JP2005200076A - 混合用2液収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1液収容外容器および第2液収容浅底内容器ともに防湿性およびガスバリヤ性に優れ、浅底内容器に対する蓋の開閉を容易なものとする。
【解決手段】混合用2液収容容器は、第1液収容外容器(1)と、外容器(1)の口を塞ぐように外容器(1)内の上部にはめ入れられた第2液収容浅底内容器(2)とよりなる。外容器(1)は、ブリキ製で、口縁にフランジ(3)が形成され、下方突出状カール部(4)が設けられている。浅底内容器(2)は、アルミニウム箔芯層(5)とその内外両面に形成せられた未延伸ポリプロピレン被覆層(6)(7)とよりなる積層シート(8)を深絞り成形してつくられかつ口縁に外容器(1)のフランジ(3)の上に重なる平坦なフランジ(9)が形成され、下方突出状カール部(10)が設けられている。開封用摘み(11)を備えかつ下面に熱封緘材層(12)を有するアルミニウム箔製の蓋(13)が、浅底内容器(2)のフランジ(9)上面に加熱融着し得るようになされている
【選択図】図1

Description

本発明は、2液混合型接着剤、同シーリング剤、同コーキング剤等容器に2液を別々に収容しておき使用時に混合する型の混合用2液収容容器に関する。
従来の混合用2液収容容器は、下記特許文献1に示されているように、ともにポリエチレンまたはポリプロピレンでつくられた第1液収容外容器と、第2液収容浅底内容器とよりなり、浅底内容器が外容器の口を塞ぐように外容器内の上部に着脱自在にはめ入れられ、浅底内容器の蓋の横断面C形周縁部が浅底内容器の斜め外へ張り出した口縁部または両容器の重なった状態の横断面L形口縁部を上から抱くようにして被せ止められているものである。
特開平10−157777号公報 特開平6−191564号公報
従来の上記混合用2液収容容器では、両容器ともに合成樹脂製であるから、防湿性およびガスバリヤ性に劣るうらみがあった。また、浅底内容器の蓋の横断面C形周縁部が浅底内容器の斜め外へ張り出した口縁部または両容器の重なった状態の横断面L形口縁部を上から抱くようにして被せ止められているものであるから、蓋の開閉が面倒であるという問題があった。
本発明の目的は、両容器ともに防湿性およびガスバリヤ性に優れ、しかも浅底内容器に対する蓋の開閉がきわめて容易な混合用2液収容容器を提供するにある。
請求項1の発明は、第1液収容外容器と、外容器の口を塞ぐように外容器内の上部に着脱自在にはめ入れられた第2液収容浅底内容器とよりなる混合用2液収容容器において、外容器が金属または金属を主体とする材料でつくられており、浅底内容器がアルミニウム箔芯層とその両面に形成せられた合成樹脂被覆層とよりなる積層シートを深絞り成形してつくられかつ口縁に平坦なフランジが形成されており、開封用摘みを備えかつ下面に熱封緘材層を有するアルミニウム箔製の蓋が、浅底内容器に第2液を充填した後、フランジ上面に加熱融着し得るようになされているものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の混合用2液収容容器において、浅底内容器のフランジに下方突出状カール部が設けられているものである。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の混合用2液収容容器において、外容器内周面および浅底内容器外周面相互に後者の高さの少なくとも一部で密接する密接帯域が存在しているものである。
請求項4の発明は、請求項3記載の混合用2液収容容器において、浅底内容器外周面の密接帯域に、浅底内容器はめ入れ時の内部空気脱出溝が設けられているものである。
外容器の金属材料としては、ブリキが一般的である。また、外容器の金属を主体とするものとしては、浅底内容器と同様にアルミニウム箔芯層とその両面に形成せられた合成樹脂被覆層とよりなる積層シートを深絞り成形してつくられたものがあげられる。
アルミニウム箔芯層の両面に合成樹脂被覆層を形成する方法としては、アルミニウム箔に合成樹脂フィルムを接合する方法とアルミニウム箔に合成樹脂をコーティングする方法がある。浅底内容器の外面側に使用される合成樹脂の具体例としては、フィルムの場合、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルおよびこれらの共重合体があげられ、コーティングの場合、熱硬化型アクリル樹脂およびエポキシ樹脂があげられる。また、容器の内面側に使用される合成樹脂はフランジ部分に熱封緘性が要求されるので、その具体例としては、フィルムの場合、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルおよびこれらの共重合体があげられ、コーティングの場合、塩化酢酸ビニールおよび酸変性ポリオレフィンがあげられる。
