JP2005214005A - 油圧回路 - Google Patents

油圧回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005214005A
JP2005214005A JP2005041028A JP2005041028A JP2005214005A JP 2005214005 A JP2005214005 A JP 2005214005A JP 2005041028 A JP2005041028 A JP 2005041028A JP 2005041028 A JP2005041028 A JP 2005041028A JP 2005214005 A JP2005214005 A JP 2005214005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
direction switching
circuit
switching valve
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005041028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4118893B2 (ja
Inventor
Kensuke Ioku
賢介 井奥
Hitoshi Segawa
均 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Nabtesco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Corp filed Critical Nabtesco Corp
Priority to JP2005041028A priority Critical patent/JP4118893B2/ja
Publication of JP2005214005A publication Critical patent/JP2005214005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4118893B2 publication Critical patent/JP4118893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 安全装置とオートアイドル機能とを備えた建設機械において用いられ
る油圧回路が、肥大化してしまうことを抑制する。
【解決手段】 走行中であることを周囲に知らせる安全装置と、各アクチュエー
タの操作状態に応じて駆動源の回転速度を制御するオートアイドル機能とを備え
る建設機械に用いられ、油圧ポンプまたはタンクと走行装置との接続方向及び流
量とを制御する走行用方向切換弁(16、17)と、前記ポンプまたはタンクと
前記走行装置以外の他のアクチュエータとの接続方向および流量とを制御する他
の方向切換弁(11〜15、18、19)と、前記走行用方向切換弁が操作され
ることで走行信号を発する走行信号用油路99と、前記他の方向切換弁が操作さ
れることでオートアイドル信号を発するオートアイドル用油路97と、を備え、
油路99と油路97とに基づき、駆動源の回転速度を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のアクチュエータ等へ圧油を供給する油圧回路に関し、例えば
、油圧ショベル等の複数のアクチュエータを備えたクローラ車両などの建設機械
に用いられる油圧回路に関する。
走行装置と複数のアクチュエータを備えたクローラ車両などの建設機械におい
ては、建設機械の操作状態に応じて駆動源の回転速度を制御するオートアイドル
機能が備えられている。
そのため、上記オートアイドル機能用の各アクチュエータの操作状態を検出す
るオートアイドル信号を取り出す回路が備えられている。
また、一方で、この建設機械が走行していることを周囲の人に知らせるための
ライトまたはサイレンなどの安全装置が設けられることもある。
この場合も、上述した建設機械に用いられる油圧回路に、前記安全装置を作動
するため、走行装置の操作状態を検出する走行信号を取り出す回路が設けられる
走行信号を取り出す回路としては、走行装置用の方向切換弁に別途パイロット
弁を設けることも考えられるが、その分だけ走行用方向切換弁が肥大化してしま
うことになる。
本発明は、安全装置とオートアイドル機能とを備えた建設機械において用いら
れる油圧回路が、肥大化してしまうことを抑制することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決する請求項1に記載の油圧回路は、走行中であることを周囲に
知らせる安全装置と、各アクチュエータの操作状態に応じて駆動源の回転速度を
制御するオートアイドル機能とを備える建設機械に用いられ、油圧ポンプまたは
タンクと走行装置との接続方向および流量とを制御する走行用方向切換弁と、前
記ポンプまたはタンクと前記走行装置以外の他のアクチュエータとの接続方向お
