JP2005204238A - 画像情報量圧縮装置および画像情報量圧縮方法 - Google Patents

画像情報量圧縮装置および画像情報量圧縮方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 重要な量子化係数を切り捨てることなく、画像情報量を削減することを可能にする。
【解決手段】 切り捨て設定部は、ブロック内の量子化係数について、連続する非ゼロ量子化係数の個数を算出し、またAC成分の絶対値和を算出し、さらに高周波側からの絶対値和を算出し、係数切り捨て処理部は、非ゼロ量子化係数の個数が0か否かを判定する第1の処理条件、処理対象の量子化係数がAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値αを乗じた値より小さいか否かを判定する第2の処理条件、高周波側からの量子化係数の絶対値和がAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値βを乗じた値より小さいか否かを判定する第3の処理条件を設定し、第1乃至第3の処理条件に従って、処理対象の量子化係数をゼロに切り捨てる処理を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像信号を直交変換して量子化する画像情報量圧縮装置および画像情報量圧縮方法に関するものである。
従来の画像データ圧縮装置において、伝送する画像情報量を削減するために、ゼロ係数判別部を備え、量子化係数を低周波領域から高周波領域に向かって順番に量子化係数がゼロか非ゼロかを調べ、ゼロ係数がある設定値以上続いた場合にはそれ以降の量子化係数をゼロに切り捨てて量子化係数中のゼロランを長くするという処理が行なわれている(例えば、特許文献1参照)。
上記ゼロ係数判別部の処理の具体的な手順では、まず、ゼロ係数の連続する数を示すCOUNTと連続するゼロ係数が閾値を超えたかどうかを示すFLAGを初期化してゼロにする。ここで、FLAGは、連続するゼロ係数の数が閾値n(1≦n≦63)を超えていない場合は0で、閾値nを超えた場合は1となる。次に、FLAGがゼロか非ゼロかを判別(FRAG判別ステップ)する。FLAGがゼロの場合には、係数がゼロか非ゼロかを調べるステップへ進む。係数が非ゼロの場合には、COUNTがゼロに初期化されて、FLAG判別ステップへ戻る。一方、係数がゼロの場合には、COUNTに1を加えた後、そのCOUNTが閾値nを超えているかを調べる。COUNTが閾値nより小さい場合には、そのままFLAG判別ステップへ戻るが、COUNTが閾値n以上の場合には、FLAGに1が代入された後、FLAG判別ステップに戻る。また、FLAG判別ステップにおいて、FLAGが1の場合には、それ以降の係数はすべてゼロに切り捨てられる。ここで、係数は低周波領域から高周波領域に向かって調べられる。
特開平4−196695号公報(3頁、第2図)
以上のような従来の画像データ圧縮装置では、ゼロ係数の連続する数(ゼロラン)だけを基準に係数を切り捨て、しかも一度ゼロランが閾値を超えるとそれ以降の係数がすべてゼロに切り捨てられている。したがって、中周波数領域から高周波数領域にかけて重要な量子化係数を切り捨ててしまうことになり、画像の劣化を招くという問題点があった。また、場合によっては、低周波数領域の係数もゼロに切り捨てられる可能性がある。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、重要な量子化係数を切り捨てることなく、画像情報量を削減することを可能にする画像情報量圧縮装置および画像情報量圧縮方法を得ることを目的とする。
この発明に係る画像情報量圧縮装置は、画像信号あるいは予測誤差信号を複数の画素からなるブロックに分割するブロック化部と、ブロックに分割された画像信号あるいは予測誤差信号を直交変換して直交変換係数を出力する直交変換部と、直交変換係数を量子化して量子化係数を出力する量子化部と、量子化係数をゼロに切り捨てる際の処理条件を設定するためのデータをブロック内の量子化係数から抽出する切り捨て設定部と、設定された処理条件に従って量子化部が出力した量子化係数の切り捨て処理を実行し、量子化係数を圧縮する係数切り捨て処理部とを備えた画像情報量圧縮装置であって、切り捨て設定部は、ブロック内の量子化係数の中から非ゼロ量子化係数を検出し、連続する非ゼロ量子化係数の個数を算出する非ゼロ係数検出部と、ブロック内の量子化係数のAC成分の絶対値和を算出する第1加算部と、ブロック内の