JP2005202889A - 画像形成装置、消去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハードディスクに記憶された情報を完全に消去するための消去方法、その消去方法を実行する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ハードディスクが複数の領域に分割された分割領域ごとに、分割領域が使用中かどうかを示す使用可否情報と、ハードディスクにバックアップされたバックアップ情報と、一の情報が複数の分割領域に分割して記憶されている分割領域に関する情報である連結情報と、分割領域ごとに、該分割領域の消去を実行するかどうかを示す消去実行情報と、使用可否情報に使用中または未使用であることを設定する使用可否情報設定手段と、使用可否情報設定手段により設定された使用可否情報に対応する分割領域と、消去実行情報と使用可否情報とバックアップ情報に基づいて定まる分割領域とに、連結情報に基づき所定の情報を上書きする上書き手段とを有する。
【選択図】 図16

Description

本発明は、ハードディスクが搭載された画像形成装置と、その画像形成装置におけるハードディスクの情報の消去方法に関する。
近年、ファクシミリ、プリンタ、コピーおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られるようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けると共に、ファクシミリ、プリンタ、コピーおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のアプリケーションを設け、そのアプリケーションを切り替えることより、ファクシミリ、プリンタ、コピーおよびスキャナとして動作させるものである。
このような融合機では、画像データなどを記憶するためのハードディスク(以下、HDDと記す)を搭載しているものもある。HDDを搭載している場合に問題となるのが、HDDに記憶させた情報のセキュリティに関することである。この問題を、図を用いて説明する。
図20は、HDD上の磁気データと、その読み取りデータを示すものである。図20に示されるHDDは、データ「0101010」が記憶されたHDDであり、HDD上の磁気データは、平坦な部分がデータ0を示し、凸部分がデータ1を示している。また、凸部分の高さは、磁気のレベルを示している。
このようなHDDにおいて、上記データを消去するために、データ0を上書きしたとする。このときのHDDの状態を示すのが、図21である。図21には、「0消去」と書かれた部分が、データ0を示す平坦な部分になっている。その一方、「0消去」されなかった部分は、未だ凸部分のままである。
従って、図21に示されるように、読み取り部分をずらすことで、データ「0101010」を読み込むことが可能となる。
また、0による消去の他の例として、図22のようなこともある。図22は、「0消去」により、完全には平坦にならなかったHDDの状態を示す図である。この場合も、データ1と判定する読み取りレベルの高さを下げると、データ「0101010」を読み込むことが可能となる。
このように、データを消去したつもりであっても、消去される前のデータを読み込むことが可能であるため、破棄した融合機などに蓄積され消去されたデータを読み込まれる可能性がある。
この対策の例として、アメリカ合衆国のNSA(National Security Agency)が推奨する方式を、図23を用いて説明する。この方式は、HDDに対して、乱数を2回書き込んだ後、0を1回書き込むものである。
まず、HDDのデータが「010101010101010」であるとする。このHDDに、乱数「010011000001000」を上書きする。そのときの磁気データが、1回目の磁気データである。1回目の磁気データに示されるように、0から1に上書きされた部分は、完全な凸部分とはならず、1から0に上書きされた部分も完全な平坦な部分とはならないことが示されている。次に、乱数「001111000010101」を上書きした場合の磁気データが、2回目の磁気データである。最初の磁気データと比較すると、かなり異なっていることが示されている。
さらにこの磁気データに、0を上書きしたのが3回目の磁気データである。もはや、最初の磁気データを予測することは非常に困難であることが示されている。
このようにハードディスクに記憶された情報のセキュリティを確保するために情報を完全に消去する消去方式が開示されているが、この方式を実際に実現する方法に関するものは特に紹介されていない。
本発明は、このような問題点に鑑み、ハードディスクに記憶された情報を完全に消去するための消去方法、その消去方法を実行する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、画像を含む情報を記憶するハードディスクとを有する画像形成装置において、前記ハードディスクが複数の領域に分割された分割領域ごとに、該分割領域が使用中かどうかを示す使用可否情報と、前記使用可否情報が前記ハードディスクにバックアップされたバックアップ情報と、前記一の情報が前記複数の分割領域に分割して記憶されている分割領域に関する情報である連結情報と、前記分割領域ごとに、該分割領域の消去を実行するかどうかを示す消去実行情報と、前記使用可否情報に使用中または未使用であることを設定する使用可否情報設定手段と、前記使用可否情報設定手段により使用中から未使用と設定された使用可否情報に対応する前記分割領域と、前記消去実行情報と前記使用可否情報と前記バックアップ情報に基づいて定まる分割領域とに、前記連結情報に基づき所定の情報を上書きする上書き手段とