JP2005204763A - 電動掃除機用アタッチメント及びそのアタッチメントを用いた電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】アタッチメントの接続部の外面と延長管の内面との隙間に塵埃が詰まり難い電気掃除機用アタッチメントを提供することを課題とする。
【解決手段】一端には、塵埃を吸い込む吸込口9を有し、他端には、他端側から一端側に向かって小径部10と大径部11の接続部が形成され、前記小径部10の接続部もしくは前記大径部11の接続部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体1と連通する延長管5に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメント8であって、前記大径部11の接続部を前記延長管5に接続された状態で、前記大径部11の接続部に前記延長管5と連通する溝14を形成した。
【選択図】 図6
【解決手段】一端には、塵埃を吸い込む吸込口9を有し、他端には、他端側から一端側に向かって小径部10と大径部11の接続部が形成され、前記小径部10の接続部もしくは前記大径部11の接続部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体1と連通する延長管5に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメント8であって、前記大径部11の接続部を前記延長管5に接続された状態で、前記大径部11の接続部に前記延長管5と連通する溝14を形成した。
【選択図】 図6
Description
本発明は、電動送風機などによる吸引力により塵埃を吸い込む電気掃除機本体に接続される電気掃除機用アタッチメントに関する。
従来、一般的な床面、例えば、絨毯、畳、フローリング等の掃除は、電気掃除機本体に接続された延長管に、床用アタッチメントを接続して使用されている。そして、家具の隙間や窓の桟、壁際等を掃除する際には、床用アタッチメントから隙間用アタッチメントに交換し、被清掃面に応じた掃除をすることができるようになされている。
特開2003−983283号公報
ところで、最近の電気掃除機においては、吸込力の競争が激化しており、この吸込力を上げるために電動送風機をハイパワー化したり、あるいは延長管の内径を大きくして風路抵抗を小さくする構成が試みられている。
風路抵抗を小さくするために延長管の内径を大きくした場合、延長管に接続されるアッタチッメントの接続部の外径も延長管の内径に応じて大きくする必要があるが、内径の異なる延長管が複数あると、アタッチメントの形式も延長管の形式の数だけ必要となってくるので、多量の在庫を抱えてしまうという問題が発生する。
そこで、アタッチメントの共通化を図るために、例えば、図20に示すアタッチメント100のように、延長管101に接続される接続部に径の小さい小径部102の接続部と径の大きい大径部103の接続部を設けることで、延長管101の径が異なっても一つのアタッチメントで接続可能な構成が考えられる。
しかしながら、上述した構成では、大径部103の接続部を延長管101に接合した状態では、小径部102の接続部の外面と延長管101の内面との間に隙間S1が生じるので、アタッチメント100から吸い込まれた塵埃がこの隙間S1に詰まり、アタッチメント100を延長管101から外した際に、詰まった塵埃が床面等にこぼれてしまう欠点があった。
風路抵抗を小さくするために延長管の内径を大きくした場合、延長管に接続されるアッタチッメントの接続部の外径も延長管の内径に応じて大きくする必要があるが、内径の異なる延長管が複数あると、アタッチメントの形式も延長管の形式の数だけ必要となってくるので、多量の在庫を抱えてしまうという問題が発生する。
そこで、アタッチメントの共通化を図るために、例えば、図20に示すアタッチメント100のように、延長管101に接続される接続部に径の小さい小径部102の接続部と径の大きい大径部103の接続部を設けることで、延長管101の径が異なっても一つのアタッチメントで接続可能な構成が考えられる。
しかしながら、上述した構成では、大径部103の接続部を延長管101に接合した状態では、小径部102の接続部の外面と延長管101の内面との間に隙間S1が生じるので、アタッチメント100から吸い込まれた塵埃がこの隙間S1に詰まり、アタッチメント100を延長管101から外した際に、詰まった塵埃が床面等にこぼれてしまう欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、アタッチメントの接続部の外面と延長管の内面との隙間に塵埃が詰まり難い電気掃除機用アタッチメントを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって径が大きくなる複数の接続部が形成され、前記接続部のいずれかを電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、該アタッチメントが前記延長管に接続された状態で、前記接続部に前記延長管と連通する溝を形成したことを特徴とする。
また、前記溝は、下流側に向かって幅が広くなるように形成されてもよい。
また、前記溝の出口付近に、前記延長管に接続されている前記接続部の径よりも小さい環状の壁を形成してもよい。
また、前記溝の出口付近に壁を形成してもよい。
また、前記溝は、被清掃面側から外れた位置に形成されてもよい。
また、前記接続部を大径部と小径部とで形成し、前記アタッチメントを前記延長管に接続された状態で、前記小径部を前記大径部に対し、被清掃面側へ偏芯させてもよい。
また、前記溝は、螺旋状に形成されてもよい。
また、前記溝は、被清掃面側から外れた位置に形成されてもよい。
