JP2005196451A - 投票ゲーム用システムのホストコンピュータ、端末機及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】投票ゲームシステムでは所望の申し込み内容に対応した投票券しか購入できず、客の楽しみが不足していたし、投票券購入時には締め切り間際に窓口が混雑するが有効な対策はなかった。
【解決手段】ホストコンピュータ1は端末機4から受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部33と、抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部32と、作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機4へ送信する送信手段を備えている。端末機4は、ホストコンピュータ1から受信した電文に基づき、抽選に的中した場合にはプレゼント内容を付加した投票内容を印刷してプレゼント付き投票券を発券し、抽選に不的中の場合は、客の申し込んだ通常の投票券内容を印刷して発券する投票券印刷・発券ユニット12を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじ(例えば、ロト6)などに代表される各種投票ゲームに利用される投票ゲーム用システムのホストコンピュータ、端末機(投票券発売機、自動発売機、自動発払機等を含む)及びプログラムに関する。

以下に、従来例を説明する。
(1) :従来例1
図29は従来例1のシステム構成図である。図30は従来例1の投票券購入例であり、A図は投票券申し込みマークカード例、B図は投票券申し込みマークカードを読み取って発券された投票券である。図31は従来例1の投票時の電文例であり、A図は通常投票の場合、B図はながし投票の場合、C図はボックス投票の場合の例である。従来例1は競馬の投票券発売機能を有するシステム例であり、以下、図29乃至図31を参照しながら従来例1を説明する。
(a):システムの説明
従来、競馬の投票券発売機能を有するシステムとして、図29に示したシステムが知られていた。このシステムは、ホストコンピュータ1と、該ホストコンピュータ1に対し通信回線3を介して接続された端末機4を含むシステムである。この場合、前記端末機4には、投票券発売機、自動発売機、自動発払機等が含まれている。
そして、ホストコンピュータ1には、電文送受信機能を有する電文送受信部8と、ホスト側データ処理部9等を備えている。また、端末機4には、電文送受信機能を有する電文送受信部6と、端末側データ処理部7を備えている。
このシステムにおいて、端末機4は、客の入力した投票内容をホストコンピュータ1へ送信し、ホストコンピュータ1からの返答電文を受信して投票券を発行する機能を有し、ホストコンピュータ1は、端末機4からの受信電文を基に、投票券の内容の処理を行い、その結果を端末機4へ送信することで、端末機4から客に対し投票券を発行する機能を備えている。なお、端末機4からホストコンピュータ1へ送信する電文を「上り電文」、ホストコンピュータ1から端末機4へ送信する電文を「下り電文」と呼ぶ。
(b):投票券購入例
投票券購入例は図30に示した通りである。この例では、客が図30のA図に示した投票申し込みマークカードを入手(例えば、端末機4の周辺に置いてあるのを取るか、又は係員から入手する)して、鉛筆等により投票内容をマークし、マーク済みの投票申し込みマークカードを端末機4の挿入口へ挿入する。
このようにすると、端末機4では、内部に挿入された前記マーク済みの投票申し込みマークカードから必要なデータを読み取る。そして、読み取ったデータは端末側データ処理部7が解読し、ホストコンピュータ1へ送信する電文を作成する。その後、電文送受信部6が前記作成した電文をホストコンピュータ1へ送信(上り電文を送信)する。
ホストコンピュータ1では、電文送受信部8が前記端末機4からの電文を受信すると、ホスト側データ処理部9が前記電文の内容を解析し、必要なデータ処理を行って返答電文を作成する。次に、電文送受信部8は、前記返答電文を端末機4へ送信(下り電文を送信)する。
次に、端末機4の電文送受信部6がホストコンピュータ1からの電文を受信すると、端末側データ処理部7が前記受信電文の内容を解析し、発券データを作成する。そして、前記発券データに基づき、予め用意した投票券用紙に印刷を行い、投票券を発売する。この時発売される投票券は図30のB図のようなものである。
(c):投票時の電文例
投票時の電文例は図31に示した通りである。
・通常投票の場合
この場合の上り/下り電文は、図31のA図に示す。これらの電文では、STX(start of text )から始まりETX(end of text )、BCC(チェックコート゛ )で終わる。
例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのID(識別コード)、に続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、組番号上1、組番号下1、金額1、組番号上2、組番号下2、金額2、組番号上3、組番号下3、金額3、組番号上4、組番号下4、金額4、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのID(識別コード)、に続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、1行目応答フラグ、2行目応答フラグ、3行目応答フラグ、4行目応答フラグ、合計金額、ETX、BCC」の順になっている。
・ながし投票の場合
この場合の上り/下り電文は、図31のB図に示す。例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのIDに続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、軸番号1、軸番号2、金額、相手番号1乃至10、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのIDに続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、軸1応答フラグ、軸2応答フラグ、相手1応答フラグ、相手2応答フラグ、相手3応答フラグ、合計金額、ETX、BCC」の順になっている。
・ボックス投票の場合
この場合の上り/下り電文は、図31のC図に示す。例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのIDに続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、組番号1、組番号2、組番号3、組番号4、組番号5、組番号6、組番号7、合計金額、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのIDに続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、組番号1応答フラグ乃至組番号5応答フラグ、ETX、BCC」の順になっている。
(2) :従来例2
以下、特許文献1を従来例2として説明する。従来例2は、時間帯分割投票方式に関するものであり、投票券購入時の締め切り間際の交雑防止と外れ券の回収効率を高めるものである。
このため、従来例2は、投票券購入期間を複数の時間帯に分割し、時間帯毎にオッズを算出し、投票券購入の申し込み時に投入された外れ券に対して、このはずれ投票券を購入した時間帯に応じたポイントを付与し、このポイントの合計額に応じた金額を換算するポイント算出手段と、このポイント算出手段の算出した金額と、前記投票券購入に必要な金額とが一致するか否かを比較し、不足している場合に不足額を算出する算出手段と、不足額を報知する報知手段を備えた投票券発売機と、センターから送出されたオッズを表示する表示手段と、的中券に対して、センターから送出された前記時間帯毎に算出されたオッズにもとづき払い戻しを行う払戻機を備えた。
(3) :従来例3
以下、特許文献2を従来例3として説明する。従来例3はポイントサービスシステム及び方法に関するものであり、業者と顧客の双方にとって満足し得るポイントサービスシステム及び方法を提供するというものである。そのため、従来例3は次のように構成している。
すなわち、センタシステムは1以上の景品提供者から、その景品提供者が提供する景品の登録を受付け、登録された景品に関する情報を景品情報データベースに格納する。センタシステムは、顧客からの要求に応じて、登録された景品を表示し、表示した景品の中から所望の景品の選択と、その景品に割り当てるポイントの値の入力を受付ける。センタシステムは、選択された景品に対して、入力されたポイント値を、現在までに同一の又は他の顧客から割当てられたポイントの合計値に加算する。その結果、景品に割当てられたポイントの合計値が目標ポイントに達したときは、センタシステムは、その景品にポイントを割当てた顧客に対し景品の提供を許可する。
(4) :従来例4
