JP2005214845A - 回転センサ - Google Patents

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Masahito Kageyama
雅人 影山
Yukio Shoji
幸夫 庄司
Nobusane Yoshida
伸実 吉田
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Abstract

【課題】 センサ部の密閉構造が優れた回転センサを提供すること。
【解決手段】 回転センサ(1) において、磁気感応式センサと、前記センサを支持するホルダー(5) と、前記センサを覆う非磁性体のケース(3)
と、前記センサのケーブル(8) を覆うパイプ部(7P)を備えた取付プラグ(7) とを備え、前記ホルダー(5) と、前記ケース(3) との間にOリング(6A)を介在させ、前記ホルダー(5)
と、前記取付プラグ(7) との間にOリング(6B)を介在させ、前記ケース(3) の、一方のカシメ部(3K1) をホルダー(5) に備えたカシメ溝(5KM) と、他方のカシメ部(3K2)と取付プラグ(7)
の先端部に備えたカシメ溝(7KM) とを、それぞれカシメて固定したことを特徴とする回転式センサ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転センサに関する。
従来、基板上にホールIC及びその制御用抵抗、コンデンサなどの電子部品を設け、この基板を円筒状金属ケースに入れて、その挿入開口部を、基板からリード線を導き出して車体取付ブラケットとともにモールド被覆をした回転センサがある。この回転センサは、ブラケット付のケースに基板などを有するホルダーを挿入して、その挿入開口部全周にホットメルトを塗布して閉塞し、リード線を接続した後、それを金型内に装填してそのキャビティにナイロン樹脂を射出することにより、ケースのホルダー挿入開口部周りをモールド被覆したものである(例えば特許文献1参照。)。
特開2000−180460号公報(第2〜4頁、図6)
ところが、特許文献1に示されたものは回転センサ本体の収納されたケースの開口部周りをモールド被覆しているだけなので、機械的な強度がない。従って、例えば内部に油のあるポンプやエンジンの回転数センサとして用いた場合に、ポンプやエンジンのケース内部に設けた回転センサのモールドが振動などではがれたりすると、油が進入してセンサを破損するおそれがある。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、センサ部の密閉構造が優れた回転センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明は、回転センサにおいて、磁気感応式センサと、前記センサを支持するホルダーと、前記センサを覆う非磁性体のケースと、前記センサのケーブルを覆うパイプ部を備えた取付プラグとを備え、前記ホルダーと、前記ケースとの間にOリングを介在させ、前記ホルダーと、前記取付プラグとの間にOリングを介在させ、前記ケースの、一方のカシメ部をホルダーに備えたカシメ溝と、他方のカシメ部と取付プラグの先端部に備えたカシメ溝とを、それぞれカシメて固定した構成としている。
第2発明は、第1の発明において、前記磁気感応式センサはホール素子を2個備え、前記ホルダーに前記取付プラグに対する回転位置決め合いマークを、前記取付プラグに回転センサの機器への取付け時の回転位置決め合いマークをそれぞれ備え、前記取付プラグには回転センサの機器への取付ネジを設け、回転センサの取付ロック用の取付ナットを備えた構成としている。
第3発明は、第1の発明において、前記磁気感応式センサと前記ケースとの位置決め用段付部をホルダーに設け、前記取付プラグには回転センサの機器への取付ネジを設け、回転センサの取付ロック用の取付ナットを備えた構成としている。
第1発明によると、耐油性、耐水性に優れた密閉構造の回転センサを提供できる。また、取付プラグの長さを変えることで回転センサを取付ける寸法が異なるさまざまな水準の機器に対応が可能である。
第2発明によると、回転センサの取付時の回転方向の位置決めが容易である。
