JP2005208223A - 電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子写真装置において、残像を排除するために、転写工程後、感光体ドラムにLED光源やレーザー光源を使用した除電光を照射することが行われている。しかしながら、感光体ドラムの光疲労や感度劣化等の経時変化に伴って、残像が悪化してしまう問題があった。
【解決手段】 感光体ドラム101の周面近傍に、除電光を感光体101に照射する除電装置106と温度センサ15を配置し、温度センサ15の検出する温度に応じて除電光の光量を変えて、周囲温度に適した光量の除電光を感光体ドラム101に照射する。
【選択図】 図2
【解決手段】 感光体ドラム101の周面近傍に、除電光を感光体101に照射する除電装置106と温度センサ15を配置し、温度センサ15の検出する温度に応じて除電光の光量を変えて、周囲温度に適した光量の除電光を感光体ドラム101に照射する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、デジタル複写機、プリンタ等の電子写真装置に関し、特に、残像(ゴースト)と呼ばれる画像欠陥を生じさせないための対策が施された電子写真装置に関する。
従来、この種の電子写真装置として、例えば、画像形成動作を実行する期間である画像形成サイクル期間中に画像形成1サイクル毎に設定された所定の画像形成サイクル除電期間だけ除電ランプを作動させる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000―267531号公報(第1頁、図1)
電子写真装置の印字プロセスは、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、定着工程により成り立っていることが一般的に知られている。近年の電子写真装置は、カラー化も含めて高速で、高精細な画像が要求されるだけでなく、色合い等の印字品位が、どんな環境で使用されても、プロセスユニットの寿命時まで変化を生じないことが要求されている。特に印字品位において、残像(ゴースト)と呼ばれる画像欠陥を生じさせないため、転写工程の後に除電工程を加えるプロセスが多くなってきた。
残像とは、帯電、露光、現像、転写を1サイクルの印字プロセスとしたとき、1サイクル目終了後の感光体表面電位に、露光した部分と未露光部分において履歴が残って電位差が生じ、このため2サイクル目の帯電において感光体表面が均一に帯電されず、2サイクル目の画像上に履歴画像が出てしまう現象である。除電工程とは、転写工程後の感光体表面電位のそのような電位差バラツキを消失するための工程であり、印字プロセス中に感光体全面に対して、LED光源やレーザー光源を使用した光を照射することが一般的である。
また、電子写真装置の高速化、長寿命化、高品質画像化が求められている中で、除電光の照射方法として前記した特許文献1に示したように、各プロセスユニットの印字サイクル毎に除電光光源を点灯消灯する方法が提案されている。しかしこの方法では、除電光の照射によって、帯電電位低下に伴う残像などの画像欠陥を解決することが出来ても、経時における感光体特性劣化(以下光疲労と称す)に起因する印字濃度の低下現象や、それに伴う残像などの画像欠陥を促進してしまうことがある。
この場合の画像欠陥は、光量の強い除電光などの照射によって光疲労した印字部に対応する感光体表面部が、他の部分と比べて露光後の電位上昇が大きいことに起因しており、またこの画像欠陥は、一般的に高温高湿環境において特に促進されることが知られている。また使用時間の増加に伴って生じる感光体表面の感光層の膜減りなどによる見かけ上の感度低下に伴う濃度低下や残像の悪化に対しても対応できない。
本発明の目的は、以上の問題点を解決すべく、感光体の光疲労を抑制し、或いは見かけ上の感度低下に対応して、感光体の使用時間量や被照射量等による経時変化に伴う残像の悪化を抑制し、感光体の寿命時期まで安定して残像による画像欠陥を排除することのできる電子写真装置を提供すること
にある。
にある。
本発明による電子写真装置は、表面に感光層を有する感光体と、該感光体表面を帯電する帯電手段と、該帯電手段によって帯電された前記感光体表面上に、静電潜像を形成する露光手段と、該露光手段によって形成された前記静電潜像上に現像剤像を形成する現像手段と、該現像手段によって形成された現像剤像を被転写材に転写する転写手段と、該感光体表面に除電光を照射するための除電手段とを備え、
前記除電手段が、前記感光体の使用状況に応じて前記除電光の状態を変更する変更手段を有することを特徴とする。
前記除電手段が、前記感光体の使用状況に応じて前記除電光の状態を変更する変更手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、感光体の経時変化に伴う残像の悪化を抑制することができるため、感光体の寿命時期まで安定して残像による画像欠陥を排除することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による電子写真装置の実施の形態1の構成を示す概略断面図である。
図1は、本発明による電子写真装置の実施の形態1の構成を示す概略断面図である。
