JP2005212252A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末などからの入力情報を小さいサイズの記録媒体等に記録する場合において、その記録結果を見やすいように記録することの可能な記録装置及び記録方法を提供する。
【解決手段】外部機器から入力した情報を複数サイズの記録媒体に記録することが可能な記録装置であって、記録に用いる記録媒体のサイズと外部機器から受信した受信データのデータ形式とに従って、受信データから記録に用いるデータを抽出し、その抽出されたデータを用いて記録を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は記録装置及び記録方法に関し、特に、例えば、インクジェット方式によりインクを吐出して記録を行なう記録ヘッドを備えた記録装置及び記録方法に関する。
従来より、外部機器から入力した情報を複数サイズの記録媒体(例えば、記録用紙)に記録を行う記録装置が知られている。そして、その外部機器としては、所謂、デスクトップ型のパーソナルコンピュータのみならず、近年は、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA(携帯情報端末)といった形態の携帯端末も数多く存在するようになっている。これらの携帯端末は用途も多様で個人情報やビジネス情報などを混在して保持している場合が多い。
また、携帯電話には、他の携帯電話や外部の機器と通信するための赤外線通信用インターフェースを備え、この赤外線を利用して無線で他の携帯電話や外部の機器と通信可能としたものが知られている。このような携帯電話には、テレビのリモコンの代用として活用できるものや、電話回線を介することなく携帯電話同士で、データや撮像した画像の交換可能なものがある。また、赤外線通信に限らず、Bluetooth規格に準拠した無線通信が可能な携帯電話も知られている。
また、このような赤外線通信インターフェースを備え、無線通信によってデータを受信可能なインクジェットプリンタの構成が特許文献1に開示されている。
特開2001−75765号公報
しかしながら従来は、このように多様な用途によって蓄積された情報を記録する場合、プリント出力を要求している全ての情報をそのまま記録するため、小さいサイズの記録媒体に記録したい場合などは縮小印刷を行うか、或いは、複数枚の記録媒体に渡って印刷を行わなければならず、印刷結果が見づらい等と言う問題点があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、例えば、携帯端末などからの入力情報を小さいサイズの記録媒体等に記録する場合においても、その記録結果を見やすいように記録することの可能な記録装置及び記録方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
即ち、外部機器から入力した情報を複数サイズの記録媒体に記録することが可能な記録装置であって、記録に用いる記録媒体のサイズを決定する決定手段と、前記外部機器からデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した受信データのデータ形式を判別する判別手段と、前記決定手段により決定した記録媒体のサイズと、前記判別手段により判別した受信データのデータ形式とに従って、前記受信データから記録に用いるデータを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたデータを用いて前記記録に用いる記録媒体に記録を行なう記録手段とを有することを特徴とする記録装置を備える。
なお、前記受信手段は、無線インタフェースと有線インタフェースとを用いてデータを受信可能であり、その無線インタフェースには、赤外線通信インタフェース、又はBluetooth規格に準拠したインタフェースなどが含まれることが望ましい。
また、前記外部機器は、無線インタフェースを備えた携帯電話、情報携帯端末、ラップトップ型コンピュータなどを含む。
さらに、前記受信手段は、所定のプロトコルに従って前記無線インタフェースによるデータ受信を行い、前記記録媒体のサイズ指定のコマンドを受信可能であり、さらには、前記データ形式に従ってデータ項目別にデータを受信可能であることが望ましく、このようにすることで、前記抽出手段は、前記決定手段により決定した記録媒体のサイズに対応して所定のデータ項目を前記受信データから抽出する。
また他の発明によれば、外部機器から入力した情報を複数サイズの記録媒体に記録する際の記録方法であって、記録に用いる記録媒体のサイズを決定する決定工程と、前記外部機器からデータを受信する受信工程と、前記受信工程において受信した受信データのデータ形式を判別する判別工程と、前記決定工程において決定した記録媒体のサイズと、前記判別手段において判別した受信データのデータ形式とに従って、前記受信データから記録に用いるデータを抽出する抽出工程と、前記抽出工程において抽出されたデータを用いて前記記録に用いる記録媒体に記録を行なう記録工程とを有することを特徴とする記録方法を備える。
