JP2005192419A - 肥料の供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 植物に供給される液肥に含まれる肥料バランスを極めて判りやすく表示して、植物に供給する肥料を最適設計し、植物を好ましい環境で効率よく生育させる。
【解決手段】 肥料の供給装置は、排出ライン1の水に液肥ポンプ2が所定量の液肥を供給して希釈液肥としてこれを植物に供給する。供給装置は、肥料タンク4に蓄える液肥の要素量と、液肥ポンプ2が肥料タンク4から排出ライン1に供給する液肥量から、排出ライン1から排出される希釈液肥に含まれる要素比率を演算して、演算された要素比率を図示する成分図示モニタ7を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の液肥を水に混合して、各々の液肥に含まれる肥料成分を所定の比率に調整して希釈液肥とし、この希釈液肥を植物に供給する肥料の供給装置に関する。
複数の液肥を水に混合して希釈液肥とし、これを植物に供給する肥料の供給装置は開発されている。(特許文献1参照)
特開平9−47121号公報
この公報に記載される肥料の供給装置のブロック図を図1に示す。この図の装置は、ポンプ20で水を排出ライン21に供給する。排出ライン21には、液肥ポンプ22から液肥が供給される。液肥ポンプ22は、制御装置23にコントロールされて、肥料タンク24に蓄えている液肥を吸入して排出ライン21に供給する。この装置は、液肥ポンプ22が液肥を供給する流量を制御装置23でコントロールして、植物に供給する希釈液肥の肥料成分と濃度を調整できる。
この装置は、各々の肥料タンクに肥料成分が異なる複数の肥料を供給して水に溶解し、あるいは液体の肥料を水に希釈して所定の濃度の液肥とし、これを液肥ポンプで流量をコントロールしながら排出ラインから供給して、植物に最適な肥料を供給している。この構造の肥料の供給装置は、たとえばタイマーに制御されて、1日に複数回、所定量の希釈液肥を植物に供給する。
植物に供給される肥料は、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分等の要素比率を最適設計することが大切である。このことを実現するために、要素比率が異なる複数種の肥料を混合して肥料タンクに蓄えている。さらに、複数の肥料タンクに蓄えている要素比率が異なる液肥の混合比を調整して、植物に供給する肥料を最適設計している。
たとえば、以下の表1は、イチゴを定植してから10日〜花芽出蕾期(生育期)に使用される肥料を示している。ただし、この表は、各成分の含有量を100gに対する含有量(g)で表示している。これ等の肥料を混合して、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分を最適設計した肥料として、これをイチゴに供給する。
Figure 2005192419
仮に、表1の肥料(1−7)を15kgと、肥料(4−1)である硝酸カルシウム(4水塩)を10kg混合すると、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分の要素比率は、10.4:4.8:16.2:9.2:2.4となる。
また、B社5号12.5kgと、B社7号12.5kgと、硝酸カルシウム(4水塩)7kgと、硝酸マグネシウム3kgを混合する肥料は、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分の比率が13.1:8.6:18.2:4.6:2.7となる。
このように肥料は、成分比を最適設計して植物に与えるが、常に最適の肥料成分バランスで植物に供給するのは難しい。とくに、要素比率はバランスが大切であって、カルシウムやマグネシウム等はいずれか一方を供給しても、植物に効率よく吸収できない。このため、植物が肥料を効率よく吸収できないと、多量の肥料を供給する必要があって極めて不経済になる。また、植物に吸収されない肥料が廃棄されて、外部に悪い影響を与えることもある。
本発明の重要な目的は、植物に供給される液肥に含まれる肥料バランスを極めて判りやすく表示して、植物に供給する肥料を最適設計し、植物を好ましい環境で効率よく生育できる肥料の供給装置を提供することにある。
