JP2005208854A - 文書表示装置、文書表示方法及び文書表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の権限に対応して文書内の3次元モデルの視点の変更などの操作や3次元モデルの特殊な態様による表示をすること。
【解決手段】3次元モデルと、利用者IDに対応付けられた視点を変更が可能か判断するための権限を含む文書から、権限取得部104が利用者IDに基づき、視点の変更が可能か判断するための権限を取得し、権限判定部105が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かを判定し、表示処理部106において、3次元モデルの視点を変更させることが可能と判定された場合に、利用者の前記操作部107による操作に従い、視点を変更して3次元モデルを表示する処理を行うこととする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3次元モデルを含む複合文書の表示装置または表示方法に関し、より詳細には利用者の権限による複合文書中の3次元モデルの操作または表示に関する。
従来、3次元モデル、画像、動画などが含まれる複合文書を配布する際、複合文書にセキュリティを設定し、参照できる利用者を制限することはよく行われていた。しかし、この場合、利用者の権限に応じて3次元モデル、画像、動画などの表示方法を変更したい場合、利用者の権限に応じた複数の文書を用意する必要がある。そこで、利用者の権限に応じて、文書内の一部の情報を参照できるか否かの設定が可能となれば、複数の文書を作成する必要がなくなり、また文書配布の手間も大幅に削減される。
このような文書内の一部の情報を参照できるか否かを設定する方法としては、特開2002−149651がある。この発明は、データ内部のある部分のみアクセスの制限を可能にしたデータ管理システムであり、文書では章単位に、図面では層単位に、3次元モデルではモデルまたはフィーチャー単位にアクセスに制限することを可能としている。
ところで、利用者が3次元モデルを参照する際には、文書や図面の参照とは異なる特有の特徴がある。
例えば、利用者が3次元モデルを参照する際に、3次元モデルに対する視点の変更や3次元モデルを構成する各モデルの移動等により、利用者が各モデルの詳細な配置状態を参照すること、または設計情報である3次元モデルの内部機構まで参照することが可能という特徴がある。同様に利用者は3次元モデルの表示方法の設定することが可能ならば、表示方法の設定を変更することで、設計情報である3次元モデルの内部機構まで参照することが可能となる。例えば、シェーディング表示されている製品モデルをワイヤーフレーム表示に変更、または製品モデルの外装を半透明に変更することで、内部モデルまで参照することが可能となる。
特開2002−149651号公報
しかしながら、特開2002−149651号公報で開示された発明では、モデル単位またはフィーチャー単位で表示の制限がなされるだけで、3次元モデルを参照する際の特有の機能である視点の移動や、表示方法の設定などの柔軟な設定を行うことはできない。これにより設計情報である3次元モデルの内部機構が参照されることで、この3次元モデルに関する機密情報が漏洩する可能があるという問題となる。
また、この開示された発明では、モデル単位またはフィーチャー単位で非表示とするものを設定し、利用者に3次元モデルを表示する際、設定されたモデルまたはフィーチャーを表示しないことにしている。これでは利用者は、3次元モデルの大まかな外形すら把握できない場合があるという問題がある。
さらに、製品設計に用いる3次元データは、通常は莫大な数のモデルで構成されている。この莫大な数のモデルを効率よく管理するため、3次元モデルの設計者は、モデル群をアセンブリと呼ばれる階層構造となる形式に区切り、莫大なモデルを管理している。しかし、開示された発明にはモデル毎に設定することとしているので、利用者に3次元モデルを参照させるために、この莫大な数のモデルに対して各々アクセスを制限するよう設定する必要があり、非常に煩雑になるという問題がある。
また、開示された発明には、時間に応じて3次元モデルを表示する権利を制限することは出来ない。しかし、設計変更に用いる3次元データは、製品が発売され外部に公開されるまでは機密度が非常に高いが、製品が発売され外部に公開されると機密度が低下するという特徴がある。というのは、製品が発売された後は、購入者が自由に製品を解体することが出来るためである。このため、時間に応じて3次元モデルの表示する方法についての権利が変更できれば、販売前までは製品データの外形のみ参照可能であり、販売後は製品データを構成する各モデルの詳細な形状まで参照可能となる販売促進等の資料として積極的に外部に公開することが可能となる。あるいは、設計時においてデザインレビュー等で利用する際に、レビュー期間のみ3次元モデルを自由に参照することが可能となり、その期間を経過すると3次元モデルを参照することが不可能になるよう設定することができる。これにより、機密データを容易に取り扱うことが可能となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、3次元データを含む複合文書に利用者の権限に応じて視点の変更などの操作方法または3次元データの表示方法に制限を加えること、及び時限式のセキュリティを設定する表示すること、表示等の設定をモデル単位のみならずアセンブリ単位で行えることで、機密情報の漏洩を防ぎ、利用者に3次元モデルを表示するための設定を簡略化して、安全かつ容易に3次元データを含む文書を配布することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、3次元モデルと、該3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す利用者情報に対応付けられた、視点を変更することが可能か否かの権限を示す視点変更権限を含む文書から、入力された該利用者情報に基づき、該利用者情報に対応付けられた該視点変更権限を取得する権限取得手段と、前記権限取得手段により取得した前記視点変更権限から、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かを判定する権限判定手段と、利用者が前記3次元モデルの視点を変更する操作を行うための操作手段と、前記権限判定手段により、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能と判定された場合に、前記操作手段により変更された視点に従い前記3次元モデルを表示する処理を行う表示処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが不可能と判定された場合に、前記操作手段による操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示す3次元モデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記3次元モデル操作表示権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルの前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルの表示する形態を変更する操作を行い、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成するモデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル操作表示権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させる操作を行い、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作非表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル操作非表示権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かを判定し、前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする操作を行い、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作透明権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作透明権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル操作透明権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させる操作を行い、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つにかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル特殊表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル特殊表示権限から、前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定した場合、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを非表示にする処理を行うか否かの権限を示すモデル非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル非表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル非表示権限から、前記モデルを非表示にするか否かを判定し、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを非表示にすると判定した場合、前記モデル非表示権限と対応付けられた前記モデルを非表示にする処理を行うことを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル簡略形状表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル簡略形状表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル簡略形状表示権限から、前記モデルを簡略化した形状で表示するか否かを判定し、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを簡略化した形状で表示すると判定した場合、前記モデル簡略形状表示権限と対応付けられた前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル輪郭線表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル輪郭線表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル輪郭線表示権限から、前記モデルを輪郭線のみ表示するか否かを判定し、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを輪郭線のみ表示すると判定した場合、前記モデル輪郭線表示権限と対応付けられた前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデルが階層構造をなし、該階層構造に含まれる前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示す前記モデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた前記モデル特殊表示権限を取得し、前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル特殊表示権限から、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、前記モデルを頂点とした前記子階層の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた第1の前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを第1の特殊な態様に変更して表示すると判定され、かつ前記子階層の下の階層に存在する第2の前記モデルを第2の特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、第2の前記モデルを、第1の特殊な態様に変更せず、第2の特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