JP2005211512A - 液体注入具およびプレフィルドシリンジ製造方法 - Google Patents

液体注入具およびプレフィルドシリンジ製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シリンジ外筒の先端突出部内に確実、かつ充分に液体を注入することができ、またシリンジ外筒内に効率よく液体を注入することができる液体注入具およびプレフィルドシリンジ製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の液体注入具10は、有底筒状の外筒本体と、該外筒本体の底部から突出形成され、外筒本体より小径の先端突出部とを有するシリンジ外筒に液体を注入するものであり、液体が通過可能な中空部61が形成された管状部6と、その先端部に設けられたノズル部7とを有する注入具本体5を備え、ノズル部7は、第1の流出口71と、第1の流出口71より基端側に形成された第2の流出口72とを有し、第1の流出口71は、第2の流出口72が形成された部位の外径よりも小径の管体で構成され、ノズル部7をシリンジ外筒内に挿入し、さらに第1の流出口71を先端突出部内に挿入したとき、第2の流出口72が底部付近に臨むよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体注入具およびこれを用いたプレフィルドシリンジ製造方法に関する。
滅菌されたシリンジ(容器)内に、無菌的に液状製剤(薬液)が充填されるプレフィルドシリンジが知られている。
このようなプレフィルドシリンジは、例えば、次のようにして製造される。
まず、シリンジおよびその液体排出部(先端口部)に装着されるキャップ(封止部材)のそれぞれに高圧蒸気滅菌または過酸化水素などの滅菌ガスによる滅菌処理を施す。次いで、無菌環境下で、シリンジの液体排出部にキャップを装着して、シリンジ内に液状製剤を充填した後、栓体を装着(打栓)して、プレフィルドシリンジを完成させる。
このようにシリンジ内に液状製剤を充填するには、シリンジの基端側に位置する開口からパイプ(充填ノズル)をシリンジ内に挿入して、このパイプから液状製剤を充填(注入)する方法が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
ところが、このような方法では、充填ノズルの先端開口径がシリンジの先端口部の内径より大きいため、シリンジの先端口部内に液状製剤が充分に充填(注入)されない場合があるため、このシリンジの先端口部内に空気(気泡)が残留するおそれがあるという問題があった。
また、他の製造方法としては、前述したようにシリンジおよびキャップ(封止部材)のそれぞれに滅菌処理を施した後、シリンジの液体排出部にキャップを装着する以前に、無菌環境下で栓体を装着(打栓)して、シリンジ内に液状製剤を充填する。次いで、シリンジの液体排出部にキャップを装着して、プレフィルドシリンジを完成させる。
このようにシリンジ内に液状製剤を充填するには、先端口部からシリンジ内にパイプ(充填ノズル)を挿入して、このパイプから液状製剤を充填(注入)する方法が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
ところが、このような方法では、充填ノズルの先端の外径がシリンジの先端口部の内径より小さいため、充填ノズルから吐出される(流出する)液状製剤の流量が少なくなるため、シリンジ内への液状製剤の充填(注入)に時間がかかる、すなわち、液状製剤の充填における効率が下がるという問題があった。
特開平2−299660号公報
本発明の目的は、シリンジ外筒の先端突出部内に確実、かつ充分に液体を注入することができ、またシリンジ外筒内に効率よく液体を注入することができる液体注入具およびプレフィルドシリンジ製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(5)の本発明により達成される。また、下記(6)〜(9)であるのが好ましい。
(1) 有底筒状の外筒本体と、該外筒本体の底部から突出形成され、前記外筒本体より小径の先端突出部とを有するシリンジ外筒に、液体を注入する液体注入具であって、
前記液体が通過可能な中空部が形成された管状部と、その先端部に設けられたノズル部とを有する注入具本体を備え、
前記ノズル部は、第1の流出口と、該第1の流出口より基端側に位置する端部に形成された第2の流出口とを有し、
前記第1の流出口は、前記端部の外径よりも小径の管体で構成され、
前記ノズル部を前記シリンジ外筒内に挿入し、さらに前記第1の流出口を前記先端突出部内に挿入したとき、前記第2の流出口が前記底部付近に臨むよう構成されていることを特徴とする液体注入具。
(2) 前記第1の流出口と前記第2の流出口とは、前記中空部に連通している上記(1)に記載の液体注入具。
(3) 前記第1の流出口から流出する液体の流速を調整する流速調整手段を備えている上記(1)または(2)のいずれかに記載の液体注入具。
(4) 前記流速調整手段は、管体で構成され、前記管状部の中空部内に設けられており、
前記第1の流出口に接続される第1の開口と、該第1の開口よりも大きさが大きい第2の開口とを有する上記(3)に記載の液体注入具。
(5) 有底筒状の外筒本体と、該外筒本体の底部から突出形成された先端突出部とを有するシリンジ外筒に薬液を注入して、プレフィルドシリンジを製造する方法であって、
