JP2005198906A - 遊技機 - Google Patents

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Junichi Takao
潤一 高尾
Satoshi Takahashi
敏 高橋
Katsuaki Hayakawa
勝昭 早川
Toshiyuki Yahiro
俊幸 八尋
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Abstract

【課題】 機種交換の際に集中管理装置との接続の手間を簡略化することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 第2端子装置37に、制御装置17と電気的に接続される接続端子60と、制御装置17から入力された電気信号を赤外線通信の信号として出力する第2出力部56とを設ける。第1端子装置20に第2出力部56から出力された信号を受け入れる第1入力部53と、第1入力部53が受け入れた信号に基づく情報を電気信号として出力する第1出力部45,46とを設ける。遊技盤6を本体基部5に装着した際に、第1入力部53と第2出力部56とは対向し、近接して配置される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される弾球遊技機などの遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機として、パチンコ機と称される弾球遊技機がある。パチンコ機を構成する基体となる本体基部には、遊技球などの遊技媒体が打ち出されて流下する遊技領域が形成された遊技盤を着脱自在に支持する支持部が設けられている。さらに、遊技領域を視認させる窓部を備えた前面扉(扉部材)が本体基部に軸支されて、遊技盤の前方において開閉自在に設けられている。また、遊技盤の前面には、複数の入賞口や、遊技に基づいて作動する入賞装置や画像表示装置が配設され、後面には、これらの作動を遊技球が入賞したことなどに基づいて制御する制御装置が配設されている。また、パチンコ機は、遊技盤上の特定の入賞口(始動口)に遊技球が入賞することを契機として抽選(乱数の抽出)を行い、抽選に当選(抽出した乱数が所定の値で合った場合)した場合に「大当たり」と称される遊技者に有利な遊技状態に移行するものが多い。このようなパチンコ機は、遊技場に設置されている状態で、且つ前面扉が閉じられてロック状態となっているときには、何人も本体基部の内部に配設された遊技盤や制御装置などには触れることができないようになっている。
また、現在のパチンコ機では、遊技場などにおいて新しい機種への機種替えを行う際に、パチンコ機を構成する部品全部を交換して新しいパチンコ機とせずに、パチンコ機の基本動作を行う部品を含んだ本体基部を遊技場などに据え置きにし、遊技盤及び抽選処理などを行う制御装置を含む機種に依存する部品を、本体基部から取り外して交換し、新しいパチンコ機として用いることによって、新規な遊技性を備えさせる機種替えにおける費用の低減を図ることが行われている。
また、最近の遊技場においては、管理コンピュータ等の集中管理装置を用いて遊技場に設置した複数の遊技機を集中的に管理することが行われている。したがって、最近のパチンコ機においては、集中管理装置とパチンコ機内の機器との通信を行うための通信装置を備えたものが多い。通信によってパチンコ機から出力される情報は、遊技球の貸し出しの情報、前面扉の開閉状態の情報及び本体基部内に貯留されている遊技球の貯留量の情報といった、本体基部とともに遊技場などに据え置く機器に関する情報と、賞球の情報、抽選結果などを含む遊技状態の情報、画像表示装置に表示される図柄の情報及び始動口に遊技球が入賞したことの情報といった、遊技盤とともに交換対象となる機器に関する情報とがあり、このため、これらの情報を出力する通信装置は少なくとも2つの端子装置を備え、該端子装置が本体基部と遊技盤のそれぞれに設けられ、各々の端子装置が独立して集中管理装置と接続されるようになっている。
しかしながら、上記のように本体基部と遊技盤のそれぞれに、互いに独立して集中管理装置に接続される端子装置が設けられた遊技機であっては、遊技場などにおいて新しい機種への機種替えを行う際に、本体基部に設けられた端子装置と集中管理装置とは接続させたままであっても、遊技盤に設けられた端子装置に対しては集中管理装置との接続をやり直す手間が掛かってしまっていた。