量子化係数の高周波側からの絶対値和を算出する第2加算部とを有し、係数切り捨て処理部は、非ゼロ量子化係数の個数が0か否かを判定する第1の処理条件と、量子化部からの量子化係数がAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値αを乗じた値より小さいか否かを判定する第2の処理条件と、高周波側からの量子化係数の絶対値和がAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値βを乗じた値より小さいか否かを判定する第3の処理条件とを設定し、第1乃至第3の処理条件に従って、量子化部が出力した量子化係数をゼロに切り捨てる処理を行うようにしたものである。
この発明によれば、低周波数領域から高周波数領域にかけて画質の劣化を抑えながら量子化係数をゼロに切り捨てつつ長いゼロランを発生させることができ、重要な量子化係数を切り捨てることなく画像情報量の削減を可能にする効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による画像情報量圧縮装置の構成を示すブロック図である。
図において、ブロック化部101は、入力画像信号あるいは予測誤差信号を複数の画素からなるブロックに分割する手段である。直交変換部102は、複数の画素からなるブロックに分割された画像信号を直交変換して直交変換係数を出力する手段である。量子化部103は、直交変換係数を量子化して量子化係数を出力する手段である。係数切り捨て処理部104は、後述するような設定された処理条件に従って量子化部103が出力した量子化係数に切り捨て処理を実行し量子化係数を圧縮する手段である。可変長符号化部105は、圧縮された量子化係数に可変長符号化処理を実行して符号化データを得る手段である。切り捨て設定部106は、係数切り捨て処理部104で量子化係数をゼロに切り捨てる際の処理条件を設定するためのデータをブロック内の量子化係数から抽出する手段で、スキャン部107、非ゼロ係数検出部108、第1加算部109、後方スキャン部110、第2加算部111から構成されている。
スキャン部107は、ブロック内の量子化後の直交変換係数(以下、量子化係数とする。)をスキャンする手段である。非ゼロ係数検出部108は、スキャンされたブロック内の量子化係数の中から非ゼロ量子化係数を検出し、連続する非ゼロ量子化係数の個数を算出する手段である。第1加算部109は、スキャンされたブロック内の量子化係数のAC成分の絶対値和を算出する手段である。後方スキャン部110は、ブロック内の量子化係数を高周波側からスキャンする手段である。第2加算部111は、ブロック内の量子化係数の高周波側からの絶対値和を算出する手段である。
次に動作について説明する
画像信号あるいは予測誤差信号がブロック化部101に入力されると、その画像データは複数の画素からなる所定の数のブロックに分割される。ブロックに分割された画像信号は、直交変換部102において直交変換が施され、空間周波数領域に変換される。直交変換された係数は量子化部103で量子化され量子化係数となる。係数切り捨て処理部104では、量子化部103からの量子化係数に対して、切り捨て設定部106でブロック内の量子化係数から抽出したデータに基づいて処理条件を設定し、その処理条件に従って後述の係数切り捨て処理が施され圧縮される。ここで、量子化部103が量子化係数を係数切り捨て処理部104へ入力するタイミングは、切り捨て設定部106におけるデータが抽出されてから行われる。そして、可変長符号化部105では、圧縮された量子化係数に可変長符号化処理を実行して符号化データが得られる。
一方、切り捨て設定部106において、量子化部103からのブロック内の量子化係数がスキャン部107によりスキャンされる。図2はスキャン部107によるジグザグスキャン方式を示し、図3はスキャン部107によるオルタネートスキャン方式を示し、それぞれの図の数字は量子化係数のスキャン順序を示している。非ゼロ係数検出部108では、スキャンされた量子化係数について、ブロック中の非ゼロ量子化係数を検出し、非ゼロ量子化係数が連続する場合にはその個数を算出する。また第1加算部109では、ブロック中の量子化係数のAC成分の絶対値和が算出される。また、後方スキャン部110では、ブロック中の量子化係数に対して高周波側からジグザグスキャン方式あるいはオルタネートスキャン方式によりスキャンが行われる。第2加算部111では、スキャンされた量子化係数の高周波側からの絶対値和が算出される。非ゼロ係数検出部108の非ゼロ量子化係数の個数、第1加算部109の絶対値和および第2加算部111の高周波側からの絶対値和が係数切り捨て処理部104に与えられ、これらのデータを用いて処理条件が設定される。係数切り捨て処理部104では、以下に述べるように、この処理条件に従って量子化部103からの量子化係数に対して切り捨て処理が実行され圧縮を行う。
