JP2005201700A - 標本作製装置 - Google Patents

標本作製装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005201700A
JP2005201700A JP2004006263A JP2004006263A JP2005201700A JP 2005201700 A JP2005201700 A JP 2005201700A JP 2004006263 A JP2004006263 A JP 2004006263A JP 2004006263 A JP2004006263 A JP 2004006263A JP 2005201700 A JP2005201700 A JP 2005201700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
pipette
specimen
sample
diffusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004006263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4417120B2 (ja
Inventor
Yoshimitsu Iwabuchi
喜光 岩渕
Koji Kudo
耕司 工藤
Chiaki Ito
千晶 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RA SYSTEMS KK
Sysmex Corp
Original Assignee
RA SYSTEMS KK
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RA SYSTEMS KK, Sysmex Corp filed Critical RA SYSTEMS KK
Priority to JP2004006263A priority Critical patent/JP4417120B2/ja
Publication of JP2005201700A publication Critical patent/JP2005201700A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4417120B2 publication Critical patent/JP4417120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

【課題】 フィルターを濾過したときに、尿や細胞浮遊液に含まれる有形試料をフィルターの所定範囲に拡散して捕集することにより、適正な観察や診断を行える標本を作製することができる標本作成装置を提供する。
【解決手段】 標本作成装置は、容器11に収納された尿や細胞等の試料液をピペット3を介して吸引ヘッド4により吸引し、吸引ヘッド4の吸引口に装着したフィルター5に試料液中の有形試料を濾過させて捕集する。そして、吸引ヘッド4の吸引口7とピペット3の間に、試料液の流路を拡散する拡散プレート9を配設する。拡散プレート9はピペット3の流通管部3aに対向する位置に設けられ、ピペット3の流通管部3aから流出した試料液が周囲方向に拡散することによって、フィルター5に試料液中の有形試料12をほぼ均一に捕集する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、尿や細胞浮遊液をフィルターによって濾過し、上記尿や細胞浮遊液に含まれる有形試料を捕集する標本作成装置に関する。
尿や細胞浮遊液からなる生体試料をフィルターによって濾過し、フィルター上に細胞を捕集して細胞診断用プレパラートを作成する一連の操作を自動的に行う自動固定標本作製装置は、特開2000−146782号公報(特許文献1)に開示されている。この標本作製装置は、フィルターの下流側を真空ポンプにより陰圧にして、フィルターの上流側から細胞浮遊液を吸引濾過することにより、フィルター上に細胞浮遊液内の細胞を濾過捕集して固定させる一連の操作を自動的に行えるようにしている。
このように、細胞浮遊液をフィルターによって濾過捕集させる方法は、フィルター濾過法として、直接塗抹法、オートスメヤ法と共に実用に供されている。特許文献1には、フィルター濾過法の具体的装置に関して詳述されていないが、フィルター濾過法は、図7に示すような構成によってフィルター上に細胞を濾過捕集している。すなわち、尿や細胞浮遊液からなる生体試料は、図示しない容器に収納され、この生体試料液はピペット100により吸引される。吸引ヘッド101の吸引口にはフィルター102が装着されていて、フィルター102の下面にはピペット100を当接している。そして、吸引ヘッド101の内部を、図示しない真空ポンプによって陰圧にすることによって、生体試料液がピペット100を介して吸引される。このとき、生体試料液がフィルター102を濾過することにより、生体試料液内に浮遊する細胞がフィルター102により捕集され、他の液体は吸引ヘッド101内に流入する。フィルター102に捕集された細胞103は、次の工程において、固定、染色、必要に応じてスライドガラス(プレパラート)への転写等を行うことにより、例えば顕微鏡用試料等の標本が作製される。
