポートに入力された光信号は、2番目の出力ポートから出力され、前記送信ポート203−1と対を成す受信ポート204−1で受信される。
以上のようにして、隣接していない通信ノード装置間に光パスを設けることができる。
ここで前記アレイ導波路回折格子201−2では、出力ポートを波長変換装置に直結していることで、アレイ導波路回折格子201−2に接続されている第2の通信ノード装置では、信号の送受信を行っておらず、第2の通信ノード装置をバイパスする機能が実現できている。
なお、波長変換装置202−1−1,202−2−1,202−2−2,202−3−2各々のの出力波長を変更し、6入力6出力のアレイ導波路回折格子201の異なるポートから信号を出力するようにすれば、別の通信ノード装置間に光パスを設けることができる。
ところで、アレイ導波路回折格子の入出力特性により、一組として取り扱う2n−1番目と2n番目(nは1以上N以下の整数)の入力ポートから入力された光信号は、別のアレイ導波路回折格子において、必ず2n−1番目と2n番目の出力ポートから出力されるため、異なるnの入出力ポートとの間で、信号が干渉することは無い。
このため、全てのnに対して個別にアレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目の入出力ポート間に形成される光パスを管理することができる。この際、同じ波長変換装置、あるいは同じ受信ポートに2つ以上の信号が入力されないように、波長変換装置の出力波長を設定すれば良い。
この条件下で、波長変換装置の出力する波長を任意に選択することで、途中の通信ノード装置をバイパスする機能を有しながら、通信ノード装置間を結ぶ光パスを変更可能なネットワークを形成することができる。
次に、本発明の光通信ネットワークシステムを管理する方法を説明する。
図14は本第1の実施形態の制御を行う、制御系の構成を示すものである。図14において、11−1から11−6は送受信装置制御装置であり、13は接続関係管理サーバであり、14は通信回線(ネットワーク)であり、202−1−1から202−1−4、202−2−1から202−2−4、202−3−1から202−3−4、202−4−1から202−4−4、202−5−1から202−5−4、202−6−1から202−6−4は各々波長変換装置であり、201−1から201−6は6入力6出力のアレイ導波路回折格子である。
送受信装置制御装置11−1〜11−6は、通信回線14を介して、それぞれ波長変換装置202−1−1〜202−1−4各々に、202−2−1〜202−2−4各々に、202−3−1〜202−3−4各々に、202−4−1〜202−4−4各々に、202−5−1〜202−5−4各々に、202−6−1〜202−6−4各々に、それぞれ接続されており、各波長変換装置への出力波長制御信号、出力のオン・オフ制御信号を送信し、波長変換装置の制御をそれぞれ行う。
この各波長変換装置の制御信号は、接続関係管理サーバ13から送られてくる別の制御信号に基づいて、送受信装置制御装置11−1〜11−6の各々で生成される。
そして、接続関係管理サーバ13は、後述するように、アレイ導波路回折格子201−1〜201−6各々の接続関係の管理を行う。
そのために、接続関係管理サーバ13は、送受信制御装置11−1〜11−3と通信回線14を介して接続され、制御信号を送受信する。
また、図15に接続関係管理サーバ13の内部構成を示した。接続関係管理サーバ13は主として、プロセッサ部3010、記憶媒体3030、及び制御信号入出力インタフェース3020から構成されている。本第1の実施形態においては、記憶媒体3030の構成にメモリを用いるが、記憶媒体としては情報の読み取り、書き込みができるものであればよい。
そして、接続関係管理サーバ13は、図16に示すテーブルにおける、アレイ導波路回折格子間を結ぶ光ファイバの接続関係を保持するデータベース、アレイ導波路回折格子の入出力特性を保持するデータベース、各アレイ導波路回折格子に接続されている波長変換装置の出力波長・出力のオン・オフ状態・入力信号を保持するデータベース、設定済みの経路で使用している波長変換装置を保持するデータベースを、接続された記憶装置である記憶媒体3030中に有する。
特に、各波長変換装置の出力波長・出力のオン・オフ状態は、アレイ導波路回折格子各々の同じ番号の入力ポートに接続されている波長変換装置をまとめて、それぞれ別々の上記データベースを作成・保持する。
そして、接続関係管理サーバ13においては、これらデータベースを基に各通信ノード装置間のパスの増設、開放に際し、各アレイ導波路回折格子に接続されている、どの波長変換装置を制御すべきかを、接続関係管理サーバ13のプロセッサ部3010において判断する。
上記判断した結果は、制御信号入出力インタフェース3020を介して、送受信装置制御装置11−1〜11−6に制御信号を送信し、所望の光パスを増設、開放できるように波長変換装置を制御する。
次に、図16はデータベースの一例を示すものである。
データベースのうち、図16(a)はアレイ導波路回折格子間を結ぶ光ファイバの接続関係を保持するデータベースである。通信ノード装置Aと通信ノード装置Bに属するアレイ導波路回折格子の間が光ファイバで直接接続されていなければ、データベースのA行B列とB行A列に未接続を意味する「X」を保持する。 また、通信ノード装置Aと通信ノード装置Bに属するアレイ導波路回折格子の間がポートCを介して光ファイバで直接接続されていれば、データベースのA行B列とB行A列にポートCを介して接続されていることを示す「C」を保持する。
そして、図16においては、ポート5を介して、ノード1とノード2に属するアレイ導波路回折格子、ノード3とノード5に属するアレイ導波路回折格子、ノード4とノード6に属するアレイ導波路回折格子が接続されていて、ポート6を介して、ノード1とノード4に属するアレイ導波路回折格子、ノード2とノード3に属するアレイ導波路回折格子、ノード5とノード6に属するアレイ導波路回折格子が接続されている場合のデータベースが示されている。
また、データベースのうち、(b)はアレイ導波路回折格子の入出力特性を保持するデータベースである。
図16では、アレイ導波路回折格子のa番目の入力ポートに波長λ(a+b−1)の信号を入力すると、アレイ導波路回折格子のb番目の出力ポートに出力されるという入出力特性の場合のデータベースが示されている。
データベースのうち、(c)は各アレイ導波路回折格子に接続されている波長変換装置の出力波長・出力のオン・オフ状態を保持するデータベースである。本データベースは、波長変換装置のうち、アレイ導波路回折格子の同じ番号の入力ポートに接続されている波長変換装置をまとめて、それぞれ別々のデータベースを設けている。
(c)の各データベースのうち、7行目は注目する波長変換装置が接続されている、アレイ導波路回折格子の入力ポートの番号を保持する。
データベースの1列目は波長変換装置の属する通信ノード装置の番号を保持する。
2列目は、波長変換装置の状態を保持する。すなわち、当該通信ノード装置に属する波長変換装置がオフ状態のときには「OFF」を保持し、オン状態の時には「出力波長の波長番号」を保持する。
3列目は、波長変換装置の入力信号の種類を保持する。すなわち、当該通信ノード装置に属する波長変換装置への入力信号が、通信ノード装置の出力信号である場合は「X」を保持する。
