JP2005204221A - 電子装置 - Google Patents

電子装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005204221A
JP2005204221A JP2004010522A JP2004010522A JP2005204221A JP 2005204221 A JP2005204221 A JP 2005204221A JP 2004010522 A JP2004010522 A JP 2004010522A JP 2004010522 A JP2004010522 A JP 2004010522A JP 2005204221 A JP2005204221 A JP 2005204221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
electromagnetic wave
transmission signal
unit
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004010522A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Ikeda
勝幸 池田
Izumi Iida
泉 飯田
Norio Ito
紀夫 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004010522A priority Critical patent/JP2005204221A/ja
Priority to KR1020067014485A priority patent/KR100834182B1/ko
Priority to CN 200580002773 priority patent/CN1910825A/zh
Priority to KR1020087020471A priority patent/KR20080088649A/ko
Priority to KR1020077027626A priority patent/KR20070120616A/ko
Priority to EP05709261A priority patent/EP1713183A1/en
Priority to PCT/JP2005/000807 priority patent/WO2005069497A1/ja
Priority to US11/037,778 priority patent/US20050158010A1/en
Priority to TW094101447A priority patent/TW200537824A/zh
Publication of JP2005204221A publication Critical patent/JP2005204221A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】伝送データの大容量化高速化にともない消費電力が増加し、信号歪による特性劣化をひきおこし、ケーブルやコネクタの信頼性が低下、またコストアップの要因となる。また実装上の部品配置などの制約が厳しくなるなどの様々な課題を取り除く。
【解決手段】同一筐体内において、送信信号を電磁波信号に変換する手段と前記電磁波信号を受信し前記送信信号を復元する手段を具備し、高速大容量の転送データを無線にて伝送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は表示素子や撮像素子など高速なデータ転送を必要とする素子を内蔵する電子装置に関する。
近年、携帯電話やノートブックコンピュータ、デジタルカメラなどの機能向上は目覚しく、内蔵される表示素子や撮像素子の高分解能、高精細化が求められますます複雑化してきている。特に携帯電話においてはカメラ機能の内蔵や表示の大型化などの高機能化とともに小型軽量化、低消費電力化が求められその筐体構造もクラムシェル型またはフリップ型と呼ばれる折り畳み型が主流になってきている。
図7に表示素子としてアクティブマトリックス型液晶表示体を用いた電子装置の典型的なブロック図を、また図8にそのタイム図を例示する。
図7に示すように、CPU701は表示すべき画像データを生成しビデオメモリVRAM702に書き込む。CPU701はJPEGやMPEGなどの圧縮画像や動画データからの伸張や演算により表示すべき画像データを生成する。液晶コントローラLCDC703は液晶表示に必要な各種タイミング、すなわちXドライバ713のXクロック信号715、水平同期信号714、垂直同期信号718を生成し、またビデオメモリ702から表示すべき順序にそって画像データを読み出して液晶表示体LCD708のドライバ(Xドライバ713およびYドライバ707)に送出する。Xドライバ713は液晶表示体708の画素がn行m列で構成される場合、m段のシフトレジスタ704、mワードのラッチ705およびm個のDA変換器706から構成される。液晶コントローラ703は表示フレームの先頭の画素を読み出すとき垂直同期信号718を発生しYドライバ707に送出する。このとき同時に液晶コントローラ703は液晶表示体708の1行1列目の画素に表示するデータをビデオメモリ702から読み出し表示データ信号716としてラッチ705のデータ端子に送出する。
シフトレジスタ704は図8に示すように液晶コントローラ703が発生する水平同期信号714をクロック信号715により読み込み第一列目の画像データをラッチするための信号X1ラッチ(図8(c))を発生しする。この信号によって1行1列目の画素に表示されるデータがラッチ705の1列目にラッチされる。引き続き液晶コントローラ703はビデオメモリ702から次の画素に表示すべきデータを読み出し出力する。Xドライバ713のシフトレジスタ704は水平同期信号714を一つシフトさせ第二列目の画像データをラッチするための信号X2ラッチ(図8(d))を発生させて1行2列目の画像データをラッチする。以下シフトレジスタ704は順次シフトさせ1行目に表示するデータを順次ラッチしていく。1行分のデータをラッチ705が保存し終わると次の水平同期信号714(図8(a)および(h)、図8では(a)〜(f)と同図(g)〜(k)で横軸のタイムスケールが変わっていることに注意されたい。そのため同一信号である水平同期信号は(a)に加え(h)が再掲されている。)が出力されDA変換器706はラッチ705に保持されたデータをDA変換し列電極Xi710(1≦i≦m)に出力する。同時にYドライバ707は1行目の行電極Y1に選択信号を出力する。
以下同様にYドライバ707は行電極Yj709(1≦j≦n)に選択信号を水平同期信号714が出る度に順次シフトしていく。