以下、特許文献3を従来例4として説明する。従来例4は、不的中券の回収機能を備えた自動ポイント登録装置に関するものであり、公営競技場内や周辺地域における不的中券の散乱を防止するものである。
そのため、従来例4は、顧客のポイントカードを受け入れて処理するカード取扱部と、公営競技場での投票券を受け入れて処理する投票券取扱部と、ホストコンピュータとの通信を行うと共に上記各部を制御して機能させる制御部とを有し、受け入れた投票券の投票内容に応じたポイント値を顧客のポイントカードに書き込む自動ポイント登録装置において、ホストコンピュータから受信したレース結果に基づき、受け入れた投票券が不的中である場合には、受け入れた投票券を投票券回収箱に回収させるようにした。
(5) :従来例5
以下、特許文献4を従来例5として説明する。従来例5は投票券払戻装置に関するものであり、競馬等の勝ち的中を投票する投票券にさらに第2の当たり番号を設けた付加価値投票券を用いたものである。
そのため、従来例5は、投票券として、的中の対象以外の番号をまたは複数の番号から第2の当たり番号を決め当選金を支払うようにした付加価値付投票券を用いると共に、該投票券の該当レース終了後、前記第2の当たり番号に対して持参した投票券を読取り該番号を判定し、当たりの場合当選金を支払った後、該投票券の廃券を行うように構成する。
特開2002−259615号公報 特開2003−122910号公報 特開2001−52094号公報 特開平1−196665号公報

(1) :前記従来の投票ゲームに使用する投票券発売システムでは、所望の申し込み内容に対応した投票券しか購入できなかった。そのため、客の楽しみが不足していた。
(2) :前記従来例2乃至従来例4では、窓口の混雑防止や、景品の提供に関しての提案であるが、抽選によるプレゼント付き投票券の発売機能は存在しなかったため、客の楽しみが不足していた。
(3) :投票券購入時には締め切り間際に窓口が混雑するが、有効な対策はなかった。 本発明は前記課題を解決し、プレゼントが当たる抽選機能を導入し、プレゼント付き投票券の発売を可能とすることで客の楽しみを増大すると共に、抽選的中率を発売締め切り時刻に関連させて変化させることで、締め切り間際の窓口の混雑を防止できるようにすることを目的とする。

本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
(1) :ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータにおいて、前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、前記抽選により的中した場合はプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段とを備えていることを特徴とする。
(2) :ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータにおいて、前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、前記抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段とを備えていることを特徴とする。
(3) :前記(1) 又は(2) のホストコンピュータにおいて、前記抽選処理部が行う抽選の的中率を、投票券の発売締め切り時刻に関連して変化させ、締め切り間際の的中率を低く、締め切り時刻まで余裕のあるときは的中率を高く設定する的中率変化手段を備えていることを特徴とする。
(4) :ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、ホストコンピュータが端末機からの客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記端末機において、客の投票申し込み内容を含む電文を作成してホストコンピュータへ送信する電文作成送信手段と、ホストコンピュータから受信した電文に基づき、抽選に的中した場合にはプレゼント内容を付加した投票内容を印刷してプレゼント付き投票券を発券し、抽選に不的中の場合は、客の申し込んだ通常の投票券内容を印刷して発券する投票券印刷発券手段とを備えていることを特徴とする。
(作用)
図1は本発明の原理説明図である。以下、図1に基づいて前記各構成(1) 乃至(4) の作用を説明する。
(a) :図1に示したように、ホストコンピュータ1には通信回線3を介して端末機4が接続され投票ゲーム用システムを構成している。この投票ゲーム用システムではホストコンピュータ1が端末機4から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機4へ送信することで端末機4から投票券を発券する。
前記システムのホストコンピュータ1では、端末機4からの受信電文を受信電文解析部37が解析した後、抽選処理部33が前記解析後のデータより客の投票内容を基に抽選を行う。そして、発券データ作成部32は前記抽選により的中した場合はプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する。
そして、送信手段は前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機4へ送信する。このようにすれば、端末機4からプレゼント付き投票券を含む投票券を発券することができ、投票に対する新たな楽しみを客に提供することができる。
(b) :前記(2) では、ホストコンピュータ1には通信回線3を介して端末機4が接続され投票ゲーム用システムを構成している。この投票ゲーム用システムではホストコンピュータ1が端末機4から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機4へ送信することで端末機4から投票券を発券するシステムである。
前記システムのホストコンピュータ1では、端末機4からの受信電文を受信電文解析部37が解析した後、抽選処理部33が前記解析後のデータから客の投票内容を基に抽選を行う。そして、発券データ作成部32は前記抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する。
次に、送信手段は前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機4へ送信する。このようにすれば、端末機4から投票の数を増やしたプレゼント付き投票券を含む投票券を発券することができ、投票に対する新たな楽しみを客に提供することができる。
(c) :前記(3) では、前記(a) 、(b) において、的中率変化手段(発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部34)は、前記抽選処理部33が行う抽選の的中率を、投票券の発売締め切り時刻に関連して変化させ、締め切り間際の的中率を低く、締め切り時刻まで余裕のあるときは的中率を高く設定する。
このようにすれば、投票券購入時の抽選において、締め切りに近づくにつれて的中率を減少させることにより、締め切り間際の窓口混雑を防止し窓口業務の効率化を図れる。
(d) :前記(4) では、ホストコンピュータ1には通信回線3を介して端末機4が接続され投票ゲーム用システムを構成している。この投票ゲーム用システムではホストコンピュータ1が端末機4から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機4へ送信することで端末機4から投票券を発券するシステムである。
前記システムの端末機4は、電文作成送信手段(送信電文作成/受信電文解析部23)が、客の投票申し込み内容を含む電文を作成してホストコンピュータ1へ送信する。その後、ホストコンピュータ1からの電文を受信したら、投票券印刷発券手段(発券用データ作成部22、投票券印刷・発券ユニット12)は、ホストコンピュータ1から受信した電文に基づき、抽選に的中した場合にはプレゼント内容を付加した投票内容を印刷してプレゼント付き投票券を発券し、抽選に不的中の場合は、客の申し込んだ通常の投票券内容を印刷して発券する。
このようにすれば、投票に対する新たな楽しみを客に提供することができる。また、投票結果が的中するかどうかの楽しみの前に、投票券購入時の抽選でオマケの投票を手に入れる楽しみを提供することができる。

本発明(請求項1乃至5)によれば、次のような効果が得られる。
(1) :プレゼントが当たる抽選機能を導入し、プレゼント付き投票券の発売を可能とすることで客の楽しみを増大すると共に、抽選的中率を発売締め切り時刻に関連させて変化させることで、締め切り間際の窓口の混雑を防止できる。
(2) :投票ゲームに於ける新たな投票券発売機能を提供できる。すなわち、景品ベット付き投票を実現できるから、客の楽しみを増大する。
(3) :投票に対する新たな楽しみを客に提供することができる。この場合、投票結果が的中するかどうかの楽しみの前に、投票券購入時の抽選でオマケの投票を手に入れる楽しみを提供することができる。
(4) :投票券購入時の抽選において、締め切りに近づくにつれて的中率を減少させることにより、締め切り間際の窓口混雑を防止し、窓口業務の効率化を図れる。
