JP2005190961A - 照明制御装置、照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置及び撮像素子を用いた照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置、照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置及び撮像素子を用いた照明制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】照明設計ソフトウェア、照明制御システム及び撮像素子を有する撮像手段を備え、相互にデータを交換することで、昼光を取り込んだ最適な照明状態に制御することができる照明制御装置を提供する。
【解決手段】照明設計ソフトウェア1で設計した所期の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段2と、この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システム5と、照明状態を撮像素子3により取得する撮像手段4と、撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段2と、照明設計ソフトウェア用データと所期の照明設計データとを比較して照明制御用データを生成し、照明制御システムに出力する処理手段6とを具備する構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビル施設等業務用または家庭用の照明負荷を制御する照明制御装置に関する。
従来のこの種の照明制御装置は、ブロック化された複数の照明器具を、時間で制御したり、昼光センサー等の明るさセンサーで主にオフィスの窓などの開口部付近の調光制御を行っているのが現状である。
また一方、昼光は1年の内で太陽の高度が高くなったり低くなったりし、部屋の奥まで届いたり届かなかったりする。このため昼光センサーの付いていない部屋の奥の部分は調光制御がされていないのが一般的で、最適な調光制御がされている状況ではなく、昼光を取り込んだ、より最適な照明制御を行うための各種の試みがなされている。
その制御の具体的な構成は、下記の特許文献1、2及び3などに示されている。
特開平7−122369号公報 特開平10−335072号公報 特開平11−339510号公報 上記の特許文献1に示される照明制御装置は、蛍光管に照らされている場所の明るさを計測し明るさに応じた信号を出力する照度計と、この照度計からの出力に応じてインバータを制御し蛍光管の明るさを調節するためのコントローラを設け、照度計の値が予め設定した値となるようにした照明制御システムである。
また、上記特許文献2に示される照明制御装置は、より正確な照明制御を行うために、光検知部として輝度を検知するCCD素子を用い、最も広い面積となる所定輝度範囲の中心値を被照射面の平均輝度とし、この値に応じて光源の出力を調整するものである。
また、上記特許文献3に示される照明制御装置は、体育館、アリーナや競技場などの照明器具を用いての照明照度設計をパソコン上等でシミュレーション設計を行う技術が確立され、照明設計データを照明の制御データに活用する試みがなされている。
しかしながら、上記特許文献1に示される照明制御装置は、照度を検知する範囲が一つの照度計の範囲に限定され、例えば、床面に昼光の強い光である日射や鏡面等の部分が存在すると、照度計はこの照度に依存した値を検出してしまい、所期の目的とする一定の照度には制御できず、最適な照明状態にできない問題が生じる。
また、上記特許文献2に示される照明制御装置は、例えば、検知する被照射面のほとんどが不当な高輝度面である昼光の日射面で覆われるような場合には、最も広い面積となるのもこの日射面となるので、CCD素子が検知する平均輝度は、この不当な高輝度面に大きく依存してしまい、やはり実際の被照射面の照度は所期の目的とする一定の照度には制御できず、最適な照明状態にできない問題が生じ、この種、昼光を取り込んだ最適な照明状態に制御できる照明制御装置が要望されている。
また、CCD素子等の撮像素子を用いた照明制御装置では、輝度によるデータでしか情報が得られず、実際に制御された調光状態が照明設計された所期の状態の照度分布になっているかを、自動的に確認することが困難で、この種、昼光を取り込んだ照明制御装置において、撮像素子による輝度データを照度データとして自動的に確認することができるシステムが要望されている。
さらに、上記特許文献3に示される照明制御装置においては、照明設計ソフトウェアで設計したデータを照明の制御データに活用する試みがなされているが、季節の変化や地域、場所等による日射の状況、体育館などにおける実際の備品や設備の設置状況などにより被照射面の状況は種々異なるもので、やはり最適な照明状態に制御することが困難となっている。
一方、照明設計データの照明制御データへの活用は、いまだ、体育館、アリーナや競技場などの特定の施設の配光、照射方向等の限られた範囲での活用しかなされておらず、一般オフィス等を含めた調光制御においては活用されていないのが現状であり、照明設計ソフトウェアで設計したデータを、この種の昼光を取り込んだ照明制御装置の照明制御データへ活用し、如何に最適な照明制御を行うかが重要な課題になっている。