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記使用可否情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記消去情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記分割領域は、前記ハードディスクのクラスタであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記連結情報は、前記一の情報が分割して記憶された前記複数の分割領域を特定する特定情報と、該特定情報同士を関連付ける情報とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、前記情報を前記ハードディスクに記憶中、前記画像形成装置の電源が断たれ、再起動すると、前記上書き手段は、前記分割領域のうち、該分割領域に対応する前記使用可否情報と前記消去実行情報とが異なる場合、前記分割領域を上書きすることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記上書き手段は、前記分割領域への上書きを複数回行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記画像形成装置に係る状態を表示するオペレーションパネルを有し、前記分割領域のうち、上書きが必要な分割領域の有無を前記オペレーションパネルに表示する有無情報提供手段を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記上書き手段は、その上書き機能を無効化することが可能であり、前記上書き機能を有効化されると、前記消去実行情報に基づき上書きを行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、画像を含む情報を記憶するハードディスクと、前記ハードディスクが複数の領域に分割された分割領域ごとに、該分割領域が使用中かどうかを示す使用可否情報と、前記使用可否情報が前記ハードディスクにバックアップされたバックアップ情報と、前記一の情報が前記複数の分割領域に分割して記憶されている分割領域に関する情報である連結情報と、前記分割領域ごとに、該分割領域の消去を実行するかどうかを示す消去実行情報とを有する画像形成装置での前記情報の消去方法であって、前記使用可否情報に使用中または未使用であることを設定する使用可否情報設定段階と、前記使用可否情報設定段階で使用中から未使用となった使用可否情報に対応する前記分割領域と、前記消去実行情報と前記使用可否情報と前記バックアップ情報に基づいて定まる分割領域とに、前記連結情報に基づき所定の情報を上書きする上書き段階とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記使用可否情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記消去情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記分割領域は、前記ハードディスクのクラスタであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記連結情報は、前記一の情報が分割して記憶された前記複数の分割領域を特定する特定情報と、該特定情報同士を関連付ける情報とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記情報を前記ハードディスクに記憶中、前記画像形成装置の電源が断たれ、再起動すると、前記上書き段階では、前記分割領域のうち、該分割領域に対応する前記使用可否情報と前記消去実行情報とが異なる場合、前記分割領域を上書きすることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記上書き段階では、前記分割領域への上書きを複数回行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記画像形成装置に係る状態を表示するオペレーションパネルに、前記分割領域のうち、上書きが必要な分割領域の有無を表示する有無情報提供段階を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記上書き段階では、その上書き機能を無効化することが可能であり、前記上書き機能を有効化されると、前記消去実行情報に基づき上書きが行われることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ハードディスクに記憶された情報を完全に消去するための消去方法、その消去方法を実行する画像形成装置が得られる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による融合機の一実施例の構成図を示している。融合機1は、ソフトウェア群2と、融合機起動部3と、ハードウェア資源4とを含むように構成される。
融合機起動部3は融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション層5およびプラットホーム層6を起動する。例えば融合機起動部3は、アプリケーション層5およびプラットホーム層6のプログラムを、ハードディスク装置(以下、HDDという)などから読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動する。ハードウェア資源4は、スキャナ25と、プロッタ26と、ADF(Auto Document Feeder)などのハードウェアリソース24とを含む。