従って本発明によれば、記録に用いる記録媒体のサイズに従って記録に用いるデータが抽出され、その抽出されたデータを用いる記録を行うので、外部機器からの入力情報を、例えば、名刺のような、小さいサイズの記録媒体に記録する場合には、記録データ量が少なくなり、印刷結果が見づらくなるといった不具合を解消する事ができ、用途に応じて最適な記録結果を提供することができるという効果がある。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<インクジェット記録装置の説明(図1〜図3)>
図1は本発明の代表的な実施例であるAC電源とDC電源の両方で駆動可能なインクジェット記録装置(以下、記録装置という)の全体構成の概要を示す外観斜視図である。
図1に示すように、この記録装置は、インクジェットプリンタ(以下、プリンタ)800、バッテリーを内蔵しプリンタ800本体に着脱可能なバッテリーチャージャ900、及び両者を取り付けた状態で縦置きに収容するための置き台であるクレイドル950から構成される。なお、このプリンタで記録する記録媒体として紙を例にとって説明するが、記録媒体はこれに限らず、記録可能なシート状の媒体ならばどれでも構わない。
さて、図1において、プリンタ800の外観は、上ケース801、下ケース802、給紙カバー803、排紙口カバー804によって構成された一体シェル構造であり、プリンタとして非使用時(据え置き時、携帯時など)は、この形態をとるものである。また、プリンタ800の側面には、AC電源から電力供給を受ける場合に使用するACアダプタケーブル(不図示)を差し込むDCinジャック(直流電源入力用ジャック)817とUSBケーブルを接続するためのI/F(インタフェース)コネクタ815が設けられている。給紙カバー803は記録時にプリンタ本体に対して開いて紙などの記録シートを載せるための記録シート供給トレイとなる。
次に、バッテリーチャージャ900の外観は、メインケース901、カバーケース902、バッテリー蓋903によって構成され、バッテリー蓋903を外してメインケース901を開口することにより充電池を内蔵したバッテリーパックを取り外すことが可能である。
また、バッテリーチャージャ900とプリンタ800との装着面(接続面)には、電気的に接続するための本体用コネクタ904と、機械的に取り付け及び固定するための固定ビス905,906を有し、図1の矢印A方向にプリンタ本体に接続することによって、プリンタ800はバッテリー駆動可能になる。さらにバッテリーチャージャ900の天面には、バッテリーの充電状態を示す充電表示部909を有し、バッテリーチャージャ900の側面には、ACアダプタケーブルを差し込むCHG−DCinジャック907と、バッテリーチャージャ900を取り付けたときにプリンタ800のDCinジャック817を覆うための目隠し板908が設けられている。
クレイドル950は、プリンタ800にバッテリーチャージャ900を取り付けた状態で、図1の矢印B方向に挿入することにより置き台として機能する。なお、クレイドル950には、プリンタ800とバッテリーチャージャ900とを取り付けた場合にも、CHG−DCinジャック907にACアダプタケーブルを差し込んで充電が可能なように、開口部956が設けられている。
図2はプリンタ800にバッテリーチャージャ900を装着した状態を、プリンタ背面側で且つプリンタ天面側を斜め上から見た斜視図である。
図2に示すように、プリンタ800の背面にバッテリーチャージャ900を取り付け、固定ビス905,906で固定することにより、プリンタ800は、バッテリー駆動可能なプリンタとなる。
また、前述したように、バッテリーチャージャ900に設けられた目隠し板908により、プリンタ800のDCinジャック817を覆うように構成されている。このため使用者はバッテリーチャージャ900の取り付け時には、ACアダプタケーブルを間違いなくバッテリーチャージャ900のCHG−DCinジャック907側に差し込むことになるので、誤挿入を防止することができる。
バッテリーチャージャ900の背面には、メインケース901に設けられた4ヶ所の足部901a,901b,901c,901dが設けられている。また、その背面には、クレイドル950に取り付けたときに電気的にコンタクトするための接点部910a,910b,910cが設けられている。
さらに図2に示すように、バッテリーチャージャ900の充電表示部909は、プリンタ800を装着し、記録のために使用する時に視認しやすい天面で、且つ給紙カバー803を開いていた時にも視認を遮られない位置に配されている。
図3はプリンタ800の内部構成を示す斜視図である。
図3に示されているように、記録ヘッド105はキャリッジ104に搭載されてガイドレール103に沿って長手方向に往復運動可能となっている。記録ヘッド105より吐出されたインクは、記録ヘッド105と微小な間隔をおいて、プラテン(不図示)に記録面を規制された記録媒体102に達し、その上に画像を形成する。
記録ヘッド105には、フレキシブルケーブル119を介して画像データに応じて記録信号が供給される。
なお、図3において、114はキャリッジ104をガイドレール103に沿って走査させるためのキャリッジモータである。113はキャリッジモータ114の駆動力をキャリッジ104に伝達するキャリッジベルトである。また、118は搬送ローラ101に結合して記録媒体102を搬送させるための搬送モータである。
また、記録ヘッド105はインクタンク105aと結合してヘッドカートリッジを構成する。このヘッドカートリッジは記録ヘッドとインクタンクとが分離可能な構成でも良いし、一体化した構成でも良い。
