JP2005196641A - ディスクアレイ装置、バックアップシステムおよびバックアップ方法 - Google Patents

ディスクアレイ装置、バックアップシステムおよびバックアップ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 バックアップサーバが認識しなければならないボリュームの数を少なくすることが可能なディスクアレイ装置、バックアップシステムおよびバックアップ方法を提供する。
【解決手段】 仮想ボリューム接続部26は、バックアップサーバ3によって仮想ボリュームがアクセスされた際、接続ボリューム管理テーブル28にて仮想ボリュームと関連づけられている複製用ボリューム22に記録されているデータをバックアップ用データとしてバックアップサーバ3に出力する。仮想ボリュームに関連づけられる複製用ボリュームに記録されている複製データ(複製ボリューム)を任意に変更することにより、バックアップサーバ3は、ボリュームとして仮想ボリュームを認識するだけで、複製用ボリューム22に記録された複数の複製データの中の任意のデータを取得することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスクアレイ装置、バックアップシステムおよびバックアップ方法に関する。
従来、コンピュータ等のデータ処理装置を用いたデータ処理システムでは、障害に備えるために、バックアップ用データを生成する場合がある。
特許文献1(特開2001−34541号公報)には、第1の仮想ディスク領域に格納されているデータを第2の仮想ディスク領域へ複写することによりデータのバックアップを行う世代管理方式が記載されている。
特許文献2(特開平10−74168号公報)には、クライアントシステムから提供されたクライアント・データ・ファイルの一次コピーを一次記憶プールに格納し、その後、一次記憶プールに格納された一次コピーを複写して得られる追加バックアップ・コピーをコピー記憶プールに記憶するサーバが記載されている。
特許文献3(特開平7−239759号公報)には、複数のディスク装置を備えたディスクアレイ装置に記録されたデータをバックアップ用記録装置に複写する計算機が記載されている。
具体的には、特許文献3に記載の計算機は、記録用データをディスクアレイ装置に記録する際に、計算機がディスクアレイ装置にアクセスするときのアドレスを、記録用データがディスクアレイ装置の1つのディスク装置のみに格納されるように変更する。1つのディスク装置に記録されたデータのバックアップをとる際、計算機は、バックアップをとるデータを記録している1つのディスク装置のみを擬似的に故障状態にし、擬似的に故障状態としたディスク装置に記録されているバックアップ対象データを読み出し、読み出したバックアップ対象データをバックアップ用記録装置に記録する。
特許文献3に記載されたようなディスクアレイ装置、例えば、RAID(Redundant Arrays of Independent/Inexpensive Disks)などのディスクアレイ装置は、主にデータのバックアップまたはデータ集計のため、ディスクアレイ装置内のボリューム(所定の記録領域)の特定時点(例えば、再実行が可能な時点、トランザクションの区切りなど)での複製を、別のボリューム(記録領域)に作成する機能を備えている場合がある。
図12は、ディスクアレイ装置が作成した複製ボリュームをバックアップ装置に保存する従来のバックアップシステムを示したブロック図である。
図12において、従来のバックアップシステムは、業務サーバ5と、ディスクアレイ装置6と、バックアップサーバ7と、バックアップ装置8とを含む。業務サーバ5は、巡回ボリューム複製部51を含む。ディスクアレイ装置6は、マスターボリューム(記録装置)61と、複製用ボリューム(記録装置)62と、複製ボリューム作成部63と、複製ボリューム削除部64と、複製ボリューム世代管理テーブル65とを含む。複製用ボリューム62は、複製用ボリューム(記録装置)100および複製用ボリューム(記録装置)101とを含む。
業務サーバ5は、マスターボリューム61に対してデータの読み込みおよび書き込みを行う。
巡回ボリューム複製部51は、複製ボリューム作成部63を用いて、マスターボリューム61の複製、具体的にはマスターボリューム61に記録されているデータの複製を定期的に作成し、作成した複製を複製ボリュームとして、複製用ボリューム100と複製用ボリューム101に交互に記録する。
複製用ボリューム62には、作成時期が異なる、換言すると世代が異なる複数の複製ボリューム(例えば、複製ボリューム#100と複製ボリューム#101)が記録される。
複製ボリューム作成部63は、複製用ボリューム62に記録されている複製ボリュームを示す情報を複製ボリューム世代管理テーブル65に記録する。
巡回ボリューム複製部51は、例えば、複製用ボリューム100と複製用ボリューム101とに既に複製ボリュームが記録され、複製用ボリューム62に新たな世代の複製ボリュームを記録することが困難になると、複製ボリューム削除部64を用いて複製用ボリューム62に記録されている複製ボリュームの中で最古のものを削除し、その後、複製ボリューム作成手段63を用いて新たな世代の複製ボリュームを複製用ボリューム62に記録する。
複製ボリューム削除部64は、複製用ボリューム62から削除した内容を複製ボリューム世代管理テーブル65から削除する。