同図において、電子写真装置200は、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックの各色の画像を各々に形成する4つのプロセスユニット201〜204を有し、これらが被転写材に相当する記録媒体205の搬送経路220の上流側から順に着脱自在に配置されている。これらプロセスユニット201〜204の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニット203を例に取り、これらの内部構成を説明する。
尚、以後、電子写真装置200の、着脱自在なプロセスユニット201〜204を除いた部分を電子写真装置200の本体と呼ぶことにする。
プロセスユニット203には、感光体ドラム101が矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム101の周囲には、その回転方向上流側から順に、感光体ドラム101の表面に電荷を供給して帯電させる帯電ローラ102、帯電された感光体ドラム101の表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置103が配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム101の表面に、シアン(所定色)のトナーを付着させ現像を発生させる現像装置104、感光体ドラム101上のトナーの現像を転写した際に残留したトナーを除去するクリーニングブレード105、及び感光体ドラム101の表面電位のバラツキを除去するための除電装置106が配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源からギアなどを経由して動力が伝達され回転する。
又、電子写真装置200は、その下部に、紙などの記録媒体205を堆積した状態で収納する用紙カセット206を装着し、その上方には記録媒体205を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ207が配設されている。更に、記録媒体205の搬送方向における、ホッピングローラ207の下流側にはピンチローラ208,209と共に記録媒体205を挟持することによって、記録媒体を搬送する搬送ローラ210及び、記録媒体205の斜行を修正し、プロセスユニット201に搬送するレジストローラ211を配設している。これらのホッピングローラ207、搬送ローラ210及びレジストローラ211は図示されない駆動源からギア等を経由して動力が伝達され回転する。
プロセスユニット201〜204の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ212が配設されている。これら転写ローラ212には、感光ドラム101上に付着されたトナーによるトナー像を記録媒体205に転写する転写時に、各感光体ドラム101の表面電位とこれら各転写ローラ212の表面電位に電位差を持たせるための電位が印加されている。
定着装置213は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体205上に転写されたトナーを加圧・加熱することによって定着する。この下流の排出ローラ214,215は、定着装置213から排出された記録媒体205を、排出部のピンチローラ216、217と共に挟持し、記録媒体スタッカ部218に搬送する。これら定着装置213、排出ローラ214等は図示しない駆動源からギアなどを経由して動力が伝達され回転される。
次に、上記構成の電子写真装置200の動作を説明する。まず、用紙カセット205に堆積した状態で収納されている記録媒体205がホッピングローラ207によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。続いて、この記録媒体205は、搬送ローラ210、レジストローラ211及びピンチローラ208,209に挟持されて、プロセスユニット201の感光体ドラム101と転写ローラ212の間に搬送される。その後、記録媒体205は、この感光体ドラム101及び転写ローラ212に挟持され、その記録面にトナー像が転写されると同時に感光体ドラム101の回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体205は、順次プロセスユニット202〜204を通過し、その通過過程で、各露光装置103により形成された静電潜像を、現像装置104によって現像した各色のトナー像がその記録面に順次転写され、重ね合わせられる。
そして、その記録面上に各色のトナー像が重ね合わせたれた後、定着装置213によってトナー像が定着された記録媒体205は、排出ローラ214、215及びピンチローラ216、217に挟持されて、電子写真装置200の外部の記録媒体スタッカ部218に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体205上に形成される。
尚、同図中のXYZ座標は、記録媒体205の搬送方向にX軸をとり、感光体ドラム101の回転軸方向にY軸をとり、これら両軸と直交する方向にZ軸を取っている。また、後述する他の図においてXYZ座標が示される場合、これらの座標の軸方向は、共通する方向を示すものとする。
