JP2005210519A - Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005210519A
JP2005210519A JP2004016177A JP2004016177A JP2005210519A JP 2005210519 A JP2005210519 A JP 2005210519A JP 2004016177 A JP2004016177 A JP 2004016177A JP 2004016177 A JP2004016177 A JP 2004016177A JP 2005210519 A JP2005210519 A JP 2005210519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
packet
transmitting
terminal device
transmission interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004016177A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Saito
士郎 斎藤
Kazuhiko Seki
和彦 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uniden Corp filed Critical Uniden Corp
Priority to JP2004016177A priority Critical patent/JP2005210519A/ja
Publication of JP2005210519A publication Critical patent/JP2005210519A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 インターネットプロトコルを使って音声データを送受信するIP電話システムに対して最適な保守端末装置を提供すること。
【解決手段】 音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置であって、前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する送信間隔を前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定する設定手段と、前記設定した送信間隔に従い前記保守パケットを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する送信手段とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、VoIP(Voice over Internet Protocol)を利用して通話等の通信サービスを行うIP電話システムの管理技術に関し、特に、端末装置の保守に関する処理を行う保守装置の改良技術に関する。
近年、インターネットプロトコル(IP)を用いて音声通話を行う技術が注目され、普及し始めている。このような通話技術は、一般に「IP電話」または「IP電話システム」と称される場合が多い。このIP電話では、話者の発する音声に対応する音声信号がディジタルデータに変換されて所定の圧縮処理が行われた後にパケット化され、ネットワークを介して通話先に送信される。そして、通話先では、受信したパケットを用いてアナログの音声信号が復元され、音声出力が行われる。このようなインターネットプロトコルを使って音声データを送受信する技術はVoIP(Voice over Internet Protocol)と呼ばれる。IP電話に関する従来技術は、例えば、特開2001−177577号公報(特許文献1)などの文献に記載されている。
特開2001−177577号公報
ここで、IPネットワークを利用して音声パケットを送信する場合には、目的地に音声パケットが到着する時間が遅れる「遅延」、音声パケットの到着時間がばらつく「ゆらぎ」、また、音声パケットが紛失する「パケット・ロス」といった現象が起こりやすいため、通話品質や音質そのものが劣化しやすいという問題がある。
例えば、音声パケットは、IPネットワーク上に送出されルータを介して目的地まで届けられるが、このIPネットワーク上には、音声パケットのほか様々なデータのIPパケットが流れている。よって、IP音声パケットがルータに到着したとき、ルータが他の大きなサイズのIPパケットを転送処理していると、音声パケットは大きなサイズのIPパケットをルータが送り出すまでそのまま待っていなければならず、遅延やゆらぎが発生しやすい。
また、ルータは、IPパケットを受け取るとこれを「キュー」と呼ばれる格納場所に一時保管し先着順にこれを処理しているが、このキューからあふれたIPパケットは処理できないものとして捨てられる。よって、すでにキューに多くのIPパケットがたまった状態で音声パケットが到着した場合には、音声パケットがルータによって破棄されてしまう可能性があり、パケット・ロスが発生しやすい。
一方、従来の保守システムは、保守データをパケット化した保守パケットをIP電話端末に向けてIPネットワーク上に送出しているが、メンテナンス状況によっては非常に大きなサイズの保守パケットをIPネットワーク上に放出している。従って、ルータが大量の保守データの転送処理をしているときに音声パケットがルータに到着した場合や、ルータが大量の保守パケットをキューイングしている最中に音声パケットが到着した場合などには、保守データを原因とした音声パケットの遅延やゆらぎ、パケット・ロスが発生し、その結果、通話品質や音質そのものが劣化してしまうおそれがある。したがって、IP電話の通話品質を劣化させることなく保守情報を送信することが要求される装置が望まれる。