(5) ;投票ゲームの主催者にとっては、景品ベットを付加してもなんら特別なランニングコストは発生せず、これによる話題性や集客性、売り上げ向上が期待できる。
以下、本発明に係る投票ゲームを競馬に利用したシステムの例について説明する。
§1:システム構成例とホストコンピュータ及び端末機の構成の説明
(1) :システム全体の説明
図2はシステム構成図である。このシステムは競馬の投票に利用するシステムであり、図2のように、センタ側装置にはホストコンピュータ1と該ホストコンピュータ1に接続された端末機インタフェース制御装置2を備えている。また、前記端末機インタフェース制御装置2には、通信回線3を介して端末機4を接続している。なお、この端末機4は、投票券発売機、自動発売機、自動発払機と呼ばれる装置を含んでいる。
前記ホストコンピュータはセンタ側装置としての各種処理や制御を行うものであり、例えば、端末機4へ電文や指示を送信したり、投票データの各種処理をしたり、端末機4からの電文を受信したりする処理等を行うものである。前記端末機インタフェース制御装置2は、端末機4との接続、通信等の制御を行うものである。
端末機4は、客の投入した投票申し込みマークカードを読み込み、そのデータから客の投票内容の電文を作成してホストコンピュータ1へ送信したり、或いは、ホストコンピュータ1からの返信電文の内容に基づき、投票券を印刷し発売したりするものである。
(2) :端末機の説明
図3は端末機の構成説明図である。端末機4には、投票申し込みマークカード読み取りユニット11、投票券印刷・発券ユニット12、紙幣読み取り・釣り銭放出ユニット13、硬貨識別・釣り銭放出ユニット14、客用表示器15、客用タッチパネル16、主制御部(CPU)17、装置制御部(プログラム)18、ホストコンピュータインタフェース制御部19、オペレータ用表示器20、オペレータ用タッチパネル21、メモリ24等を備えている。
前記投票申し込みマークカード読み取りユニット11は、客がマーク済みの投票申し込みマークカードを端末機4に挿入した際、その投票申し込みマークカードを読み取り、該読み取ったデータを装置内部に取り込むものである。投票券印刷・発券ユニット12は、ホストコンピュータ1から指示された発券用データに従って、投票券に印刷を行い、発券するものである。
紙幣読み取り・釣り銭放出ユニット13は、客が投入した紙幣を読み取り、釣り銭があった場合に釣り銭を放出する(客に返す)ものである。硬貨識別・釣り銭放出ユニット14は、客が投入した硬貨を識別し、釣り銭があった場合に釣り銭を放出する(客に返す)ものである。
客用表示器15は、客への投票案内等の情報表示を行うものである。客用タッチパネル16は客が投票の際に操作するものである。主制御部(CPU)17は端末機4全体の制御を行うものである。装置制御部(プログラム)18は端末機4内の各種処理や制御を行うもの(装置制御アプリソフト:装置制御用プログラム)である。
ホストコンピュータインタフェース制御部19は、ホストコンピュータ1と通信する際のインタフェース制御を行うものである。オペレータ用表示器20はオペレータに対する各種情報を表示するものである。オペレータ用タッチパネル21は、オペレータが操作するものである。
発券用データ作成部22は、ホストコンピュータ1からの指示内容に従って、発券用データを作成するものである。送信電文作成/受信電文解析部23は、ホストコンピュータ1へ送信する電文を作成したり、或いは、ホストコンピュータ1から受信した電文の解析を行うものである。なお、装置制御部(プログラム)18は主制御部(CPU)17の指示に従って、各種処理や制御を行うものである。なお、図1に示した送信電文作成/受信電文解析部13及び発券用データ作成部22は、図3に示した装置制御部(プログラム)18の一部の機能である。
(3) :ホストコンピュータの説明
図4はホストコンピュータの構成説明図である。図4に示したように、ホストコンピュータ1は、抽選によりプレゼント付き投票券を発売する際の各種処理や制御を行うものであり、電文送受信部31、発券データ作成部32、抽選処理部33、発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部34、CPU(中央演算処理装置)35、投票申し込みマークカードデータ解析部36、受信電文解析部37、乱数発生部38、メモリ39、制御部(プログラム)40等を備えている。
前記電文送受信部31は端末機4からの電文を受信したり、或いは端末機4へ電文を送信したりするものである。発券データ電文作成部32は発券用データ電文を作成するものである。抽選処理部33は端末機4から投票の申し込みがあった際に、抽選を行うものである。
発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部34は、発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選を行うものである。CPU35はホストコンピュータ内の各種制御を行うものである。投票申し込みマークカードデータ解析部36は端末機4から受信した投票申し込みマークカードデータの解析を行うものである。受信電文解析部37は端末機4からの受信電文を解析するものである。メモリ38は前記各部がワーク用として使用するものである。制御部(プログラム)40はホストコンピュータ1内の各種処理や制御を行うものである。なお、制御部(プログラム)40はCPU35の指示に従って、処理や制御を行う。
§2:端末機及びホストコンピュータの処理の説明
(1) :端末機の処理
図5は端末機の処理フローチャート(その1)、図6は端末機の処理フローチャート(その2)である。以下、図5、6に基づいて、端末機の処理を説明する。なお、S1〜S22は各処理ステップを示す。
端末機4は、ホストコンピュータ1からの指示(電文等による指示)に基づき、抽選によるプレゼント付き投票券を発売する機能を備えた装置である。先ず、端末機4の電源が投入されると(S1)、端末機4の装置制御部18、ホストインタフェース制御部19は、場、年、回、日、出走表など、発売データのオンライン取得(ホストコンピュータ1からの取得)を行い(S2)、ホストコンピュータ1から発売開始指示を受信する(S3)。このようにして、S1乃至S3の処理により投票券発売の前準備を行う。
次に、端末機4の装置制御部18は、投票申し込みカード(投票申し込みマークカード)はあるかの判断をする(S4)。すなわち、客がマークして投入した投票申し込みマークカードが端末機4内の所定の場所にあるか否かを判断する。
その結果、投票申し込みカードがあれば(無人の場合)、投票申し込みマークカード読み取りユニット11により投票申し込みカードの内容を読み取る(S5)。しかし、投票申し込みカードが無ければ(有人の場合)、端末機4の装置制御部18は、オペレータが入力した情報を端末機4内に取り込む(S10)。すなわち、有人の端末機4では、オペレータが客から口頭で投票申し込み内容を聞き、その内容を前記オペレータ用タッチパネル21(又は、客用タッチパネル16)を操作して必要なデータを入力する。
このようにして端末機4内に客の投票申し込みデータの存在が確認された状態で、端末機4の装置制御部18は、オンライン取得した発売データと、投票申し込みカードの内容、又はオペレータが入力したデータと比較し(S6)、発売データの範囲外か否かを判断する(S7)。その結果、発売データの範囲外であれば、キーボードより入力済みデータを修正する(S8)。この場合、端末機4の装置制御部18の制御により、客用表示器15に発売データの範囲内のみ修正可能なメッセージを表示して客への修正を促し、客により客用タッチパネル16を操作して修正してもらう。
次に、端末機4の装置制御部18は、投票アテンションデータ(投票の上りデータ)作成を行う(S9)。しかし、前記S7の処理で、発売データの範囲外でないと判断した場合は、そのまま前記S9の処理へ移行する。次に、端末機4の装置制御部18、ホストインタフェース制御部19は、投票アテンションデータ(上り電文)をホストコンピュータ1へ送信し(S11)、装置制御部18は、発券可応答か否かを判断する(S12)。
その結果、発券可応答でなければ、客用表示器15の画面に発券不可能表示とエラー箇所表示を行い(S14)、S4の処理へ移行する。しかし、発券可応答であれば、端末機4の装置制御部18は、投票券印刷データを作成し(S13)、プレゼント投票付きか(プレゼント投票に当選か)否かを判断する(S15)。
その結果、プレゼント投票付き(プレゼント投票に当選)であれば、装置制御部18は、投票券印刷データにプレゼント投票印刷を追加し(S16)、投票券印刷・発券ユニット12に投票券印刷データを渡す(S17)。しかし、プレゼント投票付き(プレゼント投票に当選)でない場合は、そのままS17の処理へ移行する。
次に、投票券印刷・発券ユニット12により投票券を印刷し、発券処理を行う(S18)。そして、装置制御部18は、接客終了か否かを判断し(S19)、接客終了でなければS4の処理へ移行し、接客終了であれば、投票合計金額計算を行い(S20)、精算処理を行う(S21)。次に、装置制御部18は、発売終了(発売停止)か否かを判断し(S22)、発売終了(発売停止)になるまで、S4の処理へ移行し、発売終了(発売停止)になればこの処理をストップする。
