JP2005210460A - マルチモード型無線通信回路および無線端末装置 - Google Patents

マルチモード型無線通信回路および無線端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体集積回路のチップ面積の増大とピン数の削減が可能なマルチモード型の無線通信回路を提供することにある。
【解決手段】 WCDMA方式とGSM方式の複数の周波数帯域で選択的に通信可能なマルチモード型無線通信回路において、WCDMA方式のバンド1の受信信号は第1の受信回路部で、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の受信信号は第2の受信回路部で、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の受信信号は第3の受信回路部、GSM方式のGSM帯の受信信号は第4の受信回路部で、それぞれのI、Q信号に変換する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波無線信号の通信回路および無線端末装置に関し、更に詳しくは、GSM方式とWCDMA方式の複数の周波数帯域で選択的に通信可能なマルチモード型無線通信回路および無線端末装置に関する。
デジタル変調信号を送受信する無線通信装置として、携帯電話が世界的に市場を拡大しており、変調方式として様々な方式が提案されている。特に、欧州を中心として普及しているGSM方式では、送受信帯域がそれぞれ880-915 MHz、935-960 MHzの略900 MHz帯(GSM900:以下、単にGSM帯と言う)の他に、帯域拡張版として、送受信帯域がそれぞれ1710-1785 MHz、1805-1880 MHzの略1.8 GHz帯(DCS1800:以下、単にDCS帯と言う)や、米国における送受信帯域がそれぞれ1850-1910 MHz、1930-1990 MHzの略1.9 GHz帯(PCS1900:以下、単にPCS帯と言う)が規定されている。
また、日本国内では、第3世代の変調方式として、3GPPで規格が定められている送受信帯域がそれぞれ1920-1980MHz、2110-2170MHzの略2 GHz帯のWCDMA方式(WCDMA2000)の運用が開始されている。WCDMA方式の1チャネルの帯域幅は5 MHzとなっているため、上記送受信帯域で周波数分割により12チャネルが形成され、各チャネル上に符号分割による更に多数にチャネルが形成される。
GSM方式やWCDMA方式の携帯電話の送受信回路は、例えば、“A Single-Chip Quad-Band Direct-Conversion GSM/GPRS RF Transceiver with Integrated VCOs and Fractional-N Synthesizer”、ISSCC 2002、14.2(非特許文献1)や、米国特許5,483,691号公報の“ZERO INTERMIDIATE FREQUENCY RECEIVER HAVING AN AUTOMATIC GAIN CONTROL CIRCUIT”(特許文献1)に見られるように、周波数変換方式として、LNA(Low Noise Amp)で増幅された受信RF信号をベースバンド帯のI(Inphase)、Q(Quadraphase)信号に直接変換するダイレクトコンバージョン方式が採用されている。GSM方式では、受信帯域(GSM帯、DCS帯、PCS帯)毎にLNAとミキサを設け、送信系のパワーアンプも帯域毎に設けられている。
ダイレクトコンバージョン方式では、ベースバンド帯でのDCオフセットが妨害となって、受信特性が劣化するため、DCオフセットのキャンセルが必要となる。DCオフセットのキャンセルは、GSM方式では、送受信信号が時分割多重されることを利用して、送信期間に受信系のDCオフセットをキャンセルする方式が採用される。
これに対し、周波数多重で信号送受信を行うWCDMA方式では、信号の送信動作と受信動作が並行して実行されるため、GSM方式と同様のDCオフセットキャンセル方式を適用することができない。このため、WCDMA方式では、ハイパスフィルタを用いてDCオフセットをキャンセルするようにしている。
上述したWCDMA方式とGSM方式で選択的に通信できるようにしたデュアル方式の従来の送受信回路あるいは携帯端末では、WCDMA方式用の送受信回路とGSM方式用の送受信回路とが互いに独立の回路として構成されている。
米国特許5,483,691号公報