項1〜12のいずれか一つにかかる発明において、現在時刻を取得する時刻取得手段を、さらに備え、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを操作することが可能な期間を示す3次元モデル操作期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作期間を取得し、前記権限判定手段は、前記権限取得手段により取得した前記3次元モデル操作期間により、前記時刻取得手段により取得した現在時刻が前記3次元モデル操作期間内か否か判定し、前記表示手段は、現在が前記3次元モデル操作期間外と判定した場合、前記操作手段による操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを特殊な態様で表示することが可能な期間を示す3次元モデル変更表示期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル変更表示期間を取得し、前記権限判定手段は、前記権限取得手段により取得した前記3次元モデル変更表示期間により、現在が前記3次元モデル表示変更期間内か否か判定し、前記表示手段は、現在が前記3次元モデル表示変更期間内と判定した場合、前記モデルを特殊な態様で表示することを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項1〜14のいずれか一つにかかる発明において、文書を編集時に文書に前記3次元モデルを含ませ、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた前記視点変更権限の設定を行う文書編集手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、3次元モデルと、該3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す利用者情報に対応付けられた、視点を変更することが可能か否かの権限を示す視点変更権限を含む文書から、入力された該利用者情報に基づき、該利用者情報に対応付けられた該視点変更権限を取得する権限取得ステップと、前記権限取得ステップにより取得した前記視点変更権限から、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かを判定する権限判定ステップと、前記権限判定ステップにより、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能と判定された場合に、利用者の操作により変更された視点に従い前記3次元モデルを表示する処理を行う表示処理ステップと、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項16にかかる発明において、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが不可能と判定された場合に、利用者の操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項16または17にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示す3次元モデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記3次元モデル操作表示権限から、利用者の操作により前記3次元モデルの前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項18にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成するモデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル操作表示権限から、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、請求項18にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作非表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル操作非表示権限から、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、請求項18にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作透明権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作透明権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル操作透明権限から、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、請求項16〜21のいずれか一つにかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル特殊表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル特殊表示権限から、前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定した場合、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項23にかかる発明は、請求項22にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを非表示にする処理を行うか否かの権限を示すモデル非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル非表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル非表示権限から、前記モデルを非表示にするか否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを非表示にすると判定した場合、前記モデル非表示権限と対応付けられた前記モデルを非表示にする処理を行うことを特徴とする。
また、請求項24にかかる発明は、請求項22にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル簡略形状表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル簡略形状表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル簡略形状表示権限から、前記モデルを簡略化した形状で表示するか否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを簡略化した形状で表示すると判定した場合、前記モデル簡略形状表示権限と対応付けられた前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項25にかかる発明は、請求項22にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル輪郭線表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル輪郭線表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル輪郭線表示権限から、前記モデルを輪郭線のみ表示するか否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを輪郭線のみ表示すると判定した場合、前記モデル輪郭線表示権限と対応付けられた前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項26にかかる発明は、請求項22にかかる発明において、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデルが階層構造をなし、該階層構造に含まれる前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示す前記モデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた前記モデル特殊表示権限を取得し、前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル特殊表示権限から、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、前記モデルを頂点とした前記子階層の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項27にかかる発明は、請求項26にかかる発明において、前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた第1の前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを第1の特殊な態様に変更して表示すると判定され、かつ第1の前記モデルを頂点とした前記子階層の下の階層に存在する第2の前記モデルを第2の特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、第2の前記モデルを、第1の特殊な態様に変更せず、第2の特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項28にかかる発明は、請求項16〜27のいずれか一つにかかる発明において、現在時刻を取得する時刻取得ステップを、さらに備え、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを操作することが可能な期間を示す3次元モデル操作期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作期間を取得し、前記権限判定ステップは、前記権限取得ステップにより取得した前記3次元モデル操作期間により、現在が前記3次元モデル操作期間内か否か判定し、前記表示ステップは、前記時刻取得ステップにより取得した現在時刻が前記3次元モデル操作期間外と判定した場合、前記操作ステップによる操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする。
また、請求項29にかかる発明は、請求項21にかかる発明において、現在時刻を取得する時刻取得ステップを、さらに備え、前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを特殊な態様で表示することが可能な期間を示す3次元モデル変更表示期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル変更表示期間を取得し、前記権限判定ステップは、前記権限取得ステップにより取得した前記3次元モデル変更表示期間により、前記時刻取得ステップにより取得した現在時刻が前記3次元モデル表示変更期間内か否か判定し、前記表示ステップは、現在が前記3次元モデル表示変更期間内と判定した場合、前記モデルを特殊な態様で表示することを特徴とする。
