JP2005217272A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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泰之 田村
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

【課題】 Hf系のゲート絶縁膜を用いつつ、PBTIとNBTIをいずれも抑制し、且つしきい値電圧Vthの上昇も抑制した半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 第1の領域と、前記第1の領域の上に設けられた第2の領域と、前記第2の領域の上に設けられた第3の領域と、を有し、窒素の濃度は第3の領域でもっとも高く、酸素の濃度は第1の領域で最も高く、シリコンの濃度は第2の領域で最も低く、第1の金属元素の濃度は第2の領域で最も高いゲート絶縁膜を有する半導体装置を提供する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、CMISFET(Complementary Metal-Insulator-Semiconductor Field Effect Transistor)などにおいて、しきい値の増大を抑制しつつ高い信頼性が得られる極薄のゲート絶縁膜を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体集積回路装置の微細化にともない、MIS型半導体素子のサイズも微細化している。次世代半導体装置の目標である65nmノードを実現するためには、酸化膜換算膜厚(EOT)が1.2nm、ゲートリーク電流(Jg)が30A/cmのゲート絶縁膜が必要とされる。これまで、ベースとなる酸化膜にプラズマ酸化膜を用い、ラジカルモードにより窒化する方法が開示されている。さらに、基板へのダメージを低減するために、低エネルギーで低圧のイオンモードで窒化するプロセスが開示され、この方法を適用することによって、EOTが約1.1nmのSiON膜を形成できることが確認されている(非特許文献1)。
またさらに、ゲート絶縁膜の材料として、ハフニウム(Hf)系の高誘電率(high-k)材料を用いることにより、EOTを低くしつつゲートリーク電流をさらに低減できる。特に、HfSiONを用いた場合には、SiONを用いた場合と同程度の高い電子/正孔の移動度が得られる点で有利である(非特許文献2)。
D. Ishikawa et al., IEDM Tech. Dig., p.869, 2002 C. Hobbs, et al., Digests of technical papers 2003 symposium on VLSI Technology, p.9
しかし、ゲート絶縁膜の材料としてHfSiONを用いた場合には、ポリシリコン(多結晶シリコン)からなるゲート電極との間の界面での反応のために、p型FETのしきい値電圧Vthが異常に高くなるという問題がある(非特許文献2)。このようなしきい値電圧の上昇は、high-k材料を用いたFETの集積化に対して大きな妨げとなる。
もうひとつの問題として、Hf系材料によりゲート絶縁膜を形成した場合のPBTI(positive bias temperature instabilities)がある。すなわち、正バイアスを印加した状態で加速劣化試験を実施すると、素子特性が不安定となる現象がみられる。Hf系材料を用いた場合のPBTIは、SiON系の材料を用いた場合とは逆に、NBTI(negative bias temperature instabilities)よりも顕著に表れる傾向がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、その目的は、Hf系のゲート絶縁膜を用いつつ、PBTIとNBTIをいずれも抑制し、且つしきい値電圧Vthの上昇も抑制した半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明によれば、
第1導電型のチャネル領域と、第2導電型のソース領域と、第2導電型のドレイン領域と、が設けられた半導体層と、
前記チャネル領域の上に設けられ、窒素と酸素とシリコンと第1の金属元素とを含有する第1のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜の上に設けられた第1のゲート電極と、
を備え、