複製用ボリューム62に記録されている複製ボリュームをバックアップ装置8に保存する際には、まず、バックアップサーバ7が、複製ボリューム世代管理テーブル65を参照し、複製用ボリューム62に記録されている複製ボリュームの中の最新世代の複製ボリュームを記録している複製用ボリューム(具体的には、複製用ボリューム100または複製用ボリューム101)を選択する。
続いて、バックアップサーバ7は、選択した複製用ボリュームと接続し、接続した複製用ボリュームに記録されている最新世代の複製ボリュームをマウントし(読み取り)、マウントした最新世代の複製ボリュームをバックアップ装置8に保存する。
特開2001−34541号公報 特開平10−74168号公報 特開平7−239759号公報
図12に示したようなバックアップシステム、具体的には、ディスクアレイ装置に複数世代の複製ボリュームが記録されていき、バックアップサーバが、複数世代の複製ボリュームの中の任意の複製ボリューム(例えば、最新世代の複製ボリューム)を読み込み、読み込んだ任意の複製ボリュームをバックアップ装置に記録するバックアップシステムでは、以下のような問題がある。
複数世代の複製ボリュームが、複製用ボリューム62が有する複数の複製用ボリューム100、101に交互に記録される場合、複製用ボリューム100、101の中で最新世代の複製ボリュームを記録しているものが順次変更していく。
このため、複数の複製用ボリュームのいずれかに記録されている任意(例えば、最新世代)の複製ボリュームを読み出すバックアップサーバ7は、複数の複製用ボリュームの全てと接続可能な状態に設定しなければならない。
バックアップサーバの環境によっては、認識できるボリューム数に上限がある。このため、バックアップサーバ7を、複数の複製用ボリュームの全てと接続可能な状態に設定することが困難な場合が生じてしまい、バックアップシステムの運用上の制限となってしまうという問題が生じてしまう。
また、バックアップ対象のボリューム数が増えるにつれて、バックアップサーバ側で管理しなければならないボリューム数が増大し、その管理コストが増大する。
なお、特許文献1ないし3のいずれも、ディスクアレイ装置に複数世代の複製ボリュームを記録し、複数世代の複製ボリュームの中の任意の複製ボリューム(例えば、最新世代の複製ボリューム)をバックアップ装置に記録する点についての記載はない。
したがって、特許文献1ないし3に記載の技術では、ディスクアレイ装置に複数世代の複製ボリュームを記録し、複数世代の複製ボリュームの中の任意の複製ボリュームをバックアップ装置に記録するバックアップサーバに生じる問題を解決することは困難である。
本発明の目的は、バックアップサーバが認識しなければならないボリューム(記録領域)の数を少なくすることが可能なディスクアレイ装置、バックアップシステムおよびバックアップ方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のディスクアレイ装置は、バックアップ用データをバックアップサーバに出力するディスクアレイ装置であって、データが記録されているデータ記録部と、前記データ記録部に記録されているデータを定期的に複製するデータ複製部と、複数の複製データ記録領域を有し、該複数の複製データ記録領域のそれぞれに前記データ複製部によって複製されたデータを順番に記録する複製データ記録部と、前記複数の複製データ記録領域の中の任意の複製データ記録領域を前記バックアップサーバからアクセスされる所定記録領域と関連づけて記録する関連情報記録部と、前記バックアップサーバによって前記所定記録領域がアクセスされた際、前記関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されている任意の複製データ記録領域に記録されているデータをバックアップ用データとして該バックアップサーバに提供するバックアップデータ提供部とを含むことを特徴とする。
また、本発明のバックアップ方法は、バックアップ用データをバックアップサーバに出力するディスクアレイ装置が行うバックアップ方法であって、データ記録部に記録されているデータを定期的に複製するデータ複製ステップと、複数の複製データ記録領域のそれぞれに前記データ複製ステップで複製したデータを順番に記録する複製データ記録ステップと、前記複数の複製データ記録領域の中の任意の複製データ記録領域を前記バックアップサーバからアクセスされる所定記録領域と関連づけて関連情報記録部に記録する関連情報記録ステップと、前記バックアップサーバによって前記所定記録領域がアクセスされた際、前記関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されている任意の複製データ記録領域に記録されているデータをバックアップ用データとして該バックアップサーバに提供するバックアップデータ提供ステップとを含むことを特徴とする。
上記の発明によれば、バックアップデータ提供部は、バックアップサーバによって所定記録領域がアクセスされた際、所定記録領域と関連づけられている任意の複製データ記録領域に記録されているデータをバックアップ用データとしてバックアップサーバに出力する。
複数の複製データ記録領域には、データ記録部に記録されているデータを定期的に複製したデータが順番に記録される。このため、所定記録領域に関連づけられる複製データ記録領域を任意に変更することにより、バックアップサーバは、ボリュームとして所定記録領域を認識するだけで、複製データ記録部に記録された複数の複製データの中の任意のデータを取得することが可能となる。