次に、係数切り捨て処理の動作について説明する。
図4はブロック化部101により画像信号を8×8画素にブロック分割した場合の周波数成分を示す説明図である。図において、C(n)は量子化部103から出力される量子化係数であり、C(1)はDC成分の量子化係数で、C(2)〜C(64)はAC成分の量子化係数である。
図5は係数切り捨て処理部104で実行される係数切り捨て処理の動作を示すフローチャートである。
量子化部103からの量子化係数C(n)が係数切り捨て処理部104へ入力される(ステップST1)。ここではn=1である。係数切り捨て処理部104では、非ゼロ係数検出部108で算出した非ゼロ量子化係数の個数が“0”でないか否かの判定(第1の処理条件)を行う(ステップST2)。非ゼロ量子化係数の個数が“0”でない場合には、量子化係数C(n)が第1加算部109で算出したブロック内のAC成分の量子化係数の絶対値和(図5では「ブロック内絶対値和」)に1未満の任意の値αを乗じた値より小さいか否かの判定(第2の処理条件)を行う(ステップST3)。なお、任意の値αは量子化係数の値が大きいものはゼロに切り捨てないようにするために選ぶ値である。一方、ステップST1で、非ゼロ量子化係数の個数が“0”の場合には、切り捨て処理をせずステップST6へ移行する。
次に、ステップST3において、量子化係数C(n)の方が小さかった場合には、第2加算部111で算出した高周波側からの量子化係数の絶対値和が、第1加算部109で算出したAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値βを乗じた値より小さいか否かの判定(第3の処理条件)を行う(ステップST4)。なお、任意の値βは中周波数領域の量子化係数をなるべくゼロに切り捨てないようにするために選ぶ値である。一方、ステップST3で、量子化係数C(n)の方が大きかった場合には、切り捨て処理をせずステップST6へ移行する。
ステップST4において、高周波側からの量子化係数の絶対値和の方が小さかった場合には、量子化係数C(n)をゼロに切り捨てる処理が実行され(ステップST5)、ステップST6に移行する。一方、ステップST4で、高周波側からの量子化係数の絶対値和の方が大きかった場合には、切り捨て処理をせずステップST6に移行する。
ステップST6では、ブロック内におけるすべての量子化係数C(n)の処理が終了したかを判定し、n=64でなければ、ステップST7でnをn+1に更新してステップST1に戻り、またn=64となった場合には係数切り捨て処理を終了する。
次に、係数切り捨て処理部104による切り捨て処理の動作について、具体的例を用いて説明する。図6は量子化部103から出力される量子化係数をスキャン順に示す説明図である。図において、黒丸は量子化係数がゼロであることを表す。ここで、1未満の任意の値αを0.1、1未満の任意の値βを0.2とする。また、ブロックにおける量子化係数C(n)の絶対値和を100、スキャン順序で50番目の量子化係数の値を4、53番目の量子化係数の値を11、54番目の量子化係数の値を2、55番目の量子化係数の値を1、58番目の量子化係数の値を3、61番目の量子化係数の値を1とする。
一般的に、画像信号はピクチャによって異なった特徴を持ち、階調変化の激しい画像があれば、緩やかな画像もある。また、同一ピクチャにおいてもブロック毎に異なった特徴を持っている。つまり、画像信号の特性は入力画像により動的に変化し、図6はその一例を示している。図ではスキャン順序で8番目の量子化係数の前にゼロランが4個存在している。特許文献1の従来の方法によると、例えばゼロランが3個続いたら、それ以降の量子化係数をすべてゼロに切り捨てることになるので、この図の場合だと8番目以降のすべての量子化係数はゼロに切り捨てられることになる。したがって、従来の方法では、中周波から高周波の量子化係数を考慮せずに切り捨ててしまう場合が起る。このことに対し、この実施の形態1では、第2加算部111でブロック内の高周波側からの量子化係数の絶対値和を算出し、量子化係数をゼロに切り捨てる際の処理条件としているので、中周波から高周波の量子化係数をゼロに切り捨てることにより生じる画質の劣化を回避することができる。