さらにまた、107は給紙時に記録媒体102をピックアップして装置内に導き入れるためのピックアップローラであり、108は排紙時に記録媒体102を装置外に排出するための排紙ローラである。
この実施例の記録装置では、複数サイズの記録用紙から所望のサイズを選択して記録に用いることができる。そのサイズには、名刺サイズ、システム手帳ミニサイズ、システム手帳バイブルサイズ或いはA5サイズ、A4サイズ用紙などが含まれる。
そして、上記のほとんどの機構部品は装置のベースシャーシ109に取り付けられる。
<インクジェット記録装置の制御構成(図4)>
図4は図1〜図3に示したプリンタ800の制御構成を示すブロック図である。
図4に示すように、コントローラ600は、MPU601、後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納したROM602、キャリッジモータ114の制御、搬送モータ118の制御、及び、記録ヘッド3の制御のための制御信号を生成する特殊用途集積回路(ASIC)603、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等を設けたRAM604、MPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行うシステムバス605、以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給するA/D変換器606などで構成される。
また、図4において、610は画像データの供給源となるデスクトップコンピュータ(或いは、画像読取り用のリーダ、デジタルカメラ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータなど)でありホスト装置と総称される。ホスト装置610と記録装置との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのプリントスイッチ622、及び記録ヘッド105のインク吐出性能を良好な状態に維持するための処理(回復処理)の起動を指示するための回復スイッチ623など、操作者による指令入力を受けるためのスイッチから構成される。630はホームポジションを検出するためのフォトカプラなどの位置センサ631、環境温度を検出するために記録装置の適宜の箇所に設けられた温度センサ632等から構成される装置状態を検出するためのセンサ群である。
さらに、640はキャリッジ104をガイドレール103に沿って往復走査させるためのキャリッジモータ114を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は記録媒体102を搬送するための搬送モータ118を駆動させる搬送モータドライバである。
ASIC603は、記録ヘッド105による記録走査の際に、RAM602の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して記録素子(吐出ヒータ)の駆動データ(DATA)を転送する。
なお、記録ヘッド105の内部にはヘッド温度を測定するためのヘッド温度センサ105bが設けられている。
また、プリンタ800にはAC電源やDC電源からの電力供給がなくなっても計時動作を続行することが可能なように小型電池(リチウム電池、ニッケル水素電池、アルカリボタン電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池など)608からの電力供給を受けて動作可能なタイマ607が備えられている。そして、タイマ607によって計測された時刻はEEPROMなどの不揮発性メモリ609に格納される。なお、不揮発性メモリとしてはEEPROMの他に、FeRAM、MRAMなどを用いても良い。
なお、この記録装置は、AC電源とDC(電池)電源両用であるので、ACアダプタ(不図示)からのAC電力が供給されて動作している状態で、ACアダプタが引き抜かれたとしても、DC(電池)から電力が供給されて動作を継続することが可能である。このため、この記録装置はACアダプタ駆動か電池駆動かを判別する機構を備える。このような機構は、公知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
さらに、この記録装置のインタフェース(I/F)611は、USBのような有線インタフェースと、IEEE802.11x、IrDA、Bluetooth規格に準拠した通信機能などの無線インタフェースの両方を備えている。
図5は、無線インタフェースとその周辺の詳細な機能構成を示すブロック図である。
図5に示されるように、無線インタフェース処理部1000は、赤外線通信プロトコルに準拠した赤外線インタフェース(I/F)1010と周波数2.4GHz帯においてスペクトラム拡散方式を適用したBluetoothインタフェース(I/F)1020とを備えている。
赤外線インタフェース1010には赤外線物理層処理部1011と赤外線モジュール部1012とが備えられており、赤外線モジュール部1012を通して受信された信号は赤外線物理層処理部1011により符号化データの解析がなされ、正常に受信された場合は受信データを赤外線インタフェース1010に出力し、異常が発生した場合はエラー発生を赤外線インタフェース1010に通知し、赤外線インタフェース1010は規定時間以内の応答がないなら再受信設定を行い再送データを待ち合わせる。