また、上記のディスクアレイ装置において、前記関連情報記録部は、前記任意の複製データ記録領域として、前記複製データ記録部に記録された複数のデータの中の最新のデータを記録している複製データ記録領域を用いることが望ましい。
また、上記のバックアップ方法において、前記関連情報記録ステップは、前記任意の複製データ記録領域として、前記複製データ記録部に記録された複数のデータの中の最新のデータを記録している複製データ記録領域を用いることが望ましい。
上記の発明によれば、複製データ記録部に記録された複数のデータの中の最新のデータをバックアップサーバに提供できる。
また、上記のディスクアレイ装置において、前記関連情報記録部の記録内容は、前記バックアップサーバによって設定されることが望ましい。
また、上記のバックアップ方法において、前記関連情報記録ステップは、前記バックアップサーバの指示に基づいて実行されることが望ましい。
上記の発明によれば、バックアップサーバが必要とするデータをバックアップサーバが特定することが可能となる。
また、上記のディスクアレイ装置において、前記データ記録部を前記所定記録領域と関連づけて記録するデータ記録関連情報記録部と、前記バックアップサーバから前記所定記録領域に前記バックアップ用データが供給された際に、該バックアップ用データを、前記データ記録関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されているデータ記録部に記録するバックアップデータ記録部とをさらに含むことが望ましい。
また、上記のバックアップ方法において、前記データ記録部を前記所定記録領域と関連づけてデータ記録関連情報記録部に記録するデータ記録関連情報記録ステップと、前記バックアップサーバから前記所定記録領域に前記バックアップ用データが供給された際に、該バックアップ用データを、前記データ記録関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されているデータ記録部に記録するバックアップデータ記録ステップとをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、バックアップデータ記録部は、バックアップサーバから所定記録領域にバックアップ用データが供給された際に、バックアップ用データを、データ記録関連情報記録部に所定記録領域と関連づけて記録されているデータ記録部に記録する。このため、バックアップサーバは、ボリュームとして所定記録領域を認識するだけで、バックアップ用データをデータ記録部に供給することが可能となる。
また、本発明のバックアップシステムは、ディスクアレイ装置と、前記データ記録部に記録されているデータを変更するデータ変更装置と、前記バックアップデータ提供部によって提供されるバックアップ用データをバックアップ装置に格納するバックアップサーバとを含むことを特徴とする。
また、本発明のバックアップ方法は、バックアップ用データをバックアップサーバに出力するディスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置が記録するデータを更新するデータ変更装置と、バックアップサーバとを含むバックアップシステムが行うバックアップ方法であって、前記ディスクアレイ装置が上記バックアップ方法を実行し、前記データ変更装置が前記データ記録部に記録されているデータを変更し、前記バックアップサーバが前記バックアップデータ提供ステップで提供されるバックアップ用データをバックアップ装置に格納することを特徴とする。
上記の発明によれば、上記と同様の効果を奏するバックアップシステムを実現することが可能となる。
本発明によれば、バックアップデータ提供部は、バックアップサーバによって所定記録領域がアクセスされた際、所定記録領域と関連づけられている任意の複製データ記録領域に記録されているデータをバックアップ用データとしてバックアップサーバに出力する。
複数の複製データ記録領域には、データ記録部に記録されているデータを定期的に複製したデータが順番に記録される。このため、所定記録領域に関連づけられる複製データ記録領域を任意に変更することにより、バックアップサーバは、ボリュームとして所定記録領域を認識するだけで、複製データ記録部に記録された複数の複製データの中の任意のデータを取得することが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例のバックアップシステムを示したブロック図である。
図1において、本実施例のバックアップシステムは、業務サーバ1と、ディスクアレイ装置2と、バックアップサーバ3と、バックアップ装置4とを含む。
データ変更装置としての業務サーバ1は、巡回ボリューム複製部11を含む。
本発明の一実施例のディスクアレイ装置2は、マスターボリューム21と、複製用ボリューム22と、仮想ボリューム23と、複製ボリューム作成部24と、複製ボリューム削除部25、仮想ボリューム接続部26と、仮想ボリューム切断部27と、関連情報記録部およびアドレス関連情報記録部としての接続ボリューム管理テーブル28と、複製ボリューム世代管理テーブル29と、物理ボリューム210と、物理ボリューム管理部211と、物理ボリューム管理テーブル212とを含む。
バックアップサーバ3は、マウントボリューム管理部31を含む。
データ記録部としてのマスターボリューム21は、記録装置(記録用ディスク)であり、業務サーバ1が読み書きしているデータを記録している。