本発明の肥料の供給装置は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。肥料の供給装置は、所定の濃度の液肥を蓄える複数の肥料タンク4と、各々の肥料タンク4に蓄える液肥を排出ライン1に供給する液肥ポンプ2と、液肥ポンプ2を制御して液肥の供給量を制御するコントロール回路5と、排出ライン1に水を供給する水補給部6とを備える。水補給部6から供給される排出ライン1の水に、液肥ポンプ2が所定量の液肥を供給して希釈液肥とし、この希釈液肥を排出ライン1から植物に供給するようにしている。さらに、液肥の供給装置は、肥料タンク4に蓄える液肥の要素量と、液肥ポンプ2が肥料タンク4から排出ライン1に供給する液肥量から、排出ライン1から排出される希釈液肥に含まれる要素比率を演算して、演算された要素比率を図示する成分図示モニタ7を備える。
本発明の請求項2の液肥の供給装置は、成分図示モニタ7で、窒素成分と燐酸成分とカリウム成分比を要素比率としてグラフで図示し、請求項3の肥料の供給装置は、成分図示モニタ7でもって、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分を要素比率としてグラフで表示する。
さらに、本発明の請求項4の肥料の供給装置は、成分図示モニタ7に、肥料名に対する肥料の要素量を記憶する記憶部と、肥料名を入力する入力器8とを設けている。成分図示モニタ7は、入力器8から肥料名が入力されると、記憶部に記憶される要素量に基づいて要素比率を演算して図示する。
請求項5の肥料の供給装置は、成分図示モニタ7に、肥料タンク4に蓄える液肥の要素量を入力する入力器8と、液肥ポンプ2が液肥を移送する供給量を入力する入力器8とを設けている。成分図示モニタ7は、入力器8から入力される液肥の要素量と、液肥ポンプ2の供給量から排出ライン1から排出される希釈液肥の要素比率を演算してグラフとして図示する。
本発明の請求項6の肥料の供給装置は、各々の肥料タンク4に特定肥料を特定量供給し、かつ液肥ポンプ2の供給量が特定量である状態における要素比率を記憶する記憶部を成分図示モニタ7に設けている。この供給装置は、特定の使用状態で便利に使用できる。
さらに本発明の請求項7の肥料の供給装置は、成分図示モニタ7に液肥ポンプ2の流量を検出する流量センサー10を設けている。流量センサー10は、液肥ポンプ2が排出ライン1に供給する液肥の流量を検出する。成分図示モニタ7は、流量センサー10で検出した液肥の流量から、希釈液肥の要素比率を演算して図示する。
本発明の請求項8の肥料の供給装置は、水補給部6に水量センサー11を設けている。水量センサー11の信号はコントロール回路5に入力される。コントロール回路5は水量センサー11で水の流量を検出して、水の流量に対応する流量で液肥ポンプ2の流量を制御する。
本発明の肥料の供給装置は、排出ラインから植物に供給される希釈液肥に含まれる、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分等の肥料バランスを判りやすく成分図示モニタに図示する。ユーザーは、この成分図示モニタで肥料バランスを確認して、植物に供給する希釈液肥の肥料バランスを間違いなく最適設計することができる。このため、植物を極めて好ましい環境で効率よく生育できる特長がある。とくに、本発明の肥料の供給装置は、成分図示モニタに図示される要素比率を見て、排出ラインから植物に供給される希釈液肥の成分を確認できる。このため、要素比率を誤って希釈液肥を植物に供給することがなく、常に間違いなく最適設計された要素比率で希釈液肥を植物に供給できる。
請求項2の肥料の供給装置は、肥料の3要素である、窒素成分と燐酸成分とカリウム成分の要素比率、すなわちバランスをグラフで成分図示モニタに表示する。この装置は、ユーザーが成分図示モニタのグラフで肥料バランスを確認して、植物に最適設計された希釈液肥を供給できる。
さらに、請求項3の肥料の供給装置は、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分の比率、5大肥料バランスをグラフで成分図示モニタに判りやすく表示するので、ユーザーが成分図示モニタのグラフで肥料バランスを確認して、植物に最適設計された希釈液肥を供給できる。
請求項4の肥料の供給装置は、肥料タンクに入れる肥料の肥料名を入力して、排出ラインから排出される液肥供給器の要素比率を成分図示モニタに表示できる。このため、この装置は、肥料タンクに入れる肥料の肥料成分を入力することなく、肥料名のみを入力してに要素比率を表示できる。このため肥料名を種々の条件に変更して、簡単に最適な肥料をできる特長がある。