よび流量とを制御する他の方向切換弁と、前記走行用方向切換弁が操作されるこ
とで走行信号を発する走行信号用油路と、前記他の方向切換弁が操作されること
でオートアイドル信号を発するオートアイドル用油路と、を備え、前記走行信号
用油路と前記オートアイドル用油路とに基づき、駆動源の回転速度を制御するこ
とを特徴とする。
この構成によると、オートアイドル機能のための信号発生油路を、走行用方向
切換弁用と、他の方向切換弁用とに分離し、走行信号用油路を安全装置用とオー
トアイドル用とに用いることができるため、安全装置のみだけのパイロット通路
やサブバルブを設ける必要がなく、方向切換弁が肥大化してしまうことを防止で
きる。
以下、本発明の実施形態に係る油圧回路について、図面を参照しながら説明す
る。図1は本実施例を、図3は変形例を、図5は本発明の油圧回路が用いられる
建設機械を例示したものである。
(本実施例)
本実施例に係る油圧回路1は、例えば、図5に示すような複数の油圧アクチュ
エータを備えたミニショベル150などの建設機械に用いられ、図1に示すよう
に各油圧アクチュエータと各ポンプまたはタンクとの接続方向および圧油の流量
を制御する複数の方向切換弁(11〜19)等を備えるものである。
図1及び図5において、方向切換弁11〜19には、図5に示すミニショベル
150の各アクチュエータにそれぞれ接続されるアクチュエータポートA1〜7
、A9〜10、B1〜8、B10が備えられている。各方向切換弁に対応するア
クチュエータの幾つかは図1にあらわれており、これを参照すると、方向切換弁
11はブームスイングアクチュエータ(図示せず)に連結したシリンダ22用で
あり、方向切換弁12はドーザ23に連結したシリンダ24用、方向切換弁13
は旋回台33(旋回アクチュエータ)を駆動する油圧モータ(図示せず)用、方
向切換弁14は予備(サービス)であり使用されておらず、方向切換弁15はア
ーム25のアームシリンダ26用、方向切換弁16は左側走行装置27を駆動す
る油圧モータ(図示せず)用、方向切換弁17は右側走行装置28を駆動する油
圧モータ(図示せず)用、方向切換弁18はブーム29のブームシリンダ30用
、方向切換弁19はバケット31のバケットシリンダ32用である。
これらの各方向切換弁11〜19が操作されることで、各アクチュエータへの
圧油の往きと戻りの接続方向が切り換えられ、各アクチュエータが作動されるこ
とになる。なお、方向切換弁11、12、14、16、17は、手動操作式方向
切換弁であり、方向切換弁13、15、18、19は、リモコン操作式方向切換
弁である。
図1において、油圧回路1は、図示しない3つのポンプ(第1〜3ポンプ)か
ら圧油が供給されるようになっており、第1ポンプ3はポンプポートP1で、第
2ポンプ4はポンプポートP2で、第3ポンプ5はポンプポートP3でそれぞれ
油圧回路1に接続している。
そして、油圧回路1は、圧油が供給される各ポンプとの接続構成により、3つ
の回路(第1回路a、第2回路b、第3回路c)を備えている。まず、第1回路
aは、第1ポンプ3からポンプポートP1を通じて圧油が供給され、第1アンロ
ード通路34に接続される方向切換弁17、18、19を備えている。第1アン
ロード通路34の最上流側には、右走行用方向切換弁17が配置され、その下流
側に右走行用方向用切換弁17以外の他の方向切換弁(18、19)が配置され
ている。これらの各方向切換弁17、18、19は、第1アンロード通路34か
ら通路45、46、47をそれぞれ通じても圧油の供給を受けるようになってい
る。そして、排出通路48、49、50を通じてそれぞれタンク通路35に連通
している。また、第1アンロード通路34の最下流側も、タンク通路35に通じ
ている。なお、タンク通路35は、タンクポートT1およびT2を介してタンク
36に通じている。
つぎに、第2回路bは、第2ポンプ4からポンプポートP2を通じて圧油が供
給され、第2アンロード通路38で接続される方向切換弁14、15、16を備
えている。第2アンロード通路38の最上流側には、左走行用方向切換弁16が
配置され、その下流側に左走行用方向切換弁以外の他の方向切換弁(15、14
)が配置されている。そして、予備以外の方向切換弁15、16は、第2アンロ
ード通路38から通路51、52をそれぞれ通じても圧油の供給を受けるととも
に、排出通路53、54を通じてそれぞれタンク通路35に連通している。また
、第2アンロード通路38の最下流側は、第1アンロード通路34と同様にタン
ク通路35に通じている。
なお、第1ポンプ3および第2ポンプ4と、第1回路aおよび第2回路bの間
には、供給切換弁21が接続しており、この供給切換弁21を、タンク通路35
と通路70および71を通じて連通するアンロード位置21aから操作位置21
bに切り換えることで、第1ポンプ3及び第2ポンプ4から第1回路a及び第2
回路bに圧油を供給することができる。アンロード位置21aから操作位置21
bへの切り換えは、パイロットポンプ7からのパイロット圧油が、パイロットポ
