JP2005196356A - 擬似人格対話システム、方法、およびプログラム - Google Patents

擬似人格対話システム、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】著名人、故人等の一般的には対話することが不可能・困難な個人との擬似対話をインターネット上でサービスとして提供することにある。
【解決手段】サーバ装置2の制御部21は、管理端末3からの指示により、対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を人名毎に人物情報データベース243に保存する。制御部21は、保存した人物情報と該当する社会情報データベース242の社会情報とを基に編集を行い、対話用の基本文書を作成しダイアログデータベース245に保存する。ユーザ端末1から対話要求を受信すると、制御部21は、ダイアログデータベース244を検索して該当する基本文書の抽出を行いその抽出した基本文書をユーザ端末1の状態(対話要求の情報量、情報頻度)に対応させて編集しユーザ端末1に返信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、擬似人格対話システム、方法、およびプログラムに関し、特に、著名人、故人等の一般的には対話することが不可能・困難な個人との仮想対話を行う擬似人格対話システム、方法、およびプログラムに関する。
故人との仮想対話を行う方法として、例えば、特開2002−24371号公報が開示されている。この特開2002−24371号公報によれば、コンピュータの外部入力手段(記録媒体装置)から故人に関する入力データから故人の出生や経歴等のプロフィールに関する分野、故人と対話するものとの人間関係に関する分野、故人の基本知識に関する分野のデータが分類され相互に編集して記憶手段に格納しておき、仮想対話が始まると、話題に対して最適な基本対話パターンが選択され、その基本パターンに主語、目的を確定して提供された話題に対して文書を完成し、出力部に伝達する技術が記載されている。
特開2002−24371号公報
しかしながら、特開2002−24371号公報によれば、1台のコンピュータで処理しようとしているため、利用者が通常使用するパソコン、PDA等に各故人のデータを分野ごとに保存するには、膨大な記憶容量がいるという問題点がある。
また、特開2002−24371号公報によれば、故人に関する入力データを基に返信する文書を作成しているため、歴式的な対話を中心とした会話しか成り立たないという問題点がある。
また、特開2002−24371号公報によれば、コンピュータに向かった1対1で仮想対話を始めるため、1人の故人対複数の利用者といった仮想対話は不可能であるという問題点がある。
本発明の目的は、上記いずれか1つまたは複数の問題点を鑑み、著名人、故人等の一般的には対話することが不可能・困難な個人との擬似対話をインターネット上でサービスとして提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の擬似人格対話システムは、複数の利用者端末と通信ネットワークを介して通信を行うサーバ装置を備え、前記サーバ装置は、対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を人名毎に保存管理する第1の情報保存手段と、前記第1の情報保存手段に保存された人物情報から基本対話情報を作成し人名毎に保存管理する第2の情報保存手段と、前記利用者端末から対話要求を受信すると前記第2の情報保存手段を検索して前記対話要求に対応した基本対話情報の抽出を行いその抽出した基本対話情報を編集して前記利用者端末に返信する対話制御手段と、を有することを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話システムにおいて、前記サーバ装置は、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存し管理する第3の情報保存手段を有し、前記第2の情報保存手段は、前記第1の情報保存手段に保存された人物情報を抽出しその抽出した人物情報に対応して第3の情報保存手段に保存された社会情報を抽出しそのそれぞれ抽出した人物情報と社会情報とを基に基本対話情報を作成し人名毎に保存管理することを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話システムにおいて、前記第2の情報保存手段は、対話要求に対する返信用として情報量の異なる少なくとも2つ以上の情報の保存管理を行い、前記対話制御手段は、前記利用者端末の状態に応じて前記第2の情報保存手段で保存管理している基本対話情報の抽出を行い編集して前記利用者端末に返信することを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話システムにおいて、前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報量の大きさであることを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話システムにおいて、前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報頻度であることを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話システムにおいて、前記サーバ装置は、前記利用者端末との対話のと切れを監視する監視手段と、前記監視手段でと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信する送信手段と、を有することを特徴としている。
