JP2005194653A - かつら下地覆い - Google Patents

かつら下地覆い Download PDF

Info

Publication number
JP2005194653A
JP2005194653A JP2004000824A JP2004000824A JP2005194653A JP 2005194653 A JP2005194653 A JP 2005194653A JP 2004000824 A JP2004000824 A JP 2004000824A JP 2004000824 A JP2004000824 A JP 2004000824A JP 2005194653 A JP2005194653 A JP 2005194653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stretchable
wig
head
wig base
hair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004000824A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiteru Kosaka
幸輝 小坂
Mayuko Sakamoto
麻由子 坂本
Sumie Murakami
澄江 村上
Masami Furukawa
真美 古川
Keiko Sasaki
桂子 笹木
Sayuri Shigematsu
小百合 重松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Artnature Inc
Original Assignee
Artnature Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Artnature Inc filed Critical Artnature Inc
Priority to JP2004000824A priority Critical patent/JP2005194653A/ja
Publication of JP2005194653A publication Critical patent/JP2005194653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

【課題】長期に着用しても締め付け感が無く且つ頭頂部方向にずれ上がることの無いかつら下地覆いを提供する。
【解決手段】かつら下地覆いとしてのかつら下地ネット10は帯状の縁部11と伸縮自在な被覆部12とを繋ぎ合わせて円筒状に形成され、被覆部12は伸縮自在な紐状部材13で形成された四角状又は蜂巣状の網目のネット地であり、縁部11は帯状のレース地で形成されて両方向矢印aで示す長手方向には伸縮自在であり両方向矢印bで示す短手方向には伸縮性が無いように作られ、短手方向の幅cは少なくとも着用される人の頭部の生え際から頭頂点(業界用語でゴールデンポイント)までの距離の1/4以上の幅を有して形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、かつらを装着する際の下地として自毛全体を包み込むように頭部に装着するかつら下地覆いに係わり、更に詳しくは、長期に着用しても締め付け感が無く且つ頭頂部方向にずれ上がることの無いかつら下地覆いに関する。
近年、頭部に豊富な自毛を有する人が、ファッション性を狙って頭髪を即席に異なる髪形に変えるために、かつらを着用することが多くなっている。また、舞台において自毛とは異なる髪形の役をこなすためにも、かつらは頻繁に用いられる。
その場合、かつらの安定した着用感を維持するために、自毛を通称「かつら下地ネット」で包み込むようにして纏めた上にかつらを着用するようにしている。
図3(a),(b),(c) は、そのような従来のかつら下地ネットと、その着用状態を説明する図である。同図(a) に示すように、かつら下地ネット1は、伸縮自在な紐状部材からなる縁部2と、これも伸縮自在な紐状部材からなる本体ネット部3からなり、全体が円筒状に形成されている。
同図(b) は、代表的に、豊富な自毛4を有する女性5を示しており、同図(c) は、上記の女性5が、自毛4をかつら下地ネット1で包み込むようにして纏め上げた状態を示している。この上から、図には示していないが、所望のかつらを着用する。
また、このようなかつら下地ネットとしては、かつらの着用感を向上させるために、かつら下地ネットの縁部を伸縮性のあるテープ状の部材としたもの、そのようなテープ状の部材の裏側に滑り止め部材を取り付けたもの、或いは、そのような滑り止め部材を取り付けたテープ状部材の縁部の一部の形状を変えたものなどが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2002−371419号公報([要約]、段落[0003]、[0021]、図1、図5、図8)
ところで、上記のようなかつら下地ネットを、長期に使用していると、縁部が頭部を締め付けるため、縁部に締め付けられている頭部が痛くなってくるという問題や、更に長期に使用していると、円筒状の本体ネット部が横ばかりでなく縦にも伸縮性があるため、縁部が徐々に頭頂部方向に持ち上げられて、かつらの下でかつら下地ネットがずれ上がってしまうという問題があった。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、長期に着用しても締め付け感が無く且つ頭頂部方向にずれ上がることの無いかつら下地覆いを提供することである。
以下に、本発明に係わるかつら下地覆いの構成を述べる。
