JP2005193170A - 排ガス浄化用触媒および排ガス浄化用触媒製造方法 - Google Patents

排ガス浄化用触媒および排ガス浄化用触媒製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 触媒の担持部分と非担持部分を明確に区別する。
【解決手段】 担体基材(22)と、担体基材の一部を被覆する担持層(31)と、担持層に担持される触媒成分とを具備し、担持層は担体基材とは異なる色の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒、担体基材と、担体基材(22)の第一の部分を被覆する第一の担持層(31)と、第一の担持層に担持される第一の触媒成分と、第一の部分とは異なる担体基材の第二の部分を被覆する第二の担持層(32)と、第二の担持層に担持される第二の触媒成分とを具備し、第一の担持層が第一の着色料により着色されていると共に、第二の担持層が第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒、およびこのような排ガス浄化用触媒の製造方法が提供される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車用エンジン等の内燃機関から排出される排ガスを浄化するための排ガス浄化用触媒、およびこの触媒を製造する排ガス浄化用触媒製造方法に関する。
一般的に、自動車用エンジン等の内燃機関から排出される排ガスは、一酸化炭素(CO)の燃焼、炭化水素(HC)の燃焼、及び窒素酸化物(NOx)の還元を促進する三元触媒によって浄化することができる。三元触媒などの触媒は、内燃機関の排気系において排ガスの流れに対して平行に配置されたモノリス基材またはフィルタ基材などの触媒担持用コート層に担持されている。
このような触媒は前述した基材全体に亙って一様に担持させる必要はなく、例えば基材の下流側における触媒成分を少なくするか、または基材の下流側に触媒成分を担持させないようにすることにより、触媒の担持部分と非担持部分とを設けるようにしてもよい。このような場合には、高温になりがちな基材の下流側における触媒成分のシンタリングが防止されると共に、比較的高価な三元触媒の使用量を低減することが可能となる。このため、基材の特定部分のみにコート層を形成して、このコート層に触媒成分を担持させることにより、触媒成分の担持部分と非担持部分とを設けるようにした排ガス浄化用触媒が提案されている。
また、三元触媒として使用される触媒成分は複数の種類、例えば白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等のものが知られている。そして、三元触媒は触媒成分として使用される貴金属の種類によって異なる活性を示すことが知られており、例えばPtはリーン雰囲気においてNOxを酸化し、コート層内のNOx触媒内に吸蔵させる能力に優れている。また、PtおよびRhはNOxをHCなどの還元性成分と反応させる能力に優れており、さらに、PdなどはHCやCOなどの酸化活性に優れている。
従って、触媒成分に応じて異なる特性のそれぞれを十分に活用するために、内燃機関の排気系に設置される基材の或る部分、例えば排ガスの流れに対して上流側に例えばPtを担持させ、基材の他の部分、例えば下流側にPdを担持させることが行われている(例えば、特許文献1から特許文献3参照。)。
特開2003−154223号公報 特開平9−57098号公報 特開昭61−78438号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるように触媒の担持部分および非担持部分は、それぞれコート層固有の色および基材固有の色を呈しているので、担持部分と非担持部分とを必ずしも容易に見分けられるわけではなく、使用される材料の種類によってはその判断が困難になる場合がある。また、一つの基材の異なる場所に複数種類の触媒成分をそれぞれ担持させる場合、例えば一つの基材の上流側に或る触媒成分を担持させると共に下流側に別の触媒成分を担持させる場合には、基材の上流側および下流側の両方に触媒担持用コート層を形成する必要があるので、これらコート層の寸法が等しいのであれば、二つの担持部分のうちのどちらの担持部分にどちらの触媒成分が担持されているかを判別することは極めて困難である。特に、触媒の非担持部分を設けることなしに、異なる触媒成分を担持したコート層が互いに隣接している場合には、どちらの担持部分にどちらの触媒成分が担持されているかを判別することはさらに困難となる。