このような問題に鑑み、本発明は、IP電話システムに対する最適な保守装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、IP電話の通話品質を確保しつつ、IP電話機に対する保守情報をIP電話機に送信することができる保守システムを構築することを課題とする。
本発明の保守装置は、音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置であって、前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔に基づいて設定する設定手段と、前記設定手段が設定した送信間隔に従って前記保守パケットを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する送信手段と、を備える。
また、前記設定手段は、前記保守パケットを送信する送信間隔を、前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定することが望ましい。
また、前記設定手段は、前記保守パケットを送信する送信間隔を10ミリ秒に設定することを特徴とする。
また、前記設定手段は、前記保守パケットを送信する送信間隔を10ミリ秒の整数倍に設定してもよい。
また、本発明は、IPアドレスを有する端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続される保守装置とから構成されるIP電話システムであって、前記端末装置は、音声データを格納した音声パケットを第1の送信間隔に従い生成する生成手段と、前記生成手段が生成した音声パケットを送信する送信手段と、を備え、前記保守装置は、前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する第2の送信間隔を前記第1の送信間隔の整数倍に設定する設定手段と、前記設定手段が設定した第2の送信間隔に従って前記保守パケットを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する送信手段と、を備えることを特徴とするム。
また、本発明は、音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置における保守データの送信方法であって、前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する送信間隔を前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定するステップと、前記設定した保守パケットの送信間隔に従って前記保守パケットを生成するステップと、前記生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信するステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置に所定の機能を実現させるためのプログラムであって、前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する送信間隔を前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定する機能と、前記設定した保守パケットの送信間隔に従って前記保守パケットを生成する機能と、前記生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する機能と、を保守装置に実現させる。
本発明の保守データの送信方法は、コンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてコンピュータにインストールまたはロードすることができる。また、コンピュータプログラムが、所定のカードやボードに記録されて流通する場合も含む。
本発明によれば、保守パケットの送信間隔を音声パケットの送信間隔に従って設定するので、IP電話の通話品質を確保しつつ、IP電話機に対する保守情報をIP電話機に送信することが可能になる。
本発明は、音声データが格納された音声パケットの転送に影響を与えないように保守データを格納した保守パケットを転送するために、保守パケットの送信間隔を音声パケットの送信間隔に従い設定する。具体的には、保守パケットの送信間隔を音声パケットの送信間隔と同じ、またはヘッダ情報の重送を減らすべく音声データを連結送信する場合を考慮して、保守パケットの送信間隔を音声パケットの送信間隔の整数倍となるように設定する。たとえば、音声パケットが、ITU−T勧告G.729等にて規定されたCELP系音声符号化方式に従い転送されている場合、当該方式では音声の符号化単位として10ミリ秒(10ms)が設定されているので、保守パケットを送信する送信間隔は、10ミリ秒の整数倍となるように設定される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明に係る保守端末装置は、VoIP(Voice over IP)を利用して通話を行うIP電話システムに適用される。
[システム概略図]
図1は、本発明の一実施形態が適用されたIP電話システムの概略図である。同図に示すように、本IP電話システムは、1または1以上のIP電話端末10-1、10-2・・・10−nと、IP電話端末10とLAN(Local Area Network)50を介して接続されたルータ40と、ルータ40および所定の通信網(例えば、インターネット)30を介してIP電話端末10と接続された保守サーバ20と、同様にルータ40および所定の通信網30を介してIP電話端末10と接続されIP電話端末10の通話を管理する呼制御サーバ60と、から構成される。本IP電話システムでは、音声データを格納した音声パケット、保守データを格納した保守パケット、その他データを格納したパケットが通信網30を介して転送される。