ートPp2およびパイロット油路39を経て供給切換弁21のパイロット圧受圧
部40に作用することで行われる。ちなみに、このパイロット圧信号については
、後述する。
最後に、第3回路cは、第3ポンプ5からポンプポートP3を通じて圧油が供
給され、供給通路41を経て第3アンロード通路42で接続される方向切換弁1
1、12、13を備えている。第3アンロード通路42の上流側から方向切換弁
11、12、13の順に接続しており、最下流側の旋回用方向切換弁13の下流
は、後述する合流弁20に接続している。そして、供給通路41から方向切換弁
12、13には、それぞれ通路55、56が接続しており、さらに、方向切換弁
11、12、13は、それぞれ排出通路57、58、59を通じてタンク通路3
5に連通している。
また、第3回路cにおいては、第3アンロード通路42の上流側に通じる供給
通路41から、リリーフ弁43を介してタンク通路35へと至る通路60が分岐
している。そして、この通路60の途中からも、合流弁20へ通じる供給通路6
1が分岐している。なお、供給通路61は、さらに2本に分岐してそれぞれ合流
弁20に通じている。
合流弁20は、前述の供給通路61を通じて第3ポンプ5と連通するとともに
、排出通路62を通じてタンク通路35と連通している。また、合流弁20には
、チェック弁63、64をそれぞれ介して第1合流通路65、第2合流通路66
が接続している。第1合流通路65は、第1回路aに連通し、第2合流通路66
は、第2回路bに連通している。
第1合流通路65は、第1回路aにおける右走行用方向切換弁17以外の他の
方向切換弁18、19と、それぞれ通路46、67を介して連通している。通路
67には、途中に絞り68が設けられており、バケット用方向切換弁19よりも
ブーム用方向切換弁18に圧油を優先的に供給できるようになっている。
また、第2合流通路66は、第2回路bにおける左走行用方向切換弁16以外
の他の方向切換弁14、15と、それぞれ通路51、69を介して連通している
。通路51は、第2アンロード通路38とも合流している。
つぎに、合流弁20によって、第3ポンプ5と、第1合流通路65および第2
合流通路66との連通乃至遮断する切換構成について説明する。
合流弁20は、アンロード位置20a、第1切換位置20b、第2切換位置2
0c、走独位置20dの4つの切換ポジションを備え、後述するようにパイロッ
ト圧指令がパイロット圧受圧部72、73、74に作用することで、合流弁がそ
れぞれ、第1切換位置20b、第2切換位置20c、走独位置20dへと切り換
えられるものである。なお、第1切換位置20bと第2切換位置20cとの間は
、パイロット圧受圧部73の圧力に応じて比例的/段階的に切り換わる。
以下、図1に加え、合流弁20についての拡大回路図である図2も参照しながら
、各切換ポジションについて、順に説明する。
まず、アンロード位置20aは、パイロット圧受圧部72に図示しない弁によ
って、パイロット圧が供給されていないときに、バネ75によって保持されるポ
ジションである。アンロード位置20aは、供給通路61の一方61aをタンク
通路35に連通するとともに、他方の供給通路61bを遮断し、旋回用方向切換
弁13の下流側の第3アンロード通路42を第2合流通路66に連通している。
なお、第2合流通路66は、第2アンロード通路38に連通している。
つぎに、第1切換位置20bは、パイロット圧受圧部72にパイロット圧が供
給されることで切り換えられる。パイロット圧油は、パイロットポートPp1か
らパイロット油路76を通じてパイロット圧受圧部72に作用する。このパイロ
ット油路76には、パイロット油路79および80が連通しているが、それぞれ
絞り77、78を介して連通しているため、パイロット圧受圧部72の圧力は低
下することなく、アンロード位置20aから第1切換位置20bへと切り換わる
なお、パイロット油路79は、パイロット圧受圧部74へパイロット圧油を作
用させて走独位置20dに切り換えるためのものであるが、これについては後述
する。また、油路80は、方向切換弁13および15のサブバルブ13sおよび
15sとに接続され、これらのサブバルブにより連通乃至遮断されるようになっ
ており、この油路80の最下流側は、タンク通路35に連通している。そして、
方向切換弁13又は15の少なくとも一方が切り換わることで、油路80が遮断
され、油路80から分岐する油路81に圧油が供給され、図中に示す旋回ネガ(
ブレーキ解除用圧)が取り出されることになる(図1参照)。
第1切換位置20bは、第3ポンプ5から直接的に圧油が供給される2つの供
給通路61aおよび61bのいずれも遮断し、第3アンロード通路42の下流側
が第2合流通路66へと連通する。つまり、第3ポンプ5から第3回路cの方向
切換弁11〜13へと供給された圧油の余剰圧油が、第2合流通路66を通じて
第2回路bの方向切換弁14および15に供給されることになる。
つぎに、第2切換位置20cについて説明する。
第2切換位置20cは、供給通路61の一方61aを、絞り83が設けられた連