前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記窒素の濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層の側で相対的に低く、前記ゲート電極の側で相対的に高く、
前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記酸素の濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層の側で相対的に高く、前記ゲート電極の側で相対的に低く、
前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記シリコンの濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層及び前記ゲート電極の側で相対的に高く、前記半導体層と前記ゲート電極との間において相対的に低く、
前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記第1の金属元素の濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層及び前記ゲート電極の側で相対的に低く、前記半導体層と前記ゲート電極との間において相対的に高いことを特徴とする半導体装置が提供される。
または、本発明によれば、
第1導電型のチャネル領域と、第2導電型のソース領域と、第2導電型のドレイン領域と、が設けられた半導体層と、
前記チャネル領域の上に設けられ、窒素と酸素とシリコンと第1の金属元素とを含有する第1のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜の上に設けられた第1のゲート電極と、
を備え、
前記第1のゲート絶縁膜は、
前記チャネル領域の上に設けられた第1の領域と、
前記第1の領域の上に設けられた第2の領域と、
前記第2の領域の上に設けられた第3の領域と、
を有し、
前記第2の領域における前記窒素の濃度は、前記第1の領域における前記窒素の濃度よりも高く、前記第3の領域における前記窒素の濃度は前記第2の領域における前記窒素の濃度よりも高く、
前記第1の領域における前記酸素の濃度は、前記第2の領域における前記酸素の濃度よりも高く、前記第2の領域における前記酸素の濃度は前記第3の領域における前記酸素の濃度よりも高く、
前記第1の領域及び前記第3の領域における前記シリコンの濃度は、前記第2の領域における前記シリコンの濃度よりも高く、
前記第2の領域における前記第1の金属元素の濃度は、前記第1の領域及び前記第3の領域における前記金属元素の濃度よりも高いことを特徴とする半導体装置が提供される。
ここで、前記第1の領域における前記窒素の濃度は、20原子パーセント以下であるものとすることができる。
また、前記第1の領域における前記酸素の濃度は、60原子パーセント以上であるものとすることができる。
また、前記第3の領域の厚みは、0.4ナノメータ以下であるものとすることができる。
また、前記第1の金属元素は、ハフニウムであるものとすることができる。
一方、本発明によれば、
半導体の上にゲート絶縁膜を介してゲート電極が設けられた半導体装置の製造方法であって、
前記ゲート絶縁膜の製造工程は、
半導体の表面を酸化して酸化層を形成する工程と、
前記酸化層の上に第1の金属元素と、前記半導体を構成する元素と、酸素と、を含有する第1の薄膜を形成する工程と、
前記第1の薄膜を酸素を含有する雰囲気にさらして酸化する工程と、
前記第1の薄膜を窒素を含有する雰囲気にさらして窒化する工程と、
前記第1の薄膜の上に前記半導体を構成する元素と、窒素と、を含む第2の薄膜を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
ここで、前記半導体は、シリコンからなり、前記第1の金属元素は、ハフニウムであるものとすることができる。
本発明によれば、しきい値電圧の上昇やゲートリーク電流の上昇を抑制しつつ、n型MISFETにおけるPBTIとp型MISFETにおけるNBTIをいずれも抑制し、優れた初期特性と、高い信頼性とを両立させることができる。
その結果として、65nmノードに代表されるような超微細・大集積度の半導体装置を実現でき、産業上のメリットは多大である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の一部を例示した模式図である。