3GPPの送受信部の規格(3GPP TS25.101 V5.3.0:2002-06)によれば、WCDMA方式の1チャンネルの帯域幅は5 MHzであり、伝送チップレートは3.84 MHzとなっている。一方、GSM方式の伝送帯域は、約200kHzであり、WCDMA方式とは異なっている。また、WCDMA方式の最新の規格では、地域によって異なった通信帯域、例えば、送受信帯域がそれぞれ1920-1980 MHzと2110-2170 MHzの略2 GHz帯のoperating band 1(以下、バンド1と言う:)と、送受信帯域が1850-1910 MHzと1930-1990 MHzの略1.9 GHz帯のoperating band 2(以下、バンド2と言う)と、送受信帯域がそれぞれ1710-1785 MHzと1805-1880 MHzの略1.8 GHz帯のoperating band 3(以下、バンド3と言う)の割り当てが可能になっている。このうち、バンド2はGSM方式のDCS帯と、バンド3はGSM方式のPCS帯とそれぞれ同一の周波数帯域となっている。
携帯端末では、使い勝手向上の点から、一つの端末で異なる複数の変調方式や帯域に対応できることが望ましい。一つの端末で上述したWCDMA方式とGSM方式の両方に適合しようとすると、GSM方式のGSM帯、DCS帯、PCS帯と、WCDMA方式のバンド1、バンド2、バンド3の帯域で通信可能な送受信回路が必要となる。このようなマルチモード型の携帯端末を従来の技術で構成すると、受信回路に、WCDMA方式用として3系統、GSM方式用として3系統、合計6系統のLNA/ミキサが必要となるため、回路規模が増大する。
また、WCDMA方式とGSM方式では、伝送帯域や送受信信号の多重化方式が異なっているため、アナログI、Q信号を処理するバックエンド部で必要となるチャンネルフィルタの帯域幅や、DCオフセットのキャンセル方式が異なり、結果的に、WCDMA方式用とGSM方式用の2系統のバックエンド部を用意する必要がある。同様に、送信系においても、最大で、WCDMA用に3系統、GSM用に3系統、合計6系統のパワーアンプが必要となるため、これらの回路部を半導体集積回路(LSI)として提供する場合、チップ面積の増大とピン数の増加が問題となる。
本発明の目的は、回路構成を簡単化して、信号変調方式の異なる複数の通信方式に適合可能にしたマルチモード型の無線通信回路および無線端末装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、特にGSM方式とWCDMA方式の複数の通信帯域で選択的に通信できる回路構成を簡単化したマルチモード型無線通信回路および無線端末装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、半導体集積回路のチップ面積の増大とピン数の削減が可能なマルチモード型の無線通信回路を提供することにある。
WCDMA方式のバンド2、バンド3の帯域は、それぞれGSM方式のDCS帯、PCS帯と同一になっているため、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のDCS帯の受信回路、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のPCS帯の受信回路の一部、例えば、無線信号から所望周波数帯域の信号を選択的に受信するためのマッチング回路や、受信信号を増幅するための低雑音増幅器LNA、受信信号をI、Q信号に変換するためのミキサ回路を共用することが可能である。また、バックエンド部のチャネルフィルタの帯域幅と、ハイパスフィルタの特性を可変にしておけば、WCDMA方式とGSM方式のI、Q信号を一つのバックエンド部で処理することも可能となる。
本発明は、WCDMA方式とGSM方式の複数の周波数帯域で選択的に通信可能なマルチモード型無線通信回路において、特に、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の受信信号をI、Q信号に変換する共用の受信回路部と、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の受信信号をI、Q信号に変換する共用の受信回路部とを備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい実施例では、無線通信回路が、更に、WCDMA方式のバンド1の受信信号をI、Q信号に変換するWCDMAに専用の受信回路部と、GSM方式のGSM帯の受信信号をI、Q信号に変換するGSMに専用の受信回路部を備える。