上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の液体注入具を用いて、前記シリンジ外筒内に前記薬液を注入する注入工程と、
前記注入工程後、前記シリンジ外筒を封止する封止工程とを有し、
前記注入工程では、前記ノズル部を前記シリンジ外筒内に挿入し、さらに前記第1の流出口を前記先端突出部内に挿入して、前記第1の流出口から前記薬液を注入して前記先端突出部内を前記薬液で満たし、それとほぼ同時に、前記第2の流出口からも前記薬液が前記シリンジ外筒内に注入されることを特徴とするプレフィルドシリンジ製造方法。
(6) 前記第2の流出口は、前記第1の流出部の周囲に複数形成されている上記(1)または(2)に記載の液体注入具。
(7) 前記液体は、薬液である上記(1)ないし(4)、(6)のいずれかに記載の液体注入具。
(8) 前記注入工程では、前記第1の流出口と前記第2の流出口とからの前記薬液の注入に伴い、前記シリンジ外筒に対し前記ノズル部を基端方向に移動する上記(5)に記載のプレフィルドシリンジ製造方法。
(9) 前記先端突出部内が前記薬液で満たされた後に、前記移動が開始される上記(8)に記載のプレフィルドシリンジ製造方法。
本発明によれば、液体がシリンジ外筒内に流出する流出口を分けることにより、シリンジ外筒の先端突出部内に確実、かつ充分に液体を注入することができ、またシリンジ外筒内に効率よく液体を注入することができる。
また、流速調整手段を設けた場合には、第1の流出口から流出する液体の流速を調整することができ、よって、液体をシリンジ外筒の先端突出部内により効率よく注入することができる。
本発明の液体注入具およびプレフィルドシリンジ製造方法を説明する前に、プレフィルドシリンジについて説明する。
図6は、プレフィルドシリンジの部分断面図である。また、以下では、説明の都合上、図6中の上側を「基端」、下側を「先端」と言う。
図6に示すプレフィルドシリンジ(以下単に「シリンジ」と言う)1は、シリンジ1内部(内腔部24)に予め薬液100が収納されてなるものである。このシリンジ1は、シリンジ外筒(外筒)2と、シリンジ外筒2の内腔部24に挿入される栓体3と、シリンジ外筒2の先端突出部(口部)22に設けられるキャップ25と、シリンジ外筒2と栓体3とで形成された空間(内腔部24)に充填(注入)される薬液100とで構成されている。
シリンジ外筒2は、底部231を有する有底筒状の外筒本体23と、この外筒本体23の底部231から突出形成され、外筒本体23より小径の先端突出部22とを有している。
この先端突出部22の内部には、薬液100が通過可能な流路221が形成され、シリンジ外筒2の内腔部24と連通している。
キャップ25は、有底筒状の部材で構成されており、先端突出部22が嵌入(接続)することにより、先端突出部22の先端開口222を封止する。この封止により、充填された薬液100が先端突出部22の先端開口222から漏れる(吐出する)のを防止することができる。
このようなシリンジ外筒2内には、弾性材料で構成された栓体3が収納(挿入)されている。栓体3の外周部には、3つのリング状の突部31、32、33が軸方向に沿って、所定間隔をおいて形成されている。この突部31、32がシリンジ外筒2の内周面21に対し密着することで、気密性(液密性)を確実に保持することができる。
なお、シリンジ外筒2およびキャップ25の構成材料としては、例えば、各種の硬質材料や、各種のガラス材料等を用いることができる。また、シリンジ外筒2の構成材料は、内部の視認性を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
また、栓体3およびキャップ25の構成材料としては、それぞれ、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したもの)や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂のような比較的柔軟な樹脂材料等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。
また、薬液100としては、塩化ナトリウムや乳酸カリウム等の電解質補正用注射液、ビタミン剤、ワクチン、抗生物質注射液、ステロイド剤、蛋白質分解酵素阻害剤、脂肪乳剤、各種蛋白製剤、抗癌剤、麻酔薬、覚せい剤、麻薬のような各種薬液、各種診断薬等が挙げられる。
本発明のプレフィルドシリンジ製造方法は、以上のようなシリンジ1を製造する方法である。また、本発明のプレフィルドシリンジ製造方法は、本発明の液体注入具10を用いて実施される。
次に、本発明の液体注入具10を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の液体注入具の第1実施形態を示す縦断面図、図3〜図5は、それぞれ、図1に示す液体注入具を用いてプレフィルドシリンジを製造する工程を順を追って説明するための図である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図3〜図5の上側を「基端」、下側を「先端」と言う。
図3に示すように、液体注入具10は、基部4と、基部4の先端側に設けられている注入具本体5とを備えている。