また、本発明のサーバ装置は、複数の利用者端末と通信ネットワークを介して通信を行うサーバ装置において、対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を人名毎に保存管理する第1の情報保存手段と、前記第1の情報保存手段に保存された人物情報から基本対話情報を作成し人名毎に保存管理する第2の情報保存手段と、前記利用者端末から対話要求を受信すると前記第2の情報保存手段を検索して前記対話要求に対応した基本対話情報の抽出を行いその抽出した基本対話情報を編集して前記利用者端末に返信する対話制御手段と、を有することを特徴としている。
更に、上記のサーバ装置において、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存し管理する第3の情報保存手段を有し、前記第2の情報保存手段は、前記第1の情報保存手段に保存された人物情報を抽出しその抽出した人物情報に対応して第3の情報保存手段に保存された社会情報を抽出しそのそれぞれ抽出した人物情報と社会情報とを基に基本対話情報を作成し人名毎に保存管理することを特徴としている。
更に、上記のサーバ装置において、前記第2の情報保存手段は、対話要求に対する返信用として情報量の異なる少なくとも2つ以上の情報の保存管理を行い、前記対話制御手段は、前記利用者端末の状態に応じて前記第2の情報保存手段で保存管理している基本対話情報の抽出を行い編集して前記利用者端末に返信することを特徴としている。
更に、上記のサーバ装置において、前記利用者端末との対話のと切れを監視する監視手段と、前記監視手段でと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信する送信手段と、を有することを特徴としている。
また、本発明の擬似人格対話方法は、複数の利用者端末および管理端末と通信ネットワークを介して通信を行うサーバ装置を備えた擬似人格対話方法であって、前記サーバ装置が、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存した第1のデータベースを備え、前記サーバ装置が、対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を前記管理端末から人名毎に第2のデータベースに保存するステップと、前記サーバ装置が、前記第2のデータベースに保存された人物情報のうち前記管理端末から指定された人物情報から抽出した複数のキーワードを基にジャンルを設定するステップと、前記サーバ装置が、その設定したジャンルと前記複数のキーワードとを基に第1のデータベースから関連情報を抽出するステップと、前記サーバ装置が、その抽出した関連情報と前記指定された人物情報と前記複数のキーワードとを基に基本対話情報を作成し第3のデータベースに保存するステップと、前記サーバ装置が、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合にその対話要求から複数のキーワードを抽出しその抽出した複数のキーワードを基に前記第3のデータベースを検索して該当する基本対話情報の抽出を行うステップと、前記サーバ装置が、その抽出した基本対話情報を前記対話要求に応じた編集を行って前記利用者端末に返信するステップと、を含むことを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話方法において、前記サーバ装置が、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記第3のデータベースから抽出した基本対話情報を前記利用者端末の状態と前記対話要求とに応じた編集を行い前記利用者端末に送信するステップを含むことを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話方法において、前記前記サーバ装置が、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記利用者端末の状態に応じた基本対話情報を前記第3のデータベースから抽出するステップを含むことを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話方法において、前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報量の大きさであることを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話方法において、前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報頻度であることを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話方法において、前記サーバ装置が、前記利用者端末との対話のと切れを監視するステップと、前記サーバが、と切れの監視時に対話がと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信するステップと、を含むことを特徴としている。
また、本発明の擬似人格対話プログラムは、複数の利用者端末および管理端末と通信ネットワークを介して通信を行う通信手段と、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存した第1のデータベースと、を有するコンピュータに、対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を前記管理端末から人名毎に第2のデータベースに保存するステップと、前記第1のデータベースに保存された人物情報のうち前記管理端末から指定された人物情報から抽出した複数のキーワードを基にジャンルを設定するステップと、その設定したジャンルと前記複数のキーワードとを基に第1のデータベースから関連情報を抽出するステップと、その抽出した関連情報と前記指定された人物情報と前記複数のキーワードとを基に基本対話情報を作成し第3のデータベースに保存するステップと、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合にその対話要求から複数のキーワードを抽出しその抽出した複数のキーワードを基に前記第3のデータベースを検索して該当する基本対話情報の抽出を行うステップと、その抽出した基本対話情報を前記対話要求に応じた編集を行って前記利用者端末に返信するステップと、を含む処理を実行させる。
