JP2005195736A - 写真カメラ - Google Patents

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JP2005195736A
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Katsuaki Ohashi
克章 大橋
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Abstract

【課題】 部品点数の削減を図り、カメラの小型化及びコストを削減する。
【解決手段】 ファインダユニット40を構成するファインダベース45に有底円筒形状をしたモータベース47が一体に形成されている。モータベース47は、ファインダべース45の底面から下方向に突出している。モータベース45の底面には開口部48とビス穴49が設けられている。開口部48から給送モータ38の回転軸に取り付けられた駆動ギア52を挿入させ、モータベース45と給送モータ38をネジ53で固定する。ファインダユニット40が本体基部に取り付けられると、給送モータ38はフイルム室のスプール30内に配置される。駆動ギア52はファインダベース45の上面に設けられた伝達ギアと噛合する。これにより、給送モータ38の駆動力が本体基部とファインダベース45の間に配置された駆動伝達機構に伝達され、フイルムの巻き取りと巻き戻しが行われる。【選択図】 図4

Description

本発明は写真カメラに関し、フイルムの巻き取り及び巻き戻しをモータによって行う写真カメラに関するものである。
近年のコンパクトカメラとしては、写真フイルムが収納されたパトローネからスプールへ写真フィルムを巻き取る操作と、スプールに巻き取られた写真フィルムをパトローネ内に巻き戻す操作を、給送モータによって自動で行うカメラが普及している。例えば、予備巻き式カメラでは、給送モータの駆動力をスプールまたは巻戻し軸に選択的に伝達させて、フイルム装填時には巻取り室のスプールを駆動して予備巻きを行い、パトローネ内の写真フイルムの全てを一旦スプールに巻き取る。そして、撮影時にはパトローネの巻軸に係合する巻戻し軸を駆動して写真フイルムを1コマずつパトローネに巻き戻す。
上記の給送モータは設置スペースの関係上、本体基部に設けられた巻取り室のスプール内に収容されている。そして、給送モータは巻取り室上部に配置され、本体基部に固定された減速地板に固定されている。この減速地板には、ギア列からなる駆動伝達機構が設けられており、給送モータの駆動ギアと噛合して巻取り軸やスプールを回転させる。また、装填室と巻取り室の間の本体基部上面には、ファインダ光学系などを設けたファインダベースが取り付けられている。
しかしながら、本体基部とは別に減速地板を設けて、駆動伝達機構や給送モータを固定すると、部品点数が増加するためコストがかかり、組み立ての効率も悪くなる。さらに、本体基部に減速地板を配置するために、より多くのスペースが必要となるのでカメラの小型化の妨げとなる。
本発明は、上記問題を解決するために部品点数の削減により、カメラ本体の小型化及びローコスト化に寄与し、組み立ての容易な写真カメラを提供することを目的とする。
本発明の写真カメラは、フイルムパトローネの装填室と巻取りスプールが設けられたフイルム巻取り室とが設けられた本体基部と、本体基部にその上面を覆うように固定され、ファインダ光学系が組み込まれたファインダベースとを備えた写真カメラにおいて、前記ファインダベースにフイルム巻取り室の上方に達する延長部を一体に形成し、この延長部に前記巻取りスプールの内部に収容されるフイルム給送用のモータを固定するとともに、前記モータの駆動軸に固定した駆動ギアに噛み合う伝達ギアを設けたものである。また、前記装填室の上部にフイルムパトローネの巻軸に係合する巻き戻し軸を固着した巻き戻しギアが設けられ、前記伝達ギアの回転を巻き戻しギアに伝達する駆動伝達機構が本体基部の上面と前記ファインダベースとの間に設けられたものである。なお、前記駆動伝達機構を構成する複数のギアを回転自在に支持する支軸が本体基部の上面に突設され、前記ファインダベースにはこれらの支軸の先端部が入り込む穴が形成されることが好ましい。
本発明によれば、ファインダベースにフイルム巻取り室の上方に達する延長部を一体に形成し、この延長部に巻取りスプールの内部に収容されるフイルム給送用のモータを固定するとともに、モータの駆動軸に固定した駆動ギアに噛み合う伝達ギアを設け、本体基部の上面とファインダベースの間に駆動伝達機構を設けて伝達ギアと噛合させたので、部品点数が削減し、カメラ本体の小型化及びローコスト化を行うことができる。