このため、或る触媒成分が上流側でかつ別の触媒成分が下流側に位置決めされるように、基材を内燃機関の排気系に配置するのが望まれる場合には、予めシールなどの目印を基材に取付ける必要があり、工程数および費用の点からも好ましいものではない。また、修理などのために基材を排気系から取外した場合には前述した目印が腐食などによりその役目を果たせない状態になっていることもあり、このような場合にも基材の上流側および下流側を判別するのは容易でない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、基材において触媒の担持部分と非担持部分および/または基材の異なる場所に担持された異なる触媒成分を目視で明確に区別することのできる排ガス浄化用触媒およびこのような排ガス浄化用触媒を製造する製造方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目に記載の発明によれば、担体基材と、該担体基材の一部を被覆する担持層と、該担持層に担持される触媒成分とを具備し、前記担持層は前記担体基材とは異なる色の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒が提供される。
すなわち1番目の発明においては、着色料により担体基材とは異なる色に着色されていて触媒成分を担持する担持層を担体基材に対して目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、着色料は食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、担持層を比較的容易に着色することが可能となる。
2番目の発明によれば、担体基材と、該担体基材の第一の部分を被覆する第一の担持層と、該第一の担持層に担持される第一の触媒成分と、前記第一の部分とは異なる前記担体基材の第二の部分を被覆する第二の担持層と、該第二の担持層に担持される第二の触媒成分とを具備し、前記第一の担持層が第一の着色料により着色されていると共に、前記第二の担持層が前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒が提供される。
すなわち2番目の発明においては、第一の着色料により着色されていて第一の触媒成分を担持する第一の担持層と第二の着色料により着色されていて第二の触媒成分を担持する第二の担持層とを目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、第一および第二の着色料は互いに色の異なる食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、第一および第二の担持層を異なる色に比較的容易に着色することが可能となる。
3番目の発明によれば、2番目の発明において、前記第一の着色料および前記第二の着色料は前記担体成分とは異なる色である。
すなわち3番目の発明においては、第一および第二の担持層を除く触媒非担持部分が担体基材に設けられている場合であっても、触媒が担持されている第一および第二の担持層と非担持部分とを明確に区別することができる。
4番目の発明によれば、担体基材と、該担体基材の一部を被覆する担持層と、該担持層に担持されるNOx触媒成分とを具備し、前記NOx触媒成分は前記担体基材とは異なる色の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒が提供される。
すなわち4番目の発明においては、着色料により担体基材とは異なる色に着色されたNOx触媒成分を担体基材に対して目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、着色料は食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、NOx触媒成分を比較的容易に着色することが可能となる。
5番目の発明によれば、担体基材と、該担体基材の第一の部分を被覆する担持層と、該担持層に担持される触媒成分と、前記担持層のうちの一部分にのみ担持されるNOx触媒成分とを具備し、前記担持層が第一の着色料により着色されていると共に、前記NOx触媒成分が前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒が提供される。
すなわち5番目の発明においては、第一の着色料により着色されていて触媒成分を担持する担持層と第二の着色料により着色されたNOx触媒成分とを目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を正確な向きに位置決めすることができる。なお、第一および第二の着色料は互いに色の異なる食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、担持層とNOx触媒成分とを異なる色に比較的容易に着色することが可能となる。