巡回ボリューム複製部11は、業務サーバ1によって制御され、マスターボリューム21の複製を作成するための複製作成指示、具体的にはマスターボリューム21に記録されているデータの複製を作成するために複製作成指示を定期的(間欠的)に出力する。
データ複製部としての複製ボリューム作成部24は、巡回ボリューム複製部11から定期的に出力される複製作成指示を受け付けるたびに、マスターボリューム21の複製、具体的にはマスターボリューム21に記録されているデータの複製を作成する。
複製ボリューム作成部24は、マスターボリューム21の複製を作成するたびに、作成したマスターボリューム21の複製の世代数を更新していく。
複製データ記録部としての複製用ボリューム22は、記録装置(記録用ディスク)であり、マスターボリューム21の複製を記録する記録領域としての複製用ボリューム100および複製用ボリューム101とを含む。
なお、本実施例では、複製用ボリューム22は、複製用ボリューム100および複製用ボリューム101の2つのボリューム(記録領域)を有するようにしたが、複製用ボリューム22が有するボリューム(記録領域)の数は2に限らず複数であればよい。
複製ボリューム作成部24は、自己が作成したマスターボリューム21の複製を、複製用ボリューム22に逐次記録する。具体的には、複製ボリューム作成部24は、複製用ボリューム100および複製用ボリューム101の中でマスターボリューム21の複製を記録していない方へ、マスターボリューム21の複製を記録する。
また、複製ボリューム作成部24は、マスターボリューム21の複製を複製用ボリューム22に記録するたびに、複製ボリューム世代管理テーブル29が複製用ボリューム22に記録されているマスターボリューム21の複製の状況を示すように、複製ボリューム世代管理テーブル29を更新する。
複製ボリューム世代管理テーブル29は、マスターボリューム21と、複製ボリューム22と、複製ボリューム22に記録されるマスターボリューム21の複製の世代とを関連づけて記録している。
図2は、複製ボリューム世代管理テーブル29の一例を示した説明図である。
図2において、複製ボリューム世代管理テーブル29は、マスターボリューム名29aと、世代名29bと、複製ボリューム名29cとを含む。
図2に示した複製ボリューム世代管理テーブル29は、複製用ボリューム100にはマスターボリューム21の複製の第1世代が記録され、複製用ボリューム101にはマスターボリューム21の複製の第2世代が記録されていることを示す。
図1に戻って、複製ボリューム削除部25は、巡回ボリューム複製部11によって指定されたマスターボリューム21の複製を複製用ボリューム22から削除する。また、複製ボリューム削除部25は、マスターボリューム21の複製を複製用ボリューム22から削除するたびに、複製ボリューム世代管理テーブル29が複製用ボリューム22に記録されているマスターボリューム21の複製の状況を示すように、複製ボリューム世代管理テーブル29を更新する。
仮想ボリューム23は、実体となる物理ボリュームを持たない仮想的な記憶装置であり、 仮想ボリューム(所定記録領域)200および仮想ボリューム(所定記録領域)201とを含む。なお、仮想ボリューム23が有する仮想ボリュームの数は、複製用ボリューム22が有する複製用ボリュームの数より少ないことが望ましい。本実施例では、仮想ボリューム23は、2つの仮想ボリュームを有するようにしているが、複製用ボリューム22が有する複製用ボリュームの数が2なので、仮想ボリューム23が有する仮想ボリュームの数を1とすることが望ましい。
バックアップサーバ3(具体的には、マウントボリューム管理部31)は、仮想ボリューム23を指示する所定アドレス(具体的には、仮想ボリューム200を指示する所定アドレスまたは仮想ボリューム201を指示する所定アドレス)を用いて、ディスクアレイ装置2との間でデータのやり取りを行う。
バックアップデータ提供部としての仮想ボリューム接続部26は、マウントボリューム管理部31によって指定された仮想ボリューム(例えば、仮想ボリューム200を指示する所定アドレスまたは仮想ボリューム201を指示する所定アドレス)と、マウントボリューム管理部31によって指定された複製用ボリューム100または101(例えば、複製用ボリューム100を指示するアドレスまたは複製用ボリューム101を指示するアドレス)とを関連づけ、関連づけた仮想ボリュームと複製用ボリュームとの関係を接続ボリューム管理テーブル28に記録する。
仮想ボリューム接続部26は、マウントボリューム管理部31から供給される仮想ボリューム23(例えば、仮想ボリューム200を指示する所定アドレスまたは仮想ボリューム201を指示する所定アドレス)への読み込み命令を、仮想ボリューム23と関連づけた複製用ボリューム100または101(例えば、複製用ボリューム100を指示するアドレスまたは複製用ボリューム101を指示するアドレス)への読み込み命令に変換する。
図3は、関連情報記録部としての接続ボリューム管理テーブル28の一例を示した説明図である。
図3において、接続ボリューム管理テーブル28は、仮想ボリューム名28aと、複製ボリューム名28bとを含む。
図3に示した接続ボリューム管理テーブル28は、仮想ボリューム200が複製用ボリューム101と関連づけられ、仮想ボリューム201が複製用ボリューム100と関連づけられていることを示す。
接続ボリューム管理テーブル28が図3に示した状態のときに、例えば、マウントボリューム管理部31から仮想ボリューム200への読み込み命令が供給されると、仮想ボリューム接続部26は、仮想ボリューム200への読み込み命令を複製用ボリューム101への読み込み命令に変換する。よって、仮想ボリューム接続部26は、複製用ボリューム101に記録されているマスターボリューム21の複製のデータをバックアップサーバ3に提供する。
