JP2005203963A - フィルタ回路素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不必要な結合が生じないフィルタ回路素子を提供することにある。
【解決手段】 フィルタ回路素子においては、フィルタ回路を構成する誘電体基板にグランド面からその側面を介して共振素子が形成されている面にまで導電層が延出されている。共振素子が形成されている面では、導電層が共振素子の両側に信号伝播路に沿って帯状に伸び、誘電体基板上に配置されている導体金属性蓋部にこの帯状導電層が電気的機械的に接触されている。従って、共振素子は、信号伝播路に沿って少なくとも筒状に導電層及び金属蓋部で囲繞されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パッケージ内にフィルタ回路が収納されているフィルタ回路素子に係り、特に、無線用通信機において受信波信号の帯域を制限する超電導フィルタ回路素子に関する。
従来、超伝導フィルタ回路が組み込まれたフィルタ回路素子については、特許文献1にその実装構造が開示されている。この特許文献1に開示された実装構造においては、誘電体基板上に超電導フィルタ回路が形成され、この誘電体基板を冷却し並びにハンドリングを容易にするために、この誘電体基板が金属板上若しくは金属箱中に板バネを介して取り付けられている。この誘電体基板が設けられた構造体は、冷凍機内に固定されて超伝導フィルタ回路が冷却される。
一般に、誘電体基板が金属板上に取り付けられている構造においては、誘電体基板上に入出力信号用のコネクタが設けられている。通常、入出力信号用のコネクタとフィルタ回路の線路の接続部は、セミリジットケーブルのような同軸線からマイクロストリップラインなどに電磁界分布がモード変換されるために、この部分を通過する信号にとって不連続部となる。そのために不整合が生じ、その結果、その接続部から信号電力の一部がフィルタ回路外に放射される。また、フィルタ回路を構成する共振素子も有限のサイズの誘電体基板内に配置するために共振素子を形成する線路が屈曲されて配置されている。線路が屈曲されている構造にあっては、その共振線路から信号電力の一部が同様に信号電力の一部がフィルタ回路外に放射される。放射される電力は、フィルタ回路を通過せずに直接的に入出力端子間で伝播され、また、入出力間で不要な共振器同士が結合する虞がある。このように放射する電力が他の素子に影響を与えないようにするためには、素子間或いは端子間が隔離(アイソレート)されることが必要であり、フィルタ回路素子では、このようなアイソレーション特性が重要となっている。
特開平11−354850
上述したように、金属箱中に誘電体基板が配置され、金属箱をカットオフ周波数以下に設計することでアイソレーション特性を確保する方法が特許文献1に知られている。しかし、誘電体基板端と金属箱の壁面との間に空間がある場合、或いは、固定用の板バネが用いられる場合には、不整合の定在波が立ちやすくなる問題がある。その結果、金属箱自身が基本の電磁界モードでのカットオフ特性を有するとしても、不整合による定在波が複雑な電磁界モードを作ってしまうためにアイソレーション特性が劣化してしまう虞がある。
このように、従来技術では、誘電体基板が金属箱中に固定される場合には、金属箱と誘電体基板との間の空間、或いは、固定用の板バネによって複雑な電磁界モードが生ずる虞があり、結果として、アイソレーション特性が劣化する問題がある。アイソレーション特性が劣化すると、フィルタ回路は、理想的な結合のみでなく、不必要な結合までも含むようになり、そのフィルタ特性が劣化される問題点が生ずる。
この発明では、上記のような従来技術の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、不必要な結合が生じないフィルタ回路素子を提供することにある。
この発明によれば、
第1表面及びこの第1表面に対向する第2表面並びにこれら第1及び第2表面に連接する側面を有する誘電体基板と、
前記第1表面並びに前記側面上を延出され、前記第2表面上の側部領域にまで延出されているグランドに接続されるべき金属導体層と、
前記第2表面上に屈曲されて形成され、信号伝播路に沿って配置されている共振回路を構成する金属導体パターンと、
前記金属導体層に電気的機械的に接触され、前記金属導体パターンを前記金属導体層とともに囲繞する導電性の蓋部と、
を具備することを特徴とするフィルタ回路素子が提供される。
上記のように構成されたフィルタ回路素子においては、解析が困難な不整合による不要な結合を除去するとともに、従来どおりの誘電体基板を持つフィルタ素子のみの交換も容易であり、金属の蓋を超電導にすることによって低損失のフィルタを実現することができる。即ち、この発明のフィルタ構造によれば、誘電体基板とパッケージとなる金属の外壁部分を含めた形での解析も可能となる。