また、前記接続部を大径部と小径部とで形成し、前記アタッチメントを前記延長管に接続された状態で、前記小径部を前記大径部に対し、被清掃面側へ偏芯させてもよい。
また、前記溝は、螺旋状に形成されてもよい。
上記課題を解決するための第2の手段は、一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって径が大きくなる複数の接続部が形成され、前記接続部のいずれかを電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、前記延長管に接続されている前記接続部の径よりも小さい径の接続部に貫通孔を形成し、該貫通孔を介して前記吸込口と前記延長管とを連通させたことを特徴とする。
また、前記貫通孔の近傍に前記アタッチメントの内面から突出する鍔を形成してもよい。
上記課題を解決するための第3の手段は、一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって小径部と大径部の接続部が形成され、前記小径部もしくは前記大径部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、前記大径部の形状を多角形としたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の手段は、一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって小径部と大径部の接続部が形成され、前記小径部もしくは前記大径部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、前記大径部の形状を楕円としたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第5の手段は、一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、小径部と、該小径部の外周面に突出した複数のリブが形成され、前記小径部もしくは前記リブのいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能としたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の手段は、一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、小径部と、該小径部の外周面に突出した複数の突部が形成され、前記小径部もしくは前記突部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能としたことを特徴とする。
また、吸気口を有する電気掃除機本体と、該本体の吸気口に一端を接続するホースと、該ホースの他端に着脱自在に接続される延長管とを備えた電気掃除機であって、前記延長管に第1の手段乃至第7の手段の電気掃除機用アタッチメントを連通するように接続してもよい。
本発明の請求項1によれば、径が大きい接続部を延長管に接続した状態で、前記電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメントの吸込口以外に、前記接続部に形成された前記溝からも吸い込まれるので、前記溝から吸い込まれた空気が、径が小さい接続部の外面と前記延長管との内面との隙間に流れ込み、この隙間に塵埃が詰まることを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項2によれば、前記溝から吹き出る空気を拡散できるので、隙間の広範囲に空気を流し込みことにより、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項3によれば、前記溝から吹き出る空気が環状の壁に衝突することで、空気を隙間全周に拡散させることができ、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項3によれば、前記溝から吹き出る空気が環状の壁に衝突することで、空気を隙間全周に拡散させることができ、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項4によれば、前記溝から吹き出る空気が壁に衝突することで、空気を隙間の広範囲に流し込むことができ、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項5によれば、前記アタッチメントの前記吸込口を被清掃面に対向して掃除をする際、前記溝は、被清掃面側から外れた位置に形成されているので、前記溝から塵埃が吸い込まれることがなくなり、前記溝の詰まりを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項5によれば、前記アタッチメントの前記吸込口を被清掃面に対向して掃除をする際、前記溝は、被清掃面側から外れた位置に形成されているので、前記溝から塵埃が吸い込まれることがなくなり、前記溝の詰まりを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項6によれば、前記アタッチメントを前記延長管に接続し、前記アタッチメントの前記吸込口を被清掃面に対向させた状態では、小径部の外面と前記延長管との内面との隙間は、被清掃面側とは反対側、即ち、上側に形成されるので、隙間に塵埃を入り込ませないようにすることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7によれば、前記溝から出る空気は、隙間を旋回しながら流れるので、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項7によれば、前記溝から出る空気は、隙間を旋回しながら流れるので、