更に、上記の擬似人格対話プログラムにおいて、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記第3のデータベースから抽出した基本対話情報を前記利用者端末の状態と前記対話要求とに応じた編集を行い前記利用者端末に送信するステップを含む処理を前記コンピュータに実行させる。
更に、上記の擬似人格対話プログラムにおいて、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記利用者端末の状態に応じた基本対話情報を前記第3のデータベースから抽出するステップを含む処理を前記コンピュータに実行させる。
更に、上記の擬似人格対話プログラムにおいて、前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報量の大きさであることを特徴とする。
更に、上記の擬似人格対話プログラムにおいて、前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報頻度であることを特徴としている。
更に、上記の擬似人格対話プログラムにおいて、前記利用者端末との対話のと切れを監視するステップと、と切れの監視時に対話がと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信するステップと、を含む処理を前記コンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明によれば、サーバ装置が、人物情報を保存する手段と、基本対話情報を作成し保存する手段と、利用者端末から対話要求から基本対話情報を抽出しその抽出した基本対話情報を編集して利用者端末に返信する手段とを有しているため、著名人、故人等の一般的には対話することが不可能・困難な個人との擬似対話をインターネット上でサービスができるという効果がある。
また、本発明によれば、人物情報、基本対話情報等をサーバ装置内に保存するようにしているため、利用者側の利用者端末は、膨大な記憶容量を必要としないという効果がある。
また、本発明によれば、基本対話情報の作成時に人物情報に対応した社会情報を参照して作成するようにしているため、故人の場合、歴史的な対話をする必要もなく、仮想会話に幅ができるという効果がある。
サーバ装置内に基本対話情報を保存しているため、1人の故人、著名人等の人物対複数の利用者といった仮想対話ができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施形態を示すシステムのブロック図である。このシステムは、複数のユーザ端末1と、擬似人格サーバ装置2と、管理端末3と、通信ネットワーク901(インターネット等)とから主に構成されている。なお、通信ネットワーク901は、各ユーザ端末1と擬似人格サーバ装置2とを相互に接続し、管理端末3と擬似人格サーバ装置2とを相互に接続する。
ユーザ端末1は、図示していないプロセッサによりプログラム制御で動作するパソコン、ワークステーション、PDA(携帯性を重視した個人用の情報端末)、携帯電話端末等の情報処理装置であり、利用者が、擬似人格との対話(擬似対話)サービスを利用する際に用いられる。このユーザ端末1は、それぞれ図示していない、文字等を表示する表示部(LCD等)と、文字を入力する文字入力部と、音声情報入出力部と、および通信部とを有している。ユーザ端末1の文字入力部は、例えば、携帯電話端末ではテンキーのある操作部、パソコンであればキーボード等を示す。ユーザ端末1の音声情報入出力部は、例えば、音声の入力側がマイクで、音声の出力側がスピーカからなっている。ユーザ端末1の通信部は、通信ネットワーク901に対して情報の送受信を行う機能を有する。
擬似人格サーバ装置2は、制御部21と、インタフェース部22と、プログラム格納部23と、ユーザ情報データベース241と、社会情報データベース242、人格情報データベース243と、コンセプトデータベース244と、ダイアログデータベース245と、状態判定テーブル25とから主に構成されている。擬似人格サーバ装置2は、蓄積された情報による、著名人、故人等一般的には対話することが不可能、或いは困難な対象者(個人)との擬似対話(チャットまたは文字通りの対話)のサービスである擬似人格対話サービスを提供するものである。
図1の制御部21は、図示していないプロセッサがプログラム格納部23に格納された擬似人格対話プログラムを含む各種プログラムを実行することで動作、すなわちプロセッサによりプログラム制御で動作する。
図1のインタフェース部22は、通信ネットワーク901に対する情報を送受信する。
図1のユーザ情報データベース241は、図示していない不揮発性記録媒体装置(例えば、磁気ディスク装置)内に割り当てられている。このユーザ情報データベース241には、擬似人格対話サービスの契約を行った各ユーザのユーザID、パスワード等を含むユーザ情報が、予め格納(例えば、契約締結時に格納)されている。
擬似人格サーバ装置2のプログラム格納部23は、図示していない揮発性記録媒体装置(例えば、磁気ディスク装置)内に割り当てられている。このプログラム格納部23には、擬似人格対話プログラムを含む各種プログラムが予め格納されている。なお、この擬似人格対話プログラムを予め記録媒体(例えば、CD−R:Compact Disk Recordable)に書き込んでおき、擬似人格サーバ装置2に内蔵している記録媒体装置(例えば、CD−R読取装置)を介してプログラム格納部23に格納しても良い。また、通信ネットワーク901を介して管理端末3等の端末から擬似人格対話プログラムをプログラム格納部23に格納しても良い。