(2) :ホストコンピュータの処理
図7はホストコンピュータの処理フローチャート(その1)、図8はホストコンピュータの処理フローチャート(その2)である。以下、図7、8に基づいて、ホストコンピュータの処理を説明する。なお、S31〜S52は各処理ステップを示す。
先ず、ホストコンピュータ1の制御部40は、電源投入された状態で、場、年、回、日、出走表など、発売データの設定を行う(S31)。そして、発売開始指示を行う(S32)。次に、制御部40は、発売停止時刻か否かを判断し(S33)、発売停止時刻ならば発売停止指示を端末機4へ送信して(S52)処理をストップする。しかし、発売停止時刻でなければ、電文送受信部31により電文を受信して(S34)、受信電文解析部37により解析し、投票アテンションデータ受信か否かを判断する(S35)。
その結果、投票アテンションデータ受信であれば、投票申し込みマークカードデータ解析部36により解析し、発売データと投票アテンションデータの範囲のチェックを実施し(S36)、発売データの範囲外か否かの判断を行う(S39)。しかし、S35の処理で、投票アテンションデータ受信でなければ、制御部40は、レスポンスデータを作成し(S37)、電文送受信部31により端末機4へ電文送信を行い(S38)、S33の処理へ移行する。
S39の処理で、発売データの範囲外でないと判断した場合は、発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部34は、発売締め切りまでの時刻などより、的中率パラメータを算出し(S40)、乱数発生器38から乱数発生関数の呼び出しを行って(S41)、的中計算処理を行い(S42)、的中したか否かを判断する(S43)。
また、S39の処理で、発売データの範囲外であると判断した場合は、発券データ電文作成部32は、発券レスポンスデータを作成し(S44)、電文送受信部31により発券不可(不許可)電文送信を行い(S45)、S33の処理へ移行する。
また、S43の処理で、抽選処理部33は、抽選で的中したと判断した場合(当選)は、プレゼント投票のベット決定処理を行い(S46)、プレゼント投票の金額決定処理を行い(S47)、発券データ電文作成部32によりプレゼント投票レスポンスデータ作成を行って(S48)、電文送受信部31により端末機4へ発券可能電文送信を行い(S49)、S33の処理へ移行する。しかし、S43の処理で抽選に的中しなかった(落選)、すなわち不的中の場合は、発券データ電文作成部32により通常発券レスポンスデータ(プレゼント無し)作成を行い(S50)、電文送受信部31により発券可能電文送信を行ってS33の処理へ移行する。
以上のようにしてホストコンピュータ1の処理を行う。この処理において、S46、S47の処理は、プレゼントが「投票のベット」の例であるが、別のプレゼントの例では、「投票のベット」の代わりに、別のプレゼント(例えば、景品、現金等)の決定処理を行う。
(3) :その他の説明
・前記ホストコンピュータ1と端末機4を含む投票ゲーム用システムでは、抽選によりプレゼント付き投票券の発売を行うが、このプレゼント付き投票券の発売は、競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじ等の投票ゲームに適用可能である。
・前記ホストコンピュータ1と端末機4を含む投票ゲーム用システムは、競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじ等の投票ゲームを行うシステムであり、所望の投票内容に対し抽選により、客の申し込み金額に相応した金額にて新たな投票内容を付加して発券できる機能を有する。
また、端末機(投票券発売機を含む)4では、ホストコンピュータ1側の抽選により投票の数を増やしたプレゼント付き投票券を客に進呈可能とする。なお、この場合、所望の購入内容と区別するため、プレゼントされた投票には、新たなマークを付けたり、字体や色を変えるなどを行っても良い。
・前記ホストコンピュータ1は、抽選的中率を発売締め切り時刻に関連して変化させ、締め切り間際の的中率を低く、締め切り時刻まで余裕のあるときは的中率を高く設定し、締め切り間際の窓口の混雑を防止できるようにする機能を有する。
・前記プレゼント付き投票券のプレゼントの当たる確率は投票券の購入時刻によって変動し、プレゼントもベットに限らず、ポイント、景品、金額でも良い。
§3:投票券発券例の説明
以下、図9乃至図12に基づき、投票券発券例を説明する。
(1) :発券例1
図9は投票券発券例1であり、A図は投票申し込みマークカード、B図は通常投票券の発券例、C図はプレゼント投票付きラッキー通常投票券の発券例である。
この例では、客が図9のA図に示した投票申し込みマークカードを入手(例えば、端末機4の周辺に置いてあるのを取るか、又は係員から入手する)して、鉛筆等により投票内容をマークし、マーク済みの投票申し込みマークカードを端末機4の挿入口へ挿入することで、図9のB図、C図のような投票券を購入している。
この場合、図9のB図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で不的中の応答を受け、通常投票券を発券している。なお、この時の投票券は、1−2−3、2000円、4−5−6、2000円、7−8−12、2000円が発券されている。この時の式別は馬3連複である。
また、図9のC図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で的中の応答を受け、プレゼント投票付きラッキー通常投票券を発券している。この時のプレゼント投票は、「5−12−13」の「1000円」が無料でプレゼントされている。この時の式別は馬3連複である。なお、プレゼント投票分には、他と区別するための特別のマーク付加しても良い。
なお、図9のC図の例において、元々のベット番号の1行目から3行目が不的中でも、プレゼントされた4行目が的中すれば、的中払戻金を受け取ることができる。この機能のため、プレゼント投票をサポートしたインタフェースと、このインタフェースによる端末機4(投票券発売機を含む)とホストコンピュータ1により構成するシステムのホストコンピュータ1には、投票アテンションデータが来た場合、プレゼントする/しないの抽選機能と、プレゼント投票内容の決定機能を持つ。
(2) :発券例2
図10は投票券発券例2であり、A図は投票申し込みマークカード、B図は通常投票券の発券例、C図はラッキー通常投票券の発券例である。
この例では、客が図10のA図に示した投票申し込みマークカードを入手して、鉛筆等により投票内容をマークし、マーク済みの投票申し込みマークカードを端末機4の挿入口へ挿入することで、図10のB図、C図のような投票券を購入している。
この場合、図10のB図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で不的中の応答を受け、通常投票券を発券している。
また、図10のC図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で的中の応答を受け、ラッキー通常投票券を発券している。この時のプレゼント投票は、「13−4」の「1000円」である。また、この時の式別は連単である。なお、プレゼント投票分には、他と区別するための特別のマーク付加しても良い。
(3) :発券例3
図11は投票券発券例3であり、A図は投票申し込みマークカード、B図はながし投票券の発券例、C図はラッキーながし投票券の発券例である。
この例では、客が図11のA図に示した投票申し込みマークカードを入手して、鉛筆等により投票内容をマークし、マーク済みの投票申し込みマークカードを端末機4の挿入口へ挿入することで、図11のB図、C図のような投票券を購入している。
この場合、図11のB図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で不的中の応答を受け、ながし投票券を発券している。
また、図11のC図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で的中の応答を受け、ラッキーながし投票券を発券している。この時のプレゼント投票は、「11、12、13」である。この時の式別はワイド、ながし投票である。なお、プレゼント投票分には、他と区別するための特別のマーク付加しても良い。
(4) :発券例4
図12は投票券発券例4であり、A図は投票申し込みマークカード、B図はボックスながし投票券の発券例、C図はラッキーボックス投票券の発券例である。
この例では、客が図12のA図に示した投票申し込みマークカードを入手して、鉛筆等により投票内容をマークし、マーク済みの投票申し込みマークカードを端末機4の挿入口へ挿入することで、図12のB図、C図のような投票券を購入している。
この場合、図12のB図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で不的中の応答を受け、ボックスながし投票券を発券している。