図2は、図1における、例えばプロセスユニット203に配設されている感光体ドラム101とその周辺部の部分拡大図である。
同図中、感光体ドラム101は、円筒状のアルミ素管支持体の外周面に有機感光層101aを積層して形成され、帯電ローラ102は、金属シャフトに導電性ゴム層を積層して形成されている。露光装置103は、発光波長740nm、光量1μJ/cm2のLED素子とレンズアレイとを組み合わせた構成とされ、LED素子は600dpiの密度で配置されている。そしてこれらの各LED素子は、図示しない制御部からの電圧供給により画像データに従って各々独立に発光し、感光体ドラム101の表面上に静電潜像を形成する。
現像装置104(図1)に属し、感光体ドラム101の表面にトナーを付着させる現像ローラ104aは、金属シャフトに導電性ゴムを積層して形成され、転写ローラ212は、金属シャフトに導電性発泡ゴムを積層して形成されている。クリーニングブレード105は、例えば厚さ2mmの弾性ゴム板で形成され、転写工程後の感光体表面電位のバラツキを除去するための後述する除電装置106は、クリーニングブレード105と帯電ローラ102の間の、感光体ドラム101の外周面近傍に配設されている。記録媒体205は、前記したように感光体ドラム101及び転写ローラ212に挟持され、その記録面にトナー像が転写される。
図3は、本実施の形態で用いられる除電装置106を、Z軸のプラス方向から見た要部構成を概略的に示す平面図であり、図4は、この除電装置106をY軸のプラス方向からみた要部構成を概略的に示す側面図である。
これらの各図に示すように、除電装置106は、直方体状のレンズアレイ12と、このレンズアレイ12の入光面12aに沿って一直線状に、略等間隔に複数配置されたLED素子11と、これら複数のLED素子11を、所定のタイミング及び発光量で発光駆動する光源制御部14と、光源制御部14と各LED素子11とを電気的に接続する電圧供給ライン13と備えている。レンズアレイ12は、LED素子11で発光した拡散光を、入光面12aの対向面となる出光面12bと略垂直な方向に照射できるような反射率の大きいレンズが使用されている。
除電装置106は、このレンズアレイ12が、複数のLED素子11で発光した光を入力し、その出光面12bから略均一な除電光として出力するように構成され、レンズアレイ12の長方形状の出光面12bが、感光体ドラム101の周面に対向し、且つその長手方向が感光体ドラム101の軸方向に一致するように配置される。更に、レンズアレイ12は、感光体ドラム101の潜像が形成される所定領域をカバーする長さを有し、この所定領域を照射できるように配置されている。
図5は、除電装置106(図4)の光源制御部14の構成及び動作を説明するためのブロック図である。
光源制御部14は、制御部14aと電圧供給部14bとから構成されている。制御部14aは、例えばプロセスユニット203(図1)内にあって感光体ドラム101の近傍に配置された温度センサ15(図2参照)からの温度情報を入力し、後述する表1の判定テーブルに基づいて各LED素子11(図4)への供給電圧を決定し、電圧供給部14bは、この決定に基づく供給電圧を各LED素子11に供給する。以上のように構成されることにより、感光体ドラム近傍の温度に応じて各LED素子11の発光による除電光の強さが制御される。以上のように、除電装置106は除電光の光量を変更する機能を有し、温度センサ15と共に除電手段を構成している。
表1は、制御部14aが行う判定の基準を示すもので、入力する外部温度情報と、感光体ドラム101に照射する光量との関係を示す対応テーブルである。
従って本実施の形態では、一例として、電圧V1をLED素子11の光量が露光装置103のLED素子の光量の5倍となる5μJ/cm2の光量に相当する電圧値に設定し、電圧V2を同じく露光装置103のLED素子の光量の3倍となる3μJ/cm2の光量に相当する電圧値に設定し、電圧V3を同じく露光装置103のLED素子の光量と同じ1μJ/cm2の光量に相当する電圧値に設定した。
次に、除電装置106の動作を重点的に、前記した電子写真装置200全体にわたる動作説明も一部重複させながら、印字プロセスの動作を更に説明する。
印字開始直前で、記録媒体205が感光体ドラム101と転写ローラ212の間に挿入されていない時、制御部14aは、温度センサ15から出力される温度情報を入力し、表1に示した対応テーブルに基づいて、そのときの温度値に対応する電圧値を決定し、電圧供給部14bは、決定された電圧値の電圧を、電圧供給ライン13を介して各LED素子11に供給する。印字動作、即ち記録媒体205の搬送が始まると、感光体ドラム101は、所定のバイアス電圧がその金属シャフトに印加された帯電ローラ102により帯電され、露光装置103の図示しない複数のLED素子、即ち波長740nm、光量1μJ/cm2のLED素子によって感光体表面に静電潜像が形成される。
静電潜像は、金属シャフトに所定のバイアスが印加された現像ローラ104a上に付着したトナー(現像剤)によって現像される。そして、感光体ドラム101の表面上に形成されたトナー像は、所定のバイアスが金属シャフトに印加された転写ローラ212によって、記録媒体205に感光体ドラム101と転写ローラ212の接点において転写される。この転写後、記録媒体205に転写されずに感光体ドラム101の表面上に残ったトナーは、感光体ドラム表面に接触されたクリーニングブレード105によって掻き落とされる。