図1の社会情報データベース242は、図示していない不揮発性記録媒体装置(例えば、磁気ディスク装置)内に割り当てられている。この社会情報データベース242には、歴史情報、新聞記事情報、百科事典等の社会情報がキーワード毎に予め登録されている。
図1の人格情報データベース243は、図示していない不揮発性記録媒体装置(例えば、磁気ディスク装置)内に割り当てられている。この人格情報データベース243には、対象者(人名)毎に各対象者の著作出版物(エッセイ、自叙伝)、トークショーでの会話内容、電子メールログ、Webログ等が格納されている。すなわち、この人格情報データベース243には、各対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報等が格納されていることになる。
図1のコンセプトデータベース244は、図示していない不揮発性記録媒体装置(例えば、磁気ディスク装置)内に割り当てられている。このコンセプトデータベース244には、人格情報データベース243に格納されている対象者の著作出版物(エッセイ、自叙伝)、トークショーでの会話内容、電子メールログ、webログ等から抽出された対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報内のキーワードを基に社会情報データベース242から抽出した関連情報をコンセプトベースの形で格納されている。すなわち、コンセプトデータベース244には、人物名(人名)毎に整理され、更に各人物名の中にはジャンル(例えば、食べ物、スポーツ、政治等の区別)毎に整理され、更に各ジャンルの中には複数のキーワード毎に関連情報が整理されている。
図1のダイアログデータベース245は、図示していない不揮発性記録媒体装置(例えば、磁気ディスク装置)内に割り当てられている。図1のダイアロブデータベース245には、コンセプトデータベース244に格納されたコンセプト情報を、人工知能(AI)をベースとした擬似人格上のダイアログベース(対話ベース)に再構成された基本ダイアログ情報(基本対話情報)が格納されている。すなわち、ダイアログデータベース245には、人物毎に整理され、更に各人物名の中には、ジャンル(例えば、食べ物、スポーツ、政治等の区別)毎に整理され、更に各ジャンルの中には複数のキーワード毎にユーザ端末1に返信する際のベースとなる基本文書(基本対話情報のことで文書と会話で共通に使用)が整理されている。
図1の状態判定テーブル25は、図示していない記憶部(例えば、磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等)内に割り当てられている。状態判定テーブル25は、図4に示すようにユーザ端末1からの情報量(文字数)が規定値α(単位は文字数)以上か未満かの判定とユーザ端末1からの頻度(時間間隔)が規定値β(単位は例えば、秒)以上か未満かの判定とを基に、ユーザ端末1に返信する文書(または音声データ)の上位レベル、中位レベル、下位レベルの判定を行っているテーブルである。この場合の上位レベルは、返信する文書(または返答する音声データ)が詳細に記述(または音声)されることを示す。また、この場合の中位レベルは、返信する文書(または返答する音声データ)が概要程度に記述(または音声)されることを示す。また、この場合の低位レベルは、返信する文書(または返答する音声データ)ができるだけ短くなるように記述(または音声)されることを示す。なお、上述の記憶部は、磁気ディスク等の不揮発性記録媒体装置、RAM等の揮発性のメモリ、再書き込みのできるフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリのいずれであっても良い。また、状態判定テーブル25の内容(α、βの数値)は、擬似人格対話サービスのシステム構築時に設定されているが、サービス運用中でも管理端末3から変更は可能である。
管理端末3は、図示していないプロセッサによりプログラム制御で動作するパソコン、ワークステーション等の情報処理装置である。擬似人格対話サービスを行う管理者または運用者が、擬似人格対話サービスで使用する各データベース241〜245を作成する場合に利用される。
図1のタイマ26は、予め決められた時間間隔(例えば、1秒)毎に、制御部21に割込をかける。
図2を参照すると、本発明の擬似人格対話サービスの全体のイメージ図を示す。すなわち、本システムは、著名人、故人等の一般的には対話することが不可能な人物の著作出版物(エッセイ、自叙伝)、トークショーでの会話内容、電子メールログ、ブログ等の人物情報を管理端末3から擬似人格サーバ装置2内に蓄積させる。更に、本システムは、擬似人格サーバ装置2上で各ユーザ端末1とダイアログ(対話)ができるようにパターン化(人物情報から編集を行い基本文書を作成)を行わせることでAI上の擬似人格に移植させ、多数のユーザ(ユーザ端末1)との間で擬似人格との仮想対話を行わせる。この場合のブログとは、自分の思いや考えをWebログに投稿して他のインターネットユーザと分かち合うことであって、Webログを短縮した言い方である。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態の動作について図面を参照して説明する。
まず、擬似人格サーバ装置2内の人物情報データベース243、コンセプトデータベース244,ダイアログデータベース245への情報の蓄積に関しての動作について説明する。この場合、擬似人格サーバ装置2側では、制御部21が擬似人格対話プログラムに従って動作する。
管理端末3の画面上からWebブラウザを立ち上げて擬似人格サーバ装置2にアクセスし、管理端末3の利用者の認証が確認されると、擬似人格を作成する対象者の電子メール、ブログ、著作物等の入力情報を本人の同意のもとに擬似人格サーバ2宛に送信する。この場合、管理端末3は、擬似人格サーバ装置2から送信されるメニュー画面から人名情報等を入力することにより人名単位毎に入力情報(例えば、管理端末3内、CD−R等に予め保存されているファイル:音声の場合は予めデジタル化されている)を送出できるようになっている。