また、図12のC図の例では、端末機4で投票申し込みマークカードの内容を読み取り、その内容を含む電文をホストコンピュータ1へ送信したところ、ホストコンピュータ1から抽選で的中の応答を受け、ラッキーボックス投票券を発券している。この時のプレゼント投票は、「9」である。この時の式別は馬3連単である。なお、プレゼント投票分には、他と区別するための特別のマーク付加しても良い。
§4:電文例の説明
以下、図13乃至図15に基づき、電文例を説明する。
図13、図14は、前記投票ゲーム用システムを構成するホストコンピュータ1と端末機4における投票インタフェースについての例である。ここでの管理項目の大部分は、図31(従来例)の従来の抽選機能なしの場合と同様であるが、プレゼントされる投票が有るかないかのフラグと、プレゼントされる投票ベット内容と、金額を示す欄が追加されている。すなわち、図の網かけで示した部分の情報、
a:抽選結果:プレゼントの有無
b:進呈組番号:プレゼントされるベット番号
c:進呈金額:プレゼントされるベット番号毎の金額
である。
・通常投票の場合
図13のA図は、通常投票の抽選機能付きアテンションデータとレスポンスデータの例を示している。通常投票では、
a:抽選結果:プレゼントの有無
b:進呈組番号:プレゼントされるベット番号
c:進呈金額:プレゼントされるベット番号毎の金額
が追加される。
この場合の上り/下り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)は、図13のA図に示す。これらの電文では、STX(start of text )から始まりETX(end of text )、BCC(チェックコート゛ )で終わる。
例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのID(識別コード)、に続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、組番号上1、組番号下1、金額1、組番号上2、組番号下2、金額2、組番号上3、組番号下3、金額3、組番号上4、組番号下4、金額4、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのID(識別コード)、に続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、1行目応答フラグ、2行目応答フラグ、3行目応答フラグ、4行目応答フラグ、合計金額、・・・抽選結果、進呈組番号上1、進呈組番号下1、進呈金額1、進呈組番号上2、進呈組番号下2、進呈金額2、ETX、BCC」の順になっている。
この例において、「進呈組番号上1、進呈組番号下1、進呈金額1」がベット#1、「進呈組番号上2、進呈組番号下2、進呈金額2」がベット#2であり、これらが抽選結果に基づくベット毎のプレゼントである。
・ながし投票の場合
図13のB図は、ながし投票の抽選機能付きのアテンションデータとレスポンスデータの例を示している。ながし投票では、金額は投票申し込み時に決定されるので、
a:抽選結果:プレゼントの有無
b:進呈組番号:プレゼントされるベット番号
のみが追加される。
この場合の上り/下り電文は、図13のB図に示す。例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのIDに続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、軸番号1、軸番号2、金額、相手番号1乃至10、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのIDに続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、軸1応答フラグ、軸2応答フラグ、相手1応答フラグ、相手2応答フラグ、相手3応答フラグ、抽選結果、進呈相手番号1、進呈相手番号2、合計金額、ETX、BCC」の順になっている。この例において、「進呈相手番号1、進呈相手番号2」が抽選結果に基づく付加情報である。
・ボックス投票の場合
図14のA図は、ボックス投票の抽選機能付きのアテンションデータとレスポンスデータの例を示している。ボックス投票でも、金額は投票申し込み時に決定されるので、
a:抽選結果:プレゼントの有無
b:進呈組番号:プレゼントされるベット番号
のみが追加される。
この場合の上り/下り電文は、図14のA図に示す。例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのIDに続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、組番号1、組番号2、組番号3、組番号4、組番号5、組番号6、組番号7、合計金額、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのIDに続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、組番号1応答フラグ乃至組番号5応答フラグ、抽選結果、進呈組番号1、進呈組番号2、合計金額、ETX、BCC」の順になっている。この例において、「進呈組番号1、進呈組番号2」が抽選結果に基づく付加情報である。
・他の例の場合
図15のA図は、本発明に係る抽選機能付き投票券発売機(端末機4内)、抽選機能付き投票券発売システム(ホストコンピュータ1と端末機4を含むシステム)での投票インタフェースについての第2の例である。
レスポンスデータには、投票申し込み番号と金額全てに加え、プレゼントされるベット番号と金額を含んでいる。すなわち、これら全ての番号と金額が投票券に印刷される。プレゼント投票の有無を認識させるため、プレゼントされる投票が有るかないかのフラグ:抽選結果がある。
この場合の上り/下り電文は、図15のA図に示す。例えば、上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)では、「STX、上り電文ADのIDに続いて、投票、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、組番号上1、組番号下1、金額1、組番号上2、組番号下2、金額2、組番号上3、組番号下3、金額3、組番号上4、組番号下4、金額4、ETX、BCC」の順になっている。
また、下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)では、「STX、下り電文RDのIDに続いて、投票、投票券暗証番号、投票券連番号、発券許可フラグ、1行目応答フラグ、2行目応答フラグ、3行目応答フラグ、4行目応答フラグ、抽選結果、合計金額、場、年、回、日、レース番号、投票形式、式別1、組番号上1、組番号下1、金額1、組番号上2、組番号下2、金額2、組番号上3、組番号下3、金額3、組番号上4、組番号下4、金額4、進呈組番号上1、進呈組番号下1、進呈金額1、進呈組番号上2、進呈組番号下2、進呈金額2、ETX、BCC」の順になっている。この例において、「抽選結果、及び「組番号上1、組番号下1、金額1、組番号上2、組番号下2、金額2、組番号上3、組番号下3、金額3、組番号上4、組番号下4、金額4、進呈組番号上1、進呈組番号下1、進呈金額1、進呈組番号上2、進呈組番号下2、進呈金額2」が抽選結果に基づく付加情報(投票券への印刷情報を全部付加した例)である。
§5:ホストコンピュータと端末機の処理におけるその他の説明
(1) :発売締め切り時間に関連した的中率の具体的変化の仕方
投票ゲームのファンは投票の際、オッズなどのデータを参考に投票するものであるが、最終に近いオッズデータを参考にするためには、発売締め切り間際に購入する必要があった。又、複数の候補の中から投票番号を絞り込み決断する時間を要し、発売締め切り間際まで熟考してから購入するフォンも多い。このため、締め切り間際に窓口が混雑するのが常である。
そこで、ホストコンピュータ1では、窓口が混雑するのを防止し、発売状況を平準化させるため、前記発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部34(図4参照)が、発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理を行うことで、プレゼント付き投票の的中率を時間とともに変化させ、早期の購入を促す事ができる。
この場合、例えば、ホストコンピュータ1にて抽選での的中率を以下のように変化させることを、客のいる場所等において購入するファン(客)に対しアナウンスする。このようにして、ファンがプレゼント投票の的中率の高い時間帯に購入することを促し、ファンの購入時間が締め切り間際に集中することを避ける効果が期待できる。
例えば、締め切りまでの時間=25分〜20分は、プレゼント投票の的中率=1/200、締め切りまでの時間=20分〜15分は、プレゼント投票の的中率=1/400、締め切りまでの時間=15分〜10分は、プレゼント投票の的中率=1/800、締め切りまでの時間=10分〜05分は、プレゼント投票の的中率=1/5000、締め切りまでの時間=05分〜02分は、プレゼント投票の的中率=1/10000、締め切りまでの時間=02分〜00分は、プレゼント投票の的中率=1/50000とする。