すなわち、同図に例示した半導体装置は、MIS型半導体素子であり、シリコン層1と、シリコン層1の上に設けられたゲート絶縁膜2と、ゲート絶縁膜2の上に設けられたゲート電極3と、シリコン層1の表面付近においてゲート絶縁膜2の両側に設けられたソース・ドレイン領域4と、を有する。
そして、本実施形態によれば、ゲート絶縁膜2は、第1の領域2Aと、第2の領域2Bと、第3の領域2Cと、がこの順に積層された構造を有する。これら第1乃至第3の領域2A〜2Cの境界は、必ずしも明瞭である必要はない。但し、以下に詳述するように、ゲート絶縁膜2をその厚み方向に沿ってみたときに観察される独特の組成分布に対応して特定可能な領域である。
図2は、ゲート電極3からシリコン層1に至る深さ方向の組成分布を例示したグラフ図である。
すなわち、同図には、シリコン(Si)、窒素(N)、酸素(O)及びハフニウム(Hf)の組成分布が表されている。なお、図2は、それぞれの元素の深さ方向の濃度の分布の傾向を表したものであり、元素間の組成比は必ずしも現実のものと同一ではない。また、それぞれの元素についての濃度の分布も必ずしも定量的ではない。
以下、各元素の濃度分布について説明する。
まず、窒素(N)の濃度は、(第3の領域2C)>(第2の領域2B)>(第1の領域2A)の順に低い。後に実施例を参照しつつ詳述するように、第3の領域2Cにおける窒素(N)の濃度は60原子パーセント程度とすることができる。一方、第1の領域2Aにおける窒素の濃度は、概ね20原子パーセント以下とすることが望ましい。第2の領域2Bにおける窒素の濃度は、これらの中間的であり、概ね40原子パーセント程度とすることが望ましい。
シリコン層1に隣接した第1の領域2Aにおいて窒素(N)の濃度を低くすることにより、移動度やNBTI(p型MISFETの場合)を改善できる。また、第2の領域2Bにおいて窒素の濃度をある程度高くすることにより、ボロンの抜けや、ゲートリーク特性を改善できる。なおここで、「ボロン抜け」とは、ゲート電極3を構成するp型ポリシリコンゲート電極3に含有されるドーパントのボロンがチャネル1に拡散することをいう。
一方、酸素(O)の濃度は、(第1の領域2A)>(第2の領域2B)>(第3の領域2C)の順に低い。第1の領域2Aにおける酸素(O)の濃度は、概ね60原子パーセント以上とすることが望ましい。第1の領域2Aにおける酸素の濃度を相対的に高くすることにより、移動度やNBTI(p型MISFETの場合)を改善できる。一方、第2の領域2Bにおける酸素の濃度は、40原子パーセント以下とすることが望ましく、第3の領域2Cにおける酸素の濃度は、さらに低くすることが望ましい。
シリコン(Si)について見ると、第1の領域2Aと第3の領域2Cでは相対的に高く、第2の領域2Bでは相対的に低い。なお、第1の領域2Aにおけるシリコン(Si)の濃度と第3の領域2Cにおけるシリコン(Si)の濃度との関係に関しては、いずれが相対的に高くてもよい。
例えば、シリコンの濃度は、第1の領域2Aにおいて30原子パーセント程度、第2の領域2Bにおいて15原子パーセント程度、第3の領域2Cにおいて40原子パーセント程度とすることができる。
また、ハフニウム(Hf)について見ると、第1の領域2Aと第3の領域2Cでは相対的に低く、第2の領域2Bでは相対的に高い。なお、第1の領域2Aにおけるハフニウム(Hf)の濃度と第3の領域2Cにおけるハフニウム(Hf)の濃度との関係に関しては、いずれが相対的に高くてもよい。
以上説明した濃度分布を考慮すると、第1乃至第3の領域2A〜2Cは、それぞれ以下の組成を主成分とするということができる。

第3の領域2C : SiN
第2の領域2B : HfSiON
第1の領域2A : SiO

ただし、図2からも分かるように、これら各領域は、互いに隣接する領域(あるいはシリコン層1やゲート電極3)に含まれる元素もある程度含有する場合がある。
一方、第1乃至第3の領域2A〜2Cの厚みについて説明すると、第1の領域2Aは概ね0.5ナノメータ以下、第2の領域2Bは2ナノメータ程度、第3の領域2Cは概ね0.4ナノメータ以下とすることが望ましい。
い。
以上説明したゲート絶縁膜2は、特に第1の領域2Aにおける窒素の濃度と、第3の領域2Cの厚みを抑制することにより、しきい値の増大を抑制しつつ、NBTIとPBTIとをいずれも改善することができる。第1の領域2Aにおける窒素の濃度が高くなると、「ボロン抜け」が抑制されPBTIも改善するが、NBTIが劣化する。また、第3の領域2Cの厚みが増すと、しきい値電圧の上昇や「ボロン抜け」は抑制されるが、NBTIとPBTIが劣化する。