また、モータの駆動ギアと噛合する伝達ギアがファインダベースに設けられており、更に、駆動力伝達機構を構成する複数のギアを回転自在に支持する支軸が本体基部の上面に突設され、ファインダベースにはこれらの支軸に先端が入り込む穴が形成されているので、ファインダベースの位置きめが容易に行えるとともに、組み立てを効率的に行うことができる。
図1に本発明を備えたカメラの外観斜視図を示す。カメラ10の前カバー12及び後カバー13は、各種撮影機構や、カメラの動作を制御するマイコンやセンサなどの電子部品等が組み付けられる本体基部に、前後から覆うように取り付けられている。カメラ10の前面には、開口部14、撮影レンズ15、ストロボ発光部16、ファインダ対物窓17、ストロボスイッチ18、バリア操作つまみ19が設けられている。バリア操作つまみ19が図に示す使用位置の時には、前カバー12に形成された開口部14から撮影レンズ15が露呈し、バリア操作つまみ19が不使用位置にスライド操作されると、不図示のレンズバリアが撮影レンズ15を覆う。
カメラ10の上面には、シャッタボタン20と撮影枚数の確認を行う表示窓21が設けられている。カメラ10の背面には、写真フィルムを交換する際に開閉される裏蓋23と、ファインダ接眼窓24が設けられている。
図2及び図3に示すように、本体基部11には、写真フイルム26を装填したパトローネ27を収納する装填室28と、パトローネ27から引き出された写真フイルム26をスプール30に巻き付けて収納する巻取り室31が一体に形成されている。装填室28の上部には、巻戻しギア35が設けられている。この巻戻しギア35には、パトローネ27内で写真フイルム26を巻き付ける巻軸27aと係合する巻戻し軸36が形成されている。巻取り室31のスプール30内には給送モータ38が収容されている。この給送モータ38の駆動によってスプール30に写真フイルム26の巻き取りと、パトローネ30に写真フイルム26の巻き戻しを行う。カメラ10の本体基部11の上部には、ファインダユニット40が取り付けられる。このファインダユニット40と本体基部11の間には、スプール30内に配置された給送モータ38の駆動力を選択的にスプール30と巻戻し軸36に伝達させるための駆動力伝達機構41が設けられている。
図4に示すように、ファインダユニット40は、ファインダベース45、ファインダケース46、モータベース47、対物及び接眼レンズ(図示せず)から構成されている。板状のファインダベース45には、ファインダケース46が一体に形成されており、ファインダケース46には対物レンズと接眼レンズがそれぞれ組み込まれる。ファインダベース45は、本体基部11の中央部に設けられた写真フイルム26の露光範囲を決めるアパーチャ50から巻取り室31の上方を覆って本体基部11にネジで固定される。そして、巻取り室31の上部に位置するファインダベース45には、スプール30内に収容される給送モータ38を固定する有底円筒形状のモータベース47が一体に形成されている。
モータベース47は、ファインダべース45の底面から下方向に突出して形成されている。モータベース47の底面には開口部48とビス穴49が設けられている。開口部48から給送モータ38の駆動軸に取り付けられた駆動ギア52をファインダベース45の上面から突出するまで挿入し、給送モータ48をモータベース45にネジ53で固定する。ファインダベース45上面には、挿入された駆動ギア52に噛合する伝達ギア56がファインダベース45に形成された支持軸45aに回転自在に設けられている(図2参照)。伝達ギア56は、大小2種類のギアが一体に形成された二段ギアである。
給送モータ38の駆動ギア52は、伝達ギア56の径の大きい方と噛合する。伝達ギア56の径の小さい方は、給送ギア57を介して遊星ギアユニット60の太陽ギア68に給送モータ38の駆動力を伝達する。
図2及び図3に示すように、駆動伝達機構41は、遊星ギアユニット60、連結ギア61〜65で構成されており、本体基部11の長手方向に沿って本体基部11とファインダベース45の間に配置されている。そして、遊星ギアユニット60や連結ギア61〜63は本体基部11に設けられた支軸59によって支持されている。連結ギア64は連結ギア65のシャフト65aを挿入させる穴64aが設けられており、連結ギア65はファインダユニット40が本体基部11に組み付けられた後で、ファインダベース45に設けられた軸孔45bから軸65aを挿入させて連結ギア64と接続する。これにより、装填室28の上方に設けられた巻戻しギア35に給送モータ38の駆動力を伝達させる。また、ファインダベース45の底面には、ファインダベース45を本体基部11に組み付けた際に、支軸59の先端部が入り込む支軸穴45cが形成されている。この支軸穴45cが支軸59に入り込むことでファインダベース45の位置決めを容易にしている。