通路84を介して第1合流通路65に連通し、さらに連通路84から分岐して絞
り85を備えた連通路87を介して第2合流通路66にも連通する。他方の供給
通路61bについては、遮断したままとする。そして、第3アンロード通路42
の下流側を、連通路86を介して連通路84および87に連通させ、第1合流通
路65には絞りを介さずに、第2合流通路66には絞り85を介して連通させる
合流弁20は、第1切換位置20bと第2切換位置20cとの間で、パイロッ
トポートPa8'の圧力に応じて、比例的/段階的に移動する。パイロットポー
トPa8'は、ブームシリンダ30のブーム上げ動作を指令する方向切換弁18
のパイロットポートPa8へ送られるパイロット圧である。
これにより、方向切換弁18が操作されていないときは、合流弁20は、第1
切換位置20bに位置し、第3回路cに圧送される圧油を、方向切換弁が操作さ
れていない第1回路aへと供給することなく、圧油の供給が必要な第2回路bへ
と無駄なく供給することができ、方向切換弁18が操作された場合は、第3ポン
プ5の圧油を第2回路bと第1回路aに合流供給することができる。
さらに、合流弁20は、第1切換位置20bと第2切換位置20cとの間は、
パイロットポートPa8'の圧力に応じて比例的/段階的に移動するようにすれ
ば、例えば、ブームシリンダ30の上げ速度を速めようとリモコン弁(図示しな
い)からのパイロット圧を上げると、方向切換弁18は位置18a側に移動し、
これに合わせて、合流弁20も第2切換位置20c側に移動する。よって、第2
回路bに送る圧油が減り、より多い圧油を第1回路aに送る。このようにブーム
シリンダ30が必要とする油量に応じて、第1および第2回路a,bに合流油量を
配分できる。
また、合流弁20の走独位置20dは、第3回路cの方向切換弁(11、12
、13)の上流側から絞り(83、85)を介して第1回路a及び第2回路bに
接続するとともに、第3回路cの方向切換弁(11、12、13)の下流側から
も第1回路a及び第2回路bに接続するから、第3回路cに第3ポンプ5から圧
油を供給しながら、第3ポンプ5から圧送される圧油を第1回路a及び第2回路
bへと供給することができ、さらに、第3回路cの方向切換弁(11、12、1
3)の下流側から排出される余剰圧油も第1回路a及び第2回路bへと圧送する
ことができる。よって、第3ポンプ5からの圧油を第1回路a及び第2回路bに
も無駄なく効率よく配分でき、第3回路cの各アクチュエータ(25、29、3
1)の操作性も向上できる。
なお、パイロットポートPa8のパイロット圧に応じて、合流弁20の第1切
換位置20bと第2切換位置20cとの間の切り換え量を決めたが、アーム用方
向切換弁15のパイロットポートPa5のパイロット圧や、ブーム用方向切換弁
18とバケット用方向切換弁19等の少なくとも一方または両方の操作が行われ
ることを条件とするものであってもよい。さらに、ブームシリンダ30やアーム
シリンダ26の負荷圧や、これら圧を比較して、合流弁20の切り換え量を決め
てもよい。
最後に、走独位置20dについて説明する。走独位置20dは、供給通路61
における一方の供給通路61aを第1絞り91とを介して第1合流通路65に接
続し、他方の供給通路61bを第2絞り94と連通路93を介して第2合流通路
66に接続する。さらに、第3合流通路42の下流側を連通路92に連通する連
通路95を通じて第1合流通路65に接続する。
走独位置20dへの切り換えは、パイロット圧受圧部74にパイロット圧が供
給されることにより行われる。すなわち、パイロットポンプ6からパイロット油
路76を通じて送られる圧油は、絞り77を介して一部パイロット油路79へも
送られる。パイロット油路79は、パイロット圧受圧部74に接続するとともに
、油路88へと分岐する。油路88は、方向切換弁16、17、18、19のそ
れぞれに設けられたサブバルブ16s、17s、18s、19sと、この順番で
に接続しており、その最下流側はタンク通路35に連通している。
サブバルブ18sおよび19sは、方向切換弁18および19がそれぞれ操作
されることで油路88を連通状態から遮断状態とする。そして、サブバルブ16
sおよび17sにおいては、方向切換弁16および17がそれぞれ操作されると
、油路88は連通状態のままであるが、油路89または90が遮断される。
これらの油路(79、88、89、90)の構成によって、右走行用方向切換
弁17と左走行用方向切換弁16の両方と、第1回路aにおける右走行用方向切
換弁17以外の他の方向切換弁18、19の少なくとも1つとが操作されたとき
に、パイロットポンプ6から送られるパイロット圧油がパイロット圧受圧部74
に作用し、合流弁20は、走独位置20dへと切り換わる。
この走独位置20dの構成により、走行用方向切換弁(16、17)と走行用
方向切換弁以外の他の方向切換弁(18、19)とが同時に操作された場合は、
確実に他の方向切換弁(18、19)へと第3ポンプ5から圧送される圧油を供
給することができる。
さらに、合流弁20の走独位置20dは、第3回路cの方向切換弁(11、1