また、ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OSという)上に起動されているアプリケーション層5とプラットホーム層6とを含む。アプリケーション層5は、プリンタ、コピー、ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラムを含む。
アプリケーション層5は、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ9と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ10と、ファックス用アプリケーションであるファックスアプリ11と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ12とを含む。
また、プラットホーム層6は、アプリケーション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層7と、1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層7からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)21と、SRM21からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層8とを含む。このSRM21は、資源管理手段に対応する。
コントロールサービス層7は、ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)13、デリバリーコントロールサービス(以下、DCSという)14、オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)15、ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)16、エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)17、メモリコントロールサービス(以下、MCSという)18、ユーザインフォメーションコントロールサービス(以下、UCSという)19、システムコントロールサービス(以下、SCSという)20など、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
なお、プラットホーム層6は予め定義されている関数により、アプリケーション層5からの処理要求を受信可能とするAPI28を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層5およびプラットホーム層6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
通信手段に対応するNCS13のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
例えばNCS13は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
DCS14のプロセスは、蓄積文書の配信などの制御を行う。OCS15のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。FCS16のプロセスは、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックス送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用、ファックス読み取り、ファックス受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
ECS17のプロセスは、スキャナ25、プロッタ26、その他のハードウェアリソース24などのエンジン部の制御を行う。MCS18のプロセスは、メモリの取得および解放、HDDの利用などのメモリ制御を行う。UCS19は、ユーザ情報の管理を行うものである。
SCS20のプロセスは、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源管理、割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。
SRM21のプロセスは、SCS20と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行うものである。例えばSRM21のプロセスは、スキャナ25やプロッタ26などのハードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行制御する。
具体的に、SRM21のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM21のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施している。
また、ハンドラ層8は後述するファックスコントロールユニット(以下、FCUという)の管理を行うファックスコントロールユニットハンドラ(以下、FCUHという)22と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理とハードディスクの管理を行うイメージメモリハンドラ(以下、IMHという)23と、HSM(Hard disk Security Module)44を含む。SRM21およびFCUH22は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対する処理要求を送信可能とするエンジンI/F27を利用して、ハードウェア資源4に対する処理要求を行う。このうち、IMH23は、使用可否情報設定手段に対応する。HSM44は、上書き手段に対応する。