更に詳述すると、本発明の第1の実施例では、無線通信回路が、WCDMA方式の受信I、Q信号に含まれる妨害成分を抑圧するための第1のバックエンド回路部と、GSM方式の受信I、Q信号に含まれる妨害成分を抑圧するための第2のバックエンド回路部と、これらのバックエンド回路部と上述した複数の受信回路部との間に接続されたスイッチ部とを備え、該スイッチ部によって、WCDMA方式の信号送受信時には、上記何れかの受信回路部が出力するWCDMA方式のI、Q信号を上記第1のバックエンド回路部に入力し、GSM方式の信号受信時には、上記何れかの受信回路部が出力するGSM方式のI、Q信号を上記第2のバックエンド回路部に入力する。
本発明の第2の実施例では、WCDMA方式の信号受信時とGSM方式の信号受信時で特性変更が可変なチャネルフィルタとハイパスフィルタと含むバックエンド回路部を使用し、WCDMA方式の信号送受信時には、ハイパスフィルタを生かし、チャネルフィルタを所定の帯域幅で動作させ、GSM方式の信号受信時には、ハイパスフィルタをバイパス状態、または全域通過型特性に切り替え、チャネルフィルタの帯域幅を狭くする。これによって、第1実施例におけるWCDMA用のバックエンド回路部と、GSM用のバックエンド回路部の動作を1つのバックエンド回路部で実現する。
更に詳述すると、本発明の無線通信回路は、実行すべき送受信モードに応じて、上述した複数の受信回路部の何れかを選択的に動作させ、上記スイッチ部の状態を制御するための制御部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の無線通信回路は、GSM方式およびWCDMA方式の送信I、Q信号を増幅し、前記制御部が指定する周波数帯域の信号に直交変換するための送信回路部と、それぞれ上記送信回路部からの出力信号をWCDMA方式のバンド1の送信信号、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の送信信号、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の送信信号、GSM方式のGSM帯の送信信号に変換するための第1〜第4のパワー増幅器とを備え、送受信モードに応じて、これらのパワー増幅器の出力信号を選択的にアンテナに出力するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、WCDMA方式とGSM方式の特定の周波数帯域で受信回路と送信回路の一部を共用したことによって、通信回路の構造を簡単になり、半導体集積回路化した場合のピン数とチップ面積を削減することが可能となる。また、バックエンド部の特性を可変にし、GSM方式とWCDMA方式のI、Q信号を同一のバックエンド部で処理することによって、回路規模の一層の削減が可能となる。
図1は、本発明によるWCDMA通信モードとGSM通信モードとをもつマルチモード型無線通信回路の第1の実施例を示す。
無線通信回路は、アンテナ(またはアンテナ入出力端子)1に接続される送受信信号切り替え部2と、送受信信号切換え部2から出力される受信信号S1〜S4を増幅する低雑音増幅(LNA)回路部30と、LNA回路部30に接続されたミキサ部31と、ミキサ部31から出力される複数対のI(Inphase)、Q(Quadraphase)信号をWCDMA用のバックエンド部4AとGSM用のバックエンド部4Bに選択的に振り分けるためのスイッチ部32と、バックエンド部4A、4Bから出力された目的チャネルのアナログI、Q信号(RSI、RSQ)をディジタル信号に変換して処理するベースバンド(BB)LSI6と、ベースバンド(BB)LSI6から出力される送信I、Q信号(TSI、TSQ)を増幅するための帯域幅可変のベースバンド増幅器34と、ベースバンド増幅器34から出力されたI、Q信号を送信周波数帯域の信号に直接変換(ダイレクト・アップ・コンバージョン)するための直交変調器35と、直交変調器35の出力信号を増幅するRF増幅器36と、RF増幅器36と信号切り替え部2との間に接続されたパワー増幅部37と、制御部5からなる。
バックエンド部4A、4Bは、スイッチ部32から出力されたI、Q信号を増幅すると共に、受信信号から不要信号成分を除去する。尚、ベースバンドLSI6は、バス61を介して、図示しない携帯端末などの本体部に接続されている。
本実施例では、送受信信号切換え部2からは、WCDMA方式のバンド1の受信信号S1と、WCDMA方式のバンド2またはGSM方式のPCS帯の受信信号S2と、WCDMA方式のバンド3またはGSM方式のDCS帯の受信信号S3と、GSM方式のGSM帯の受信信号S4が出力される。