的中率の変化の仕方としては、前記発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部34が、乱数発生部38(図4参照)で発生させた乱数を使用し、処理を行う。
また、重賞レースなどで、入場者数に対し、該当レースの購入数が少ない場合などには、通常より的中率を上げることを客にアナウンスし、購入者数を増やすことも可能になる。投票券1枚当たりの購入金額が大きい場合には的中率を高くする、投票券1枚当たりの購入ベット数が多い場合には、的中率を高くするなどのサービスにより、購入意欲を増し、売り上げの向上を図ってもよい。
(2) :プレゼント投票を実施する場合の具体的な的中金額の計算例
例えば、該当レースで購入された的中ベットが一票だけの場合に、プレゼント投票も的中してしまった場合など特殊なケースでは、払戻金計算方法によっては、主催者側にリスクが伴うのではないかという点については次の通りである。
すなわち、第1の計算例としては、該当レースでの売上金の払戻金から充当する方法がある。該当レースのある式別での売上金をAとすると、主催者の取り分Bは、25%(B=0.25A)、払戻予定金Cが75%(C=0.75A)。的中枚数がD枚(100円当たり)あると、払戻金E=C÷D。
的中枚数の中にプレゼント投票を含めるものとすれば、主催者の取り分Bは固定であり、主催者にリスクは伴わない。すなわち、該当レースで購入された的中ベットが一票100円の場合、払戻予定金が450万円であるとすると、払戻金E=450万円÷1=450万円であるが、プレゼント投票の的中も1票あると、払戻金E=450万円÷2=225万円となる。
また、第2の計算例としては、プレゼント投票の的中金を主催者の取り分Bから充当する方法である。この場合、主催者は取り分Bの中から、プレゼント投票の払戻金をストックしておき、プレゼント投票に的中のある場合には、この中から支払うものとする。
すなわち、該当レースで購入された的中ベットが1票100円の場合、払戻予定金が450万円であるとすると、払戻金E=450万円÷1=450万円であって、プレゼント投票の的中も1票あると、この払戻金E1=E=450万円となる。主催者が払戻金がストックを超えて赤字にならないように、プレゼント投票を進呈するための的中率を決める。
(3) :プレゼント投票のベット内容の具体的な選択方法
プレゼント投票のベット内容は、ランダムでも良いし、オッズを参照して人気番号の例えば、上位10番の中から選択しても良いし、大穴の例えば、上位10番の中から選択しても良い。プレゼント投票のベット内容に対する進呈金額は、例えば、単位金額である100円など固定しても良いし、該当申し込み投票券の複数ベットの金額の最小金額と同じとしても良いし、該当申し込み投票券の複数ベットの金額の最大金額と同じように設定しても良い。
(4) :実施した場合の主催者、或いは投票券購入者のリスクについて
前記(2) で説明したように、第1の計算例を用いた方が、主催者側のリスクがないので有利である。投票券購入者にとっては、前記第1の計算例であると、従来の方法より払戻金が少なくなるというリスクを伴うが、投票ゲームでの的中者が極端に少ない特殊なケースを除いて、通常は、普通の購入による的中枚数の方がプレゼント投票の的中枚数より遙に多いため、払戻金に大きな差は発生しないため、大きなリスクはない。
(5) :正規購入の的中者と、プレゼントによるベットの的中者の摩擦などについて
正規購入の的中者や、不的中者であった者にとっては、プレゼント投票による的中者は妬ましいものであると考えられるが、プレゼント投票の的中によるラッキーな投票券を実現し、投票ゲームへの人気を更に高めることが本発明の主眼の一つである。
また、プレゼント付き投票を新たな式別として設定し、従来の投票式別とは分けてしまう方法が考えられる。例えば、馬番連勝式とプレゼント付き馬番連勝式に分けることにより、払戻金の計算を分ける。従来の式別でよい者は、馬番連勝式を購入すれば良いし、多少のリスクを承知でラッキーな投票券を手に入れたい者は、プレゼント付き馬番連勝式を購入すれば良い。
これにより、正規購入の的中者と、プレゼントによるベットの的中者の摩擦を避けることができる。ここでは、便宜上、馬番連勝式とプレゼント付き馬番連勝式の2つの式別に分けたが、式別は、馬番連勝式のみとし、投票申し込みカードにプレゼント付き有無の記入欄を設け、マークの有無により払戻金の計算方法を分けることもできる。
§6:ホストコンピュータ及び端末機の更なる詳細、かつ具体的なデータ構造と処理の説明
以下、図16乃至図27に基づき、ホストコンピュータ及び端末機の更なる詳細、かつ具体的なデータ構造と処理を説明する。
(1) :ホストコンピュータ内のデータ構造と処理の説明
(a) :ホストコンピュータ内のデータ構造の説明
ホストコンピュータ1において、抽選によるプレゼント投票の当たり/外れ処理と、プレゼント投票の確定処理を時間との関係で行う処理は次のようにして行う。先ず、前記処理を行うに際し、図16に示した発売締め切り時刻テーブルと、図17に示したプレゼント投票券的中率テーブル3種を予め備えておく。
前記図17に示したプレゼント投票券的中率テーブル3種としては、図17のA図に示した締め切り時刻までがある時間以上前ならば最大的中率とした例、図17のB図に示した締め切り時刻までの区切りを発売時間の全てに渡り細分化し、的中率を変化させた例、図17のC図に示した締め切り時刻までがある時間以上前ならば的中機能を働かないように設定した例、すなわち、開催当日の集客効果と売り上げ増を狙った設定例の3種である。
前記テーブル例において、残時間範囲は便宜上、00分−02分と02分−05分のように値が一部オーバーラップしているように見えるが、例えば、02分−05分での02分は、1分59秒999ミリ秒・・・を示しており、内部処理上はオーバーラップ処理はしていない。
(b) :ホストコンピュータ内の処理の説明(その1)
以下、図18に基づいて、ホストコンピュータ内の処理を説明する。なお、S61〜S74は各処理ステップを示す。
ホストコンピュータ1は、投票電文受信を行うと(S61)、場、レース番号をアテンションデータから取得する(S62)。次に、ホストコンピュータ1は、場、レースに対応した発売締め切り時刻テーブル(図16参照)から締め切り時刻(例えば、10:05)を取得し(S63)、現在時刻(例えば、9時37分30秒)を取得し(S64)TIME=締め切り時刻−現在時刻の演算を行う(S65)ことでTIMEを演算する。この時、例えば、TIME=28分30秒を得る。
次に、ホストコンピュータ1は、図17のA図、B図、C図を参照し、プレゼント投票の的中率テーブルの残時間範囲=TIMEから的中率(1/M)を求める:M分の1の確率で的中する(S66)。すなわち、図17では、運用目的/主催者の意向などにより図17のA図にて、1/200:200分の1の確率で的中。
なお、前記的中率の確率で的中を発生させる処理の1例としては次の通りである。先ず、乱数Nを発生(例えば、N=1234567)させる(S67)。そして、N÷Mの整数部分Jを取る(S68)。例えば、M=200、J=1234567÷200=6172となる。
次に、JをM倍する(S69)。そして、I=J×Mとする(6172×200=1234400)。次に、L=N−Iとし(S70)、L=3か否かを判断する(S71)。この場合、L=1234567−1234400=167(L=0〜199の値をとる乱数)、L=3は、200分の1の確率。
次に、S71の処理でL=3の場合は、的中確定処理(ベット決定処理と金額決定処理)を行い(S72)、的中レスポンスデータを作成、プレゼント投票付き投票を実施し(S73)、この処理を終了する。また、S71の処理で、L=3でなければ、通常レスポンスデータを作成し、プレゼントなしの普通の投票を実施し(S74)、この処理を終了する。なお、S72乃至S74の処理についての詳細な説明は後述(図19乃至図25等を参照)する。
(c) :ホストコンピュータ内の処理の説明(その2)
図19はオッズテーブル例、図20はオッズテーブルの並べ替え例である。図21はホストコンピュータの処理フローチャート例2である。以下、図19乃至図21に基づいて、ホストコンピュータ内の処理(その2)を説明する。なお、図21において、S81〜S92は各処理ステップを示す。また、S81乃至S84はベット決定処理の一例であり、S86乃至S92は金額決定処理の一例である。
先ず、ホストコンピュータ1は、場、式別、レース番号をアテンションデータから取得し(S81)、場、式別、レースに対応した最新オッズテーブル(図19参照)からオッズデータを取得する(S82)。次に、オッズデータと組番をセットにオッズデータの昇順に並べ替えを実施(図20参照)する(S83)。そして、最小値(人気)のオッズに対応した組番(図20参照)を選択し、決定ベットとする(S84)。なお、決定ベットが1−5の例は、図26、27(後述する)を参照されたい。