また、請求項30にかかる発明は、請求項16〜28のいずれか一つにかかる発明において、文書を編集時に文書に前記3次元モデルを含ませ、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた前記視点変更権限の設定を行う文書編集ステップと、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項31にかかる発明は、請求項1〜15のいずれか一つにかかる発明としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明(請求項1)にかかる文書表示装置は、権限の与えられた利用者は3次元モデルの視点を変更する操作が可能なため、利便性が増すという効果を奏する。また、権限の与えられた利用者のみ操作することを可能としたので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、視点の変更することが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかる文書表示装置は、権限の与えられた利用者以外には3次元モデルの表示において視点を変更することが出来ないため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。また、視点の変更することが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかる文書表示装置は、権限の与えられた利用者は3次元モデルの形態を変更させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、3次元モデルの形態を変更させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、3次元モデルの形態を変更することが可能か否かの違いよる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項4)にかかる文書表示装置は、権限の与えられた利用者は、3次元モデルを構成するモデル毎に移動させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、このモデル毎に移動させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデル毎に移動させることが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項5)にかかる文書表示装置は、権限の与えられた利用者は、3次元モデルを構成するモデル毎に表示または非表示を選択させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、このモデル毎に表示または非表示を選択させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデル毎に表示または非表示を選択させることが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項6)にかかる文書表示装置は、権限の与えられた利用者は、3次元モデルを構成するモデル毎に透明度を変更させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、このモデル毎に透明度を変更させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデル毎に透明度を変更させることが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項7)にかかる文書表示装置は、利用者の権限によっては、3次元モデルを構成する特定のモデルを特殊な態様で表示するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、特定のモデルを特殊な態様で表示するか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項8)にかかる文書表示装置は、利用者の権限より非表示と判定した場合に、3次元モデルを構成する特定のモデルを非表示にするため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、特定のモデルを非表示とするか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項9)にかかる文書表示装置は、利用者の権限より簡略化して表示と判定した場合に、3次元モデルを構成する特定のモデルを簡略した形状で表示するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、特定のモデルを簡略した形状で表示するか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項10)にかかる文書表示装置は、利用者の権限より輪郭線のみ表示と判定した場合に、3次元モデルを構成する特定のモデルを輪郭線のみで表示するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデルを輪郭線で表示するか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項11)にかかる文書表示装置は、3次元モデルを構成するモデルが階層構造をなしている場合において、あるモデルを特殊な態様で表示すると設定することで、このモデルより下の階層の全てのモデルが特殊な態様で表示されるので、特殊な態様による表示の設定が容易になるという効果を奏する。
また、本発明(請求項12)にかかる文書表示装置は、3次元モデルを構成するモデルが階層構造をなしている場合において、あるモデルを特殊な態様で表示すると設定すると、このモデルより下の階層の全てのモデルが特殊な態様で表示されるが、さらに、このモデルの下の階層に存在する他のモデルに他の特殊な態様で表示する設定が可能となるので、さらに特殊な態様による表示の設定が容易になるという効果を奏する。
また、本発明(請求項13)にかかる文書表示装置は、利用者による視点の変更などの3次元モデルの操作を有効期間内に制限したので、情報漏洩を防ぎ、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。また、時期の違いによる、異なる文書の作成または配布する手間を省けるという効果を奏する。
また、本発明(請求項14)にかかる文書表示装置は、利用者の3次元モデルの特殊な態様による表示を有効期間内に制限したので、情報漏洩を防き、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。また、時期の違いによる、異なる文書の作成または配布する手間を省けるという効果を奏する。
また、本発明(請求項15)にかかる文書表示装置は、文書製作者により3次元モデルの視点の変更が可能か否かと、利用者情報を対応付けられるため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、視点の変更することが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
本発明(請求項16)にかかる文書表示方法は、権限の与えられた利用者は3次元モデルの視点を変更する操作が可能なため、利便性が増すという効果を奏する。また、権限の与えられた利用者のみ操作することを可能としたので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、視点の変更することが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項17)にかかる文書表示方法は、権限の与えられた利用者以外には3次元モデルの表示において視点を変更することが出来ないため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。また、視点の変更することが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項18)にかかる文書表示方法は、権限の与えられた利用者は3次元モデルの形態を変更させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、3次元モデルの形態を変更させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、3次元モデルの形態を変更することが可能か否かの違いよる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項19)にかかる文書表示方法は、権限の与えられた利用者は、3次元モデルを構成するモデル毎に移動させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、このモデル毎に移動させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデル毎に移動させることが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項20)にかかる文書表示方法は、権限の与えられた利用者は、3次元モデルを構成するモデル毎に表示または非表示を選択させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、このモデル毎に表示または非表示を選択させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデル毎に表示または非表示を選択させることが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項21)にかかる文書表示方法は、権限の与えられた利用者は、3次元モデルを構成するモデル毎に透明度を変更させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。また、このモデル毎に透明度を変更させる操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデル毎に透明度を変更させることが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項22)にかかる文書表示方法は、利用者の権限によっては、3次元モデルを構成する特定のモデルを特殊な態様で表示するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、特定のモデルを特殊な態様で表示するか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項23)にかかる文書表示方法は、利用者の権限より非表示と判定した場合に、3次元モデルを構成する特定のモデルを非表示にするため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、特定のモデルを非表示とするか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項24)にかかる文書表示方法は、利用者の権限より簡略化して表示と判定した場合に、3次元モデルを構成する特定のモデルを簡略した形状で表示するか否か判断するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、特定のモデルを簡略した形状で表示するか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項25)にかかる文書表示方法は、利用者の権限より輪郭線のみ表示と判定した場合に、3次元モデルを構成する特定のモデルを輪郭線で表示するか否か判断するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、モデルを輪郭線で表示するか否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項26)にかかる文書表示方法は、3次元モデルを構成するモデルが階層構造をなしている場合において、あるモデルを特殊な態様で表示すると設定することで、このモデルより下の階層の全てのモデルが特殊な態様で表示されるので、特殊な態様による表示の設定が容易になるという効果を奏する。
また、本発明(請求項27)にかかる文書表示方法は、3次元モデルを構成するモデルが階層構造をなしている場合において、あるモデルを特殊な態様で表示すると設定すると、このモデルより下の階層の全てのモデルが特殊な態様で表示されるが、さらに、このモデルの下の階層に存在する他のモデルに他の特殊な態様で表示する設定が可能となるので、さらに特殊な態様による表示の設定が容易になるという効果を奏する。
また、本発明(請求項28)にかかる文書表示方法は、利用者による視点の変更などの3次元モデルの操作を有効期間内に制限したので、情報漏洩を防ぎ、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。また、時期の違いによる、異なる文書の作成または配布する手間を省けるという効果を奏する。
また、本発明(請求項29)にかかる文書表示方法は、利用者の3次元モデルの特殊な態様による表示を有効期間内に制限したので、情報漏洩を防き、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。また、時期の違いによる、異なる文書の作成または配布する手間を省けるという効果を奏する。