6番目の発明によれば、5番目の発明において、前記第一の着色料および前記第二の着色料は前記担体成分とは異なる色である。
すなわち6番目の発明においては、第一の担持層およびNOx触媒成分を除く触媒非担持部分が担体基材に設けられている場合であっても、触媒成分が担持される第一の担持層およびNOx触媒成分が担持される部分と非担持部分とを明確に区別することができる。
7番目の発明によれば、5番目または6番目の発明において、前記NOx触媒成分を担持する前記部分が前記担持層のうちの排ガスの流れに対して下流側に配置されている。
すなわち7番目の発明において、比較的低温である排ガス浄化用触媒の上流側からNOx触媒成分を排除することにより、触媒成分がNOx触媒成分の存在によって良好に機能しなくなるのを避けることができる。
8番目の発明によれば、担体基材とは異なる色に着色された担体成分に前記担体基材の一部を浸漬して、前記担体基材の前記一部に担持層を形成し、該担持層に触媒成分を担持させるようにした排ガス浄化用触媒製造方法が提供される。
すなわち8番目の発明においては、着色料により担体基材とは異なる色に着色されていて触媒成分を担持する担持層を担体基材に対して目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、着色料は食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、担持層を比較的容易に着色することが可能となる。
9番目の発明によれば、担体基材の一部を担体成分に浸漬して、前記担体基材の前記一部に担持層を形成し、前記担体基材とは色の異なる着色料により着色されているNOx触媒成分を前記担持層に担持させるようにした排ガス浄化用触媒製造方法が提供される。
すなわち9番目の発明においては、第一の着色料により着色されていて第一の触媒成分を担持する第一の担持層と第二の着色料により着色されていて第二の触媒成分を担持する第二の担持層とを目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、第一および第二の着色料は互いに色の異なる食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、第一および第二の担持層を異なる色に比較的容易に着色することが可能となる。
10番目の発明によれば、第一の着色料により着色された第一の担体成分に担体基材の第一の部分を浸漬して、前記担体基材の前記第一の部分に第一の担持層を形成し、前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色された第二の担体成分に前記担体基材の前記第一の部分とは異なる前記担体基材の第二の部分を浸漬して、前記担体基材の前記第二の部分に第二の担持層を形成し、前記第一の担持層に第一の触媒成分を担持させ、前記第二の担持層に第二の触媒成分を担持させるようにした排ガス浄化用触媒製造方法が提供される。
すなわち10番目の発明においては、着色料により担体基材とは異なる色に着色されたNOx触媒成分を担体基材に対して目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、着色料は食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、NOx触媒成分を比較的容易に着色することが可能となる。
11番目の発明によれば、第一の着色料により着色された第一の担体成分に担体基材の第一の部分を浸漬して、前記担体基材の前記第一の部分に第一の担持層を形成し、前記第一の担持層に第一の触媒成分を担持させ、前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されているNOx触媒成分を前記第一の担持層のうちの一部分にのみ担持させるようにした排ガス浄化用触媒製造方法が提供される。
すなわち11番目の発明においては、第一の着色料により着色されていて第一の触媒成分を担持する第一の担持層と第二の着色料により着色されたNOx触媒成分とを目視で明確に区別することができ、また排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に取り付ける際に、排ガス浄化用触媒を排ガス流れ方向に対して正確な向きに位置決めすることができる。なお、第一および第二の着色料は互いに色の異なる食用色素を用いることが好ましく、これにより触媒の特性に影響を与えることなしに、第一の担持層とNOx触媒成分とを異なる色に比較的容易に着色することが可能となる。