HSM44は、IMH23を介さずにハードディスクにアクセス可能であり、IMH23とやり取りを行う。このやり取りにより、HSM23は、消去してもよいセクタを得、そのセクタの消去を行う。また、HSM23は、ハードディスク消去手段に対応する。
融合機1は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットホーム層6で一元的に処理することができる。次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。
図2は、融合機1の一実施例のハードウェア構成図を示している。融合機1は、コントローラボード30と、オペレーションパネル39と、FCU40と、エンジン43とを含む。また、FCU40は、G3規格対応ユニット52と、G4規格対応ユニット53とを有する。
また、コントローラボード30は、CPU31と、ASIC36と、HDD38と、システムメモリ(MEM−P)32と、ローカルメモリ(MEM−C)37と、ノースブリッジ(以下、NBと記す)33と、サウスブリッジ(以下、SBと記す)34と、NIC50(Network Interface Card)と、USBデバイス41と、IEEE1394デバイス42と、セントロニクスデバイス51とを含む。
オペレーションパネル39は、コントローラボード30のASIC36に接続されている。また、SB34と、NIC50と、USBデバイス41と、IEEE1394デバイス42と、セントロニクスデバイス51は、NB33にPCIバスで接続されている。
FCU40と、エンジン43は、コントローラボード30のASIC36にPCIバスで接続されている。
なお、コントローラボード30は、ASIC36にローカルメモリ37、HDD38などが接続されると共に、CPU31とASIC36とがCPUチップセットのNB33を介して接続されている。このように、NB33を介してCPU31とASIC36とを接続すれば、CPU31のインタフェースが公開されていない場合に対応できる。
また、ASIC36とNB33とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)67を介して接続されている。このように、図2のアプリケーション層5やプラットホーム層6を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC36とNB33とを低速のPCIバスでなくAGP35を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU31は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU31は、NCS13、DCS14、OCS15、FCS16、ECS17、MCS18、UCS19、SCS20、SRM21、FCUH22、IMH23、HSM44をOS上にそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション層5を形成するプリンタアプリ9、コピーアプリ10、ファックスアプリ11、スキャナアプリ12を起動して実行させる。
NB33は、CPU31、システムメモリ32、SB34およびASIC36を接続するためのブリッジである。システムメモリ32は、融合機1の描画用メモリなどとして用いるメモリである。SB34は、NB33とPCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。また、ローカルメモリ37はコピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。システムメモリ32またはローカルメモリ37を以下の説明では、単にRAMと表現することもある。
ASIC36は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD38は、画像の蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積などを行うためのストレージである。また、オペレーションパネル39は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。
以下、HDDの管理ならびに上書き方法について説明する。まず、HDDに記憶される画像は、例えば、図3に示されるように、融合機に備わるスキャナ401、あるいはネットワークで接続されたPC402から入力されるものである。入力された画像は、メモリ403に記憶され、その後HDD38に記憶される。
このHDDは、記憶する情報の種類により記憶する領域が定められている。図4は、その領域を示すものである。図4に示されるように、領域には、TEMP領域421と、システム領域422と、その他の領域423がある。
TEMP領域421は、一時的な画像の記憶に用いられるものである。一時的な画像とは、例えばコピーする際に読み取った画像が挙げられる。通常のコピーの場合、読み取られた画像は、一旦HDDに記憶され、紙に印刷されると消去されるようになっている。
システム領域422は、融合機のシステムに用いられる領域である。その他の領域423は、画像蓄積領域と、ユーザーアドレス帳と、キャプチャからなる。このその他の領域423は、比較的長期間にわたり記憶が必要な情報が記憶される領域である。例えば画像蓄積領域に蓄積される画像は、オペレータが画像の記憶を希望した画像である。このような画像として、例えば定型文書など、よく印刷されるものなどが挙げられる。
