JP2005215208A - 利用者の声域を追跡的に分析して演奏キーに反映させる通信カラオケ応用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】歌唱者の声域変化に応じて演奏キーを自動設定できる通信カラオケ応用システムを提供する。
【解決手段】歌唱者の個人IDを取得する手段と個人IDを含む声域情報要求電文をホスト装置に送信する手段とホスト装置から声域情報を取得する手段と声域情報と演奏曲の主旋律音域情報に基づいて演奏キーを調整する手段と演奏曲の主旋律と歌唱者の歌声に基づいて声域を分析する手段と声域分析情報に個人IDを対応付けして記憶する手段と個人IDと声域分析情報をホスト装置に送信する手段を備えたカラオケ演奏装置と、個人IDと声域情報を対応付けして記憶する手段と声域情報要求電文中の個人IDに対応の声域情報をカラオケ演奏装置に返送する手段とカラオケ演奏装置からの声域分析情報を受信して個人ID別に声域分析情報を集約する手段と個人IDごとに集約した声域分析情報に基づいて声域情報を更新する手段を備えたホスト装置を含んでいる。
【選択図】 図7

Description

この発明は、ホスト装置とカラオケ演奏端末とが通信回線を介して適時にデータ通信を行う通信カラオケ応用システムに関する。具体的には、カラオケ演奏装置に設定させる演奏キーを歌唱者の声域に基づいて調整する機能と、歌唱者の声域を分析して出力する機能とを備えた通信カラオケ応用システムに関する。
カラオケ演奏装置には歌唱者の声域に合わせて演奏キーを調整できるキーコントロール機能が付帯している。この機能によれば、デフォルトのキー設定に対して実演奏のキーを半音単位で上げたり下げたりすることができる。半音上げると「+1」と表示され、さらに半音上げると「+2」と表示される。同様に半音下げると「−1」と表示される。これを使って歌唱者は自分の好みに合わせて伴奏音楽の音域をスライドさせることができる。
しかしながら、この機能では歌唱者が自分の声域を正しく把握していないと、正確なキーに設定することができない。声域を把握していたとしても、声域と演奏キーとの相関関係を知ることは難しい。もちろん、声域に合わせて演奏キーを調整する操作自体も煩わしい。そこで特開平9−230879号公報には、歌唱者の声域を分析して演奏キーを自動調整してくれるカラオケ演奏装置が開示されている。
また特開平10−344463号公報には、歌唱者が自身の声域を把握しなくても、カラオケ演奏装置にて分析した声域情報を声域コードという1〜2けた程度の覚えやすい番号によって表し、そのコードを歌唱者に提示し、カラオケ装置は入力された声域コードに対応する演奏キーで楽曲を演奏するようにしている。
なお、マイクロホン入力された歌唱者の音声信号を分析して歌唱者の声域を特定する方法自体は、特開平6−222784号公報にその一例が記載されている。
特開平9−230879号公報 特開平10−344463号公報 特開平6−222784号公報
人間の声域は個人差が大きいし、発声練習を積んだり歌唱を繰り返したりすることで広くなることが知られている。また、加齢などによって狭くなることもある。したがって、カラオケを歌唱する際、自分の声域に合ったキーで演奏されると、気持ちよく歌うことができる。また、以前と声域が変化していれば、同じ曲を歌う場合でも以前と異なるキーに再調整する方が気持ちよく歌うことができる。上記特許公開広報に記載された技術では、歌唱者は自身の声域が変わったかどうかを知るために毎回自身の音声を分析するための操作が必要であったり、声域に関する情報を演奏機会ごとにカラオケ演奏装置に入力する操作が必要であったりして、面倒な操作手順を踏まないと、適切な演奏キーで楽曲演奏させることができなかった。
上記課題に鑑み本発明を創作した。そしてその目的は、歌唱者が意識することなく自身の声域変化に応じて演奏キーを自動設定できる通信カラオケ応用システムを提供することにある。
本発明は、ホスト装置と多数のカラオケ演奏装置とが通信回線を介して適時にデータ通信を行う通信カラオケ応用システムであって、