一点鎖線718内は液晶表示体708のマトリックス配置された1画素部分を拡大した図である。アクティブスイッチ素子Tr711は行電極Yj709が選択されると列電極Xi710に出力されたDA変換器706出力を画素電極Pix712に伝える。なおDA変換器706を液晶コントローラ側に一つ置いてデータ716をアナログ信号で伝送することもできる。この場合はラッチ705はアナログのサンプルアンドホールド回路となる。この方法はDA変換器の数を減らすことができ従来多く用いられたが、DA変換器といっても最終的に画素電極に印加される電圧値が所定値になっていればよく、パルス幅変調などのデジタル回路が使用できること、およびアナログのサンプルアンドホールド回路が不要となるためLSIの高密度化に伴いここで説明した方法が主流となってきている。この方法ではデータはデジタル信号で送られるため信号線の数が非常に多くなり、例えば8ビットx3原色の計24本が必要となる。
行の右端の表示信号が液晶コントローラ703から出力された後、次の行の左端の表示信号が出力されるまでの時間、また画面の最下行の画像データが出力し終わってから次のフレームの最初の行の画像データが出力されるまでの時間は(水平、垂直)ブランキング期間または帰線期間と呼ばれ、CRTでは0にできないが液晶表示体では0でもよい。図8では1画素分の水平帰線期間、1行分の垂直帰線期間をとった場合を例示している。
デジタルカメラなどの撮像素子を使用する電子装置においてはちょうど表示体素子を用いる場合と信号の伝送される向きが逆になり同様の回路構成がとられる。
近年、表示体素子や撮像素子を内蔵する電子装置において、大型表示、高分解能、さらに機器の小型軽量化が求められている。このような要請から、実装基板は複数にわたることが多く、その場合図7(a)の一転鎖線717−717‘で分けられることが多い。必然的にCPUと表示素子または撮像素子との間の結線が長くなる。素子の高分解能化に伴いそれらの線路の信号周波数が高くなり接続が困難になってきている。特にクラムシェル型構造では細いヒンジ部分を介して両者が接続される構造となる。表示素子や撮像素子の高分解能化に伴い両基板間でやり取りされるデータ量も多くなり高速転送技術が必要となってきている。この問題を解決するために高速データ伝送の方式としてたとえば(LVDS:Low Voltage Differential Signaling)を表示体や撮像素子の接続に使う(特許文献1および特許文献2)ことが提案されている。特許文献3および特許文献4等ではこの方式でも十分な解決が得られないとして新たな方法が提案されている。
特許公報3086456(欄44) 特許公報3330359(欄46) 特許公報3349426 特許公報3349490
しかしながら、最近の表示体の大型化はこれらの技術でも十分な性能を得られない。十分な対ノイズ特性(耐干渉性、与干渉性)を得るには細心の設計と調整が要求される。LVDSでは信号レベルが小さいため必然的にデジタルICでアナログ信号を扱うことになり消費電力が大きくなるという問題があった。
また信号を精度よく伝送するためには整合の取れたインピーダンス終端が必要であるが、インピーダンス終端が必要な線の数が多い上に伝送インピーダンスはせいぜい100オームくらいなのでそれらの終端抵抗に消費される電力が容認できないほどに大きくなってしまうという問題もあった。
さらに、また配線がヒンジ部などの可動部を通る場合は折れ曲がり具合により特性インピーダンスが変化するため状況によってインピーダンス不整合が生じ折れ曲がり部での反射等により信号劣化を引き起こす。このために伝送されるデータの速度が制限されたり、実装方法や部品の配置が制約を受けるという問題点があった。
また、さらに当然のことながらヒンジ部を介してやり取りされる信号数は数十本となる上に基板上の配線を使用できないのでフレキシブル基板をコネクタを介して接続することになる。フレキシブル基板やコネクタによる接続はコストが高い上に接続信頼性も低いという欠点を有していた。
さらに転送データの高速化に伴う配線数の増大は配線のための物理的スペースを要し当然の事ながら機器のデザインに対し大きな制約を課すことになる。
さらに、このような高速で大量のデータを長い配線によって引き回すことにより線路からの放射電磁界が増えることとなり、他の電子機器あるいは自機器への電磁波妨害の要因となる。従来の信号線による信号伝送では受電端での振幅レベルが規定されており受電端で十分な品質を確保しても信号の振幅レベルを下げることができない。すなわちEMI対策が困難になり結果として機器デザインへの制約やコストアップを引き起こしている。また、送信側の駆動は受電端の負荷に加え線路の浮遊容量も同時に駆動することになるため信号伝達に余分なエネルギーを必要としている。すなわち消費電力を増大させる結果となっている。
そこで本発明は上述のように種々の問題や制約を持つデータの高速度伝送の方法を従来にないまったく新しい方法で改善し、これらの従来の欠点や制約を除去し低コストで信頼性の高い電子装置を実現することを目的とする。
本発明の電子装置は、送信信号を電磁波信号に変換する電磁波変換部と前記電磁波信号を無線送信する送信部とを備える第1の部分と、前記電磁波信号を受信する受信部と受信した電磁波信号を前記送信信号に復元する電磁波復元部とを備える第2の部分とが、同一筐体内に収容されていることを特徴とする。
上記構成によれば信号の送受信を電磁波により無線化でき信号は空間を伝播して伝わるためフレキシブル基板やコネクタといった配線の必要がなくこれらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる。またインピーダンスマッチングのための終端やデータ伝送速度の高速化に伴い上昇する消費電力の問題も回避できる。また配線の引き回しや部品配置の制約がなくなり電子装置のデザインや使い勝手を向上することができる。また信号伝送に使用される電磁波は同一筐体という至近距離で行われるためこの距離内での通信が確保できさえすれば良く、放射電磁波の強度を限界まで下げることが出きるのでEMI特性が本質的に改善され対策が容易になる。
本発明の電子装置の電磁波信号変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記送信信号と前記搬送波パルス列を乗算する乗算回路から構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、少ないハードウエアコストで送信すべき信号を電磁波に変換することができる。
本発明の電子装置の電磁波復元部は、少なくとも受信電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、少ないハードウエアコストで電磁波信号を受信して送信されたデータを復元することができる。
また本発明の電子装置の電磁波変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記搬送波発生部により発生された搬送波を前記送信信号によって位相変調する変調部を備えることを特徴とする。