除電装置106では、上述の印字開始直前において決定された電圧値の電圧が、光源制御部14の電圧供給部14bから電圧供給ライン13を通じて各LED素子11へ供給され、各々のLED素子11はその電圧に応じた光量で発光し、この光はレンズアレイ12を通じて、感光体ドラム101の表面に除電光として均等に照射される。以上のようにして、感光体ドラム101の周囲温度に応じて、除電装置106の除電光の強度を変え、周囲温度が高い場合には除電光が弱く、また周囲温度が低い場合には除電光が強くなるように制御される。
以上のように、本実施の形態1の電子写真装置によれば、温度情報に基づき除電光光量を決定し、各環境に最適な除電光光量を感光体ドラムに与えることにより、残像などの画像欠陥が生じないだけでなく、過度の光量による感光体ドラムの光疲労、即ち有機感光層内部のトラップ増加による濃度低下などの画像欠陥が抑制でき、安定して良好な記録画像を得ることができる。
尚、上記した本実施の形態では、除電装置の光源制御部14及び温度センサ15をプロセスユニット内に配設したものとして説明したが、これに限定されるものではなく、これらを電子写真装置200の本体に設けるようにしてもよい。
また、上記した本実施の形態では、3つの範囲に分けた温度領域に応じて光量を3段階に変えるように設定したが、これに限定されるものではなく、光量が2或いは3以上の段階に変わるように設定されても良い。
更に、上記した本実施の形態では、電圧供給部14bが所定の電圧を出力するように構成したが、各LED素子11が、表1に示す対応光量を出力するように、各LED素子に供給する電流を制御するように構成しても良い。
実施の形態2.
図6は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態2の除電装置116の要部構成を示す部分斜視図であり、図7は、この除電装置116をY軸のプラス方向からみた側面図である。
図6は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態2の除電装置116の要部構成を示す部分斜視図であり、図7は、この除電装置116をY軸のプラス方向からみた側面図である。
この除電装置116を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態1の電子写真装置200と主に異なる点は、除電装置116において、異なる波長の除電光を出力するレンズアレイが2列、平行して配列されている点と、温度センサ15に代えて後述するカウンタ29(図8)が採用されているである。従って、この除電装置116を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態1の電子写真装置200と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
前記した実施の形態1では、温度により除電光光量を変更する事で、各温度条件での最適な光量を感光体表面に当て、残像や過度の光量による光疲労による画像欠陥の発生を抑制した。しかしながら、プロセスユニットの寿命までの間で、経時的に生じる感光体表面の感光層の膜減りや経時劣化に伴う感光体特性(感度)の劣化に対しては、実施の形態1のような温度情報に基づく光量変更では対応できない。本実施の形態では、この感光体特性(感度)の経時的変化に対応可能な電子写真装置を提供する。
図6、図7に示すように、除電装置116は、2つの光学ブロック24,25、光源制御部28、この光源制御部28と光学ブロック24,25と各々電気的に接続する電圧供給ライン26,27とからなる。光学ブロック24は、直方体状のレンズアレイ12と、このレンズアレイ12の入光面12aに沿って一直線状に、略等間隔に複数配置された発光波長740nmのLED素子21からなる高原であり、光学ブロック25は同じく直方体状のレンズアレイ12と、このレンズアレイ12の入光面12aに沿って一直線状に、略等間隔に複数配置された発光波長660nmのLED素子22からなる光源である。
レンズアレイ12は、LED素子21又は22で発光した拡散光を、入光面12aの対向面となる出光面12bと略垂直な方向に照射できるような反射率の大きいレンズが使用されている。除電装置116は、光学ブロック24,25の各レンズアレイ12が、それぞれ複数のLED素子21,22で発光した光を入力し、その出光面12bからそれぞれ略均一な除電光として出力するように構成され、各レンズアレイ12の長方形状の出光面12bが、感光体ドラム101の周面に対向し、且つその長手方向が感光体ドラム101の軸方向に一致するように配置される。更に、各レンズアレイ12は、感光体ドラム101の潜像が形成される所定領域をカバーする長さを有し、この所定領域を照射できるように配置されている。
図8は、除電装置116(図7)の光源制御部28の構成及び動作を説明するためのブロック図である。
光源制御部28は、制御部28aと電圧供給部28bとから構成されている。制御部28aは、電子写真装置200の本体に設置されたカウンタ29から、カウント情報を入力し、後述する表2の判定テーブルに基づいて各光学ブロック24,25(図6)のどちらに電圧を供給するかを決定し、電圧供給部28bは、この決定で選択された方の光学ブロックの各LED素子(21か22)に所定の電圧を供給する。