基部4は、薬液100が通過可能な筒状(管状)をなしており、基端部41において、薬液100が貯留されている貯留タンク(図示せず)に接続されている。
注入具本体5は、基部4の先端側に設けられた管状部6と、その先端部に設けられたノズル部7とを有している。
管状部6には、薬液100が通過可能な中空部61が形成されており、その中空部61が基部4を介して貯留タンクと連通している。
図1に示すように、ノズル部7は、先端に延びる第1の流出口71と、第1の流出口71より基端側に位置するノズル部7の基端面73(端部)に形成された第2の流出口72とを有している。
図1に示す第1の流出口71は、ノズル部7の基端面73の外径よりも小径の管体で構成され、基端面73のほぼ中央に設置(接続)されている。また、この第1の流出口71は、中空部61に連通しており、薬液100を排出(流出)する、すなわち、シリンジ外筒2の内腔部24に薬液100を注入することができる。
図1に示す第2の流出口72は、ノズル部7の基端面73において、第1の流出口71の周囲に複数形成されている。また、この第2の流出口72は、中空部61に連通しており、第1の流出口71と同様にシリンジ外筒2の内腔部24に薬液100を注入することができる。
このような構成の第2の流出口72により、薬液100をシリンジ外筒2の内腔部24に注入(充填)する際、第1の流出口71から流出する薬液100の流量よりも流量が多い薬液100が複数の第2の流出口72から流出することができ、よって、より効率よく薬液100をシリンジ外筒2の内腔部24に注入することができる。
なお、液体注入具10の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、シリンジ外筒2で挙げたような材料を用いてもよい。
次に、液体注入具10において、プレフィルドシリンジ1を製造する工程(プレフィルドシリンジ製造方法)について、図3〜図6を参照して説明する。
[1] キャップ装着工程
まず、図3に示すように、シリンジ外筒2の先端突出部22にキャップ25を装着して、シリンジ外筒2を薬液100がシリンジ外筒2の内腔部24に注入可能な状態にする。このとき、シリンジ外筒2およびキャップ25は、それぞれ、滅菌処理が施されているのが好ましい。
[2] 薬液注入工程(注入工程)
次に、図3に示すように、ノズル部7(管状部6を含む)をシリンジ外筒2の基端開口26から内腔部24に挿入し、さらに第1の流出口71を先端突出部22内(流路221)に挿入する。このとき、第2の流出口72が底部231付近に臨んでいる。
次に、第1の流出口71から薬液100を注入して(流出させて)先端突出部22の流路221を薬液100で満たし、それとほぼ同時に、第2の流出口72からも薬液100がシリンジ外筒2内(内腔部24)に注入される。すなわち、先端突出部22の流路221への薬液100の注入は、主に第1の流出口71が行い、シリンジ外筒2の内腔部24への薬液100の注入は、主に第2の流出口72が行なう。
このような注入により、シリンジ外筒2の先端突出部22内に確実、かつ充分に薬液100を注入(充填)することができ、よって、シリンジ外筒2の先端突出部22内に空気(気泡)が残留するのを防止することができる。
また、前述したように主に第2の流出口72がシリンジ外筒2の内腔部24への薬液100の注入を行なうことにより、内腔部24に効率よく薬液100を注入することができる。
次に、図3に示す状態から、第1の流出口71と第2の流出口72とからの薬液100の注入に伴い、ノズル部7を移動する移動手段(図示せず)の作動によりノズル部7をシリンジ外筒2に対し基端方向(上方)に移動する(図4参照)。
この移動により、ノズル部7(注入具本体5)における薬液100に接触する箇所を少なくすることができ、よって、薬液100が汚染されるのを防止することができる。
また、この移動は、先端突出部22内が薬液100で満たされた後に開始されるのが好ましい。
これにより、シリンジ外筒2の先端突出部22内に確実、かつ充分に薬液100を注入(充填)することができるとともに、前述したようにノズル部7(注入具本体5)が薬液100に接触するのを防止することができる。
次に、図4に示す状態から、注入した薬液100が所定量に達した後、注入を停止して、前記移動手段の作動によりシリンジ外筒2内からノズル部7(注入具本体5)を抜去する(図5参照)。
[3] 打栓工程(封止工程)
次に、シリンジ外筒2内に栓体3を挿入する打栓手段(図示せず)の作動により、図6に示すように、栓体3がシリンジ外筒2内に挿入(装着)されて、シリンジ外筒2が封止される。
以上のような工程を経ることによりプレフィルドシリンジ1が製造される。
なお、シリンジ外筒2に対するノズル部7の移動は、ノズル部7の方を移動するのに限定されず、例えば、シリンジ外筒2の方を移動してもよいし、ノズル部7とシリンジ外筒2とが互いに離間するように双方を移動してもよい。
<第2実施形態>
図2は、本発明の液体注入具の第2実施形態を示す縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の液体注入具の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ノズル部付近の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図2に示すように、液体注入具10’は、第1の流出口71から流出する薬液100の流速を調整する流速調整手段8を備えている。