カラオケ演奏装置は、曲をリクエストした人の個人IDを取得する手段と、当該個人IDを含む声域情報要求電文をホスト装置に送信する手段と、当該電文の送付に対して個人IDに対応付けされた声域情報がホスト装置から送付されてくるとそれを取得する手段と、リクエスト曲を演奏する際に当該曲の主旋律音域情報と当該曲をリクエストした人の個人IDに対応の声域情報との対比に基づいて演奏キーを調整する手段と、リクエスト曲の演奏中に歌声入力と主旋律との対比に基づいて正しく歌唱できている音域を分析する手段と、分析結果の声域分析情報を当該曲をリクエストした人の個人IDに対応付けして記憶する手段と、個人IDと声域分析情報のセットをホスト装置に送信する手段とを備え、
ホスト装置は、個人IDと声域情報を対応付けして記憶する手段と、カラオケ演奏装置からの声域情報要求電文中の個人IDに対応付けされている声域情報を返送する手段と、カラオケ演奏装置からの個人IDと声域分析情報のセットを受信して個人IDごとに声域分析情報を集約する手段と、個人IDごとに集約された声域分析情報に基づいて各個人IDに対応の声域情報を更新する手段とを備えている。
本発明の通信カラオケ応用システムによれば、歌唱者の声域が変化しても、特別な測定をせずに日常的なカラオケ歌唱を通じて認知してその声域に応じた演奏キーに自動設定して楽曲演奏することができる。
===カラオケシステム===
図1は本発明の実施例における通信カラオケ応用システム(以下、カラオケシステム)のネットワーク構成を示している。インターネットを利用したVPN(Virtual Private Network)70にカラオケ事業者の各地のカラオケ店舗100に敷設されたLAN110やホスト装置90が接続されて広域イントラネットが構築されている。各地のカラオケ店舗100には複数台のカラオケ演奏装置(以下、カラオケ装置)1が設置され、カラオケ装置1はVPN70を介してホスト装置90と通信する。
===カラオケ装置の基本的な構成と動作===
図2はカラオケ装置1の機能ブロック構成である。カラオケ装置1は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末とほぼ同様のハードウエア構成となっている。中央制御部11は、各周辺構成部を制御してカラオケ装置1を統括し、ハードディスク装置12には多数のカラオケ楽曲について、MIDIデータを主体とした伴奏音楽データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを含むカラオケデータが蓄積されている。また、所定形式の長時間分の動画データと、動画データの処理シーケンス(処理すべき動画データの格納場所と処理順番など)を規定した台本データなども格納されている。そして、中央制御部11は、各楽曲のカラオケデータや台本データを楽曲番号によって識別し、これをカラオケデータベースとして管理している。
ホスト装置90は、カラオケ装置1に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したり、カラオケ装置1にて随時収拾される稼働ログなどを集信したりする。中央制御部11は、ネットワークインタフェース24を介して店舗LAN110およびVPN70に接続し、ホスト装置90と通信する。そして、ホスト装置90から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を更新したり、カラオケ装置1側にて収集される稼働ログなどの各種情報をホスト装置90に送信したりする。
操作制御部13は、リモコン送信器25やカラオケ装置本体に配設された操作パネル14に入力された楽曲番号を受け付けると、その番号を中央制御部11に転送する。中央制御部11は、その楽曲番号を内部のRAMに格納して演奏処理の待ち行列で管理する。そして、待ち行列から楽曲番号を順次取り出し、該当のカラオケデータをハードディスク装置12より読み出し、このカラオケデータ中の伴奏音楽データをシンセサイザ19に転送して伴奏音楽を生成させる。
一方、歌詞描出データについては、伴奏音楽に同期して歌唱すべき箇所が色変わりする歌詞画像をビデオRAM16に順次ビットマップ展開していく。また、台本データに基づいて所定の動画データを所定の順番で映像制御部17に順次転送して歌詞画像の背景動画を復号させる。