第3発明によると、回転センサとパルス発生用歯車とのスキマの調整が容易である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る回転センサ1の断面図である。図2は回転センサ1の先端部の詳細を示す断面図である。図3はセンサモジュールの外観図である。図4はセンサモジュールの機能を説明する図である。図5は合いマークMと取付側合いマークMTの位置とセンサ2の取付方向との関係を示した模式図である。
図1に示す回転センサ1は、先端にホールICを用いた磁気感応式のセンサモジュールであるセンサ2を備え、パルス発生用歯車Gが回転することによる磁界の変動を検出して回転数を検出するものである。図2に示すように、センサ2は底のある円筒容器状のカバー3に内蔵され、モールド4Aを充填してある。カバー3は非磁性体の材料、例えば真鍮を使用している。
カバー3には段付部3Dが設けられ、ホルダー5には円周に段付部となるフランジ部5Tが設けられている。そして、この段付部3Dがホルダー5のフランジ部5Tに当たることで位置決めされ、回転センサ1の長手方向でのケース3の先端とセンサ2との距離Hの寸法が精度良く組み立てられるようになっている。
カバー3は、ほぼ円筒状のホルダー5にOリング6Aを介在させて円周上のカシメ部3K1によりホルダー5の先端部のカシメ溝5KMに固定されている。取付プラグ7の先端にフランジ部5Tを当接させて、Oリング6Bを介在させ、カバー3後部の円周上のカシメ部3K2により取付プラグ7の先端のカシメ溝7KMに固定され、取付プラグ7の先端部にセンサ2を内蔵したセンサ部を保持するようになっている。従って、センサ2を内蔵した取付プラグ7の先端部は密閉されており耐油性、耐水性に優れている。
図3に示すように、センサ2は端子2Tを4個備え、センサ2をホルダー5に固定するためのピン2Pがセンサ2の後端面に2本設けられている。センサ2はピン2Pがホルダ5の前部に設けられたセンサ取付穴5Hに挿入され接着剤で固定されている。センサ2の端子2Tには4本のケーブル8の芯線8Sが固着されて配線されている。
ケーブル8とホルダー5の内径部との隙間にはモールド4Bが充填してある。モールド4Aはセンサ2への熱膨張の影響を少なくするために硬度の低いものを使用し、モールド4Bはモールド4Aよりも硬度が高いものを使用している。
取付プラグ7はパイプ部7Pと取付ネジ部7Nを有している。パイプ部7Pの大径孔7DAにはケーブル8が挿入されている。取付ネジ部7Nには小径孔7SAが設けられケーブル8は大径孔7DAから小径孔7SAを通って延びている。
取付プラグ7には取付ネジ7Bが設けられ、取付ネジ7Bが6角部7Kをスパナ等ではさんで回して取付孔TAにねじ込まれ、Oリング11をワッシャ12を介して取付ナット13により締め付け、回転センサ1を固定するようになっている。
回転センサ1を取付ける場合には、図1に示すように、センサ2の先端とパルス発生用歯車GとのスキマCを調整して所定寸法内に収める必要があるが、このような取付け構造であれば、取付ネジ7Bを回して取付孔TAにねじ込み、回転センサ1のケース3の先端がパルス発生用歯車Gに接触した状態から、スキマCが所定寸法内になるように取付ネジ7Bを逆回しして戻せば良いので、スキマCの調整が容易である。
また、図4の(a)に示すように、センサ2は2個のホール素子A,Bを備えており、パルス発生用歯車Gが回転することによる磁界の変動を検出して回転数を検出するものである。そして、図4の(b)に示すように、2個のホール素子A,Bのそれぞれの検出値の差分Sにより回転数信号を検出しているため、パルス波形の中央値のずれを補正することができ、精度良く回転数を検出できる。
そのために、センサ2の向きを調整して2個のホール素子A,Bが回転するパルス発生用歯車Gの回転方向に沿って並ぶようにする必要がある。回転センサ1にはそのための、回転センサ1をねじ込んで回転して取付ける時の回転位置決め手段として合いマークMが図1に示すように6角部7Kに設けられている。回転センサ1のポンプ、エンジン、モータ等の機器のケースへの取付け時の回転位置決め用の合いマークとして、取り付け座TZには合いマークMに対応した取付側合いマークMTが設けられている。
これらの合いマークMと取付側合いマークMTの位置とセンサ2の取付方向との関係を示した図5に示すように、例えば回転センサ1は、センサ2の向きが2個のホール素子A,Bと合いマークMとが直線状に並ぶように組立てられている。そして、図5に示すように取付側合いマークMTとを合わせた位置で回転センサ1をポンプ、エンジン、モータ等のケースに取付けると、2個のホール素子A,Bが回転するパルス発生用歯車Gの回転方向に沿って並ぶように取付けることが容易にできる。