ところが、生体試料液がピペット100によって吸引され、フィルター102を濾過するが、この生体試料液はピペット100からほぼ直線的に流通するために、生体試料液がフィルター102のほぼ中央部分に集中する。この結果、図7に示すように、生体試料液内に浮遊する細胞103がフィルター102の中央部分に集中的に捕集され易くなり、周囲に捕集され難くなる。標本としては、フィルター102の必要個所に細胞103を均一に分散させた状態が望ましく、中央部分に細胞103を集中させた状態の標本は、適正な観察や診断ができなくなる問題が生ずる。このような細胞103の集中化が観察の障害になる場合には、捕集された細胞103を周囲に移動させて分散させようとするが、細胞103が変形し易いために、適切な細胞診断ができない問題が生ずる。
特開2000−146782号公報
本発明の課題は、フィルターを濾過したときに、尿や細胞浮遊液に含まれる有形試料をフィルターの所定範囲に拡散して捕集することにより、適正な観察や診断を行える標本を作製することができる標本作成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1の発明の標本作成装置は、容器に収納された尿や細胞等の試料液がピペットを介して吸引ヘッドにより吸引され、上記試料液中の有形試料を上記吸引ヘッドの吸引口に装着したフィルターにより濾過して捕集する標本作成装置であって、上記吸引ヘッドの吸引口と上記ピペットの間に、上記試料液の流路を拡散する拡散プレートを配設したことを要旨とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記拡散プレートは、上記吸引ヘッドの吸引口に嵌合する環状の外壁と、漏斗状に形成された上記ピペットの流通管部に対向する位置に設けられた拡散部と、この拡散部を支持するブリッジ部とを有することを要旨とする。
さらに、請求項3の発明は、請求項1の発明において、上記拡散プレートは、上記ピペットの漏斗部内に配設され、上記流通管部に対向する位置に設けられた拡散部と、この拡散部と上記漏斗部とを連結して支持するブリッジ部とを有することを要旨とする。
さらにまた、請求項4の発明は、請求項1の発明において、上記フィルターが、透孔を有するプレパラートに多数の微細孔が形成されたフィルターが貼付されたフィルタラートであることを要旨とする。
本発明によれば、吸引ヘッドの吸引口とピペットの間に、試料液の流路を拡散する拡散プレートを配設することにより、ピペットを介して吸引される試料液が拡散プレートによって拡散されるので、フィルターには必要な所定範囲に試料液中の有形試料をほぼ均一に捕集することが可能となり、適正な観察や診断を行える標本を作製することができる。また、拡散プレートを配設する簡易な構成により、標本作成装置のコストに対して悪影響を及ぼすことが防止できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、拡散プレートを吸引ヘッドの吸引口に嵌合し、ブリッジ部によって支持された拡散部をピペットの流通管部に対向する位置に設けたので、ピペットの流通管部から直線的に吸引される試料液が拡散部によってフィルターの必要な所定範囲にほぼ均一に拡散して試料液を濾過させることから、試料液中の有形試料をほぼ均一に捕集することが可能となる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、拡散プレートをピペットの漏斗部内に配設し、ブリッジ部によって支持された拡散部をピペットの流通管部に対向する位置に設けたので、ピペットの流通管部から直線的に吸引される試料液を拡散部によって予め拡散した後にフィルターの必要な所定範囲にほぼ均一に試料液を濾過させることから、フィルターに試料液中の有形試料をほぼ均一に捕集させることが可能となる。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、透孔を有するプレパラートに多数の微細孔が形成されたフィルターが貼付されたフィルタラートをフィルターとしているので、フィルターに捕集された有形試料を他のスライドガラス(プレパラート)に転写する必要ななく、そのまま標本とすることが可能となる。このため、捕集された有形試料の変形が防止され、適正な観察や診断を行える標本を作製することができ、使い勝手の良い装置を提供することができる。
標本作成装置は、容器に収納された尿や細胞等の試料液をピペットを介して吸引ヘッドにより吸引し、吸引ヘッドの吸引口に装着したフィルターに試料液中の有形試料を濾過させて捕集する。そして、吸引ヘッドの吸引口とピペットの間には、試料液の流路を拡散する拡散プレートを配設する。拡散プレートをピペットの流通管部に対向する位置に設けると、ピペットの流通管部から流出した試料液の流路に対して傷害となり、試料液が周囲方向に拡散されることによって、フィルターには試料液中の有形試料がほぼ均一に捕集される。
本発明にかかる標本作成装置について、図3により説明する。標本作成装置は、装置本体1と、試料液を収納する容器11を載置するための載置台2と、上記試料液を流通させるピペット3と、上記試料液を吸引する吸引ヘッド4、および、ピペット3と吸引ヘッド4との間に配設されるフィルター5が少なくとも配設されている。
上記吸引ヘッド4は、図1および図2に示すように、略カップ状に形成されたケース6の内部には、略漏斗状に形成された吸引口7が配設されている。吸引口7は、図示下方の開口部7aの外周がケース6の開口部内周に接合した状態で嵌合固着され、図示上方の筒部7bがケース6の上方から突出している。そして、ケース6から突出した筒部7bの先端には、一端を図示しない真空ポンプに接続したパイプ8の他端が接続されている。また、ケース6の開口部には、後述する拡散プレート9とダンパー10が重合して装着されている。