各IP電話端末10は、それぞれのIPアドレスを備え、主に、アナログ音声信号をディジタル信号に変換する音声符号化機能、ディジタル化した音声信号をIPパケットとして加工するパケット化機能、図示しない入力手段から入力された電話番号をパケットの宛先のIPアドレスに変換するアドレス変換機能、および所定の呼制御プロトコルに従い通話を管理する呼制御機能を備えている。
音声を符号化する方式としては、仕様に応じてPCM(Pulse Code Modulation)方式やCS−ACELP(Conjugate-structure algebraic code excited linear prediction)方式などの既知の技術を利用することができる。例えば、高速回線の場合には音質の高いPCM方式を採用し、低速回線の場合には帯域を節約できるCS−ACELP方式などを採用することが考えられる。
呼制御プロトコルには、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)上で利用されるH.323プロトコルや、UDP(User Datagram Protocol)上で利用されるSIP(Session Initiation Protocol)などがある。本実施形態では、一例としてSIPを用いた場合について説明する。この場合、IP端末10は、SIPクライアントとして機能する。
また、各IP電話端末10は、保守サーバ20から送信される保守情報を受信して、保守情報に従った処理を実行する保守機能を備える。保守情報は、所定の通信プロトコルに従って転送される。保守情報の送受信に使用する通信プロトコルとしては任意のものを使用することができるが、ここでは、呼制御プロトコルを用いる場合について説明する。
なお、本実施形態に係るIP電話端末10は、上記機能を備えた単一の装置として構成されているが、IP電話端末10の構成はこれに限られない。例えば、アナログ電話装置とVoIPゲートウェイとを接続することにより構成されるものも、本実施形態に係るIP電話端末10に該当する。また、電話用のヘッドセット(マイクとスピーカ)や上記機能を実現するためのプログラムを実装したパーソナルコンピュータ等の汎用の情報処理装置であってもよい。
ルータ40は、IPパケットに書き込まれた宛先のIPアドレスを読み取って、最適な方向にIPパケットを送出する機能を備えた経路選択装置(中継器)である。また、ルータ40は、外部のネットワークを通じて第三者が侵入することを防止するためファイヤーオール機能を備えてもよい。
保守サーバ20は、IP電話システムを良好な稼動状態に保つための通常の機能として、例えば、IP電話端末10内のデータやプログラムを必要に応じて更新・変更する機能や、IP電話端末10の稼動状況を外部から遠隔監視し、障害発生時に障害内容の通知や復旧作業を遠隔操作によって行う障害回復機能を備える。
ただし、本実施形態の保守サーバ20は、これら保守情報をIP電話端末に送信する際に、IP電話端末の通話品質に影響を与えないように送信する、具体的には、音声パケットの送信間隔を考慮して保守パケットを送信する点を特徴とする。保守サーバ20は、保守情報を送信するための所定の通信プロトコルとして、所定の呼制御プロトコル(SIP)を採用する。
呼制御サーバ60は、各IP電話端末10の通話を管理する呼制御を行う。具体的には、電話番号とIPアドレスとを対応付けた所定のテーブルや、通話履歴などの情報を格納して一元管理するとともに、所定の呼制御プロトコルに従って各IP電話端末10との間で情報を送受信することにより呼制御を実現する。ここでは、呼制御プロトコルとしてSIPを用いているので、呼制御装置60は、SIPサーバとして機能する。
本実施形態におけるLAN50は、イーサネット(登録商標)などにより構築されたネットワークであり、呼制御信号および通話信号の伝送経路として機能する。パーソナルコンピュータ等の図示しない他の装置が接続された場合には、データ信号の伝送経路としても機能する。また、インターネットとしての通信網30は、相互に複数のネットワークが接続され、例えばTCP/IPプロトコルで規定されたパケットデータが伝送される。
[IP電話システムにおける通話動作の概要]
次に、このように構成されたIP電話システムにおける通話開始から通話終了までの動作の概略について説明する。まず、IP電話端末末10−1は、操作者より図示しない入出力手段を介して電話番号を含む発信指示を受け付けると、この電話番号及び接続要求メッセージを含む接続要求パケットを、呼制御サーバ60のIPアドレスを指定してLAN50に送信する。ここでは、IP電話端末10−nの電話番号が指定されたものとする。ルータ40は、この接続要求パケットを受け取ると、IPアドレスに従い通信網30に送信する。
呼制御サーバ60は、通信網30から自身あての接続要求パケットを受け取ると、この接続要求パケットに含まれる電話番号に対応するIPアドレスを所定のテーブルを参照して取得し、この取得したIPアドレス(つまり、IP電話端末10−nのIPアドレス)へ転送する。IP電話端末10−nは、接続要求パケットを受け取り、自身が通話可能な状態ある場合は、接続可能である旨を示す接続可能パケットを呼制御サーバ60に送り返す。呼制御サーバ60は、接続可能パケットを受け取ると、接続要求を送信したIP電話端末10−1に転送する。