本発明の混合用2液収容容器は、外容器が金属または金属を主体とする材料でつくられており、浅底内容器がアルミニウム箔芯層とその両面に形成せられた合成樹脂被覆層とよりなる積層シートを深絞り成形してつくられたものであるから、両容器とも防湿性およびガスバリヤ性に優れ、容器内の液の変質を防ぐ。また、浅底内容器の口縁に平坦なフランジが形成されており、開封用摘みを備えかつ下面に熱封緘材層を有するアルミニウム箔製の蓋が、浅底内容器に第2液を充填した後、フランジ上面に加熱融着し得るようになされているから、蓋を容易かつ迅速に閉じ得るし、蓋の開放も摘みを持って浅底内容器のフランジから引き剥がすだけでよく、全面的にかつ簡単に開くことができる。
本発明をどのように実施するかを具体的に説明するために、以下に実施例を示す。
図示の本発明による混合用2液収容容器は、第1液収容外容器(1)と、外容器(1)の口を塞ぐように外容器(1)内の上部にはめ入れられた第2液収容浅底内容器(2)とよりなる。外容器(1)は、ブリキ製で有底円筒状に形成せられており、口縁に平坦なフランジ(3)が形成せられ、これに下方突出状カール部(4)が設けられている。浅底内容器(2)は、アルミニウム箔芯層(5)とその内外両面に形成せられた未延伸ポリプロピレン被覆層(6)(7)とよりなる積層シート(8)を深絞り成形してつくられかつ口縁に外容器(1)の平坦なフランジ(3)の上に重なる平坦なフランジ(9)が形成されており、これに下方突出状カール部(10)が設けられている。浅底内容器(2)の下方突出状カール部(10)は、外容器(1)の下方突出状カール部(4)の外側にはまってこれと重なるような位置にあり、これにより浅底内容器(2)は確実に外容器(1)内に保持される。そして、開封用摘み(11)を備えかつ下面に熱封緘材層(12)を有するアルミニウム箔製の蓋(13)が、浅底内容器(2)に第2液を充填した後、これのフランジ(9)上面に加熱融着し得るようになされている。
浅底内容器(2)の胴は、上から順に垂直部(2a)、これの下に連なり浅底内容器(2)の高さの中央より若干上方位置にある第1内下向き傾斜部(2b)およびこれの下に連なる第2内下向き傾斜部(2c)の3部分よりなり、第2内下向き傾斜部(2c)は垂直に近い傾斜角度であり、第1内下向き傾斜部(2b)は、第2内下向き傾斜部(2c)の傾斜角度より緩い傾斜角度である。浅底内容器(2)の胴の垂直部(2a)の外径は外容器(1)の内径に等しく、その結果、外容器(1)の内周面および浅底内容器(2)の外周面相互に後者の高さの上部で密接する密接帯域(14)が存在することになり、この密接帯域(14)と、外容器(1)の平坦なフランジ(3)および浅底内容器(2)の平坦なフランジ(9)の重なりとにより、浅底内容器(2)で口が塞がれた外容器(1)が閉鎖される。これにより外容器(1)の口を塞ぐための別個の内蓋部材が不要となる。浅底内容器(2)の胴の第1内下向き傾斜部(2b)およびこれの下に連なる第2内下向き傾斜部(2c)の存在は、浅底内容器(2)の外容器(1)に対する出し入れを容易にする。浅底内容器(2)を外容器(1)にはめるさい、浅底内容器(2)で外容器(1)内の空気を圧縮するが、密接帯域(14)の存在により外容器(1)内の空気が閉じ込められると、浅底内容器(2)をはめ入れ難いので、浅底内容器(2)の外周面の密接帯域(14)に、浅底内容器(2)はめ入れ時の内部空気抜き用垂直溝(15)が3つ等間隔に設けられている。垂直溝(15)の数は3つに限らず、1つでもよいし4つでもよい。外容器(1)には、混合用2液収容容器の持ち運びに便利なようにアーチ状の吊り手(16)が取り付けられている。
なお、浅底内容器(2)に第2液を充填したさいその重みで浅底内容器(2)が変形するのを防ぐため、これの底壁に例えば放射状または同心円状で横断面U状のリブを設けることがある。
また、蓋(13)の開封を容易にするため、浅底内容器(2)におけるアルミニウム箔芯層(5)の内面に形成せられた未延伸ポリプロピレン被覆層(6)をつぎのように変えてもよい。すなわち、被覆層(6)を2層に分け、表面側の第1層と裏面側の第2層とを両層間の接着力を弱くした共押出しフィルムで構成し、この共押出しフィルムのフランジ(9)の口周縁部または口周縁部寄り部分において、表面側の第1層にフランジ(9)の全周を巡るように切れ目を設けておいてもよい。
さらに、外容器(1)の封緘性を確実にするため、外容器(1)のフランジ(3)と浅底内容器(2)のフランジ(9)とを接着剤により接着することもある。
使用時、外容器(1)から浅底内容器(2)を取り出し、その蓋(13)を開いて浅底内容器(2)の第2液を外容器(1)に移し、これと外容器(1)内の第1液とを外容器(1)内で混合する。この際、浅底内容器(2)の蓋(13)は全面開封されるようになっているので、冬季等において浅底内容器(2)内の第2液が固まった場合でも容易に取り出すことができる。しかも浅底内容器(2)は第2液を使用し尽くし空になると潰すことができるので、廃棄物のかさが小さくなり、廃棄に便利である。
本発明による混合用2液収容容器の垂直断面図である。 図1のII−II線にそう断面図である。 図1に示す混合用2液収容容器の部分拡大垂直断面図である。
符号の説明
1 外容器
2 浅底内容器
3 外容器のフランジ
4 外容器のカール部
5 アルミニウム箔芯層
6、7 合成樹脂被覆層(未延伸ポリプロピレン被覆層)
8 積層シート
9 浅底内容器のフランジ
10 浅底内容器の下方突出状カール部
11 開封用摘み
12 熱封緘材層
13 蓋
14 密接帯域
15 垂直溝