すると、インタフェース部22を介して入力情報を受信した擬似人格サーバ装置2の制御部21は、受信した入力情報から叙述情報、個人情報、嗜好情報を人物情報として抽出し、人名単位に人物情報データベース243に保存し、終了する。(図6のステップS101)。なお、制御部21は、受信した入力情報をそのまま人物情報として、人名単位に人物情報データベース243に保存しても良い。
更に、管理端末3の利用者がメニュー画面から基本文書(ユーザ端末1と対話する上で基本となる文書)の作成を選択すると、擬似人格サーバ装置2の制御部21は、人物情報データベース243を検索して人物名に対応した人物情報の一覧を作成する。更に、制御部21は、作成した一覧から選択させる画面情報を管理端末3に送信することで、管理端末の画面上に表示させる。管理端末3の利用者が表示された管理端末3の画面上の一覧からある人物の人物情報から基本文書を選択(指定)すると、管理端末3は、指定されたある人物の人物情報の基本文書の作成を擬似人格サーバ装置2に指示する。擬似人格サーバ装置2の制御部21は、指定されたある人物の人物情報を人物情報データベース243から読み出し、その読み出した人物情報の発言内容等を、文書単位に言語のコンテクストにおいて解析(すなわち話の流れ、対話の内容を分析)する。すなわち、制御部21は、人物情報から複数のキーワードを抽出し、その複数のキーワードから該当するジャンルを設定すると共に、設定したジャンルおよび抽出した複数のキーワードから社会情報データベース242を検索し、関連情報を抽出し、その人物のコンセプトベース(コンセプト情報)としてコンセプトデータベース244に蓄積する。(ステップS102)。
更に、擬似人格サーバ装置2の制御部21は、コンセプトデータベース244から複数のキーワードおよび関連情報を読み出し、元の文書(複数のキーワードを抽出させた人物情報の文書のこと)を基に、複数のキーワードと関連情報とから基本となる質問の文書および回答の文書を作成し、ダイアログベース(基本対話情報)としてダイアログデータベース245に保存する。従って、ダイアログデータベース26には、人物毎に各ジャンルでの複数のキーワードに対応する質問および回答のデータベースが詳細に格納されることになる。(ステップS103)。
図3は、ある人物の人物情報がステップS101〜S103の処理の過程で、各データベース内に登録される内容がどうなったかの一例を示すデータベース内のイメージ図である。
このようにして、擬似人格サーバ装置2の制御部21は、管理端末3から指定された人名の人物情報を全て行うことにより、ダイアログデータベース26に蓄積していく。従って、入力された人物情報がダイアログデータベース245に編集された形で登録されたことにより、人物情報がAI(Artificial Intelligence:人工知能の略)上の擬似人格に移植することができる。
次に、擬似人格(擬似人格サーバ装置2)との対話を不特定多数のユーザ(ユーザ端末1)との対話サービスの形で、インターネット等を通じ提供する方法について説明する。この場合、擬似人格サーバ装置2側では、制御部21が擬似人格対話プログラムに従って動作する。
ユーザがユーザ端末1に搭載されているWebブラウザを立ち上げ、通信ネットワーク901を介して擬似人格サーバ2にアクセスする。すると、擬似人格サーバ装置2の制御部21は、ユーザ端末1との間で所定の認証(ユーザID、パスワード入力)等のチェックを行う。この場合、制御部21は、受信したユーザIDおよびパスワードとユーザ情報データベース241に登録されているユーザIDおよびパスワードとを比較することで認証する。認証が正常(一致)だと、制御部21は、対話種別を選択させる対話種別選択メニュー画面情報(文書か音声かの選択)を図示していない記憶部(例えば、磁気ディスク)から読み出し、インタフェース部22を介してユーザ端末1に送信する。
ユーザ端末1は、対話種別メニュー画面情報を画面に表示し、対話の種別を選択させる。擬似人格サーバ装置2の制御部21がインタフェース部22を介してユーザ端末1から選択した情報を受信すると、図示していないメモリ(例えば、RAM)に選択した情報(文書か音声による対話インタフェースの区別:利用者毎に管理)を対話が終了するまで保存する。更に、制御部21は、対話の種別に対応した会話の開始を促す画面情報を図示していない記憶部から読み出し、ユーザ端末1に送信すると共に、図示していないメモリに会話を開始させたユーザ端末1の監視タイマを起動させることで擬似会話を開始する。以降、制御部21は、対話種別の選択された対話インタフェースでユーザ端末1と対話によるデータのやり取りを行うことになる。この場合の監視タイマを起動する方法としては、例えば、1秒ごとに割り込むように設定されたタイマ26が制御部21に割り込みをかけると、制御部21は、要求文書が来るまで1秒ごとに+1カウントアップする。
ユーザ端末1は、図示していない入力部(文書の場合はキーボード、テンキー操作部等で、音声の場合はマイク)から入力された文書を対話要求として送信する。すると、インタフェース部22を介して対話要求を受信した擬似人格サーバ装置2の制御部21は、上記の監視タイマを止め、対話要求の文書(以降、要求文書とも呼ぶ)を解析する。すなわち、制御部21は、要求文書から複数のキーワードを抽出し、複数のキーワードからジャンルを決定し、その決定したジャンルと抽出した複数のキーワードを基にダイアログデータベース245からベーシックとなる基本文書を抽出する(この場合複数抽出しても良い)。なお、複数のキーワードからジャンルを決定することができなければ、前回の対話要求の続きと判断し、前回のジャンルを継続する。(図6のステップS201)。