ミキシングアンプ20は伴奏音楽と、マイクロホン22に入力された歌声音声とを混合・増幅してスピーカ21より音響出力する。映像制御部17は、復号した動画映像に歌詞画像をスーパーインポーズ処理してディスプレイ18に表示出力する。
カラオケ装置1は、上述の基本機能に加え、キーコントロール機能を備えている。本実施例では、歌唱者自身の声域を特定するための声域コードをカラオケ装置に入力すると、そのコードに対応する演奏キーに自動設定されるようになっている。それによって、歌唱者は自身の声域を表すコードを覚えておくだけで、楽曲ごとに自身の声域とデフォルトのキーとを勘案しながらキーの調整値(+1,―2など)をカラオケ装置1に入力する必要がない。
===声域コードについて===
演奏キーを設定するためのパラメータとなる声域コードは、人の声域をモデル化して表した様々な声域区分モデルにそれぞれに付与された番号や符号である。しかし、人の声域は多種多様であり、そのすべてにコードを付与していてはコードの桁数や記述方法が複雑となる。たとえば、半音ずつ3オクターブの領域を人が発声可能な音域とすると、36の音高がある。そして、その36の音高について、ある人の声域を最高音高と最低音高で表すとする。その場合、その人の声域区分モデルは、36×36のうちの一つとなり、コードの数もそれと同じ36×36必要となる。1音ずつであっても18×18のコードが必要となる。これでは演奏キーを指定する際のコードそのものを覚えることが難しい。
そこで、一般人(男女区別せず)が発声できる最高音高と最低音高とを統計的に調査して得られたたくさんの人の声域パターンに基づいて声域区分モデルを設定する。たとえば、最高音高および最低音高で声域区分モデルを表現する場合、多くの人が集中する声域については、音高を細かく区切って多数のモデルを設定しておく。それ以外の声域については最高音高や最低音高を粗く区切るなどして声域区分モデルの数自体を少なくしておく。なお、声域区分モデルは、最高音高または最低音高のいずれか一方のデータと声域範囲のデータで表わされていてもいい。あるいは声域の中心音高のデータと声域範囲のデータとすることもできる。本実施例では、このように設定した声域区分モデルを2桁のコードによって表現することとしている。図3に声域区分モデルと声域コードの対応関係を例示した。また図4,5に、最高音高と声域幅とで表現して声域区分モデルを簡略化した例を示した。この場合、最高音高は1オクターブ分とした。したがって、最高音高を12通りに簡略化できる。歌唱者にとってオクターブのスライドは無意識にできることなので、これで十分である。そして、声域幅を固定的に、例えば1オクターブ半とすれば、声域コードは12通りに簡略化できる(図4)。声域幅を8通りに細分化しても、12×8通り(2桁コード)に収まる。図5に12×12通りの例を示した。さらに、声域区分モデルを簡略化し、声域コードの桁数をもっと少なくしたときの声域区分モデルと声域コードの対応関係を図6に例示した。
===歌唱者別キーコントロール機能===
本実施例のカラオケシステムは、歌唱者ごとの声域コードをホスト装置90で管理し、ある歌唱者がカラオケ装置1に楽曲をリクエストすると、その歌唱者の声域コードに基づいて適切な演奏キーに自動設定して楽曲演奏することができるようになっている。また、歌唱者の声域が練習によって広がったり、加齢によって狭くなったりして、カラオケ装置1に入力すべき声域コードが以前と変わったとしても、特別な声域分析機会を設けなくてもその変化を認知し、常に適切な声域コードにより演奏キーを自動設定する歌唱者別キーコントロール機能を備えている。
概略的には、カラオケ装置1が楽曲演奏中における歌唱状態と演奏楽曲の主旋律とに基づいて歌唱者が高音域あるいは低音域を正しく発声できたかどうかを分析し、その分析結果を声域分析情報として該当の歌唱者個人に対応付けしてホスト装置90に送信する。ホスト装置90は、カラオケ装置1から送付されてきた歌唱者ごとの声域分析情報を集約し、その集約した声域分析情報に基づいて声域モデルを同定する。そして、同定した声域モデルに対応の声域コードを該当の歌唱者に対応付けして記憶する。また、カラオケ装置はリクエストした人の個人IDを取得してそのIDをホスト装置に送信して対応の声域コードを返送してもらう。そして、リクエスト曲を演奏する際にはリクエストした人の声域コードに基づいて演奏キーを自動調整する。