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項8によれば、径が大きい接続部を延長管に接続した状態で、前記電動送風機を運転すると、前記アタッチメントの吸込口から吸い込まれた空気は、前記貫通孔を通って径が小さい接続部の外面と前記延長管との内面との隙間に流れ込むので、この隙間に塵埃が詰まることを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項9によれば、前記鍔がエアーダムの役割をするため、前記貫通孔に流し込まれる空気量が増加し、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項9によれば、前記鍔がエアーダムの役割をするため、前記貫通孔に流し込まれる空気量が増加し、隙間に塵埃が詰まることを確実に防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項10によれば、前記大径部を前記延長管に接続すると、前記大径部が多角形であるため、接続された部分に隙間が生じる。この状態で、前記電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメントの吸込口以外に、前記アタッチメントの接続部と前記延長管との接続部分に生じた隙間からも吸い込まれるので、この隙間から吸い込まれた空気が、前記小径部の外面と前記延長管との内面との隙間に流れ込み、この隙間に塵埃が詰まることを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項11によれば、前記大径部を前記延長管に接続すると、前記大径部が楕円であるため、接続された部分に隙間が生じる。この状態で、前記電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメントの吸込口以外に、前記アタッチメントの接続部と前記延長管との接続部分に生じた隙間からも吸い込まれるので、この隙間から吸い込まれた空気が、前記小径部の外面と前記延長管との内面との隙間に流れ込み、この隙間に塵埃が詰まることを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項12によれば、前記リブを前記延長管に接続すると、この接続された部分に隙間が生じるので、前記電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメントの吸込口以外に、前記リブと前記延長管との接続部分に生じた隙間からも吸い込まれるので、この隙間から吸い込まれた空気が、前記小径部の外面と前記延長管との内面との隙間に流れ込み、この隙間に塵埃が詰まることを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項13によれば、前記突部を前記延長管に接続すると、この接続された部分に隙間が生じるので、前記電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメントの吸込口以外に、前記突部と前記延長管との接続部分に生じた隙間からも吸い込まれるので、この隙間から吸い込まれた空気が、前記小径部の外面と前記延長管との内面との隙間に流れ込み、この隙間に塵埃が詰まることを防止できる等の効果を奏する。
本発明の請求項14によれば、前記アタッチメントの接続部の外面と前記延長管の内面とに生じる隙間に、塵埃の詰まりを防止できる電気掃除機を提供することができる等の効果を奏する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
本発明の第1実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
1は、吸気口2を有する掃除機本体で、該掃除機本体1の吸気口2に可撓性を有するホース3の一端を接続するとともに、前記ホース3の他端に配設される後述する接続管4に円筒状の延長管5を着脱自在に接続し、該延長管5端部に床用吸込具6が着脱自在に接続できるようになっている。
4は、前記ホース3の他端部に配設された円筒状の接続管で、前記掃除機本体1の電動送風機を制御するスイッチ(いずれも図示しない)を有するとともに、該接続管4の上面側にグリップ部7を一体的に形成している。
8は、家具の隙間や壁際等を掃除するための隙間用アタッチメントで、一端には、塵埃を吸い込むために設けられた縦長状の吸込口9が形成され、他端には、他端側から一端側に向かって円筒状の小径部10及び大径部11の接続部が形成されている。前記大径部11の接続部の外径は、前記延長管5の内径と略同一寸法に形成され、前記大径部11の接続部を前記延長管5に挿入することにより、前記隙間用アッタチメント8を前記延長管5に着脱自在に装着できるようになっている。本発明に記載された掃除機は、吸込力を上げるために前記延長管5の内径を従来に比べて大きくし、風路抵抗を小さくした構成となっているが、前記アタッチメント8は、従来の延長管(本実施例の延長管の内径よりも小さい)にも接続できるように、前記小径部10の接続部が設けられている。この構成とすることで、アタッチメントの共通化を図ることができ、管理面等のコストを抑えることができるようになっている。
12は、前記大径部11の外周面に形成された複数の環状凹部で、前記アタッチメント8の重量及び材料コストの軽減を図ることを目的に設けられている。
13は、前記アタッチメント8の底部に形成された漏らし孔で、該漏らし孔13から空気を取り込むことにより、前記吸込口9の開口面積が小さいために電動送風機に負荷がかかるのを防止できるようになっている。