さらに、図2に示すように、ホルダ5の例えばフランジ部5Tに合いマーク5AMを設け、6角部7Kの合いマークMとをホルダ5をその長手方向の軸に対して回転して合わせれば、センサ2の向きが2個のホール素子A,Bと合いマークMとが直線状に並ぶように容易に組立てることができる。これらの合いマークとセンサ2の2個のホール素子A,Bの向き、つまりセンサ2の取付け方向との位置関係は直線状に並ぶことに限ることはなく、2個のホール素子A,Bが回転するパルス発生用歯車Gの回転方向に沿って並ぶような位置関係がわかればどのように配置しても良い。
取付プラグ7の後端部にはホース取付ネジ7Hが設けられ、ケーブル保護用の口金付ゴムホース14を取り付けている。取付プラグ7後端面にはシール溝7SMが設けられ、口金付ゴムホース14の口金15の端面とシール材17を挟んで口金ナット16をホース取付ネジ7Hに締め付けている。口金付ゴムホース14の内径側にはケーブル8が挿入され、ケーブル8は口金付ゴムホース14により保護されている。
以上の通り、センサ2を収納している部分の密閉は確実なもので、耐油性、耐水性に優れている。また回転センサ1の取付け部は確実な密閉構造となり、回転センサ1を取付けたポンプ、エンジン、モータ等のケース内部と外部とは遮断されている。また、取付プラグ7のパイプ部7Pの中にケーブル8を通しているのでケーブル8を保護することができる。また、取付プラグ7の長さを変えることで回転センサ1を取付けるポンプ、エンジン、モータ等のケースの寸法が異なるさまざまな水準に対応が可能である。
センサ2は2個のホール素子A,Bを備えたもので説明したが、ホール素子が1個のものでも良い。また、センサ2はホール素子を備えたもので説明したが、その他の磁気感応式のセンサであっても良い。
本発明に係る回転センサの断面図である。 回転センサの先端部の詳細を示す断面図である。 センサモジュールの外観図である。 センサモジュールの機能を説明する図である。 合いマークと取付側合いマークの位置とセンサの取付方向との関係を示した模式図である。
符号の説明
1・・・回転センサ、2・・・センサ、3・・・ケース、3K1・・・カシメ部、3K2・・・カシメ部、5・・・ホルダー、5KM・・・カシメ溝、5AM,M・・・合いマーク、6A・・・Oリング、6B・・・Oリング、7・・・取付プラグ、7B・・・取付ネジ、7P・・・パイプ部、7KM・・・カシメ溝、8・・・ケーブル、A,B・・・ホール素子、13・・・取付ナット。

Claims (3)

  1. 回転センサ(1) において、磁気感応式センサと、前記センサを支持するホルダー(5) と、前記センサを覆う非磁性体のケース(3)
    と、前記センサのケーブル(8) を覆うパイプ部(7P)を備えた取付プラグ(7) とを備え、前記ホルダー(5) と、前記ケース(3) との間にOリング(6A)を介在させ、前記ホルダー(5)
    と、前記取付プラグ(7) との間にOリング(6B)を介在させ、前記ケース(3) の、一方のカシメ部(3K1) をホルダー(5) に備えたカシメ溝(5KM) と、他方のカシメ部(3K2)と取付プラグ(7)
    の先端部に備えたカシメ溝(7KM) とを、それぞれカシメて固定したことを特徴とする回転式センサ。
  2. 請求項1の回転センサにおいて、前記磁気感応式センサはホール素子(A,B) を2個備え、前記ホルダー(5) に前記取付プラグ(7)
    に対する回転位置決め合いマーク(5AM) を、前記取付プラグ(7) に回転センサ(1) の機器への取付け時の回転位置決め合いマーク(M) をそれぞれ備え、前記取付プラグ(7)
    には回転センサ(1) の機器への取付ネジ(7B)を設け、回転センサ(1) の取付ロック用の取付ナット(13)を備えたことを特徴とする回転式センサ。
  3. 請求項1の回転センサにおいて、前記磁気感応式センサと前記ケース(3) との位置決め用段付部をホルダー(5) に設け、前記取付プラグ(7)
    には回転センサ(1) の機器への取付ネジ(7B)を設け、回転センサ(1) の取付ロック用の取付ナット(13)を備えたことを特徴とする回転式センサ。
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