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、機種交換の際に集中管理装置との接続の手間を簡略化することができる遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の遊技機は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤を着脱自在に支持する本体基部と、前記遊技盤または前記本体基部に設けた機器と遊技場での管理を集中的に行う集中管理装置とを通信可能とする通信装置とを備えたものであって、前記通信装置は、前記本体基部に配設され、前記本体基部に設けた機器で処理した第1情報を少なくとも受け入れて前記集中管理装置へ出力する第1端子装置と、前記遊技盤に配設され、前記遊技盤に設けた機器で処理した第2情報を受け入れて前記集中管理装置へ出力する第2端子装置とを備え、前記第1端子装置は、前記集中管理装置へ前記第1情報及び前記第2情報の少なくともいずれかを出力する第1出力部と、前記第2端子装置から出力された前記第2情報を受ける第1入力部とを備え、前記第2端子装置は、前記第1入力部に前記第2情報を電磁波を介して出力する第2出力部を備え、前記第1入力部と前記第2出力部とは、前記遊技盤を前記本体基部に装着した際に対向し、近接して配置されることを特徴とするものである。
請求項2記載の遊技機は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤を着脱自在に支持する本体基部と、前記遊技盤または前記本体基部に設けた機器と遊技場での管理を集中的に行う集中管理装置とを通信可能とする通信装置とを備えたものであって、前記通信装置は、前記本体基部に配設され、前記本体基部に設けた機器で処理した第1情報を少なくとも受け入れて前記集中管理装置へ出力する第1端子装置と、前記遊技盤に配設され、前記遊技盤に設けた機器で処理した第2情報を受け入れて前記集中管理装置へ出力する第2端子装置とを備え、前記第1端子装置は、前記集中管理装置へ前記第1情報及び前記第2情報の少なくともいずれかを出力する第1出力部と、前記第2端子装置から出力された前記第2情報を受ける第1入力部とを備え、前記第2端子装置は、前記第1入力部に前記第2情報を電気的接続を介して出力する第2出力部を備え、前記第1入力部と前記第2出力部とは、前記遊技盤を前記本体基部に装着した際に結合して電気的に接続されることを特徴とするものである。
請求項1記載の遊技機であっては、第2端子装置は遊技盤とともに交換対象となる機器に関する第2情報を第2出力部から電磁波を介して第1入力部に出力し、第1端子装置は第1入力部にて受け入れた第2情報を第1出力部から集中管理装置に出力することができ、また、第2出力部と第1入力部とは、遊技盤を本体基部に装着した際に対向し、近接して配置されるので、第1端子装置と第2端子装置との接続を別途行う必要がなく、したがって、遊技場などにおいて新しい機種への機種替えを行う際に、本体基部に設けられた第1端子装置と遊技場の集中管理装置の外部装置とを接続させたまま行い、集中管理装置との接続をやり直す手間を簡略化することができる。また、第2出力部と第1入力部は、対向し、近接した状態で電磁波を介して情報の授受を行うことで、情報の授受を行う際の互いの位置のずれを補うことができ、対向する位置(非接触な状態を含む)に関する精度を緩和することができる。また、第2出力部と第1入力部とは直結されないので、遊技盤を本体基部に装着する際に互いに衝突して相手を破損することを防止できる。また、第2出力部と第1入力部は電磁波を介して情報の授受を行うことで、接触不良による障害を防止することができる。
請求項2記載の遊技機であっては、第2端子装置は遊技盤とともに交換対象となる機器に関する第2情報を第2出力部から電気的接続を介して第1入力部に出力し、第1端子装置は第1入力部にて受け入れた第2情報を第1出力部から集中管理装置に出力することができ、また、第2出力部と第1入力部とは、遊技盤を本体基部に装着した際に結合して電気的に接続されるので、第1端子装置と第2端子装置との接続を別途行う必要がなく、したがって、遊技場などにおいて新しい機種への機種替えを行う際に、本体基部に設けられた第1端子装置と遊技場の集中管理装置の外部装置とを接続させたまま行い、集中管理装置との接続をやり直す手間を簡略化することができる。また、第2出力部と第1入力部とが情報を授受するための構成が、それぞれ電気的接点となる導電部材を備えただけの単純な構成となるので、コストダウンを図ることができる。また、第2出力部と第1入力部とを直接的に接続するので、情報の授受を行う際における外乱による障害を防止し、信頼性を向上させることができる。
図1に本発明を実施したパチンコ機と、遊技場を集中的に管理する集中管理装置とが通信可能に接続された状態を示す。遊技場において、パチンコ機(遊技機)2は複数台設置され、パチンコ機2それぞれと集中管理装置3とは通信線4によって通信可能に接続されている。集中管理装置3は、一般にホールコンピュータと呼ばれるものであって、パチンコ機2の状態を管理し、異状があれば遊技場の管理者に報知するなどといったことを行う。