請求項5の供給装置は、肥料タンクに入れる肥料の成分量を入力するので、種々の肥料を使用して、最適設計された肥料バランスの希釈液肥を植物に供給できる。
また請求項6の供給装置は、各々の肥料タンクに特定の決められた肥料を、あらかじめ特定している決められた量供給し、さらに、液肥ポンプの供給量を特定量とする状態での要素比率を成分図示モニタの記憶部に記憶させているので、特定のあらかじめ決められた状態で便利に使用できる。この状態においても、成分図示モニタに要素比率が表示されるので、植物に供給する希釈液肥の要素比率を確認して間違いなく最適な肥料を供給できる。
また、請求項7の供給装置は、流量センサーで液肥の流量を検出するので、現実に液肥の供給量を確認して、また液肥の流量を入力することなく成分図示モニタに要素比率を表示できる特長がある。
さらに請求項8の供給装置は、水補給部に流量センサーを設けているので、この流量センサーの信号をコントロール回路に入力し、コントロール回路が流量センサーで水の流量を検出して、水の流量に対応する流量で液肥ポンプの流量を制御して、液肥の濃度を自動的に調整しながら希釈液肥を植物に供給できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための肥料の供給装置を例示するものであって、本発明は供給装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2に示す肥料の供給装置は、所定の濃度の液肥を蓄える複数の肥料タンク4と、各々の肥料タンク4に蓄える液肥を排出ライン1に供給する液肥ポンプ2と、各々の液肥ポンプ2を制御して液肥の供給量を制御するコントロール回路5と、排出ライン1に水を供給する水補給部6と、排出ライン1から排出して植物に供給される希釈液肥の要素比率を表示する成分図示モニタ7とを備える。
図の肥料の供給装置は、3組の肥料タンク4A、4B、4Cを備える。ただし、肥料の供給装置は、2個又は4個以上の肥料タンクを設けることもできる。肥料タンクは、液体の肥料を水に所定の倍率に希釈して蓄え、あるいは粉末あるいは固形状の肥料を水に溶解して蓄える。肥料タンクには、ひとつあるいは複数の肥料を水に希釈して蓄えることができる。図に示す肥料タンク4は、タンク内の液肥を安定して供給できるように、ストレーナー付きフート弁13を介して液肥ポンプ2に連結している。
液肥ポンプ2は、コントロール回路5に制御されて、肥料タンク4A、4B、4Cに蓄えている肥料を所定の供給量で排出ライン1に供給する。液肥ポンプ2には、好ましくは電磁定量ポンプを使用する。電磁定量ポンプとして、ダイアフラム式ポンプ、ピストン式ポンプ、プランジャー式ポンプが使用できる。電磁定量ポンプである液肥ポンプ2は、コントロール回路5でピストン部のストローク回数を制御して、肥料タンクから排出ライン1に供給する液肥の供給量、すなわち流量をコントロールする。ただ、液肥ポンプは、図示しないが、コントロール回路に回転が制御されるサーボモーターと、このサーボモーターに駆動されるポンプ本体とで構成することもできる。この液肥ポンプは、コントロール回路でサーボモーターの回転を制御して、肥料タンクから排出ラインに供給する液肥の供給量、すなわち流量をコントロールする。液肥ポンプ2は、コントロール回路5に制御されて、液肥の供給量を設定量に調整する。図の肥料の供給装置は、3台の液肥ポンプ2A、2B、2Cを3組の肥料タンク4A、4B、4Cに別々に連結している。ただし、本発明の供給装置は、図示しないが、液肥ポンプを切換弁を介して複数の肥料タンクに連結して、液肥ポンプを肥料タンクの数よりも少なくすることもできる。この液肥ポンプは、切換弁で連結する肥料タンクを切り換えて、各々の肥料タンクの液肥を排出ラインに供給することができる。
コントロール回路5は、成分図示モニタ7から入力される制御信号でもって、液肥ポンプ2の運転を制御する。たとえば、肥料タンク4A、4B、4Cの液肥Aを100倍に希釈して排出ライン1に供給する場合、コントロール回路5は、液肥ポンプ2Aの流量が水補給部6から排出ライン1に供給される水の流量の1/100となるように、液肥ポンプ2Aの運転を制御する。