図1に戻って、仮想ボリューム切断部27は、仮想ボリューム接続部26によってなされた仮想ボリュームと複製用ボリュームとの関連づけを削除し、削除した関連づけを示す内容を接続ボリューム管理テーブル28から削除する。
物理ボリューム210は、仮想ボリューム23と異なり、実在する記録装置であり、マスターボリューム21に記録されたデータおよび複製用ボリューム22に記録されたデータを記録する。本実施例では、物理ボリューム210は、物理ボリューム300と物理ボリューム301とを含む。
物理ボリューム管理部211は、マスターボリューム21および複製ボリューム22から物理ボリューム210へのデータの読む込みおよび書き込みを管理する。
物理ボリューム管理テーブル212は、マスターボリューム21のアドレスと物理ボリューム210のアドレスとの対応関係を記録している。また、物理ボリューム管理テーブル212は、複製用ボリューム22のアドレスと物理ボリューム210のアドレスとの対応関係を記録している。
図4は、物理ボリューム管理テーブル212の一例を示した説明図である。
図4において、物理管理テーブル212は、ボリューム名212aと、ボリュームアドレス212bと、物理ボリューム名212cと、物理ボリュームアドレス212dとを含む。
図4に示した例では、複製用ボリューム100のアドレス「0」が物理ボリューム300のアドレス「0」に対応し、複製用ボリューム100のアドレス「1」が物理ボリューム300のアドレス「512」に対応していることを示している。
次に、動作を説明する。
図5は、巡回ボリューム複製部11の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図5を参照して、巡回ボリューム複製部11の動作を説明する。
巡回ボリューム複製部11は、業務サーバ1から定期的に呼び出されることによって定期的に動作する。
巡回ボリューム複製部11は、複製ボリューム世代管理テーブル29を参照して、新規にマスターボリューム21の複製(以下「複製ボリューム」と称する。)を作成することが可能か確認する(ステップS21)。
具体的には、巡回ボリューム複製部11は、複製ボリューム世代管理テーブル29を参照して、複製用ボリューム100と複製用ボリューム101の中で、複製ボリュームを記録していないものがあるか否かを確認する。
巡回ボリューム複製部11は、複製ボリュームを記録していない複製用ボリュームが存在した場合、新規に複製ボリュームを作成することが可能と判断し、また、複製ボリュームを記録していない複製用ボリュームが存在しない場合、現状では新規に複製ボリュームを作成することができないと判断する。
巡回ボリューム複製部11は、新規に複製ボリュームを作成することが可能と判断した場合、複製ボリューム作成部24に複製作成指示を出力して複製ボリューム作成部24を動作させる(ステップS22)。
図6は、複製ボリューム作成部24の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図6を参照して、図5のステップS22を説明する。
複製ボリューム作成部24は、巡回ボリューム複製部11から呼び出されることによって動作する。具体的には、複製ボリューム作成部24は、巡回ボリューム複製部11から複製作成指示を受けると動作する。
複製ボリューム作成部24は、マスターボリューム21の複製を作成し、作成したマスターボリューム21の複製を巡回ボリューム複製部11が指定した複製ボリュームに記録する(ステップS31)。なお、巡回ボリューム複製部11は、マスターボリューム21の複製の記録先として、複製ボリュームを記録していない複製用ボリューム(例えば、複製ボリューム100)を指定する。
次に、複製ボリューム作成部24は、マスターボリューム21の複製を作成すると、作成したマスターボリューム21の複製の世代数を更新する。さらに、複製ボリューム作成部24は、マスターボリューム21の複製を複製用ボリューム22に記録した後、複製ボリューム世代管理テーブル29が複製用ボリューム22に記録されているマスターボリューム21の複製の状況を示すように、複製ボリューム世代管理テーブル29を更新する(ステップS32)。
図5に戻って、ステップS21で、新規に複製ボリュームを作成することができないと判断した場合、巡回ボリューム複製部11は、複製ボリューム世代管理テーブル29を参照して、最古世代の複製ボリュームを選択し(ステップS23)、複製ボリューム削除部25を動作させる(ステップS24)。
図7は、複製ボリューム削除部25の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図7を参照して、図5のステップS24を説明する。
複製ボリューム削除部25は、巡回ボリューム複製部11から呼び出されることによって動作する。
複製ボリューム削除部25は、巡回ボリューム複製部11が図5のステップS23で選択した複製ボリュームを、複製用ボリューム22から削除する(ステップS41)。
次に、複製ボリューム削除部25は、複製ボリューム世代管理テーブル29が複製用ボリューム22に記録されているマスターボリューム21の複製の状況を示すように、複製ボリューム世代管理テーブル29を更新する(ステップS42)。