===歌唱者の特定について===
演奏キー自動設定機能は、歌唱者個人を特定することが必要であり、この機能を利用したい人は、自身の氏名や連絡先などの個人情報を郵送やオンラインなど周知の方法で通知し、会員登録を済ませておく。カラオケ事業者は、個人情報を通知してきた人を会員として個人IDを発行し、そのIDを会員に適宜に通知する。そして、会員がカラオケ装置1にて選曲操作をする際、楽曲番号とともに自身の個人IDをカラオケ装置1に入力することとしている。
なお、個人IDをカラオケ装置1に入力するためのユーザインタフェースとしては、楽曲番号に続いて個人IDをリモコン送信器25にてテンキー入力するなどし、リモコン送信器25は、その個人IDが付帯した楽曲番号をカラオケ装置に送信するように構成すればよい。あるいは、会員がそれぞれに所持する形態のリモコン送信器(パーソナルリモコン)を用いて演奏予約をする方式も考えられる。パーソナルリモコンは、1台ごとに異なるID(リモコンID)を記憶し、出力する無線信号中にこのリモコンIDを含めるように製作してある。そのID番号自体あるいは、リモコンIDと個人IDとの対応関係をホスト装置などで管理しておくことで、リモコンIDを個人ID として利用できる。つまり、あるカラオケ店のあるカラオケ装置1において、入店したある会員が自分のパーソナルリモコンで選曲操作を行うと、そのカラオケ装置1の中央制御部11または操作制御部13がリモコン入力信号を解析してリモコンID を認知する。リモコンIDと個人IDとの対応関係がホスト装置90側にて管理されているのであれば、カラオケ装置1が先の声域分析情報とリモコンIDをホスト装置90に送付し、ホスト装置90側でリモコンIDを対応の個人IDに変換すればよい。リモコンID自体を個人IDとして利用する場合には、このIDの変換処理は不要となる。
また現在、インターネット通信機能と赤外線通信機能、およびJAVA(登録商標)実行環境を備えた携帯電話機に専用のJAVAプログラムをインストールすることで、この携帯電話機をカラオケ装置用のリモコン送信器として利用することができる。そこで、この携帯電話機が、JAVAプログラムにより、プログラムのシリアル番号、自身の電話番号や個体識別情報などをリモコンIDとして楽曲番号とともにカラオケ装置に送信するようにしておけば、この携帯電話機が実質的にパーソナルリモコンとして機能する。
他の方式としては、各会員に個人ID を記録した磁気カードなどのID カードを発行しておき、来店した会員のID カードを読取器にかけて個人ID を認知するなど、個人IDをカラオケ装置1に入力するためのユーザインタフェースとしては、他にもいろいろな方式が考えられる。
さらに、特願2003−333478、特願2003−152990、特願2003−283127には、タッチパネルと楽曲検索機能を備えるとともにカラオケ装置と双方向通信するように構成された多機能カラオケリモコン装置(以下、カラオケ活用端末)について記載されている。この活用端末は、1台で複数の会員で共用できるようになっており、各会員は、カラオケ装置を利用するのに先立って各自の個人IDをこのカラオケ活用端末に入力しておく。カラオケ装置は、活用端末に入力された個人IDをホスト装置に送付して、該当する会員の個人情報として顔写真を取り寄せ、その顔写真と個人IDとを対応付けして管理する。また顔写真をカラオケ活用端末に転送し、活用端末は、タッチパネルにこの顔写真をアイコン化したボタンを表示する。そして、会員が自分のアイコンを指示して選曲操作をすると、リクエスト曲の楽曲番号とともにそのアイコンのIDがカラオケ装置に転送され、カラオケ装置はアイコンIDに対応する個人IDを認知するように構成されている。このカラオケ活用端末を含んだカラオケシステムを構築すれば、カラオケ装置は曲をリクエストした会員についての声域分析情報を該当の個人IDに対応付けしてホスト装置に送付したり、個人IDに対応付けされた声域コードの返送を受けてそれを表示したりすることができる。声域コードをアイコンIDに対応づけしてカラオケ活用端末に転送すれば、活用端末のタッチパネルに各会員の声域コードを表示することもできる。なお、特願2003−152990には、パーソナルリモコンとして機能する携帯電話機についての技術も記載されている。