遊星ギアユニット60は、クラッチ板67、太陽ギア68、遊星ギア69から構成されている。駆動ギア52から伝達ギア56、給送ギア57を介して太陽ギア68に伝達された駆動力は遊星ギア69に伝達される。遊星ギア69は、給送モータ38が正転駆動と反転駆動との切替えに応じて公転方向を変更し、連結ギア61またはスプール30に設けられたスプールギア30aに駆動力を切替えて伝達するクラッチとして作用する。
上記実施形態の作用を説明する。図5に示すように、カメラ10で予備巻き上げを行う際には、給送モータ38を正転駆動させる。すると、給送ギア57から太陽ギア68に給送モータ38の駆動力が伝達され、遊星ギア69は時計周りに公転する。そして、遊星ギア69がスプールギア30aと噛合してスプール30を回転させる。この時、スプール30に設けられた突起部30bに(図4参照)パトローネ27から予め引き出されていた写真フイルム26のパーフォレーション26aを係合させておくことで、パトローネ27に装填された写真フイルム26は全てスプール30に巻き取られる。
図6に示すように、写真フイルム26をコマ送りする際には、給送モータ38を反転駆動する。すると、遊星ギア69は反時計回りに公転するので、遊星ギア69は連結ギヤ61と噛合する。そして、給送モータ38の駆動力を連結ギア61〜65を介して伝達させて巻戻しギア35を回転させる。これにより、パトローネ30内の巻軸27aに撮影済みの写真フイルム26が巻き戻される。なお、写真フイルム26をパトローネ27内に巻き戻す量は、例えばパーフォレーション26aの通過個数を光電検出することによって監視され、カメラ10に内蔵されたマイコンによって給送モータ38を制御することで、1コマ送りごとにアパーチャ50の背後に次撮影コマが位置決めされる。
また、本実施例では、駆動伝達機構41に連結ギア列を用いたが、タイミングベルトやドライブシャフトを用いて給送モータ38の駆動力を巻戻しギア35及びスプール30に伝達させてもよい。また、予備巻き上げ式のカメラを例に説明したが、撮影ごとにスプール30に写真フイルム26を巻き取って、撮影終了後にパトローネ27へ写真フイルム26を全て巻き戻すタイプのカメラでもよい。
本発明を用いた写真カメラを示す外観斜視図である。 本発明を用いた写真カメラを示す分解斜視図である。 モータベースが形成されたファインダベースを示す外観斜視図である。 駆動伝達機構の構成を示す斜視図である。 予備巻き時における駆動伝達機構の概略図である。 コマ送り時における駆動伝達機構の概略図である。
符号の説明
10 カメラ
11 本体基部
27 パトローネ
28 装填室
30 スプール
31 巻取り室
36 巻戻し軸
38 給送モータ
45 ファインダベース

Claims (3)

  1. フイルムパトローネの装填室と巻取りスプールが設けられたフイルム巻取り室とが設けられた本体基部と、本体基部にその上面を覆うように固定され、ファインダ光学系が組み込まれたファインダベースとを備えた写真カメラにおいて、
    前記ファインダベースにフイルム巻取り室の上方に達する延長部を一体に形成し、この延長部に前記巻取りスプールの内部に収容されるフイルム給送用のモータを固定するとともに、前記モータの駆動軸に固定した駆動ギアに噛み合う伝達ギアを設けたことを特徴とする写真カメラ。
  2. 前記装填室の上部にフイルムパトローネの巻軸に係合する巻き戻し軸を固着した巻き戻しギアが設けられ、前記伝達ギアの回転を巻き戻しギアに伝達する駆動伝達機構が本体基部の上面と前記ファインダベースとの間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の写真カメラ。
  3. 前記駆動伝達機構を構成する複数のギアを回転自在に支持する支軸が本体基部の上面に突設され、前記ファインダベースにはこれらの支軸の先端部が入り込む穴が形成されていることを特徴とする請求項2記載の写真カメラ。
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