1番目の発明によれば、触媒成分を担持する担持層を担体基材に対して目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、2番目の発明によれば、第一の担持層と第二の担持層とを目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、3番目の発明によれば、触媒が担持されている第一および第二の担持層と非担持部分とを明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、4番目の発明によれば、NOx触媒成分を担体基材に対して目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、5番目の発明によれば、担持層とNOx触媒成分とを目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、6番目の発明によれば、担持層およびNOx触媒成分が担持される部分と非担持部分とを明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、7番目の発明によれば、触媒成分がNOx触媒成分の存在によって良好に機能しなくなるのを避けることができるという効果を奏しうる。
さらに、8番目の発明によれば、触媒成分を担持する担持層を担体基材に対して目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、9番目の発明によれば、第一の担持層と第二の担持層とを目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、10番目の発明によれば、NOx触媒成分を担体基材に対して目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
さらに、11番目の発明によれば、第一の担持層とNOx触媒成分とを目視で明確に区別することができるという効果を奏しうる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、排ガス浄化用触媒を備えた排気浄化装置を含む内燃機関の概念図である。図1に示されるように、吸気ガスがエアクリーナ2を通じて内燃機関の吸気通路3に流入し、スロットル弁4、インタークーラ5および吸気マニホルド6を通じて機関本体1の各気筒に流入する。各気筒内での燃焼により生じた排ガスは、排気マニホルド7を通じて排気通路8に流入する。図示されるように、内燃機関の排気通路8には触媒コンバータ10が設けられており、機関本体1から排出される排ガスは、触媒が担持される触媒コンバータ10を通過した後で排出される。触媒コンバータ10のケーシング内には後述する触媒成分を担持したフィルタ基材22(図1には示さない)が配置されている。なお、図示されるように触媒コンバータ10の上流および下流には排ガス内の酸素濃度を計測するOセンサ9a、9bをそれぞれ設けるようにしてもよい。
図2(a)はフィルタ基材の正面図を示しており、図2(b)はフィルタ基材の側面断面図を示している。図2(a)および図2(b)に示されるようにフィルタ基材22はハニカム構造をなしており、互いに平行をなして延びる複数個の排気流通路50、51を具備する。これら排気流通路は下流端が栓52により閉塞された排ガス流入通路50と、上流端が栓53により閉塞された排ガス流出通路51とにより構成される。なお、図2(a)においてハッチングを付した部分は栓53を示している。従って排ガス流入通路50および排ガス流出通路51は薄肉の隔壁54を介して交互に配置される。云い換えると排ガス流入通路50および排ガス流出通路51は各排ガス流入通路50が4つの排ガス流出通路51によって包囲され、各排ガス流出通路51が4つの排ガス流入通路50によって包囲されるように配置される。
フィルタ基材22は多孔質材料から形成されており、従って排ガス流入通路50内に流入した排ガスは図2(b)において矢印で示されるように周囲の隔壁54内を通って隣接する排ガス流出通路51内に流出する。本発明による実施例では各排ガス流入通路50および各排ガス流出通路51の周壁面、即ち各隔壁54の両側表面上および隔壁54内の細孔内壁面上には例えばアルミナからなる担体の層が形成されており、この担体上に貴金属触媒、および周囲に過剰酸素が存在すると酸素を取込んで酸素を保持しかつ周囲の酸素濃度が低下すると保持した酸素を活性酸素の形で放出する活性酸素放出剤が担持されている。なお、図2(a)および図2(b)に示されるフィルタ基材22の栓52、53を排除することにより、排ガスが排ガス流入通路50をそのまま通過できるモノリス基材の場合であっても前述した触媒を担持することが可能であり、以下、これらフィルタ基材およびモノリス基材をまとめて単に担体基材22と呼ぶことにする。