次に制御部21は、要求文書の情報量(文字数)と情報頻度(前回と今回の対話の時間間隔:時間当たりの対話要求発信数でも良い)とを基にユーザ端末1の状態を判定する。この場合、情報量に関しては、制御部21は、要求文書の文字数をカウントし、カウントした文字数と規定値αとを比較する。情報頻度に関しては、制御部21は、対話の時間間隔(上記の監視タイマの内容)と規定値βとを比較する。更に、制御部21は、比較した結果を状態判定テーブル25から該当する上位、中位、下位のいずれかを判定する(ステップS202,S203)。例えば、情報量がα以上で頻度がβ未満であれば、制御部21は、中位と判定する。すなわち、制御部21がこの判定を行うことにより、ユーザ端末1の文字入力(テンキー入力、QWERTYキー入力<PC、PDAで使用>、手書き文字入力等)の状態(ユーザが入力する文字数、入力のスピード)を監視することになる。
ステップS203において、状態が上位と判定した場合には、制御部21は、ステップS101で抽出した基本文書(詳細なレベルで記載されている)を要求文書に対応するように編集して、返信情報(対話形式情報)として作成する。更に、制御部21は、一時的の保存した対話の種別が音声の場合には、作成した返信情報を音声データに変換してユーザ端末1に返信して終了する。制御部21は、一時的の保存した対話の種別が文書の場合には、作成した返信情報をユーザ端末1に返信して終了する。なお、この場合の編集方法としては、例えば、主語、目的語等の名称を要求文書の内容に合わせる。(ステップS204,S207)。
ステップS203において、状態が中位と判定した場合には、制御部21は、ステップS201で抽出した基本文書を要求文書に対応するように中程度(概要程度)に編集して、返信情報(対話形式情報)を作成する。更に、制御部21は、作成した返信情報をユーザ端末1に返信して終了する。(ステップS205,S207)。
ステップS203において、状態が低位と判定した場合には、制御部21は、ステップS201で抽出した基本文書を要求文書に対応するようにできるだけ短文になるように編集して、返信情報(対話形式情報)を作成する。更に、制御部21は、作成した返信情報をユーザ端末1に返信すると共に、上記の監視タイマを起動(リセット&スタート)し、終了する(ただし、擬似会話は継続)。(ステップS206,S207)。なお、上記の監視タイマは、擬似会話の終了通知または通信回線が切断されると、クリアされる。
ユーザ端末1は、対話開始時に対話種別メニュー画面上で対話種別を文書に選択していた場合には、表示部に表示し、対話種別メニュー画面上で対話種別を音声に選択していた場合には、音声に変換してスピーカに出力する。更に、ユーザ端末1は、利用者からの対話要求があれば、上記の動作を行うことで会話を継続する。
擬似人格サーバ装置2の制御部21は、監視タイマが図示していない記憶部に予め格納されている時間γ(βよりも大きい値)になっても要求文書を受信しなければ、予め決められた質問情報をダイアログデータベース245から抽出し、送信して終了(ただし、擬似会話は継続)する。
なお、上記のステップS201において、ダイアログデータベース245から基本文書を抽出する処理をユーザ端末1の状態のチェックを確認してから、それぞれのステップS204,S205,S206の処理で行うようにしても良い。
また、図6のステップS204〜S206において、擬似人格サーバ装置2の制御部21が基本文書から上位レベル、中位レベル、低位レベルの文書を作成するようにしていたが、図5のステップS103において、上位レベル、中位レベル、下位レベルの基本文書を予め作成し、それぞれの基本文書としてダイアログデータベースに保存するようにしても良い。この場合、図6のステップS204〜S206において、制御部21は、レベルに対応した基本文書をダイアログデータベースから読み出して、要求文書に対応した形に編集し、返信情報を作成することになる。
すなわち、擬似人格サーバ装置2の制御部21は、ユーザ端末1の文字入力(テンキー入力、QWERTYキー入力<PC、PDA>、手書き文字入力等)の状態(ユーザが入力する文字数、入力のスピード)を監視するために、対話要求時にユーザ端末1から送信された情報量の判定結果(文字数等が所定値未満/以上)と対話要求時にユーザ端末1から送信される情報頻度(対話要求の時間間隔が所定値未満/以上、所定時間当たりの対話要求発信数が所定値未満/以上等)の判定結果とから返信する文書(または会話)のレベルを判定することで、返信する情報量を適宜変更していることになる。
以上説明したように、本発明は、擬似人格サーバ装置2が、人物情報を人物情報データベース243に人名毎に保存し、人部情報データベースに保存された人物情報から基本文書を作成してその作成した基本文書を人名毎にダイアログデータベース245に保存し、ユーザ端末1から対話要求を受信すると、前記ダイアログデータベース245から対話要求に応じた基本文書を抽出しその抽出した基本文書を編集してユーザ端末1に返信するようにしている。そのため、本発明は、著名人、故人等の一般的には対話することが不可能・困難な個人との擬似対話をインターネット上でサービスができる。
また、上記に説明したように、本発明は、著名人、故人等の一般的には対話することが不可能・困難な個人の人物情報、基本対話情報等を擬似人格サーバ装置2内に保存するようにしているため、ユーザ端末2は、膨大な記憶容量を必要としないという効果がある。
また、上記に説明したように、基本文書の作成時に人物情報に対応した社会情報を参照して作成するようにしているため、故人の場合、歴史的な対話をする必要もなく、仮想会話に幅ができる。
また、上記に説明したように、本発明は、管理装置3から擬似人格の対象とするある人物の著作物との人部情報を擬似人格サーバ装置2に提供することで、擬似人格サーバ装置2がダイアログデータベース245に擬似人格の擬似対話用の基本文書を作成し格納するため、例えば、1人のタレント対100万人のファンとの個別の擬似対話が成立し、メッセージ発信のパーソナライズ化が可能とすることができる。更に、本発明は、著名人では無くとも、自分の擬似人格を著作物として人物情報データベース243に残し、その著作物から擬似人格の擬似対話用の基本文書をダイアログデータベース245に格納することになるため、「おじいちゃん・おばあちゃんがまだ見ぬ孫にメッセージや知恵を残す。」といったこともできる。