また、当該通信ノード装置に属する波長変換装置への入力信号が、波長変換装置が接続されている入力ポートの番号と同じ番号のアレイ導波路回折格子の出力ポートの出力信号である場合は「loop」を保持する。
図16においては、アレイ導波路回折格子のポート(Port)1に接続されている波長変換装置のうち、1、2、3、5番目の通信ノード装置に属する波長変換装置がオフ状態で、4番目の通信ノード装置に属する波長変換装置がλ5の波長を出力していて、6番目の通信ノード装置に属する波長変換装置がλ6の波長を出力している状態を示している。
同時に1、3、4、5番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は通信ノード装置の出力信号が入力されていて、2、6番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は、それぞれの接続されているアレイ導波路回折格子の1番目の出力ポートの出力信号が入力されている場合が示されている。
また、アレイ導波路回折格子のポート2に接続されている波長変換装置のうち、1、2、3、4番目の通信ノード装置に属する波長変換装置がオフ状態で、5番目の通信ノード装置に属する波長変換装置がλ7の波長を出力していて、6番目の通信ノード装置に属する波長変換装置がλ6の波長を出力している状態を示している。
同時に1、3、4、5番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は通信ノード装置の出力信号が入力されていて、2、6番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は、それぞれの接続されているアレイ導波路回折格子の2番目の出力ポートの出力信号が入力されている場合が示されている。
アレイ導波路回折格子のポート3に接続されている波長変換装置は全てオフ状態であることを示されている。
同時に1、2、4、6番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は、通信ノード装置の出力信号が入力されている。
また、3及び5番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は、それぞれの接続されているアレイ導波路回折格子の3番目の出力ポートの出力信号が入力されている場合が示されている。
アレイ導波路回折格子のポート4に接続されている波長変換装置は全てオフ状態であることを示されている。
同時に1、2、4、6番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は通信ノード装置の出力信号が入力されている。
また、3及び5番目の通信ノード装置に属する波長変換装置は、それぞれの接続されているアレイ導波路回折格子の4番目の出力ポートの出力信号が入力されている場合が示されている。
データベースのうち、図16(d)は設定済みの経路で使用している波長変換装置を保持するデータベースである。
1列目に当該経路の始点と終点に当たる通信ノード装置の番号、2列目に当該経路の経由する通信ノード装置の番号、3列目に当該経路で使用する波長変換装置の属する通信ノード装置の番号と、接続されているアレイ導波路回折格子のポート番号が保持されている。
図16において、設定済みの経路が1つ存在し、その経路は通信ノード装置4と通信ノード装置5が通信ノード6を経由して接続されており、アレイ導波路回折格子の1番目のポートに接続されている、通信ノード装置4に属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子の1番目のポートに接続されている、通信ノード装置6に属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子の2番目のポートに接続されている、通信ノード装置5に属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子の2番目のポートに接続されている、通信ノード装置6に属する波長変換装置と、が使用されている場合のデータベースが示されている。
接続関係管理サーバ13による通信ノード装置間の接続関係の管理においては、「新たな通信ノード間の接続関係を確立する場合」と、「既存の通信ノード間の接続関係を停止させる場合」にデータベースの参照、変更を行い、通信回線14を介して送受信装置制御装置11−1〜11−6各々を制御する。
まず、新たに通信ノード装置αと通信ノード装置βを接続する必要が生じた場合の接続関係管理サーバ13の動作を説明する。
ここで、通信ノード装置αと通信ノード装置βを接続する必要を生じさせる原因は、例えば、本発明の光通信ネットワークシステムの管理者のコンソールから、接続関係管理サーバ13のプロセッサ部3010に与える接続指示である。
このとき、接続関係管理サーバ13は、まず図16(a)のデータベースにおいて、α行β列とβ行α列の要素が「X」でない値「Y」であることの確認を行う。
そして、接続関係管理サーバ13は、α行β列とβ行α列の要素が「X」であった場合は、接続不能である旨を管理者に通知する。
次に、接続関係管理サーバ13は、図16(c)のデータベースのなかから、7行目に記載のポートの番号が奇数2n−1と偶数2nである2つのデータベースにおいて、一方のα行の2列目の要素が「OFF」であり、他方のβ行の2列目の要素が「OFF」であり、両方のデータベースのα行とβ行の3列目の要素が共に「X」であるデータベースを検索する。
このとき、α行の2列目の要素が「OFF」であるデータベースの7行目に記載のポート番号をαα、β行の2列目の要素が「OFF」であるデータベースの7行目に記載のポート番号をββとする。
そして、接続関係管理サーバ13は、複数のデータベースが検索された場合、何らかの方法で検索結果を1つに絞る。
この検索結果を絞る方法としては、例えば、得られた検索結果のうち、ααが最も小さいものとするなどの方法がある。また、検索結果が得られなかった場合には、接続不能である旨を管理者に通知する。
これにより、接続関係管理サーバ13は、検索の結果を基に制御信号を、対応する送受信装置制御装置に各々送り、送受信装置制御装置を介して、各波長変換装置を制御する。
具体的には、接続関係管理サーバ13は、通信ノード装置αに属し、アレイ導波路回折格子のαα番目のポートに接続されている波長変換装置をオン状態にする制御信号と、信号光がY番目のポートから出力されるように図16(b)のデータベースを参照し、出力波長をλ(αα+Y−1)にするための制御信号を、送受信装置制御装置に生成させるための信号を送る。
同時に、接続関係管理サーバ13は、図16(c)のデータベースで、7行目に記載のポート番号がααであるデータベースのα行の2列目の要素を、λ(αα+Y−1)に変更する。
また、接続関係管理サーバ13は、通信ノード装置βに属し、アレイ導波路回折格子のββ番目のポートに接続されている波長変換装置をオン状態にする制御信号と、信号光がY番目のポートから出力されるように図16(b)のデータベースを参照し、出力波長をλ(ββ+Y−1)にするための制御信号を、送受信装置制御装置に生成させるための信号を送る。
同時に、接続関係管理サーバ13は、図16(c)のデータベースで、7行目に記載のポート番号がββであるデータベースのβ行の2列目の要素を、λ(ββ+Y−1)に変更する。