図6におけるスキャン順序で58番目、61番目の非ゼロ量子化係数は、下に示すように、図5のステップST2、ST3およびST4の各条件をすべて満たしているので、ゼロに切り捨てられる。
58番目の量子化係数について:
ステップST2:非ゼロ量子化係数の個数(2)≠0 → 真
ステップST3:量子化係数値(3)<100×0.1 → 真
ステップST4:高周波側からの絶対値和(4)<100×0.2 → 真
61番目の量子化係数について:
ステップST2:非ゼロ量子化係数の個数(2)≠0 → 真
ステップST3:量子化係数値(1)<100×0.1 → 真
ステップST4:高周波側からの絶対値和(1)<100×0.2 → 真
図6におけるスキャン順序で54番目、55番目の非ゼロ量子化係数、以下に示すように、図5のステップST2の条件を満たさないので、ゼロに切り捨てない。
54番目の量子化係数について:
ステップST2:非ゼロ量子化係数の個数(0)≠0 → 偽
55番目の量子化係数について:
ステップST2:非ゼロ量子化係数の個数(0)≠0 → 偽
このように連続する非ゼロ量子化係数を算出することによって、孤立した量子化係数だけを切り捨て対象とすることができる。
また、図6におけるスキャン順序で53番目の非ゼロ量子化係数は、以下に示すように、図5のステップST3の条件を満たさないので、ゼロに切り捨てない。
53番目の量子化係数について:
ステップST3:量子化係数値(11)<100×0.1 → 偽
このように量子化係数C(n)がブロック内の量子化係数の絶対値和に対してどれくらいの割合かを考慮することによって、ブロックの特性に応じて量子化係数をゼロに切り捨てることができ、画質の劣化を回避できる。
さらに、図6におけるスキャン順序で50番目の非ゼロ量子化係数は、以下に示すように、図5のステップST4の条件を満たさないので、ゼロに切り捨てない。
50番目の量子化係数について:
ステップST4:高周波側からの絶対値和(22)<100×0.2 → 偽
このように高周波側の量子化係数を考慮することによって、ブロックの特性に応じて低周波側からどこまでの量子化係数を切り捨て対象とするかを判断することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、非ゼロ係数検出部108によりブロック内の量子化係数の中から連続する非ゼロ量子化係数の個数を算出し、第1加算部109によりブロック内の量子化係数のAC成分の絶対値和を算出し、また第2加算部111によりブロック内の量子化係数の高周波側からの絶対値和を算出し、係数切り捨て処理部104が、これらの算出されたデータを用いて非ゼロ量子化係数の個数が0か否かを判定する第1の処理条件と、量子化部103からの量子化係数C(n)がAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値αを乗じた値より小さいか否かを判定する第2の処理条件と、高周波側からの量子化係数の絶対値和がAC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値βを乗じた値より小さいか否かを判定する第3の処理条件とを設定し、これらの処理条件に従って、量子化係数C(n)をゼロに切り捨てる処理を行うようにしている。したがって、低周波数領域から高周波数領域にかけて画質の劣化を抑えながら量子化係数をゼロに切り捨てつつ、長いゼロランを発生させることができ、これにより、重要な量子化係数を切り捨てることなく伝送する符号化データ量を削減できる効果が得られる。
なお、上記実施の形態1においては、ブロックのサイズを8×8としたがブロックサイズは任意である。また、この発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによっても達成されるものである。
この発明の実施の形態1による画像情報量圧縮装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスキャン部のジグザグスキャン方式を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るスキャン部のオルタネートスキャン方式を示す説明図である。 画像信号を8×8画素にブロック分割した場合の周波数成分を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る係数切り捨て処理部の係数切り捨て処理の動作を示すフローチャートである。 量子化部から出力される量子化係数の例を示す説明図である。