Claims (4)

  1. 第1液収容外容器と、外容器の口を塞ぐように外容器内の上部に着脱自在にはめ入れられた第2液収容浅底内容器とよりなる混合用2液収容容器において、外容器が金属または金属を主体とする材料でつくられており、浅底内容器がアルミニウム箔芯層とその両面に形成せられた合成樹脂被覆層とよりなる積層シートを深絞り成形してつくられかつ口縁に平坦なフランジが形成されており、開封用摘みを備えかつ下面に熱封緘材層を有するアルミニウム箔製の蓋が、浅底内容器に第2液を充填した後、フランジ上面に加熱融着し得るようになされている混合用2液収容容器。
  2. 浅底内容器のフランジに下方突出状カール部が設けられている請求項1記載の混合用2液収容容器。
  3. 外容器内周面および浅底内容器外周面相互に後者の高さの少なくとも一部で密接する密接帯域が存在している請求項1または2記載の混合用2液収容容器。
  4. 浅底内容器外周面の密接帯域に、浅底内容器はめ入れ時の内部空気脱出溝が設けられている請求項3記載の混合用2液収容容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007176519A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Acecook Co Ltd 即席食品用容器
JP2007176518A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Acecook Co Ltd 即席食品用容器
JP2009274755A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Kose Corp 包装容器

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