図2に、本発明を用いたパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2は、基体となる本体基部5に、遊技球が流下する遊技領域6a(図4に図示)が形成された遊技盤6が装着されており、そして上部扉7及び下部扉8からなる2枚の前面扉9が本体基部5に対して回動自在となるように、図示しないヒンジ部に軸支されている。上部扉7の中央には開口7aが設けられており、この開口7aは上部扉7の裏側に組み付けられるガラス10等の透光性を有する部材により遮蔽される。なお、上部扉7が閉じている状態では、遊技の際に遊技領域6aを流下する遊技球や、遊技領域6aに設けられた入賞装置等は、上記開口7aを遮蔽するガラス10を介して視認される。
下部扉8には、供給皿11、操作ハンドル12が設けられる。供給皿11には、遊技を開始する際に遊技者に貸し出される遊技球が供給される他に、遊技領域6aを流下する遊技球が遊技領域6aに設けられた入賞口のいずれかに入賞したことを受けて、払い出し口11を介して払い出される賞球としての遊技球が受容される。
操作ハンドル12は、遊技を行う際に操作されて回動するものであり、この操作ハンドル12の内部に設けられた打ち出し用ボリューム14(図8に図示)の出力値が変化することを受けて、発射制御装置15(図3に図示)が発射装置16が遊技球を打ち出す強さを制御する。なお、操作ハンドル12を操作しない場合には、操作ハンドル12は、発射装置16における遊技球の打ち出しを行わない初期位置に位置する。
図3にパチンコ機2の裏側の外観を示す。パチンコ機2の背面側には、制御装置17、払い出し制御装置18、遊技球貯留部19及び第1端子装置20が配設されている。制御装置17は、パチンコ機2を作動制御する装置であり、支持部材21(図4に図示)を介して遊技盤6の背面に取り付けられており、遊技場などにおける機種替えの際に、遊技盤6とともに本体基部5から取り外されて交換される。
払い出し制御装置18は、遊技者に貸し出す遊技球や賞球としての遊技球を払い出す払い出し装置25の作動を制御する。遊技球貯留部19は、払い出し装置25が払い出しに用いる遊技球を、払い出し装置25の上方にて貯留する。遊技球貯留部19の底部には、貯留している遊技球の有無を検知する球切れセンサ26が設けられている。球切れセンサ26は、遊技球の自重によって押し下げられるとONまたはOFFに切り替わるスイッチとするなど、遊技球貯留部19が貯留している遊技球の有無を検知できるものであれば適宜のものを用いて良い。
図4に示すように、遊技盤6は、本体基部5の遊技盤支持部5aに対して着脱自在に装着されるようになっている。遊技盤6の前面にはガイドレール30等によって囲まれた遊技領域6aが形成されている。この遊技領域6aには、図示しない障害釘や風車の他に、始動入賞口を備えたスタートチャッカー31、通常入賞口を備えた入賞チャッカー32等の入賞装置が設けられる。また、遊技領域6aには、アタッカ33と呼ばれる開閉式の入賞装置が設けられ、このアタッカ33が開放されると、大入賞口が露呈される。なお、遊技球は、上記障害釘や風車に弾かれるか、センター役物34の側壁面等に弾かれて遊技領域6aを流下し、上記入賞口のいずれかに入賞するか、アウト口35によって回収される。遊技盤6の背面には、制御装置17を支持固定する支持部材21と、第2端子装置37が配設されている。第1端子装置20及び第2端子装置37は、パチンコ機2の本体基部5または遊技盤6に設けた機器と集中管理装置3とを通信可能とする通信装置38を構成する。また、上部扉7を開放したときに露呈される本体基部5の部位に、上部扉7の開閉を検知する扉開放センサ39が設けられている。なお、扉開放センサ39は、上部扉7の開閉を検知するものであれば良く、例えば上部扉7の背面によって押圧されることによってONまたはOFFに切り替わるスイッチ等、適宜のものを用いれば良い。
スタートチャッカー31には、入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ40(図8参照)を備え、この検知センサにより遊技球が検知される(始動入賞口に遊技球が入賞する)と、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、始動入賞口に遊技球が入賞すると、乱数の抽出、及び抽出された乱数が当たりとなる乱数であるか否かの判定が行われる。抽出された乱数が当たりと判定された場合には、通常の遊技状態よりも出球率(利益付与確率)が高くなる「大当たり」状態という遊技状態となる。「大当たり」状態における遊技では、アタッカ33が一定回数を限度に繰り返し開閉されることにより、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