水補給部6は、排出ライン1に所定の流量で水を供給する。水補給部6は所定の流量で排出ライン1に水を供給する水ポンプである。ただ、水補給部は、必ずしも水ポンプとする必要はない。たとえば、排出ラインよりも高所に配置した水タンク、あるいは、水道を水補給部として使用することもできる。水道を水補給部とする供給装置は、図示しないが、圧力調整弁を介して水道ラインを排出ラインに接続する。図の水補給部6は、排出ライン1に供給する水の流量を検出する水量センサー11を備えている。この供給装置は、水量センサー11の信号をコントロール回路5に入力し、コントロール回路5が水量センサー11の信号で水の流量を検出して、液肥の供給量が水の流量に対応する量となるように、液肥ポンプ2の運転を制御する。たとえば、水の流量が100リットル/分で、排出ライン1の水の1/100の濃度で液肥を供給する場合、液肥ポンプ2の流量が1リットル/分となるように、コントロール回路5は液肥ポンプ2の運転を制御する。図の供給装置は、液肥ポンプ2と直列に流量センサー10を連結しているので、この流量センサー10で液肥の流量を検出し、検出した流量が設定流量となるように、コントロール回路5は液肥ポンプ2の運転を制御する。
排出ライン1は、田畑に配設されるドリップチューブや散水ホース、散水機に連結され、あるいは高設栽培の栽培容器に、あるいは水耕栽培の栽培容器に連結して希釈液肥を供給する。さらに、供給装置は、排出ラインをタンクに連結して、供給される希釈液肥をこのタンクに一時蓄えた後、このタンクから散水機等を介して供給することもできる。
成分図示モニタ7は、肥料タンク4A、4B、4Cに蓄える液肥の要素量と、液肥ポンプ2が肥料タンク4A、4B、4Cから排出ライン1に供給する液肥量から、排出ライン1から排出される希釈液肥に含まれる要素比率を演算して、演算された要素比率を図示する。図の成分図示モニタ7は、モニタ本体7Aと入力器8とを備えている。
図2のモニタ本体7Aは、窒素成分と燐酸成分とカリウム成分とカルシウム成分とマグネシウム成分を要素比率としてグラフで表示する。この図に示すように、要素比率を棒グラフで横に並べて図示する成分図示モニタ7は、各々の肥料要素を正確に比率できる。ただ、成分図示モニタは、必ずしも肥料の要素比率を棒グラフで図示する必要はなく、たとえば円グラフ、折れ線グラフ、帯グラフ、絵グラフ(アイソタイプ等)、円グラフ(扇形グラフ)等で表示することもできる。
図のモニタ本体7Aは、右から順番に、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分からなる肥料の5要素の比率を棒グラフで図示している。本発明の装置は、必ずしも以上の要素比率を成分図示モニタ7に図示する必要はなく、最も簡単には窒素成分と燐酸成分とカリウム成分からなる肥料の三要素の比率を図示することもできる。さらに、鉄成分、マンガン成分、銅成分、ホウ素成分等のいずれかを含む要素比率としてさらに詳細に図示することもできる。
成分図示モニタ7は、肥料タンク4A、4B、4Cに蓄える液肥の要素量と、肥料タンク4A、4B、4Cから排出ライン1に供給される液肥量から、排出ライン1が排出する希釈液肥の要素比率を演算して図示する。肥料タンク4A、4B、4Cに蓄えられる液肥の要素量は、入力器8から入力される。図2の成分図示モニタ7は、入力器8から入力される肥料名の肥料に含まれる要素量を記憶する記憶部(図示せず)を備える。記憶部は、複数の肥料名の肥料の要素量を記憶している。たとえば、表1に示す肥料名(1−1〜5−2)の肥料に含まれる要素量を記憶している。記憶部に複数の肥料の要素量を記憶させる成分図示モニタ7は、肥料名とその肥料の重量を入力器8から入力して、肥料タンク4A、4B、4Cの液肥に含まれる要素量を入力できる。さらに入力器8からは、肥料タンク4A、4B、4Cの液肥を排出ライン1に供給する液肥量も入力される。
たとえば、肥料タンク4Aに(1−7)の肥料が15kg供給されて水に希釈され、さらに肥料タンク4Bには(4−1)の肥料が10kg供給されて肥料タンク4Aと等量の水に希釈され、液肥ポンプ2が肥料タンク4Aの液肥と肥料タンク4Bの液肥を等量排出ライン1に供給するように入力器8から入力される状態において、成分図示モニタ7は以下のように演算して、要素比率を図示する。
表1に示す(1−7)の肥料は、窒素成分と燐酸成分とカリウム成分とマグネシウム成分の含有量を、肥料100gに対して、順番に10g、8g、27g、4gとしている。したがって、この肥料15kgを肥料タンク4A入れると、肥料タンク4Aに入れられる肥料の各々の要素量は以下のようになる。