LNA回路部30は、これらの受信信号S1〜S4と対応した4個のLNA30−1〜30−4からなる。ミキサ部31も、これらのLNA30−1〜30−4と対応した4個のダイレクトコンバージョンミキサ31−1〜31−4からなる。各ミキサ31は、LNA30からの出力信号をベースバンドI、Q信号に直接変換(ダイレクト・ダウン・コンバージョン)する。この場合、各ミキサ31からは、直交復調用の発信周波数を制御部5からの制御信号51によって切り替えることによって、目的周波数チャネルのベースバンドI、Q信号が出力される。本実施例では、受信信号S1〜S4と対応してミキサ部31から出力される4対のI、Q信号を「SI1、SQ1」、「SI2、SQ2」、「SI3、SQ3」、「SI4、SQ4」と命名する。
スイッチ部32は、制御部5からの制御信号54に従って、、WCDMA方式のバンド1、バンド2またはバンド3の信号は、I、Q信号「WSI、WSQ」としてバックエンド部4Aに出力し、GSM方式のPCS帯、DCS帯またはGSM帯の信号は、I、Q信号「GSI、GSQ」としてバックエンド部4Bに出力する。同様に、送信系に挿入されるパワー増幅部37も、受信信号S1〜S4と対応する4つのパワー増幅器37−1〜37−4からなり、それぞれの出力信号が、送信信号S11〜S14として信号切り替え部2に入力される。
制御部7は、ベースバンドLSI6から信号線60に出力される制御コマンドに応答して、制御信号50〜55を出力し、動作すべき回路の選択とスイッチの切り替えを行う。送受信信号切り替え部2は、図3で後述するように、アンテナ1の受信信号Sから目的周波数帯域の信号を選択するための複数のマッチング回路と、複数の内部スイッチとを備えている。
例えば、送受信装置でWCDMA方式のバンド1の信号を送受信する場合、制御部7からの制御信号50によって、送受信信号切り替え部2が、WCDMA方式のバンド1の受信信号S1をLNA30−1に出力し、パワー増幅器37−1からのWCDMA方式のバンド1の送信信号S11をアンテナ1に出力するように、内部スイッチの切り替えが行われる。この時、制御部7は、制御信号51によって増幅器30−1とミキサ31−1を選択し、制御信号55によってパワー増幅器37−1を選択する。また、制御信号52によって、スイッチ部32に、ミキサ31−1からの出力信号SI1、SQ1をI、Q信号WSI、WSQとしてバックエンド部4Aに出力させる。
WCDMA方式のバンド2(またはGSM方式のPCS帯)の信号を送受信する場合は、制御部7は、送受信信号切り替え部2が、WCDMA方式のバンド2(またはGSM方式のPCS帯)の受信信号S2をLNA30−2に出力し、パワー増幅器37−2からのバンド2(またはGSM方式のPCS帯)の送信信号S12をアンテナ1に出力するように、信号切り替え部2の内部スイッチを切り替える。この時、制御部7は、LNA30−2、ミキサ31−2、パワー増幅器37−2を選択し、スイッチ部32に、ミキサ31−2の出力信号SI2、SQ2をI、Q信号WSI、WSQ(またはGSI、GSQ)としてバックエンド部4A(またはバックエンド部4B)に出力させる。
同様に、WCDMA方式のバンド3(またはGSM方式のDCS帯)の信号を送受信する場合、制御部7は、送受信信号切り替え部2が、WCDMA方式のバンド3(またはGSM方式のDCS帯)の受信信号S3をLNA30−3出力し、パワー増幅器37−3からのバンド3(またはGSM方式のDCS帯)の送信信号S13をアンテナ1に出力するように、内部スイッチを切り替える。この時、制御部7は、LNA30−3、ミキサ31−3、パワー増幅器37−3を選択し、スイッチ部32に、ミキサ31−3の出力信号SI3、SQ3をI、Q信号WSI、WSQ(またはGSI、GSQ)としてバックエンド部4A(またはバックエンド部4B)に出力させる。
GSM方式のGCS帯の信号を送受信する場合、制御部7は、送受信信号切り替え部2が、GSM方式のGCS帯の受信信号S4をLNA30−4に出力し、パワー増幅器37−4からのGSM方式のGCS帯の送信信号S14をアンテナ1に出力するように、内部スイッチを切り替える。この時、制御部7は、LNA30−4、ミキサ31−4、パワー増幅器37−4を選択し、スイッチ部32に、ミキサ31−4の出力信号SI4、SQ4をI、Q信号GSI、GSQとしてバックエンド部4Bに出力させる。
本実施例では、制御部5は、WCDMA信号(バンド1、バンド2またはバンド3の信号)の送受信時は、ベースバンド増幅器34を所定の帯域幅で動作させておき、GSM信号(PCS帯、DCS帯またはGCS帯の信号)を送受信時は、Narrow band blockingのような近傍周波数をもつ妨害成分を除去するために、制御信号53によって、ベースバンド増幅器34の帯域幅を上記所定帯域幅よりも狭くする。