以上のように、この発明のフィルタ回路素子においては、解析が困難な不整合による不要な結合を除去するとともに誘電体基板を含むフィルタ素子のみの交換も容易であり、金属蓋部を超電導にすることによって低損失のフィルタを実現することができる。このような構造を用いることによって、誘電体基板とパッケージとなる金属の外壁部分を含む構造での解析も可能となる。
図1は、この発明の第1の実施例に係る超伝導フィルタ回路素子の構造を概略的に示す断面図である。
図1に示す超伝導フィルタ回路素子においては、誘電体基板103は、矩形板状であって互いに対向する第1の面及び第2の面を有し、また、第1の面及び第2の面に連接する4つの側面を有している。誘電体基板103の第1の面には、超伝導導体層102が形成され、その面全体が導体層部102−1で覆われている。この導体層102は、互いに対向する側面を延出されて第2の面の側部領域にまで延出されている。即ち、互いに対向する一対の側面も同様に導体層部102−2によって覆われ、第2の面上には、導体層102が帯状導体部102−3としてその側部領域に沿って帯状に延在されている。従って、誘電体基板103は、その第1の面及び互いに対向する側面並びに第2の面の側部領域に設けた略筒状の導体層102によって覆われる構造に形成されている。この導体層102は、接地され、誘電体基板103の第1の面及び一対の側面並びに第2の面の側部領域に関しては、筒状の導体層102が電磁波を遮蔽しているシールド構造に形成されている。
誘電体基板103の第2の面には、共振素子101備えたマイクロストリップライン共振器が形成されている。即ち、帯状導体部102−3間の誘電体基板103の領域には、図2に示されるように信号入力部101−1及び信号出力部101−2が形成され、その間に多数のヘアピン状の線路101−3が互いに分離されて配置されている。より詳細には、各ヘアピン状の線路101−3は、長手方向に伸びる一対の線路が開放端を一方の側に設けるように他方側が互いに接続されて閉塞端となるように形成され、複数のヘアピン状の線路101−3は、その開放端及びその閉塞端が交互に帯状導体部102−3に沿って配列されるように互いに一定の間隔を空けて配置されている。また、所定のフィルタ特性が得られるように幾つかのヘアピン状の線路101−3は、互いに飛び越し線路201によって接続されている。このようなフィルタ回路においては、信号入力部101−1に入力された信号がヘアピン状の線路101−3及びヘアピン状の線路101−3間の誘電体部を介して伝播されて信号出力部101−2から出力される。
尚、図2に示されるマイクロストリップライン共振器では、帯状導体部102−3は、この信号伝播方向に沿って延出されていることとなる。
図1に示されるように導体金属板106上に導体層部102−1が接触するように誘電体基板103が導体金属板106上に載置され、フランジ部104−1を有する箱形状の導体金属蓋部、即ち、金属パッケージ104が誘電体基板103上に載置され、箱形状の導体金属蓋部104の開口部が帯状導体部102−3に電気的且つ機械的に接触されて誘電体基板103の第2の面がその内に空間を空けて導体金属蓋部104によって覆われている。ここで、信号入力部101−1及び信号出力部101−2に導体金属蓋部104が電気的に接触しないように導体金属蓋部104の側壁には、入力側挿通孔及び出力側挿通孔が設けられ、この入力側挿通孔及び出力側挿通孔内に信号入力部101−1及び信号出力部101−2が配置されるように導体金属蓋部104が誘電体基板103上に配置される。即ち、信号入力部101−1及び信号出力部101−2は、導体金属蓋部104の側壁及び導体層部102−1によって囲まれるような構造に形成されている。
図1に示されるようなフィルタ回路素子では、誘電体基板103の第2の面に関しても箱形状の導体金属蓋部104が電磁波を遮蔽するシールド構造に形成されている。導体金属蓋部104のフランジ部104−1には、固定具としてのネジ105の挿通孔が設けられ、また、導体金属板106には、ネジ105が螺合される螺合孔が形成され、ネジ105がフランジ部104−1の挿通孔に挿通されて導体金属板106螺合孔に螺合されることによって確実に導体金属板106上に導体金属蓋部104が固定され、誘電体基板103が導体金属板106及び導体金属蓋部104間に圧接固定されている。
図1に示すようにマイクロストリップライン共振器で構成されるフィルタ回路は、金属蓋部104及び金属導体層102によって覆われ、金属蓋部104及び金属導体層102がグランドに接続されることによってこのフィルタ回路が電磁的にシールドされる。また、図1及び図2に示されるような構造は、冷却媒体中に浸されてマイクロストリップライン共振器の線路が超伝導状態にまで冷却される。