窒素成分………………1.5kg(10×15000/100)
燐酸成分………………1.2kg(8×15000/100)
カリウム成分…………4.1kg(27×15000/100)
マグネシウム成分……0.6kg(4×15000/100)
また、肥料タンク4Bに、表1に示している(4−1)の肥料が10kg入れられると、この肥料タンク4Bの肥料の要素量は以下のようになる。(4−1)の肥料は、窒素成分とカルシウム成分の含有量が、肥料100gに対して、順番に11g、23gである。したがって、この肥料10kgに含まれる肥料の要素量は以下のようになる。
窒素成分………………1.1kg(11×10000/100)
カルシウム成分………2.3kg(23×10000/100)
肥料タンク4A、4Bから、たとえば等量の液肥が液肥本体で排出ライン1に供給されると、排出ライン1に供給される希釈液肥に含まれる窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分の要素比率は以下のようになる。すなわち、肥料タンク4Aから排出ライン1に供給される15kgの肥料と、肥料タンク4Bから排出ライン1に供給される10kgの肥料、すなわち肥料タンク4A、4Bから供給されるトータルで25kgの肥料に対して、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分は以下の要素比率となる。
窒素成分……………2.6/25
燐酸成分……………1.2/25
カリウム成分………4.1/25
カルシウム成分……2.3/25
マグネシウム成分…0.6/25
この要素比率が成分図示モニタ7に棒グラフとして図示される。
以上のように、成分図示モニタ7の記憶部に、複数の肥料名の要素量を記憶させる装置は、肥料名とその肥料の重量を入力して、肥料タンクに供給される肥料の要素量を特定できる。ただ、本発明の肥料の供給装置は、肥料タンクに供給する肥料の要素量を入力器から直接に入力することもできる。
成分図示モニタ7は、以下の式に基づいて窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分の要素比率を演算する。窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分が肥料タンク4Aと4Bから排出ライン1に供給される量は以下のようになる。ただし、肥料タンク4Aと4Bのふたつの肥料タンクから液肥を排出ライン1に供給されるとする。
窒素成分(N)=Na・AL/NA+Nb・BL/NB
この式において、Naは肥料タンク4Aに供給される窒素成分量
ALは肥料タンク4Aから排出ライン1に供給される液肥の流量
NAは肥料タンク4Aに希釈される窒素成分の希釈倍率
Nbは肥料タンク4Bに供給される窒素成分量
BLは肥料タンク4Bから排出ライン1に供給される液肥の流量
NBは肥料タンク4Bに希釈される窒素成分の希釈倍率
燐酸成分(P)=Pa・AL/PA+Pb・BL/PB
この式において、Paは肥料タンク4Aに供給される燐酸成分量
PAは肥料タンク4Aに希釈される燐酸成分の希釈倍率
Pbは肥料タンク4Bに供給される燐酸成分量
PBは肥料タンク4Bに希釈される燐酸成分の希釈倍率
カリウム成分(K)=Ka・AL/KA+Kb・BL/KB
この式において、Kaは肥料タンク4Aに供給されるカリウム成分量
KAは肥料タンク4Aに希釈されるカリウム成分の希釈倍率
Kbは肥料タンク4Bに供給されるカリウム成分量
KBは肥料タンク4Bに希釈されるカリウム成分の希釈倍率
カルシウム成分(Ca)=Ca・AL/CA+Cb・BL/C
この式において、Caは肥料タンク4Aに供給されるカルシウム成分量
CAは肥料タンク4Aに希釈されるカルシウム成分の希釈倍率
Cbは肥料タンク4Bに供給されるカルシウム成分量
CBは肥料タンク4Bに希釈されるカルシウム成分の希釈倍率
マグネシウム成分(Mg)=Ma・AL/MA+Mb・BL/MB
この式において、Maは肥料タンク4Aに供給されるマグネシウム成分量
MAは肥料タンク4Aに希釈されるマグネシウム成分の希釈倍率
Mbは肥料タンク4Bに供給されるマグネシウム成分量
MBは肥料タンク4Bに希釈されるマグネシウム成分の希釈倍率
以上の式で肥料タンク4A、4Bから排出ライン1に供給される窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分の要素量が演算される。成分図示モニタ7は、演算された要素量から要素比率を計算して図示する。