拡散プレート9は、外周面をケース6の内周面にほぼ面接合させる円筒状の外周壁9aと、中央部に配設された略円柱状の拡散部材9bと、この拡散部材9bを上記外周壁9aに支持する支持アーム9cによって構成され、外周壁9aと拡散部材9bとの間を上記試料液が流通するように構成されている。
ダンパー10は、上記試料液を流通させるように多数の透孔が設けられ、しかも、弾性を有する例えば樹脂製の発泡ゴムによって略円盤状に形成され、拡散プレート9の開口部もしくはケース6の開口部を塞ぐように装着されている。
ピペット3は略漏斗状に形成され、上記試料液を収納する容器11まで到達するように形成された流通管部3aが一体に設けられている。また、ピペット3の漏斗部3bは、開口端の外径が拡散プレート9の開口部の内径と同じか、やや小さく形成されている。
また、試料液中の有形試料を捕集するためのフィルター5は、ピペット3の漏斗部3bの開口端とダンパー10との間に出入り自在に設置される。この実施例においては、フィルタラートがフィルター5として使用される。フィルタラートは、例えば、アルミニウム製からなるプレパラート5aの中央に形成した透孔を塞ぐように、例えばポリカーボネート製からなるフィルター部5bが貼設されている。このフィルター部5bは、ポアサイズが3μm、5μm、8μm等の多数の微細孔が形成されていて、捕集する有形試料によって適宜選択される。このようなフィルタラートは、フィルター部5bに有形試料を捕集することができるので、従来一般に使用されているスライドガラスに有形試料を塗抹する必要がなく、有形試料を捕集したまま従来のスライドガラスと同様に扱える特徴を有している。
次に、上述したように構成した標本作成装置は、フィルター濾過法によって尿や細胞浮遊液からなる試料液中の有形試料を捕集する形式の装置であり、以下、動作について説明する。まず、ピペット3を所定の位置に設置した後に、フィルタラートからなるフィルター5を吸引ヘッド4の吸引口7に設置する。そして、上記試料液を収納した容器11を載置台2に載置する。その後、載置台2の上昇によって容器11が上昇し、試料液中にピペット3の流通管部3aが没入される。
この状態から、図示しない真空ポンプを運転させると、吸引ヘッド4の吸引口7内が真空状態となって、ピペット3を介して容器11内の上記試料液が吸引される。この試料液は、やがてフィルター部5bによって濾過され、試料液中の細胞等の有形試料が捕集される。濾過後の試料液は排液となって、ダンパー10および拡散プレート9を流通して、吸引ヘッド4の吸引口7内に吸引される。この排液は、パイプ8を介して図示しない排液タンクに送られるか、または、装置外へ排出される。なお、上記試料液を吸引してフィルター部5bにより濾過するときに、フィルター5が吸引ヘッド4方向に引き寄せられて膨出する。この場合は、フィルター部5bがダンパー10に当接するので、フィルター部5bの膨出が阻止され、フィルター部5bの破損を未然に防止することができる。また、ダンパー10を拡散プレート9とフィルター部5bとの間に介在させることにより、フィルター部5bが拡散部材9bに接触させないように両者を離間させると共に、この離間によって試料液の流れを平均化させている。
以上のように、試料液をフィルター部5bによって濾過するとき、試料液は、ピペット3の内径が小さい流通管部3aからフィルター部5bに向けて直線的に流出しようとする。ところが、吸引口7の開口部には拡散プレート9が装着され、しかも、ピペット3の流通管部3aに対向するように略円柱状の拡散部材9aが配設されているので、試料液の流路が拡散部材9aによって妨げられることから、試料液は、図4において点線で示すように、拡散部材9aを避けて外周方向に流路が変更される。この結果、試料液中の細胞等の有形試料も拡散部材9aによって外周方向に移動するので、図4に示すように、フィルター5には有形試料12がほぼ均一に捕集される。このように、フィルター部5bの一方面に有形試料12をほぼ均一に捕集したフィルタラートによって標本が作製され、標本作成装置から取り出された後に、顕微鏡用試料等に使用される。
図5(A)(B)は、拡散プレートの変形例を示している。すなわち、拡散プレートに配設された拡散部材は、試料液の流路を変更する機能を有していることから、拡散部材の形状を異ならせることにより、種々の流路に変更して、フィルター部5bに捕集される有形試料12の分散状態を変えることが可能となる。図5(A)は、拡散プレート20に配設された拡散部材20aとして、フィルター部5bおよび吸引口7側の形状を各々略円錐状に形成した例を示している。このように、ピペット3の流通管部3aに対向する部分を略円錐状にすると、周囲の斜面によって試料液が外周方向に方向転換させるので、試料液を円滑に拡散することが可能となる。また、周囲の斜面の角度を変更することによって、拡散状態を任意に調整することが可能となる。なお、図5(A)において、20bは外周壁、20cは拡散部材20aを支持する支持アームである。
図5(B)は、拡散部材21aとして、フィルター部5bおよび吸引口7側を各々略半球状に形成した例を示している。この例においても、図5(A)に示した例と同様に、試料液の流れを円滑に方向転換して、試料液を拡散することにより、有形試料12を均一に分散させることが可能となる。また、半径を適宜に変えることによって、拡散状態を任意に調整することが可能となる。なお、図5(B)において、21は拡散プレート、21bは外周壁、21cは拡散部材21aを支持する支持アームである。