さらに本発明の電子装置の電磁波復元部は、少なくとも受信した電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、少ないハードウエアコストで送信すべき信号を電磁波に変換することができ、通信に必要な占有帯域も押さえることができ与干渉性能を向上することができる。
また本発明の電子装置の電磁波信号変換部は前記送信信号をコード多重化し拡散変調する拡散変調部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、複数の信号をシリアル伝送に寄らず多重化して送ることができ、また拡散利得を稼ぐこともでき、リアルタイム特性の良いロバストなシステムを構築できる。
更に本発明の電子装置の電磁波変換手段は前記送信信号をUWB変調するUWB変調部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば電波によって通信を行う携帯電話のような、電磁波発生が基本的機能である電子機器の強電磁界環境化においても高速の信頼性の高いデータ伝送が可能となる。UWB通信であれば法律によって許容される最大放射電磁界の規定が緩和されより受信側の設計が容易となる。
本発明の電子装置の前記第1の部分は、前記送信信号を記憶する記憶部と前記記憶部に記憶された前記送信信号を読出し出力する制御部とを備え、前記第2の部分は表示部を備え、前記表示部は前記制御部によって読出し出力された前記送信信号を表示することを特徴とする。
上記構成によれば、表示体と表示体の制御部間での信号のやり取りが無線化されるため、その間の配線が不要となり、表示体の大型化に伴い露見したさまざまな問題を回避できる。すなわち、クラムシェル構造の筐体でも容易に実装できる、フレキシブル基板やコネクタといった配線の必要がなくこれらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる、高い伝送速度にも対応が可能などの効果がある。
また本発明の電子装置の前記第1の部分は撮像素子を備え、前記送信信号には前記撮像素子により撮影された画像情報が含まれることを特徴とする。
上記構成によれば、撮像素子と撮像素子で得た画像データを使用するホスト側との間の信号のやり取りが無線化されるため、その間の配線が不要となり、撮像素子の大型化に伴い露見したさまざまな問題を回避できる。すなわち、クラムシェル構造の筐体でも容易に実装できる、フレキシブル基板やコネクタといった配線の必要がなくこれらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる、高い伝送速度にも対応が可能などの効果がある。特にカメラにおいては光学系と電子部品を同一筐体に実装しなければならず電子部品実装の制約が多かったが本発明の上記構成によりこの制約を緩和することができる。
以上述べたように、本発明の上記構成によれば、電子機器の同一機器内のような極近距離に電磁波による無線データ伝送を使うことにより、従来の高速データ伝送に伴う種々の問題や実装上の問題を除去することができ低コストで高信頼性かつ低消費電力の電子装置を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を使って説明する。
図9は電子装置の実施例の要部を示す図である。電子装置は本体部135と表示部139に分けられヒンジ137を介して一体化されている。本体部基板133は電子装置本体の機能制御を受け持つ。電子装置には様々な入出力デバイス例えばキーボードや表示装置が接続される。134は入力装置としてのキーボード、136は表示装置としての液晶表示体である。138は本体基板133上の電子回路の制御によって表示データを生成する液晶コントローラである。液晶コントローラ138が発生する表示データは変調器130に送られ変調され送信アンテナ139より電磁波(電波)に変換され空間を伝播する。送信アンテナ139より送信された電磁波信号は受信アンテナ140により受信され復調器132により表示データに復調され液晶ドライバ131に送られ液晶表示体136に表示される。
送信アンテナ139から放射される電磁界は法律によって定められる上限を超えないように設定される。免許を要しない無線局として許容される放射レベルはEMIの規定よりもはるかに低いレベルであるが、通信距離が至近距離であるためリンクバジェットを適当に設定することで十分な品質の通信路を確保できる。
このような構成を取ることで表示データのような大量のデータが無線で伝送され、信号は高速データ伝送が必要とされる信号線を介して伝えられるのでなく空間を伝播するためこれらの信号線を使う必要がなくなりそれに伴うコネクタやヒンジ構造の従来の問題を除去することができる。また従来の信号線による伝送では正しく信号を伝送するために信号のロジックレベルが規定の信号振幅を確保することが要求され、高速化に伴い浮遊容量への充放電が多くなり消費電力が増加する。さらに、信号線路から発射される不要放射電力が増加し周囲の機器への干渉対策が困難となる。信号線による伝送ではロジックレベルが規定されているため本質的に消費電力を減らすことができない。また不要放射を減らすにはシールド強化などの対処療法しか方法がなかった。
本発明のこのような方法によれば、送信アンテナ139から送信される放射電力を同一機器内という至近距離において十分な通信品質を確保できれば良いので送信アンテナ139からの放射電力をこの値程度まで下げるができ消費電力やEMI対策が本質的に改善され容易となる。また通信線路のインピーダンスマッチングのための終端に伴う消費電力の増大や部品配置、線路の引きまわし等の制約から解放される。無線通信の方法は通信距離が同一筐体あるいは同一機器内に限定されるため従来の無線通信機器に使用される技術より簡素な方法をとることができる。
なお図9に示すように、本体部135と表示部139とがヒンジ137を介して一体化され電子装置は同一筐体に収容されている。伝送しようとするデータが高速化するに伴い伝送線路内を伝送させるは困難となるが空間内の電磁波による伝送はより容易になってくる。近年の半導体素子製造技術の向上に伴いこのような高周波の無線伝送の変復調器を組み込むことはわずかなコストで可能であり実用性の高いものである。
なお、信号の伝送距離は至近距離であり全ての信号を無線伝送する必要はない。高速伝送の必要な信号、多重化、並列化の必要な信号を伝送すると効率が良い。これらの変復調を制御する制御信号やタイミング信号は有線で伝送することも可能である。