次に、HDDに情報がどのように記憶されるかについて説明する。HDDは、セクタあるいはクラスタといわれる領域ごとに管理されている。クラスタは、セクタの集まりである。そして、1つの情報は、クラスタ単位で記憶される。このクラスタのバイト数は、HDDの管理仕様によって異なり、1つのクラスタに1つの情報が記憶できない場合、複数のクラスタを用いて1つの情報が記憶される。この場合、1つの情報が複数のクラスタに分割して記憶されることとなるが、これらのクラスタは、物理的に連続した領域なくても構わないようになっている。
このように、不連続な領域に記憶されると、分割して記憶された情報が記憶されているクラスタの情報などの管理が必要となる。これらを管理するための管理情報について、図5を用いて説明する。
図5は、RAM上に記憶されたクラスタマップ431と、HDD上に記憶されたデータ434の対応を示すものである。また、図5には情報のつながりを示す情報(以下、連結情報と記す)430も示されている。
クラスタマップ431は、1クラスタの状態を、1ビットの情報で表現するものである。1クラスタの状態とは、例えば記憶に使用されているクラスタであることを示したり、空きであることを示すものがある。
図5の場合、1つの四角が1ビットを表し、四角433のような斜線が書き込まれた四角と、四角432のように塗りつぶされた四角とが示されている。そして、この四角は、HDDの領域434の各四角に対応している。なお、領域434の各四角は、1ビットではなく、1クラスタを示している。
また、連結情報430は、1つの情報が記憶されているクラスタと、そのクラスタの順番を示している。図5の場合、情報が記憶されているクラスタは19ビット目に対応するクラスタから始まり、次が20ビット目、というように53ビット目に対応するクラスタまで記憶されていることが示されている。
このように、情報が記憶されているクラスタと、その順番を保持しておくことで不連続に記憶することが可能となっている。以上説明したビット目は特定情報に対応し、図中の矢印が特定情報同士を関連付ける情報である。この矢印は、実際のソフトウェア上は、チェーンやポインタで対応できる。
次に示す図6は、情報を消去する場合のクラスタマップを示すものである。この図6では、図5と同じ符号についての説明は省略する。
四角435は、消去するクラスタに対応するビットを示すものである。消去の場合、図5で情報を記憶する際に作成された連結情報430が示すクラスタと順番に従って消去すればよい。
上述した図5、図6では、記憶と消去に用いるものとして、連結情報やクラスタマップを説明したが、これらは特に記憶や消去に限るものではない。以下、連結情報やクラスタマップを用いた説明を行うが、以下の説明では、連結情報とクラスタマップとを合わせてファイルシステム(FS)と表現する。また、連結情報が特に説明に関係のない場合、図にはクラスタマップのみを示すことにする。
また、以下で説明する上書き用FSは、HDD上の情報を完全に消去するために用いられるFSである。この説明において、このようなオペレータからは見えない情報の消去を上書きと表現する。なお、HDD上の情報を完全に消去するとは、
最初に、図7を用いて上書きについて説明する。図7はIMH用FS440と、上書き用FS441と、HDD38とが示され、IMH用FS440と、上書き用FS441により上書きする様子を表現するものである。
使用可否情報に対応するIMH用FS440は、対応するクラスタが使用中かどうかを示すものであり、HDD38に対して情報の記憶や消去を行うIMH23のFSである。消去実行情報に対応する上書き用FS441は、HSM44が上書きをする際に用いるFSである。これらFSがどのように用いられるかについて説明する。
まず、図8から図10を用いて上書き用FS441について説明する。図8には、上書き用FS441が示されている。この上書き用FS441は、融合機の起動時における状態を示したものである。この起動時とは、融合機がオペレータのもとに納入された最初の起動時を意味する。
このとき、融合機は、コピーなどを一度も行っていない未使用状態なので、図7で示したHDD38上の上書き対象領域すべての上書きを行う必要がある。そのため、上書き用FS38には、上書きを行う必要があることを示す斜線が四角に描かれている。
次に、IMH用FS440により上書きを行う領域が指定された場合の上書き用FS441を、図9を用いて説明する。図9に示される上書き用FS441は、斜線で示された四角が指定された場合の上書き用FS441を示すものである。このように指定された領域をHSM44は消去する。
図10は、上書きを行う領域が指定された上書き用FS441と、上書きが終了した後の上書き用FS441とを示すものである。図10に示されるように、上書きが終了した後の上書き用FS441には、上書きを行うことを示す斜線がなくなっていることが示されている。
上述した上書き機能は、融合機のオプションとして採用することも可能である。この上書き機能を有効とする場合、図11に示されるように、HSM44が上書き用FS441を参照して、HDD38に上書き処理を行う。
上書き機能を有効としない場合、単に上書き用FSは作成しない場合と、とりあえず上書き用FSを作成しておく場合がある。後者の場合を、図12を用いて説明する。図12は、上書き機能を無効とした場合から有効とした場合を示す図である。図12には、上書き機能を無効としている場合を示す無効状態451と、上書き機能を有効としている状態を示す有効状態452とが示されている。
無効状態451は、HSM44がHDD38に上書きを行わないことを意味するため、HSM44とHDD38を薄く描いている。この上書き機能を無効としている状態であっても、上書き用FS441は、作成するようにしておく。このようにしておくと、上書き機能を有効とした場合、有効状態452に示されるように、上書き機能を有効とする前の情報に関しても、上書きを行うことが可能となる。