入賞チャッカー32には、入賞した遊技球を検知する通常入賞球検知センサ41(図8参照)が設けられており、この検知センサにより遊技球が検知される(通常入賞口に遊技球が入賞する)と、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。
アタッカ33には、入賞した遊技球を検知するアタッカ入賞球検知センサ42(図8参照)が設けられており、この検知センサにより遊技球が検知される(大入賞口に遊技球が入賞する)と、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。
上記入賞装置が配設された遊技領域6aの略中央には、センター役物34が設けられ、センター役物34のほぼ中央に図柄表示装置43が配設される。この図柄表示装置43には、遊技中の演出が表示される他に、始動入賞口に遊技球が入賞したときに、抽出される乱数を用いた判定に基づく出目図柄の変動表示及び上記判定に基づく出目図柄の停止表示が行われる。
図5に第1端子装置20の外観を示す。第1端子装置20の、パチンコ機2における後側となる面には、第1出力部45〜49と、接続端子50〜52が設けられ、パチンコ機2における前側となる面には、第1入力部53が設けられている。第1出力部45,46と第1入力部53、第1出力部47と接続端子50、第1出力部48と接続端子51、第1出力部49と接続端子52は、それぞれ第1端子装置20において電気的に接続されている。通信線4を介して集中管理装置3を第1出力部47〜49に電気的に接続し、払い出し制御装置18、扉開放センサ39及び球切れセンサ26を、それぞれ接続端子50〜52に電気的に接続することによって、第1端子装置20は、本体基部5に設けた機器ので処理した第1情報である、遊技球の貸し出しの情報、上部扉7の開閉状態の情報及び遊技球貯留部に貯留されている遊技球の貯留量の情報を集中管理装置3に出力する。
第1入力部53には、後述する第2出力部56との電磁波を介した通信である赤外線通信を行うための受光部57及びコントローラ58、電源投入時より計時を行うタイマー59が設けられている。受光部57は、パチンコ機2における前側から照射される(遊技盤6の裏面からパチンコ機2の後側への方向に照射される)赤外線の強度変化を電気的な変化に変換する。コントローラ58は、受光部57が受光した赤外線通信の信号を分析して電気信号に変換し、第1出力部46から出力する。また、第1入力部53は、第2出力部56からの信号を所定時間受信しなかったときに、タイマー59の計時値に基づいてこれを判断し、異常検出情報を第1出力部45から出力する。なお、第1出力部45〜49及び接続端子50〜52の形状や仕様は上記のものに限られず、適宜のものを用いて良い。
図6に第2端子装置37の外観を示す。第2端子装置37の、パチンコ機2における後側となる面には、制御装置17で処理した第2情報を入力するための接続端子60と、第2出力部56とが設けられている。第2出力部56と接続端子60は電気的に接続されている。第2出力部56には、第1入力部53との赤外線通信を行うための発光部61及びコントローラ62が設けられている。発光部61は、パチンコ機2における後側に赤外線を発光する(遊技盤6の裏面からパチンコ機2の後側への方向に赤外線を発光する)LEDである。コントローラ62は、制御装置17から入力された電気信号を赤外線通信の信号に変換して発光部61を発光させる。接続端子60と制御装置17を電気機に接続することによって、第2端子装置37は、遊技盤6に設けた機器で処理した第2情報である、制御装置17から入力された情報を、第2出力部から赤外線の信号として出力する。なお、接続端子60の形状や仕様は上記のものに限られず、適宜のものを用いて良い。
遊技盤6を本体基部5に装着したときの、パチンコ機2における右側方から見た第1入力部53と第2出力部56との位置関係を図7に示す。第1端子装置20の第1入力部53は、遊技盤6を本体基部5に装着するにつれて、遊技盤6の背面に配設された第2端子装置37の第2出力部56に近づき、そして、遊技盤6を本体基部5に装着した際には、第1入力部53と第2出力部56とは対向し、近接した位置となる。この状態において、発光部61が発光した赤外線信号は直接、受光部57を照射する。
図8に示すように、パチンコ機2は基本的にCPU70、ROM71、及びRAM72を含む制御装置17によって作動制御される。ROM71には、遊技制御プログラム及び乱数生成処理プログラム等が所定の領域に格納されており、CPU70は、ROM71に記憶されているこれらのプログラムに基づいてパチンコ機2の作動を制御する。RAM72は遊技に利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