次に、ホストコンピュータ1は、通常投票か否かを判断し(S85)、通常投票の場合は、各ベットの申し込み金額を取得し(S86)、申し込みベットの最小金額を取得(図26、27において、各ベット、3000円、2000円、2000円)する(S87)。そして、最小金額(2000円)をプレゼント投票の金額に決定して(S88)この処理を終了する。
また、S85の処理において、通常投票でないと判断した場合、ボックス投票か否かを判断し(S89)、ボックス投票であると判断した場合、金額固定のためベットのみの決定となる(S92)。そして、この処理を終了する。また、S89の処理において、ボックス投票でないと判断した場合、ながし投票か否かを判断し(S90)、ながし投票であればS92の処理へ移行し、ながし投票でなければ受信電文エラーとする(S91)。
(d) :プレゼント投票的中時のインタフェースデータ例の説明
図22は通常投票のプレゼント的中の例(その1)、図22は通常投票のプレゼント的中の例(その2)、図24は通常投票の普通の発券(プレゼント無し)例(その1)、図25は通常投票の普通の発券(プレゼント無し)例(その2)、図26は通常投票のプレゼント的中例(その1)、図27は通常投票のプレゼント的中例(その2)である。以下、図22乃至図27にもとづいて、プレゼント投票的中時のインタフェースデータ例を説明する。
・通常投票のプレゼント的中の一例(図22、図23参照)
まず、客は、投票申し込み内容は、東京、1回、2日の4レース、馬3連複で、01−02−03、2000円、04−05−06、2000円、07−08−12、2000円を計6000円分購入しようとしている。そして、客がマークしたマーク済みカードを端末機4に挿入し、そのデータを基に、図22のような上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)を送信する。
その後、前記電文を受信したホストコンピュータ1で抽選を行い、プレゼントに的中したため、図23のような下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)を送信している。この電文では、客の投票申し込みデータに、プレゼント(05−12−13、2000円)データが付加している。
すなわち、投票券の発売時には、東京、1回、2日の4レース、馬3連複で、01−02−03、2000円、04−05−06、2000円、07−08−12、2000円、05−12−13、2000円を計6000円で発券しており、05−12−13、2000円をプレゼントするというものである。
・通常投票の普通の発券。プレゼント無しの一例(図24、25参照)
まず、客は、投票申し込み内容は、東京、1回、2日の4レース、馬3連複で、01−02−03、2000円、04−05−06、2000円、07−08−12、2000円を計6000円分購入しようとしている。そして、客がマークしたマーク済みカードを端末機4に挿入し、そのデータを基に、図24のような上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)を送信する。
その後、前記電文を受信したホストコンピュータ1で抽選を行い、プレゼントに的中しなかったため、図25のような下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)を送信している。この電文では、客の投票申し込みデータに、プレゼント無し(抽選結果=0)データが付加している。
すなわち、投票券の発売時には、東京、1回、2日の4レース、馬3連複で、01−02−03、2000円、04−05−06、2000円、07−08−12、2000円を計6000円で普通に発券しており、プレゼントは無しである。
・通常投票のプレゼント的中の一例(図26、27参照)
まず、客は、投票申し込み内容は、東京、1回、2日の4レース、枠連複で、1−2、3000円、4−5、2000円、7−8、2000円を計7000円分購入しようとしている。そして、客がマークしたマーク済みカードを端末機4に挿入し、そのデータを基に、図24のような上り電文(端末機4→ホストコンピュータ1)を送信する。
その後、前記電文を受信したホストコンピュータ1で抽選を行い、プレゼントに的中したため、図27のような下り電文(ホストコンピュータ1→端末機4)を送信している。この電文では、客の投票申し込みデータに、プレゼント有り(抽選結果=1)データが付加している。
すなわち、投票券の発売時には、東京、1回、2日の4レース、枠連複で、1−2、3000円、4−5、2000円、7−8、2000円を計7000円で普通に発券しているが、1−5、2000円をプレゼントするというものである。
§7:ホストコンピュータの具体的な装置例の説明
図28はホストコンピュータの具体的な装置例である。前記ホストコンピュータ1は、例えば、図28のように構成する。
前記ホストコンピュータは、コンピュータ本体41と、該コンピュータ本体41に接続されたディスプレイ装置42、入力装置(キーボード/マウス等)43、リムーバブルディスクドライブ(「RDD」という)44、ハードディスク装置(「HDD」という)45等で構成されている。
そして、コンピュータ本体41には、内部の各種制御や処理を行うCPU35と、プログラムや各種データを格納しておくためのROM46(不揮発性メモリ)と、メモリ38と、インタフェース制御部(「I/F制御部」という)47と、通信制御部48等が設けてある。なお、前記RDD44には、フレキシブルディスクドライブや光ディスクドライブ等が含まれる。
前記構成の装置において、例えば、HDD45の磁気ディスク(記録媒体)に、前記ホストコンピュータ1の処理を実現するためのプログラムを格納しておき、このプログラムをCPU35が読み出して実行することにより、ホストコンピュータ1が行う処理を実行する。
しかし、本発明は、このような例に限らず、例えば、HDD45の磁気ディスクに、次のようにしてプログラムを格納し、このプログラムをCPU35が実行することで前記処理を行うことも可能である。
(1):他の装置で作成されたリムーバブルディスクに格納されているプログラム(他の装置で作成したプログラムデータ)を、RDD44により読み取り、HDD45の記録媒体に格納する。
(2):通信回線を介して他の装置から伝送されたプログラム等のデータを、通信制御部48を介して受信し、そのデータをHDD45の記録媒体(磁気ディスク)に格納する。
§8:その他の説明
(1) :前記の例では、抽選で的中した場合のプレゼントとしてベットを付加した例で説明したが、本発明はこのような例に限らず、他のプレゼント(例えば、金額、景品、ポイント等でも実施可能である。
(2) :前記の例は、競馬に適用した例であるが、本発明はこのような例に限らず、競艇、競輪、オートレース、宝くじ(例えば、ロト6)など、他のゲームにも適用可能である。
(付記)
前記の説明に対し、次の構成を付記する。
(付記1)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータにおいて、
前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
前記抽選により的中した場合はプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、
前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段と、
を備えていることを特徴とするホストコンピュータ。
(付記2)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータにおいて、
前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
前記抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、
前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段と、
を備えていることを特徴とするホストコンピュータ。
(付記3)
前記抽選処理部が行う抽選の的中率を、投票券の発売締め切り時刻に関連して変化させ、締め切り間際の的中率を低く、締め切り時刻まで余裕のあるときは的中率を高く設定する的中率変化手段を備えていることを特徴とする(付記1)又は(付記2)記載のホストコンピュータ。
(付記4)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、ホストコンピュータが端末機からの客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記端末機において、
客の投票申し込み内容を含む電文を作成してホストコンピュータへ送信する電文作成送信手段と、
ホストコンピュータから受信した電文に基づき、抽選に的中した場合にはプレゼント内容を付加した投票内容を印刷してプレゼント付き投票券を発券し、抽選に不的中の場合は、客の申し込んだ通常の投票券内容を印刷して発券する投票券印刷発券手段と、
を備えていることを特徴とする端末機。
(付記5)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータに、