図1及び図2に示されるような構造を有する超伝導フィルタ回路素子においては、図2に破線202に示すような飛び越し結合202が金属蓋部104或いは帯状導体部102−3等によって阻止され、また、誘電体基板103の端面に設けたコネクタ接続部或いは線路を折り曲げたときの折り曲げ部からの電磁波の放出も金属蓋部104或いは金属導体層102によって阻止され、不所望の電磁的結合が生ずることが防止される。
図1に示される構造にあっては、ネジ105の取り外しによって誘電体基板103を用いたフィルタ回路部分のみの交換が可能であり、伝播帯域を制限するフィルタの周波数帯を変更する場合には、誘電体基板103のみの交換で対応することができる。
図3には、不要な飛び越し結合が無い場合におけるフィルタ回路の周波数レスポンス301の一例が示され、また、図4には、不要な飛び越し結合が有る場合におけるフィルタ回路の周波数レスポンス301の一例が示されている。必要な飛び越し結合のみとなる場合には所望帯域の両側にノッチが生じ、シャープなスカート特性を実現することができる。しかし、不要な飛び越し結合がある場合には、所望帯域の両側にあったノッチが消失し、帯域内の特性が劣化してしまう虞がある。図1及び図2に示されるフィルタ回路素子構造によれば、フィルタ回路に図3に示すような理想的なフィルタ特性を与えることができることとなる。
図5〜図10を参照して、この発明の他実施例に係るフィルタ回路素子の構造を説明する。図5〜図10においては、図1及び図2における同一部分或いは箇所には図1及び図2付した符号と同一符号を図に付し、その説明を省略する。
図5は、この発明の第2の実施例に係るフィルタ回路素子の構造を概略的に示す断面図を示している。図5に示される構造は、図1に示される構造と実質的に同一であるが、図5に示される構造においては、図1に示される構造においては、金属蓋部501が単なる金属で構成されるに対して共振素子が形成されている誘電体基板103上に設けられる金属蓋部501が超伝導体のバルクで構成されている点が異なっている。図5に示される構造においては、共振素子の無負荷Q値が高くなってくると、パッケージの導体損によるQ値が問題となる場合がある。このような場合において、共振器の上面部分の導体を超伝導体とすることでパッケージを含めたフィルタ回路としての損失を低減することができる。
また、共振素子が形成されている誘電体基板103上の空間の高さを低くすることが要請される場合には、第3の実施例に係る図6に示すような構造を採用することが好ましい。即ち、図6に示すように誘電体基板103の側部面上の帯状導体部102−3に導体金属製のブロック壁110が配置され、ブロック壁110に天板112が配置されている。この天板112は、誘電体基板103の共振回路が形成される面に対向する面に超伝導体層114が形成され、この天板112上には、第2の導体金属板116が載置されている。この第2の導体金属板116は、この導体金属板116に設けられた挿通孔にネジ105が挿通されてこのネジ105が第1の導体金属板106に螺合固定されて第1の導体金属板106上に固定される。従って、このような構造では、一対の導体金属板106、116間に誘電体基板103、ブロック壁110及び天板112からなる構造物が狭持固定されることとなる。また、この構造物では、誘電体基板103の上面の空間は、天板112に設けた超伝導体層114、導電金属製のブロック壁110及び導体層102によって囲繞されてその空間内に配置される共振回路は、外部に対して電磁的に遮蔽されることとなる。図6に示す構造においては、側面の導電金属製のブロック壁110における電力損失が小さくすることができ、このような要請がある場合には有効となる。
図7は、この発明の第4の実施例に係るフィルタ回路素子の構造の一部を拡大して示している。図7は、金属蓋部104と誘電体基板103上の帯状導体部102−3との接続構造を示し、帯状導体部102−3上には、2層以上の複数の導電層で構成されている接触層701が設けられている。接触層701が設けられることによって金属蓋部104と誘電体基板103上の帯状導体部102−3とが確実に電気的に接続される。導体層102が超電導体材料で作られる場合には、帯状導体部102−3の表面には、通常凹凸が生じ、帯状導体部102−3と金属蓋部104とが点接触されて接触抵抗が大きくなってしまう。従って、図7に示すように、超伝導体に多層構造の金属膜を設けることによって、金属蓋部104と帯状導体部102−3との接触抵抗を下げることができる。金属膜としては金、銀などが利用できる。
図8及び図9は、この発明の第5及び第6の実施例に係るフィルタ回路を示している。図8及び図9は、フィルタ回路素子の横断面図を示している。図8に示されるように、金属蓋部104は、共振回路における信号伝播路の入出力部に対応する側部が開放される構造を有し、誘電体基板103上に形成された共振回路の線路は、金属蓋部104及び導体層102によって筒状に囲まれ、その入出力部が開放されている。このような構造では、共振素子101が並ぶ方向に対してカットオフ特性を有するため、不要な共振器間結合を抑圧する特性は問題なく維持できる。また、金属蓋部104の両端部が開放されている場合には、金属蓋部104を含むパッケージの自己共振の問題も避けることができる。