この流速調整手段8は、管体81で構成され、管状部6の中空部61内に設けられている。図2に示す管体81(流速調整手段8)は、第1の流出口71に接続される第1の開口811と、第1の開口811よりも大きさ(開口径)が大きい第2の開口812とを有している。すなわち、管体81は、その内径が基端方向に漸増するよう構成されている。
このような構成により、第1の流出口71(第1の開口811)へ向かう薬液100が流入する第2の開口812(入口)のオリフィス比を変えることができ、よって、第1の流出口71における薬液100の流速を第2の流出口72おける薬液100の流速より大きく(速く)することができる。従って、薬液100をシリンジ外筒2の先端突出部22内により早く(より効率よく)注入することができる。
以上、本発明の液体注入具およびプレフィルドシリンジ製造方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、液体注入具を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、プレフィルドシリンジは、先端突出部がキャップに嵌入して先端突出部を封止するよう構成されているのに限定させず、例えば、先端突出部の外周に設けられたロックアダプタにキャップが螺合したり、キャップが先端突出部に直接螺合したりして先端突出部を封止するよう構成されているのであってもよい。
また、シリンジ外筒内に充填されるもの(液体)としては、薬液であるのに限定されず、例えば、血液製剤、ブドウ糖等の糖質注射液、造影剤、あるいは、蒸留水、生理食塩水、消毒薬、栄養剤、流動食、アルコール等の液体(液状製剤)であってもよい。
また、第1の流出口は、注入具本体の先端面に接続されているのに限定されず、例えば、注入具本体の先端面と一体的に形成されていてもよい。
本発明の液体注入具の第1実施形態を示す縦断面図である。 本発明の液体注入具の第2実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す液体注入具を用いてプレフィルドシリンジを製造する工程を順を追って説明するための図である。 図1に示す液体注入具を用いてプレフィルドシリンジを製造する工程を順を追って説明するための図である。 図1に示す液体注入具を用いてプレフィルドシリンジを製造する工程を順を追って説明するための図である。 プレフィルドシリンジの部分断面図である。
符号の説明
1 プレフィルドシリンジ(シリンジ)
2 シリンジ外筒
21 内周面
22 先端突出部
221 流路
222 先端開口
23 外筒本体
231 底部
24 内腔部
25 キャップ
26 基端開口
3 栓体
31、32、33 突部
4 基部
41 基端部
5 注入具本体
6 管状部
61 中空部
7 ノズル部
71 第1の流出口
72 第2の流出口
73 基端面
8 流速調整手段
81 管体
811 第1の開口
812 第2の開口
10、10’ 液体注入具
100 薬液

Claims (5)

  1. 有底筒状の外筒本体と、該外筒本体の底部から突出形成され、前記外筒本体より小径の先端突出部とを有するシリンジ外筒に、液体を注入する液体注入具であって、
    前記液体が通過可能な中空部が形成された管状部と、その先端部に設けられたノズル部とを有する注入具本体を備え、
    前記ノズル部は、その端部から先端に延びる第1の流出口と、前記端部に形成された第2の流出口とを有し、
    前記第1の流出口は、前記端部の外径よりも小径の管体で構成され、
    前記ノズル部を前記シリンジ外筒内に挿入し、さらに前記第1の流出口を前記先端突出部内に挿入したとき、前記第2の流出口が前記底部付近に臨むよう構成されていることを特徴とする液体注入具。
  2. 前記第1の流出口と前記第2の流出口とは、前記中空部に連通している請求項1に記載の液体注入具。
  3. 前記第1の流出口から流出する液体の流速を調整する流速調整手段を備えている請求項1または2のいずれかに記載の液体注入具。
  4. 前記流速調整手段は、管体で構成され、前記管状部の中空部内に設けられており、
    前記第1の流出口に接続される第1の開口と、該第1の開口よりも大きさが大きい第2の開口とを有する請求項3に記載の液体注入具。
  5. 有底筒状の外筒本体と、該外筒本体の底部から突出形成された先端突出部とを有するシリンジ外筒に薬液を注入して、プレフィルドシリンジを製造する方法であって、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の液体注入具を用いて、前記シリンジ外筒内に前記薬液を注入する注入工程と、
    前記注入工程後、前記シリンジ外筒を封止する封止工程とを有し、
    前記注入工程では、前記ノズル部を前記シリンジ外筒内に挿入し、さらに前記第1の流出口を前記先端突出部内に挿入して、前記第1の流出口から前記薬液を注入して前記先端突出部内を前記薬液で満たし、それとほぼ同時に、前記第2の流出口からも前記薬液が前記シリンジ外筒内に注入されることを特徴とするプレフィルドシリンジ製造方法。
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