以上説明した独特のゲート絶縁膜2を有する半導体装置は、例えば、相補型のCMISFET(Complementary MISFET)に用いて好適である。
図3は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置により構成したCMISFETの要部断面構造を例示する模式図である。すなわち、同図に表した相補型のCMISFETは、n型MISFET(Metal-Insulator-Semiconductor Field Effect Transistor)20とp型MISFET30とを備える。
本具体例のCMISFETは、同一の半導体基板11の上に形成されたn型のMISFET20と、p型のMISFET30と、を備えている。半導体基板11の表面において、これらトランジスタの間には、例えば、溝に絶縁膜を埋め込んで形成された素子分離領域17が形成されている。
n型MISFET20は、半導体基板11の表面のp型ウェル19上に形成されている。すなわち、n型MISFET20は、p型ウェル19の表面に形成され、p型ウェル19と接合を形成する一対のn型ソース/ドレイン領域21を有する。また、n型MISFET20は、この一対のn型ソース/ドレイン領域21により挟まれ、半導体基板11の上に順次形成されたゲート絶縁膜23及びゲート電極25を有する。ゲート電極25は、ポリシリコンからなる。
一方、半導体基板11の表面に設けられたn型ウェル29の上には、p型MISFET30が形成されている。p型MISFET30は、n型ウェル29の表面に形成され、n型ウェル29と接合を形成する一対のp型ソース/ドレイン領域31を有する。また、p型MISFET30は、この一対のp型ソース/ドレイン領域31により挟まれ、半導体基板11の上に形成されたゲート絶縁膜33及びゲート電極35を有する。ゲート電極35も、ポリシリコンからなる。
なお、図3に表したMISFET20、30は、ゲート側壁絶縁膜27を有するが、これらは省略してもよい。また、図3に表した断面図と垂直な面(図3の紙面垂直方向の断面)の図面とその説明は、CMISFETに共通のものであり当業者に広く知られていることから省略する。
そして、本発明によれば、ゲート絶縁膜23、33として、図1及び図2に関して前述したゲート絶縁膜2と同様のものを用いる。その結果として、しきい値電圧の上昇やゲートリーク電流の上昇を抑制しつつ、n型MISFET20におけるPBTIとp型MISFET30におけるNBTIをいずれも抑制し、優れた初期特性と、高い信頼性とを両立させることができる。
次に、本発明の半導体装置の製造方法について説明する。
図4は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の一部を表したフローチャートである。以下、図1に表した半導体装置を参照しつつ説明する。
まず、ステップS102において、シリコン層1の表面を洗浄し、清浄な表面を露出させる。洗浄方法としては、例えば、濃度5パーセント程度の希フッ酸を用いたウエットエッチングを用いることができる。エッチング時間は、例えば、10秒間程度でもよい。
次に、ステップS104において、シリコン層1の表面を酸化する。酸化の方法としては、いわゆる「ドライ法」でも、「ウエット法」でもよい。例えば、水(HO)を100sccm(standard cubic centimeter per minute)、窒素(N)を2slm(standard liter per minute)流して、100パスカルの圧力で、650℃、10分間程度の熱酸化処理を実施すると、厚み0.5ナノメータ程度の熱酸化膜を形成できる。
次に、ステップS106において、HfSiOを堆積する。具体的には、例えば、MOCVD(metal-organic chemical vapor deposition)法により、280℃で、Hf(t−OCを0.5ccm(液体)を気化して導入する。この時、He(キャリアガス)を1slm、Siを1slm、Nを0.87slmをそれぞれ流し、10パスカルで10分間程度保持すると、厚み2ナノメータ程度のHfSiOを堆積できる。この時の組成は、Hf/(Hf+Si)がおよそ60パーセント程度である。
次に、ステップS108において、酸化処理を実施する。具体的には、例えば、10slmの酸素(O)と5sccmの窒素(N)をオゾン発生器を通してチャンバに導入する。チャンバの圧力は100パスカル程度とし、温度は250℃程度にして3分間程度保持する。オゾンOの濃度は、200グラム/Nm程度とするとよい。