14は、前記大径部11の接続部の外周面に形成された2つの溝で、各々の溝14は、図3に示すように径方向に対して相対する位置(180度反対方向)に形成されるとともに、前記吸込口9を長手方向から挟み込むように形成されている。前記大径部11の接続部を前記延長管5に接続させた状態で電動送風機を運転させると、空気は前記吸込口9と前記溝の2つの経路から吸い込まれる。そして、図6に示すように前記溝14から吸い込まれた空気は、前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との隙間S1に流れ込んだ後、前記吸込口9から吸い込まれた空気と合流し、前記吸気口2へと吸い込まれるようになっている。また、図8に示すように前記吸込口9を被清掃面Mに対向させて掃除する際、前記溝14は、被清掃面M側に位置していないので、塵埃が前記溝14から吸い込まれることがなく、前記溝14が塵埃によって詰まることを防止できる構成となっている。
上記構成において、一般的な床面掃除の際は、前記ホース3端部に前記接続管4、前記延長管5、前記床用吸込具6を接続して使用する。
そして、家具の隙間や窓の桟、壁際等を掃除する際には、前記床用吸込具6を取り外し、前記アタッチメント8の大径部11の接続部を前記延長管5に挿入して接続させる。電動送風機を運転させると、塵埃は前記吸込口9から吸い込まれるが、塵埃が前記アタッチメント8の他端の開口部分から吹き出される際、前記溝14から吸い込まれた空気が前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との前記隙間S1を流れるので、塵埃が前記隙間S1に入り込もうとしても空気によって押し戻されるため、前記隙間S1に塵埃が詰まることを防止できる。
従って、家具の隙間や窓の桟、壁際等の掃除が終了した後、前記アタッチメント8を取り外しても、前記隙間S1に塵埃が詰まっていないので、塵埃が床面等にこぼれてしまうことがなくなる。
そして、家具の隙間や窓の桟、壁際等を掃除する際には、前記床用吸込具6を取り外し、前記アタッチメント8の大径部11の接続部を前記延長管5に挿入して接続させる。電動送風機を運転させると、塵埃は前記吸込口9から吸い込まれるが、塵埃が前記アタッチメント8の他端の開口部分から吹き出される際、前記溝14から吸い込まれた空気が前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との前記隙間S1を流れるので、塵埃が前記隙間S1に入り込もうとしても空気によって押し戻されるため、前記隙間S1に塵埃が詰まることを防止できる。
従って、家具の隙間や窓の桟、壁際等の掃除が終了した後、前記アタッチメント8を取り外しても、前記隙間S1に塵埃が詰まっていないので、塵埃が床面等にこぼれてしまうことがなくなる。
次に、前記隙間S1への塵埃詰まりをより確実に防止するための構成を、図9乃至図13に基づいて説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
図9に示したアタッチメント15の溝16は、下流側に向かって溝の幅が広くなるようラッパ状に形成されている。この形状により、前記溝15から吹き出る空気を拡散できるので、前記隙間S1の広範囲に空気を流し込みことで、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる。
図10に示したアッタチメント17は、前記溝14の出口付近に、前記大径部11の接続部の外径よりも小さい環状の壁18が形成されている。この環状の壁18を形成することにより、前記溝14から吹き出る空気が前記環状の壁18に衝突することで、空気を前記隙間S1全周に拡散させることができ、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる。
図11に示したアタッチメント19は、前記溝14の出口付近に、複数の壁20が形成されている。この壁20を形成することにより、前記溝14から吹き出る空気が前記壁20に衝突することで、壁20と壁20との間から空気を前記隙間S1の広範囲に流し込むことができ、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる
図12に示したアタッチメント21の溝22は、螺旋状に形成されているので、前記溝22から出る空気は、前記隙間S1を旋回しながら流れるので、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる。
図10に示したアッタチメント17は、前記溝14の出口付近に、前記大径部11の接続部の外径よりも小さい環状の壁18が形成されている。この環状の壁18を形成することにより、前記溝14から吹き出る空気が前記環状の壁18に衝突することで、空気を前記隙間S1全周に拡散させることができ、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる。
図11に示したアタッチメント19は、前記溝14の出口付近に、複数の壁20が形成されている。この壁20を形成することにより、前記溝14から吹き出る空気が前記壁20に衝突することで、壁20と壁20との間から空気を前記隙間S1の広範囲に流し込むことができ、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる
図12に示したアタッチメント21の溝22は、螺旋状に形成されているので、前記溝22から出る空気は、前記隙間S1を旋回しながら流れるので、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる。
図13に示したアタッチメント23は、前記小径部24の接続部を前記大径部25の接続部に対し、被清掃面M側へ偏芯させている。この構成により、前記アタッチメント23を前記延長管5に接続し、前記アタッチメント23の前記吸込口9を被清掃面Mに対向させた状態では、前記小径部24の接続部の外面と前記延長管5の内面との前記隙間S1は、被清掃面側Mとは反対側、即ち、上側に形成されるので、前記隙間S1に塵埃を入り込ませないようにすることができる。