本発明は、上述した従来の要望、課題に鑑みてなされたもので、照明設計ソフトウェア、照明制御システム及び撮像素子を有する撮像手段を備え、相互にデータを交換することで、昼光を取り込んだ最適な照明状態に制御することができる照明制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明制御装置の発明は、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段と;この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システムと;照明状態を撮像素子により取得する撮像手段と; 撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段と;照明設計ソフトウェア用データと所期の照明設計データとを比較して照明制御用データを生成し、照明制御システムに出力する処理手段と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、照明設計ソフトウェアで設計した照明設計データを照明制御用データとして活用する共に、撮像素子を用いて最適な照明状態に制御する照明制御装置を実現することができる。
ここで、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明設計データは、照明設計ソフトウェアにより、照明設計する該当の部屋の地域、場所、時間、日、季節及び部屋の設備等の条件を考慮して、最適な照明制御ができる設計条件をシミュレーションし、例えば、日々毎、季節毎、地域、場所、または部屋の設備等の設置条件などの状況に合わせた多種、多用な照明状態を所期の目的とする照明状態として設計されるが、上記に例示した具体的な内容には限定はされない。
また、撮像素子により取得したデータは、撮像素子、例えば、CCD素子によって検知した所定空間の輝度による照明状態を示すデータではなく、その照明状態の内容によって、照明システムを制御したデータ、例えば、調光制御をしたのであれば、その調光度のデータであることが好ましいが、照明制御したデータの具体的な内容は上記調光データには限定されず、時間制御データ等、撮像素子により照明システムを制御したデータであればよい。
また、照明設計ソフトウェアで設計した照明設計データの照明制御用データへの変換、及び撮像素子により取得したデータの照明設計ソフトウェア用データへの変換を行うデータ変換手段は、各ソフトウェア同士をインタフェースを介して接続し、各ソフトウェアを相互に変換して、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明状態の設計データを、この所期の照明状態になるようにする照明制御用データへ変換したり、また、撮像素子により取得したデータ、例えば、調光度のデータを、この調光度のデータに基づく照明状態を設計するための照明設計ソフトウェア用データに変換することで実現できるが、データ変換手段であるインタフェースの形態、方式等、さらには撮像素子による照明制御用データが調光度のデータであることなどの具体的な内容等は、上記に例示した内容には特に限定はされない。さらにデータ変換手段はインタフェースに限らず、専用のソフトウェアで構成し、データを変換したり生成したりするものであってもよい。
また、照明設計ソフトウェア用データと所期の照明設計データとを比較して照明制御用データを生成し、照明制御システムに出力することは、上述の撮像素子により制御されている照明状態と所期の照明状態とを比較して、所期の設計値通りに最適な照明状態になっているか否かを判断し、よければその状態での照明制御を続行するようにし、よくない場合、例えば、夏から冬への季節変化があり、日射が部屋の奥まで入り、日射面が多くなってしまった場合には、照明状態を、例えば、冬の照明状態になるように照明設計を変更し、この新たな冬用の照明状態に制御するための照明制御用データを生成し、照明制御システムに伝送することで実現できるが、上記に例示した具体的な設計変更の内容、さらには制御の内容等には限定されない。
さらに、上記における照明設計の変更は、予想の出来なかった変化によるもの、例えば、備品、設備等の設置場所の変更であれば、撮像素子による部屋の床面の画像データ、もしくは設置場所の変更による床面の輝度変化のデータをもとに、備品、設備等の設置場所の変更内容を検知し、変更された設置場所に合わせて、新たな備品、設備等の設置場所に合わせた照明状態に設計を変更するようにしてもよい。
さらには、上記の各設計の変更は自動的に行うことが好ましいが、都度状況に合わせて変更するようにしてもよい。
請求項2に記載の照明制御装置の発明は、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照度分布の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段と;この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システムと;この照明制御に伴う照明状態を撮像素子により取得する撮像手段と;撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段と;照明設計ソフトウェア用データを基に計算された照度分布と所期の照度分布とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力する処理手段と;を具備することを特徴とする。
本発明は、請求項1において比較するデータを、照度分布となして比較するようにしたもので、請求項1の発明と同様、照明設計ソフトウェアで設計した照明設計データを照明制御用データとして活用する共に、撮像素子を用いて最適な照明状態に制御する照明制御装置を実現することができる。
ここで、照明設計ソフトウェア用データを基にした照度分布の計算は、例えば、調光度のデータに基づく照明状態を設計するための照明設計ソフトウェアによって実現できるが、照明制御用データが調光度のデータであることなどの具体的な内容は、上記に限定はされない。