ベースバンド増幅器34から出力されたI、Q信号は、直交変調器35で、送信周波数帯域の信号にダイレクト・アップ・コンバージョンされる。直交変調器35の変調周波数は、制御部5からの制御信号54によって切り替えられる。
本実施例では、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の信号受信に、LNA30−2とミキサ31−2を共用し、これらの帯域での信号送信にパワーアンプ37−2を共用している。また、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の信号受信に、LNA30−3とミキサ31−3を共用し、これらの帯域での信号送信にパワーアンプ37−3を共用している。
従って、本実施例によれば、WCDMA方式とGSM方式を選択可能にしたマルチモード型無線通信回路の送受信回路部を簡単化できる。また、図1で破線3で示した部分は、1つの半導体集積回路(LSI)として提供されるが、本実施例によれば、半導体集積回路3と送受信信号切り替え部2、またはパワー増幅部37との間に接続信号線の本数を減少できるため、半導体集積回路3のチップ面積とピン数の削減が可能となる。
図2は、送受信信号切り替え部2の1実施例を示す。
本実施例では、送受信信号切り替え部2は、アンテナ1に接続された第1スイッチ21と、第1スイッチ21に接続された第2、第3スイッチ22、23を備える。
第1スイッチ21は、制御部5からの制御信号50に従って、WCDMA信号(バンド1、バンド2、バンド3の信号)の送受信時には、アンテナ1を第2スイッチ22に接続し、GSM信号(PCS帯、DCS帯またはGSM帯の信号)の送受信時には、アンテナ1を第3スイッチ23に接続する。
WCDMA方式では、送信と受信とが符号分割によって同時に実行される。第2スイッチ22は、制御部5からの制御信号50に従って、WCDMA方式のバンド1の信号送受信時には第1デュプレクサ281、バンド2の信号送受信時には第2デュプレクサ282、バンド3の信号送受信時には第3デュプレクサ283をアンテナ1に接続する。
一方、GSMでは、送信と受信が時分割で行われる。第3スイッチ23は、制御部5からの制御信号50に従って、PCS帯の信号受信時には入力信号線231、DCS帯の信号受信時には入力信号線232、GSM帯の信号受信時には入力信号線233をアンテナに接続し、PCS帯の信号送信時には出力信号線262、DCS帯の信号送信時には出力信号線272、GSM帯の信号送信時には出力信号線273をアンテナに接続する。
WCDMA方式のバンド1の送信信号S11は、出力信号線230を介して第1デュプレクサ281に入力されている。第1デュプレクサ281は、出力信号線230から入力された送信信号S11はアンテナに出力し、アンテナからの受信したRF信号は第1のマッチング回路291に出力する。第1のマッチング回路291は、アンテナ受信信号からWCDMA方式のバンド1の信号を選択的に受信し、受信信号S1として出力する。
WCDMA方式のバンド2またはGSM方式のPCS帯の送信信号S12は、スイッチ26に入力されている。スイッチ26は、制御信号50に従って、WCDMA方式のバンド2の送受信時には、信号S12を第2デュプレクサ28に接続された出力信号線261に出力する。一方、GSM方式のPCS帯の送信時には、上記信号S12を第3スイッチ23に接続された出力信号線262に出力する。
第2デュプレクサ282は、出力信号線261から入力された送信信号S12をアンテナに出力し、アンテナから受信されたRF信号をスイッチ24に出力している。スイッチ24は、制御信号50に従って、WCDMA方式のバンド2の送受信時には、上記第2デュプレクサ282からの受信信号を第2のマッチング回路292に出力し、GSM方式のPCS帯の受信時には、第3スイッチ23が入力信号線231に出力するアンテナ受信信号を第2のマッチング回路292に出力する。第2のマッチング回路292は、WCDMA方式のバンド2の信号またはGSM方式のPCS帯の信号を選択的に受信し、受信信号S2として出力する。
WCDMA方式のバンド3またはGSM方式のDCS帯の送信信号S13は、スイッチ27に入力されている。スイッチ27は、制御信号50に従って、WCDMA方式のバンド3の送受信時には、送信信号S13を第3デュプレクサ283に接続された出力信号線271に出力し、GSM方式のDCS帯の送信時には、上記送信信号S13を第3スイッチ23に接続された出力信号線272に出力する。