また、上記に説明したように、本発明は、例えば、文字入力が素早く行えるユーザ端末1の利用者に対しては情報量を増やす方向で、文字入力に時間を要するユーザ端末1の利用者に対しては情報量を減らす方向で、対話要求の情報量と情報頻度とを相互的に考慮し、返信する文書(または会話)のレベルを判定することで、擬似人格サーバ装置2とユーザ端末1との情報送受(擬似会話)をユーザ端末1の利用者に対応した円滑なものにすることができる。
また、本発明は、上記に説明したように、擬似会話がと切れがちな場合、監視タイマを設けることにより、擬似人格サーバ装置2の制御部21がユーザ端末1に対して、質問情報を送出することができることとなり、更に円滑なものにすることができる。
本発明の実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の擬似人格対話サービスのイメージ図である。 図1のデータベース243〜245内における人物情報に対する各データベースの内容の概要を示す構成概略図である。 図1の状態判定テーブル内の構成を示す構成概略図である。 図1の擬似人格サーバ装置内の人物情報データベース、コンセプトデータベース,ダイアログデータベースへの情報の蓄積に関する動作を示すフローチャートである。 図1の擬似人格サーバ装置がユーザ端末1から擬似対話用の要求文書を受信したときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ユーザ端末
2 擬似人格サーバ装置
3 管理端末
21 制御部
22 インタフェース部
23 プログラム格納部
25 状態判定テーブル
26 タイマ
241 ユーザ情報データベース
242 社会情報データベース
243 人物情報データベース
244 コンセプトデータベース
245 ダイアログデータベース
901 通信ネットワーク

Claims (22)

  1. 複数の利用者端末と通信ネットワークを介して通信を行うサーバ装置を備え、
    前記サーバ装置は、
    対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を人名毎に保存管理する第1の情報保存手段と、
    前記第1の情報保存手段に保存された人物情報から基本対話情報を作成し人名毎に保存管理する第2の情報保存手段と、
    前記利用者端末から対話要求を受信すると前記第2の情報保存手段を検索して前記対話要求に対応した基本対話情報の抽出を行いその抽出した基本対話情報を編集して前記利用者端末に返信する対話制御手段と、を有することを特徴とする擬似人格対話システム。
  2. 前記サーバ装置は、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存し管理する第3の情報保存手段を有し、
    前記第2の情報保存手段は、前記第1の情報保存手段に保存された人物情報を抽出しその抽出した人物情報に対応して第3の情報保存手段に保存された社会情報を抽出しそのそれぞれ抽出した人物情報と社会情報とを基に基本対話情報を作成し人名毎に保存管理することを特徴とする請求項1記載の擬似人格対話システム。
  3. 前記第2の情報保存手段は、対話要求に対する返信用として情報量の異なる少なくとも2つ以上の情報の保存管理を行い、
    前記対話制御手段は、前記利用者端末の状態に応じて前記第2の情報保存手段で保存管理している基本対話情報の抽出を行い編集して前記利用者端末に返信することを特徴とする請求項1または2記載の擬似人格対話システム。
  4. 前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報量の大きさであることを特徴とする請求項3記載の擬似人格対話システム。
  5. 前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報頻度であることを特徴とする請求項3または4記載の擬似人格対話システム。
  6. 前記サーバ装置は、前記利用者端末との対話のと切れを監視する監視手段と、
    前記監視手段でと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信する送信手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の擬似人格対話システム。
  7. 複数の利用者端末と通信ネットワークを介して通信を行うサーバ装置において、
    対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を人名毎に保存管理する第1の情報保存手段と、
    前記第1の情報保存手段に保存された人物情報から基本対話情報を作成し人名毎に保存管理する第2の情報保存手段と、
    前記利用者端末から対話要求を受信すると前記第2の情報保存手段を検索して前記対話要求に対応した基本対話情報の抽出を行いその抽出した基本対話情報を編集して前記利用者端末に返信する対話制御手段と、を有することを特徴とするサーバ装置。
  8. 歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存し管理する第3の情報保存手段を有し、
    前記第2の情報保存手段は、前記第1の情報保存手段に保存された人物情報を抽出しその抽出した人物情報に対応して第3の情報保存手段に保存された社会情報を抽出しそのそれぞれ抽出した人物情報と社会情報とを基に基本対話情報を作成し人名毎に保存管理することを特徴とする請求項7記載のサーバ装置。
  9. 前記第2の情報保存手段は、対話要求に対する返信用として情報量の異なる少なくとも2つ以上の情報の保存管理を行い、
    前記対話制御手段は、前記利用者端末の状態に応じて前記第2の情報保存手段で保存管理している基本対話情報の抽出を行い編集して前記利用者端末に返信することを特徴とする請求項7または8記載のサーバ装置。
  10. 前記利用者端末との対話のと切れを監視する監視手段と、