図6は、本発明にかかる標本作成装置の第2の実施例を示し、拡散プレートをピペットの漏斗部内に配設したものである。なお、図6において、上述した第1の実施例と同じ符号は同じ構成部品を示し、その詳細な説明は省略する。第2の実施例において、ピペット30の漏斗部30b内には、流通管部30aに対向する位置に拡散プレート31の拡散部材31aが配設されている。この拡散部材31aは、漏斗部30bに複数本のブリッジ部31bによって支持されている。上記拡散部材31aは、図5(A)に示した拡散部材と同様に、フィルター部5bおよび吸引口7側の形状を各々略円錐状に形成している。なお、拡散部材31aの形状は、図4または図5(B)に示した形状に変更しても良い。
この第2の実施例において、まず、前述した実施例と同様に、ピペット30、フィルタラートからなるフィルター部5b、および、試料液を収納した容器11を各々設置した後に、図示しない真空ポンプを運転させてピペット30を介して容器11内の上記試料液を吸引する。試料液は、やがてフィルター部5bによって濾過され、試料液中の細胞等の有形試料が捕集される。
このように、試料液をフィルター部5bによって濾過するとき、ピペット3の流通管部3aからフィルター部5bに向けて直線的に流出しようとする試料液は、図6において点線で示すように、拡散プレート31の拡散部材31aによって流路が外周方向に方向転換させられる。この結果、試料液中の細胞等の有形試料12も拡散部材31aによって外周方向に移動するので、試料液をフィルター部5bによって濾過するときに、有形試料12がほぼ均一に捕集される。
上述したように、拡散プレート31の拡散部材31aをピペット30の漏斗部30b内に配設していることから、拡散部材31aと流通管部30aとの距離が小さくなるので、試料液の流路が外周方向に大きく方向転換されるが、拡散部材31aとフィルター部5bとの距離が大きくなるので、拡散部材31aの近傍を通過する試料液が拡散部材31aを回折するようになるので、試料液はフィルター部5bの全面にほぼ均一に濾過されるようになり、この結果、有形試料12をほぼ均一に捕集することができる。
なお、ピペット30の漏斗部30b内に配設する拡散プレート31は、ピペット30に一体に形成しても、別体の拡散プレート31を漏斗部30b内に接着または嵌合固着する等、適宜の手段によって配設するようにしても良い。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。前述した実施例において、拡散プレートに配設する拡散部材は、その形状を変更する他、直径を変更するようにしても良い。また、拡散部材を例えば三角形や四角形等の非円形に形成しても良く、有形試料の拡散状況に応じて適宜の形状に変更しても良い。さらに、ダンパーは、試料液の吸引圧力が低い場合等、フィルターの強度との関係で省略しても良い。
本発明は、病院などの医療施設に設けられ、尿または細胞浮遊液をフィルターによって濾過して有形試料の病理標本を作製する標本作製装置に適用できる。
本発明にかかる標本作製装置のフィルター濾過装置の構成を示す構成説明図である。 図1におけるフィルター濾過装置の主要部を示す分解斜視図である。 本発明にかかる標本作製装置の構成を示す正面図である 本発明におけるフィルター濾過装置の動作を示す説明図である。 (A)(B)は、拡散プレートの変形例を示す構成説明図である。 本発明にかかる標本作製装置の第2の実施例を示す構成説明図である。 フィルター濾過装置の動作を示す説明図である。
符号の説明
1 標本作製装置本体
3 ピペット
3a 流通管部
3b 漏斗部
4 吸引ヘッド
5 フィルター
5a プレパラート
5b フィルター部
6 ケース
7 吸引口
9 拡散プレート
9a 外周壁
9b 拡散部材
9c 支持アーム
10 ダンパー
11 容器
12 有形試料

Claims (4)

  1. 容器に収納された尿や細胞等の試料液がピペットを介して吸引ヘッドにより吸引され、上記試料液中の有形試料を上記吸引ヘッドの吸引口に装着したフィルターにより濾過して捕集する標本作成装置であって、
    上記吸引ヘッドの吸引口と上記ピペットの間に、上記試料液の流路を拡散する拡散プレートを配設したことを特徴とする標本作製装置。
  2. 上記拡散プレートは、上記吸引ヘッドの吸引口に嵌合する環状の外壁と、漏斗状に形成された上記ピペットの流通管部に対向する位置に設けられた拡散部と、この拡散部を支持するブリッジ部とを有する請求項1に記載の標本作製装置。
  3. 上記拡散プレートは、上記ピペットの漏斗部内に配設され、上記流通管部に対向する位置に設けられた拡散部と、この拡散部と上記漏斗部とを連結して支持するブリッジ部とを有する請求項1に記載の標本作製装置。
  4. 上記フィルターが、透孔を有するプレパラートに多数の微細孔が形成されたフィルターが貼付されたフィルタラートである請求項1に記載の標本作製装置。
JP2004006263A 2004-01-14 2004-01-14 標本作製装置 Expired - Fee Related JP4417120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006263A JP4417120B2 (ja) 2004-01-14 2004-01-14 標本作製装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006263A JP4417120B2 (ja) 2004-01-14 2004-01-14 標本作製装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005201700A true JP2005201700A (ja) 2005-07-28