次に、IMH用FS440と、上書き用FS441を用いた上書き対象領域の判定について、図13を用いて説明する。図13には、IMH用FS440と、上書き用FS441と判定結果442が示されている。上書きをするかどうかの判定処理は、IMH用FS440が「RESET」を示していて、上書き用FS441が「SET」を示している四角を上書きすると判定する。従って判定結果442は、上記判定結果に基づいた内容となっている。
次に、各FSの状態と融合機の動作の状態における処理などを示す表を、図14を用いて説明する。図14の表は、横軸が融合機の動作または動作後の状態を表し、縦軸が動作の状態に対応する各FSの状態などを表すものである。動作の状態は、画像の入力から始まり、画像を消去するまでの動作の状態である。
横軸の「画像の入力」は、画像がHDDに記憶される動作を示す。2つある「FSBackUp後」は、RAM上のIMH用FSがHDD上にバックアップされた状態を示す。「画像の削除」は、画像を削除している状態を示す。「上書き中」と「上書き完了」は、そのままの意味である。
縦軸の「IMH用FS(RAM)」は、RAM上に記憶されているIMH用FSの状態を示す。「IMH用FS(HDD)」は、RAM上に記憶されたIMH用FSをHDDにバックアップしたものの状態を示す。「上書き用FS」は、上書き用FSの状態を示す。「上書き判定」は、横軸が示す状態時に、上書き判定を行うかどうか示すものである。「OFF/ON後」は、横軸が示す状態時に、電源が落とされ、その後再起動したとき上書きを行うかどうかを示すものである。
次に、表の内容について、横軸に沿って説明する。最初に画像の入力が行われる。このとき、画像が入力されるクラスタに対応する、RAM上のIMH用FSは「1」となり、それとほぼ同期している上書き用FSも「1」となる。このとき、上書き判定は行われない。また、このとき電源を落とされた場合、再起動後に上書きが行われる。
次のFSBackUp後は、RAM上に記憶されているIMH用FSがHDDにバックアップされたため、IMH用FS(HDD)の状態は「1」となる。このときも上書き判定は行われない。
次の画像の削除は、まずRAM上に記憶されているIMH用FSが「0」となり、他のFSの状態に変更はない。そしてこのとき、上書き判定は、実行を示す「EXE」となる。また、このとき電源を落とされた場合、再起動後に上書きが行われる。
次のFSBackUp後は、RAM上に記憶されているIMH用FSがHDDにバックアップされたため、IMH用FS(HDD)の状態は「0」となる。このとき上書き判定は行われない。
次の上書き中では、上書き対象となっているセクタが、上書きで使用中となるため、RAM上のIMH用FSは「1」となり、他のFSの状態に変更はない。また、このとき電源を落とされた場合、再起動後に上書きが行われる。
このようにして、上書きが完了すると、すべてのFSの状態は「0」となる。
以上がHDDの管理ならびに上書き方法である。次に、上記管理ならびに上書きを行うプログラムについて説明する。図15に示されるプログラムは、図1で説明したプログラムのうち、HDDの管理ならびに上書きに関するプログラムやドライバである。SCS20は、オペレーションパネル39へ、後述する表示の制御を行う。IMH23は、各FSの管理、FSの比較、HDDやRAMへの画像の記憶などを行う。HSM44は、上書きの実行を行う。デバイスドライバ404は、HDD38のドライバであり、このドライバの管理は、OSにより行われる。
次に、図16を用いてIMH23と、HSM44と、デバイスドライバ404の上書き処理について説明する。なお、図16に示されるHSM44には、HSM44内のイベント受信スレッド410と実行スレッド411とが示されている。イベント受信スレッド410は、IMH23からのイベント受信するスレッドである。実行スレッド411は、上書きに係る処理を実行するスレッドである。
IMH23により、IMH用FSに未使用を設定されたとする。この処理は、使用可否情報設定段階に対応する。まず実行スレッド411は、上書きするクラスタの有無をチェックする。このチェックにより上書きクラスタが有ると判断すると、実行スレッド411は、ステップS1901で、IMH23に対し、上書き実行開始を意味するOverWriteStartを通知する。IMH23は、ステップS1902で、イベント受信スレッド410でOverWriteStartResなる応答を通知する。イベント受信スレッド410は、その応答をそのまま実行スレッド411に通知する。
通知を受けた実行スレッド411は、上書きするデータを生成する。この上書きデータは所定のデータであり、例えば乱数が挙げられる。データが生成されると、実行スレッド411は、ステップS1904で、デバイスドライバ404に対し、HDD38を使用するための排他制御を要求するHdBlockReqを通知する。通知を受けたデバイスドライバ404は、HdBlockReqResなる応答を、ステップS1905で実行スレッド411に通知する。この応答で、もしIMH23がHDDを使用中などで、HDDの使用ができない場合、排他制御が可能となるまで、ステップS1904と1905が繰り返される。
排他制御が可能であれば、実行スレッド411は、デバイスドライバ404に、HDDへの書き込み要求を意味するHdDataWriteを通知する。これに対し、デバイスドライバ404は、ステップS1907でHdDataWriteResなる応答を通知する。
書き込みが終了すると、実行スレッド411は、ステップS1908で、排他の解除を要求するHdUnblockReqをデバイスドライバ404に通知する。デバイスドライバ404は、排他を解除すると、ステップS1909で、HdUnblockReqResを実行スレッド411に通知する。