次に、ステップS110において、窒化処理を実施する。これにより、HfSiOが窒化されてHfSiONが形成される。具体的には、例えば、アンモニア(NH)雰囲気で加熱する。この時、NHを2slm、窒素を1slm流し、100パスカル程度の圧力で700℃に加熱して10分間程度保持する。この際に、温度は、650℃以上で750℃以下とすることが望ましい。650℃よりも低い温度では、窒素の導入量が不足するために、ボロン抜けやゲートリーク電流の増大、PBTI(n型MISFETの場合)などの問題が生じやすくなる。また、750℃よりも高い温度では、窒素の導入量が多すぎるため、固定電荷が増加し、移動度が低下したりNBTI(p型MISFETの場合)などの問題が生じやすくなる。
次に、ステップS112においてSiNを堆積する。具体的には、例えば、CVD法により周期的にガスを供給して堆積する。例えば、圧力133パスカル、温度450℃において、以下の一連の工程を繰り返す。

(1)SiCl=15sccm、N=0.6slm、10秒間
(2)N=0.6slm、1分間
(3)NH=0.45slm、N=150sccm、20秒間
(4)N=0.6slm、1分間

以上の工程を5〜15サイクル繰り返すことにより、0.4ナノメータ程度の窒化シリコン膜を堆積できる。サイクル数が少ないと、窒化シリコン膜が薄く、いわゆる「フェルミレベル・ピニング(Fermi-level-pinning)効果」やボロン抜けなどの問題が生ずる場合がある。また、サイクル数が多すぎると窒化シリコンが厚くなり、BT特性が劣化する場合がある。
次に、ステップS114においてゲート電極3を堆積する。具体的には、例えば、620℃程度において厚み150ナノメータ程度のポリシリコン膜を堆積する。
以上説明した一連の工程を実施することにより、図1及び図2に関して前述したような独特の組成分布を有するゲート絶縁膜2を形成できる。
以下、本発明者が実施した試作例を参照しつつ、本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明する。
本試作例においては、ウエル領域の形成とパンチスルー・ストッパ(punch-through stopper)のためのイオン注入の工程の後に、カウンター・イオン注入(counter implantation)を実施して、p型FETにおけるしきい値電圧Vthを低下させた。図4のステップS104に関して前述した酸化処理の後に、ステップS106に関して前述したように、MOCVD法によりHfSiOを堆積した。しかる後に、ステップS108及びS110に関して前述したように、Oによる酸化処理と、NHによる窒化処理を同一のチャンバ内で実施した。窒化処理(ステップS110)においては、第1の領域2Aに導入される窒素の量の影響を調べるために、NH3窒化処理を600℃と700℃でそれぞれ実施した。
しかる後に、ステップS112に関して前述したように、CVD法により薄膜のSiN膜を堆積した。10サイクルの堆積を実施した時、EOTの増加は0.2ナノメータであった。ここでは、10サイクルおよび20サイクルの堆積をそれぞれ実施した。このようにして形成されたSiN/HSiON積層構造のEOTは、およそ1.5ナノメータであった。
この後の工程は、SiONゲート絶縁膜を用いる場合と同一となるように通常のCMOS形成のプロセスフローを採用した。ソース・ドレイン領域の活性化のためのアニール温度は、最高で1050℃とした。
図5は、このようにして形成されたゲート断面構造を表すTEM(transmission electron microscopy:透過型電子顕微鏡)写真である。シリコン層(Si substrate)1と、第1の領域(Interfacail oxide)2Aと、第2の領域(HfSiON)2Bと、第3の領域(Capped-SiN)2Cと、ゲート電極(Poly-crystalline Si)3が、それぞれ観察される。
また、本発明者は、比較例として、第3の領域2Cを設けないMISFETも形成した。
以下、このようにして試作したMISFETの特性について説明する。
図6は、n型MISFETにおけるゲートキャパシタのC−V特性を表すグラフ図である。
また、図7は、p型MISFETにおけるゲートキャパシタのC−V特性を表すグラフ図である。
また、図8は、それぞれのサンプルにおけるフラットバンド電圧Vfbの変化を表すグラフ図である。
なお、これらの図においては、第3の領域2Cと第2の領域2Bとを有するサンプル(SiN/HfSiON)と、比較例(HfSiON)のゲートスタックの構造のデータをそれぞれ表した。