カウンタ29は、例えばプロセスユニット203(図1)の使用状況を記録する。具体的には、プロセスユニット内の感光体ドラム101の累積回転数をカウントする。この累積回転数とは、プロセスユニットの未使用時からの感光体ドラム101の総回転数であり、例えば未使用のプロセスユニットに交換した際に、カウンタ29が、自動或いは手動によりゼロリセットされ、その後の感光体ドラム101の回転数をカウントすることによって得られる。以上のように構成されることにより、感光体ドラム101の使用状況に応じて電圧供給される光学ブロックが決定され、感光体ドラム101に照射する除電光の波長が選択される。
以上のように、除電装置116は除電光の波長を変更する機能を有し、カウンタ29と共に除電手段を構成している。
表2は、制御部28aが行う判定の基準を示すもので、入力するカウンタ29のカウント数と、感光体ドラム101に照射する除電光の波長の対応関係を示す対応テーブルである。
次に、除電装置116の動作を重点的に、前記した図1に示す電子写真装置200全体にわたる動作説明も一部重複させながら、印字プロセスの動作を更に説明する。
印字開始直前で、記録媒体205が感光体ドラム101と転写ローラ212の間に挿入されていない時、制御部28aは、カウンタ29のカウント情報を入力し、表2に示した対応テーブルに基づいて、そのときのカウント値に対応する発光波長の除電光を出力する光学ブロックを選択する。電圧供給部28bは、選択された光学ブロックに通じる電圧供給ラインを介してその光学ブロックの各LED素子に所定の電圧を供給する。
印字動作、即ち記録媒体205の搬送が始まると、感光体ドラム101は、所定のバイアス電圧がその金属シャフトに印加された帯電ローラ102により帯電され、露光装置103の図示しない複数のLED素子、即ち波長740nm、光量1μJ/cm2のLED素子によって感光体表面に静電潜像が形成される。
静電潜像は、金属シャフトに所定のバイアスが印加された現像ローラ104a上に付着したトナー(現像剤)によって現像される。そして、感光体ドラム101の表面上に形成されたトナー像は、所定のバイアスを金属シャフトに印加された転写ローラ212によって、記録媒体205に感光体ドラム101と転写ローラ212の接点において転写される。この転写後、記録媒体205に転写されずに感光体ドラム101の表面上に残ったトナーは、感光体ドラム表面に接触されたクリーニングブレード105によって掻き落とされる。
除電装置116では、上述の印字開始直前において決定された光学ブロック、例えば、カウンタ29のカウント値が、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3以上の場合には光学ブロック24のLED素子21に電圧が供給され、これらのLED素子21で発光する波長740nmの光がレンズアレイ12を通じて、感光体ドラム101の表面に除電光として均等に照射される。以上のようにして、感光体ドラム101の累積回転数が、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3未満の場合には波長660nmの除電光が感光体ドラム101に照射され、感光体ドラム101の累積回転数が、感度が劣化する領域である、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3以上の場合には、感光体ドラム101にとってより高感度を示す波長740nmの除電光が感光体ドラム101に照射される。
以上のように、本実施の形態2の除電装置116を備えた電子写真装置によれば、カウンタによる感光体ドラム累積回転数の情報に基づいて除電光の発光波長を変更するため、感光体ドラムの膜減りや経時劣化に伴う感度悪化に対して、最適な波長の除電光を感光体ドラムに与えることができ、見かけ上の感度低下に伴う残像などの画像欠陥が生じない安定して良好な記録画像を得ることができる。
尚、上記した本実施の形態では、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3を除電光の発光周波数変更点としているが、これは、感光体ドラム101の見かけ上の感度劣化が、図9に示すようにプロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3のあたりを境にして激しくなると想定してきめたもので、その限りではなく、感光体ドラムの特性に応じて適宜設定されるものである。
また、本実施の形態では、感光体ドラムの使用量に応じて、2種類の波長の除電光が選択的に照射されるものとしたが、これに限定されるものではなく、2種類以上の複数の波長の除電光が選択的に照射されるように構成してもよいなど、種々の態様を取り得るものである。
更に、本実施の形態では、カウンタ29がカウント機能とリセット機能を有するように説明したが、これに限定されるものでなく、プロセスユニットの回転に同期するパルスを発生する手段を設け、制御部28aにこのパルスをカウントする手段、及びリセット手段を備えるように構成しても良いなど、種々の態様を取り得るものである。
実施の形態3.
