JP2005195445A - 止水用治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 止水用治具のゴムがフランジのコーナー部に当接してコーナー部が隠れたりせず、フランジ面の点検ができて、十分な止水ができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 フランジを有する外筒と、前記外筒に内嵌まりするフランジを有する内筒とを備えた止水用治具であって、外筒のフランジと内筒のフランジとの間に僅かなクリアランスの水路を形成し、前記水路に水圧を取り入れる取入孔を内筒に穿設し、水路の下流端開口にシール部材を嵌着し、水路の取入孔より上流にOリングを嵌着させてなる止水用治具とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 フランジを有する外筒と、前記外筒に内嵌まりするフランジを有する内筒とを備えた止水用治具であって、外筒のフランジと内筒のフランジとの間に僅かなクリアランスの水路を形成し、前記水路に水圧を取り入れる取入孔を内筒に穿設し、水路の下流端開口にシール部材を嵌着し、水路の取入孔より上流にOリングを嵌着させてなる止水用治具とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、止水用治具に関し、特に、BWR型原子力発電所の制御棒駆動機構取付け部の点検、検査を容易に行うために、冷却水を止水する機能を持った止水用治具についてのものである。
制御棒駆動機構の取外し、取付けはそれぞれ連続して行う作業である。
従来の制御棒駆動機構ハウジングのフランジ面の検査要領は、次のように行っていた。
図3のステップ1に示すように、まず、制御棒駆動機構101を自動交換装置にて取外す。
次に、点検対象全てのハウジングに対し、ステップ2に示すように、制御棒駆動機構101を取外すごとに、閉止フランジ102を手動で取付ける。
ステップ3に示すように、点検対象ハウジング1体毎に閉止フランジ102を取外し、点検用治具103を取付ける。
ステップ4に示すように、ハウジング104のフランジ105面の目視検査、フランジ105の厚みを測定する。
点検用治具103先端部にはシール用のゴム106が用いられており、このゴム106が拡大図に示すようにフランジ105のコーナー部107に当接するため、コーナー部107が隠れてしまい点検できない。
また、目視定検で選定するため、精度が悪く、補修箇所が絞り込めない。
さらに、点検用治具は止水能力がなく、ドレンを流しながら行うため、ドレン量により作業が中断する。
図4のステップ5に示すように、詳細な点検を行う場合は、手動にてサーマルスリーブ108を取外す。このサーマルスリーブ108の取外しには、非常に時間と手間がかかる。
ステップ6に示すように、手動にて別の止水用治具109を取付ける。
ステップ7に示すように、フランジ105面の平面度、粗さ測定を行う。
ステップ8に示すように、測定結果とフランジ105の厚み(削り代)とを検討する。
特開平06−059068
点検用治具のゴムがフランジのコーナー部に当接するためコーナー部が隠れてしまい、フランジ面の点検ができず、サーマルスリーブを取外さなければ十分な止水ができない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、点検用治具のゴムがフランジのコーナー部に当接するためコーナー部が隠れてしまい、フランジ面の十分な点検が出来ないといった不具合を解消すべく、フランジを有する外筒と、前記外筒に内嵌まりするフランジを有する内筒とを備えた止水用治具であって、外筒のフランジと内筒のフランジとの間に僅かなクリアランスの水路を形成し、前記水路に水圧を取り入れる取入孔を内筒に穿設し、水路の下流端開口にシール部材を嵌着し、水路の取入孔より上流にOリングを嵌着させてなる止水用治具とした。
また、本発明は、具体的には、内筒を軸方向に摺動させて水路の大きさを調整するようにした。
本発明は、フランジを有する外筒と、前記外筒に内嵌まりするフランジを有する内筒とを備えた止水用治具であって、外筒のフランジと内筒のフランジとの間に僅かなクリアランスの水路を形成し、前記水路に水圧を取り入れる取入孔を内筒に穿設し、水路の下流端開口にシール部材を嵌着し、水路の取入孔より上流にOリングを嵌着させてなる止水用治具としたので、止水用治具のゴムがフランジのコーナー部に当接しないため、コーナー部が隠れず、フランジ面の十分な点検ができるようにした。
また、本発明は、具体的には、内筒を軸方向に摺動させて水路の大きさを調整するようにした。
本発明を、添付する図面に示す最良の形態に基づいて、以下に詳細説明する。
本発明の止水用治具1は、フランジ2を有する外筒3と、前記外筒3に内嵌まりするフランジ5を有する内筒4とを備える。
外筒3のフランジ2と内筒4のフランジ5との間に僅かなクリアランスの水路6を形成する。
前記水路6に水圧を取り入れる取入孔7を内筒4に穿設する。
水路6の下流端開口にウレタンゴム等のシール部材8を嵌着する。このシール部材8は水路6の下流端開口の外筒3のフランジ2に開口を塞ぎハウジング9の内面に当接するように突出させて設ける。シール部材8は外筒3のフランジ2だけでなく内筒4のフランジ5に設けることもできる。