比較例(HfSiON)の場合、n型MISFETのVfbとp型MISFETのVfbの差は小さい。これに対して、サンプル(SiN/HfSiON)においては、n型とp型との間でVfbの差は、およそ0.3ボルトであり、比較例の場合よりも大きい。
これは、第3の領域(SiN)2Cがフェルミレベル・ピニングを抑制していることを意味している。
図9は、参考例として形成したSiN/SiO積層構造における窒素と水素の深さ方向の濃度分布を表すグラフ図である。なおこのデータは、2次イオン質量分析法(secondary ion mass spectroscopy)により取得した。図9から、大量の水素原子がSiN層に取り込まれていることが分かる。このような過剰の水素が、SiN/HfSiON積層構造において、BTIによるチャージトラップを引き起こしていると考えられる。
図10は、p型MISFETにおけるNBT(negative bias temperature)ストレス試験での寿命(lifetime)を表すグラフ図である。
また、図11は、n型MISFETにおけるPBT(positive bias temperature)ストレス試験での寿命を表すグラフ図である。なお、これらの試験における温度は125℃とした。
第3の領域(SiN)2Cを厚く形成したサンプル(20 cycles)は、第3の領域(SiN)2Cを薄く形成したサンプル(10 cycles)と比べて、NBTとPBTのいずれにおいても、寿命が短かい。また、PBT加速試験における寿命は、NBT加速試験における寿命よりもはるかに短い。1/Vgに対する寿命の依存性の傾斜は、PBTとNBTとで異なる。また、NH3窒化処理(ステップS110)において600℃で実施したものと700℃で実施したものを比較すると、逆転している。
これらの結果から、NBT加速試験とPBT加速試験とでは、素子の劣化のメカニズムが異なるものと考えられる。
図12は、p型MISFETについて10秒間のNBT加速試験を実施した後におけるチャージ・ポンピング電流(charge pumping current)Icpの増加を表すグラフ図である。
また、図13は、n型MISFETについて10秒間のPBT加速試験を実施した後におけるチャージ・ポンピング電流Icpの増加を表すグラフ図である。
NBT加速試験の場合、界面準位の増加は、3種類のSiN/HfSiON積層構造において殆ど同一であり、図10に表したNBT寿命の結果と一致しない。
これに対して、700℃でNH窒化処理を実施した比較例のIcpの増加は、n型MISFETのPBT加速試験において明らかに小さい。すなわち、高い温度でNH窒化処理したサンプルにおいては、界面準位の生成が抑制されるために、PBT寿命が改善されるということができる。この現象は、SiONゲートスタックを有するn型FETにおけるホットキャリア(hot carrier)劣化と類似している。
以上説明した試作例において、SiN/HfSiONゲートスタックを有するサンプル(700℃においてNH窒化処理、10サイクルのCVDによりSiN膜を形成)のトランジスタは、NBT加速試験においても、PBT加速試験においても良好な結果を示した。
図14は、しきい値電圧Vthのロール・オフ(roll-off)を表すグラフ図である。
n型MISFETとp型MISFETにおいて、ほぼ対称的なしきい値電圧Vthが得られていることが分かる。
図15は、n型MISFETにおける1.1ボルトでのIon−Ioff特性を表すグラフ図である。
また、図16は、p型MISFETにおける1.1ボルトでのIon−Ioff特性を表すグラフ図である。
Ioffが20pA/μmの時のIonは、n型MISFETの場合には350μA/μmであり、p型MISFETの場合には130μA/μmであった。
図17は、反転領域における実効電界に対する電子の移動度の依存性を表すグラフ図である。
また、図18は、反転領域における実効電界に対する正孔の移動度の依存性を表すグラフ図である。
これらのグラフに表した移動度は、SiOの場合のおよそ80パーセントである。p型MISFETの場合、前述したカウンターイオン注入がキャリアの移動度を改善している。これはすなわち、Vthのロールオフ特性は劣化することなく、埋め込み型チャネルが形成されていることを意味する。
図19は、EOTに対してゲートリーク電流をプロットしたグラフ図である。同図から、SiN/HfSiONゲートスタック構造においては、SiOゲート構造の場合と比べて、リーク電流が3桁も小さいことが分かる。