そして、接続可能パケットを受け取ったIP電話端末10−1が、接続可能パケットの受信に対する確認パケットを呼制御サーバ60へ送り、呼制御サーバ60がこの確認パケットをIP電話端末10−nに転送する。これにより、IP電話端末10−1とIP電話端末10−nとの間で通話路(呼)が確立し、音声通話が可能な状態へ移行する。その後は、発信側のIP電話端末10−1と着信側のIP電話端末10−nとの間で、RTP(Real-time Transport Protocol)に従い音声信号が格納された音声パケットを送受信することにより、通話が実現される。そして、通話品質を維持するためには、各音声パケットが一定時間内に確実に各IP電話端末に到着する必要がある。
[IP電話端末の構成図]
図2は、IP電話端末の機能を示す機能構成図である。IP電話端末10は、ネットワークインターフェース部102、パケット処理部104、呼制御部106、RTP処理部108、音声信号入出力部110、操作信号入出力部112、保守管理部114、記憶部116およびバス118を備える。
ネットワークインターフェース部102は、IP電話端末10とネットワーク(LAN)50とを物理的に接続するためのインターフェースである。ネットワークインターフェース部102は、IP電話端末10内部のデータを物理的/論理的に変換してネットワーク50に送出し、また、ネットワーク50上を流れる自身宛てのデータを抽出して、これを物理的/論理的に変換してバス118に入力する。
パケット処理部104は、ネットワークインターフェース部102を介してネットワーク50との間で送受信するパケットを処理する。パケット処理部104は、例えば、ネットワークインターフェース部102を介して受信したパケットからIPヘッダを取り除き、TCP/UDPヘッダを読みとる。そして、TCP/UDPヘッダ中のポート番号に従って、そのパケットが処理されるべきアプリケーションを判断する。例えば、ポート番号が呼制御に関する制御データであることを示している場合には、呼制御部106に受け渡し、音声データであることを示している場合には、RTP処理部108に受け渡す。また、呼制御部106、RTP処理部108、保守管理部114にて生成されたデータにヘッダを付加してネットワークインターフェース部102を介して送出する。
呼制御部106は、所定の呼制御プロトコルに従い呼処理を実行する。また、呼制御プロトコルに従うデータ中に保守情報が格納されている場合には、その保守情報を保守管理部114に送出する。本実施形態に係る呼制御部106は、上述したようにSIPに従う呼処理を実行する。呼制御部106は、所定のセッション記述用言語(例えばSDP:session description protocol)に従い記述されたテキスト形式のデータを解釈し、呼制御サーバ60との間でリクエスト/レスポンス型の通信を行う。
RTP処理部108は、UDPの上位プロトコルであって音声や映像をストリーミング再生するためのプロトコルであるRTPに従い、音声信号入出力部110とパケット処理部104との間の通話信号を中継する。RTP処理部108は、音声信号入出力部110より入力されたアナログ音声信号が、図示しない音声符号化部によって変換されたディジタル音声信号に対して、RTPに従うヘッダ情報を付加して音声パケットを生成し、パケット処理部104に引き渡す。また、RTP処理部108は、音声パケットを受信した場合には、RTPに従うヘッダ情報に基づいて音声パケットを並び替え、図示しない音声複合化部へ引き渡す。
音声信号入出力部110は、通話者の音声を入力するとともに相手の音声を出力するためのハンドセット等が該当する。音声信号入出力部110より入力されたアナログ音声信号は、図示しない音声符号化部が、所定の方式に従いディジタル音声信号に変換する。また、図示しない音声複合化部は、受信したディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して、音声信号入出力部110からアナログ信号として出力する。操作信号入出力部112は、利用者が電話番号の入力や各種指示を入力操作するためのダイヤルボタン等が該当する。
保守管理部114は、所定の通信プロトコルに従い受け付けた保守情報に従う処理を実行する。本実施形態に係る保守管理部114は、上述したようにSIPに従う処理を実行する。例えば、受け付けた保守情報が所定の情報(例えば、後述する番号計画テーブル)の設定要求である場合は、自身に設定されている所定の情報を更新する。また、受け付けた保守情報が自身に設定されている情報(例えば、通話状況を示すステータス)の収集要求である場合は、指示された情報を取得して送り返す。
記憶部116は、IP電話機10による通話に必要な各種情報を記憶する。例えば、自身の電話番号とIPアドレスとを対応付けて記憶するとともに、発呼先と発呼先に割り当てられた所定の数字とを対応付けたテーブル(以下、「番号計画テーブル」という。)を記憶する。この番号計画テーブルは、具体的には、発呼先と、発呼先に割り当てられた電話番号の上位数桁とを対応付けたものである。利用者より発呼先の電話番号が入力されると、入力された番号に従って番号計画テーブルの上位数桁を参照することにより、発呼先を特定することができるように構成されている。
また、記憶部116は、IP電話機10が接続する接続先ネットワークごとに、接続先ネットワークに接続するための接続処理を規定した呼制御モジュールを記憶する。この呼制御モジュールは、典型的には、接続先ネットワークつまり接続先ネットワークを運営するキャリア毎に独自のモジュールが存在する。これら番号計画テーブルや呼制御モジュールは、保守管理部114によって更新される。
このようなIP電話端末10は、図示しないCPU、CPUにより実行されるプログラムが格納されるROM、各種情報を一時記憶するためのRAMを備える。例えば呼制御部106は、CPUが、ROMや外部記憶装置などに格納された所定の制御プログラムに基づいて各種制御を実行することにより実現される。