本発明のかつら下地覆いは、帯状の縁部と伸縮自在な被覆部とを繋ぎ合わせて円筒状に形成され、自毛全体を包み込むように頭部に装着するかつら下地覆いであって、上記縁部は、長手方向に伸縮自在であり短手方向には伸縮性の無い帯状のレース地で形成され、上記短手方向の幅は少なくとも着用される頭部の生え際から頭頂点までの距離の1/4以上の幅を有して構成される。
また、上記被覆部は、例えば伸縮自在な紐状部材で形成された四角又は蜂巣状の網目を有するネット地から成るように構成され、また、例えば伸縮自在なフィラメント部材で形成された横編み又は縦編みの薄地メリヤスから成るように構成される。この場合、上記薄地メリヤスは、黒色、肌色、又は茶系統色であることが好ましい。
本発明によれば、頭部に安定して装着されると共に締め付け感が無く且つ長期の使用でも頭頂部方向にずれ上がることのないかつら下地覆いを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1(a) は、第1の実施の形態におけるかつら下地覆いとしてのかつら下地ネットを示す図であり、同図(b) は、その縁部を拡大して示す図である。同図(a) に示すように、かつら下地ネット10は、帯状の縁部11と伸縮自在な被覆部12とを繋ぎ合わせて円筒状に形成されている。
上記の被覆部12は、伸縮自在な紐状部材13で形成された四角状の網目を有するネット地で構成されている。この網目は、同図(a) に示すように四角状でもよく、また、特には図示しないが、蜂巣状の網目であっても良い。また、網目の大きさは、かつら下地ネット10を着用する人の好み又は体質に応じて適宜に設定してよいことは勿論である。
また、縁部11は、帯状のレース地で形成されている。そして同図(b) に両方向矢印aで示す長手方向には伸縮自在であるが、同じく両方向矢印bで示す短手方向には伸縮性が無いように作られている。
また、縁部11の短手方向の幅cは、少なくとも着用される人の頭部の生え際から頭頂点(業界用語ではゴールデンポイントと呼称されている)までの距離の1/4以上の幅を有するように形成される。
このかつら下地覆いの全体の色は、使用する人の頭部の状態に応じて、例えば黒色、肌色、茶色等に彩色したものを用いる。黒色のかつら下地覆いは、自毛が黒色の人に用いる。肌色のかつら下地覆いは、例えば白髪混じりの人に用いるとよい。その理由は、かつら下地覆いが黒色であると、白髪の白色が目立ち、かつらのベースが見えたときに不自然になるが、肌色であると地肌が透けて見えているように見えるから不自然さが解消されるからである。また、茶色のかつら下地覆いは、自毛を近年流行の茶系統の色に染めている人に用いるようにするとよい。これであると、かつらのベースが見えたとき、茶系統同士の色であるため目立たないからである。
このように、かつら下地覆いとしてのかつら下地ネット10のの縁部11を、短手方向bに伸縮性の無い帯状のレース地で形成し、その短手方向bの幅cを、少なくとも着用される人の頭部の生え際から頭頂点(ゴールデンポイント)までの距離の1/4以上に形成するので、幅の広い縁部11によってかつら下地ネット10が頭部に安定して装着されると共に、縁部11が幅広であるので頭部に締め付け感が無く楽であり、且つ縁部11がその短手方向b、すなわち円筒状の本体である被覆部12の縦方向への伸縮性を持たないので、長期間使用しても、縁部11が上方に縮んで頭頂部方向にずれ上がるということがなく長期間安定して使用することができる。また、縁部11は幅広ではあるがレース地であるので、蒸れることがなく快適に着用していることができる。
また、このかつら下地覆い10のネット地で構成された被服部12は、自毛の多い人に適し、自毛をかつら下地覆い10の中に纏めて収めた後、網目から指を入れて自毛を網目に添わせ、ピン等で留めやすいという利点がある。
図2は、第2の実施の形態におけるかつら下地覆いを示す図である。同図に示すかつら下地覆い15は、縁部11の構成は、図1(a) に示したかつら下地ネット10の場合と同様であるが、被覆部16の構成が図1(a) のかつら下地ネット10の場合と異なる。
すなわち、図2に示すかつら下地覆い15の被覆部16は、伸縮自在なフィラメント部材で形成された横編み又は縦編みの薄地メリヤスから成っている。この薄地メリヤスは女性が着用するパンティストッキングの薄地メリヤス地と同様のものである。
この薄地メリヤス地からなるかつら下地覆い15は、肌触りが良くフィット感も良いので、本来から自毛が薄い人や、例えば病気や抗がん剤の使用が原因で円形脱毛や頭頂部が薄い人などに用いるとよい。
この場合、自毛が極端に少ない人の場合は、薄地メリヤス地は黒色である方が良い。そのようにすると、例えばかつら下地覆い15の上に着用したかつらが役柄上薄毛のかつらであったような場合、その薄毛のかつらを着用した人が自毛が薄く地肌が見えるような人である場合に、かつら下地覆い15が黒色の薄地メリヤス地であるので、頭部が一面に黒色となって、薄毛のかつらの上から自毛の薄い地肌が透けて見えるという不具合が解消される。
また、比較的自毛が多い人の場合には、自毛が黒色の場合には薄地メリヤス地も黒色、自毛が白髪混じり場合には薄地メリヤス地は肌色(実施例1の場合と同じ理由による)、そして自毛を茶色に染めている場合には薄地メリヤス地も茶色にすると良い。
(a) は第1の実施の形態におけるかつら下地覆いとしてのかつら下地ネットを示す図、(b) はその縁部を拡大して示す図である。 第2の実施の形態におけるかつら下地覆いを示す図である。 (a),(b),(c) は従来のかつら下地ネットとその着用状態を説明する図である。
符号の説明
1 かつら下地ネット
2 縁部
3 本体ネット部
4 自毛
5 女性
10 かつら下地ネット
11 縁部
12 被覆部
13 紐状部材
15 かつら下地覆い
16 被覆部