図10は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態3の除電装置126の要部構成を概略的に示す平面図である。
図10は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態3の除電装置126の要部構成を概略的に示す平面図である。
この除電装置126を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態1の電子写真装置200と主に異なる点は、除電装置126の光源を含む構成要素がプロセスユニットから電子写真装置本体側に移されている点と、前記した実施の形態2の除電装置116と同様に、状況に応じて、発光波長の異なる除電光を感光体ドラム101に照射する点である。従って、この除電装置126を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態1の電子写真装置200又は実施の形態2の除電装置116と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図10に示すように、例えばプロセスユニット203(図1)に配置された感光体ドラム101の周面近傍には、直方体状のレンズアレイ37が配置されている。このレンズアレイ37は、光経路36から入力する光を長方形状の出光面37bから略一様な除電光として出力し、その長方形状の出光面37bが感光体ドラム101の周面に対向し、且つその長手方向が感光体ドラム101の軸方向に一致するように配置される。更にレンズアレイ37は、感光体ドラム101の潜像が形成される所定領域をカバーする長さを有し、この所定領域を照射できるように配置されている。
一方、プロセスユニット外の電子写真装置200(図1)の本体側には、発光波長の異なる2つ光源31,32、各光源から出力される光を光路設定器35に導く光経路33,34が形成されている。この光路設定器35内には、各光経路33,34を介して入力した光源31,32からの光を、前記した光経路36に導くための反射鏡が所定の位置に設置されている。従って、光源31が出力する波長740nmの光は、光経路33、光路設定器35、及び光経路36を経てレンズアレイ37に入力され、その出光面37bから均一な除電光として感光体ドラム101に照射される。光源32が出力する波長660nmの光も、同様にして、レンズアレイ37の出光面37bから均一な除電光として感光体ドラム101に照射される。光源制御部28は、各電圧供給ライン26,27によって光源31,32とそれぞれ電気的に接続されている。
この光源制御部28は、図8で説明した実施の形態2における光源制御部であり、制御部28aと電圧供給部28bとから構成されている。制御部28aは、電子写真装置200の本体に設置されたカウンタ29から、カウント情報を入力し、後述する表3の判定テーブルに基づいて光源31,32(図10)のどちらに電圧を供給するかを決定し、電圧供給部28bは、この決定で選択された方の光源に所定の電圧を供給する。
カウンタ29は、実施の形態2で説明したカウンタであるため、ここでの説明を省略する。以上のように構成されることにより、感光体ドラム101の使用状況に応じて電圧供給される光源が決定され、感光体ドラム101に照射する除電光の波長が選択される。尚、光経路36と光路設定器35とは、例えば接続部35aで光路の接続、分離が可能とされ、レンズアレイ37及び光経路36を含むプロセスユニット203を取り外す際には、この接続部35aで光路を分離する。以上のように、以上のように、除電装置126は除電光の波長を変更する機能を有し、カウンタ29と共に除電手段を構成している。
表3は、制御部28aが行う判定の基準を示すもので、入力するカウンタ29のカウント数と、感光体ドラム101に照射する除電光の波長の対応関係を示す対応テーブルである。
次に、除電装置126の動作を重点的に、前記した図1に示す電子写真装置200全体にわたる動作説明も一部重複させながら、印字プロセスの動作を更に説明する。
印字開始直前で、記録媒体205が感光体ドラム101と転写ローラ212の間に挿入されていない時、制御部28aは、カウンタ29のカウント情報を入力し、表3に示した対応テーブルに基づいて、そのときのカウント値に対応する発光波長の光源を選択し、電圧供給部28bは、選択された光源に通じる電圧供給ラインを介してその光源を発光すべく所定の電圧を供給する。