図20は、SiN/HfSiONゲートスタック構造を用いた場合のしきい値電圧Vthの分布を表すグラフ図である。同図は、1000個のトランジスタ・アレイを形成した場合の結果を表すが、しきい値電圧Vthの分布は極めて小さいことが分かる。
以上説明したように、第1乃至第3の領域2A〜2Cを有するゲート絶縁膜を設けることより、PBT寿命を改善できる。その理由は、PBT加速試験において、界面準位の形成を抑制できるからであると考えられる。また、第3の領域2Cを設け、またp型MISFETについてカウンターイオン注入を実施することにより、しきい値電圧Vthを対称状にでき、さらにn型MISFETとp型MISFETのいずれについてもチャネルの移動度を高くできる。その結果として、65ノードで低待機消費電力型の半導体装置を実現できる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
例えば、半導体装置の各部の構造や材料、導電型、不純物や、また、薄膜の形成方法、酸化処理、窒化処理の方法や条件については、具体例として前述したもの以外にも、当業者が適宜変更を加えたものについても、本発明の要旨を包含ものは本発明の範囲に包含される。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置及びその製造方法は本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態にかかる半導体装置の一部を例示した模式図である。 ゲート電極3からシリコン層1に至る深さ方向の組成分布を例示したグラフ図である。 本発明の実施の形態にかかる半導体装置により構成したCMISFETの要部断面構造を例示する模式図である。 本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の一部を表したフローチャートである。 本発明者が試作したゲート断面構造を表すTEM(transmission electron microscopy:透過型電子顕微鏡)写真である。 n型MISFETにおけるゲートキャパシタのC−V特性を表すグラフ図である。 p型MISFETにおけるゲートキャパシタのC−V特性を表すグラフ図である。 本発明者が試作したサンプルにおけるフラットバンド電圧Vfbの変化を表すグラフ図である。 参考例として形成したSiN/SiO積層構造における窒素と水素の深さ方向の濃度分布を表すグラフ図である。 p型MISFETにおけるNBT(negative bias temperature)ストレス試験での寿命(lifetime)を表すグラフ図である。 n型MISFETにおけるPBT(positive bias temperature)ストレス試験での寿命を表すグラフ図である。 p型MISFETについて10秒間のNBT加速試験を実施した後におけるチャージ・ポンピング電流(charge pumping current)Icpの増加を表すグラフ図である。 n型MISFETについて10秒間のPBT加速試験を実施した後におけるチャージ・ポンピング電流Icpの増加を表すグラフ図である。 しきい値電圧Vthのロール・オフ(roll-off)を表すグラフ図である。 n型MISFETにおける1.1ボルトでのIon−Ioff特性を表すグラフ図である。 p型MISFETにおける1.1ボルトでのIon−Ioff特性を表すグラフ図である。 反転領域における実効電界に対する電子の移動度の依存性を表すグラフ図である。 反転領域における実効電界に対する正孔の移動度の依存性を表すグラフ図である。 EOTに対してゲートリーク電流をプロットしたグラフ図である。 SiN/HfSiONゲートスタック構造を用いた場合のしきい値電圧Vthの分布を表すグラフ図である。
符号の説明
1 シリコン層
2 ゲート絶縁膜
3 ゲート電極
4 ソース・ドレイン領域
11 半導体基板
17 素子分離領域
19 p型ウェル
20 n型MISFET
21 ドレイン領域
23 ゲート絶縁膜
25 ゲート電極
26 電極
27 ゲート側壁絶縁膜
29 n型ウェル
30 p型MISFET
31 ドレイン領域
33 ゲート絶縁膜
35 ゲート電極
36 電極

Claims (7)

  1. 第1導電型のチャネル領域と、第2導電型のソース領域と、第2導電型のドレイン領域と、が設けられた半導体層と、
    前記チャネル領域の上に設けられ、窒素と酸素とシリコンと第1の金属元素とを含有する第1のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜の上に設けられた第1のゲート電極と、