そして、最後に、接続関係管理サーバ13は、図16(d)のデータベースの空いている行の1列目に通信ノード装置αと通信ノード装置β、3列目にアレイ導波路回折格子のαα番目のポートに接続され、通信ノード装置αに属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子のββ番目のポートに接続され、通信ノード装置βに属する波長変換装置を示す情報を記入する。
次に、新たに通信ノード装置αと通信ノード装置βを通信ノード装置γを経由して接続する必要が生じた場合の接続関係管理サーバ13の動作を説明する。
ここで、通信ノード装置αと通信ノード装置βを通信ノード装置γを経由して接続する必要を生じさせる原因は、例えば、本発明の光通信ネットワークシステムの管理者のコンソールから、接続関係管理サーバ13のプロセッサ部3010に与える接続指示である。
このとき、接続関係管理サーバ13は、まず図16(a)のデータベースにおいて、α行γ列とγ行α列の要素が「X」でない値「Y」であり、γ行β列とβ行γ列の要素が「X」でない値「Z」であることの確認を行う。少なくともどちらかが「X」であった場合は、接続不能である旨を管理者に通知する。
そして、接続関係管理サーバ13は、図16(c)のデータベースにおいて、7行目に記載のポートの番号が奇数2n−1と偶数2nである2つのデータベースにおいて、一方のα行の2列目の要素とγ行の2列目の要素が「OFF」であり、他方のβ行の2列目の要素とγ行の2列目の要素が「OFF」であり、両方のデータベースのα行とβ行の3列目の要素が共に「X」であり、両方のデータベースのγ行の3列目の要素が共に「loop」であるデータベースを検索する。
このとき、α行の2列目の要素とγ行の2列目の要素が「OFF」であるデータベースの7行目に記載のポート番号をαα、β行の2列目の要素とγ行の2列目の要素が「OFF」であるデータベースの7行目に記載のポート番号をββとする。
そして、接続関係管理サーバ13は、複数のデータベースが検索された場合、何らかの方法で検索結果を1つに絞る。
この検索結果を絞る方法としては、例えば、得られた検索結果のうち、ααが最も小さいものとするなどの方法がある。
また、接続関係管理サーバ13は、検索結果が得られなかった場合には、接続不能である旨を管理者に通知する。
そして、接続関係管理サーバ13は、検索の結果を基に、制御信号を送受信装置制御装置に送り、波長変換装置を制御する。
具体的には、接続関係管理サーバ13は、通信ノード装置αに属し、アレイ導波路回折格子のαα番目のポートに接続されている波長変換装置をオン状態にする制御信号と、信号光がY番目のポートから出力されるように、図16(b)のデータベースを参照し、出力波長をλ(αα+Y−1)にするための制御信号を、送受信装置制御装置に生成させるための信号を送る。
そして、接続関係管理サーバ13は、同時に、図16(c)のデータベースで、7行目に記載のポート番号がααであるデータベースのα行の2列目の要素を、λ(αα+Y−1)に変更する。
また、接続関係管理サーバ13は、通信ノード装置βに属し、アレイ導波路回折格子のββ番目のポートに接続されている波長変換装置をオン状態にする制御信号と、信号光がZ番目のポートから出力されるように、図16(b)のデータベースを参照し、出力波長をλ(ββ+Z−1)にするための制御信号を、送受信装置制御装置に生成させるための信号を送る。
そして、接続関係管理サーバ13は、同時に、図16(c)のデータベースで、7行目に記載のポート番号がββであるデータベースのβ行の2列目の要素を、λ(ββ+Z−1)に変更する。
さらに、接続関係管理サーバ13は、通信ノード装置γに属しているアレイ導波路回折格子において、αα番目のポートに接続されている波長変換装置をオン状態にする制御信号と、信号光がZ番目のポートから出力されるように、図16(b)のデータベースを参照し、出力波長をλ(αα+Z−1)にするための制御信号と、ββ番目のポートに接続されている波長変換装置をオン状態にする制御信号と、信号光がY番目のポートから出力されるように、図16(b)のデータベースを参照し、出力波長をλ(ββ+Y−1)にするための制御信号を、送受信装置制御装置に生成させるための信号を送る。
そして、接続関係管理サーバ13は、同時に、図16(c)のデータベースで、7行目に記載のポート番号がααであるデータベースのγ行の2列目の要素を、λ(αα+Z−1)に変更し、図16(c)のデータベースで、7行目に記載のポート番号がββであるデータベースのγ行の2列目の要素を、λ(ββ+Y−1)に変更する。
最後に、接続関係管理サーバ13は、図16(d)のデータベースの空いている行の1列目に通信ノード装置αと通信ノード装置β、2列目に通信ノード装置γ、3列目にアレイ導波路回折格子のαα番目のポートに接続され、通信ノード装置αに属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子のββ番目のポートに接続され、通信ノード装置βに属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子のαα番目のポートに接続され、通信ノード装置γに属する波長変換装置と、アレイ導波路回折格子のββ番目のポートに接続され、通信ノード装置γに属する波長変換装置を示す情報を記入する。
最後に、既存の通信ノード間の接続関係を停止させる場合の動作を示す。
まず、接続関係管理サーバ13は、図16(d)のデータベースの1列目と2列目に記載の情報を用いて、停止させる接続関係に対応する行を検索する。複数の行が検索された場合は、何らかの方法で検索結果を1つに絞る。
この検索結果を絞る方法としては、例えば得られた検索結果のうち、行番号が最も小さいものとするなどの方法がある。
接続関係管理サーバ13は、検索の結果を基に制御信号を送受信装置制御装置に送り、波長変換装置を制御する。
すなわち、接続関係管理サーバ13は、検索結果の3列目に保持されている波長変換装置の出力を停止するための制御信号を、送受信装置制御装置に生成させるための信号を送る。
また、接続関係管理サーバ13は、同時に、対応する図16(c)のデータベースの2列目の値を「OFF」に変更し、最後に、図16(d)のデータベースの検索結果となった行の記載を消去する。
以上のようにして通信ノード間の接続関係を管理することができる。なお、通信ノード間の接続関係の管理方法は、厳密に本特許の形態に従う必要はなく、同様の機能が実現できていればよく、そのような方法も本特許に含まれる。
<第2の実施形態>
図5は、本発明の第2の実施形態を説明する図であり、本発明の光通信ネットワークシステムにおける、各通信ノード装置及び、光通信用のインタフェース装置の構造を示す図である。
図5において、101は6入力6出力のアレイ導波路回折格子であり、102−a(aは1≦a≦4の整数)は波長変換装置であり、103−b(bは1≦b≦4の整数)は通信ノード装置の送信ポートであり、104−bは通信ノード装置の受信ポートであり、105−aは1入力2出力の光スイッチであり、106−aは2入力1出力の光スイッチである。
第2の実施形態は、上述した第1の実施形態において、
A、6入力6出力のアレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(nは1≦n≦Nの範囲の整数)の入出力ポートを一組として取り扱い、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−(2n−1)に、2n−1番目の出力ポートの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2nに、2n番目の出力ポートの出力光が入力されている。