(第2実施形態)
次に、図14及び図15に基づいて第2の実施の形態を説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態のアタッチメント26は、前記小径部10の接続部に複数の貫通孔27が形成され、該貫通孔27は、前記小径部10の接続部と前記大径部11の接続部の境界付近に位置に形成されている。そして、前記貫通孔27の近傍には、前記アタッチメント26の内面から突出する鍔28がそれぞれ形成されている。
次に、図14及び図15に基づいて第2の実施の形態を説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態のアタッチメント26は、前記小径部10の接続部に複数の貫通孔27が形成され、該貫通孔27は、前記小径部10の接続部と前記大径部11の接続部の境界付近に位置に形成されている。そして、前記貫通孔27の近傍には、前記アタッチメント26の内面から突出する鍔28がそれぞれ形成されている。
上記構成によって、前記大径部11の接続部を前記延長管5に接続した状態で、電動送風機を運転すると、前記アタッチメント26の吸込口9から吸い込まれた空気の一部は、前記貫通孔27を通って前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との前記隙間S1に流れ込むので、前記隙間S1に塵埃が詰まることを防止できる。また、前記鍔28がエアーダムの役割をするため、前記貫通孔28に流れ込む空気量が増加し、前記隙間S1に塵埃が詰まることを確実に防止できる。
(第3実施形態)
次に、図16に基づいて第3の実施の形態を説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
本第3の実施の形態のアタッチメント29は、大径部30の接続部の形状が多角形に形成されている。
上記構成によって、前記大径部30の接続部を前記延長管5に接続すると、接続された部分に隙間S2が生じる。この状態で、電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメント29の吸込口9以外に、前記隙間S2からも吸い込まれるので、前記隙間S2から吸い込まれた空気が、前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との前記隙間S1に流れ込み、前記隙間S1に塵埃が詰まることを防止できる。
次に、図16に基づいて第3の実施の形態を説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
本第3の実施の形態のアタッチメント29は、大径部30の接続部の形状が多角形に形成されている。
上記構成によって、前記大径部30の接続部を前記延長管5に接続すると、接続された部分に隙間S2が生じる。この状態で、電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメント29の吸込口9以外に、前記隙間S2からも吸い込まれるので、前記隙間S2から吸い込まれた空気が、前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との前記隙間S1に流れ込み、前記隙間S1に塵埃が詰まることを防止できる。
ところで、本第3の実施の形態のアタッチメント29における前記大径部30の接続部の形状を多角形にしたが、図17に示すように大径部30の接続部を楕円形状にしても構わない。
(第4実施形態)
次に、図18及び図19に基づいて第4の実施の形態を説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
次に、図18及び図19に基づいて第4の実施の形態を説明する。尚、上記実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
本第4の実施の形態のアタッチメント32は、前記小径部10の外周面に突出した複数のリブ33が形成され、該リブ33を前記延長管5の内面に当接させることにより、前記アタッチメント着脱できるようになっている。
上記構成によって、前記リブ33を前記延長管5に接続すると、この接続された部分に複数の隙間S2が生じるので、電動送風機を運転すると、空気は前記アタッチメント32の吸込口9以外に、前記隙間S2からも吸い込まれるので、前記隙間S2から吸い込まれた空気が、前記小径部10の接続部の外面と前記延長管5の内面との隙間S1に流れ込み、前記隙間S1に塵埃が詰まることを防止できる
ところで、本第4の実施の形態では、前記隙間S2を生じさせるために、前記リブ33形成したが、図20に示すように複数の突部を形成しても構わない。
尚、上記各実施の形態では、隙間用アタッチメントを前記延長管5に接続するようにしたが、前記接続管4に接続しても上記同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施の形態は、家具の隙間や窓の桟、壁際等を掃除する際の隙間用アタッチメントに用いられているが、一般的な床面を掃除するための床用吸込具に用いても構わない。
ところで、本第4の実施の形態では、前記隙間S2を生じさせるために、前記リブ33形成したが、図20に示すように複数の突部を形成しても構わない。
尚、上記各実施の形態では、隙間用アタッチメントを前記延長管5に接続するようにしたが、前記接続管4に接続しても上記同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施の形態は、家具の隙間や窓の桟、壁際等を掃除する際の隙間用アタッチメントに用いられているが、一般的な床面を掃除するための床用吸込具に用いても構わない。