図5に戻って、巡回ボリューム複製部11は、ステップS24が終了すると、ステップS22を実行する。
図8は、マウントボリューム管理部31の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図8を参照して、マウントボリューム管理部31の動作を説明する。
マウントボリューム管理部31は、バックアップサーバ3から呼び出されることによって動作する。
まず、マウントボリューム管理部31は、複製ボリューム世代管理テーブル29を参照して、最新世代の複製ボリュームを記録している複製用ボリューム(例えば、複製用ボリューム101)を選択する(ステップS11)。
次に、マウントボリューム管理部31は、仮想ボリューム接続部26を動作させる(ステップS12)。
図9は、仮想ボリューム接続部26の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図9を参照して、図8のステップS12を説明する。
仮想ボリューム接続部26は、マウントボリューム管理部31から呼び出されることによって動作する。
まず、仮想ボリューム接続部26は、マウントボリューム管理部31が指定した仮想ボリューム(例えば、仮想ボリューム200のアドレスまたは仮想ボリューム201のアドレス)から、マウントボリューム管理部31が図8のステップS11で選択した複製用ボリュームへのリンクを設定する(ステップS51)。
換言すると、仮想ボリューム接続部26は、マウントボリューム管理部31が指定した仮想ボリュームと、マウントボリューム管理部31が図8のステップS11で選択した複製用ボリュームとを関連づける。
続いて、仮想ボリューム接続部26は、関連づけた仮想ボリュームと複製用ボリュームとを接続ボリューム管理テーブル28に記録する(ステップS52)。
図8に戻って、マウントボリューム管理部31は、自己が指定した仮想ボリューム(例えば、仮想ボリューム200を指示する所定アドレスまたは仮想ボリューム201を指示する所定アドレス)への読み込み命令を、仮想モジュール接続部26に出力する。
仮想モジュール接続部26は、マウントボリューム管理部31から供給される仮想ボリューム23(例えば、仮想ボリューム200を指示する所定アドレスまたは仮想ボリューム201を指示する所定アドレス)への読み込み命令を、仮想ボリューム23と関連づけた複製用ボリューム100または101(例えば、複製用ボリューム100を指示するアドレスまたは複製用ボリューム101を指示するアドレス)への読み込み命令に変換する。
したがって、仮想ボリューム接続部26は、仮想ボリューム23と関連づけられた複製用ボリューム100または101に記録されているマスターボリューム21の複製のデータをバックアップサーバ3に提供することになる。
マウントボリューム管理部31は、仮想ボリューム接続部26によって提供されるマスターボリューム21の複製のデータを仮想ボリュームとしてバックアップサーバ3にマウントする(ステップS13)。
バックアップサーバ3は、マウントされたマスターボリューム21の複製(仮想ボリューム)をバックアップ装置4に記録する。したがって、バックアップ装置4には、最新世代のマスターボリューム21の複製が記録される。
マスターボリューム21の複製(仮想ボリューム)をバックアップ装置4に記録する処理が終了すると(ステップS14)、換言すると、仮想ボリュームの利用終了後、マウントボリューム管理部31はバックアップサーバ3にマウントされたマスターボリューム21の複製(マウントボリューム管理部31からみると仮想ボリューム)をバックアップサーバ3からアンマウントする(ステップS15)。
続いて、マウントボリューム管理部31は仮想ボリューム切断部27を動作させる(ステップS16)。
図10は、仮想ボリューム切断部27の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図10を参照して、図8のステップS16を説明する。
仮想ボリューム切断部27はマウントボリューム管理部31から呼び出されることによって動作する。
まず、仮想ボリューム切断部27は、マウントボリューム管理部31が指定した仮想ボリュームからマウントボリューム管理部31が指定した複製用ボリュームへのリンク(関連)を削除し(ステップS61)、その後、接続ボリューム管理テーブル28が現状の仮想ボリュームと複製用ボリュームとの関連を示すように、接続ボリューム管理テーブル28を更新する(ステップS62)。
本実施例によれば、仮想ボリューム接続部26は、バックアップサーバ3によって仮想ボリュームがアクセスされた際、接続ボリューム管理テーブル28にて仮想ボリュームと関連づけられている複製用ボリュームに記録されているデータをバックアップ用データとしてバックアップサーバ3に出力する。
複数の複製用ボリュームには、マスターボリューム21に記録されているデータを定期的に複製したデータが順番に記録される。このため、仮想ボリュームに関連づけられている複製用ボリュームを任意に変更することにより、バックアップサーバ3は、ボリュームとして仮想ボリュームを認識するだけで、複製用ボリューム22に記録された複数の複製データの中の任意のデータを取得することが可能となる。
また、バックアップサーバ3が接続ボリューム管理テーブル28の記録内容を設定する場合、バックアップサーバ3は、自己が必要とするデータをディスクアレイ装置2から取得することが可能となる。