図1は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図である。CPU101は演算等により表示すべき表示データを生成しビデオメモリVRAM102に記録する。液晶コントローラLCDC103は表示体に表示させる表示データ119を所定順序によりビデオメモリ102から読み出し、垂直同期信号121、水平同期信号120とともに出力する。表示データ119は並直変換回路PS104によって並直変換されロジック回路107に伝送される。同期回路105は水平同期信号120および垂直同期信号121を受けて同期検波のためのタイミング等の通信に必要な同期を取るためのプリアンブルを生成する。ロジック回路107は並直変換回路104および同期回路105からの信号を受け無線伝送のためのパケットを生成し、該パケットは搬送波発振器OSC109で発生した搬送周波数により変調器108で変調され送信アンテナ110より送信される。受信アンテナ111は前記送信アンテナ110より送信された電磁波信号を受信しプリアンプAMP112によって増幅された後、バンドパスフィルタBPF113により不要帯域の妨害波を除去して同期回路114に入力される。同期回路114では受信信号パケット内のプリアンブルを検出し復調に必要な同期タイミングやクロックをPLL115と協調し生成する。復調器116は受信信号を受けて前記同期回路114やPLL115の出力を使いパケットの復調を行う。ロジック回路118は復調されたパケットからパケット内の表示データ122にタイミングを合わせて水平同期信号123、垂直同期信号124、Xドライバの転送クロック125を発生させ、それぞれ液晶表示体のドライバすなわち従来例図7の表示データ信号716、水平同期信号714、垂直同期信号718、クロック信号715に相当する信号として液晶表示体LCD126のドライバへ出力し表示を行う。搬送波発振器109の発振周波数はラジオ受信機や携帯電話のように電波を利用する電子機器の本来の目的を妨害しないような、また妨害を受けないような周波数を選択する。2GHz以上の周波数を選べは100Mbpsのデータを伝送しても占有帯域は200MHz程度であり、通常ほとんどの場合問題無く使用が可能である。
上記構成を取ることで表示体への表示データの無線化が実現でき、表示体の大型化に伴いより顕在化してきた、消費電力、配線位置の制約、EMI対策、信頼性確保など有線伝送によって生じる種々の問題を除去できる。
図6は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図である。撮像素子CCD601は制御回路602から発生される水平同期信号620および垂直同期信号621により起動され撮像した画像データ619を出力する。ロジック回路603はこれらの信号を受けて無線伝送のためのパケットを構築する。該パケットは搬送波発振器OSC606により発生された搬送波を変調器605により変調し送信アンテナ607から電磁波として放射される。前記送信アンテナ607から送信された電磁波信号は受信アンテナ608で受信されプリアンプAMP609で増幅され、バンドパスフィルタBPF610により不要な帯域外信号を除去して同期回路612に入力される。同期回路612では受信信号パケットから復調に必要な同期タイミングやクロックをPLL615と協調し生成する。復調器613は受信信号を受けて前記同期回路612やPLL615の出力を使い受信信号の復調を行う。直並列変換回路SP614は復調された受信パケットの中から画像データ部分を抽出し画素毎に直並列変換を行い画素データを生成する。ロジック回路616は復調された画素データに合わせてビデオメモリVRAM617に書きこむためのメモリアドレスを発生し直接またはCPU618を介して画像データをビデオメモリ617の該アドレスに書きこむ。CPU618はビデオメモリ617をアクセスし画像データを様々なアプリケーションに使用する。通常撮像素子の起動などのコントロールはCPU618が行うがこの起動に関する情報を撮像素子の制御回路602へ伝送する方法はビットレートが低いため有線でもよい。無線により信号伝送する場合はCPU側、撮像素子側双方で送受信手段を持ち双方向通信を行う。特にクラムシェル構造の携帯電話では撮像素子と表示素子は接近して置かれCPU側とは反対側にあることが多く撮像された画像データはCPU側に送られて処理をしたのち表示素子側に送り返される。このような場合は実施例2と実施例3を背中合わせに置いたような構成を取ることで実現が可能である。
上記構成、すなわち撮像素子からのデータ伝送を無線化することで撮像素子の大型化に伴いより顕在化してきた、消費電力、配線位置の制約、EMI対策、信頼性確保など有線伝送によって生じる種々の問題を除去できる。
図2(a)は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図であり実施例1、実施例2または実施例3の変調器130、108、605をより詳述する図である。搬送波発振器OSC202は実施例2または実施例3の搬送波発振器109、606に相当する矩形パルス発振器である。乗算回路X201は前記搬送波発振器202と入力データ217の乗算を行い送信信号218として出力し送信アンテナへ送る。乗算回路X201は入力データ217および搬送波発振器202出力ともデジタル信号であるため排他的論理和回路で良い。論理0のとき値1のアナログ値、論理1のとき値‐1のアナログ値を対応させると排他的論理和回路の入出力はちょうど乗算回路として作用する。また、通信の伝達距離が極めて近いため他の機器等に与える高調波妨害などはもともと低く抑えられるためアンテナと変調器出力の間にフィルタなどは不要である。
図3(a)〜(c)に実施例4による変調器のタイム図を示す。すなわち同図(a)は搬送波発振器202により生ずるクロック信号、同図(b)はデータ217、(c)は出力される送信信号218である。同図のタイム図をデジタル回路と見れば変調器は排他的論理和であり、±1の値を取るアナログ値と見れば変調器は乗算回路である。
上記構成によれば変調は排他的論理和回路1つで構成が可能できわめて簡単に実現できる。
図2(b)は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図であり実施例1、実施例2または実施例3の復調器132、116、613をより詳述する図である。発振器OSC204は実施例2または実施例3のPLL115、615の出力に相当する矩形パルス発振器である。乗算回路X203は発振器204と受信信号218の乗算を行いローパスフィルタLPF205に送る。ローパスフィルタ205は乗算回路203出力の高域周波数成分(受信信号218と発振器204の発振波形とのわずかな位相差により生ずる細いパルス成分)を除去し復調信号219として出力する。