第3デュプレクサ283は、出力信号線272から入力された送信信号S13をアンテナに出力し、アンテナから受信したRF信号をスイッチ25に出力している。スイッチ25は、制御信号50に従って、WCDMA方式のバンド3の送受信時には、上記第3デュプレクサ283からの受信信号を第3のマッチング回路293に出力し、GSM方式のDCS帯の受信時には、第3スイッチ23が入力信号線232に出力するアンテナ受信信号を第3のマッチング回路293に出力する。第3のマッチング回路293は、WCDMA方式のバンド3の信号またはGSM方式のDCS帯の信号を選択的に受信し、受信信号S3として出力する。
GSM方式のGSM帯の信号受信時に、第3スイッチ23から入力信号線233に出力されたアンテナ受信信号は、第4のマッチング回路294に入力される。第4のマッチング回路294は、GSM方式のGSM帯の信号を選択的に受信し、受信信号S4として出力する。
図3は、ミキサ部31とバックエンド部4A、4Bとの間に接続されるスイッチ部32の1実施例を示す。スイッチ部32は、バックエンド部4Aに接続された第1スイッチ321と、バックエンド部4Bに接続された第2スイッチ322とからなる。
ダイレクトコンバージョンミキサ31−1から出力されるWCDM方式のバンド1のI、Q信号(SI1、SQ1)は、第1スイッチ321に入力され、ダイレクトコンバージョンキサ31−4から出力されるGSM方式のGMS帯のI、Q信号(SI41、SQ4)は、第2スイッチ322に入力されている。
ダイレクトコンバージョンミキサ31−2から出力されるWCDM方式のバンド2、またはGSM方式のPCS帯のI、Q信号(SI2、SQ2)と、ダイレクトコンバージョンミキサ31−3から出力されるWCDM方式のバンド3、またはGSM方式のDCS帯のI、Q信号(SI3、SQ3)は、第1スイッチ321と第2スイッチ322の双方に入力されている。
第1スイッチ321と第2スイッチ322は、制御部5から出力される制御信号52によって、一方がオン状態の時、他方がオフ状態となる。WCDMA方式のバンド1、バンド2またはバンド3の送受信時には、第1スイッチ321がオン状態となり、制御信号51で選択されたダイレクトコンバージョンミキサ31−1、31−2または31−3の何れかの出力が、I、Q信号WSI、WSQとして、バックエンド部4Aに入力される。GSM方式のPCS帯、DCS帯またはGSM帯の送受信時には、第2スイッチ321がオン状態となる。この時、制御信号51で選択されたダイレクトコンバージョンミキサ31−2、31−3または31−4の何れかの出力が、I、Q信号GSI、GSQとして、バックエンド部4Bに入力される。
本実施例によれば、簡単なスイッチ構成で、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の受信信号の切り替えが可能となる。
図4の(A)、(B)は、バックエンド部4A、4Bの1実施例を示す。
WCDMA用のバックエンド部4Aは、I信号(WSI)の受信回路と、Q信号(WSQ)の受信回路からなり、各受信回路は、増幅器41(41I、41Q)と、チャネルフィルタ42−W(42I−W、42Q−W)と、ハイパスフィルタ43(43I、43Q)と、利得制御回路44(44I、44Q)とからなっている。
GSM用のバックエンド部4Bも、I信号(WSI)の受信回路と、Q信号(WSQ)の受信回路からなり、各受信回路は、増幅器41(41I、41Q)、チャネルフィルタ42−G(42I−Q、42Q−G)、利得制御回路44(44I、44Q)からなっている。GSM用のチャネルフィルタ42−G(42I−Q、42Q−G)の帯域幅は、WCDMA用のチャネルフィルタ42−W(42I−W、42Q−W)の帯域幅よりも狭くなっている。
本実施例によれば、WCDMA方式の信号受信時には、ハイパスフィルタ43を適用してDCオフセットをキャンセルでき、GSM方式の信号受信時には、DCを含む周波数帯域で信号を受信できるため、良好な受信特性が得られる。尚、本実施例では、GSM用のバックエンド部4Bはハイパスフィルタを備えていないが、バックエンド部4Bに、WCDMA用のバックエンド部4Aよりもカットオフ周波数の低いハイパスフィルタを挿入した回路構成としてもよい。また、増幅器、チャネルフィルタ、ハイパスフィルタ、利得制御回路は、それぞれが複数段の回路構成となっていても良いし、実施例とは異なった配列順序となっていてもよい。
図5は、本発明によるマルチモード型無線通信回路の第2の実施例を示す。図1に示した第1実施例と同一のブロックには同一の番号を付し、第1実施例と同一ブロックについての説明は省略する。