図11は、物理ボリューム管理部211の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図11を参照して、物理ボリューム管理部211の動作を説明する。
物理ボリューム管理部211は、マスターボリューム21、複製ボリューム22への読み込み、書き込みによって動作する。
まず、物理ボリューム管理部211は、物理ボリューム管理テーブル212を参照し、読み込みまたは書き込みの対象となるマスターボリューム21または複製ボリューム22のアドレスに対応する物理ボリューム番号および物理ボリュームアドレスを取得する(ステップS71)。
次に、物理ボリューム管理部211は、ステップS71で取得した物理ボリューム番号および物理ボリュームアドレスに対して読む込みまたは書き込みを実行する。
本実施例によれば、マウントボリューム管理部31は、巡回ボリューム複製部11が随時更新しているマスターボリューム21の複製の中から最新世代の複製ボリュームを取得する際、仮想ボリューム接続部26を実行させて、仮想ボリュームから最新世代の複製ボリュームを記録している複製用ボリュームへのリンクを設定する。
その後、マウントボリューム管理部31は、仮想ボリュームをマウントする際、仮想ボリュームとリンクしている複製用ボリュームに記録されている最新世代の複製ボリュームをマウントする。このため、マウントボリューム管理部31を、全ての複製用ボリューム(例えば、複製用ボリューム100と複製用ボリューム101)のそれぞれと個別に接続可能に設定しておく必要がなくなり、また、容易に最新世代の複製ボリュームを選択してバックアップすることが可能となる。
本実施例における第1の効果は、バックアップ運用環境の構築が容易になることである。
その理由は、バックアップサーバに全て複製用ボリューム(図1では、複製用ボリューム100と複製用ボリューム101)を認識させる必要はなく、一つの仮想ボリュームと仮想ボリュームに対する複製用ボリュームの接続を変更することによって、任意の世代の複製ボリュームが参照可能となるためである。
第2の効果は、バックアップ処理の実行時間が短縮されることである。
その理由は、バックアップ処理を行う際、バックアップサーバ3側から認識するバックアップ対象ボリュームは常に同一(仮想ボリュームを選択するので)であり、現在の最新のボリュームをマウントするための情報をディスクアレイに問い合わせるような処理を毎回実行する必要がなくなるためである。
また、仮想ボリュームのサイズを、仮想ボリュームとリンクする可能性のある複製用ボリュームのサイズと同じになるように設定すれば、バックアップサーバ3の再起動や仮想ボリュームの再マウントをしなくても、仮想ボリュームのリンク先を変更するだけで任意の複製ボリュームを1つの仮想ボリュームを介して参照することも可能となる。
なお、本実施例は、複数の複製ボリュームを利用するバックアップ環境において、仮想ボリュームを利用して任意の複製ボリュームを容易に参照するといった用途に適用できる。
また、仮想ボリュームのリンク先を複製用ボリューム以外のボリュームとすることで、任意のボリュームを容易に参照、更新するといった用途にも適用可能である。
例えば、仮想ボリュームのリンク先をマスターボリュームにし、バックアップ装置4にバックアップしていたデータをバックアップサーバ3から仮想ボリュームに書き込むことにより、マスターボリュームの復旧を容易に行うといった用途にも適用可能である。
具体的には、マスターボリューム21を仮想ボリューム(所定記録領域)と関連づけて接続ボリューム管理テーブル20に記録し、バックアップ用データがバックアップサーバ3から仮想ボリュームに供給された際に、仮想ボリューム接続部26が、そのバックアップ用データを、接続ボリューム管理テーブル20に仮想ボリュームと関連づけて記録されているマスターボリューム21に記録するようにすればよい。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例のバックアップシステムを示したブロック図である。 複製ボリューム世代管理テーブルの一例を示した説明図である。 接続ボリューム管理テーブルの一例を示した説明図である。 物理ボリューム管理テーブルの一例を示した説明図である。 巡回ボリューム複製部の動作を説明するためのフローチャートである。 複製ボリューム作成部の動作を説明するためのフローチャートである。 複製ボリューム削除部の動作を説明するためのフローチャートである。 マウントボリューム管理部の動作を説明するためのフローチャートである。 仮想ボリューム接続部の動作を説明するためのフローチャートである。 仮想ボリューム切断部の動作を説明するためのフローチャートである。 物理ボリューム管理部の動作を説明するためのフローチャートである。 従来のバックアップシステムを示したブロック図である。
符号の説明
1 業務サーバ
11 巡回ボリューム複製部
2 ディスクアレイ装置
21 マスターボリューム
22 複製用ボリューム
100、101 複製用ボリューム
23 仮想ボリューム
200、201 仮想ボリューム
24 複製ボリューム作成部
25 複製ボリューム削除部
26 仮想ボリューム接続部
27 仮想ボリューム切断部
28 接続ボリューム管理テーブル
29 複製ボリューム世代管理テーブル
210 物理ボリューム
300、301 物理ボリューム
211 物理ボリューム管理部
212 物理ボリューム管理テーブル
3 バックアップサーバ
31 マウントボリューム管理部
4 バックアップ装置

Claims (10)

  1. バックアップ用データをバックアップサーバに出力するディスクアレイ装置であって、