制御装置17(CPU70)は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを受けて、ROM71に記憶されている乱数生成プログラムを実行して乱数の抽出を行い、該乱数をROM71に記憶された当たり判定用の判定テーブルを参照して、抽出された乱数が当たりに設定された乱数であるか否かの判定を行う。この判定で、抽出された乱数が、当たりに設定された乱数である場合に、制御装置17は、通常の遊技状態を「大当たり」状態へと移行させる制御を大当たり実行プログラムに基づいて行う。制御装置17は、抽出した乱数に基づいて変動表示及び停止表示される出目図柄の組み合わせをROM71に記憶された図柄テーブルを用いて決定するとともに、図柄表示装置43に変動表示させる出目図柄の変動パターンを決定し、該変動パターンに基づいて図柄制御装置73を作動させ、図柄表示装置43における出目図柄の変動表示及び停止表示を行わせる制御命令(出力信号など)を生成する。
ランプ制御装置74は、制御装置17からの出力信号を受けて、遊技の際の演出として用いられる、遊技盤6や前面扉9に設けられたランプ75の発光制御を行う。
音声制御装置76は、制御装置17からの出力信号を受けて、本体基部5や前面扉9に設けられたスピーカ77の出力制御を行う。
可動物制御装置78は、アタッカ33の開閉動作を制御するために設けられる。制御装置17からの作動開始信号が可動物制御装置78に入力されると、アタッカ33の開閉動作が行われる。
払い出し制御装置18は、払い出し装置25の作動制御を行う。通常入賞口、始動入賞口、若しくは大入賞口のいずれかに遊技球が入賞したことに応じて、制御装置17は払い出し制御装置18に払い出し信号を入力する。払い出し信号が入力されると、払い出し制御装置18は、払い出し装置25を作動させて入賞に応じた所定個数の遊技球を賞球として払い出す。
制御装置17はパチンコ機2の作動制御を行いながら、賞球の情報、遊技状態が「大当たり」状態であるか否かの情報、図柄表示装置43に表示される出目図柄の情報及び始動入賞球検知センサ40の作動状態の情報を、それぞれの状態に変化があったときなどの適宜のタイミングで第2端子装置37にクロック信号とともに電気的信号として入力する。また、制御装置17は、制御装置17と接続された機器及び制御装置17で行われる処理に異常がない場合に、第1入力部53が異常検出情報を出力する判断基準の時間よりも短い間隔で、定期的に定期情報を第2端子装置37に入力する。
第2出力部56のコントローラ62が、制御装置17から入力された電気信号を、赤外線通信の信号に変換する例を図9及び図10に示す。先ず、コントローラ62は、制御装置17から入力されたクロック信号の立下り時点(図中破線で示す)における情報信号のレベルを判定する。次に、コントローラ62は、判定した情報信号のレベルがハイレベルであるときには「0」、ローレベルであるときには「1」として認識する。そして、情報信号が「0」のときと「1」のときとで、発光の立下りから次の立下りまでの時間が異なるように発光部61を発光させる。
第1入力部53のコントローラ58は、受光部57の電気的変化に基づいて、発光部61の発光の立下りから次の立下りまでの時間を分析し、「0」または「1」の情報信号を判定して、第1出力部46から電気的信号として出力する。情報信号は、送信開始を示す「0101」で始まり、情報の内容を示す信号を挟んで、送信終了を示す「1010」で終わる。情報を示す信号は、例えば、定期情報を「0000」、賞球の情報を「0001」、「大当たり」状態の情報を「0010」、図柄表示装置43に表示される出目図柄の情報を「0100」、始動入賞球検知センサ40の作動状態の情報を「1000」とするなど、適宜の態様を設定して良い。定期情報を「0000」とした場合の発光部61の発光パターンを図10に、「大当たり」状態 の情報を「0010」とした場合の発光部61の発光パターンを図11に示す。なお、送信開始を示す信号を2回繰り返すようにすることにより、送信開始を誤認識することを抑えるようにしても良い。また、第1入力部53と第2出力部56との通信において情報信号を暗号化することによって、不正な行為によって制御装置17の誤作動や故障が引き起こされた場合などに通信が成立しないようにすることができる。この暗号化は、例えば、情報信号を2進数として所定の数値変換を行うなど、適宜の方法で行って良い。
上記実施形態では、第1入力部53と第2出力部56とは、遊技盤6を本体基部5に装着した際に対向して近接し、赤外線通信を介して第2情報を授受していたが、これを、第1入力部53と第2出力部56とは、遊技盤6を本体基部5に装着した際に結合し、電気的接続を介して電気信号からなる第2情報を授受するとしても良い。この場合の例を図12に示す。第1入力部80は、受光部57の代わりに導電部材80aを備え、第2出力部81は、発光部61の代わりに導電部材81aを備えている。第2出力部81は、遊技盤6を本体基部5に装着するにつれて近づき、そして、遊技盤6を本体基部5に装着した際には、第1入力部53と第2出力部56とは結合する。この状態において、導電部材80aと導電部材81aとが互いに当接し導電状態となる。第2出力部81は、導電部材80aと導電部材81aとの電気的接続を介して、第1入力部80に接続端子60で受け入れた第2情報の出力を行う。