B、6入力6出力のアレイ導波路回折格子の2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−(2n−1)に、前記通信ノード装置の第1の送信ポート103−x(xは整数)から信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポート104−xに、2n番目の出力ポートから信号が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2nに、該通信ノード装置の第2の送信ポート103−y(yはxと異なる整数)から信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポート104−yは、2n−1番目の出力ポートから信号が入力されている。
のAまたはBのどちらかの構成であるとしていたところを、光スイッチを用いることで、両者を選択可能にする構成とする。
すなわち、6入力6出力のアレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目の入力ポートと出力ポートとにおいて、2n−1番目の出力ポートの出力光は、1入力2出力光スイッチ105−(2n−1)の入力ポートに接続される。
上記1入力2出力光スイッチ105−(2n−1)の第1の出力ポートは、通信ノード装置の受信ポート104−2nに接続され、上記1入力2出力光スイッチ105−(2n−1)の第2の出力ポートは、2入力1出力光スイッチ106−(2n−1)の第1の入力ポートに接続される。
また、2入力1出力光スイッチ106−(2n−1)の第2の入力ポートに、該通信ノード装置の送信ポート103−(2n−1)が接続され、2入力1出力光スイッチ106−(2n−1)の出力ポートに、波長変換装置102−(2n−1)が接続される。
2n番目の出力ポートの出力光は、1入力2出力光スイッチ105−2nの入力ポートに接続される。
1入力2出力光スイッチ105−2nの第1の出力ポートは、該通信ノード装置の受信ポート104−(2n−1)に接続され、前記1入力2出力光スイッチ105−2nの第2の出力ポートは、2入力1出力光スイッチ106−2nの第1の入力ポートに接続される。
そして、2入力1出力光スイッチ106−2nの第2の入力ポートには、該通信ノード装置の送信ポート103−2nが接続され、前記2入力1出力光スイッチ106−2nの出力ポートには、波長変換装置102−2nが接続される。
1入力2出力光スイッチ105−(2n−1)、105−2nと、2入力1出力光スイッチ106−(2n−1)、106−2nは、それぞれ入出力関係が連動し、1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチは第2の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力し、一方、1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチは第1の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力する。
このような構成をとることにより、入力された信号を通信ノード装置で信号を受信するか、通信ノード装置をバイパスするかを、光スイッチの設定により変更することが可能になる。
以上の構成の光通信ネットワークシステムを管理するため、第1の実施形態において示した接続関係管理サーバ13に、本発明の光通信ネットワークシステムの管理者のコンソールから、接続関係管理サーバ13のプロセッサ部3010に与える接続指示に基づいて、各送受信装置制御装置を介して光スイッチの接続を変更するための制御信号を生成する機能を付加する。
この機能により、図16(c)に示したデータベースにおいて、対応するデータベースの3列目の値を「X」と「loop」の間で変更することができる。
この他の構成及び動作は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<第3の実施形態>
図6は、本発明の第3の実施形態を説明する図であり、本発明の光通信ネットワークシステムにおける、各通信ノード装置及び、光通信用のインタフェース装置の構造を示す図である。
図6において、101は6入力6出力のアレイ導波路回折格子であり、102−a(aは1≦a≦4の整数)は波長変換装置であり、103−b(bは1≦b≦4の整数)は通信ノード装置の送信ポートであり、104−bは通信ノード装置の受信ポートであり、107−aは2入力2出力の光スイッチである。
第3の実施形態は、上述した第1の実施形態において、
C、6入力6出力のアレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(nは1≦n≦Nの整数)の入出力ポートを一組として取り扱い、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−(2n−1)には、2n−1番目の出力ポートの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2nには、2n番目の出力ポートの出力光が入力されている。
D、6入力6出力のアレイ導波路回折格子の2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−(2n−1)には、前記通信ノード装置の第1の送信ポート103−x(xは整数)から信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポート104−xは、2n番目の出力ポートから信号が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置102−2nには、該通信ノード装置の第2の送信ポート103−y(yはxと異なる整数)から信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポート104−yは、2n−1番目の出力ポートから信号が入力されている。
のCまたはDのどちらかの構成であるとしていたところを、光スイッチを用いることで、両者を選択可能にする構成とする。
すなわち、アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目の入力ポートと出力ポートにおいて、2n−1番目の出力ポートの出力光は、2入力2出力光スイッチ107−(2n−1)の第1の入力ポートに接続される。
そして、2入力2出力光スイッチ107−(2n−1)の第1の出力ポートは、通信ノード装置の受信ポート104−2nに接続される。
また、2入力2出力光スイッチ107−(2n−1)の第2の入力ポートには、該通信ノード装置の送信ポート103−(2n−1)が接続される。
さらに、2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートは波長変換装置102−(2n−1)に接続される。