[保守サーバの構成図]
図3は、保守サーバの機能を示す機能構成図である。保守サーバ20は、ネットワークインターフェース部202と、パケット処理部204と、保守管理部206と、入出力部208と、記憶部210と、バス218とを備える。
ネットワークインターフェース部202は、ネットワーク(インターネット)と物理的に接続するためのインターフェースである。ネットワークインターフェース部202は、保守サーバ20内部のデータを物理的/論理的に変換してネットワーク30に送出し、また、ネットワーク30上を流れる自身宛てのデータを抽出して、これを物理的/論理的に変換してバス218に入力する。
呼制御部205は、所定の呼制御プロトコルに従い呼処理を実行する。本実施形態に係る呼制御部205は、SIPに従う呼処理を実行する。呼制御部205は、所定のセッション記述用言語に従い記述されたテキスト形式のデータを解釈し、呼制御サーバ60との間でリクエスト/レスポンス型の通信を行うことにより、IP電話端末10との間で通話路を確立する。
パケット処理部204は、ネットワークインターフェース部202を介してネットワーク30との間で送受信するパケットを処理する。パケット処理部204は、ネットワークインターフェース部202を介して受信したパケットから対象となるデータを抽出し、保守管理部206に受け渡す。また、保守管理部206にて生成されたデータに宛先をつけてネットワークインターフェース部202を介して送出する。
保守管理部206は、IP電話端末10に対する保守処理を実行する。保守処理には、記憶部116への保守情報の登録及び更新処理や、IP電話端末10に対する監視処理等がある。保守管理部206は、入出力部208より入力された指示や予め設定された条件に従って、記憶部210に記憶された所定の情報(番号計画テーブル等)を読み出し、読み出した情報と設定命令とを含む設定要求を生成する。また、保守管理部206は、入出力部208より入力された指示や予め設定された条件に従って、収集すべき情報(IP電話端末の通話状態を示すステータス等)と収集命令とを含む収集要求を生成する。そして、生成した設定要求や収集要求からなる保守情報を所定の通信プロトコルに従うデータに変換して保守パケットを生成する。
また、本実施形態にかかる保守管理部206は、IP電話端末10の通話品質に影響を与えないように生成した保守パケットを送信するための送信間隔を設定する。具体的には、保守管理部206は、IP電話端末10が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍となるように保守パケットの送信間隔を設定する。
入出力部208は、ユーザが所定の指示を入力するためのキーボードやマウス等の入力手段や、ディスプレイやスピーカ等の出力手段が該当する。
記憶部210は、IP電話端末10に対する保守情報を記憶する。この保守情報とは、IP電話端末10を適正に動作させるためのあらゆる情報を含む概念である。例えば、IP電話端末10を動作させるための制御プログラム、IP電話端末10に設定される設定情報、およびIP電話端末の状態を示す状態情報などが該当する。また、記憶部210は、各IP電話端末の保守状況を管理するための図示しない管理テーブルを備え、この管理テーブルには、保守対象となるIP電話端末10とこれらの保守情報とが対応づけて記憶される。
このような保守サーバ20は、図示しないCPU、CPUにより実行されるプログラムが格納されたROM、各種情報を一時記憶するためのRAMを備える。CPUは、ROMや外部記憶装置などに格納された所定の制御プログラムに基づいて各種制御を実行することにより例えば保守管理部206として動作する。
[データフォーマット]
次に、図4を用いて本実施形態に係るデータ構成を説明する。図4(A)は、音声情報が格納された音声パケットのデータ構成の一例を示す図である。当該音声パケットは、UDPパケットに包まれたRTPパケットとして構成される。各パケットは、UDPとRTPの各通信のためのヘッダ情報を備え、ペイロードには音声情報が格納される。図4(B)は、保守情報が格納された保守パケットのデータ構成の一例を示す図である。保守パケットもまた、UDPパケットに包まれたRTPパケットとして構成される。各パケットは、UDPヘッダ、RTPヘッダ及び保守ヘッダから構成され、ペイロード(音声通信用のデータ領域)には、保守用のヘッダと保守用のデータ(所定の情報の設定要求や収集要求など)が格納される。保守情報は、たとえば呼制御プロトコルにおける未規定部分(未規定フィールド)に記載される。
[保守情報の送信処理の流れ]
図5は、保守サーバの処理手順を示すフローチャートである。具体的には、保守サーバ20における呼制御部205、保守管理部206およびパケット処理部204のプログラムの処理内容の概要を表したものである。
まず、保守管理部206は、保守処理を実行するか否かを判断する(STEP501)。例えば、特定のIP電話端末について特定の時間を指定した保守処理の実行が入出力部208を介して入力された場合には、保守管理部206は、保守処理を実行すると判断する。また、IP電話端末10に対するアクセス時間や対象となるIP電話端末10が予め設定されている場合には、これらの設定に従い保守処理の実行を判断する。
そして、保守処理を実行すると判断した保守管理部206は、保守情報を格納した保守パケットの送信間隔がIP電話端末10における音声パケットの送信間隔の整数倍となるように、保守パケットを生成する。IP電話端末10が、ITU−T勧告G.729等にて規定されたCELP系音声符号化方式に従う場合には、上述したように音声符号化単位は10ミリ秒であり、8kbpsの符号化方式で10バイト、64kbpsの符号化方式で80バイトの符号が生成される。よって、64kbpsの符号化方式が採用されている場合、保守パケットのデータ長は、音声パケットのデータ長と同じ値(80バイト)が設定されるが、保守パケットは、保守ヘッダ領域とデータ領域とから構成されているため、70バイト分の領域が保守情報格納用の領域として設定される。