フィルタ基材22などの担体基材22は例えばコージェライトのような多孔質材料から形成されているが、セラミック、金属または合金から製造されていてもよい。重量の観点からはセラミックを用いるのが好ましく、特に珪素含有セラミック、例えば炭化珪素を好適例とする多孔質な珪素含有セラミック焼結体からなることが望ましい。
このような担体基材22を形成した後に、触媒を担持するための担持層を担体基材22の表面上に形成する。はじめに、アルミニウムを含有する金属化合物の溶液、例えば硝酸アルミニウムの水溶液などからなる第一のスラリーを調製する。次いで、この第一のスラリー内に担体基材22とは異なる色の着色料を混入する。本発明において使用される着色料は食用色素であるのが好ましく、このような場合には後述する触媒担持作用に影響を与えることなしに比較的容易に着色することができる。なお、食用色素としては、食用赤色2号(アマランス)、3号(エリスロシン)、40号(アルラレッドAC)、102号(ニューコクシン)、104号(フロキシン)、105号(ローズベンガル)、106号(アシッドレッド)、食用黄色4号(タートラジン)、5号(サンセットイエローFCF)、食用緑色3号(ファストグリーンFCF)、食用青色1号(ブリリアントブルーFCF)、2号(インジゴカルミン)の12種類を挙げることができる。当然のことながら、本発明の着色料として、染料および顔料などのあらゆる色素を採用することも可能である。
図3(a)から図3(c)は本発明の一つの実施形態に基づく排ガス浄化用触媒の製造工程を示す担体基材の側面図であり、以下、これら図面を参照しつつ、排ガス浄化用触媒の製造について説明する。担体基材22の一端25を下方に向け、担体基材22を一端25側から前述したスラリーに浸漬する。このとき、例えば一端25から担体基材22の長さの約1/3まで浸漬するようにする。所定時間浸漬した後に、担体基材22を引き上げて余分なスラリーを吹き払って乾燥し、所定時間だけ焼成する。これにより、図3(a)に示されるように担体基材22を浸漬した部分にのみ、コート層31が形成される。コート層31は前述した着色料により着色されているので、担体基材22のうちのコート層31とコート層31以外の場所とを目視で明確に区別することができる。
次いで、コート層32を形成するのに用いられる第二のスラリーを調製する。この第二のスラリーは前述した第一のスラリーと同様の成分であるが、第一の着色料の代わりに第一の着色料とは色の異なる第二の着色料が混入されている点が異なっている。なお、後述する触媒の種類によっては第一のスラリーとは成分の異なるスラリーを第二のスラリーとしてもよい。いずれの場合であっても、第二のスラリー内には第一の着色料とは色の異なる第二の着色料が混入される。そして、担体基材22の他端26を下方に向け、担体基材22を他端26側から前述したスラリーに浸漬する。前述した場合と同様に、例えば他端26から担体基材22の長さの約1/3まで浸漬するようにする。所定時間浸漬した後に、担体基材22を引き上げて余分なスラリーを吹き払って乾燥し、所定時間だけ焼成する。これにより、図3(b)に示されるように担体基材22を浸漬した部分にのみ、前述したコート層31と同様なコート層32が形成される。コート層32は前述した第二の着色料により着色されているので、担体基材22のうちのコート層32とコート層32以外の場所(触媒の非担持部分)とを目視で明確に区別できると共に、コート層32とコート層31との明確な区別も可能となる。
次いで、担体基材22の一端25が下方を向くように担体基材22を再び配置して、触媒成分となる貴金属が所定濃度で含まれている第一の溶液内に浸漬する。この第一の溶液は、例えば所定濃度の塩化パラジウム水溶液でありうる。担体基材22のコート層31全体をこの第一の溶液内に浸漬し、次いで担体基材22を引き上げて余分な水分を吹き払った後、所定温度で乾燥することにより、第一の溶液内の貴金属、この場合にはPdをコート層31に担持させる。なお、コート層31は第一の着色料により着色されているので、このコート層31に第一の溶液内の触媒を担持させてもコート層31自体が変色することはない。このため、触媒担持後であってもコート層31と非担持部分とを明確に区別することができる。また、このときに他端26側のコート層32は第一の溶液に浸漬しないようにし、それにより、コート層32に第一の溶液内の触媒が担持するのが妨げられる。