また、赤外線インタフェース1010からの送信データは赤外線物理層処理部1011により出力データに符号化処理を施し、赤外線モジュール部1012より送信される、このようにして、プリンタ本体の外部にある携帯電話やPDAなどの通信機器に対してデータが送信される。
一方、Bluetoothインタフェース1020にはベースバンド部1021、RF部1022、アンテナ1023が備えている。アンテナ1023を通して受信された信号はRF部201により復調処理が施され、ベースバンド部1021に出力される。ベースバンド部1021は復調データの誤り訂正処理をおこない、その処理結果に応じて正常に受信されたデータをBluetoothインタフェース1020に出力し、誤りが発見されたデータに対しては通信相手に対して再送要求を行う。
また、Bluetoothインタフェース1020からの送信データは、ベースバンド部1021により出力データに誤り訂正符合等を付加し、所定のデータフォーマットに変換してRF部1022に出力される。RF部1022は出力されたデータを変調し、アンテナ1022により通信機器へ送信される。
更に、無線インタフェース処理部1000は、オブジェクト交換プロトコルに準じた解析部1030を備えている。そして、赤外線インタフェース1010とBluetoothインタフェース1020の通信解析において、どちらのインタフェースでもオブジェクト交換が可能になっている。尚、このオブジェクト交換プロトコルはIrOBEXプロトコル(Infrared Object Exchange Protocol)である。
さて、以上の構成の無線インタフェース処理部1000には、無線インタフェース処理部1000の複数のインタフェースに対応する複数のバッファ0〜nにより構成されている受信バッファ1040が接続されている。例えば、赤外線インタフェースを介して受信されたデータはバッファ0に、Bluetoothインタフェースを介して受信されたデータはバッファ1に格納される。
前述したホスト装置610から無線インタフェースを介して入力された記録データ、制御コマンド等を含むデータは、無線インタフェース処理部1000で受信したデータのヘッダデータ等を解析してインタフェースの種類、パケットのサイズ等を特定し、特定したインタフェースに対応するバッファnに、受信したパケット中のデータ(ヘッダデータ等を除く)を格納する。
MPU601或いはASIC603の一機能として実現されるデータ解析部1050は、受信バッファ1040に格納されたデータを順次読み出して、プリントバッファ1060に格納することを基本的な処理としている。なお、プリントバッファ1060はRAM604に定義されるバッファ領域である。
これに加え、データ解析部1050は無線インタフェース処理部1000を介してホスト装置610から受信する特定のコマンド形式を用い、このコマンドの受信によって記録装置の用紙サイズを変更できる用紙サイズ指定コマンド解析処理部1051を備え、例えば、名刺サイズ、システム手帳ミニサイズ、システム手帳バイブルサイズ、システム手帳A5サイズ、A4サイズ等の記録用紙のサイズを指定することができる。そして、指定された用紙サイズに応じて、無線インタフェース処理部1000を介して、ホスト装置610から入力される情報を抽出し、プリントバッファ1060に格納する印刷項目抽出処理部1052も備えている。
以上のように、データ解析部1050で解析され、必要な記録データのみがプリントバッファ1060に格納されるとMPU601は、プリントバッファ1060から記録データを読み出し、これを記録ヘッド105に転送して記録動作を行わせる。また、このとき搬送モータ118による記録媒体の搬送制御や、キャリッジモータ114による記録ヘッド105の走査動作の制御を行う。
尚、ここで説明している実施例の記録装置の構成は特定のインタフェース(赤外線インタフェース(IrDA)とBluetoothインタフェース)で構成されているが、本発明はこれによって限定されるものではなく、他のインタフェース、例えば、IEEE802.11xなどの規格に準拠した無線通信機能、ならびにその無線通信インタフェースを備えても良い。また、用紙サイズの指定方法や種類についてもこの実施例の説明に限定されるものではない。
次に、以上のような構成の記録装置を用いた記録処理についてフローチャートを参照して説明する。
図6はこの実施例に従う記録処理を示すフローチャートである。このフローチャートでは、記録媒体(例えば、記録用紙)のサイズに応じて、印刷すべき項目を抽出する処理について説明している。
図7は指定された用紙サイズに基づいた記録すべき抽出項目の一覧を示す図である。
図7からも分かるように、記録媒体(ここでは、記録用紙)のサイズによって、入力された情報内容から印刷項目を絞っている。
まず、ステップS110において、ある特定のコマンド形式で記録装置に受信入力されたコマンドを用紙サイズ指定コマンド解析処理部1051で指定された用紙サイズを判別し、この記録装置が所定の用紙サイズで印刷する事を認識する。この判別結果は、RAM604の所定の領域に記憶される。
次に、ステップS120では、無線インタフェース処理部1000の各インタフェースからオブジェクト交換プロトコルに準じたデータが入力され、インタフェースに応じた受信バッファ1040に必要なデータのみ格納していく。