    前記監視手段でと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信する送信手段と、を有することを特徴とする請求項7記載のサーバ装置。
  11. 複数の利用者端末および管理端末と通信ネットワークを介して通信を行うサーバ装置を備えた擬似人格対話方法であって、
    前記サーバ装置が、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存した第1のデータベースを備え、
    前記サーバ装置が、対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を前記管理端末から人名毎に第2のデータベースに保存するステップと、
    前記サーバ装置が、前記第2のデータベースに保存された人物情報のうち前記管理端末から指定された人物情報から抽出した複数のキーワードを基にジャンルを設定するステップと、
    前記サーバ装置が、その設定したジャンルと前記複数のキーワードとを基に第1のデータベースから関連情報を抽出するステップと、
    前記サーバ装置が、その抽出した関連情報と前記指定された人物情報と前記複数のキーワードとを基に基本対話情報を作成し第3のデータベースに保存するステップと、
    前記サーバ装置が、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合にその対話要求から複数のキーワードを抽出しその抽出した複数のキーワードを基に前記第3のデータベースを検索して該当する基本対話情報の抽出を行うステップと、
    前記サーバ装置が、その抽出した基本対話情報を前記対話要求に応じた編集を行って前記利用者端末に返信するステップと、を含むことを特徴とする擬似人格対話方法。
  12. 前記サーバ装置が、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記第3のデータベースから抽出した基本対話情報を前記利用者端末の状態と前記対話要求とに応じた編集を行い前記利用者端末に送信するステップを含むことを特徴とする請求項11記載の擬似人格対話方法。
  13. 前記前記サーバ装置が、前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記利用者端末の状態に応じた基本対話情報を前記第3のデータベースから抽出するステップを含むことを特徴とする請求項11記載の擬似人格対話方法。
  14. 前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報量の大きさであることを特徴とする請求項12または13記載の擬似人格対話方法。
  15. 前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報頻度であることを特徴とする請求項12または13記載の擬似人格対話方法。
  16. 前記サーバ装置が、前記利用者端末との対話のと切れを監視するステップと、
    前記サーバが、と切れの監視時に対話がと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする請求項11記載の擬似人格対話方法。
  17. 複数の利用者端末および管理端末と通信ネットワークを介して通信を行う通信手段と、歴史情報、新聞情報、百科辞典情報のいずれか1つ以上を含む社会情報を予め保存した第1のデータベースと、を有するコンピュータに、
    対象者の叙述情報、個人情報、嗜好情報のいずれか1つ以上を含む人物情報を前記管理端末から人名毎に第2のデータベースに保存するステップと、
    前記第1のデータベースに保存された人物情報のうち前記管理端末から指定された人物情報から抽出した複数のキーワードを基にジャンルを設定するステップと、
    その設定したジャンルと前記複数のキーワードとを基に第1のデータベースから関連情報を抽出するステップと、
    その抽出した関連情報と前記指定された人物情報と前記複数のキーワードとを基に基本対話情報を作成し第3のデータベースに保存するステップと、
    前記利用者端末からの対話要求を受信した場合にその対話要求から複数のキーワードを抽出しその抽出した複数のキーワードを基に前記第3のデータベースを検索して該当する基本対話情報の抽出を行うステップと、
    その抽出した基本対話情報を前記対話要求に応じた編集を行って前記利用者端末に返信するステップと、を含む処理を実行させる擬似人格対話プログラム。
  18. 前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記第3のデータベースから抽出した基本対話情報を前記利用者端末の状態と前記対話要求とに応じた編集を行い前記利用者端末に送信するステップを含む処理を前記コンピュータに実行させる請求項17記載の擬似人格対話プログラム。
  19. 前記利用者端末からの対話要求を受信した場合に前記利用者端末の状態に応じた基本対話情報を前記第3のデータベースから抽出するステップを含む処理を前記コンピュータに実行させる請求項17記載の擬似人格対話プログラム。
  20. 前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報量の大きさであることを特徴とする請求項18または19記載の擬似人格対話プログラム。
  21. 前記利用者端末の状態は、前記利用者端末からの対話要求の情報頻度であることを特徴とする請求項18または19記載の擬似人格対話プログラム。
  22. 前記利用者端末との対話のと切れを監視するステップと、
    と切れの監視時に対話がと切れた場合に予め自装置内に保存された質問情報を前記利用者端末に送信するステップと、を含む処理を前記コンピュータに実行させる請求項17記載の擬似人格対話プログラム。
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