さらに、担体基材22の他端26が下方を向くように担体基材22を再び配置して、触媒成分となる他の貴金属が所定濃度で含まれている第二の溶液内に浸漬する。この第二の溶液は、例えば所定濃度のジニトロジアンミン白金水溶液でありうる。コート層32全体をこの第二の溶液内に浸漬し、次いで担体基材22を引き上げて余分な水分を吹き払った後、所定温度で乾燥することにより、第二の溶液内の貴金属、この場合にはPtをコート層32に担持させる。前述したのと同様に、コート層32は第二の着色料により着色されているので、このコート層32に第二の溶液内の貴金属を担持させてもコート層32自体が変色することはない。このため、触媒担持後であってもコート層32と非担持部分とを明確に区別することができる。また、この場合にはコート層31に使用した第一の着色料とコート層32に使用した第二の着色料との色が異なっているので、コート層31とコート層32とが隣接している場合であっても、コート層31とコート層32とを目視で明確に区別することができる。なお、一端25側のコート層31は第二の溶液に浸漬しないようにし、それにより、コート層31に第二の溶液内の触媒が担持するのが妨げられる。
なお、例として、第一の溶液によってPdが担持できると共に第二の溶液によってPtが担持できるように説明したが、コート層31、32に担持される触媒成分が異なるものであれば、担持される触媒成分はRh、Au、Agなどの他の貴金属であってもよく、またPd、Pt、Rh、Au、Agなどから複数種類の貴金属が各コート層31、32に担持されるようにしてもよい。また、本実施例では、触媒成分となる貴金属を担持させるためにこれら触媒成分の塩化物または硝酸塩などに基材を含浸する含浸法を採用しているが、他の方法、例えば噴霧法またはスラリー混合法などを用いて触媒成分を担持させるようにしてもよい。
さらに、NOx触媒が所定濃度で溶解している溶液を調製する。ここで、NOx触媒とは、触媒コンバータ10に流入する排ガスの空燃比がリーンのときに排ガス内のNOxを吸蔵(吸収、吸着でもよい)すると共に流入する排ガスの空燃比がリッチのときに吸蔵されたNOxを放出して還元する機能を有する触媒である。NOx触媒としてバリウムBaを用いる場合には、酢酸バリウム水溶液を用いるが、NOx触媒として他の元素を用いる場合には当該元素が溶解している他の溶液を用いる。なお、NOx触媒は、カリウムK、ナトリウムNa、リチウムLi、セシウムCs、ルビジウムRbのようなアルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCa、ストロンチウムSrのようなアルカリ土類金属、ランタンLa、イットリウムY、セリウムCeのような希土類、および遷移金属から選ばれた少くとも一つが用いられている。次いで、このNOx触媒溶液内に第三の着色料を混入する。この第三の着色料は少なくとも第一の着色料とは色が異なっていて、第一および第二の着色料の両方と色が異なるのが好ましい。
次いで、担体基材22の一端25が下方を向くように担体基材22を再び配置して、担体基材22をNOx触媒溶液内に浸漬する。図3(c)を参照して分かるように、浸漬時にはコート層31の所定部分31aが浸漬しないようにコート層31の一端25側の一部分のみを浸漬させる。所定時間浸漬させた後に、担体基材22を引き上げて余分な水分を吹き払った後、所定温度で乾燥することにより、NOx触媒をコート層31の一部分33に担持させる。つまり、図3(c)におけるコート層31の一部分33には、前述した触媒成分PdとNOx触媒成分Baとの両方が担持されるようになる。ここで、前述したようにコート層31は第一の着色料により着色されているのでコート層31のうちの所定部分31aは第一の着色料の色のままである。これに対し、コート層31のうちの一部分33は第一および第三の着色料により着色されているので、コート層31のうちの一部分33の色はコート層31のうちの所定部分31aの色とは異なっている。従って、コート層31のうちの一部分33と所定部分31aとを目視で明確に区別することが可能となる。また、第三の着色料が、第一および第二の着色料の両方と色が異なる場合には、コート層31のうちの一部分33を所定部分31aおよびコート層32の両方に対して明確に区別することもできる。また、担体基材22とは色が異なる第三の着色料を選択してもよく、この場合にはコート層31のうちの一部分33と担体基材22の非担持部分とを目視で明確に区別することができる。
図4は、本発明の他の実施形態に基づく排ガス浄化用触媒の製造工程を示す図である。図4(a)を参照して分かるように、別の担体基材22の一端25を下方に向け、担体基材22を一端25側から予め調製したスラリーに浸漬する。前述したスラリーと本実施形態のスラリーとの成分は同様でありうるが、前述したスラリーは第一の着色料により着色されていて、本実施形態におけるスラリーは着色料により着色されていない点においてのみ異なる。つまり、本実施形態におけるスラリーはスラリー内の成分固有の色となっている。次いで、所定時間浸漬した後に担体基材22を引き上げて余分な水分を吹き払い、所定温度で乾燥し、担体基材22の一端25にコート層41を形成する。図4(a)においては、コート層41はスラリー内の成分に基づく固有の色であり、担体基材22の種類によってはコート層41と担体基材22とを区別することは困難となっている。