また、本発明(請求項30)にかかる文書表示方法は、文書製作者により3次元モデルの視点の変更が可能か否かと、利用者情報を対応付けられるため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。そして、視点の変更することが可能か否かの違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、本発明(請求項31)にかかる記録媒体は、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行することによって、請求項1から15のいずれか一つに記載された文書表示装置をコンピュータの利用で実現することができ、これら各文書表示装置と同様の効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる文書表示装置、文書表示方法及び文書表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる文書表示装置及び文書表示方法は、文書表示装置が3次元モデルを含む文書データを表示する際、認証された利用者の操作により、3次元モデルを表示するための視点の変更など、3次元モデルの表示する形態について変更を行うものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる文書表示装置の構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、本実施の形態の文書表示装置100は、文書編集保存部101と、利用者ID入力部102と、文書入力処理部103と、権限取得部104と、権限判定部105と、表示処理部106と、操作部107とから構成されている。
文書編集保存部101は、本発明における文書編集手段を構成し、文書製作者により3次元モデルを含む文書データの作成または編集を行う。本実施の形態では、文書製作者は、後述する操作部107を介して3次元モデルを含む文書データを生成する際に、3次元モデルを表示させるか否かの権限、3次元モデルを表示するための視点を変更させることが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更させることが可能であるか否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させることが可能か否かの権限を利用者IDと対応付けて設定する。また、利用者に対応付けられた権限に関する情報を文書データに埋め込むだけではなく、3次元モデルのデータに埋め込んでもよい。3次元モデルのデータは複数の文書データで利用されることが多いため、あらかじめ3次元モデルのデータに利用者に対応付けられた権限に関する情報を埋め込んでおけば、文書データごとに設定する必要がなくなり、文書データの編集、生成が簡便になるからである。
文書製作者が編集可能な利用者IDと上述した各権限の対応関係を示したテーブルを図2に示す。本図では、ID、表示、視点、透明、移動、非表示と、を対応付けている。「表示」が利用者IDと対応付けられた3次元モデルを表示させるか否かの権限を示し、「視点」が3次元モデルを表示するための視点を変更させることが可能か否かの権限を示し、「透明」が3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更させることが可能か否かの権限を示し、「移動」が3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限を示し、「非表示」が3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させることが可能か否かの権限を示している。そしてテーブル内の値が‘1’ならば操作できることを示し、‘0’ならば操作できないことを示している。
さらに文書データの編集、生成時にパスワードを設定し、パスワードを入力できた利用者のみ、3次元モデルの表示する権限や3次元モデルの視点の変更等の表示する形態を変更させるための権限を与えることも考えられる。このパスワードの設定においては、公開鍵方式または秘密鍵方式のいずれの方式を利用してもよい。
利用者ID入力部102は、利用者により利用者IDが入力される。利用者IDは本発明における利用者情報を構成する。本実施の形態では、文書表示装置の起動する時に、利用者が利用者IDを入力するものとする。入力された利用者IDは権限取得部104に出力する。また、利用者IDの入力は、文書表示装置の起動時に限られず、文書データを表示する前に入力されていればよい。
文書入力処理部103は、文書表示装置100が表示する文書データの入力処理を行う。本実施の形態においては、3次元データやテキストデータ等の表示するためのデータは後述する表示処理部106に出力する。
権限取得部104は、本発明における権限取得手段を構成し、利用者IDと対応する3次元モデルの視点を変更させるための権限、またはその他3次元モデルの表示する形態を変更させるための権限を取得する。本実施の形態においては、文書入力処理部103により入力する処理が行われた文書データに含まれている図2で示した利用者IDと権限を対応付けたテーブル情報から、利用者ID入力部102により入力された利用者IDと対応付けられた、3次元モデルを表示するか否かの権限、3次元モデルを表示するための視点を変更することが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更することが可能であるか否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択することが可能か否かの権限を取得する。
権限判定部105は、本発明における権限判定手段を構成し、利用者が3次元モデルの表示する形態を変更させることが可能か否か判定する。本実施の形態においては、権限取得部104が取得した3次元モデルを表示するか否かの権限、3次元モデルを表示するための視点を変更することが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更することが可能であるか否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択することが可能か否かの権限に基づき、利用者が3次元モデルを表示するための視点を変更する等の3次元モデルの表示する形態を変更させることが可能か否か判断し、その判断した結果を後述する表示処理部106に出力する。
操作部107は、本発明における操作手段を構成し、利用者が3次元モデルの表示する形態を変更させるために用いられる。本実施の形態では、利用者が3次元モデルを表示するための視点の変更などの、3次元モデルの表示する形態を変更するための操作に用いるもの、つまりマウス等のポインティングデバイスやキーボードが該当する。
以下に操作の例を示す。視点を変更する場合や3次元モデルを構成するモデルを移動させる場合は、ポインティングデバイスにより3次元モデルの一部にカーソルを合わせてドラッグする。また、3次元モデルの透明度を返納する場合は、3次元モデルのモデルにカーソルを合わせダブルクリックする。
表示処理部106は、本発明における表示処理手段を構成し、文書データに含まれていた3次元モデルやテキストデータ等をディスプレイに表示するための処理を行う。本実施の形態では、文書入力処理部103から入力された3次元モデル以外のデータ、例えばテキストデータ、はそのまま表示する処理を行う。そして、3次元モデルは権限判定部105による判定結果及び操作部107による利用者の操作に従い、表示する処理を行う。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる文書表示装置100における3次元モデルを含む文書データを入力してから3次元モデルを表示するまでの処理及び操作部107により視点を変更する操作が行われてから3次元モデルを表示するまでの処理について説明する。図3は、本実施の形態にかかる文書表示装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
利用者が文書処理装置を起動すると、まず利用者ID入力部102から利用者IDを入力して(ステップS101)、ディスプレイに表示したい3次元モデルを含む文書データを開いて、文書入力処理部103が文書データの入力処理を行い(ステップS102)、権限取得部104が文書データに含まれている図2で示したテーブル情報から利用者IDと対応付けられた3次元モデルを表示するか否かの権限及び3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かの権限を取得し(ステップS103)、権限判定部105は、権限取得部104が取得した3次元モデルを表示するか否かの権限より3次元モデルを表示するか否か判定し(ステップS104)、3次元モデルを表示するか否かの権限が‘1’の場合は、表示すると判定し(ステップS104の下分岐)、表示処理部106は、3次元モデルを含む全ての文書データを表示し、また3次元モデルは予め定められた視点で表示することとする(ステップS105)。この表示された3次元モデルを含む文書データを図4(A)に示す。
また、3次元モデルを表示するか否の権限が‘0’の場合は、権限判定部105は表示しないと判定し(ステップS104の右分岐)、3次元モデル以外の文書データのみ表示して終了する。
そして、権限判定部105は、権限取得部104が取得した3次元モデルの視点を変更することが可能か否かの権限より、利用者が視点を変更する操作が可能か否か判定し(ステップS106)、利用者が視点を変更する操作が可能であると判定された場合(ステップS106の左分岐)、利用者の操作部107による3次元モデルを表示するための視点を変更する操作が行われるか否かを待機しつづけ(ステップS107)、利用者により視点を変更する操作が行われた場合(ステップS107の下分岐)、表示処理部106は変更された視点で3次元モデルを表示する(ステップS108)。利用者の視点の変更後に表示された3次元モデルを含む文書データを図4(B)に示す。
権限判定部105は、利用者は視点を変更する操作できないと判定した場合(ステップS106の右分岐)、または利用者により視点を変更する操作が行われなかった場合(ステップS107の右分岐)は、3次元モデルは視点が固定された状態で表示され続ける。
また、利用者が3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更させる操作をした場合の、表示するまで手順は、3次元モデルを変更された視点で表示するまでの手順とほぼ同様の手順で行われる。ただし、権限取得部104で取得される権限は、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更することが可能であるか否かの権限となる。そして、この権限に基づき権限判定部105で操作する権限があるか否か判定し、利用者の操作部107の操作に従い、表示処理部106が3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更して表示する処理を行う。利用者がモデルの透明度を変更する前の3次元モデルを含む文書データを図5(A)に示し、モデルの透明度を変更する操作を行った後の3次元モデルを含む文書データを図5(B)に示す。
また、利用者が3次元モデルを構成するモデル毎に移動させる操作をした場合の、表示するまで手順は、3次元モデルを変更された視点で表示するまでの手順とほぼ同様の手順で行われる。ただし、権限取得部104で取得される権限は、3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限となる。そして、この権限に基づき権限判定部105で操作する権限があるか否か判定し、利用者の操作部107の操作に従い、表示処理部106が3次元モデルを構成する各モデルを移動させて表示する処理を行う。利用者がモデルを移動させる前の3次元モデルを含む文書データを図6(A)に示し、モデルを移動させた後の3次元モデルを含む文書データを図6(B)に示す。
また、利用者が3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させる操作をした場合の、表示するまで手順は、3次元モデルを変更された視点で表示するまでの手順とほぼ同様の手順で行われる。ただし、権限取得部104で取得される権限が、3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させることが可能か否かの権限に変わる。そして、この権限に基づき権限判定部105で操作する権限があるか否か判定し、利用者の操作部107の操作に従い、表示処理部106が3次元モデルを構成する各モデルを表示または非表示にする処理を行う。
図7は、実施の形態による文書表示装置100のハードウェア構成例を示す図である。上述した文書表示装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現できる。CPU(Central Processing Unit)1によって装置全体が制御されている。CPU1には、バス7を介してメモリ4、外部記憶装置5、表示装置2、入入力装置6が接続されている。メモリ4には、CPU1に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部や、CPU1による処理に必要な各種データが格納される。外部記憶装置5には、OS、各種ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、検出されたデータなどが格納される。また、文書表示装置100はI/F3を介してネットワーク8に接続されていてもよい。この場合、3次元モデルを含む文書データは外部記憶装置5に記憶されている文書データ、またはネットワーク上にある文書データのどちらでもよいものとする。