さらに、ステップS130では、指定された用紙サイズで印刷可能なデータとして、オブジェクト交換プロトコルに準じたIrOBEX転送を用いたv形式規格のいずれのフォーマットであるかを調べる。なお、この実施例では、v形式規格のvCard、vCalendar、vMessage、及びvNoteに基づいた判定を行っているが、本発明がこれらの形式のみによって限定されるものではないことは言うまでもない。この判定は、受信バッファ1040に格納されたデータをデータ解析部1050によりデータ解析を行うことで、どのv形式データであるかを判断する。
例えば、v形式データを転送可能なホスト装置601である携帯電話からアドレス帳データの一部を記録装置が受信した場合、ステップS130では受信データが“vCard”であると判断し、処理はステップS140へ進む。
ステップS140では、ステップS110で判別された用紙サイズが何であるのかを調べる。ここで、その用紙サイズに名刺サイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS141に進み、画像、氏名、住所、メールアドレス3件まで、電話番号3件まで、そして、誕生日データのみを記録データから抽出し、ステップS180において印刷を行う。その後、処理は終了する。
また、その用紙サイズにシステム手帳ミニサイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS142に進み、図7にも示されているように、氏名、住所、メールアドレス3件まで、電話番号3件まで、そして、誕生日データのみを記録データから抽出し、ステップS180では印刷を行う。その後、処理は終了する。あるいは、その用紙サイズにシステム手帳バイブルサイズ/システム手帳A5サイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS143に進み、図7にも示されているように、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、FAX番号、メモを必須項目として抽出し、データが存在したなら印刷を行う項目として、会社名、役職名、職業、URL、誕生日、メールソフト種類、時間帯(タイムゾーン)、地理的位置情報、公開鍵、最終改訂日時の項目を抽出する。そして、抽出されたデータを用いてステップS180では印刷を行う。その後、処理は終了する。
また或いは、その用紙サイズにA4サイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS144に進み、図7にも示されているように、処理はステップS144に進み、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、FAX番号、メモを必須項目として抽出し、データが存在したなら印刷を行う項目として、会社名、役職名、職業、URL、誕生日、メールソフト種類、時間帯(タイムゾーン)、地理的位置情報、公開鍵、ユーザーID、最終改訂日時の項目を抽出する。そして、抽出されたデータを用いてステップS180では印刷を行う。その後、処理は終了する。
このように、たとえ、データ形式が同じであっても、印刷のために用いるデータ項目が用紙サイズに従って異なっているのは、例えば、名刺サイズという限られた用紙サイズに印刷を行う場合は必要最低限のデータを印刷する事で1つの情報が複数枚印刷になる事を防ぎ、また個人情報として顔写真などの情報を載せる事で情報量の少なさをカバーできるようにするためであり、一方、A4サイズのように相対的大きなサイズの用紙に印刷する場合は多くのデータを印刷する事で用途に応じたプリント出力を可能にするためである。
さて、ステップS130において受信データが“vCalendar”であると判断された場合、処理はステップS150へ進み、ステップS110で判別された用紙サイズが何であるのかを調べるが、ここでは、その用紙サイズに係らず、処理はステップS151に進み、年月日、時刻、項目、(何かのプロジェクトの)終了日時及び完了日時を記録データから抽出しステップS180では印刷を行う。その後、処理は終了する。
さらに、ステップS130で受信データが“vMessage”と判断された場合、処理はステップS160に進み、ステップS110で判別された用紙サイズが何であるのかを調べる。ここで、そのサイズ用紙に名刺或いはシステム手帳ミニサイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS161に進み、送信者、日時、表題、及び本文を記録データから抽出し印刷を行う。その後、処理は終了する。これに対して、そのサイズ用紙にシステム手帳バイブル/A5或いはA4サイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS162に進み、送信者、日時、受信者、複写送信先、表題、及び本文を記録データから抽出しステップS180では印刷を行う。その後、処理は終了する。
このように、データ形式が同じであっても、印刷のために用いるデータ項目が用紙サイズに従って異なっているのは、受信メッセージを複数ページに渡る印刷を行うより見開き1ページで情報が完結している方が見やすい事などを考慮して印刷項目を絞んでいるためである。用紙サイズで同じシステム手帳サイズであっても、ミニサイズとバイブル/A5サイズでは用紙サイズが異なるのでその大きさによって選択される印刷項目を変化させている。