2、13)の上流側から絞り91を介して第1回路aに接続するとともに、方向
切換弁(11、12、13)の下流側からも通路95を介して第1回路aに接続
するから、第3回路cに第3ポンプ5から圧油を供給しながら、第3ポンプ5の
圧油を第1回路aに供給することができ、さらに、第3回路cの方向切換弁(1
1、12、13)の下流側から排出される余剰圧油も第1回路aへと圧送するこ
とができる。よって、第3ポンプ5からの圧油を第回路a及に無駄なく効率よく
配分でき、第3回路cの各アクチュエータ(25、29、31)の操作性も向上
できる。
ここで、油圧回路1に備えられている走行信号とオートアイドル信号の取り出
し構成について説明する。
走行装置と複数のアクチュエータを備えたクローラ車両などの建設機械におい
ては、建設機械の操作状態に応じて駆動源の回転速度を制御するオートアイドル
機能が備えられている。
そのため、上記オートアイドル機能用の各アクチュエータの操作状態を検出す
るオートアイドル信号を取り出す回路が備えられている。
また、一方で、この建設機械が走行していることを周囲の人に知らせるための
ライトまたはサイレンなどの安全装置が設けられることもある。
この場合も、上述した建設機械に用いられる油圧回路に、前記安全装置を作動
するため、走行装置の操作状態を検出する走行信号を取り出す回路が設けられる
走行信号を取り出す回路としては、走行装置用の方向切換弁に別途パイロット
弁を設けることも考えられるが、その分だけ走行用方向切換弁が肥大化してしま
うことになる。
本実施例に係る油圧回路1は、後述するように、安全装置とオートアイドル機
能とを備えた建設機械において用いられる油圧回路が、肥大化してしまうことを
抑制するものでもある。
すなわち、油圧回路1は、走行中であることを周囲に知らせる安全装置と、各
アクチュエータの操作状態に応じて駆動源の回転速度を制御するオートアイドル
機能とを備える建設機械に用いられ、油圧ポンプまたはタンクと走行装置との接
続方向および流量とを制御する走行用方向切換弁と、前記ポンプまたはタンクと
前記走行装置以外の他のアクチュエータとの接続方向および流量とを制御する他
の方向切換弁と、前記走行用方向切換弁が操作されることで走行信号を発する走
行信号用油路と、前記他の方向切換弁が操作されることでオートアイドル信号を
発するオートアイドル用油路と、を備え、前記走行信号用油路と前記オートアイ
ドル用油路とに基づき、駆動源の回転速度を制御する油圧回路でもある。
図1において、パイロットポンプ7からパイロットポートPp2を通じて供給
されるパイロット圧油は、パイロット油路39を経てパイロット操作式供給切換
弁21のパイロット圧受圧部40に作用するとともに、絞り96を介してオート
アイドル用油路97にも供給される。また、パイロット用油路39には、絞り9
8を介して走行信号用油路99が連通している。
走行信号用油路99は、切換弁連通油路99aと、この切換弁連通油路99a
から分岐する走行信号取出油路99bとを備えている。切換弁連通油路99aは
、走行用方向切換弁(16、17)の各サブバルブ(16s、17s)とに接続
された後に油路90と連通することでタンク通路35に連通している。そして、
走行信号用油路99bは、走行信号取出ポートPLと連通している。
このようにパイロットポンプ7と各油路等(35、39、40、90、98、
99)が接続されていることによって、油圧回路1を備える建設機械(ミニショ
ベル150)は、走行中であることを周囲に知らせるための安全装置を点灯させ
るための走行信号を取出すことができる。すなわち、走行信号用油路99に流れ
込んだパイロット圧油は、走行用方向切換弁(16、17)が操作されていない
場合、切換弁連通油路99aおよび油路90を通じてタンク通路35へと流れる
。この状態から、走行用方向切換弁(16、17)の少なくとも一方が操作され
ると、ミニショベル150は、走行を開始するとともに、切換弁連通油路99a
が遮断されて、走行信号取出油路99bに圧力が発生し、走行信号取出ポートP
Lに走行信号を発生する。この走行信号を図示しない安全装置を作動させるため
の圧力スイッチ等に作用させることによって、ミニショベル150が走行中であ
ることを周囲に知らせるための安全装置を作動させる。
また、オートアイドル用油路97は、切換弁連通油路97aと、この切換弁連
通油路97aから分岐するオートアイドル信号取出油路97bとを備えている。
切換弁連通油路97aは、走行用方向切換弁(16、17)以外の他の方向切換
弁(19、18、15、14、13、12、11)の各サブバルブ(19s、1
8s、15s、14s、13s、12s、11s)とこの順で接続されてタンク
通路35と連通している。そして、オートアイドル信号取出油路97bは、オー
トアイドル信号取出ポートAiと連通している。
方向切換弁(11、12、13、14、15、18、19)のいずれもが操作さ
れていない状態では、パイロットポンプ7から絞りを介して一部オートアイドル