以上説明した上書きデータの生成からステップS1909までの処理が上書き段階に対応し、1つのクラスタへの上書き処理が3回繰り返される。ここで、上書き処理の回数は、3回に限らず、融合機の性能や必要性に応じて、2回以上行われる。
この処理が終了すると、実行スレッド411は、ステップS1910で、1つのクラスタへの上書きが終了したことを、IMH23へOverWriteEndInfoとして通知する。その応答であるOverWriteEndInfoResを、IMH23は、ステップS1911でイベント受信スレッド410に通知する。この通知を、イベント受信スレッド410は、ステップS1912で、実行スレッド411に通知する。実行スレッド411は、上述した上書き対象クラスタの有無チェックから先ほどのステップS1912までの処理を、上書きの対象となるすべてのクラスタが終了するまで行う。上書きの対象となるすべてのクラスタへの上書きが終了すると、上書き処理は終了となる。
次に、上書きの対象となるクラスタがある場合、オペレーションパネル39にその旨を表示する場合について説明する。図17は、オペレーションパネル39にSCS20により表示が行われることを示す図である。有無情報提供手段に対応するSCS20は、オペレーションパネル39への表示制御を行う。IMH23は、上書き機能の有無と、上書き対象クラスタの有無をSCS20に通知する。これらの通知は、融合機の起動時にIMH23が判定し、SCS20へ通知される。
上書き対象クラスタがある場合、図18に示されるように、IMH23は、SCS20に上書き対象クラスタが有ることを通知する。SCS20は、上書き対象クラスタが有ることを通知されると、オペレーションパネル39に、上書き対象クラスタが有ることを示すダーティーアイコン405を表示する。
上書き対象クラスタがHSM44により上書きされた場合を、図19を用いて説明する。上書き対象クラスタがHSM44により上書きされと、IMH23は、上書き対象クラスタが無くなったことをSCS20に通知する。SCS20は、上書き対象クラスタが無くなったことを通知されると、クリーンアイコン406をオペレーションパネルに表示する。
本発明による融合機の一実施例の構成図である。 本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。 画像の入力を示す図である。 HDDの領域を示す図である。 管理情報を示す図である。 管理情報を示す図である。 上書きする様子を表現する図である。 上書き用FSを示す図である。 上書き用FSを示す図である。 上書き用FSを示す図である。 HSMがHDDに上書きする様子を示す図である。 上書き機能無効から有効としたものを示す図である。 上書き対象領域の判定処理を示す図である。 各FSの状態と融合機の動作の状態における処理などを示す図である。 HDDの管理ならびに上書きに関するプログラムやドライバを示す図である。 上書き処理を示すシーケンス図である。 オペレーションパネルにSCSにより表示が行われることを示す図である。 ダーティーアイコンを示す図である。 クリーンアイコンを示す図である。 HDD上の磁気データと、その読み取りデータを示す図である。 データ0を上書きしたHDD上の磁気データと、その読み取りデータを示す図である。 平坦にならなかったHDDの状態を示す図である。 NSAが推奨する方式を示す図である。
符号の説明
1 融合機
2 ソフトウェア群
3 融合機起動部
4 ハードウェア資源
5 アプリケーション層
6 プラットホーム層
7 コントロールサービス層
8 ハンドラ層
9 プリンタアプリ
10 コピーアプリ
11 ファックスアプリ
12 スキャナアプリ
13 ネットワークコントロールサービス(NCS)
14 デリバリーコントロールサービス(DCS)
15 オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
16 ファックスコントロールサービス(FCS)
17 エンジンコントロールサービス(ECS)
18 メモリコントロールサービス(MCS)
19 ユーザインフォメーションコントロールサービス(UCS)
20 システムコントロールサービス(SCS)
21 システムリソースマネージャ(SRM)
22 ファックスコントロールユニットハンドラ(FCUH)
23 イメージメモリハンドラ(IMH)
24 ハードウェアリソース
25 スキャナ
26 プロッタ
27 エンジンI/F(PCI)
28 アプリケーションプログラムインターフェース(API)
30 コントローラボード
31 CPU
32 システムメモリ(MEM−P)
33 ノースブリッジ(NB)
34 サウスブリッジ(SB)
35 AGP(Accelerated Graphics Port)
36 ASIC
37 ローカルメモリ(MEM−C)
38 ハードディスク装置(HDD)
39 オペレーションパネル
40 ファックスコントロールユニット(FCU)
41 USBデバイス
42 IEEE1394デバイス
43 エンジン部
44 HSM
50 NIC
51 セントロニクス
52 G3規格対応ユニット
53 G4規格対応ユニット
401 スキャナ
402 PC
403 RAM
404 デバイスドライバ
405 ダーティーアイコン
406 クリーンアイコン
410 イベント受信スレッド
411 実行スレッド
421 TEMP領域
422 システム領域
423 その他の領域
430 連結情報
431 クラスタマップ
432、433、435 四角
434 領域
440 IMH用FS
441 上書き用FS
451 無効状態
452 有効状態

Claims (18)

  1. 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、画像を含む情報を記憶するハードディスクとを有する画像形成装置において、
