JP2005197849A - スピーカユニット - Google Patents

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Yoshio Kaneko
義男 金子
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【課題】スピーカシステムの振動板の背面の音が、フレー厶や磁気回路部に衝突し、反射が生じたり自由な放射が妨げられ、前面への音波の放射に悪影響を与えることがなく、フレームや磁気回路構成部品が振動板の音波の放射を妨げず、ノイズの少ない響きの美しい高音質なスピーカを提供することを課題としている。
【解決手段】振動板の前面側と背面側にホーンを配し、磁気回路構成部品とボイスコイルをホーンロード外に配した構造とし、ホーンロードの外にあるボイスコイルと、ホーンロード内の振動板を連結部材を介して接着結合し、振動板を振動させる構造とすることで、課題の解決手段とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音声信号を音響に変換するスピーカユニットに関する。
従来のスピーカユニットの例として、図5や図6に示すような厶ービング・コイル型のものが用いられている。強い磁界内に置かれたボイスコイルに音声電流を流してボイスコイルをピストン運動させ、その振動を円錐形やドーム形の振動板に伝えて空気を振動させるものである。また、図7に示すような振動板の前面にホーンを付けたホーン型などが普及している。
ところで、上述のスピーカユニットを用いたスピーカ装置においては、振動板14、22、28が振動することで、この振動板の前面に放射される音波以外に、この振動板の背面に位相が180度異なる音波が放射される。この背面の音がスピーカ装置内において、音の反響や音による振動を引き起こし前面から出る音に悪影響を与えることから振動板の背面から出た音を吸収するため、スピーカボックスやバックキャビティに種々の吸音材を配設した製品が普及している。
しかし、楽器の発する生の音に比べ、従来のスピーカの場合晴れやかさに欠け、音量を上げるとうるさくなる傾向がある。その一因として、振動板の背面の音が、フレーム17や磁気回路部20、25、30に直ちに衝突し反射が生じたり、自由な放射が妨げられ、これによって振動板14、22、28の自由な動きが拘束され前面への音波の放射にも悪影響を与え、忠実な原音の再生を妨げていた。
また、従来のスピーカの場合振動板の背面側の空間が狭い為、前面に比べ背圧が高くなり、振動板の動きを妨げる現象が発生していた。
上記した従来のスピーカシステムでは、振動板の背面の音が、フレーム17や磁気回路部20、25、30に直ちに衝突し、反射が生じたり自由な放射が妨げられ、これによって振動板14、22、28の自由な動きが拘束され前面への音波の放射にも悪影響を与え、忠実な原音再生を妨げていた。
また、振動板の背面の空間が狭い為、前面に比べ背圧が高くなり振動板14、22、28の動きを妨げる現象が発生していた。
この発明は上記した点に鑑みてなされたもので、その目的は、振動板にかかる背圧を前面と同等にし、フレームや磁気回路部が振動板の音波の放射を妨げず、ノイズの少ない響きの美しい高音質なスピーカを提供することを課題としている。
本発明のスピーカユニットにおいては、振動板の前面側と背面側にホーンを配し、磁気回路構成部品とボイスコイルをホーンロード外に配した構造とし、ホーンロードの外にあるボイスコイルのピストン運動を連結部材を介してホーンロード内の振動板に接続し、振動板を振動させる構造とすることで、前記課題の解決手段とした。
本発明のスピーカユニットは、振動板の背面の音がフレームや磁気回路部に衝突し反射が生じたり、自由な放射が妨げられることなく背面方向に放射されるため、振動板の自由な動きが拘束されず、前面への音波の放射にも悪影響を与えることなく、より忠実な原音再生を行なうことができる。
また、振動板の背面が開放されているので、振動板の前後の負荷抵抗の差が少なく、信号に対する振動板の追随性が良くなり、音質を向上させることができる。特に中高音用のスコーカー、ツイターとして使用することでノイズの少ない響きの美しい原音再生を行うことができる。
発明を実施する為の最良の形態
図1、図2は、本発明のスピーカユニットの一例を示したもので、図1は断面図、図2は斜視図である。図中符号1は振動板で、木または、カーボンファイバーまたは、プラスティック等からなりその外周の符号2のエッジを介して符号4のホーンの前後中間付近に取り付けられている。