また、2n番目の出力ポートの出力光は、2入力2出力光スイッチ107−2nの第1の入力ポートに接続される。2入力2出力光スイッチ107−2nの第1の出力ポートは該通信ノード装置の受信ポート104−(2n−1)に接続される。2入力2出力光スイッチ107−2nの第2の入力ポートには、該通信ノード装置の送信ポート103−2nが接続される。2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートは波長変換装置102−2nに接続される。
そして、2入力2出力光スイッチ107−(2n−1)及び107−2nは、同一の入出力関係により、共に第1の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力し、一方、第1の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力する。
このような構成をとることにより、入力された信号を通信ノード装置で信号を受信するか、通信ノード装置をバイパスするかを、光スイッチの設定で変更することが可能になる。
以上の構成の光通信ネットワークシステムを管理するため、第1の実施形態で示した接続関係管理サーバ13に、本発明の光通信ネットワークシステムの管理者のコンソールから、接続関係管理サーバ13のプロセッサ部3010に与える接続指示に基づいて、送受信装置制御装置を介して光スイッチの接続を変更するための制御信号を生成する機能を付加する。
この機能により、図16(c)に示したデータベースにおいて、対応するデータベースの3列目の値を「X」と「loop」の間で変更することができる。
この他の構成及び動作は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<第4の実施形態>
図7は、本発明の第4の実施形態を説明する図で、本発明の光通信ネットワークシステムにおける、各通信ノード装置及び、光通信用のインタフェース装置の構造を示す図である。
図7において、102−a(aは1≦a≦4の整数)は波長変換装置であり、103−1、103−2は通信ノード装置の送信ポートであり、104−1、104−2は通信ノード装置の受信ポートであり、108は4入力2出力のアレイ導波路回折格子であり、109は2入力4出力のアレイ導波路回折格子である。
ここで、アレイ導波路回折格子108の左側面のポートが入力ポートであり、下側面のポートが出力ポートである。また、アレイ導波路回折格子109の右側面のポートが出力ポートであり、下側面のポートが入力ポートである。
第4の実施形態は、上述した第1の実施形態において、
6入力6出力のアレイ導波路回折格子101の代わりに、入力ポートと出力ポートとが対応するように、すなわち一方のアレイ導波路回折装置の出力ポートと他方のアレイ導波路回折装置の入力ポートとの数が2Nで一致し、かつ一方のアレイ導波路回折装置の入力ポートと他方のアレイ導波路回折装置の出力ポートとの数がMで一致するように、
4入力2出力のアレイ導波路回折格子108と2入力4出力のアレイ導波路回折格子109を有し、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108におけるn番目の入力ポート(nは1≦n≦4の整数)を6入力6出力のアレイ導波路回折格子101におけるn番目の入力ポートとみなし、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108におけるm番目の出力ポート(mは1≦m≦2の整数)を6入力6出力のアレイ導波路回折格子101における4+m番目の出力ポートとみなし、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109におけるm番目の入力ポートを6入力6出力のアレイ導波路回折格子における4+m番目の入力ポートとみなし、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109におけるn番目の出力ポートを6入力6出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなす。
ここで、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108と、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109との入出力特性を図8に示すように、各々のテーブルの列と行との関係を逆とすることにより、バイパス及び他の通信ノード装置との経路とを生成する、入出力ポートの数を対応させられ、第1の実施形態と全く同じ機能を実現することができる。
この他の構成及び動作は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<第5の実施形態>
図9は、本発明の第5の実施形態を説明する図で、本発明の光通信ネットワークシステムにおける、各通信ノード装置及び、光通信用のインタフェース装置の構造を示す図である。
図9において、102−a(aは1≦a≦4の整数)は波長変換装置であり、103−b(bは1≦b≦4の整数)は通信ノード装置の送信ポートであり、104−bは通信ノード装置の受信ポートであり、105−aは1入力2出力の光スイッチであり、106−aは2入力1出力の光スイッチであり、108は4入力2出力のアレイ導波路回折格子であり、109は2入力4出力のアレイ導波路回折格子である。
この他の構成及び動作は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
第5の実施形態は、第2の実施形態において、
6入力6出力のアレイ導波路回折格子101の代わりに、入力ポートと出力ポートとが対応するように、すなわち一方のアレイ導波路回折装置の出力ポートと他方のアレイ導波路回折装置の入力ポートとの数が2Nで一致し、かつ一方のアレイ導波路回折装置の入力ポートと他方のアレイ導波路回折装置の出力ポートとの数がMで一致するように、
4入力2出力のアレイ導波路回折格子108と2入力4出力のアレイ導波路回折格子109を有し、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108におけるn番目の入力ポート(nは1≦n≦4の整数)を6入力6出力のアレイ導波路回折格子101におけるn番目の入力ポートとみなし、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108におけるm番目の出力ポート(mは1≦m≦4の整数)を6入力6出力のアレイ導波路回折格子101における4+m番目の出力ポートとみなし、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109におけるm番目の入力ポートを6入力6出力のアレイ導波路回折格子における4+m番目の入力ポートとみなし、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109におけるn番目の出力ポートを6入力6出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなす。
ここで、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108と、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109との入出力特性を図8に示すように、各々のテーブルの列と行との関係を逆とすることにより、バイパス及び他の通信ノード装置との経路とを生成する、入出力ポートの数を対応させられ、第2の実施形態と全く同じ機能を実現することができる。