第2実施例は、受信I、Q信号のベースバンド信号を1つのバックエンド部4で処理することを特徴としている。この場合、スイッチ部32は、制御信号52で制御される1つのスイッチからなり、制御信号51で選択されているダイレクトコンバージョンミキサ31−1〜31−4の何れかの出力をI、Q信号SI、SQとして、バックエンド部4に出力する構成となる。
図6は、上記第2実施例の受信系に採用されるバックエンド4の1実施例を示す。
バックエンド4は、I信号受信回路と、Q信号受信回路からなり、各受信回路は、増幅器41(41I、41Q)と、帯域幅可変のチャネルフィルタ42(42I、42Q)と、ハイパスフィルタ切り換え部430(430I、430Q)と、利得制御回路44(44I、44Q)からなっている。
ハイパスフィルタ切り換え部430(430I、430Q)、ハイパスフィルタ431(431I、431Q)と、スルーパス432(432I、432Q)と、スイッチ433、434とからなる。チャネルフィルタ42の帯域幅と、スイッチ433、434は、制御部5からの制御信号56によって制御される。
I、Q信号(GSI、GSQ)として、WCDMA方式のバンド1、バンド2またはバンド3の信号を受信する時は、スイッチ433、434が、ハイパスフィルタ431を選択し、チャンネルフィルタ42(42I、42Q)が所定の帯域幅に設定される。
一方、I、Q信号(GSI、GSQ)として、GSM方式のPCS帯、DCS帯またはGSM帯の信号を受信する時は、スイッチ433、434が、スルーパス432を選択し、チャンネルフィルタ42(42I、42Q)が上記所定帯域幅よりも狭い帯域幅に設定される。上記回路状態の切り換えによって、バックエンド4は、WCDMA方式の信号受信時には、図4(A)に示した回路構成で動作し、GSM方式の信号受信時には、図4(B)に示した回路構成で動作する。
上記回路構成によれば、WCDMA方式の信号とGSM方式の信号を同一のバックエンド部で処理できるため、第1実施例に比較して、半導体集積回路3の回路規模を一層小型化できる。
本発明による無線通信回路の第1実施例を示すブロック図。 図1における送受信信号の切り替え部2の1実施例を示す図。 図1におけるバックエンドスイッチ32の1実施例を示す図。 図1におけるバックエンド部4A、4Bの1実施例を示す図。 本発明による無線通信回路の第2実施例を示すブロック図。 図5におけるバックエンド部4の1実施例を示す図。
符号の説明
1:アンテナ、2:送受信信号切り替え部、4、4A、4B:バックエンド部、
5:制御部、6:ベースバンドLSI、30:低雑音増幅(LNA)回路部、
31:ミキサ部、32:スイッチ部、34:ベースバンド増幅器、35:変調器、
36:RF増幅器、37:パワー増幅部、41:増幅器、42:チャンネルフィルタ、
43、431:ハイパスフィルタ、430:ハイパスフィルタ切り替え部、
44:利得制御回路。

Claims (9)

  1. WCDMA方式とGSM方式の複数の周波数帯域で選択的に通信可能なマルチモード型無線通信回路において、
    WCDMA方式のバンド1の受信信号をI、Q信号に変換する第1の受信回路部と、
    WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の受信信号をI、Q信号に変換する第2の受信回路部と、
    WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の受信信号をI、Q信号に変換する第3の受信回路部と、
    WCDMA方式の受信I、Q信号に含まれる妨害成分を抑圧するための第1のバックエンド回路部と、
    GSM方式の受信I、Q信号に含まれる妨害成分を抑圧するための第2のバックエンド回路部と、
    WCDMA方式の信号送受信時には、上記第1、第2、第3の受信回路部の何れかが出力するI、Q信号を上記第1のバックエンド回路部に入力し、GSM方式の信号受信時には、上記第2、第3の受信回路部の何れかが出力するI、Q信号を上記第2のバックエンド回路部に入力するためのスイッチ部とを備えたことを特徴とするマルチモード型無線通信回路。
  2. WCDMA方式とGSM方式の複数の周波数帯域で選択的に通信可能なマルチモード型無線通信回路において、
    WCDMA方式のバンド1の受信信号をI、Q信号に変換する第1の受信回路部と、
    WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の受信信号をI、Q信号に変換する第2の受信回路部と、
    WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の受信信号をI、Q信号に変換する第3の受信回路部と、