図3(d)〜(f)に実施例5による複調回路のタイム図を示す。すなわち同図(d)は受信信号、同図(e)は発振器204から発生されるパルス列、(c)ローパスフィルタ205は出力される信号である。同図のタイム図をデジタル回路と見れば変調器は排他的論理和であり、±1の値を取るアナログ値と見れば変調器は乗算回路である。本発明に使用される無線信号伝送は通達距離が至近距離であり十分にSN比の良い通信品質が確保できるため信号をデジタル値と見て良い程度まで増幅することができる。この場合、増幅された信号レベルは論理値レベルまで大きくなるが該論理値によって駆動される負荷はCPUから表示体までというような大きな浮遊容量を伴う長い距離ではなく同一半導体チップ内のような極めて短く低負荷であるため消費電力の増大にはならない。また、受信信号が論理値レベルまで増幅されないアナログレベルであっても発振器204出力は(±1の値を取る)矩形であるため乗算は簡単なスイッチ回路で実現できる。すなわち受信信号を増幅度の絶対値が等しく極性が逆の2つの増幅器を用意し、発振器204出力の論理レベル1のとき反転増幅器出力をスイッチにより選び論理レベル0のとき正転増幅器出力を選択することによって実現できる。このような構成の乗算器を乗算回路203として用いても良い。
上記構成によれば復調器も排他的論理和回路1つまたは正負の増幅度を持つ増幅器とスイッチ回路、およびローパスフィルタによりきわめて簡単に実現できる。
図2(c)は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図であり、実施例1、実施例2または実施例3の変調器130、108、605の他の実施例をより詳述する図である。実施例4および実施例5では簡素化したBPSK変調であるが実施例6はより一般的な移相変調を使用した場合を示すためにQPSKに基づく例をあげる。搬送波発振器209は実施例2または実施例3の搬送波発振器109、606に相当する矩形パルス発振器である。QPSKでは送信をシンボル毎に2ビットづつ(すなわちデータビット1 220およびビット2 221を)割り当ててエンコードし送信する。すなわち基準のクロックに対して移相量を例えば表1に示す様にエンコードして変調し送信する。エンコーダ206はデータビット1 220およびデータビット2 221のビットパターンにより表1に示すような移相となるように移相器208および乗算器207を制御する。
Figure 2005204221
図3(g)〜(j)は図2(c)に示す変調器の各部の動作を示すタイム図である。送信データのビット1(符号220)およびビット2(符号221)はエンコーダ206によりエンコードされ、搬送波発振器OSC209により発振された搬送波を移相器208によって90°の移相を行うかどうか、さらに乗算回路X207によって搬送波を反転(180°の移相)を行うかどうかを制御し最終的にQPSK変調された送信信号222を出力する。
図2(d)は復調器の例を示す。また図3(h)〜(q)に各部のタイム図を示す。
発振器OSC214は実施例2または実施例3のPLL115、615の出力に相当する矩形パルス発振器である。その出力波形を図3(i)に示す。前記発振器の出力は第1の乗算回路210により受信信号223(図3(k))と乗算され第1のローパスフィルタ212LPF1に伝送され高域成分が除去され判別回路216に伝えられる。同時に受信信号はまた発振器214の発生するクロックパルス列を90°移相器215によって90°移相したパルス列(図3(o))と第2の乗算回路211によって乗算され第2のローパスフィルタ213LPF2によって高域成分が除去され判別回路216に伝えられる。判別回路216は前記第1、第2のローパスフィルタの出力から送信データを割出して受信信号を復調する。
上記構成によれば送信信号の占有帯域を増やすことなくデータ伝送の高速化がはかれる。また変復調器とも簡単なデジタル回路で実現できるため半導体チップ内に組み込むことができコストや消費電力の増加は無視できる。
図4は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図である。CPU401、ビデオメモリVRAM402、液晶コントローラLCDC403の機能は上記実施例2で説明したものと同じであり、液晶コントローラ403により発生される表示データ425、水平同期信号423および垂直同期信号424は拡散コード発生器405によって発生される拡散コードと符号多重化回路404により多重化される。この実施例では実施例2の並直列変換回路104による並直列変換は不要である。拡散コードとしては互いに直交しているコードセットが用いられることが多い。表示データ425はビデオメモリからピクセル毎にまとまって読み出されるため並列のデジタルデータとして出力される。このデータ信号の各ビットと拡散コード発生器405により発生される各コードと乗算し(排他的論理和をとり)アナログ加算し符号多重化を行う。多重化された信号は変調器407によって搬送波発信器OSC406で発生される搬送波で変調され送信アンテナ408より電磁波信号として送信される。送信された電磁波信号は受信アンテナ409で受信されプリアンプAMP410で増幅されバンドパスフィルタBPF411により所定帯域以外の不要信号を除去したのち復調器412により復調する。PLL415は復調器412と協調し同期検波のためのタイミング発生や逆拡散のためのタイミングを検出する。復調器412により復調された信号は逆拡散回路414により拡散コード発生器416により発生される多重化のための拡散コードと乗算され多重化されたデータを分離する。ロジック回路417は検出した表示データや各種タイミングから液晶ドライバを駆動するための表示データ信号418、水平同期信号419、垂直同期信号420およびXドライバのクロック信号421を発生し液晶表示体に送り表示を行う。
上記構成によればデータの並直列変換を行うことなく信号を多重化して送受信することができ、これは何本ものバスラインを並列に引き回すのと同等の効果がある。特に直交コードによる多重化は制限が少なく、バスラインのように物理的なスペースも必要としない。また、送信部、受信部各々を複数個配備して信号の送受信が必要ないくつかの異なる場所で同時に通信することも可能である。また、拡散によって拡散利得も稼ぐことが可能であり特に携帯電話などの電波を発生する機器において本来の目的とする電波との耐干渉および与干渉特性改善にも効果がある。