また、メモリ4はROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)のいずれか一つ以上とする。外部記憶装置5はハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)等を示すものとする。
文書データの少なくとも一部はメモリ4上に展開され、CPU1が表示するための処理を行う。その後、3次元モデルを含む文書データは、表示装置2に出力する。この表示装置2はディスプレイに限られるものではない。また表示された3次元モデルを操作するための入力装置6も、当然ポインティングデバイスやキーボードに限られるものではなく、操作するための入力が可能なデバイスならばよいものとする。
また、本発明にかかる文書表示装置100としてコンピュータに機能させるためのプログラムを、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。この記録媒体は、さらにLAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短期にプログラムを保持する通信媒体を含むものとする。
また、3次元モデルの表示する形態を変更する操作を、視点の変更、モデル毎の移動、モデル毎の表示/非表示の変更、透明度の変更に制限するものではない。
また、本実施の形態においては、権限の与えられた利用者は3次元モデルの視点を変更させる操作や3次元モデルの形態を変更させる操作をすることが可能なので、利便性が増すという効果を奏する。
また、3次元モデルの様々な操作を、権限の与えられた利用者に制限したので、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。
また、視点の変更することが可能か否か等の違いによる、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる文書表示装置では、利用者の操作部107による操作により3次元モデルを表示する形態を変更する処理を行っていたが、この第2の実施の形態にかかる文書表示装置では、利用者により3次元モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うものである。
図8は、本発明の第2の実施の形態にかかる文書表示装置の構成を示すブロック図である。この文書表示装置200は、文書編集保存部101とは処理が異なる文書編集保存部201に変更し、権限取得部104とは処理が異なる権限取得部202に変更し、権限判定部105とは処理が異なる権限判定部203に変更し、表示処理部106とは処理が異なる表示処理部204に変更した。以下の説明では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略している。
文書編集保存部201は、本発明における文書編集手段を構成し、文書製作者により3次元モデルを含む文書データの作成または編集を行う。本実施の形態では、文書製作者は、操作部107を介して3次元モデルを含む文書データを生成する際に、利用者IDと対応付けて3次元モデルを構成する各モデルを特殊な態様に変更して表示するように設定することが出来る。また、第1の実施の形態と同様に、利用者及び3次元モデルを構成する各モデルに対応付けられた特殊な態様に表示するため権限に関する情報を文書データに埋め込むだけではなく、3次元モデルのデータに埋め込んでもよい。
文書製作者が利用者毎に3次元モデルを構成するモデルを特殊な態様に変更するための画面の例を図9に示す。「ID」から利用者IDを選択し、各モデルをどのような特殊な態様で表示するのかを「非表示」「荒い形状」「バウンディングボックス」「ワイヤーフレーム」から選択し、最後に特殊な態様で表示したいモデルのチェックボックスをチェックする。図9に示した画面では、利用者IDが0004となる利用者に対して、モデルaを非表示にする設定をしたことになる。この画面においては、同一利用者の同一モデルに対して2つ以上の特殊な態様を選択しないよう制限をかけたほうがよい。例えば同一の利用者を選択した状態で、「非表示」でモデルaをチェックした後、「荒い形状」などの他の特殊な態様を選択した場合には、モデルaのチェックボックスを非表示とする処理を行う。
荒い形状とはモデルを簡略化した形状をいい、バウンディングボックスとは荒い形状をさらに簡略化し、モデルをすっぽりと包み込む最小の箱のみの形状をいう。
それと3次元モデルが階層構造を持つ場合がある。その場合において、あるモデルを選択すると、このモデルを構成するために存在する下の階層のモデルは全て選択されたものする。つまり図10(A)で示すようにモデルa、モデルb、モデルcのそれぞれを選択することは、図10(B)で示すようにモデルAのみ選択することと同じことを意味する。
また、このモデルAとモデルa、モデルb、モデルcの関係を親モデルと子モデルの関係ということとする。モデルaを基準とした場合、モデルAは親モデルとなり、モデルAを基準とした場合、モデルaは子モデルとなる。
図9に戻り、図9で示したような3次元モデルが階層構造をもつ場合において、「ワイヤーフレーム」でモデルAのチェックボックスをチェックし、「非表示」でモデルaのチェックボックスをチェックした場合、モデルaの表示する際、子モデルであるモデルaの「非表示」を優先する。なお、それとは反対に親モデルのモデルAの「ワイヤーフレーム」を優先して表示しても良い。
また、「ワイヤーフレーム」でモデルAのチェックボックスをチェックし、「非表示」でモデルaのチェックボックスをチェックした場合、「親モデルのチェックを優先」のチェックボックスにおけるチェックの有無により、モデルAの「ワイヤーフレーム」とモデルaの「非表示」のどちらを優先するか設定できることにしても良い。「親モデルのチェックを優先」がチェックされている場合はモデルaをワイヤーフレームで表示し、チェックされていない場合はモデルaを非表示とする。
文書製作者が図9で示した画面で設定した情報を保有するためのテーブルを図11に示す。本図では、ID、モデルA、モデルa、モデルb、モデルc、モデルB、小階層と、を対応付けている。例えば、利用者IDが0001の利用者は、3次元モデルを通常の状態で表示する。利用者IDが0003の利用者は、3次元モデルの表示においてモデルbを非表示とし、その他のモデルは通常の状態で表示する。
「小階層」は図9の「親モデルのチェックを優先」の項目に対応する。「小階層」が‘1’の場合は、親モデルが特殊な態様で表示するよう設定されていると、子モデルの設定にかかわらず親モデルと同じ特殊な態様で表示する。また、「小階層」が‘0’の場合は、子モデルが特殊な態様で表示するよう設定されていると、親モデルの設定にかかわらず子モデルに設定された特殊な態様でこの子モデルを表示する。ただし、子モデルから親モデルを特定するため、階層構造における親モデルと子モデルの関係を3次元モデルのデータから抽出するか、親モデルと子モデルの関係を示したテーブル情報として保持する必要がある。
権限取得部202は、本発明における権限取得手段を構成し、利用者IDと対応付けられたモデル毎の特殊な態様に表示するため権限に関する情報を取得する。本実施の形態においては、文書入力処理部103により入力する処理が行われた文書データに含まれている図11で示した利用者IDとモデル毎の特殊な態様で表示する権限を対応付けたテーブル情報から、利用者ID入力部102により入力された利用者IDと対応付けられた、モデル毎の特殊な態様で表示するための権限及び子モデルと親モデルのどちらの設定を優先するかを示すフラグを取得する。
権限判定部203は、本発明における権限判定手段を構成し、利用者に対して3次元モデルを構成する各モデルを特殊な態様で表示させるか否か判定する。本実施の形態においては、権限取得部104が取得したモデル毎の特殊な態様に表示するため権限に基づき、利用者に対して3次元モデルを構成する各モデルを特殊な態様で表示するか否か判定する。また、判定する際に、子モデルと親モデルのどちらの設定を優先するかを示すフラグにより、親モデルと子モデルのどちらの態様を優先して表示するかを考慮に入れる必要がある。なお、モデル毎に特殊な態様で表示するよう設定し、3次元モデルを表示するまでの処理の詳細は後述する。
表示処理部204は、本発明における表示処理手段を構成し、文書データに含まれていた3次元モデルやテキストデータ等をディスプレイに表示するための処理を行う。本実施の形態では、文書入力処理部103から入力された3次元モデル以外のデータ、例えばテキストデータ、はそのまま表示する処理を行う。そして、3次元モデルは権限判定部203による判定結果に従って表示する処理を行う。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる文書表示装置200における3次元モデルを含む文書データを入力してから3次元モデルを表示するまでの処理について説明する。図12は、本実施の形態にかかる文書表示装置100における3次元モデルを表示するまでの処理の手順を示すフローチャートである。またこのフローチャートにおいては、子モデルと親モデルのどちらの設定を優先するかを示すフラグはなく、子モデルの設定を優先するものとする。
利用者が文書処理装置を起動すると、まず利用者ID入力部102から利用者IDを入力して(ステップS201)、ディスプレイに表示したい3次元モデルを含む文書データを開いて、文書入力処理部103が文書データの入力処理を行い(ステップS202)、権限取得部202が文書データに含まれている図11で示したテーブル情報から利用者IDと対応付けられたモデル毎の特殊な態様に表示するため権限を取得する(ステップS203)。権限判定部203では、3次元モデルを構成するモデルがあるか否か確認し(ステップS204)、モデルがあると判定された場合(ステップS204の右分岐)、このモデルに対応付けられた特殊な態様に表示するため権限を選択し(ステップS205)、この特殊な態様に表示するため権限が‘0’であるか否か判定する(ステップS206)。
権限判定部203が、この特殊な態様に表示するため権限が‘0’でないと判定した場合(ステップS206の右分岐)、さらにこの特殊な態様に表示するため権限の数値を確認する(ステップS207)。権限判定部203は、この特殊な態様に表示するため権限の数値が‘1’の場合は、このモデルを非表示すると設定し(ステップS208)、例えば図13(A)で示されるように表示されるはずが、図13(B)で示されるように表示されることとなる。また、この特殊な態様に表示するため権限の数値が‘2’の場合は、このモデルを荒い形状で表示すると設定し(ステップS209)、さらに荒いモデル形状が用意されているか否か判断し(ステップS209)、荒いモデル形状が用意されている場合は、この用意されたモデルを表示するよう設定し(ステップS211)、荒い形状が用意されていない場合は、このモデルを簡略化して荒いモデル形状を生成し表示するよう設定し(ステップS210)、例えば図14(A)で示されるように表示されるはずが、図14(B)で示されるように表示されることとなる。さらに、この特殊な態様に表示するため権限の数値が‘3’の場合は、このモデルをバウンディングボックスとして表示すると設定する(ステップS212)。そして、この特殊な態様に表示するため権限の数値が‘4’の場合は、このモデルをワイヤーフレームで表示すると設定し(ステップS213)、例えば図15(A)で示されるように表示されるはずが、図15(B)で示されるように表示されることとなる。ただし、図15(B)は全てのモデルがワイヤーフレームと設定された場合の表示である。
権限判定部203が、この特殊な態様に表示するため権限が‘0’と判定した場合(ステップS206の左分岐)、このモデルに親モデルがあるか否か判定し(ステップS214)、親モデルがあると判定した場合、親モデルの特殊な態様に表示するため権限を選択し(ステップS215)、さらに、この特殊な態様に表示するため権限が‘0’であるか否か判定(ステップS206)から行う。また、親モデルがないと判定された場合、通常のモデルの状態で表示すると設定する(ステップS216)。
そして、権限判定部203は、このモデルの表示する態様を設定したあと、3次元モデルに他のモデルがあるか判定し(ステップS204)、他のモデルがある場合(ステップS204の右分岐)は、さらにこのモデルに対して表示する態様を設定していくこととなる。
3次元モデルに他のモデルがない場合(ステップS204の左分岐)は、全てのモデルについて設定し終えたとみなし、表示処理部204は、上述した手順により設定した態様に従い、全てのモデルを表示する(ステップS217)。