次に、保守管理部206は、入力された情報あるいは設定された条件に従って、保守対象となるIP電話端末10を特定する(STEP503)。また、保守管理部206は、保守処理が所定の情報の設定である場合は、入力された情報あるいは設定された条件に従って、設定対象となる情報を記憶部210から読み込む(STEP504)。
保守管理部206は、保守パケットに搭載すべき情報が、設定された保守情報格納用の領域(保守情報の長さ、例えば70バイト)以上の場合には(STEP505)、送信すべき保守情報を、当該領域に割り当てられたデータ長に従い分割する(STEP506)。
次に、保守管理部206は、対象となるIP電話端末10が対応する呼制御手順プロトコルのデータフォーマットに従い、保守情報(分割されている場合には、分割された保守情報)を格納する(STEP507)。ここで、保守情報は、呼制御手順プロトコルが本来予定している呼制御の処理とは異なる処理に関する情報である。従って、保守管理部206は、呼制御手順プロトコルのデータフォーマットにおいて、呼制御に利用されない所定の部分(未規定のフィールド)に、保守情報を格納する。これにより、IP電話端末10において、呼制御処理のエラーや不具合を生じさせることなく保守情報を解釈実行させることができる。
なお、各IP電話端末10が採用する呼制御手順プロトコルは、IP電話端末ごとに異なる場合があるので、IP電話端末10が対応する呼制御手順プロトコルの情報は、予め記憶部210に格納しておくか、入出力部208を介して入力するものとする。
呼制御部205は、パケット処理部204を介して、IP電話端末10に対する接続情報(電話番号)及び接続要求メッセージを含む接続要求パケットを通信網30に送出する(STEP508)。その後、呼制御サーバ60を介して、IP電話端末10との間で通話路が確立すると、呼制御手順プロトコルの未規定部分に保守情報を格納したパケットを送出する(STEP509)。通常の通話の場合、通話路が確立すると、発信側の保守サーバ20と着信側のIP電話端末10との間では、RTPに従い音声信号が格納されたIPパケットが送受信されるが、ここでは、音声パケットの代わりに、保守情報が格納されたパケットが保守サーバ20からIP電話端末10へ送信される。
[IP電話端末の処理手順]
図6は、IP電話端末10の処理手順を示すフローチャートである。具体的には、IP電話端末10におけるパケット処理部104、呼制御部106および保守管理部206のプログラムの処理内容の概要を表したものである。
パケット処理部104は、ネットワークインターフェース部50を介してパケットを受信すると(STEP601)、受け取ったパケットに含まれるデータが所定の呼制御プロトコルに従うデータであるか否かを判断する(STEP603)。そして、受け取ったパケットに含まれるデータが所定の呼制御プロトコルに従うデータであると判断した場合は(STEP603のYes)、そのデータを呼制御部106に受け渡す。
呼制御部106は、受け渡されたデータが保守情報を送信するものであるか否かを判断する(STEP605)。具体的には、呼制御プロトコルのデータフォーマット中の未規定部分に、保守情報が格納されている場合には、保守情報を送信するものであると判断し(STEP605のYes)、保守情報を抽出する(STEP607)。一方、呼制御プロトコルのデータフォーマットに従い、呼制御に関する情報が格納されている場合には、保守情報を送信するものではないので(STEP605のNo)、呼制御処理を実行する(STEP606)。
保守管理部114は、呼制御部106により抽出された保守情報に基づいて、保守処理を実行する。例えば、保守管理部114は、保守情報が情報の設定命令である場合は(STEP609のYes)、抽出された情報に従って記憶部116を更新する(STEP611)。
一方、保守情報が情報の収集命令である場合は(STEP613のYes)、指示内容に従って所定の情報を取得する(STEP615)。なお、IP電話端末の保守管理部114もまた、取得した所定の情報を含む保守パケットの送信間隔を音声パケットの送信間隔の整数倍(音声パケットの送信間隔が10ミリ秒である場合には、10ミリ秒の整数倍)となるように設定する。つまり、保守管理部114は、保守パケットのパケット長を音声パケットのパケット長と同等の長さに設定し、送り返す情報を当該設定したパケット長に応じて分割する。そして、保守処理の実行結果をパケット処理部104に通知する。
パケット処理部104は、通知された内容に従い保守サーバ20を宛先とする応答パケットを生成し(STEP617)、ネットワークインターフェース部102は、これを送信する(STEP619)。
以上、本実施形態によれば、IP電話端末10に送る保守情報を格納した保守パケットの送信間隔を、音声情報を格納した音声パケットの送信間隔の整数倍に設定したので、ネットワーク上を保守パケットが流れることによって音声パケットの遅延やゆらぎの原因となることを回避することが可能になる。
また、本実施形態によれば、IP電話の通話品質を確保しつつ、IP電話機に対する保守情報をIP電話機に送信することができるようになるので、IP電話システムに最適な保守装置を提供することが可能になる。
また、本実施形態によれば、所定の保守情報を、IP電話端末が対応する呼制御プロトコルに従って送信しているので、外部ネットワークに設置された保守サーバからIP電話端末に対する保守制御を実行することができるようになる。