印字動作、即ち記録媒体205の搬送が始まると、感光体ドラム101は、所定のバイアス電圧をその金属シャフトに印加された帯電ローラ102により帯電され、露光装置103の図示しない複数のLED素子、即ち波長740nm、光量1μJ/cm2のLED素子によって感光体表面に静電潜像が形成される。
静電潜像は、金属シャフトに所定のバイアスが印加された現像ローラ104a上に付着したトナー(現像剤)によって現像される。そして、感光体ドラム101の表面上に形成されたトナー像は、所定のバイアスを金属シャフトに印加された転写ローラ212によって、記録媒体205に感光体ドラム101と転写ローラ212の接点において転写される。この転写後、記録媒体205に転写されずに感光体ドラム101の表面上に残ったトナーは、感光体ドラム表面に接触されたクリーニングブレード105によって掻き落とされる。
除電装置126では、上述の印字開始直前において決定された光源、例えば、カウンタ29のカウント値が、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3以上の場合には光源31に電圧が供給され、この光源が発光する波長740nmの光がレンズアレイ37を通じて、感光体ドラム101の表面に除電光として均等に照射される。以上のようにして、感光体ドラム101の累積回転数が、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3未満の場合には波長660nmの除電光が感光体ドラム101に照射され、感光体ドラム101の累積回転数が、感度が劣化する領域である、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3以上の場合には、感光体ドラム101にとってより高感度を示す波長740nmの除電光が感光体ドラム101に照射される。
以上のように、本実施の形態3の除電装置126を備えた電子写真装置によれば、感光体ドラム累積回転数の情報に基づいて除電光の発光波長を変更するため、前記した実施の形態2の場合と同様の効果を得ることができる。更に、発光波長の違う2つの光源を電子写真装置の本体側に備えた構成としているため、プロセスユニットの小型化及びコストダウンを可能とするものである。
尚、上記した本実施の形態では、プロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3を除電光の発光周波数変更点としているが、これは、感光体ドラム101の見かけ上の感度劣化が、図9のグラフに示すようにプロセスユニット寿命設定累積回転数の2/3のあたりを境にして激しくなると想定してきめたもので、その限りではなく、感光体ドラムの特性に応じて適宜設定されるものである。
実施の形態4.
図11は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態4の光源制御部14の構成を示すブロック図である。
図11は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態4の光源制御部14の構成を示すブロック図である。
この光源制御部14を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態1と主に異なる点は、光源制御部14がカウンタ29のカウント値に応じて各LED素子11(図3)の発光による除電光の強さが制御される点である。尚、このカウンタ29は、実施の形態2で説明した図8に示すカウンタ29と全く同じ機能を有するものである。従って、この光源制御部14を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態1の電子写真装置200と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
制御部14cは、例えばカウンタ29のカウント値が、プロセスユニットの寿命と判断されるカウント数の2/3未満の場合、表1に示す電圧V3を選択し、カウンタ29のカウント値が、プロセスユニットの寿命と判断されるカウント数の2/3以上の場合、表1に示す電圧V1を選択する。電圧供給部14bは、この決定に基づく供給電圧を各LED素子11に供給する。以上のように構成されることにより、感光体ドラムが比較的新しく、その感度が正常の際には除電光の光量を抑え、感光体ドラムの経時に伴う感度劣化に対応して除電光の光量を多くすることができる。
以上のように、本実施の形態4の光源制御部14を採用した電子写真装置によれば、前記した実施の形態2の効果と同等の効果を得ることができる。
実施の形態5.