用油路97に流れ込んだ圧油は、切換弁連通油路97aを通じてタンク通路35
へと流れる。この状態から、他の方向切換弁(11、12、13、14、15、
18、19)の少なくとも一つが操作されると、切換弁連通油路97aが遮断さ
れて、オートアイドル信号取出油路97bに圧力が発生し、オートアイドル信号
取出ポートAiにオートアイドル信号を発生する。
このように取り出される走行信号およびオートアイドル信号を用い、走行信号
およびオートアイドル信号のいずれもが発生していない場合は、駆動源の回転速
度を所定の値まで低下させ、走行信号およびオートアイドル信号のいずれかが発
生すると、駆動源の回転速度を所定の値まで上げる制御を行う。
以上のように、オートアイドル機能のための信号発生油路を、走行用方向切換
弁(16、17)用と、他の方向切換弁(11、12、13、14、15、18
、19)用とに分離し、この走行信号用油路99を安全装置用とオートアイドル
用とに用いたことから、安全装置のみだけのパイロット通路やサブバルブを設け
る必要がなく、方向切換弁16、17が肥大化してしまうことを防止できる。
(変形例)
つぎに、本発明が適用される油圧回路の構造に関する変形例に係る油圧回路2
について説明する。
油圧回路2は、油圧回路1と略同様の回路構成を備えており、図2において、
対応する要素には、図1と同一の符号を付している。油圧回路2と油圧回路1と
は、次の3つの点において異なっている。まず第1の異なる点は、合流弁20の
ポジションが、アンロード位置20a、第1切換位置20b、第2切換位置20
cの3つのポジションのみである点である。この油圧回路2の合流弁20におい
ては、第2切換位置20cが、走独位置も兼ねている。第2の異なる点は、パイ
ロットポンプ6および7に連通する油路構成が異なる点である。第3の異なる点
は、第2合流通路66からアーム用方向切換弁15に接続するパラ通路51が、
第2アンロード通路38と連通せずに、方向切換弁15に接続している点である
。以下、このうち第1および第2の相違点について詳しく説明する。
まず、第1相違点について、図3とともに、図4に示す油圧回路2における合
流弁20についての拡大回路図を参照しながら説明する。合流弁20は、油圧回
路1の場合と同様、第3ポンプと、第1合流通路65および第2合流通路66と
を連通遮断するものであり、前述のように、アンロード位置20a、第1切換位
置20b、第2切換位置20cの3つの切換ポジションを備え、後述するように
パイロット圧指令がパイロット圧受圧部(100、101、102、103)に
作用することで、合流弁20がそれぞれ、第1切換位置20b、第2切換位置2
0c、第2切換位置(走独位置)20c、第1切換位置20bへと切り換えられ
る。なお、第1切換位置20bと第2切換位置20cとの間は、パイロット圧受
圧部101、103の圧力に応じて比例的/段階的に切り換わる。
まず、アンロード位置20aは、油圧回路1の場合と同様である。
つぎに、第1切換位置20bは、第3ポンプ5から直接的に圧油が供給される
2つの供給通路61aおよび61bを遮断し、第3アンロード通路42の下流側
が連通路111を介して第2合流通路66へと連通する。また、連通路111は
、それぞれ絞り112、113を介して連通路114、115も分岐しており、
連通路114および115は、それぞれ合流通路65および排出通路62に通じ
ている。合流弁20は、パイロット圧受圧部100にパイロット圧油が作用する
と、第1切換位置20bに切り換わる。パイロットポートPp1とパイロット圧
受圧部100とを連通するパイロット油路76には、油路104および80が連
通しているが、それぞれ絞り105、78を介して連通しているため、パイロッ
ト圧受圧部100の圧力は低下することなく、アンロード位置20aから第1切
換位置20bへと切り換わる。
以上の接続構成により、第1切換位置20bでは、第2回路bに第1回路aよ
りも多く第3ポンプ5からの圧油を供給することができる。また、不要な圧油は
絞り115を介してタンクに排出するから、第3ポンプが過負荷になることがな
い。
つぎに、第2切換位置20cは、供給通路61の一方61aを絞り116が設
けられた連通路117を介して第1合流通路65に連通し、他方の供給通路61
bについては遮断したままとする。そして、第3アンロード通路42の下流側を
連通路117に連通させて第1合流通路65に連通させるとともに、それぞれ絞
り118、120を備える連通路119、121を介して第2合流通路66、排
出油路62にも連通する。なお絞り120は絞り113よりも開度が小さい。
第1切換位置20bと第2切換位置20cとの間は、パイロットポートPa5
,Pa8の圧力バランスにより比例的/段階的に切り換わる。すなわち、パイロ
ットポートPa8の圧が上がると、合流弁20は第2切換位置20cに移動し、
第1回路aに送る油量を増やす。反対に、パイロットポートPa5の圧が上がる
と、合流弁20は第1切換位置20bに移動し、第2回路aに送る油量を増やす
。なお、合流弁20に導入される圧をパイロットポートPa5,Pa8としたが