    前記ハードディスクが複数の領域に分割された分割領域ごとに、該分割領域が使用中かどうかを示す使用可否情報と、
    前記使用可否情報が前記ハードディスクにバックアップされたバックアップ情報と、
    前記一の情報が前記複数の分割領域に分割して記憶されている分割領域に関する情報である連結情報と、
    前記分割領域ごとに、該分割領域の消去を実行するかどうかを示す消去実行情報と、
    前記使用可否情報に使用中または未使用であることを設定する使用可否情報設定手段と、
    前記使用可否情報設定手段により使用中から未使用と設定された使用可否情報に対応する前記分割領域と、前記消去実行情報と前記使用可否情報と前記バックアップ情報に基づいて定まる分割領域とに、前記連結情報に基づき所定の情報を上書きする上書き手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記使用可否情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記消去情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記分割領域は、前記ハードディスクのクラスタであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記連結情報は、前記一の情報が分割して記憶された前記複数の分割領域を特定する特定情報と、該特定情報同士を関連付ける情報とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記情報を前記ハードディスクに記憶中、前記画像形成装置の電源が断たれ、再起動すると、前記上書き手段は、前記分割領域のうち、該分割領域に対応する前記使用可否情報と前記消去実行情報とが異なる場合、前記分割領域を上書きすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記上書き手段は、前記分割領域への上書きを複数回行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置に係る状態を表示するオペレーションパネルを有し、
    前記分割領域のうち、上書きが必要な分割領域の有無を前記オペレーションパネルに表示する有無情報提供手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記上書き手段は、その上書き機能を無効化することが可能であり、
    前記上書き機能を有効化されると、前記消去実行情報に基づき上書きを行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、画像を含む情報を記憶するハードディスクと、前記ハードディスクが複数の領域に分割された分割領域ごとに、該分割領域が使用中かどうかを示す使用可否情報と、前記使用可否情報が前記ハードディスクにバックアップされたバックアップ情報と、前記一の情報が前記複数の分割領域に分割して記憶されている分割領域に関する情報である連結情報と、前記分割領域ごとに、該分割領域の消去を実行するかどうかを示す消去実行情報とを有する画像形成装置での前記情報の消去方法であって、
    前記使用可否情報に使用中または未使用であることを設定する使用可否情報設定段階と、
    前記使用可否情報設定段階で使用中から未使用となった使用可否情報に対応する前記分割領域と、前記消去実行情報と前記使用可否情報と前記バックアップ情報に基づいて定まる分割領域とに、前記連結情報に基づき所定の情報を上書きする上書き段階と
    を有することを特徴とする消去方法。
  11. 前記使用可否情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  12. 前記消去情報は、1つの前記分割領域に対し、1ビットの情報を有することを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  13. 前記分割領域は、前記ハードディスクのクラスタであることを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  14. 前記連結情報は、前記一の情報が分割して記憶された前記複数の分割領域を特定する特定情報と、該特定情報同士を関連付ける情報とを有することを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  15. 前記情報を前記ハードディスクに記憶中、前記画像形成装置の電源が断たれ、再起動すると、前記上書き段階では、前記分割領域のうち、該分割領域に対応する前記使用可否情報と前記消去実行情報とが異なる場合、前記分割領域を上書きすることを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  16. 前記上書き段階では、前記分割領域への上書きを複数回行うことを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  17. 前記画像形成装置に係る状態を表示するオペレーションパネルに、前記分割領域のうち、上書きが必要な分割領域の有無を表示する有無情報提供段階を有することを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
  18. 前記上書き段階では、その上書き機能を無効化することが可能であり、
    前記上書き機能を有効化されると、前記消去実行情報に基づき上書きが行われることを特徴とする請求項10に記載の消去方法。
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