さらに、肥料の供給装置は、特定の使用状態における要素比率を記憶している。たとえば、肥料タンク4Aに肥料(1−7)を15kg入れてこれを水で10倍に希釈し、さらに、肥料タンク4Bに肥料(4−1)を10kg入れてこれを水で10倍に希釈し、さらに肥料タンク4Aからは排出ライン1に供給する液肥量を1リットル/分、肥料タンク4Bから排出ライン1に供給する液肥量を1リットル/分とする状態の要素比率を特定パターンとして記憶している。この使用状態で使用されることが入力器8から入力されると、記憶している要素比率をモニタ本体7Aに図示する。この状態で使用するとき、ユーザーは決められた肥料を決められた肥料タンク4A、4Bに特定量供給し、また液肥ポンプ2の流量も決められた流量に設定する。この状態で使用できる肥料の供給装置は、各々の肥料タンク4A、4Bに特定肥料を特定量供給し、かつ液肥ポンプ2の供給量が特定量である状態における要素比率を記憶する記憶部を成分図示モニタ7に備えている。
さらに、この記憶部は、複数の特定パターンを記憶することもできる。この記憶部は、複数の要素比率を特定パターンとして記憶しており、入力器8で選択された特定パターンに対する要素比率をモニタ本体7Aに図示する。さらに、モニタ本体7Aに図示された要素比率となるように、決められた肥料を決められた肥料タンクに特定量供給し、また液肥ポンプ2の流量も決められた流量に設定する。
図2に示す供給装置は、液肥ポンプ2の流量を検出する流量センサー10を備えている。この装置は、流量センサー10でもって、液肥ポンプ2が排出ライン1に供給する液肥の流量を検出し、検出した液肥の流量から、希釈液肥の要素比率を演算して図示することができる。この装置は、排出ライン1に供給される液肥の流量を流量センサー10で確認して、現実の流量で要素比率を演算して図示できる。
さらに、図2の供給装置は、水補給部6に水量センサー11を装備する。水量センサー11の信号はコントロール回路5に入力される。コントロール回路5は、水量センサー11から入力される信号で水の流量を検出して、水の流量に対応する流量で液肥ポンプ2の流量を制御して、所定の濃度で液肥を希釈して植物に供給する。
排出ライン1から植物に供給される希釈液肥の濃度、すなわち肥料タンク4A、4B、4Cに供給される肥料を何倍に希釈して植物に供給するかは、肥料を肥料タンク4A、4B、4Cに希釈する希釈倍率と、液肥ポンプ2の流量に対する水補給部6の水の流量の比率で特定される。したがって、図2の装置は、液肥ポンプ2が肥料タンク4A、4B、4Cから液肥を排出ライン1に供給する流量で、希釈液肥の濃度を調整できる。液肥ポンプ2が多量の液肥を排出ライン1に供給すると、排出ライン1から排出される希釈液肥に含まれる肥料の濃度は高くなり、反対に液肥ポンプ2が液肥を排出ライン1に供給する流量を少なくすると、排出ライン1から排出される希釈液肥に含まれる肥料の濃度は低くなる。コントロール回路5は、水補給部6の水量センサー11で水の流量を検出し、水に流量に対して設定された流量で液肥を肥料タンク4A、4B、4Cから排出ライン1に供給して、希釈液肥の肥料の濃度を設定値とする。希釈液肥の肥料濃度が設定値となるように、入力器8から液肥ポンプ2の水に対する流量が入力される。
肥料の供給装置は1日に数回の割合で、一定の希釈液肥を排出ライン1から排出して植物に供給する。決められた時間になると、希釈液肥を排出するように、図に示す装置はタイマー12を備える。タイマー12は24時間タイマーで、希釈液肥を排出ライン1から排出して植物に供給する時間を記憶している。タイマー12に記憶された時間になると、コントロール回路5は水補給部6と液肥ポンプ2を駆動して、希釈液肥を排出ライン1から排出する。所定量の希釈液肥が排出されると、コントロール回路5は水補給部6と液肥ポンプ2の運転を停止して、希釈液肥の排出を停止する。コントロール回路5は、タイマー12で運転を停止し、あるいは水補給部6の水流センサーの信号で運転を停止する。タイマー12で運転を停止する装置は、タイマー12に運転時間を記憶させている。水流センサーで運転を停止する装置は、水流センサーが設定流の水を通過させたことを検出して、いいかえると排出ライン1から排出される水の流量が設定値になると運転を停止する。