図5は電子装置の実施例の要部のブロック図を示す図である。CPU501、ビデオメモリVRAM502、液晶コントローラLCDC503の機能は上記実施例2で説明したものと同じである。液晶コントローラ503により発生される表示データ525、水平同期信号523および垂直同期信号524はロジック回路504に並直変換およびプリアンブル付与やパケット構築などのデータの並べ替えが行われシリアル信号に変換される。一次変調器505はこの信号にパルス発生器506によって発生されたパルス列を変調する。一次変調にはパルス列に対しパルス位置変調やバイフェーズパルス変調などが利用できる。一次変調を受けた信号は拡散コード発生器508により発生された拡散コードで拡散変調器507により拡散変調される。拡散変調されたパルス列はパルス整形回路509によりスペクトル密度の低い広帯域パルスとなるように非常に短時間のパルスに波形整形を受けた後送信アンテナ510によって電磁波として放射される。放射される電磁界はサイン波に変調をかけたものではなく非常に細いパルス列である。このように短パルスで広帯域のパルスを使用する通信はインパルスラジオ(Impulse Radio)またはUWB(Ultra Wide Band)通信方式と呼ばれるものである。放射された電磁波は受信アンテナ511に受信されプリアンプAMP512により増幅された後、相関器514によってパルス発生器513の発生するパルステンプレートとの相関が計算される。該相関器514出力は拡散コード発生器516の発生する拡散コードによって逆拡散回路515で逆拡散されたのち復調器517で復調され一次変調前の信号(一次変調器505の入力)に変換される。ロジック回路518は復調器517により検出された表示データや各種タイミングから液晶ドライバを駆動するための表示データ信号519、水平同期信号520、垂直同期信号521およびXドライバのクロック信号522を発生し液晶表示体に送り表示を行う。ここで、UWB通信の本質はきわめてスペクトル密度の低い短パルスを使用することにある。UWBを使用する場合、放射エネルギーの法的な上限はEMIで規制される不要放射レベル程度まで許容されており、免許を要しない無線局の上限よりはるかに(20dB程度)緩い。このため携帯電話のような本来の目的である強い電波を内部で発生するような電子機器においても、十分な通信品質を確保できるリンクバジェットの設定が容易となる。使用するパルスはパルス幅を狭くして波高値を高く設定できるのでプリアンプ512を省略することが可能である。
上記構成によれば変調操作は時間軸上のみで行われ構成要素のほとんどがパルスを扱うデジタル回路のみで実現でき回路素子のIC化が容易である。短パルスの採用によって時間方向の拡散利得を稼ぎ電子装置本来の機能として発射される電波との耐干渉、与干渉特性を改善するばかりでなく通信伝送路としてのマルチチャネル化も図ることができる。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、例えば電子機器に内蔵するハードディスクドライブなどの記憶装置とCPUとの接続等、幅広い用途に適用できる。
本発明の一実施例の要部を示すブロック図。 本発明の他の実施例の変復調部分を示すブロック図。 本発明の実施例の動作を説明するタイム図。 本発明のさらに他の実施例を示すブロック図。 本発明のさらに他の実施例を示すブロック図。 本発明のさらに他の実施例を示すブロック図。 従来の液晶表示体を持つ電子装置を説明するブロック図。 従来の液晶表示体を持つ電子装置の動作を説明するタイム図。 本発明の一実施例を示す図。
符号の説明
101、401、501、518:・・・CPU
102、402、502、517:・・・ビデオメモリ
103、138、403、503:・・・液晶コントローラ
130、108、407、505、605:・・・変調器
110、139、408、510、607:・・・送信アンテナ
140、111、409、512、609:・・・受信アンテナ
132、116、412、517、613:・・・復調器
136、126:・・・液晶表示体
601:・・・撮像素子
202、204、209、214:・・・搬送波発振器
201、203、207、210、211:・・・乗算回路
208、215:・・・+90°移相器
405、414、508、516:・・・拡散コード発生器
404:・・・符号多重化回路
414:・・・逆拡散回路
506、513:・・・パルス発生器
509:・・・パルス整形回路
514:・・・相関器

Claims (9)

  1. 送信信号を電磁波信号に変換する電磁波変換部と前記電磁波信号を無線送信する送信部とを備える第1の部分と、前記電磁波信号を受信する受信部と受信した電磁波信号を前記送信信号に復元する電磁波復元部とを備える第2の部分とが、同一筐体内に収容されていることを特徴とする電子装置。
  2. 請求項1において、
    前記電磁波変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記送信信号と前記搬送波パルス列を乗算する乗算回路から構成されることを特徴とする電子装置。
  3. 請求項2において、
    前記電磁波復元部は、少なくとも受信した電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする電子装置。
  4. 請求項1において、
    前記電磁波変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記搬送波発生部により発生された搬送波を前記送信信号によって位相変調する変調部を備えることを特徴とする電子装置。
  5. 請求項4において、
    前記電磁波復元部は、少なくとも受信した電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする電子装置。
  6. 請求項1において、
    前記電磁波変換部は、前記送信信号をコード多重化し拡散変調する拡散変調部を備えることを特徴とする電子装置。
  7. 請求項1において、
    前記電磁波変換部は、前記送信信号をUWB変調するUWB変調部を備えることを特徴とする電子装置。
  8. 請求項1、2、4、6、7のいずれかにおいて、
    前記第1の部分は、前記送信信号を記憶する記憶部と前記記憶部に記憶された前記送信信号を読出し出力する制御部とを備え、前記第2の部分は表示部を備え、前記表示部は前記制御部によって読出し出力された前記送信信号を表示することを特徴とする電子装置。
  9. 請求項1、2、4、6、7のいずれかにおいて、
    前記第1の部分は撮像素子を備え、前記送信信号には前記撮像素子により撮影された画像情報が含まれることを特徴とする電子装置。

JP2004010522A 2004-01-19 2004-01-19 電子装置 Withdrawn JP2005204221A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004010522A JP2005204221A (ja) 2004-01-19 2004-01-19 電子装置
KR1020067014485A KR100834182B1 (ko) 2004-01-19 2005-01-17 전자 장치 및 무선 통신 단말
CN 200580002773 CN1910825A (zh) 2004-01-19 2005-01-17 电子装置和无线通信终端
KR1020087020471A KR20080088649A (ko) 2004-01-19 2005-01-17 전자 장치 및 무선 통신 단말
KR1020077027626A KR20070120616A (ko) 2004-01-19 2005-01-17 전자 장치 및 무선 통신 단말