    を備え、
    前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記窒素の濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層の側で相対的に低く、前記ゲート電極の側で相対的に高く、
    前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記酸素の濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層の側で相対的に高く、前記ゲート電極の側で相対的に低く、
    前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記シリコンの濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層及び前記ゲート電極の側で相対的に高く、前記半導体層と前記ゲート電極との間において相対的に低く、
    前記第1のゲート絶縁膜に含有される前記第1の金属元素の濃度は、前記第1のゲート絶縁膜の厚み方向にみたときに、前記半導体層及び前記ゲート電極の側で相対的に低く、前記半導体層と前記ゲート電極との間において相対的に高いことを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電型のチャネル領域と、第2導電型のソース領域と、第2導電型のドレイン領域と、が設けられた半導体層と、
    前記チャネル領域の上に設けられ、窒素と酸素とシリコンと第1の金属元素とを含有する第1のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜の上に設けられた第1のゲート電極と、
    を備え、
    前記第1のゲート絶縁膜は、
    前記チャネル領域の上に設けられた第1の領域と、
    前記第1の領域の上に設けられた第2の領域と、
    前記第2の領域の上に設けられた第3の領域と、
    を有し、
    前記第2の領域における前記窒素の濃度は、前記第1の領域における前記窒素の濃度よりも高く、前記第3の領域における前記窒素の濃度は前記第2の領域における前記窒素の濃度よりも高く、
    前記第1の領域における前記酸素の濃度は、前記第2の領域における前記酸素の濃度よりも高く、前記第2の領域における前記酸素の濃度は前記第3の領域における前記酸素の濃度よりも高く、
    前記第1の領域及び前記第3の領域における前記シリコンの濃度は、前記第2の領域における前記シリコンの濃度よりも高く、
    前記第2の領域における前記第1の金属元素の濃度は、前記第1の領域及び前記第3の領域における前記金属元素の濃度よりも高いことを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1の領域における前記窒素の濃度は、20原子パーセント以下であることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第1の領域における前記酸素の濃度は、60原子パーセント以上であることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体装置。
  5. 前記第3の領域の厚みは、0.4ナノメータ以下であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 前記第1の金属元素は、ハフニウムであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 半導体の上にゲート絶縁膜を介してゲート電極が設けられた半導体装置の製造方法であって、
    前記ゲート絶縁膜の製造工程は、
    半導体の表面を酸化して酸化層を形成する工程と、
    前記酸化層の上に第1の金属元素と、前記半導体を構成する元素と、酸素と、を含有する第1の薄膜を形成する工程と、
    前記第1の薄膜を酸素を含有する雰囲気にさらして酸化する工程と、
    前記第1の薄膜を窒素を含有する雰囲気にさらして窒化する工程と、
    前記第1の薄膜の上に前記半導体を構成する元素と、窒素と、を含む第2の薄膜を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。


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