また、自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力することは、各ソフトウェア同士をデータ変換手段であるインタフェースを介して接続し、各ソフトウェアを相互に変換し、自動的に照明設計された、例えば、新たな冬用の照度分布の設計データを、この新たな冬用の照度分布になるようにする照明制御用データに変換し、この照明制御用データを照明制御システムへ伝送することで実現できるが、データ変換手段であるインタフェースの形態、方式等、さらには自動的に照明設計される内容が、新たな冬用の照度分布であることなどの具体的な内容は、上記に例示した内容には特に限定はされない。さらにデータ変換手段はインタフェースに限らず、専用のソフトウェアで構成し、データを変換したり生成したりするものであってもよい。
その他、本発明における、各構成要素の技術的意義は、上述した請求項1に記載の発明の構成要素と同様の技術的意義を有している。
請求項3に記載の照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置の発明は、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明状態の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段と;この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システムと;この制御に伴う照明制御用データを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段と;照明設計ソフトウェア用データに基づく照明状態と所期の照明状態とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力する処理手段と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、照明設計ソフトウェアで設計した照明設計データを照明制御用データとして活用し、最適な照明状態に制御する照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置を実現することができる。
本発明における、各構成要素の技術的意義は、上述した請求項1または2に記載の発明の構成要素と同様の技術的意義を有している。
請求項4に記載の撮像素子を用いた照明制御装置の発明は、照明状態を撮像素子により取得する撮像手段と; 撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換するデータ変換手段と;照明設計ソフトウェア用データを基に計算された照度分布と所期の照度分布とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力する処理手段と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子を用いて最適な照明状態に制御する撮像素子を用いた照明制御装置を実現することができる。
本発明における、各構成要素の技術的意義は、上述した請求項1乃至3に記載の発明の構成要素と同様の技術的意義を有している。
請求項1の発明によれば、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明設計データを照明制御用データに変換し、この照明制御用データに基づいて照明制御を行うと共に、撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換し、この照明設計ソフトウェア用データと所期の照明設計データとを比較して照明制御用データを生成し、照明制御システムに出力するようにしたので、最適な照明状態に制御することができる照明制御装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照度分布の照明設計データを照明制御用データに変換し、この照明制御用データに基づいて照明制御を行うと共に、この照明制御に伴う照明状態を撮像素子により取得して照明設計ソフトウェア用データに変換し、この照明設計ソフトウェア用データを基に計算された照度分布と所期の照度分布とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力するようにしたので、最適な照明状態に制御することができる照明制御装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明状態の照明設計データを照明制御用データに変換し、この照明制御用データに基づいて照明制御を行うと共に、この制御に伴う照明制御用データを照明設計ソフトウェア用データに変換し、照明設計ソフトウェア用データに基づく照明状態と所期の照明状態とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力するようにしたので、最適な照明状態に制御することができる照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置を提供することができる。
請求項4の発明によれば、撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換し、照明設計ソフトウェア用データを基に計算された照度分布と所期の照度分布とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力するようにしたので、最適な照明状態に制御することができる撮像素子を用いた照明制御装置を提供することができる。
以下、本発明に係る照明制御システムの第一の実施形態について説明する。
図1〜図4は、本発明照明制御装置の第一の実施形態を示し、図1は照明制御装置の概略構成図、図2は照明制御装置の作動状況を示すフローチャート、図3は照明設計ソフトウェアで計算した夏至の部屋の照度分布図、図4は照明設計ソフトウェアで計算した冬至の部屋の照度分布図である。