端末機から受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
前記抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部の機能を実現させるためのプログラム又は該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記6)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータに、
前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
前記抽選により的中した場合はプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、
前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段の機能を実現させるためのプログラム、又は該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記7)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータに、
抽選処理部が行う抽選の的中率を、投票券の発売締め切り時刻に関連して変化させ、締め切り間際の的中率を低く、締め切り時刻まで余裕のあるときは的中率を高く設定する的中率変化手段の機能を実現させるためのプログラム、又は該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記8)
ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの投票ゲーム方法において、
端末機が、客の投票申し込み内容を含む電文を作成してホストコンピュータへ送信する第1の手順と、
ホストコンピュータが、端末機から電文を受信し、受信した客の投票内容を基に抽選を行い、抽選により的中した場合はプレゼント付き投票券の発券データを作成し、抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成し、作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する第2の手順と、
端末機が、ホストコンピュータから受信した電文に基づき、抽選に的中した場合にはプレゼント内容を付加した投票内容を印刷してプレゼント付き投票券を発券し、抽選に不的中の場合は、客の申し込んだ通常の投票券内容を印刷して発券する第3の手順とを有することを特徴とする投票ゲーム方法。

本発明の原理説明図である。 実施の形態におけるシステム構成例である。 実施の形態における端末機の構成説明図である。 実施の形態におけるホストコンピュータの構成説明図である。 実施の形態における端末機の処理フローチャート(その1)である。 実施の形態における端末機の処理フローチャート(その2)である。 実施の形態におけるホストコンピュータの処理フローチャート(その1)である。 実施の形態におけるホストコンピュータの処理フローチャート(その2)である。 実施の形態における投票券発券例1であり、A図は投票申し込みマークカード、B図は通常投票券の発券例、C図はプレゼント投票付きラッキー通常投票券の発券例である。 実施の形態における投票券発券例2であり、A図は投票申し込みマークカード、B図は通常投票券の発券例、C図ラッキー通常投票券の発券例である。 実施の形態における投票券発券例3であり、A図は投票申し込みマークカード、B図はながし投票券の発券例、C図ラッキーながし投票券の発券例である。 実施の形態における投票券発券例4であり、A図は投票申し込みマークカード、B図はボックスながし投票券の発券例、C図ラッキーボックス投票券の発券例である。 実施の形態における電文例(その1)である。 実施の形態における電文例(その2)である。 実施の形態における電文例(その3)である。 実施の形態におけるホストコンピュータ内の詳細な説明図1である。 実施の形態におけるホストコンピュータ内の詳細な説明図2である。 実施の形態におけるホストコンピュータの詳細な処理フローチャート(その1)である。 実施の形態におけるオッズテーブル例である。 実施の形態におけるオッズテーブルの並べ替え例である。 実施の形態におけるホストコンピュータの処理フローチャート例2である。 実施の形態における通常投票のプレゼント的中の例(その1)である。 実施の形態における通常投票のプレゼント的中の例(その2)である。 実施の形態における通常投票の普通の発券(プレゼセント無し)例(その1)である。 実施の形態における通常投票の普通の発券(プレゼセント無し)例(その2)である。 実施の形態における通常投票のプレゼント的中例(その1)である。 実施の形態における通常投票のプレゼント的中例(その2)である。 実施の形態におけるホストコンピュータの具体的な装置例である。 従来例1のシステム構成図である。 従来例1の投票券購入例であり、A図は投票券申し込みマークカード例、B図は投票券申し込みマークカードを読み取って発券された投票券である。 従来例1の投票時の電文例であり、A図は通常投票の場合、B図はながし投票の場合、C図はボックス投票の場合である。
符号の説明

1 ホストコンピュータ
2 端末機インタフェース制御装置
3 通信回線
4 端末機
11 投票申し込みマークカード読み取りユニット
12 投票券印刷・発券ユニット
13 紙幣読み取り・釣り銭放出ユニット
14 硬貨識別・釣り銭放出ユニット
15 客用表示器
16 客用タッチパネル
17 主制御部(CPU)
18 装置制御部(プログラム)
19 ホストインタフェース制御部
20 オペレータ用表示器
21 オペレータ用タッチパネル
22 発券用データ作成部
23 送信電文作成/受信電文解析部
24、39 メモリ
32 発券データ作成部
33 抽選処理部
34 発売締め切り時刻迄の時間と相関関係を持つ抽選処理部
36 投票申し込みマークカードデータ解析部
37 受信電文解析部
40 制御部(プログラム)

Claims (5)

  1. ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータにおいて、
    前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
    前記抽選により的中した場合はプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、
    前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とするホストコンピュータ。
  2. ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータにおいて、
    前記受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
    前記抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部と、
    前記作成したプレゼント付きを含む発券データを端末機へ送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とするホストコンピュータ。
  3. 前記抽選処理部が行う抽選の的中率を、投票券の発売締め切り時刻に関連して変化させ、締め切り間際の的中率を低く、締め切り時刻まで余裕のあるときは的中率を高く設定する的中率変化手段を備えていることを特徴とする請求項1、又は2記載のホストコンピュータ。
  4. ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、ホストコンピュータが端末機からの客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記端末機において、
    客の投票申し込み内容を含む電文を作成してホストコンピュータへ送信する電文作成送信手段と、
    ホストコンピュータから受信した電文に基づき、抽選に的中した場合にはプレゼント内容を付加した投票内容を印刷してプレゼント付き投票券を発券し、抽選に不的中の場合は、客の申し込んだ通常の投票券内容を印刷して発券する投票券印刷発券手段と、
    を備えていることを特徴とする端末機。
  5. ホストコンピュータに通信回線を介して端末機を接続し、該ホストコンピュータが端末機から客の投票内容を受信し、発券データを作成して端末機へ送信することで端末機から投票券を発券する投票ゲーム用システムの前記ホストコンピュータに、
    端末機から受信した客の投票内容を基に抽選を行う抽選処理部と、
    前記抽選に的中した場合は投票の数を増やしたプレゼント付き投票券の発券データを作成し、前記抽選に不的中の場合は通常投票券の発券データを作成する発券データ作成部の機能を実現させるためのプログラム。
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