上述したフローチャートは子モデルの設定を優先するものとしているが、それに限られるものではない。親モデルの設定を優先する、また子モデルと親モデルのどちらの設定を優先するかをフラグによりどちらを優先するか判断してもよい。
本実施の形態においては、3次元モデルを構成する各モデルを特殊な態様に変更する表示を、各モデルの非表示、モデルを荒いモデルもしくはバウンディングボックスで表示、ワイヤーフレームによる表示に制限するものではない。
また、特殊な態様で変更した3次元モデルについて、視点の変更などの特殊な操作を制限するものではない。また、第1の実施の形態で示したように、これら特殊な操作を行うことが可能か否かを、利用者の権限により判断しても良いものとする。
また、本実施の形態においては、利用者の権限により、3次元モデルを特殊な態様で表示するか否か判断するため、情報漏洩を防ぐという効果を奏する。
また、3次元モデルを特殊な態様で表示するか否かによる異なる種類の文書を作成する必要がなくなるため、容易かつ安全に、3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
また、3次元モデルを構成するモデルが階層構造をなしている場合において、あるモデルを特殊な態様で表示すると設定すれば、このモデルより下の階層の全てのモデルを特殊な態様で表示すると設定されるので、特殊な態様による表示の設定が容易になるという効果を奏する。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態または第2の実施の形態にかかる文書表示装置では、時間と関係なく、利用者に対応する権限に基づいて表示する処理を行っていたが、この第3の実施の形態にかかる文書表示装置では、利用者に対応する権限について有効期間を定め、この有効期間に限り、利用者の操作により3次元モデルを表示する形態を変更する処理等を行うものである。
図16は、本発明の第3の実施の形態にかかる文書表示装置の構成を示すブロック図である。この文書表示装置300は、さらに時刻取得部302を追加し、文書編集保存部201とは処理が異なる文書編集保存部301に変更し、権限取得部202とは処理が異なる権限取得部303に変更し、権限判定部203とは処理が異なる権限判定部304に変更した。以下の説明では、上述した第2の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略している。
文書編集保存部301は、本発明における文書編集手段を構成し、文書製作者により3次元モデルを含む文書データの作成または編集を行う。本実施の形態では、文書製作者文書製作者は、操作部107を介して3次元モデルを含む文書データを生成する際に、3次元モデルを表示させるか否かの権限、3次元モデルを表示するための視点を変更させることが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更させることが可能であるか否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させることが可能か否かの権限を利用者IDと対応付けて設定し、その際にこれら各権限について有効期間を設定すること可能である。また、利用者に対応付けられた権限に関する情報を文書データに埋め込むだけではなく、3次元モデルのデータに埋め込んでもよい。
文書製作者が編集可能な利用者ID、上述した各権限、有効期間を対応付けたテーブルを図17に示す。本図では、あらたに開始時間と終了時間を利用者IDと対応付けている。開始時間と終了時間内を有効期間とし、この有効期間に限り、利用者IDに対応付けられた3次元モデルを表示するための視点を変更させることが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更させることが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させることが可能か否かの権限が与えられるものとする。開始時間、終了時間はYYYYMMDDとし、年月日で示されている。また、開始時間と終了時間が共に‘0’の場合は、その利用者IDはいつでも有効なものとする。したがって図17においては、利用者IDが0007の利用者は、2003年1月1日から2003年12月31日までの有効期間が設定され、この期間に限り、3次元モデルを表示するための視点を変更する操作または、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更する操作が可能となる。
時刻取得部302は、本発明における時刻取得手段を構成し、現在時刻を計測し、取得した現在時刻を権限判定部304に受け渡す。そして後述する権限判定部304は、現在が有効期間か否かを判断する。しかし、セキュリティの観点からは、より正確な時間を取得する必要があり、この場合は、図7で示したネットワーク8上、つまり時刻情報を提供するサーバから取得することにしても良い。時刻情報を提供するサーバとしては、インターネット上で公開されているNTPサーバでも良いし、文書内に時刻を提供するサーバの情報を埋め込み、その情報を元にサーバを特定しても良い。
権限取得部303は、本発明における権限取得手段を構成し、利用者IDと対応する3次元モデルの視点を変更させるための権限、またはその他3次元モデルの表示する形態を変更させるための権限を取得する。本実施の形態においては、文書入力処理部103により入力する処理が行われた文書データに含まれている図17で示した利用者ID、権限、開始時間、終了時間を対応付けたテーブル情報から、利用者ID入力部102により入力された利用者IDと対応付けられた、3次元モデルを表示するか否かの権限、3次元モデルを表示するための視点を変更することが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更することが可能であるか否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択することが可能か否かの権限、開始時間、終了時間を取得する。
権限判定部304は、本発明における権限判定手段を構成し、利用者が3次元モデルの表示する形態を変更させることが可能か否か判定する。本実施の形態においては、時刻取得部302から現在時刻を取得し、この現在時刻が権限取得部303により取得された開始時間と終了時間の間の有効期間に含まれるか否か判定し、かつ権限取得部303が取得した3次元モデルを表示するか否かの権限、3次元モデルを表示するための視点を変更することが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更することが可能であるか否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルを移動させることが可能か否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択することが可能か否かの権限に基づき、利用者が3次元モデルを表示するための視点を変更する等の3次元モデルの表示する形態を変更させることが可能か否か判断し、その判断した結果を後述する表示処理部204に出力する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる文書表示装置300における3次元モデルを含む文書データを入力してから3次元モデルを表示するまでの処理及び操作部107により視点を変更する操作が行われてから3次元モデルを表示するまでの処理について説明する。図18は、本実施の形態にかかる文書表示装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
利用者が文書処理装置を起動すると、まず利用者ID入力部102から利用者IDを入力して(ステップS301)、ディスプレイに表示したい3次元モデルを含む文書データを開いて、文書入力処理部103が文書データの入力処理を行い(ステップS302)、時刻取得部302が現在時刻の取得を行い(ステップS303)、権限取得部303が文書データに含まれている図17で示したテーブル情報から利用者IDと対応付けられた3次元モデルを表示するか否かの権限、3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かの権限、開始時間及び終了時間を取得し(ステップS304)、権限判定部304は、権限取得部303が取得した3次元モデルを表示するか否かの権限より3次元モデルを表示するか否か判定し(ステップS305)、3次元モデルを表示するか否かの権限が‘1’の場合は、表示すると判定し(ステップS305の下分岐)、表示処理部106は、3次元モデルを含む全ての文書データを表示し、また3次元モデルは予め定められた視点で表示することとする(ステップS306)。
また、3次元モデルを表示するか否の権限が‘0’の場合は、権限判定部304は、表示しないと判定し(ステップS104の右分岐)、3次元モデル以外の文書データのみ表示して終了する。
そして、権限判定部304は、権限取得部が取得した開始時間と終了時間の間の有効期間に、現在時刻が含まれているか否か判定し(ステップS307)、現在時刻が有効期間内と判定された場合(ステップS307の下分岐)は、権限取得部303が取得した3次元モデルの視点を変更することが可能か否かの権限より利用者が視点を変更する操作が可能か否か判定し(ステップS308)、利用者が視点を変更する操作が可能であると判定された場合(ステップS308の左分岐)、利用者の操作部107による3次元モデルを表示するための視点を変更する操作が行われる否かを待機しつづけ(ステップS309)、利用者により視点を変更する操作が行われた場合(ステップS309の下分岐)、表示処理部106は変更された視点で3次元モデルを表示する(ステップS310)。
権限判定部304は、利用者が視点を変更する操作できないと判定した場合(ステップS308の右分岐)、または利用者により視点を変更する操作が行われなかった場合(ステップS309の右分岐)は、3次元モデルは視点が固定された状態で表示され続ける。
上述した処理の手順では、有効期間外の場合では、利用者は3次元モデルの視点を移動する操作はできないが、3次元モデルは表示されることにしたが、これに限定されず、例えば、有効期間外の場合には利用者に対して3次元モデルを表示しないことにしても良い。
また、利用者が3次元モデルを構成するモデルの透明度を変更させる操作をした場合の表示するまで処理、及び利用者が3次元モデルを構成するモデルの移動させる操作をした場合の表示するまで処理は、3次元モデルを変更された視点で表示するまでの処理とほぼ同様の手順で行われる。これらの透明度を変更する操作または3次元モデルを構成するモデルを移動させる操作についても、有効期間外ならば操作できないこととする。
また、文書編集保存部301の有効期間は、開始時間と終了時間の間に限られず、指定時間までを有効期間、指定した時間の経過後を有効期間としてもよい。その他、指定期間までを有効期間とし、それ以降は誰でも自由に3次元モデルの視点を変更する等の操作が行えるようにしても良い。
また、有効期間の設定は、3次元モデルを表示するための視点を変更させることが可能か否かの権限、3次元モデルを構成する各モデルの透明度を変更させることが可能であるか否かの権限、かつ3次元モデルを構成する各モデルの表示、非表示を選択させることが可能か否かの権限に限られるものではなく、3次元モデルの表示する形態を変更させることが可能か否かを示す権限であれば良い。
また、それ以外の権限についての有効期間の設定を制限するものではない。例えば、第2の実施の形態で示した、3次元モデルを構成するモデル毎に特殊な態様で表示するため権限に有効期間を設定してもよい。
本実施の形態においては、有効期間に限り、利用者の視点の変更などの3次元モデルの操作が可能となるので、利便性が増すという効果を奏する。3次元モデルの操作や3次元モデルの特殊な態様による表示を有効期間に限るため情報漏洩を防ぐという効果を奏する。
また、異なる種類の文書を作成する必要がなくなるので、時期の違いによる異なる文書を送る手間が省ける。そして有効期間以外では、利用者による3次元モデルの自由な表示や操作ができなくなるため、機密情報の漏洩を防ぎ、容易かつ安全に3次元データを含む文書の配布を行うことが可能という効果を奏する。
以上のように、本発明にかかる文書表示装置、文書表示方法及び文書表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体は、3次元モデルを含んだ複合文書を表示するために有用であり、特に、利用者の権限に対応して文書内の3次元モデルの視点の変更などの操作や3次元モデルの特殊な態様による表示に適している。