同様の理由から、ステップS130で受信データが“vNote”と判断された場合、処理はステップS170に進み、ステップS110で判別された用紙サイズが何であるのかを調べるのであるが、そのサイズ用紙に名刺、システム手帳ミニサイズ、或いはシステム手帳バイブル/A5サイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS171に進み、図7に示されているように、題名と本文を記録データから抽出し印刷を行う。その後、処理は終了する。これに対して、そのサイズ用紙にA4サイズが指定されていたと判断された場合、処理はステップS172に進み、題名、本文、カテゴリ、クラス、作成日時、最終更新日時を記録データから抽出しステップS180では印刷を行う。その後、処理は終了する。
従って以上説明した実施例に従えば、記録媒体のサイズに応じてプリント内容を絞り込むことにより、用途に応じて最適化されたプリント結果を提供することができる。
本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の全体構成の概要を示す外観斜視図である。 図1に示したインクジェットプリンタにバッテリーチャージャを装着した状態を示す斜視図である。 プリンタ800の内部構成を示す斜視図である。 図1〜図3に示したプリンタ800の制御構成を示すブロック図である。 無線インタフェースとその周辺の詳細な機能構成を示すブロック図である。 記録処理を示すフローチャートである。 指定された用紙サイズに基づいた記録すべき抽出項目の一覧を示す図である。
符号の説明
105 記録ヘッド
601 MPU
610 ホスト装置
611 インタフェース
1000 無線インタフェース処理部
1010 赤外線インタフェース
1020 Bluetoothインタフェース
1030 IrOBEX解析部
1040 受信バッファ
1050 データ解析部
1060 プリントバッファ

Claims (7)

  1. 外部機器から入力した情報を複数サイズの記録媒体に記録することが可能な記録装置であって、
    記録に用いる記録媒体のサイズを決定する決定手段と、
    前記外部機器からデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した受信データのデータ形式を判別する判別手段と、
    前記決定手段により決定した記録媒体のサイズと、前記判別手段により判別した受信データのデータ形式とに従って、前記受信データから記録に用いるデータを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたデータを用いて前記記録に用いる記録媒体に記録を行なう記録手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記受信手段は、無線インタフェースと有線インタフェースとを用いてデータを受信可能であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記無線インタフェースには、赤外線通信インタフェース、又はBluetooth規格に準拠したインタフェースとを含むことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記外部機器は、無線インタフェースを備えた携帯電話、情報携帯端末、ラップトップ型コンピュータを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記受信手段は、所定のプロトコルに従って前記無線インタフェースによるデータ受信を行い、前記記録媒体のサイズ指定のコマンドを受信可能であり、さらには、前記データ形式に従ってデータ項目別にデータを受信可能であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  6. 前記抽出手段は、前記決定手段により決定した記録媒体のサイズに対応して所定のデータ項目を前記受信データから抽出することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 外部機器から入力した情報を複数サイズの記録媒体に記録する際の記録方法であって、
    記録に用いる記録媒体のサイズを決定する決定工程と、
    前記外部機器からデータを受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した受信データのデータ形式を判別する判別工程と、
    前記決定工程において決定した記録媒体のサイズと、前記判別工程において判別した受信データのデータ形式とに従って、前記受信データから記録に用いるデータを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出されたデータを用いて前記記録に用いる記録媒体に記録を行なう記録工程とを有することを特徴とする記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104487158A (zh) * 2012-07-25 2015-04-01 可隆工业株式会社 加压式中空纤维膜组件以及包括该组件的过滤系统

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