この他の構成及び動作は、第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<第6の実施形態>
図10は、本発明の第6の実施形態を説明する図であり、本発明の光通信ネットワークシステムにおける、各通信ノード装置及び、光通信用のインタフェース装置の構造を示す図である。
図10において、102−a(aは1≦a≦4の整数)は波長変換装置であり、103−b(bは1≦b≦4の整数)は通信ノード装置の送信ポートであり、104−bは通信ノード装置の受信ポートであり、107−aは2入力2出力の光スイッチであり、108は4入力2出力のアレイ導波路回折格子であり、109は2入力4出力のアレイ導波路回折格子である。
第6の実施形態は、第3の実施形態において、
6入力6出力のアレイ導波路回折格子101の代わりに、入力ポートと出力ポートとが対応するように、すなわち一方のアレイ導波路回折装置の出力ポートと他方のアレイ導波路回折装置の入力ポートとの数が2Nで一致し、かつ一方のアレイ導波路回折装置の入力ポートと他方のアレイ導波路回折装置の出力ポートとの数がMで一致するように、
4入力2出力のアレイ導波路回折格子108と2入力4出力のアレイ導波路回折格子109を有し、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108におけるn番目の入力ポート(nは1≦n≦4の整数)を6入力6出力のアレイ導波路回折格子101におけるn番目の入力ポートとみなし、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108におけるm番目の出力ポート(mは1≦m≦2の整数)を6入力6出力のアレイ導波路回折格子101における4+m番目の出力ポートとみなし、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109におけるm番目の入力ポートを6入力6出力のアレイ導波路回折格子における4+m番目の入力ポートとみなし、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109におけるn番目の出力ポートを6入力6出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなす。
ここで、4入力2出力のアレイ導波路回折格子108と、2入力4出力のアレイ導波路回折格子109との入出力特性を図8に示すように、各々のテーブルの列と行との関係を逆とすることにより、バイパス及び他の通信ノード装置との経路とを生成する、入出力ポートの数を対応させられ、第3の実施形態と全く同じ機能を実現することができる。
この他の構成及び動作は、第3の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上、第1〜第6の6つの実施形態により、M=2,N=2の場合において、本発明の光通信ネットワークシステムを説明したが、任意のM,Nの規模においても本発明の光通信ネットワークシステムを構築することができることは自明である。
また、各通信ノード装置の送受信ポートとアレイ導波路回折格子のポートとの接続関係は、図1,5,6,7,9,10に示された関係のみに限定されるものではなく、各実施形態と同様の動作が実現される他の接続関係の組合せも、本発明に包含されることも自明である。
本発明の第1の実施形態による光通信用のインターフェース装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるアレイ導波路回折格子の、入力ポートの番号と出力ポートの番号、入力される光信号の波長の関係を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態における、異なる通信ノード装置間に設けられる光パスを説明する概念図である。 本発明の第1の実施形態における、異なる通信ノード装置間に設けられる光パスを説明する概念図である。 本発明の第2の実施形態による光通信用のインターフェース装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態による光通信用のインターフェース装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態による光通信用のインターフェース装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるアレイ導波路回折格子の、入力ポートの番号と出力ポートの番号または入力される光信号の波長との関係を示すテーブル。 本発明の第5の実施形態による光通信用のインターフェース装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態による光通信用のインターフェース装置の構成例を示すブロック図である。 従来の光通信ネットワークを説明するブロック図である。 従来の光通信ネットワークを説明するブロック図である。 従来の光クロスコネクト装置を説明する図である。 本発明の第1の実施形態において、制御を行う制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における、接続関係管理サーバ13の一構成例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態における、接続関係管理装置のデータベースに記憶されるテーブルの一構成例を示す図である。
符号の説明
101、201…アレイ導波路回折格子((2N+M)入力(2N+M出力))
102、202…波長変換装置
103、203…送信ポート(通信ノード装置の送信ポート)
104、204…受信ポート(通信ノード装置の受信ポート)
105…光スイッチ(1入力2出力の光スイッチ)
106…光スイッチ(2入力1出力の光スイッチ)
107…光スイッチ(2入力2出力の光スイッチ)
108…アレイ導波路回折格子(2N入力M出力)
109…アレイ導波路回折格子(M入力2N出力)
1001…通信ノード装置
1002…WDM通信装置
1003…光ファイバ
1004…光クロスコネクト装置
1101…入力光ファイバ
1102…出力光ファイバ
1103…光分波回路
1104…光マトリクススイッチ
1105…光合波回路
11…送受信制御装置
13…接続関係管理サーバ
14…通信回線
3010…プロセッサ部
3020…制御信号入出力インタフェース
3030…記憶媒体

Claims (10)

  1. 各通信ノード装置に光通信用のインタフェース装置がそれぞれ接続され、該光通信用のインタフェース装置間が光ファイバによって接続されている光通信ネットワークシステムにおいて、
    前記光通信用のインタフェースが、(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子を有し(NとMは整数)、
    前記アレイ導波路回折格子の2N+m番目(1≦m≦Mの整数)の出力ポートと入力ポートが、他の光通信用のインタフェース装置が有するアレイ導波路回折格子の2N+m番目の入力ポートと出力ポートに接続されており、