本発明にかかる文書表示装置の第1の実施の形態における機能ブロック構成を示す図である。 本発明にかかる文書表示装置の第1の実施の形態における文書データに含まれる利用者IDと3次元モデルを操作するための権限との対応関係を示したテーブルである。 本発明にかかる文書表示装置の第1の実施の形態における3次元モデルを表示し、3次元モデルの視点を変更するまでの処理手順を示したフローチャートである。 本発明にかかる文書表示装置の第1の実施の形態における3次元モデルの視点を変更する操作を行った場合に表示される文書データを示した図である。 本発明にかかる文書表示装置の第1の実施の形態における3次元モデルの透明度を変更する操作を行った場合に表示される文書データを示した図である。 本発明にかかる文書表示装置の第1の実施の形態における3次元モデルを構成する各モデルを移動する操作を行った場合に表示される文書データを示した図である。 この発明にかかる文書表示装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における機能ブロック構成を示す図である。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における3次元モデルを構成するモデルを特殊な態様で表示するよう設定するための設定画面の一例を示す図である。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における3次元モデルを構成するモデルが階層構造をなす場合に、子モデルを選択したときと親モデルを選択したときの効力を示す図である。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における文書データに含まれる利用者IDと各モデルを特殊な態様で表示すための権限との対応関係を示したテーブルである。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における3次元モデルを表示するまでの処理手順を示したフローチャートである。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における3次元モデルを構成するモデルのうち一つを非表示と設定した場合に表示される文書データを示した図である。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における3次元モデルを構成するモデルのうち一つを荒い形状で表示と設定した場合に表示される文書データを示した図である。 本発明にかかる文書表示装置の第2の実施の形態における3次元モデルを構成するモデルの全てをワイヤーフレームで表示と設定した場合に表示される文書データを示した図である。 本発明にかかる文書表示装置の第3の実施の形態における機能ブロック構成を示す図である。 本発明にかかる文書表示装置の第3の実施の形態における文書データに含まれる利用者IDと3次元モデルを操作するための権限と有効期間との対応関係を示したテーブルである。 本発明にかかる文書表示装置の第3の実施の形態における3次元モデルを表示し、3次元モデルの視点を変更するまでの処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 表示装置
3 I/F
4 メモリ
5 外部記憶装置
6 入力装置
7 バス
8 ネットワーク
100、200、300 文書表示装置
101、201、301 文書編集保存部
102 利用者ID入力部
103 文書入力処理部
104、202、303 権限取得部
105、203、304 権限判定部
106、204 表示処理部
107 操作部
302 時刻取得部

Claims (31)

  1. 3次元モデルと、該3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す利用者情報に対応付けられた、視点を変更することが可能か否かの権限を示す視点変更権限を含む文書から、入力された該利用者情報に基づき、該利用者情報に対応付けられた該視点変更権限を取得する権限取得手段と、
    前記権限取得手段により取得した前記視点変更権限から、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かを判定する権限判定手段と、
    利用者が前記3次元モデルの視点を変更する操作を行うための操作手段と、
    前記権限判定手段により、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能と判定された場合に、前記操作手段により変更された視点に従い前記3次元モデルを表示する処理を行う表示処理手段と、
    を備えたことを特徴とする文書表示装置。
  2. 前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが不可能と判定された場合に、前記操作手段による操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする請求項1に記載の文書表示装置。
  3. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示す3次元モデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記3次元モデル操作表示権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルの前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルの表示する形態を変更する操作を行い、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の文書表示装置。
  4. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成するモデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル操作表示権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させる操作を行い、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の文書表示装置。
  5. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作非表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル操作非表示権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする操作を行い、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の文書表示装置。
  6. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作透明権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作透明権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル操作透明権限から、前記操作手段による操作で前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記操作手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させる操作を行い、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、前記操作手段による操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の文書表示装置。
  7. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル特殊表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル特殊表示権限から、前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定した場合、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の文書表示装置。
  8. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを非表示にする処理を行うか否かの権限を示すモデル非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル非表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル非表示権限から、前記モデルを非表示にするか否かを判定し、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを非表示にすると判定した場合、前記モデル非表示権限と対応付けられた前記モデルを非表示にする処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の文書表示装置。
  9. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル簡略形状表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル簡略形状表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル簡略形状表示権限から、前記モデルを簡略化した形状で表示するか否かを判定し、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを簡略化した形状で表示すると判定した場合、前記モデル簡略形状表示権限と対応付けられた前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の文書表示装置。
  10. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル輪郭線表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル輪郭線表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得された前記モデル輪郭線表示権限から、前記モデルを輪郭線のみ表示するか否かを判定し、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデルを輪郭線のみ表示すると判定した場合、前記モデル輪郭線表示権限と対応付けられた前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の文書表示装置。
  11. 前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデルが階層構造をなし、該階層構造に含まれる前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示す前記モデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた前記モデル特殊表示権限を取得し、
    前記権限判定手段は、さらに、前記権限取得手段により取得した前記モデル特殊表示権限から、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、
    前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、前記モデルを頂点とした前記子階層の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の文書表示装置。
  12. 前記表示処理手段は、さらに、前記権限判定手段により、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた第1の前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを第1の特殊な態様に変更して表示すると判定され、かつ前記子階層の下の階層に存在する第2の前記モデルを第2の特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、第2の前記モデルを、第1の特殊な態様に変更せず、第2の特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の文書表示装置。
  13. 現在時刻を取得する時刻取得手段を、さらに備え、
    前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを操作することが可能な期間を示す3次元モデル操作期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作期間を取得し、