さらに、肥料の供給装置は、図示しないが、水分センサーや日射量センサーをコントロール回路に接続して、これらの検出値に基づいて植物に供給する液肥量を調整することもできる。水分センサーは、たとえば、植物が栽培される培地の水分量を検出することができる。コントロール回路は、水分センサーで検出される水分量が設定された水分量よりも低くなると液肥を供給し、検出される水分量が設定量よりも高いときには、液肥の供給を停止し、または制限することができる。日射量センサーは、植物に照射される太陽光の量である日射量を検出する。コントロール回路は、日射量センサーで検出される日射量が多くなると、植物に供給する液肥の量を多くし、あるいは供給する間隔を短くし、日射量が少なくなると、供給する液肥の量を少なくし、あるいは供給する間隔を長くして液肥の供給量を調整する。
肥料の供給装置が運転される時間、あるいは停止させる時間、あるいはまた、1回で排出される水量は入力器8から入力される。
従来の肥料の供給装置のブロック図である。 本発明の実施例にかかる肥料の供給装置のブロック図
符号の説明
1…排出ライン
2…液肥ポンプ 2A…液肥ポンプ
2B…液肥ポンプ
2C…液肥ポンプ
4…肥料タンク 4A…肥料タンク
4B…肥料タンク
4C…肥料タンク
5…コントロール回路
6…水補給部
7…成分図示モニタ 7A……モニタ本体
8…入力器
10…流量センサー
11…水量センサー
12…タイマー
13…ストレーナー付きフート弁
20…ポンプ
21…排出ライン
22…液肥ポンプ
23…制御装置
24…肥料タンク

Claims (8)

  1. 所定の濃度の液肥を蓄える複数の肥料タンク(4)と、各々の肥料タンク(4)に蓄える液肥を排出ライン(1)に供給する液肥ポンプ(2)と、液肥ポンプ(2)を制御して液肥の供給量を制御するコントロール回路(5)と、排出ライン(1)に水を供給する水補給部(6)とを備え、
    水補給部(6)から供給される排出ライン(1)の水に、液肥ポンプ(2)が所定量の液肥を供給して希釈液肥とし、この希釈液肥を排出ライン(1)から植物に供給するようにしてなる液肥の供給装置において、
    肥料タンク(4)に蓄える液肥の要素量と、液肥ポンプ(2)が肥料タンク(4)から排出ライン(1)に供給する液肥量から、排出ライン(1)から排出される希釈液肥に含まれる要素比率を演算すると共に、演算された要素比率を図示する成分図示モニタ(7)を備えることを特徴とする液肥の供給装置。
  2. 成分図示モニタ(7)が、窒素成分と燐酸成分とカリウム成分比を要素比率としてグラフで図示する請求項1に記載される肥料の供給装置。
  3. 成分図示モニタ(7)が、窒素成分、燐酸成分、カリウム成分、カルシウム成分、マグネシウム成分を要素比率としてグラフで表示する請求項1に記載される肥料の供給装置。
  4. 成分図示モニタ(7)が、肥料名に対する肥料の要素量を記憶する記憶部と、肥料名を入力する入力器(8)とを備えており、入力器(8)から肥料名が入力されると、記憶部に記憶される要素量に基づいて要素比率を演算して表示する請求項1に記載される肥料の供給装置。
  5. 成分図示モニタ(7)が、肥料タンク(4)に蓄える液肥の要素量を入力する入力器(8)と、液肥ポンプ(2)が液肥を移送する供給量を入力する入力器(8)とを備え、入力器(8)から入力される液肥の要素量と、液肥ポンプ(2)の供給量から排出ライン(1)から排出される希釈液肥の要素比率を演算してグラフとして図示する請求項1に記載される肥料の供給装置。
  6. 各々の肥料タンク(4)に特定肥料を特定量供給し、かつ液肥ポンプ(2)の供給量が特定量である状態における要素比率を記憶する記憶部を成分図示モニタ(7)に設けている請求項1に記載される肥料の供給装置。
  7. 成分図示モニタ(7)が液肥ポンプ(2)の流量を検出する流量センサー(10)を備え、流量センサー(10)でもって、液肥ポンプ(2)が排出ライン(1)に供給する液肥の流量を検出し、検出した液肥の流量から、希釈液肥の要素比率を演算して図示する請求項1に記載される肥料の供給装置。
  8. 水補給部(6)が水量センサー(11)を備えており、この水量センサー(11)の信号がコントロール回路(5)に入力され、コントロール回路(5)は水量センサー(11)で水の流量を検出して、水の流量に対応する流量で液肥ポンプ(2)の流量を制御する請求項1に記載される肥料の供給装置。
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