JP4417120B2 JP4417120B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=34820284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004006263A Expired - Fee Related JP4417120B2 (ja) 2004-01-14 2004-01-14 標本作製装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4417120B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011509657A (ja) * 2008-01-09 2011-03-31 サイトシステムズ リミテッド 濾過により生体物質を分離する装置および方法
WO2011081091A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社 拡散可能担体封入流管、その処理装置およびその処理方法
CN109913367A (zh) * 2019-03-06 2019-06-21 兴宏业(武汉)科技有限公司 细胞采集器及细胞制片方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109827813B (zh) * 2019-03-04 2021-10-15 中国地质科学院水文地质环境地质研究所 一种大气降水同位素分析月累积样品采集装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011509657A (ja) * 2008-01-09 2011-03-31 サイトシステムズ リミテッド 濾過により生体物質を分離する装置および方法
WO2011081091A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社 拡散可能担体封入流管、その処理装置およびその処理方法
JP5732407B2 (ja) * 2009-12-28 2015-06-10 ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社 拡散可能担体封入流管、その処理装置およびその処理方法
CN109913367A (zh) * 2019-03-06 2019-06-21 兴宏业(武汉)科技有限公司 细胞采集器及细胞制片方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4417120B2 (ja) 2010-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2784549T3 (es) Dispositivo y método de preparación de muestras todo en uno
CN107201304B (zh) 使用可转移的膜收集悬浮细胞
US20120107925A1 (en) Devices for separating cells and methods of using them
EP2818542A1 (en) Cell trapping device
US20210231643A1 (en) Vacuum-assisted plasma separation
US7537624B2 (en) Condensate filter, particularly for pneumatic classification modules
JP2013517932A5 (ja)
JP2013517932A (ja) 液体を濾過する構造および方法、および顕微鏡検査法での利用法
US10065184B2 (en) Pipette having integrated filtration assembly
KR20090007692A (ko) 필터 부착 마이크로 플레이트
JP2007304016A (ja) 血液分離装置
JP4417120B2 (ja) 標本作製装置
WO2020009099A1 (ja) 濾過回収装置及び濾過回収方法
KR20160061645A (ko) 세포 도말장치용 멤브레인 필터용기
KR100660117B1 (ko) 침전방식과 음압을 이용한 액상 세포 검사용 세포 필터링 장치 및 그 방법
KR101687348B1 (ko) 액상세포 검사를 위한 멤브레인 필터 용기
WO2021103200A1 (zh) 一种富集器、富集系统、样本制造系统和样本检测系统
WO2020039677A1 (ja) 濾過装置及び濾過方法
JP2003194806A (ja) 血球分離用チップ
KR20160099286A (ko) 액상세포 검사를 위한 멤브레인 필터 용기
JP4397251B2 (ja) 標本作製装置
KR102263547B1 (ko) 하부 몸체에 경사가 형성된 검체 도말용 필터링 구조체 및 이를 이용하는 도말 시스템
JPS63202372A (ja) 被検査体の瀘過装置
CN211537801U (zh) 一种有过滤功能的移液器吸头
CN112999743B (zh) 一种高压过滤阀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4417120

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151204

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees