JP2005215393A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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彰 米沢
Nobuyuki Miyake
信行 三宅
Shigeru Kato
茂 加藤
Masaki Otsuki
正樹 大槻
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Abstract

【課題】 装着者の動作をトリガーとして、支持部を自動的に前進させたり後退させたりすることができるヘッドマウントディスプレイを提供する。
【解決手段】 図の位置から装着者が6をつかんで、少しディスプレイアーム5を前側に引き出すと、後退限位置センサ13の出力がオンからオフに変わる。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を前進限まで前進させるような指令を出す。ディスプレイアーム5が前進限にあり、表示部6が装着者の目の前にあるとき、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を後方に押し込むと、前進限位置センサ12の出力がオンからオフに変わる。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を後退限まで後退させるような指令を出す。
【選択図】 図3

Description

本発明は、本発明は頭部に装着して映像を観察するヘッドマウントディスプレイに関するものである。
近年、液晶パネル(LCD)等の標示デバイス上に表示された映像を、接眼レンズやハーフミラー等を有する光学系を介して拡大した虚像として観察する眼鏡タイプの映像表示装置が種々提案され、ヘッドマウントディスプレイと呼ばれている。
この映像表示装置は、多くの場合、頭に巻いた形で頭部に装着する構成とされ、両眼に対応する位置に映像表示系を形成した両眼タイプと左右眼の一方の眼に対応する位置に映像表示系を形成した片眼タイプとがある。このうち、両眼タイプのものは、主として映像を楽しむための目的に使用される。片眼タイプのものは、例えばウエアラブルパソコン等の表示装置等や、作業者に指示を表示する表示装置としての使用方法が期待されている。その例として、特開平8−305298号(特許文献1)、特開平10−111470号公報(特許文献2)に記載されるような方式のものが公知となっている。
特開平8−305298号 特開平10−111470号公報
本出願人は、このような公知のヘッドマウントディスプレイ装置とは異なる、全く新しい方式のヘッドマウントディスプレイについて、特願2002−371994号として特許出願を行っている。その発明によれば、頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ本体部は、頭部の後部に装着されて、頭部を挟み込むような弾性を有するリアアームと、リアアームに取り付けられた左右のヘッドホーン(リアアームとヘッドホーンは保持部に対応する)と、画像を表示する表示部と、先端部に表示部を取り付けたディスプレイアーム(支持部)とを主要部として構成されている。
さらに本出願人は、表示部の姿勢を変えることにより、自動的にディスプレイアームが待機位置に後退するような改良発明を行い特願2003−23742号公報として特許出願を行っている。
このようなヘッドマウントディスプレイの1例を図6に示す。なお、図6に示すものは前述のとおり、新しい方式で公知のものではなく、前記特許文献1、特許文献2に記載されているような公知のものとは異なっている。図6は、ヘッドマウントディスプレイを人間が頭部Hに装着した状態を示すものである。ヘッドマウントディスプレイ51のリアアーム52は弾性を有し、その両端部にはヘッドホーン53が取り付けられ、人間の頭部Hを後頭部から挟み込んで、ヘッドマウントディスプレイ51を人間の頭部Hに固定するようになっている。リアアーム52とヘッドホーン53とが保持部を構成している。また、リアアーム52には、収納部54が収納部取付部54aによって取り付けられている。
そして、収納部54には、支持部であるディスプレイアーム55が摺動可能に保持され、矢印に示す方向に後退させることにより収納部54中に収納されるようになっている。ディスプレイアーム55の先端には表示部56が取り付けられている。
表示部56は、実線で示される位置が画像観察位置であり、この位置で画像が観察される。2点鎖線で示される56Aの位置は、待避位置であり、画像を観察しないとき、視野をある程度確保できるような位置とされる。
表示部56の中には図示しない表示部姿勢センサ(マイクロスイッチのようなもの)が取り付けられており、ディスプレイアーム55との位置関係に伴ってオン、オフすることにより、表示部56が画像観察位置にあるか待避位置にあるかが分かるようになっている。
今、表示部56が実線で示される画像観察位置より矢印のように、2点鎖線で示される待避位置56Aに移動させられたとすると、表示部姿勢センサがそれを感知して収納部54の中にある制御部に信号を伝達し、それにより制御部は、ディスプレイアーム55駆動装置を駆動して、ディスプレイアーム55を矢印のように後退させて収納部54中に収納する。ディスプレイアーム55が収納部54中に収納されたときの表示部56の位置を2点鎖線56Bで示す。
しかしながら一方、表示部56の位置調整を、装着者が手で行えるようにしておくことが、装着者によって頭部の形状、保持部の装着状態、眼の位置が異なるため好ましい。さらに、ディスプレイアーム55が後退位置にある場合でも、表示部56の姿勢を手で調整することがある。
このような場合に、装着者が表示部56の位置調整を手で行っているときに、誤って、前記の前進・後退スイッチに触ってしまったり、表示部56を待避位置にしてしまうことがある。その場合に、上記のような自動の支持部後退機能が働くと、使用者が予知しない表示部56の移動が起こり好ましくない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、前述の先願発明とは別の方式により、装着者の動作をトリガーとして、支持部を自動的に前進させたり後退させたりすることができるヘッドマウントディスプレイを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段は、頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたとき、それをトリガーとして、前記支持部を前記第2の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ(請求項1)である。
本手段においては、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えるだけで、それをトリガーとして支持部が第2の位置まで自動的に移動するので、操作が簡単である。又、先願発明に比して、表示部の位置を調整しているときに、意図しないのに支持部が第2の位置に移動するのを防ぐことが可能となる。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、前記移動させる手段は、前記支持部が前記第1の位置にあることを検出する位置検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とするもの(請求項2)である。
前記課題を解決するための第3の手段は、前記1第の手段であって、前記移動させる手段は、前記支持部が前記第1の位置にあることを検出する圧力検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とするもの(請求項3)である。
前記課題を解決するための第4の手段は、頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、前記支持部を駆動するモータの逆起電力を検出する逆起電力検出器を有し、前記モータに駆動電圧がかけられていない状態で、前記モータが、前記支持部を前記第2の位置の方向に移動する方向に回転したときに発生する逆起電力が検出されたとき、前記支持部を前記第2の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ(請求項4)である。
本手段においては、支持部を自動的に第2の位置まで移動させるトリガー信号として特別のセンサを設けず、支持部を駆動するモータの逆起電力を検出して、それをトリガー信号としている。よって、特別のセンサを設ける必要が無く、構成が簡単になる。
前記課題を解決するための第5の手段は、頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたとき、それをトリガーとして、前記支持部を前記第1の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ(請求項5)である。
本手段においては、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えるだけで、それをトリガーとして支持部が第2の位置まで自動的に移動するので、操作が簡単である。又、先願発明に比して、表示部の位置を調整しているときに、意図しないのに支持部が第1の位置に移動するのを防ぐことが可能となる。
前記課題を解決するための第6の手段は、前記第5の手段であって、前記移動させる手段は、前記支持部が前記第2の位置にあることを検出する位置検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とするもの(請求項6)である。
前記課題を解決するための第7の手段は、前記第1の手段であって、前記移動させる手段は、前記支持部が前記第2の位置にあることを検出する圧力検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を前記第1の位置の方向に移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とするもの(請求項7)である。
前記課題を解決するための第8の手段は、頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、前記支持部を駆動するモータの逆起電力を検出する逆起電力検出器を有し、前記モータに駆動電圧がかけられていない状態で、前記モータが、前記支持部を前記第1の位置の方向に移動する方向に回転したときに発生する逆起電力が検出されたとき、前記支持部を前記第1の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ(請求項8)である。
本手段においては、支持部を自動的に第1の位置まで移動させるトリガー信号として特別のセンサを設けず、支持部を駆動するモータの逆起電力を検出して、それをトリガー信号としている。よって、特別のセンサを設ける必要が無く、構成が簡単になる。
本発明によれば、先願発明とは別の方式により、装着者の動作をトリガーとして、支持部を自動的に前進させたり後退させたりすることができる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の例を示す概形図であり、ヘッドマウントディスプレイを人間が頭部Hに装着した状態を示すものである。ヘッドマウントディスプレイ1のリアアーム2は弾性を有し、その両端部にはヘッドホーン3が取り付けられ、人間の頭部Hを後頭部から挟み込んで、ヘッドマウントディスプレイ1を人間の頭部Hに固定するようになっている。リアアーム2とヘッドホーン3とが保持部を構成している。また、リアアーム2には、収納部4が収納部取付部4aによって取り付けられている。
そして、収納部4には、支持部であるディスプレイアーム5が摺動可能に保持され、矢印に示す方向に後退させることにより収納部4中に収納されるようになっている。ディスプレイアーム5の先端には表示部6が取り付けられている。実線で示されているディスプレイアーム5と表示部6の位置が、表示部6を使用しているときの位置(ディスプレイアーム5の第1の位置)であり、2点鎖線で示されている表示部6の位置が、表示部6を使用しないで待機させているときの位置(ディスプレイアーム5の第2の位置)である。
図2に、図1に示すヘッドマウントディスプレイ1の制御系の概要図を示す。なお、以下の説明においては、本欄のうち前出の図面に示された構成要素と同じ構成要素には、同じ符号を付してその説明を省略する。表示部6の中には画像形成装置(例えば2次元カラーLCD)8が設けられ、形成された画像を光学系9により装着者の眼に投影する。
収納部4の中にはディスプレイアーム駆動系11が設けられると共に、ディスプレイアーム5が第1の位置である前進限位置にあることを検出する前進限位置センサ(例えば近接スイッチ)12、ディスプレイアーム5が第2の位置である後退限位置にあることを検出する後退限位置センサ(例えば近接スイッチ)13が設けられている。各センサからの入力は制御系14に入力される。又、収納部4内には画像処理系15が設けられており、画像形成装置8を制御している。制御系14と画像処理系15は外部コントローラ16に接続されている。
図3に、図1に示すヘッドマウントディスプレイ1を頭部Hに装着した状態を上から見た図を示す。図は、ディスプレイアーム5が後退して収納部4の中に収納された状態を示し、ディスプレイアーム5は第2の位置にある。前進限位置センサ12と後退限位置センサ13は金属が近接したことを検出する近接センサであり、図に示すような位置に配置されている。一方、ディスプレイアーム5の後端部には、被検出体となる金属片17が埋め込まれている。図に示した状態では、後退限位置センサ13と金属片17が対面しており、後退限位置センサ13がオン、前進限位置センサ12がオフとなった状態である。ディスプレイアーム5が前進して図1の実線で示すような状態となると、金属片17が前進限位置センサ12に対面し、前進限位置センサ12がオン、後退限位置センサ13がオフの状態となる。
なお、この実施の形態においては、ディスプレイアーム駆動系11はモータ18によりウオーム機構19を介してディスプレイアーム5を駆動するようになっている。すなわち、モータ18が回転するとそのシャフトに直結されたスクリュー19aが回転し、ウオームギア19bが回転する。19bには、円盤20が直結しており、この円盤20が回転すると、その摩擦力によりディスプレイアーム5が前進・後退を行うようになっている。なお、このウオーム機構19の減速比は小さく、装着者がディスプレイアーム5を手で前後に動かした場合に、このウオーム機構19が回転し、モータ18も回転して、容易に動かすことができるようになっている。
今、図3に示すような位置から、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を前側に引き出すと、後退限位置センサ13の出力がオンからオフに変わる。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を前進限(第1の位置)まで前進させるような指令を出す。これにより、ディスプレイアーム5が自動的に前進限位置センサ12の出力がオンとなる前進限まで移動する。
逆に、ディスプレイアーム5が前進限にあり、表示部6が装着者の目の前にあるとき、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を後方に押し込むと、前進限位置センサ12の出力がオンからオフに変わる。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を後退限(第2の位置)まで後退させるような指令を出す。これにより、ディスプレイアーム5が自動的に後退限位置センサ13の出力がオンとなる後退限まで移動する。
なお、上記の例においては、前進限位置センサ12と後退限位置センサ13は近接スイッチを使用しているが、リミットスイッチや光学的センサ等の任意の位置センサを使用することができる。
さらに、ディスプレイアーム5が、前進限位置センサ12がオンとなる位置よりもさらに少しだけ前進できるようにしておき、装着者がディスプレイアーム5をその位置よりもさらに引き出したときに、前進限位置センサ12がオフとなり、制御系14がディスプレイアーム5を後退させるような指令を出すようにしてもよい。同様、ディスプレイアーム5が、後退限位置センサ13がオンとなる位置よりもさらに少しだけ後退できるようにしておき、装着者がディスプレイアーム5をその位置よりもさらに後退させたとき、後退限位置センサ13がオフとなり、制御系14がディスプレイアーム5を前進させるような指令を出すようにしてもよい。
なお、ディスプレイアーム5の断面形状としては、ディスプレイアーム5が回転しないように、角形等円形でないものとすることが一般的に好ましいが、この実施の形態のように、ディスプレイアーム5の位置センサを用いる場合には、検出性能を安定させるために、ディスプレイアーム5が回転しないようにすることが特に好ましく、断面形状は円形でないものとすることが特に好ましい。
図4は、本発明の第2の実施の形態の例を示す概要図であり、ヘッドマウントディスプレイを人間が頭部Hに装着した状態を示すものである。この実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態とは、ディスプレイアーム5の位置センサが異なっているだけであるので、共通の部分の説明を省略し、異なっている部分についてのみ説明する。
すなわち、図4に示す実施の形態においては、ディスプレイアーム5の位置センサとして圧力センサ21、22を使用しているところ、ディスプレイアーム5の後端部がL字状に折れ曲がって、L字状部5aが形成されているところが図3に示した実施の形態と異なっている。
図4に示すように、ディスプレイアーム5が後退限(第2の位置)にあるときは、L字状部5aが、収納部4に設けられた圧力センサ22を押圧している状態になっており、圧力センサ22の出力がオンとなっている。図4に示すような位置から、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を前側に引き出すと、圧力センサ22の出力がオンからオフに変わる。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を前進限(第1の位置)まで前進させるような指令を出す。これにより、ディスプレイアーム5が自動的に前進し、L字状部5aが圧力センサ21を押圧して、圧力センサ21の出力ががオンとなる前進限(第1の位置)まで移動する。
逆に、ディスプレイアーム5が前進限にあり、表示部6が装着者の目の前にあるとき、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を後方に押し込むと、圧力センサ21の出力がオンからオフに変わる。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を後退限(第2の位置)まで後退させるような指令を出す。これにより、ディスプレイアーム5が自動的に後退し、L字状部5aが圧力センサ22を押圧して、圧力センサ22の出力ががオンとなる後退限(第2の位置)まで移動する。
なお、この実施の形態においても、L字状部5aが圧力センサ21、22を確実に押圧するようにするために、ディスプレイアーム5が回転しないようにすることが好ましく、ディスプレイアーム5の断面形状は円形でないことが好ましい。
図5は、本発明の第3の実施の形態の例を示す概要図であり、ヘッドマウントディスプレイを人間が頭部Hに装着した状態を示すものである。この実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態とは、ディスプレイアーム5の位置センサの有無が異なっているだけであるので、共通の部分の説明を省略し、異なっている部分についてのみ説明する。
すなわち、図5に示す第3の実施の形態では、ディスプレイアーム5の位置センサが設けられていない。今、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を前方に引き出すと、モータ18に逆起電力が発生する。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を前進限(第1の位置)まで前進させるような指令を出す。これにより、ディスプレイアーム5が自動的に、ストッパ(図示せず)により停止させられるまで前進する。ディスプレイアーム5がストッパにより停止させられると、モータ18の電流が上昇するので、制御系14はそれを検出して、モータ18の駆動を停止する。