    前記アレイ導波路回折格子の1番目から2N番目までの入力ポートに、入力された信号光を所望の波長に変換して出力する波長変換装置が設けられており、
    前記アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートに関し、
    2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n−1番目の出力ポートからの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n番目の出力ポートの出力光が入力されているか、
    または、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、前記通信ノード装置の第1の送信ポートから信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポートに、2n番目の出力ポートから信号光が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、該通信ノード装置の第2の送信ポートからの信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポートに、2n−1番目の出力ポートからの信号光が入力されている
    ことを特徴とする光通信ネットワークシステム。
  2. アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートにおいて、
    2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、該第1の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第1の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、
    前記第1の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに該通信ノード装置の第1の送信ポートが接続され、該第1の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、
    2n番目の出力ポートの出力光が、第2の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第2の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに、該通信ノード装置の第2の送信ポートが接続され、第2の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、
    前記第1及び第2の1入力2出力光スイッチと、前記第1及び第2の2入力1出力光スイッチは、それぞれ入出力関係が連動し、
    前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第2の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力し、一方、前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第1の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワークシステム。
  3. アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートにおいて、
    2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第1の送信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されていて、
    2n番目の出力ポートの出力光が、第2の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第2の送信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されており、
    前記第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、同一の入出力関係にあり、
    第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、第1の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力し、一方、第1の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワークシステム。
  4. 光通信ネットワークシステムにおいて、前記アレイ導波路回折格子が波長周回性を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光通信ネットワークシステム。
  5. (2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子(NとMは整数)に換え、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子とM入力2N出力のアレイ導波路回折格子を有し、
    2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポート(nは1以上2N以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポートとみなし、
    2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の出力ポート(mは1以上M以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の出力ポートとみなし、
    M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の入力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の入力ポートとみなし、
    M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなして他の構成要素と接続する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光通信ネットワークシステム。
  6. 光通信ネットワークシステムにおける各通信ノード装置間を、光ファイバを介して接続する光通信用のインタフェース装置であり、
    (2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子を有し(NとMは整数)、
    前記アレイ導波路回折格子の2N+m番目(1≦m≦Mの整数)の出力ポートと入力ポートが、他の光通信用のインタフェース装置が有するアレイ導波路回折格子の2N+m番目の入力ポートと出力ポートに接続されており、
    前記アレイ導波路回折格子の1番目から2N番目までの入力ポートに、入力された信号光を所望の波長に変換して出力する波長変換装置が設けられており、
    前記アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートに関し、