符号4はホーンで、木または、金属または、プラスティック等からなり、振動板の前面側と背面側に開口面を有することを特徴とし、およそ130度前後の角度で背中合わせにホーンを配した構造となっている。また、ボイスコイルのピストン運動を振動板につなぐ為の連結部材を通す穴が空けられている。
符号6は、磁気回路部で永久磁石、センターポール、トッププレートからなり、背面側のホーンの音道や開口部をふさがないようにホーンに取り付けられている。
符号3は連結部材で、木または、金属または、カーボンファイバー等からなり符号1の振動板と符号7のボイスコイルに接着結合されていて、ボイスコイルが振動すると振動板も振動する構造となっている。
本発明のスピーカユニットは、背面方向にも音波が放射されるため、低音用エンクロージャ等の上に載せた形で取り付け、マルチウエイ方式の中高音用のスコーカー、ツイターユニットとして使用することができる。
図3、図4は、本発明のスピーカユニットの他の一例を示したもので、図3は断面図、図4は斜視図である。図中符号8は振動板で、木または、カーボンファイバーまたは、プラスティック等からなりその外周の符号12のエッジを介して符号10のホーンの前後中間付近に取り付けられている。
符号10はホーンで、木または、金属または、プラスティック等からなり、振動板の前面側と背面側に開口面を有することを特徴とし、ホーンロードが二股に分かれ、およそ90度前後の角度で開口しているものが背中合わせに付いた構造となっている。また、ボイスコイルのピストン運動を振動板につなぐ為の連結部材を通す穴が空けられている。
符号11は、磁気回路部で永久磁石、センターポール、トッププレートからなり、背面側のホーンの音道や開口部をふさがないようにホーンとホーンの股の間に取り付けられている。
符号9は連結部材で、木または、金属または、カーボンファイバー等からなり符号8の振動板と符号13のボイスコイルに接着結合されていて、ボイスコイルが振動すると振動板も振動する構造となっている。
本発明のスピーカユニットは、背面方向にも音波が放射されるため、低音用エンクロージャ等の上に載せた形で取り付け、マルチウエイ方式の中高音用に広範な指向性を有したスコーカーまたは、ツイターユニットとして使用することができる。
本発明のスピーカユニットの一例の断面図である。 本発明のスピーカユニットの一例の斜視図である。 本発明のスピーカユニットの他の一例の断面図である。 本発明のスピーカユニットの他の一例の斜視図である。 従来のコーン状の振動板を用いたスピーカユニットの一例を示した断面図。 従来のドー厶状の振動板を用いたスピーカユニットの一例を示した断面図。 従来のホーン形のスピーカユニットの一例を示した断面図である。
符号の説明
1 振動板
2 エッジ
3 連結部材
4 ホーン
5 ダンパ
6 磁気回路部
7 ボイスコイル
8 振動板
9 連結部材
10 ホーン
11 磁気回路部
12 エッジ
13 ボイスコイル
14 振動板
15 エッジ
16 ダンパ
17 フレーム
18 ボイスコイル
19 吸音材
20 磁気回路部
21 エンクロジャー
22 振動板
23 エッジ
24 フレーム
25 磁気回路部
26 吸音材
27 ボイスコイル
28 振動板
29 ホーン
30 磁気回路部
31 ボイスコイル
32 吸音材

Claims (2)

  1. 振動板の前面側と背面側にホーンを配したスピーカユニットにおいて、磁気回路構成部品とボイスコイルをホーンロード外に配した構造としたことを特徴とするスピーカユニット。
  2. ホーンロードの外にあるボイスコイルのピストン運動を連結部材を介してホーンロード内の振動板に接着結合し、振動板を振動させる構造を特徴とするスピーカユニット。
JP2003437024A 2003-12-27 2003-12-27 スピーカユニット Pending JP2005197849A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100808196B1 (ko) 2006-06-21 2008-02-29 엘지전자 주식회사 스피커 및 그 제어방법
CN109525926A (zh) * 2019-01-08 2019-03-26 百度在线网络技术(北京)有限公司 音腔喇叭组件及音箱
CN110381414A (zh) * 2019-08-09 2019-10-25 陈国富 具有高声阻箱体及电感电容缓冲电路的高保真度音箱

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