===待ち行列管理===
会員が歌唱者別キーコントロール機能を利用するためには、自身の声域コードがホスト装置90に管理されていることが必要となる。そのため、会員登録を済ませて最初にカラオケ装置1を利用するときには、その会員の声域コードはホスト装置90に登録されていないことになる。本カラオケシステムでは、会員がカラオケ装置1に会員登録後初めて曲をリクエストすると、カラオケ装置1は、その曲をデフォルトのキーあるいは、その会員により手動設定された演奏キーで演奏するとともに、その演奏時の歌唱状態を分析して、その結果をホスト装置90に送信する。ホスト装置90は、会員登録後最初の分析結果に基づいて声域コードを特定し、同じ会員が次に曲をリクエストすると、その曲の演奏時には、先の分析結果に基づく声域コードにより演奏キーを自動設定する。以後、リクエスト曲の演奏機会ごとに歌唱状態の分析とその分析結果に基づく声域コードの特定、および」声域コードに基づく演奏キーの自動設定処理を繰り返していく。
図7に、本実施例のカラオケシステムにおける歌唱者別キーコントロール機能について、その処理の流れを示した。利用者が楽曲番号とともに個人IDをカラオケ装置1に入力すると、カラオケ装置1は、ホスト装置90にその個人IDを含む声域コード要求電文を送付する(s1,s2→s3)。ホスト装置90は、当該電文中の個人IDに声域コードが対応付けされていない場合、すなわち、会員登録後初めてカラオケ装置を利用する会員である場合、個人IDとともにその旨(声域コード未登録通知)をカラオケ装置1に返送する(s21→s22)。カラオケ装置1の中央制御部11は、ホスト装置90から声域コード未登録通知をネットワークインタフェース24を介して受け取ると、リクエスト曲の楽曲番号を個人IDに対応付けして演奏処理の待ち行列に登録する(s4)。ホスト装置90は、カラオケ装置1から送付されてきた個人IDに声域コードが対応付けされていると、その個人IDと対応の声域コードをカラオケ装置1に返送し(s21→s23)、カラオケ装置1は、楽曲番号を個人IDと声域コードとに対応付けして待ち行列に登録する(s5)。なお、リクエスト時に個人IDを受け付けなければ、楽曲番号のみを待ち行列に登録する(s2→s6)。
===演奏キー設定処理===
中央制御部11は、待ち行列から取り出した楽曲番号に個人IDと声域コードとが対応付けされている場合、楽曲演奏に先立ってその楽曲の伴奏音楽データに含まれる主旋律パートを特定するとともに、その主旋律パートの音域と声域コードに基づく利用者の声域とを照らし合わせ、その楽曲を演奏する際に利用者の声域に適した演奏キーを設定する(s7〜s9→s10)。
この演奏キーの設定に際し、利用者の声域のカバー範囲が楽曲の主旋律音域の変化範囲よりも広い場合には、利用者の声域がその主旋律音域から外れていない限り、演奏キーの変更は行わないで当初のままの音高で伴奏音楽を演奏する。一方、利用者の声域がその主旋律音域から外れていたら、利用者の声域が主旋律音域の範囲をカバーするように演奏キーを設定する。なお、これらの場合、利用者が歌いやすいように、主旋律音域の中心音高が利用者の声域の中心音高付近になるように演奏キーを設定するとよい。
また、利用者の声域の範囲が主旋律音域の変化範囲より狭い場合には、利用者の声域が主旋律音域をなるべくカバーし得るように演奏キーを設定する。この場合、利用者が歌いやすいように、主旋律音域の中心音高が利用者の声域の中心音高付近になるように演奏キーを設定したり、主旋律の音高別発音分布ヒストグラムを作成して出現機会の希な最高音高や最低音高を発音対象から外した演奏キーを設定したりするとよい。
===音声分析処理===
中央制御部11は、待ち行列から取り出して楽曲番号に個人コードが対応付けされている場合、その楽曲演奏時に音声分析部23を作動させる。音声分析部23は、楽曲演奏中にマイクロホン22に入力される歌唱音声と演奏楽曲の主旋律とに基づいて、歌唱音高と主旋律の音高との音程を逐次取得し、双方の音高が所定の音程以内であれば、その音高が正しく発声できたとして、発声可能の旨を出力し、中央制御部11は、音声分析部23からの発声可能の情報を記録していく(s7〜s9→s10〜12またはs7〜s9→s11,s12)。そして、一曲の演奏を通じて取得した発声可能情報に基づいて歌唱者の音域を表現した声域分析情報を作成する(s13→s15)。