9 吸込口
10 小径部の接続部
11 大径部の接続部
5 延長管
8 アタッチメント
14 溝
10 小径部の接続部
11 大径部の接続部
5 延長管
8 アタッチメント
14 溝
Claims (14)
- 一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって径が大きくなる複数の接続部が形成され、前記接続部のいずれかを電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、該アタッチメントが前記延長管に接続された状態で、前記接続部に前記延長管と連通する溝を形成したことを特徴とする電気掃除機用アタッチメント。
- 前記溝は、下流側に向かって幅が広くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用アタッチメント。
- 前記溝の出口付近に、前記延長管に接続されている前記接続部の径よりも小さい環状の壁を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用アタッチメント。
- 前記溝の出口付近に壁を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用アタッチメント。
- 前記溝は、被清掃面側から外れた位置に形成されたことを特徴とする請求項1乃至4記載の電気掃除機用アタッチメント。
- 前記接続部を大径部と小径部とで形成し、前記アタッチメントを前記延長管に接続された状態で、前記小径部を前記大径部に対し、被清掃面側へ偏芯させたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用アタッチメント。
- 前記溝は、螺旋状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用アタッチメント。
- 一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって径が大きくなる複数の接続部が形成され、前記接続部のいずれかを電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、前記延長管に接続されている前記接続部の径よりも小さい径の接続部に貫通孔を形成し、該貫通孔を介して前記吸込口と前記延長管とを連通させたことを特徴とする電気掃除機用アタッチメント。
- 前記貫通孔の近傍に前記アタッチメントの内面から突出する鍔を形成
したことを特徴とする請求項8記載の電気掃除機用アタッチメント。 - 一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって小径部と大径部の接続部が形成され、前記小径部もしくは前記大径部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、前記大径部の形状を多角形としたことを特徴とする電気掃除機用アタッチメント。
- 一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、他端側から一端側に向かって小径部と大径部の接続部が形成され、前記小径部もしくは前記大径部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能とした電気掃除機用アタッチメントであって、前記大径部の形状を楕円としたことを特徴とする電気掃除機用アタッチメント。
- 一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、小径部と、該小径部の外周面に突出した複数のリブが形成され、前記小径部もしくは前記リブのいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能としたことを特徴とする電気掃除機用アタッチメント。
- 一端には、塵埃を吸い込む吸込口を有し、他端には、小径部と、該小径部の外周面に突出した複数の突部が形成され、前記小径部もしくは前記突部のいずれか一方を電動送風機が内蔵された電気掃除機本体と連通する延長管に着脱自在に接続可能としたことを特徴とする電気掃除機用アタッチメント。
- 吸気口を有する電気掃除機本体と、該本体の吸気口に一端を接続するホースと、該ホースの他端に着脱自在に接続される延長管とを備えた電気掃除機であって、前記延長管に前記請求項1乃至13記載の電気掃除機用アタッチメントを連通するように接続したことを特徴とする電気掃除機。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007130366A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Sharp Corp | 掃除機用吸込具及びそれを有する掃除機 |
AT512286A4 (de) * | 2012-06-06 | 2013-07-15 | Cle | Saugvorrichtung |
JP2015112612A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 村田機械株式会社 | 板材加工装置 |
JP2017124129A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ツインバード工業株式会社 | 隙間ノズル |
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2004
- 2004-01-21 JP JP2004012516A patent/JP2005204763A/ja active Pending
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