    WCDMA方式の信号受信時とGSM方式の信号受信時で特性変更が可変なチャネルフィルタとハイパスフィルタとを備えたバックエンド回路部と、
    WCDMA方式の信号送受信時には、上記第1、第2、第3の受信回路部の何れかが出力するI、Q信号を上記バックエンド回路部に入力し、GSM方式の信号受信時には、上記第2、第3の受信回路部の何れかが出力するI、Q信号を上記バックエンド回路部に入力するためのスイッチ部とを備えたことを特徴とするマルチモード型無線通信回路。
  3. GSM方式のGSM帯の受信信号をI、Q信号に変換する第4の受信回路部を備え、
    前記スイッチ部が、GSM方式の信号受信時には、前記第2、第3の受信回路部と上記第4の受信回路部の何れかが出力するI、Q信号を前記第2のバックエンド回路部に入力することを特徴とする請求項1に記載のマルチモード型無線通信回路。
  4. GSM方式のGSM帯の受信信号をI、Q信号に変換する第4の受信回路部を備え、
    前記スイッチ部が、GSM方式の信号受信時には、前記第2、第3の受信回路部と上記第4の受信回路部の何れかが出力するI、Q信号を前記バックエンド回路部に入力することを特徴とする請求項2に記載のマルチモード型無線通信回路。
  5. 実行すべき送受信モードに応じて、前記第1〜第4の受信回路部の何れかを選択的に動作させ、前記スイッチ部の状態を制御するための制御部を備えたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のマルチモード型無線通信回路。
  6. GSM方式およびWCDMA方式の送信I、Q信号を増幅し、前記制御部が指定する周波数帯域の信号に直交変換するための送信回路部と、
    それぞれ上記送信回路部からの出力信号をWCDMA方式のバンド1の送信信号、WCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の送信信号、WCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の送信信号、GSM方式のGSM帯の送信信号に変換するための第1〜第4のパワー増幅器とを備えたことを特徴とする請求項5に記載のマルチモード型無線通信回路。
  7. 無線受信信号からWCDMA方式のバンド1の信号を選択的に受信し、前記第1の受信回路部に供給する第1のマッチング回路部と、
    無線受信信号からWCDMA方式のバンド2とGSM方式のPCS帯の信号を選択的に受信し、前記第2の受信回路部に供給する第2のマッチング回路部と、
    無線受信信号からWCDMA方式のバンド3とGSM方式のDCS帯の信号を選択的に受信し、前記第3の受信回路部に供給する第3のマッチング回路部と、
    無線受信信号からGSM方式のGSM帯の信号を選択的に受信し、前記第4の受信回路部に供給する第4のマッチング回路部と、
    前記制御部からの制御信号に応じて、上記第1〜第4のマッチング回路部と第1〜第4のパワー増幅器をアンテナに選択的に結合するためのスイッチ群を備えたことを特徴とする請求項6に記載のマルチモード型無線通信回路。
  8. アンテナからの無線受信信号を前記第1のマッチング回路部に分岐すると共に、前記第1のパワー増幅器から出力されたWCDMA方式のバンド1の送信信号を上記アンテナに出力するための第1のデュプレクサと、
    アンテナからの無線受信信号を前記第2のマッチング回路部に分岐すると共に、前記第2のパワー増幅器から出力されたWCDMA方式のバンド2の送信信号を上記アンテナに出力するための第2のデュプレクサと、
    アンテナからの無線受信信号を前記第3のマッチング回路部に分岐すると共に、前記第3のパワー増幅器から出力されたWCDMA方式のバンド3の送信信号を上記アンテナに出力するための第3のデュプレクサとを備え、
    前記スイッチ群が、前記制御部からの制御信号に応じて、WCDMA方式の信号送受信時には、上記第1〜第3のデュプレクサの何れかを上記アンテナに結合し、GSM方式の信号送信期間には、上記第1〜第4のパワー増幅器の何れかの出力信号を上記アンテナに選択的に出力し、GSM方式の信号受信期間には、上記アンテナからの無線受信信号を上記第2、第3のデュプレクサを経由することなく前記第2、第3または第4のマッチング回路部の何れかに選択的に供給することを特徴とする請求項7に記載のマルチモード型無線通信回路。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかのマルチモード型無線通信回路を備えた無線端末装置。
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