    データが記録されているデータ記録部と、
    前記データ記録部に記録されているデータを定期的に複製するデータ複製部と、
    複数の複製データ記録領域を有し、該複数の複製データ記録領域のそれぞれに前記データ複製部によって複製されたデータを順番に記録する複製データ記録部と、
    前記複数の複製データ記録領域の中の任意の複製データ記録領域を前記バックアップサーバからアクセスされる所定記録領域と関連づけて記録する関連情報記録部と、
    前記バックアップサーバによって前記所定記録領域がアクセスされた際、前記関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されている任意の複製データ記録領域に記録されているデータをバックアップ用データとして該バックアップサーバに提供するバックアップデータ提供部とを含むことを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
    前記関連情報記録部は、前記任意の複製データ記録領域として、前記複製データ記録部に記録された複数のデータの中の最新のデータを記録している複製データ記録領域を用いることを特徴とするディスクアレイ装置。
  3. 請求項1または2に記載のディスクアレイ装置において、
    前記関連情報記録部の記録内容は、前記バックアップサーバによって設定されることを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のディスクアレイ装置において、
    前記データ記録部を前記所定記録領域と関連づけて記録するデータ記録関連情報記録部と、
    前記バックアップサーバから前記所定記録領域に前記バックアップ用データが供給された際に、該バックアップ用データを、前記データ記録関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されているデータ記録部に記録するバックアップデータ記録部とをさらに含むことを特徴とするディスクアレイ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスクアレイ装置と、
    前記データ記録部に記録されているデータを変更するデータ変更装置と、
    前記バックアップデータ提供部によって提供されるバックアップ用データをバックアップ装置に格納するバックアップサーバとを含むことを特徴とするバックアップシステム。
  6. バックアップ用データをバックアップサーバに出力するディスクアレイ装置が行うバックアップ方法であって、
    データ記録部に記録されているデータを定期的に複製するデータ複製ステップと、
    複数の複製データ記録領域のそれぞれに前記データ複製ステップで複製したデータを順番に記録する複製データ記録ステップと、
    前記複数の複製データ記録領域の中の任意の複製データ記録領域を前記バックアップサーバからアクセスされる所定記録領域と関連づけて関連情報記録部に記録する関連情報記録ステップと、
    前記バックアップサーバによって前記所定記録領域がアクセスされた際、前記関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されている任意の複製データ記録領域に記録されているデータをバックアップ用データとして該バックアップサーバに提供するバックアップデータ提供ステップとを含むことを特徴とするバックアップ方法。
  7. 請求項6に記載のバックアップ方法において、
    前記関連情報記録ステップは、前記任意の複製データ記録領域として、前記複製データ記録部に記録された複数のデータの中の最新のデータを記録している複製データ記録領域を用いることを特徴とするバックアップ方法。
  8. 請求項6または7に記載のバックアップ方法において、
    前記関連情報記録ステップは、前記バックアップサーバの指示に基づいて実行されることを特徴とするバックアップ方法。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載のバックアップ方法において、
    前記データ記録部を前記所定記録領域と関連づけてデータ記録関連情報記録部に記録するデータ記録関連情報記録ステップと、
    前記バックアップサーバから前記所定記録領域に前記バックアップ用データが供給された際に、該バックアップ用データを、前記データ記録関連情報記録部に該所定記録領域と関連づけて記録されているデータ記録部に記録するバックアップデータ記録ステップとをさらに含むことを特徴とするバックアップ方法。
  10. バックアップ用データをバックアップサーバに出力するディスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置が記録するデータを更新するデータ変更装置と、バックアップサーバとを含むバックアップシステムが行うバックアップ方法であって、
    前記ディスクアレイ装置が請求項6ないし9のいずれか1項に記載のバックアップ方法を実行し、
    前記データ変更装置が前記データ記録部に記録されているデータを変更し、
    前記バックアップサーバが前記バックアップデータ提供ステップで提供されるバックアップ用データをバックアップ装置に格納することを特徴とするバックアップ方法。
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