    前記権限判定手段は、前記権限取得手段により取得した前記3次元モデル操作期間により、前記時刻取得手段により取得した現在時刻が前記3次元モデル操作期間内か否か判定し、
    前記表示手段は、現在が前記3次元モデル操作期間外と判定した場合、前記操作手段による操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の文書表示装置。
  14. 現在時刻を取得する時刻取得手段を、さらに備え、
    前記権限取得手段は、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを特殊な態様で表示することが可能な期間を示す3次元モデル変更表示期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル変更表示期間を取得し、
    前記権限判定手段は、前記権限取得手段により取得した前記3次元モデル変更表示期間により、現在が前記3次元モデル表示変更期間内か否か判定し、
    前記表示手段は、前記時刻取得手段により取得した現在時刻が前記3次元モデル表示変更期間内と判定した場合、前記モデルを特殊な態様で表示することを特徴とする請求項7に記載の文書表示装置。
  15. 文書を編集時に文書に前記3次元モデルを含ませ、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた前記視点変更権限の設定を行う文書編集手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の文書表示装置。
  16. 3次元モデルと、該3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す利用者情報に対応付けられた、視点を変更することが可能か否かの権限を示す視点変更権限を含む文書から、入力された該利用者情報に基づき、該利用者情報に対応付けられた該視点変更権限を取得する権限取得ステップと、
    前記権限取得ステップにより取得した前記視点変更権限から、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能か否かを判定する権限判定ステップと、
    前記権限判定ステップにより、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが可能と判定された場合に、利用者の操作により変更された視点に従い前記3次元モデルを表示する処理を行う表示処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする文書表示方法。
  17. 前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、利用者が前記3次元モデルの視点を変更させることが不可能と判定された場合に、利用者の操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする請求項16に記載の文書表示方法。
  18. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示す3次元モデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記3次元モデル操作表示権限から、利用者の操作により前記3次元モデルの前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルの形態を変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項16または17に記載の文書表示方法。
  19. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成するモデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル操作表示権限から、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルを構成する前記モデル毎に移動させて表示する処理を行うことを特徴とする請求項18に記載の文書表示方法。
  20. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作非表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル操作非表示権限から、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルを表示または非表示にする処理を行うことを特徴とする請求項18に記載の文書表示方法。
  21. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かの権限を示すモデル操作透明権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル操作透明権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル操作透明権限から、利用者の操作により前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能か否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことが可能と判定された場合に、利用者の操作に従い、前記3次元モデルを構成する各前記モデルの透明度を変更させて表示する処理を行うことを特徴とする請求項18に記載の文書表示方法。
  22. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル特殊表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル特殊表示権限から、前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定した場合、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項16〜21のいずれか一つに記載の文書表示方法。
  23. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを非表示にする処理を行うか否かの権限を示すモデル非表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル非表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル非表示権限から、前記モデルを非表示にするか否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを非表示にすると判定した場合、前記モデル非表示権限と対応付けられた前記モデルを非表示にする処理を行うことを特徴とする請求項22に記載の文書表示方法。
  24. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル簡略形状表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル簡略形状表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル簡略形状表示権限から、前記モデルを簡略化した形状で表示するか否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを簡略化した形状で表示すると判定した場合、前記モデル簡略形状表示権限と対応付けられた前記モデルを簡略化した形状で表示する処理を行うことを特徴とする請求項22に記載の文書表示方法。
  25. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うか否かの権限を示すモデル輪郭線表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該モデル輪郭線表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得された前記モデル輪郭線表示権限から、前記モデルを輪郭線のみ表示するか否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデルを輪郭線のみ表示すると判定した場合、前記モデル輪郭線表示権限と対応付けられた前記モデルを輪郭線のみ表示する処理を行うことを特徴とする請求項22に記載の文書表示方法。
  26. 前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデルを構成する前記モデルが階層構造をなし、該階層構造に含まれる前記モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うか否かの権限を示す前記モデル特殊表示権限を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた前記モデル特殊表示権限を取得し、
    前記権限判定ステップは、さらに、前記権限取得ステップにより取得した前記モデル特殊表示権限から、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示するか否かを判定し、
    前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、前記モデルを頂点とした前記子階層の下の階層に存在する全ての前記モデルを特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項22に記載の文書表示方法。
  27. 前記表示処理ステップは、さらに、前記権限判定ステップにより、前記モデル特殊表示権限と対応付けられた第1の前記モデルを頂点とした前記子階層構造の下の階層に存在する全ての前記モデルを第1の特殊な態様に変更して表示すると判定され、かつ第1の前記モデルを頂点とした前記子階層の下の階層に存在する第2の前記モデルを第2の特殊な態様に変更して表示すると判定された場合、第2の前記モデルを、第1の特殊な態様に変更せず、第2の特殊な態様に変更して表示する処理を行うことを特徴とする請求項26に記載の文書表示方法。
  28. 現在時刻を取得する時刻取得ステップを、さらに備え、
    前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを操作することが可能な期間を示す3次元モデル操作期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル操作期間を取得し、
    前記権限判定ステップは、前記権限取得ステップにより取得した前記3次元モデル操作期間により、前記時刻取得ステップにより取得した現在時刻が前記3次元モデル操作期間内か否か判定し、
    前記表示ステップは、現在が前記3次元モデル操作期間外と判定した場合、前記操作ステップによる操作にかかわらず、あらかじめ定められた視点で前記3次元モデルを表示し続けることを特徴とする請求項16〜27のいずれか一つに記載の文書表示方法。
  29. 現在時刻を取得する時刻取得ステップを、さらに備え、
    前記権限取得ステップは、さらに、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた、前記3次元モデルを特殊な態様で表示することが可能な期間を示す3次元モデル変更表示期間を含む文書から、入力された前記利用者情報に基づき、前記利用者情報に対応付けられた該3次元モデル変更表示期間を取得し、
    前記権限判定ステップは、前記権限取得ステップにより取得した前記3次元モデル変更表示期間により、前記時刻取得ステップにより取得した現在時刻が前記3次元モデル表示変更期間内か否か判定し、
    前記表示ステップは、現在が前記3次元モデル表示変更期間内と判定した場合、前記モデルを特殊な態様で表示することを特徴とする請求項21に記載の文書表示方法。
  30. 文書を編集時に文書に前記3次元モデルを含ませ、前記3次元モデル及び利用者を識別するための情報を示す前記利用者情報に対応付けられた前記視点変更権限の設定を行う文書編集ステップと、をさらに備えたことを特徴とする請求項16〜28のいずれか一つに記載の文書表示方法。
  31. 請求項1〜15のいずれか一つに記載の文書表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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