次いで、前述したのと同様なNOx触媒が所定濃度で溶解している溶液を調製し、担体基材22とは色の異なる着色料をこの溶液内に混入する。次いで、担体基材22の一端25を下方に向け、担体基材22を一端25側からこの溶液に浸漬する。所定時間浸漬した後に担体基材22を引き上げて余分な水分を吹き払い、所定温度で乾燥する。これにより、担体基材22のコート層41にはNOx触媒が担持されるようになる。そして、このNOx触媒が着色料により着色されているためにコート層41自体が見かけ上、着色されているようになる。このため、NOx触媒によって着色されたように見えるコート層41とコート層41が存在しない担体基材22の部分、つまりNOx触媒が担持された担持部分と非担持部分とを目視で明確に区別することが可能となる。
このように、本発明においては触媒の担持部分と非担持部分、および/または第一の触媒担持部分と第二の触媒担持部分を目視で明確に区別することができ、これにより、排ガス浄化用触媒が担持された担体基材22の例えば一端25を排気通路8の下流側に向けて他端26を上流側に向けて配置するのを正確に行うことが可能となる。従来技術においては前述したように担体基材22の上流側と下流側とを区別するための目印を取付ていたが、本発明においてはこのような目印を用いる必要がないので、排ガス浄化用触媒の製造工程数および費用を低減させることも可能となる。
ところで、排ガス浄化用触媒が担持される担体基材22が内燃機関の排気通路8に配置されているときに、担体基材22全体に例えば触媒成分Ptと例えばNOx触媒成分Baとが担持されている場合と、触媒成分Ptは担体基材22の全体に担持されているもののNOx触媒成分Baは担体基材22の下流側にのみしか担持されていない場合とを想定すると、これら場合における排ガス浄化用触媒の温度と距離との関係は図5のようになる。図5において横軸は排ガス浄化用触媒の上流端からの距離を示しており、縦軸は触媒の温度を示している。図5において、担体基材22全体に例えば触媒成分Ptと例えばNOx触媒成分Baとが担持されている場合の温度挙動を点線X、触媒成分Ptは全体に担持されているがNOx触媒成分Baは担体基材22の下流側にのみしか担持されていない場合を実線Yにより示す。
点線Xの場合にはNOx触媒は担体基材22全体、つまり担体基材22の上流側にも担持されているので、担体基材22の上流においてはNOx触媒が存在するために触媒の酸化力が低下して良好に機能しなくなる。このため、点線Xの場合には、触媒の温度上昇担体基材22の上流端から下流端にかけては緩やかになっており、担体基材22上の触媒がその活性温度T0に到達するのは担体基材22の比較的下流側となる。これに対し、実線Yの場合には、担体基材22の上流端付近にはNOx触媒は担持されていないので触媒成分Ptはその酸化機能を十分に発揮し、活性温度T0まで比較的速やかに到達する。従って、担体基材22に例えば触媒成分Ptと例えばNOx触媒成分Baとが担持されている場合には、NOx触媒成分は担体基材22の上流側には担持されていないこと、つまりNOx触媒成分は担体基材22の下流側に担持されるのが好ましく、これにより、触媒成分がNOx触媒成分の存在によって良好に機能しなくなるのを避けることができる。
なお、他の実施形態においては、本発明の着色料として蛍光体を使用することもできる。蛍光体としては、有機物質、例えば希土類塩、ウラニル塩、白金シアン錯塩、タングステン酸塩等の無機物質、ベンゼン、アニリン、アントラセン、フタレイン系色素、ポルフィリン系色素、シアニン系色素等のほか、酸素酸系の発光母体、例えば硫化亜鉛等の硫化物系、ケイ酸塩・ホウ酸塩・タングステン酸塩等に、微量の付活剤(活性剤)、例えば重金属・希土類・マンガン等を加えた結晶蛍光体が挙げられる。本発明の着色料として蛍光体を用いた場合であっても前述した場合と同様に目視で明確な区別を行うことができ、また着色料として蛍光体を用いた場合には、所定の測定機、例えば蛍光計を用いることにより、目視の場合よりも正確に触媒担持部分と非担持部分との境界を区別することが可能である。また、蛍光体を塗料、顔料、食用色素などと一緒に混入して使用するようにしてもよい。