具体的には、中央制御部11が演奏楽曲の伴奏音楽データをシンセサイザ19とともに、音声分析部23にも転送し、音声分析部23は、伴奏音楽データ中の主旋律に相当するパートの各楽音の音高を順次取得していく。また、演奏中にマイクロホン22入力される歌唱音声をサンプリングし、そのサンプリングデータを解析して歌唱音の音高を取得する。そして、主旋律パートの楽音の音高と歌唱音の音高とを比較し、双方の音程が所定以内なら、発声可能情報を中央制御部11に受け渡す。
中央制御部11は、音声分析部23からの発声可能情報を取得する機会ごとに、その取得したときの主旋律の音高に対して度数1を計上する。そして、楽曲演奏終了時など、適宜な時点で、主旋律に含まれる音高ごとの度数を声域分析情報として、この声域分析情報を該当の個人IDとともにホスト装置90に送信する(s16)。なお、待ち行列から取り出した楽曲番号に個人IDが対応付けされていない場合には、演奏キーの自動設定や音声分析処理を行わず、通常の楽曲演奏処理を行う(s7,s8→s17)。
ホスト装置90は、カラオケ装置1から、声域分析情報が送付されてくると、該当する個人IDに対応付けされているこれまでの音高ごとの度数を更新し、所定の度数以上の音高の中で、最高および最低の音高を特定し、その最高および最低音高と前述の声域区分モデルとを比較し、最も近似した声域区分モデルを特定する。そして、そのモデルに対応の声域コードを取得する。ここで、取得した声域コードが該当の個人IDに対応付けされている以前の声域コードと異なっていれば、その個人IDに対応付けされている声域コードを更新する。なお、声域分析情報とともに送付されてきた個人IDが会員登録後最初の送付機会であれば、その最初の声域分析情報に基づいて声域区分モデルを特定して声域コードを該当する個人IDに対応付けして記憶する(s24〜s26)。
===声域コードの更新について===
上記実施例において、ホスト装置90は、声域コードをカラオケ装置1から声域分析情報が送付されてくる度に更新していた。この例に限らず、たとえば、会員によるリクエスト機会が2回目以降である場合には、声域分析情報の送付機会ごとに声域コードを更新せず、月に1回など、あるいは5曲分の声域分析情報を集約する都度など、所定の期間や演奏機会ごとに、ある程度声域分析情報が集約された時点で声域コードを更新するようにしてもよい。
また声域分析情報は、音高と度数の対応関係を正規化したもの、すなわち、正しく発声できた確率であってもよい。この場合、正規化した情報はカラオケ装置1側で作成されてもよいし、音高と度数の対応関係をカラオケ装置1がホスト装置90に送信し、ホスト装置90側でその都度正規化した情報を更新して記憶していてもよい。
===主旋律情報について===
上記実施例において、声域コードに基づいて演奏キーを設定する際、あるいは歌唱音声の音高と比較する際に、基準の音域を特定するために、MIDI形式の伴奏音楽データ中の主旋律パートを利用していた。この例に限らず、楽曲ごとの主旋律の音域を直接記述した情報をカラオケデータベースに用意しておいてもよい。
また、伴奏音楽の生成起源となるデータがMP3形式など、実際の楽曲演奏を録音して得た録音データである場合、録音データには基準となる主旋律の音域を記述した情報がなく、このままでは発声可能情報や声域分析情報が得られない。このような場合に対応するためには、録音データにもとづく伴奏音楽の進行に同期させるための情報と、主旋律の音高を記述した情報を録音データとともにカラオケデータとして含めればよい。たとえば、録音データを再生して得られる伴奏音楽と同じテンポで記述された主旋律パートのMIDIデータなどをカラオケデータに含めておけばよい。それによって、音声分析部は、主旋律の音高と歌唱音声の音高とを楽曲演奏の進行に同期して比較することができる。
なお主旋律情報は、歌唱者の声域を分析するために使用するのであって、歌唱の巧拙を分析するための基準ではない。したがって音声分析部は、主旋律の微妙な音高変化、すなわち主旋律における所定の長さ(たとえば 2分音符)より短い音について、逐一歌唱音高と比較する必要はない。却って、微妙な音高変化に追従して歌唱しないと、声域の範囲内の音であっても、その音を正しく発声できていないと判断してしまう。