図9は、図8と異なり、金属蓋部104の両端部が塞がれ、金属蓋部104の両端部には、共振回路の入出力部に延出される導体部の為の切欠孔120、122が形成されている。また、金属蓋部104に対応して誘電体基板103の両側部領域に加えて共振回路の入出力部の周囲に相当する側部領域まで帯状導体部102−3が延出され、また、誘電体基板103の4側面にも導体層102が形成されている。このような構造では、金属蓋部104の6面によって誘電体基板103上の空間が囲まれ、共振回路の線路は、金属蓋部104及び導体層102によって実質的に囲繞されている。この構造は、使用される周波数帯がパッケージの自己共振周波数に対して低い場合にはこの構造が不要な電力放射を好適にシールドすることができる。
図10は、この発明の第5の実施例に係るフィルタ回路を概略的に示す断面図である。
図10に示される構造においては、金属蓋部104のネジ105が挿通されるフランジ104−1が図1に示されるフランジ104−1に比べて薄く形成され、このフランジ104の金属バネ性を利用して誘電体基板103が金属板106上に押し付け固定されている。この構造においては、冷凍機を用いて冷却する場合に誘電体基板103等が収縮され、常温で固定された誘電体基板103が低温で固定されなくなるような状況を防ぐことができる。即ち、常温で金属板106上に固定されている誘電体基板103が収縮されたとしても、収縮は、フランジ104から誘電体基板103に与えられるバネ作用で吸収され、誘電体基板103が金属板106上に保持され続けられることとなる。従って、この図10に示す構造によれば、導電体として超伝導体を用いても安定したパッケージ構造を低温域においても維持することが可能となる。
尚、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明の一実施例に係るフィルタ回路を概略的に示す断面図である。 図1に示したフィルタ回路部を概略的に示す上面図である。 不要な飛び越し結合がない図1に示したフィルタ回路部における周波数レスポンスを示すフィルタ特性のグラフである。 不要な飛び越し結合がある比較例としてのフィルタ回路における周波数レスポンスを示すフィルタ特性のグラフである。 この発明の第2の実施例に係るフィルタ回路の構造を概略的に示す断面図である。 この発明の第3の実施例に係るフィルタ回路の構造を概略的に示す断面図である。 この発明の第4の実施例に係る金属蓋部と誘電体基板の接続部を拡大して示す部分断面図である。 この発明の第4の実施例に係るフィルタ回路素子を概略的に示す横断面図である。 この発明の第5の実施例に係るフィルタ回路素子を概略的に示す横断面図である。 この発明の第6の実施例に係るフィルタ回路素子を概略的に示す縦面図である。
符号の説明
101…共振素子超電導体、102…超電導導体層、103…誘電体基板、104…金属蓋部、105…ネジ、501…蓋部、701…金属膜

Claims (5)

  1. 第1表面及びこの第1表面に対向する第2表面並びにこれら第1及び第2表面に連接する側面を有する誘電体基板と、
    前記第1表面並びに前記側面上を延出され、前記第2表面上の側部領域にまで延出されているグランドに接続されるべき金属導体層と、
    前記第2表面上に屈曲されて形成され、信号伝播路に沿って配置されている共振回路を構成する金属導体パターンと、
    前記金属導体層に電気的機械的に接触され、前記金属導体パターンを前記金属導体層とともに囲繞する導電性の蓋部と、
    を具備することを特徴とするフィルタ回路素子。
  2. 前記第2表面上の側部領域には、帯状に金属導体層が設けられ、この金属導体層には、前記蓋部に電気機械的に接触される多層導体接続層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路素子。
  3. 前記誘電体基板は、導電金属板上に配置され、前記蓋部は、フランジ部を有し、このフランジ部と前記導電金属板が機械的に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路素子。
  4. 前記フランジ部はバネ性を有し、このバネ性によって生ずるバネ力によって前記誘電体基板は、前記導電金属板上に押し付けられていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路素子。
  5. 前記蓋部は、前記信号伝播路の入力側並びに出力側に開口部を有することを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路素子。
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