EP05709261A EP1713183A1 (en) 2004-01-19 2005-01-17 Electronic device and radio communication terminal
PCT/JP2005/000807 WO2005069497A1 (ja) 2004-01-19 2005-01-17 電子装置および無線通信端末
US11/037,778 US20050158010A1 (en) 2004-01-19 2005-01-18 Electronic device and wireless communication terminal
TW094101447A TW200537824A (en) 2004-01-19 2005-01-18 Electronic apparatus and wireless communication terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004010522A JP2005204221A (ja) 2004-01-19 2004-01-19 電子装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007277294A Division JP2008092590A (ja) 2007-10-25 2007-10-25 電子装置及び通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005204221A true JP2005204221A (ja) 2005-07-28

Family

ID=34823225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004010522A Withdrawn JP2005204221A (ja) 2004-01-19 2004-01-19 電子装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005204221A (ja)
CN (1) CN1910825A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011019017A1 (ja) 2009-08-13 2011-02-17 ソニー株式会社 電子機器、信号伝送装置、及び、信号伝送方法
EP2290827A2 (en) 2009-08-31 2011-03-02 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
WO2011025027A1 (ja) 2009-08-31 2011-03-03 ソニー株式会社 信号伝送装置、電子機器、及び、信号伝送方法
EP2296291A2 (en) 2009-08-13 2011-03-16 Sony Corporation Wireless transmission system and wireless transmission method
EP2302853A2 (en) 2009-09-29 2011-03-30 Sony Corporation Wireless communication device, wireless transmission system and wireless transmission method
US8498583B2 (en) 2010-11-16 2013-07-30 Sony Corporation Signal receiving apparatus, signal receiving method and electronic apparatus
US8824529B2 (en) 2010-02-10 2014-09-02 Sony Corporation Signal transmission system, transmitting device, receiving device, electronic device, and signal transmission method
US9119151B2 (en) 2011-03-31 2015-08-25 Sony Corporation Signal transmission device, communication device, electronic apparatus, and signal transmission method
US9270004B2 (en) 2011-02-18 2016-02-23 Sony Corporation Waveguide device, communication module, method of producing waveguide device and electronic device
US9270006B2 (en) 2011-02-18 2016-02-23 Sony Corporation Waveguide device, communication module and electronic device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102185813A (zh) * 2011-05-05 2011-09-14 北京泛在电子标签技术有限公司 一种在复杂狭小电磁环境中实现无线通信的方法和系统

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2296291A2 (en) 2009-08-13 2011-03-16 Sony Corporation Wireless transmission system and wireless transmission method
US8630209B2 (en) 2009-08-13 2014-01-14 Sony Corporation Wireless transmission system and wireless transmission method
WO2011019017A1 (ja) 2009-08-13 2011-02-17 ソニー株式会社 電子機器、信号伝送装置、及び、信号伝送方法
US9007981B2 (en) 2009-08-13 2015-04-14 Sony Corporation Electronic device, signal transmission device, and signal transmission method
US9281860B2 (en) 2009-08-31 2016-03-08 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
EP2290827A2 (en) 2009-08-31 2011-03-02 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