そこで、歌唱音声分析部は、歌唱音高と比較する主旋律の音として、所定の長さ以上(たとえば2分音符以上)の長さのある音符だけを採用してもよい。それによって、分析処理にかかる負荷が軽減され、歌唱音声の音高をより的確に分析することができる。なお、伴奏音楽データが録音データである場合、主旋律情報は主旋律における所定の長さ以上の音を演奏時系列上に羅列した簡素化したMIDIデータとすることもできる。
===声域情報について===
上記実施例では、演奏キーを調整するためにカラオケ装置に入力する歌唱者の声域に関する情報(声域情報)として声域コードを定義していた。この例に限らず、ホスト装置が歌唱者ごとに発声可能な音域を個人IDに対応付けして管理するようにしてもよい。たとえば、歌唱者ごとに発声可能な最高音高と最低音高とを対応付けしておき、カラオケ装置は声域情報としてこの最高および最低音高をホスト装置から受け取り、その声域情報に基づいて演奏キーを設定するようにすればよい。
また、声域コードなどの声域情報をカラオケ装置側で作成し、その声域情報をホスト装置に送信するようにしてもよい。すなわち、声域分析情報と声域情報が実質的に同じであってもよい。そして、ホスト装置は、演奏機会ごとにカラオケ装置から送付されてくる声域情報を個人IDに対応付けして集約すればよい。なおホスト装置は、カラオケ装置からの声域情報要求電文に対し、例えば、所定の演奏機会ごとに集約した声域情報の平均値を演奏キー設定のための声域情報として返送したり、カラオケ装置から送付されてきた最新の声域情報を返送したりするなど、ホスト装置における個人IDごとの声域情報の集約方法や返送すべき声域情報の内容などについては適宜に設定できる。
本発明の実施例における通信カラオケ応用システムのネットワーク構成図である。 上記応用システムを構成するカラオケ装置の機能ブロック図である。 上記応用システムが記憶する声域区分モデルと声域コードとの対応関係を示す概略図である。 上記対応関係におけるその他の例の概略図である。 上記対応関係におけるその他の例の概略図である 上記対応関係におけるその他の例の概略図である 上記システムによる歌唱者別キーコントロール機能の処理の流れ図である。
符号の説明
1 カラオケ装置
11 中央制御部
12 ハードディスク装置
19 シンセサイザ
23 音声分析部
25 リモコン送信器
70 インターネット
90 ホスト装置

Claims (1)

  1. ホスト装置と多数のカラオケ演奏装置とが通信回線を介して適時にデータ通信を行う通信カラオケ応用システムであって、
    カラオケ演奏装置は、曲をリクエストした人の個人IDを取得する手段と、当該個人IDを含む声域情報要求電文をホスト装置に送信する手段と、当該電文の送付に対して個人IDに対応付けされた声域情報がホスト装置から送付されてくるとそれを取得する手段と、リクエスト曲を演奏する際に当該曲の主旋律音域情報と当該曲をリクエストした人の個人IDに対応の声域情報との対比に基づいて演奏キーを調整する手段と、リクエスト曲の演奏中に歌声入力と主旋律との対比に基づいて正しく歌唱できている音域を分析する手段と、分析結果の声域分析情報を当該曲をリクエストした人の個人IDに対応付けして記憶する手段と、個人IDと声域分析情報のセットをホスト装置に送信する手段とを備え、
    ホスト装置は、個人IDと声域情報を対応付けして記憶する手段と、カラオケ演奏装置からの声域情報要求電文中の個人IDに対応付けされている声域情報を返送する手段と、カラオケ演奏装置からの個人IDと声域分析情報のセットを受信して個人IDごとに声域分析情報を集約する手段と、個人IDごとに集約された声域分析情報に基づいて各個人IDに対応の声域情報を更新する手段とを備えた
    通信カラオケ応用システム。
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JP2012173722A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Yamaha Corp 歌唱音声評価装置
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