逆に、装着者が表示部6をつかんで、少しディスプレイアーム5を後方に押し込むと、モータ18に逆起電力が発生する。制御系14はそれを検出して、トリガー信号とし、ディスプレイアーム駆動系11にディスプレイアーム5を後退限(第2の位置)まで後退させるような指令を出す。これにより、ディスプレイアーム5が自動的に、ストッパ(図示せず)により停止させられるまで後退する。ディスプレイアーム5がストッパにより停止させられると、モータ18の電流が上昇するので、制御系14はそれを検出して、モータ18の駆動を停止する。
このように、第3の実施の形態においては、特別のセンサを用いないので構造が簡単となると共に、ディスプレイアーム5が前進限と後退限の中間にある位置においても、装着者がディスプレイアーム5を前後に移動させるような力を加えれば、それをトリガーとして、自動的にディスプレイアーム5を前後進させることができる。
本発明の第1の実施の形態の例を示す概形図である。 図1に示すヘッドマウントディスプレイ1の制御系の概要図である。 本発明の第1の実施の形態の例を示す概要図である。 本発明の第2の実施の形態の例を示す概要図である。 本発明の第3の実施の形態の例を示す概要図である。 先願発明のヘッドマウントディスプレイの概要を示す図である。
符号の説明
1…ヘッドマウントディスプレイ、2…リアアーム、3…ヘッドホーン、4…収納部、4a…収納部取付部、5…ディスプレイアーム、6…表示部、8…画像形成装置、11…ディスプレイアーム駆動系、12…前進限位置センサ、13…後退限位置センサ、14…制御系、15…画像処理系、16…外部コントローラ、18…モータ、19…ウオーム機構、19a…スクリュー、19b…ウオームギア、20…円盤、21…圧力センサ、22…圧力センサ、H…頭部

Claims (8)

  1. 頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたとき、それをトリガーとして、前記支持部を前記第2の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 前記移動させる手段は、前記支持部が前記第1の位置にあることを検出する位置検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記移動させる手段は、前記支持部が前記第1の位置にあることを検出する圧力検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第1の位置にあるときに前記支持部を前記第2の位置の方向に移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、前記支持部を駆動するモータの逆起電力を検出する逆起電力検出器を有し、前記モータに駆動電圧がかけられていない状態で、前記モータが、前記支持部を前記第2の位置の方向に移動する方向に回転したときに発生する逆起電力が検出されたとき、前記支持部を前記第2の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  5. 頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたとき、それをトリガーとして、前記支持部を前記第1の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  6. 前記移動させる手段は、前記支持部が前記第2の位置にあることを検出する位置検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とする請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 前記移動させる手段は、前記支持部が前記第2の位置にあることを検出する圧力検出器を有し、この検出器の信号がオンからオフとなったとき、装着者が、前記支持部が第2の位置にあるときに前記支持部を前記第1の位置の方向に移動させるような力を与えたと判断してトリガーとすることを特徴とする請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 頭部に装着するための保持部と、画像表示のための表示部と、前記表示部と前記保持部とを連結する支持部とを有するヘッドマウントディスプレイであって、前記支持部は、前記表示部が装着者の眼前の位置にある第1の位置と、前記表示部が装着者の顔の側面にある第2の位置との間を進退が可能なように構成されており、前記支持部を駆動するモータの逆起電力を検出する逆起電力検出器を有し、前記モータに駆動電圧がかけられていない状態で、前記モータが、前記支持部を前記第1の位置の方向に移動する方向に回転したときに発生する逆起電力が検出されたとき、前記支持部を前記第1の位置まで移動させる手段を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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