また、IP電話端末10が接続されたルータ40のファイヤーオール機能に依存することなく、所定の保守情報を送信することができるので、汎用性の高い保守サーバを提供することが可能になる。
また、保守情報を呼制御メッセージ中の未規定部分に格納しているので、これを受け取ったIP電話端末側における呼制御処理にエラー等の影響を与えることを回避することができる。
[その他の実施の形態]
なお、上記実施の形態では、各処理をシーケンシャルに説明したが、動作に矛盾が生じない限り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するように構成しても良い。また、本発明は、上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において様々な変形例が可能である。
(1)上記実施形態では、IP電話端末10における音声パケットの送信間隔を考慮して保守データの送信間隔を設定する構成としたが、音声パケットの送信間隔以外の要因をさらに考慮して設定する構成としてもよい。たとえば、通信路の混雑度を考慮して保守データの送出間隔を調整することが考えられる。例えば、通信路の混雑度が最も低いときは、10ミリ秒間隔とし、混雑度が増すに従い、送出間隔を広くしつつヘッダ情報の重送を減らすように構成する。
(2)また、上記実施形態では、保守情報の送信間隔を10ミリ秒に設定したが、送信間隔の値はこれに限定されない。たとえば、送信間隔の値として複数の値を用意しておき、音声パケットの転送方式に応じて適宜選択する構成としてもよい。
(3)また、上記実施形態では、保守情報を送信する通信プロトコルとしてSIPを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られず、仕様に応じて他の通信プロトコルを用いることができる。また、保守対象は、IP電話機に限られず、ゲートウェイやSIPサーバなどを対象とすることもできる。
(4)また、上記実施形態では、保守情報として、設定指示と収集指示の双方を含む場合を例に説明したが、保守情報は、いずれか一方の指示(例えば、設定支持)のみで構成されてもよい。
本発明の一実施形態が適用されたIP電話システムの概略図である。 IP電話端末の機能を示す機能構成図である。 保守サーバの機能を示す機能構成図である。 本実施形態に係るIPパケットのデータ構成の一例を示す図である。 保守サーバの処理手順を示すフローチャートである。 IP電話端末10の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・IP電話端末
20・・・保守サーバ
30・・・通信網(外部ネットワーク)
40・・・ルータ
50・・・LAN(内部ネットワーク)
60・・・呼制御サーバ

Claims (7)

  1. 音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置であって、
    前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔に基づいて設定する設定手段と、
    前記設定手段が設定した送信間隔に従って前記保守パケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する送信手段と、
    を備える保守装置。
  2. 前記設定手段は、
    前記保守パケットを送信する送信間隔を、前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定することを特徴とする請求項1記載の保守装置。
  3. 前記設定手段は、
    前記保守パケットを送信する送信間隔を10ミリ秒に設定することを特徴とする請求項1記載の保守装置。
  4. 前記設定手段は、
    前記保守パケットを送信する送信間隔を10ミリ秒の整数倍に設定することを特徴とする請求項1記載の保守装置。
  5. IPアドレスを有する端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続される保守装置とから構成されるIP電話システムであって、
    前記端末装置は、
    音声データを格納した音声パケットを第1の送信間隔に従い生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した音声パケットを送信する送信手段と、を備え、
    前記保守装置は、
    前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する第2の送信間隔を前記第1の送信間隔の整数倍に設定する設定手段と、
    前記設定手段が設定した第2の送信間隔に従って前記保守パケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話システム。
  6. 音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置における保守データの送信方法であって、
    前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する送信間隔を前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定するステップと、
    前記設定した保守パケットの送信間隔に従って前記保守パケットを生成するステップと、
    前記生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信するステップと、
    を備えることを特徴とする保守データの送信方法。