、ブームシリンダ30の負荷圧とアームシリンダ26の負荷圧でもよい。
この第2切換位置20cは、走独位置を兼ねるものでもある。すなわち、絞り
118により、油圧回路1の走独位置20dと同等配分を第1回路aと第2回路b
とに行い、この走独位置20dを省略し簡素化したものである。第2位置20c
への切換は、右走行用方向切換弁17と左走行用方向切換弁16の両方と、第1
回路aにおける右走行用方向切換弁17以外の他の方向切換弁(18、19)の
少なくとも1つとが操作されたときに、パイロットポンプ6から送られるパイロ
ット圧油がパイロット圧受圧部102に作用することで行われる。
パイロットポンプ6からパイロット油路76を通じて送られる圧油は、絞り1
05を介して一部油路104へも送られる。油路104は、走行信号用油路10
6に連通するとともに、絞り107を介してパイロット圧受圧部102に接続す
るパイロット油路108に連通している。
走行信号用油路106は、左右走行用方向切換弁(16、17)のサブバルブ
16s、17sを接続してタンク通路35に連通する切換弁連通油路106aと
、走行信号取出ポートPLに接続する走行信号取出油路106bとに分岐してい
る。
また、パイロット油路108からは、絞り107の下流側で油路109が分岐
しており、この油路109は、第1回路aにおけるブーム用方向切換弁18のサ
ブバルブ18sとバケット用方向切換弁のサブバルブ19sとが接続しており、
タンク通路35へと連通している。
これらの油路等(104、105、106、107、108、109)の構成
によって、左右走行用方向切換弁(16、17)のいずれも操作されていないと
きは、油路104へと流入した圧油は、切換弁連通油路106aからタンク通路
35へと至る。そして、左右走行用方向切換弁の少なくとも一方が操作されると
、切換弁連通油路106aが遮断され、走行信号取出油路106bから走行信号
が発生する。この状態から、ブーム用方向切換弁18またはバケット用方向切換
弁19のいずれか一方が操作されると、油路109が遮断され、パイロット油路
108へと圧油が流入し、パイロット圧受圧部102へと圧油が作用し、走独位
置(第2切換位置)20cへと合流弁20が切り換わる。
これにより、走行用方向切換弁(16、17)と走行用方向切換弁以外の他の
方向切換弁(18、19)とが同時に操作された場合であっても、確実に他の方
向切換弁(18、19)へと第3ポンプ5から圧送される圧油を供給することが
できる。
なお、油圧回路2においては、走行信号と走独位置(第2切換位置)20cに
切り換えるパイロット通路の構成が異なる。パイロットポンプ6と連通する油路
104から、走行信号用油路106、パイロット油路108に分岐し、走独位置
(第2切換位置)20c用の信号から走行信号を取り出し、安全装置に用いたも
のである。これにより、安全装置用のパイロット通路やサブバルブを設ける必要
がなく、方向切換弁16、17の肥大を防止できる。さらに、走行信号用油路1
06が走行信号用と走独位置(第2切換位置)20Cに切り換えるための信号用
とを兼ねるから、走行用方向切換弁のサブバルブ16、17を簡素化できる。
本実施例に係る油圧回路の回路図である。 本実施例に係る油圧回路における合流弁の拡大回路図である。 変形例に係る油圧回路の回路図である。 変形例に係る油圧回路における合流弁の拡大回路図である。 本発明に係る油圧回路を適用可能な建設機械を示す概略図である。
符号の説明
1、2 油圧回路
3 第1ポンプ
4 第2ポンプ
5 第3ポンプ
6 パイロットポンプ
11〜19 方向切換弁
20 合流弁
20a アンロード位置
20b 第1切換位置
20b 第2切換位置
22 ドーザ
25 アーム
27 左走行装置
28 右走行装置
29 ブーム
31 バケット
33 旋回台
36 タンク
65 第1合流通路
66 第2合流通路
72、73、74 パイロット圧受圧部
97 オートアイドル用油路
99 走行信号用油路
150 ミニショベル
a 第1回路
b 第2回路
c 第3回路

Claims (1)

  1. 走行中であることを周囲に知らせる安全装置と、各アクチュエータの操作状態に応じて駆動源の回転速度を制御するオートアイドル機能とを備える建設機械に用いられ、
    油圧ポンプまたはタンクと走行装置との接続方向および流量とを制御する走行用方向切換弁と、前記ポンプまたはタンクと前記走行装置以外の他のアクチュエータとの接続方向および流量とを制御する他の方向切換弁と、前記走行用方向切換弁が操作されることで走行信号を発する走行信号用油路と、前記他の方向切換弁が操作されることでオートアイドル信号を発するオートアイドル用油路と、を備え、前記走行信号用油路と前記オートアイドル用油路とに基づき、駆動源の回転速度を制御することを特徴とする油圧回路。