本実施形態の照明制御装置は、ビル施設に設置された照明制御装置で、図1に示すように照明設計ソフトウェア1、データ変換手段であるインタフェース2、撮像素子3を組み込んだカメラ4からなる撮像手段、照明制御システム5、データ比較を行う処理手段6、点灯制御装置7、照明負荷である複数の蛍光ランプ8から構成されている。9は上記点灯制御装置7及び複数の蛍光ランプ8を有する照明器具である。
照明設計ソフトウェア1は、照明設計する該当の部屋の地域、場所、時間、日、季節及び部屋の設備等の条件を考慮して、最適な照明制御ができる設計条件をシミュレーションし、所期の目的とする照度分布になるように照明設計するためのソフトウェアで、例えば、日々毎、季節毎、地域、場所、または部屋の設備等の設置条件などの状況に合わせた多種、多用な照度分布が、所期の目的とする照度分布として設計される。
データ変換手段であるインタフェース2は、各種のソフトウェアを相互に変換する機能を有し、照明設計ソフトウェア1で設計した照度分布の所期の照明設計データを、照明負荷を制御するための照明制御用データへ変換し(第1のデータ変換手段)、逆に照明負荷を制御するための照明制御用データを、照明設計ソフトウェア用データに変換する機能(第2のデータ変換手段)を有している。
撮像手段であるカメラ4は、各部屋の天井中央部に設置され、その受光部に組み込まれた撮像素子であるCCD素子3により、蛍光ランプ8で照射される部屋の床面全体の輝度を撮影し、この計測した輝度データを照明制御システム5に伝送する機能を有している。
照明制御システム5は、照明設計ソフトウェア1で設計された照明設計データがインタフェース2によって変換された照明制御用データに基づき、点灯制御装置7を介して蛍光ランプ8を制御する。
また、照明制御システム5は、CCD素子3の輝度データに基づき、蛍光ランプ8を調光するための照明制御用データを作成し、点灯制御装置7を介して蛍光ランプ8を調光制御すると共に、この調光するための照明制御用データを、照明設計ソフトウェア用データに変換するためにインタフェース2に伝送する機能を有している。
処理手段6は、インタフェース2で変換された照明設計ソフトウェア用データと所期の照明設計データとを比較して新たな照明制御用データを生成し、照明制御システム5に出力する機能を有している。
点灯制御装置7は、インバータや放電灯点灯回路等からなり、上記照明制御システム5からの信号に基づき、各部屋の天井に設置された照明負荷である複数の蛍光ランプ8を点灯・調光制御する。
次に、上記実施形態の作用について、図2のフローチャート及び図3、図4の照度分布図に従い説明する。
上述のように、構成された照明制御装置の作用につき、東京の20階建てビル施設における10階南側に面する部屋の照明制御装置を事例として説明する。
昼光は1年の内で太陽の高度が高くなったり低くなったりし、部屋の奥まで届いたり届かなかったりする。このため昼光センサーの付いていない部屋の奥の部分は調光制御がされていないのが一般的であり、最適な調光を行うためには、季節の変化に応じたその部屋における照度分布が必要となる。
図3、図4は、照明設計ソフトウェア1で計算した、上述の東京における部屋の夏至と冬至における最適な照度分布で、各図中Aが南の窓側、Bが部屋の奥で北側である。9は部屋の天井に3列に設置された複数の照明器具で、各器具には2本の蛍光ランプ8が取り付けられている。
図3に示すように、夏至の場合には、太陽が高く昼光が部屋の奥まで届かないために窓側を含め、照度が設計値になるようにするために蛍光ランプ8の出力を高くする必要があり、逆に図4の冬至の場合には、太陽が低く部屋の奥まで昼光が入るため蛍光ランプ8の出力を低くする。
そこでまず、照明設計ソフトウェア1により、例えば、現時点が夏の季節であれば、夏至におけるこの部屋の最適な照明制御ができる設計条件をシミュレーションし、この部屋の夏至における照度分布(図3)を作成し、この夏至の照度分布にするための設計データをインタフェース2に伝送し、この夏至の照度分布の設計データを該当の部屋が夏至の照度分布になるように照明負荷を制御する照明制御用データへ変換する。
次に、この夏至における照明制御用データを照明制御システム5へ伝送して照明状態を夏至の照度分布に設定し、点灯制御装置7を介して部屋が夏至の照度分布になるように蛍光ランプ8を点灯制御する。
上記により夏至の照度分布になるように点灯制御されている部屋は、カメラ4のCCD素子3により、蛍光ランプ8で照射される部屋の床面全体の輝度が撮影され、この計測された輝度データが照明制御システム5に伝送される。
照明制御システム5は、この輝度データに基づき、蛍光ランプ8を調光するための照明制御用データを作成し、点灯制御装置7に伝送して該当の部屋の明るさが一定になるように蛍光ランプ8を調光制御する。
さらに、照明制御システム5では、このCCD素子3の輝度データに基づいて作成された調光するための照明制御用データをインタフェース2に伝送し、インタフェース2で照明設計ソフトウェア用データに変換して照明設計ソフトウェア1にデータを伝送する。
照明設計ソフトウェア1では、この調光するための照明制御用データに基づいた部屋の照度分布の計算を行い、処理手段6に伝送する。
処理手段6で、この計算された照度分布と所期の照度分布である夏至の照度分布を比較し、所期の夏至の照度分布通りに、最適な照明状態になっているか否かを判断する。
判断の結果、よければその状態での照明制御を続行するように照明制御システム5に指令を出力して部屋の明るさが一定になるように制御する。
よくない場合、例えば、季節が夏から冬へ変化し、日射が部屋の奥まで入り、日射面が多くなってしまったような場合には、その状況を照明設計ソフトウェア1にフィードバックして自動的に新たな冬至の照度分布(図4)になるように照明設計を変更する。