  7. 音声データを格納した音声パケットを送受信する機能を備えた端末装置とネットワークを介して接続される保守装置に所定の機能を実現させるためのプログラムであって、
    前記端末装置に対する所定の保守データを格納した保守パケットを送信する送信間隔を前記端末装置が音声パケットを送信する送信間隔の整数倍に設定する機能と、
    前記設定した保守パケットの送信間隔に従って前記保守パケットを生成する機能と、
    前記生成した保守パケットを前記端末装置に対して送信する機能と、
    を保守装置に実現させるためのプログラム。

JP2004016177A 2004-01-23 2004-01-23 Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2005210519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016177A JP2005210519A (ja) 2004-01-23 2004-01-23 Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016177A JP2005210519A (ja) 2004-01-23 2004-01-23 Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005210519A true JP2005210519A (ja) 2005-08-04

Family

ID=34901415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004016177A Withdrawn JP2005210519A (ja) 2004-01-23 2004-01-23 Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005210519A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007049415A (ja) 音声データ変換装置、ネットワークシステム、制御方法及び制御プログラム
US7822018B2 (en) Duplicate media stream
JP4515979B2 (ja) Ip電話機
KR20030045857A (ko) 패킷 처리 장치 및 방법
US9106725B2 (en) Buffer controller correcting packet order for codec conversion
US20070258435A1 (en) Maintenance device, terminal device and IP telephone system
WO2006053298A1 (en) Data transport between a media gateway and a media server
US20080247413A1 (en) Communication apparatus and communication method
EP2025102B1 (en) Techniques for message waiting indication support across different protocols
JP2008227917A (ja) 通信システム及びルータ
US7508821B2 (en) Method for setting up a data connection between terminal devices
JP2007124467A (ja) 無線lan電話システム、無線lan電話システム親機、無線lan電話システム子機、無線lan電話通信方法、無線lan電話通信プログラム、および、記録媒体
US20080123535A1 (en) Maintenance apparatus, IP telephone system, and maintenance data transmission method
US6594256B1 (en) Communication apparatus
US20180020026A1 (en) Method and system for providing lawful interception in a peer to peer communication
JP4191183B2 (ja) Ip電話システム、パケット変換装置およびパケット変換方法
US20080123639A1 (en) Relay apparatus and routing method
JP4275265B2 (ja) 呼制御サーバおよび音声データ通信方法
JP2005210519A (ja) Ip電話端末を保守する保守装置およびip電話システム並びにプログラムを記録した記録媒体
JP4632964B2 (ja) Ip電話交換システム、ip電話交換方法及びプログラム
WO2019172449A1 (ja) Rtp変換装置及びrtp変換方法
JP2005033624A (ja) 音声通信システム、ゲートウェイ装置及びそれらに用いる音声通信方法並びにそのプログラム
JP5831095B2 (ja) 音声通信システム、音声通信装置及びプログラム
JP2005080176A (ja) ゲートウェイ装置及びその制御方法
JP2005109714A (ja) Ip電話システムおよびip電話システムの管理方法並びにプログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081016

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081106