WO2011025027A1 (ja) 2009-08-31 2011-03-03 ソニー株式会社 信号伝送装置、電子機器、及び、信号伝送方法
US10447514B2 (en) 2009-08-31 2019-10-15 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
US9912502B2 (en) 2009-08-31 2018-03-06 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
US8718544B2 (en) 2009-08-31 2014-05-06 Sony Corporation Signal transmission device, electronic device, and signal transmission method
US9544007B2 (en) 2009-08-31 2017-01-10 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
US8831073B2 (en) 2009-08-31 2014-09-09 Sony Corporation Wireless transmission system, wireless communication device, and wireless communication method
US8995935B2 (en) 2009-09-29 2015-03-31 Sony Corporation Wireless communication device, wireless transmission system and wireless transmission method
EP2302853A2 (en) 2009-09-29 2011-03-30 Sony Corporation Wireless communication device, wireless transmission system and wireless transmission method
US8824529B2 (en) 2010-02-10 2014-09-02 Sony Corporation Signal transmission system, transmitting device, receiving device, electronic device, and signal transmission method
US8498583B2 (en) 2010-11-16 2013-07-30 Sony Corporation Signal receiving apparatus, signal receiving method and electronic apparatus
US9270004B2 (en) 2011-02-18 2016-02-23 Sony Corporation Waveguide device, communication module, method of producing waveguide device and electronic device
US9270006B2 (en) 2011-02-18 2016-02-23 Sony Corporation Waveguide device, communication module and electronic device
US9705169B2 (en) 2011-02-18 2017-07-11 Sony Corporation Waveguide device, communication module, method of producing waveguide device, and electronic device
US9991579B2 (en) 2011-02-18 2018-06-05 Sony Semiconductor Solutions Corporation Waveguide device, communication module and electronic device
US9119151B2 (en) 2011-03-31 2015-08-25 Sony Corporation Signal transmission device, communication device, electronic apparatus, and signal transmission method

Also Published As

Publication number Publication date
CN1910825A (zh) 2007-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100854216B1 (ko) 정보 전송 방법, 전자 장치 및 무선 통신 단말
US20060121933A1 (en) Electronic device, signal transmission device, and radio communication terminal
JP2005204221A (ja) 電子装置
KR100834182B1 (ko) 전자 장치 및 무선 통신 단말
JP3755530B2 (ja) 電子装置
JP3711457B2 (ja) 電子機器
JP3952022B2 (ja) 電子機器における情報伝送方式および電子機器
JP4265619B2 (ja) 表示装置および表示装置の制御方法
EP1796072A1 (en) Display device
JP4433081B2 (ja) 情報伝送システムおよび電子機器
JP2008092590A (ja) 電子装置及び通信方法
JP4466269B2 (ja) 電子装置および携帯型電子装置
JP4265617B2 (ja) 情報伝送システムおよび電子機器
JP3832497B2 (ja) 情報伝送方式、電子装置および半導体集積回路
JP4544203B2 (ja) 情報伝送方法、電子装置および半導体集積回路
JP4552762B2 (ja) 電子装置
JP3711458B1 (ja) 無線通信端末
JP4687082B2 (ja) 電子装置および無線通信端末
US20060227757A1 (en) Electronic device and radio communication terminal
JP3843993B2 (ja) 表示装置
JP4735055B2 (ja) 電子装置
JP2008310355A (ja) 表示装置および表示装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070828

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090707