JP2005041028A 2005-02-17 2005-02-17 油圧回路 Expired - Lifetime JP4118893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005041028A JP4118893B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005041028A JP4118893B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 油圧回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001343975A Division JP4137431B2 (ja) 2001-11-09 2001-11-09 油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005214005A true JP2005214005A (ja) 2005-08-11
JP4118893B2 JP4118893B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34909670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005041028A Expired - Lifetime JP4118893B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 油圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4118893B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251108B1 (ko) * 2005-12-29 2013-04-04 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 복합동작 제어용 유압제어시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251108B1 (ko) * 2005-12-29 2013-04-04 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 복합동작 제어용 유압제어시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP4118893B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4137431B2 (ja) 油圧回路
JP4139352B2 (ja) 油圧制御装置
JP4825765B2 (ja) バックホーの油圧システム
JP5711395B2 (ja) パイプレイヤ用油圧回路
JP6514522B2 (ja) アンロード弁および油圧ショベルの油圧駆動システム
JP2006329341A (ja) 作業機械の油圧制御装置
WO2021039286A1 (ja) 建設機械の油圧システム
US20190169819A1 (en) Shovel and control valve for shovel
WO2020031816A1 (ja) 建設機械の油圧回路
JP4106011B2 (ja) 油圧回路及びその合流弁
JP2006161510A (ja) バックホウの油圧回路構造
JP4223421B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP3863506B2 (ja) 重装備オプション装置用油圧システム
JP2010156135A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP6690858B2 (ja) 作業機の油圧システム
JP4260850B2 (ja) 油圧回路
KR20090068835A (ko) 건설 기계의 유압회로
JP4768002B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP4118893B2 (ja) 油圧回路
KR20100075340A (ko) 건설기계의 유압회로
JP4795875B2 (ja) 建設機械の昇圧回路、建設機械の昇圧回路の供給部体
JP5934669B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
KR20150129072A (ko) 굴삭기 선회모터의 메이크업 유량조절장치
JP2006292104A (ja) 作業機の油圧システム
JP2008115942A (ja) 作業機械の油圧駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070803

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4118893

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term