    2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n−1番目の出力ポートからの出力光が入力され、2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、2n番目の出力ポートの出力光が入力されているか、
    または、2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、前記通信ノード装置の第1の送信ポートから信号光が入力され、該通信ノード装置の第1の受信ポートに、2n番目の出力ポートから信号光が入力され、同時に2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に、該通信ノード装置の第2の送信ポートからの信号光が入力され、該通信ノード装置の第2の受信ポートに、2n−1番目の出力ポートからの信号光が入力されている
    ことを特徴とする光通信用のインタフェース装置。
  7. 2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、該第1の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第1の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、
    前記第1の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに該通信ノード装置の第1の送信ポートが接続され、該第1の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、
    2n番目の出力ポートの出力光が、第2の1入力2出力光スイッチの入力ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の1入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが第2の2入力1出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力1出力光スイッチの第2の入力ポートに、該通信ノード装置の第2の送信ポートが接続され、第2の2入力1出力光スイッチの出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続され、
    前記第1及び第2の1入力2出力光スイッチと、前記第1及び第2の2入力1出力光スイッチは、それぞれ入出力関係が連動し、
    前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第2の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力し、一方、前記1入力2出力光スイッチが入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、前記2入力1出力光スイッチが第1の入力ポートに入力された信号光を出力ポートに出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の光通信用のインタフェース装置。
  8. アレイ導波路回折格子の2n−1番目と2n番目(1≦n≦Nの整数)の入力ポートと出力ポートにおいて、
    2n−1番目の出力ポートの出力光が、第1の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが前記通信ノード装置の第2の受信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第1の送信ポートに接続され、第1の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n−1番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されていて、
    2n番目の出力ポートの出力光が、第2の2入力2出力光スイッチの第1の入力ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第1の出力ポートが該通信ノード装置の第1の受信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の入力ポートが該通信ノード装置の第2の送信ポートに接続され、第2の2入力2出力光スイッチの第2の出力ポートが2n番目の入力ポートに接続されている波長変換装置に接続されており、
    前記第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、同一の入出力関係にあり、
    第1及び第2の2入力2出力光スイッチが、第1の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力し、一方、第1の入力ポートに入力された信号光を第2の出力ポートに出力しているとき、第2の入力ポートに入力された信号光を第1の出力ポートに出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の光通信用のインタフェース装置。
  9. 光通信ネットワークシステムにおいて、前記アレイ導波路回折格子が波長周回性を有していることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の光通信用のインタフェース装置。
  10. (2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子(NとMは整数)に換え、2N入力M出力のアレイ導波路回折格子とM入力2N出力のアレイ導波路回折格子を有し、
    2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポート(nは1以上2N以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の入力ポートとみなし、
    2N入力M出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の出力ポート(mは1以上M以下の整数)を(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の出力ポートとみなし、
    M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるm番目の入力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子における2N+m番目の入力ポートとみなし、
    M入力2N出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートを(2N+M)入力(2N+M)出力のアレイ導波路回折格子におけるn番目の出力ポートとみなして他の構成要素と接続する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の光通信用のインタフェース装置。
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