図12は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態5の光源制御部28の構成を示すブロック図である。
図12は、本発明の電子写真装置に採用される実施の形態5の光源制御部28の構成を示すブロック図である。
この光源制御部28を採用する電子写真装置が、前記した図7に示す実施の形態2の除電装置116を採用した電子写真装置と主に異なる点は、光源制御部28が温度センサ15の温度情報に応じて除電光の波長を選択する点である。尚、この温度センサ15は、実施の形態1で説明した図2に示す温度センサ15と全く同じ機能を有するものである。従って、この光源制御部28を採用する電子写真装置が、前記した実施の形態2で説明した電子写真装置と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
制御部28cは、温度センサ15の温度情報に基づき、例えば検出温度が10℃未満の場合には、発光波長740nmのLED素子21が配設された光学ブロック24に電圧供給するように判断し、検出温度が10℃以上の場合には、発光波長660nmのLED素子22が配設された光学ブロック25に電圧供給するように判断する。電圧供給部28dは、この決定で選択された方の光学ブロックの各LED素子(21か22)に所定の電圧を供給する。以上のように構成されることにより、感光体ドラム近傍の温度が所定値(10℃)未満の場合には、発光波長740nmの除電光が照射され、それ以上の場合には発光波長660nmの除電光が照射される。
以上のように、本実施の形態5の光源制御部28を採用した電子写真装置によれば、感光体ドラム近傍の温度に応じて最適な波長の除電光が照射されるので、前記した実施の形態1の効果と同等の効果を得ることができる。
11 LED素子、 12 レンズアレイ、 12a 入光面、 12b 出光面、 13 電圧供給ライン、 14 光源制御部、 14a,14c 制御部、 14b,14d 電圧供給部、 15 温度センサ、 21 LED素子、 22 LED素子、 24 光学ブロック、 25 光学ブロック、 26 電圧供給ライン、 27 電圧供給ライン、 28 光源制御部、 28a,28c 制御部、 28b,28d 電圧供給部、 29 カウンタ、 31 光源、 32 光源、 33 光経路、 34 光経路、 35 光路設定器、 35a 接続部、 36 光経路、 37 レンズアレイ、 37b 出光面、 101 感光体ドラム、 101a 有機感光層、 102 帯電ローラ、 103 露光装置、 104 現像装置、 104a 現像ローラ、 105 クリーニングブレード、 106 除電装置、 116 除電装置、 126 除電装置、 200 電子写真装置、 201〜204 プロセスユニット、 205 記録媒体、 206 用紙カセット、 207 ホッピングローラ、 208,209 ピンチローラ、 210 搬送ローラ、 211 レジストローラ、 212 転写ローラ、 213 定着装置、 214 排出ローラ、 215 排出ローラ、 216 ピンチローラ、 217 ピンチローラ、 218 記録媒体スタッカ部。
Claims (8)
- 表面に感光層を有する感光体と、
該感光体表面を帯電する帯電手段と、
該帯電手段によって帯電された前記感光体表面上に、静電潜像を形成する露光手段と、
該露光手段によって形成された前記静電潜像上に現像剤像を形成する現像手段と、
該現像手段によって形成された現像剤像を被転写材に転写する転写手段と、
該感光体表面に除電光を照射するための除電手段と
を備え、
前記除電手段が、前記感光体の使用状況に応じて前記除電光の状態を変更する変更手段を有することを特徴とする電子写真装置。 - 前記変更手段が前記除電光の光量を変更することを特徴とする請求項1記載の電子写真装置。
- 前記変更手段が前記除電光の波長を変更することを特徴とする請求項1記載の電子写真装置。
- 前記除電手段は、前記感光体近傍の温度を測定する温度センサを備え、前記変更手段が該温度に応じて前記除電光の状態を変更することを特徴とする請求項2又は3記載の電子写真装置。
- 前記除電手段は、前記感光体の動作量を検出する感光体動作量検出手段を備え、前記変更手段が、前記感光体の動作量に応じて前記除電光の状態を変更することを特徴とする請求項2又は3記載の電子写真装置。
- 前記変更手段は、互いに発光波長の異なる光源を複数有し、選択的に光源を発光させることを特徴とする請求項3記載の電子写真装置。
- 少なくとも前記感光体が前記電子写真装置の本体から着脱自在に装着されるプロセスユニットに配設され、前記光源も該プロセスユニットに配設されたことを特徴とする請求項6記載の電子写真装置。
- 少なくとも前記感光体が前記電子写真装置の本体から着脱自在に装着されるプロセスユニットに配設され、前記光源は前記電子写真装置の本体に配設されたことを特徴とする請求項6記載の電子写真装置。
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