Claims (4)

  1. 帯状の縁部と伸縮自在な被覆部とを繋ぎ合わせて円筒状に形成され、自毛全体を包み込むように頭部に装着するかつら下地覆いであって、
    前記縁部は、長手方向に伸縮自在であり短手方向には伸縮性の無い帯状のレース地で形成され、前記短手方向の幅は少なくとも着用される頭部の生え際から頭頂点までの距離の1/4以上の幅を有している、ことを特徴とするかつら下地覆い。
  2. 前記被覆部は、伸縮自在な紐状部材で形成された四角又は蜂巣状の網目を有するネット地から成ることを特徴とする請求項1記載のかつら下地覆い。
  3. 前記被覆部は、伸縮自在なフィラメント部材で形成された横編み又は縦編みの薄地メリヤスから成ることを特徴とする請求項1記載のかつら下地覆い。
  4. 前記薄地メリヤスは、黒色、肌色、又は茶系統色であることを特徴とする請求項3記載のかつら下地覆い。
JP2004000824A 2004-01-06 2004-01-06 かつら下地覆い Pending JP2005194653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004000824A JP2005194653A (ja) 2004-01-06 2004-01-06 かつら下地覆い

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004000824A JP2005194653A (ja) 2004-01-06 2004-01-06 かつら下地覆い

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005194653A true JP2005194653A (ja) 2005-07-21

Family

ID=34816496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004000824A Pending JP2005194653A (ja) 2004-01-06 2004-01-06 かつら下地覆い

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005194653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5908151B1 (ja) * 2015-08-07 2016-04-26 株式会社アデランス かつら下地ネット

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510663Y1 (ja) * 1968-01-23 1970-05-15
JPS4721886U (ja) * 1971-03-24 1972-11-11
JPH09268413A (ja) * 1996-03-27 1997-10-14 Art Neichiyaa:Kk 増毛装具
JPH11107024A (ja) * 1997-09-29 1999-04-20 Aderans Co Ltd 自毛活用型かつら
JP2002371419A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Fuonteenu Kk 滑り止め部材を有するかつら下地ネットおよびかつら

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510663Y1 (ja) * 1968-01-23 1970-05-15
JPS4721886U (ja) * 1971-03-24 1972-11-11
JPH09268413A (ja) * 1996-03-27 1997-10-14 Art Neichiyaa:Kk 増毛装具
JPH11107024A (ja) * 1997-09-29 1999-04-20 Aderans Co Ltd 自毛活用型かつら
JP2002371419A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Fuonteenu Kk 滑り止め部材を有するかつら下地ネットおよびかつら

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5908151B1 (ja) * 2015-08-07 2016-04-26 株式会社アデランス かつら下地ネット
TWI667972B (zh) * 2015-08-07 2019-08-11 日商愛德蘭絲股份有限公司 Wig bottom net
US11083269B2 (en) 2015-08-07 2021-08-10 Aderans Company Limited Wig foundation net

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5988177A (en) Wig foundation with contoured front hairline
US9585428B1 (en) Weavable wig for sewing into a user's hair
US9179721B2 (en) Press and go wig and lace wig snap cap and kit
US20100192965A1 (en) Expandable Wig
JP5306195B2 (ja) かつらベース
JP2010275660A (ja) 婦人下着
JP2005194653A (ja) かつら下地覆い
KR101121007B1 (ko) 다용도 스카프
JP3112042U (ja) かつら下地ネット
JP2008095249A (ja) かつらベース及びかつら
CN210539079U (zh) 一种假发发帘
JP5221905B2 (ja) かつらベース及びかつら
JP5101144B2 (ja) かつらベース及びかつら
JP3152364U (ja) 身だしなみ帽子
JP3122307U (ja) 和装用帯
JP3139644U (ja) スカーフマスクカバー
JP3026637U (ja) 美容首巻き
JP6231181B1 (ja) かつらベース、かつら及びかつらの製造方法
CN219020252U (zh) 一种亲肤保湿针织服装
KR200314634Y1 (ko) 장례용 한복
JP3247405U (ja) カバー付き三角巾
JP5161391B1 (ja) カツラ下地キャップ
JP2009041119A (ja) かつら
JP3201801U (ja) ヘアネット
JP6404987B2 (ja) フラワーアレンジベース及び同フラワーアレンジベースを備えた装身具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20061129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100511