この自動的に照明設計された冬至の照度分布の設計データは、インタフェース2で冬至の照度分布になるようにする照明制御用データに変換され、この冬至における照明制御用データを照明制御システム5へ伝送して照明状態を冬至の照度分布に設定し、点灯制御装置7を介して、該当の部屋が冬至の照度分布になるように蛍光ランプ8を制御し、季節の変化に合わせた最適な調光制御が行われる。
なお、昼光の日射は日々、日替わりで変化するものであり、その日射面の変化による輝度データをCCD素子3により日々検知して、その変化する調光データにより日替わりで照度分布を都度計算して所期の照度分布と比較し、最適な照明状態になっているか否かを都度判断し、その状況を照明設計ソフトウェア1にフィードバックして自動的に新たな照度分布になるように設計を変更するようにすれば、年中、最適な調光制御を行うことができる。
さらに、部屋の設備等の条件の変化、例えば、備品、設備等の設置場所の変更があった場合には、CCD素子3による部屋の床面の画像データ、もしくは設置場所の変更による床面の輝度変化のデータをもとに、備品、設備等の設置場所の変更内容を検知し、その変化した条件データにより照度分布を計算して、所期の部屋の条件による照度分布と比較し、最適な照明状態になっているか否かを判断し、その状況を照明設計ソフトウェア1にフィードバックして自動的に新たな照度分布になるように設計を変更するようにすれば、部屋の設備等の条件の変化に合わせた最適な照明制御を行うこともできる。
なお、昼間と夜間、さらには時々刻々と変わる天候条件に対しては、部屋の窓など開口部付近に設置した昼光センサーによる検知信号を照明制御システム5に伝送し、点灯制御装置7を介して蛍光ランプ8を点灯・調光制御するようになっている。
本実施形態において、インタフェース2及び処理手段6は照明制御システム5に内蔵させるようにしてもよい。
本実施形態によれば、照明設計ソフトウェアで設計した照明設計データを照明制御用データとして活用する共に、撮像素子を用いて昼光を取り込んだ最適な照明状態に制御する照明制御装置、照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置、さらには撮像素子を用いた照明制御装置を提供することができる。
さらに、昼光を取り込む最適な照明制御が行えることに伴い、省電力化が図られ、省エネルギー効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
本発明の第一の実施形態にかかる照明制御装置の概略構成図。 本発明の第一の実施形態にかかる照明制御装置の作動状況を示すフローチャート。 本発明の第一の実施形態にかかる照明設計ソフトウェアで計算した夏至の部屋の照度分布図。 本発明の第一の実施形態にかかる照明設計ソフトウェアで計算した冬至の部屋の照度分布図。
符号の説明
1 照明設計ソフトウェア
2 データ変換手段
3 撮像素子
4 撮像手段
5 照明制御システム
6 処理手段
7 点灯制御装置
8 蛍光ランプ
9 照明器具

Claims (4)

  1. 照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段と;
    この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システムと;
    照明状態を撮像素子により取得する撮像手段と;
    撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段と;
    照明設計ソフトウェア用データと所期の照明設計データとを比較して照明制御用データを生成し、照明制御システムに出力する処理手段と;
    を具備することを特徴とする照明制御装置。
  2. 照明設計ソフトウェアで設計した所期の照度分布の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段と;
    この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システムと;
    この照明制御に伴う照明状態を撮像素子により取得する撮像手段と;
    撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段と;
    照明設計ソフトウェア用データを基に計算された照度分布と所期の照度分布とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力する処理手段と;
    を具備することを特徴とする照明制御装置。
  3. 照明設計ソフトウェアで設計した所期の照明状態の照明設計データを照明制御用データに変換するデータ変換手段と;
    この照明制御用データに基づいて照明制御を行う照明制御システムと;
    この制御に伴う照明制御用データを照明設計ソフトウェア用データに変換する第2のデータ変換手段と;
    照明設計ソフトウェア用データに基づく照明状態と所期の照明状態とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力する処理手段と;
    を具備することを特徴とする照明設計ソフトウェアを用いた照明制御装置。
  4. 照明状態を撮像素子により取得する撮像手段と;
    撮像素子により取得したデータを照明設計ソフトウェア用データに変換するデータ変換手段と;
    照明設計ソフトウェア用データを基に計算された照度分布と所期の照度分布とを比較して自動的に設計した照明設計データを照明制御用データに変換し、照明制御システムに出力する処理手段と;
    を具備することを特徴とする撮像素子を用いた照明制御装置。

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