符号の説明
101 ブロック化部、102 直交変換部、103 量子化部、104 係数切り捨て処理部、105 可変長符号化部、106 切り捨て設定部、107 スキャン部、108 非ゼロ係数検出部、109 第1加算部、110 後方スキャン部、111 第2加算部。

Claims (3)

  1. 画像信号あるいは予測誤差信号を複数の画素からなるブロックに分割するブロック化部と、ブロックに分割された画像信号あるいは予測誤差信号を直交変換して直交変換係数を出力する直交変換部と、前記直交変換係数を量子化して量子化係数を出力する量子化部と、量子化係数をゼロに切り捨てる際の処理条件を設定するためのデータをブロック内の量子化係数から抽出する切り捨て設定部と、設定された処理条件に従って前記量子化部が出力した量子化係数の切り捨て処理を実行し、前記量子化係数を圧縮する係数切り捨て処理部とを備えた画像情報量圧縮装置であって、
    前記切り捨て設定部は、
    前記ブロック内の量子化係数の中から非ゼロ量子化係数を検出し、連続する非ゼロ量子化係数の個数を算出する非ゼロ係数検出部と、
    前記ブロック内の量子化係数のAC成分の絶対値和を算出する第1加算部と、
    前記ブロック内の量子化係数の高周波側からの絶対値和を算出する第2加算部とを有し、
    前記係数切り捨て処理部は、
    前記非ゼロ量子化係数の個数が0か否かを判定する第1の処理条件と、
    前記量子化部からの量子化係数が前記AC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値αを乗じた値より小さいか否かを判定する第2の処理条件と、
    前記高周波側からの量子化係数の絶対値和が前記AC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値βを乗じた値より小さいか否かを判定する第3の処理条件とを設定し、
    前記第1乃至第3の処理条件に従って、前記量子化部が出力した量子化係数をゼロに切り捨てる処理を行うようにしたことを特徴とする画像情報量圧縮装置。
  2. 係数切り捨て処理部は、
    第1の処理条件で非ゼロ量子化係数の個数が0でない場合には第2の処理条件の判定を行い、
    当該第2の処理条件で量子化部からの量子化係数の方が小さい場合には第3の処理条件の判定を行い、
    当該第3の処理条件で第2加算部が示す高周波側からの量子化係数の絶対値和の方が小さい場合には量子化部からの量子化係数をゼロに切り捨て処理し、
    前記第1、第2および第3処理条件で反する判定結果が出た場合には、前記量子化部からの量子化係数を切り捨てずに出力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像情報量圧縮装置。
  3. 画像信号あるいは予測誤差信号を複数の画素からなるブロックに分割し、ブロックに分割された画像信号あるいは予測誤差信号を直交変換し、前記直交変換係数を量子化して量子化係数を得、得られた量子化係数を設定された処理条件に従ってゼロに切り捨てる処理を行い、前記量子化係数を圧縮する画像情報量圧縮方法において、
    前記ブロック内の量子化係数の中から連続する非ゼロ量子化係数の個数を算出し、算出された個数が0か否かを判定する第1の処理条件を設定し、
    前記ブロック内の量子化係数のAC成分の絶対値和を算出し、入力される量子化計数が前記AC成分の絶対値和に1未満の任意の値αを乗じた値より小さいか否かを判定する第2の処理条件を設定し、
    前記ブロック内の量子化係数の高周波側からの絶対値和を算出し、算出された高周波側からの絶対値和が前記AC成分の量子化係数の絶対値和に1未満の任意の値βを乗じた値より小さいか否かを判定する第3の処理条件を設定し、
    前記第1の処理条件で非ゼロ量子化係数の個数が0でない場合には前記第2の処理条件の判定を行い、
    前記第2の処理条件で量子化係数の方が小さい場合には前記第3の処理条件の判定を行い、
    前記第3の処理条件で前記高周波側からの量子化係数の絶対値和の方が小さい場合には入力された量子化係数をゼロに切り捨て処理し、
    前記第1乃至第3の処理条件で反する判定結果が出た場合には入力された量子化係数を切り捨てずに出力するようにしたことを特徴とする画像情報量圧縮方法。
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