外筒3のフランジ2と内筒4のフランジ5との間には僅かなクリアランス、例えば1mm程度の水路6を形成する。
前記水路6に水圧を取り入れる取入孔7を内筒4に穿設する。
この水路6の下流端開口にはシール部材8を前述のように設ける。
水路6の取入孔7より上流に水路6を塞ぐOリング23を外筒3の内壁に嵌着する。
なお、水路6は外筒3のフランジ2と内筒4のフランジ5との間に形成された例について述べたが、外筒3および内筒4のそれぞれの筒体部にまでおよぶものまで含まれる。
この外筒3の下面には取付板10がボルト11により螺締され、前記内筒4はこの取付板10を貫通させ、内筒4の下部外周に刻設したネジ山12に袋ナット13を螺合させ、袋ナット13上面と外筒3下面とで取付板10を挟み込む。袋ナット13の上面にはスラストベアリング14を介在させる。
この内筒4の下端にはレバー15で開閉するバルブ16を設ける。
外筒3と内筒4との間には直径で1mm程度の水路が形成してあり、両者を中心にして正しく配置するのが困難であるので、外筒3内面と内筒4外周との間にはメタル17を介在させる。この止水用治具1は、取付ボルト24にてハウジング9の取付孔19を利用して螺締する。
止水用治具1の取付後に水圧が加わると、取入孔7より水圧が水路6に取り入れられ、シール部材8が外側に押し拡げられ、ハウジング9の内面に当接し、シール性が向上する。なお、サーマルスリーブ20の回転防止用キー21を設けるためハウジング9内面に座ぐり22があり、その部分ではシール可能な部分がフランジ開口部から僅か6.5mm程度であるので、十分なシールが求められる。
従来の点検用治具では、点検用治具のゴムがフランジのコーナー部に当接するためコーナー部が隠れてしまい、フランジ面の十分な点検ができなかったが、本発明ではサーマルスリーブ20を取外さずにフランジ面の目視検査、フランジ厚み測定、平面度および粗さ測定が十分可能である。
また、袋ナット13を締め込むことにより内筒4を軸方向に移動させて水路6の大きさを容易に調整することと、水圧を利用することで、シール部材8の密着度合いが変化し、シール性が向上する。
本発明は、図2に示すように、ステップ1で制御棒駆動機構をハウンジグ9より自動交換装置にて取外す。
次に、ステップ2に示すように、制御棒駆動機構を取外すごとに止水用治具1を取付ける。
スナップ3に示すように、ハウジング9のフランジ面の目視検査、フンランジ厚み測定、フランジの平面度および粗さ測定ができる。
制御棒駆動機構ハウジング止水用治具のみならず、ハウジング内面に装着する治工具、装置に応用できる。
2…フランジ
3…外筒
5…フランジ
4…内筒
9…ハウジング
6…水路
7…取入孔
8…シール部材
23…Oリング
3…外筒
5…フランジ
4…内筒
9…ハウジング
6…水路
7…取入孔
8…シール部材
23…Oリング
Claims (2)
- フランジを有する外筒と、前記外筒に内嵌まりするフランジを有する内筒とを備えた止水用治具であって、外筒のフランジと内筒のフランジとの間に僅かなクリアランスの水路を形成し、前記水路に水圧を取り入れる取入孔を内筒に穿設し、水路の下流端開口にシール部材を嵌着し、水路の取入孔より上流にOリングを嵌着させてなる止水用治具。
- 内筒を軸方向に摺動させて水路の大きさを調整するようにした請求項1記載の止水用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001770A JP2005195445A (ja) | 2004-01-07 | 2004-01-07 | 止水用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001770A JP2005195445A (ja) | 2004-01-07 | 2004-01-07 | 止水用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005195445A true JP2005195445A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34817188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001770A Pending JP2005195445A (ja) | 2004-01-07 | 2004-01-07 | 止水用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005195445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012021648A (ja) * | 2011-09-05 | 2012-02-02 | Nok Corp | シーリングシステム |
-
2004
- 2004-01-07 JP JP2004001770A patent/JP2005195445A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012021648A (ja) * | 2011-09-05 | 2012-02-02 | Nok Corp | シーリングシステム |
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