なお、上記実施形態では、集中管理装置3から制御装置17に信号を入力することはできなかったが、集中管理装置3から信号を入力する入力端子を第1端子装置20に設けて、集中管理装置3と制御装置17との間で双方向通信を行えるようにしても良い。
上記実施形態では、払い出し制御装置18、扉開放センサ39及び球切れセンサ26の情報を第1情報とし、制御装置17の情報を第2情報としたが、第1情報及び第2情報はこれらに限られず、例えば、本体基部5における所定位置を遊技球が通過したことを検知する装置の情報を第1情報とし、制御装置17の作動を補助する副制御装置の情報を第2情報とするなど、それぞれ適宜のものとして良い。また、第1出力部は個々の第1情報または第2情報に対応させて複数からなるように設けたが、統合した1つの第1出力部と集中管理装置とを接続させても良い。また、第1出力部に集中管理装置からの信号を受ける機能を持たせても良い。
本発明を実施したパチンコ機と集中管理装置との接続を示す概略図である。 本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 パチンコ機の背面側の外観を示す斜視図である。 遊技盤と本体基部を示す斜視図である。 第1端子装置の外観を示す斜視図である。 第2端子装置の外観を示す斜視図である。 第2出力部と第1入力部との位置関係を示す関係図である。 パチンコ機の電気的構成を示す機能ブロック図である。 第2端子装置に入力される電気信号の例を示すタイミングチャートである。 発光部の発光パターンの例を示すタイミングチャートである。 発光部の発光パターンの例を示すタイミングチャートである。 図7とは別実施形態の第2出力部と第1入力端子との位置関係を示す関係図である。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
3 集中管理装置
5 本体基部
6 遊技盤
6a 遊技領域
17 制御装置(第2装置)
20 第1端子装置
37 第2端子装置
38 通信装置
45〜49 第1出力部
53,80 第1入力部
56,81 第2出力部

Claims (2)

  1. 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技盤を着脱自在に支持する本体基部と、
    前記遊技盤または前記本体基部に設けた機器と遊技場での管理を集中的に行う集中管理装置とを通信可能とする通信装置とを備えた遊技機において、
    前記通信装置は、前記本体基部に配設され、前記本体基部に設けた機器で処理した第1情報を少なくとも受け入れて前記集中管理装置へ出力する第1端子装置と、前記遊技盤に配設され、前記遊技盤に設けた機器で処理した第2情報を受け入れて前記集中管理装置へ出力する第2端子装置とを備え、
    前記第1端子装置は、前記集中管理装置へ前記第1情報及び前記第2情報の少なくともいずれかを出力する第1出力部と、前記第2端子装置から出力された前記第2情報を受ける第1入力部とを備え、
    前記第2端子装置は、前記第1入力部に前記第2情報を電磁波を介して出力する第2出力部を備え、
    前記第1入力部と前記第2出力部とは、前記遊技盤を前記本体基部に装着した際に対向し、近接して配置されることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技盤を着脱自在に支持する本体基部と、
    前記遊技盤または前記本体基部に設けた機器と遊技場での管理を集中的に行う集中管理する集中管理装置とを通信可能とする通信装置とを備えた遊技機において、
    前記通信装置は、前記本体基部に配設され、前記本体基部に設けた機器で処理した第1情報を少なくとも受け入れて前記集中管理装置へ出力する第1端子装置と、前記遊技盤に配設され、前記遊技盤に設けた機器で処理した第2情報を受け入れて前記集中管理装置へ出力する第2端子装置とを備え、
    前記第1端子装置は、前記集中管理装置へ前記第1情報及び前記第2情報の少なくともいずれかを出力する第1出力部と、前記第2端子装置から出力された前記第2情報を受ける第1入力部とを備え、
    前記第2端子装置は、前記第1入力部に前記第2情報を電気的接続を介して出力する第2出力部を備え、
    前記第1入力部と前記第2出力部とは、前記遊技盤を前記本体基部に装着した際に結合して電気的に接続されることを特徴とする遊技機。
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