また、図面を参照しつつ説明した実施形態においてはコート層31、32、41を形成した後にこれらコート層に触媒を担持させているが、コート層を形成するのに用いられるスラリー内に触媒成分を混入することにより、コート層の形成と触媒の担持とを同一の工程において行うこともでき、このような場合も本発明の範囲に含まれるのは明らかである。さらに、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれる。
排ガス浄化用触媒を備えた排気浄化装置を含む内燃機関の概念図である。 (a)フィルタ基材の正面図である。(b)フィルタ基材の側面断面図である。 本発明の一つの実施形態に基づく排ガス浄化用触媒の製造工程を示す図である。 本発明の他の実施形態に基づく排ガス浄化用触媒の製造工程を示す図である。 排ガス浄化用触媒の上流端からの距離と温度との関係を示す図である。
符号の説明
10…触媒コンバータ
22…担体基材
25…一端
26…他端
31…コート層
31、32…コート層
31、32、41…コート層
31a…コート層のうちの所定部分
33…コート層のうちの一部分

Claims (11)

  1. 担体基材と、
    該担体基材の一部を被覆する担持層と、
    該担持層に担持される触媒成分とを具備し、
    前記担持層は前記担体基材とは異なる色の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒。
  2. 担体基材と、
    該担体基材の第一の部分を被覆する第一の担持層と、
    該第一の担持層に担持される第一の触媒成分と、
    前記第一の部分とは異なる前記担体基材の第二の部分を被覆する第二の担持層と、
    該第二の担持層に担持される第二の触媒成分とを具備し、
    前記第一の担持層が第一の着色料により着色されていると共に、前記第二の担持層が前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒。
  3. 前記第一の着色料および前記第二の着色料は前記担体成分とは異なる色である請求項2に記載の排ガス浄化用触媒。
  4. 担体基材と、
    該担体基材の一部を被覆する担持層と、
    該担持層に担持されるNOx触媒成分とを具備し、
    前記NOx触媒成分は前記担体基材とは異なる色の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒。
  5. 担体基材と、
    該担体基材の第一の部分を被覆する担持層と、
    該担持層に担持される触媒成分と、
    前記担持層のうちの一部分にのみ担持されるNOx触媒成分とを具備し、
    前記担持層が第一の着色料により着色されていると共に、前記NOx触媒成分が前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されている排ガス浄化用触媒。
  6. 前記第一の着色料および前記第二の着色料は前記担体成分とは異なる色である請求項5に記載の排ガス浄化用触媒。
  7. 前記NOx触媒成分を担持する前記部分が前記担持層のうちの排ガスの流れに対して下流側に配置されている請求項5または6に記載の排ガス浄化用触媒。
  8. 担体基材とは異なる色に着色された担体成分に前記担体基材の一部を浸漬して、前記担体基材の前記一部に担持層を形成し、
    該担持層に触媒成分を担持させるようにした排ガス浄化用触媒製造方法。
  9. 担体基材の一部を担体成分に浸漬して、前記担体基材の前記一部に担持層を形成し、
    前記担体基材とは色の異なる着色料により着色されているNOx触媒成分を前記担持層に担持させるようにした排気ガス浄化用触媒製造方法。
  10. 第一の着色料により着色された第一の担体成分に担体基材の第一の部分を浸漬して、前記担体基材の前記第一の部分に第一の担持層を形成し、
    前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色された第二の担体成分に前記担体基材の前記第一の部分とは異なる第二の部分を浸漬して、前記担体基材の前記第二の部分に第二の担持層を形成し、
    前記第一の担持層に第一の触媒成分を担持させ、
    前記第二の担持層に第二の触媒成分を担持させるようにした排気ガス浄化用触媒製造方法。
  11. 第一の着色料により着色された第一の担体成分に担体基材の第一の部分を浸漬して、前記担体基材の前記第一の部分に第一の担持層を形成し、
    前記第一の担持層に第一の触媒成分を担持させ、
    前記第一の着色料とは色の異なる第二の着色料により着色されているNOx触媒成分を前記第一の担持層のうちの一部分にのみ担持させるようにした排気ガス浄化用触媒製造方法。
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