JP2005190685A - 鉛蓄電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 活物質と集電体との接触面積を増大でき、しかも渦巻状に捲回することが容易な極板を備えた円筒形鉛蓄電池を得る。
【解決手段】 帯状の正極板と負極板が帯状のセパレータを介して捲回した電極群を備えている。帯状の正極板と負極板に用いる帯状集電体1は、集電用タブ5を有し、この集電用タブ5の突出方向に沿う方向にスリット8を帯状集電体1にその長手方向に所要の間隔で形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 帯状の正極板と負極板が帯状のセパレータを介して捲回した電極群を備えている。帯状の正極板と負極板に用いる帯状集電体1は、集電用タブ5を有し、この集電用タブ5の突出方向に沿う方向にスリット8を帯状集電体1にその長手方向に所要の間隔で形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、円筒形鉛蓄電池に関するものである。
円筒形鉛電池は、帯状の正極板と負極板を帯状のセパレータを介して円筒形に捲回して電極群としている。このため従来の帯状集電体には、捲き取り性を考慮して純鉛や鉛・錫合金のような柔らかい合金を用いることが必要であり、このことは電池設計上重要な課題の一つであった。
実際には、図3に示すように、厚さ1.0mmの鉛合金箔を帯状にした幅80mm×長さ600mmの帯状集電体1に、縦桟2と横桟3が直交配列するように打ち抜き加工を施し、縦横に整列させて多数の開口部4を設け、開口率が50〜90%近いものを用いていた(例えば、非特許文献1参照。)。
なお、帯状集電体1の幅方向の片側には、長手方向に所定間隔で集電用タブ(耳部)5が突設されている。
このように帯状集電体1に開口部4を作ることは、活物質をこれらの開口部4に充填できるだけでなく、集電体自体の捲き取り性の向上に寄与させるためである。
また、図4に示すように、厚さ0.4mmの鉛合金箔を帯状にした幅80mm×長さ600mmの帯状集電体1に、多数の開口部4を設けることなく、その幅方向の片側にのみ長手方向に所定間隔で集電用タブ5を突設したものもあった。
図5及び図6は、従来の図3及び図4に示す帯状集電体1を用いた極板の一部断面図である。
図5に示す極板6は、図3に示す帯状集電体1の各開口部4内に活物質7を充填して、厚さ1.0mmに構成されている。この場合、縦桟2と横桟3との両面は露出されている。
図6に示す電極6は、図4に示す帯状集電体1の両面に活物質7を被覆して、厚さ1.0mmに構成されている。
「電池便覧」、丸善株式会社、平成2年8月20日発行、p214、図3・3・77
「電池便覧」、丸善株式会社、平成2年8月20日発行、p214、図3・3・77
しかしながら、このような極板6を用いた従来の円筒形鉛電池に比べて、より高い出力性能や入力性能、ハイレート性能等の要求に応えるためには、活物質7と集電体1の接触面積の増大が必要である。そのためには、開口率の減少が必要となり、これにより従来のような捲き取り性が望めなくなる問題点があった。また、捲き取り性の影響から集電体1の合金組成に規制が入ることは、円筒形鉛蓄電池の性能を向上させるのに大きな障害となる問題点があった。
本発明の目的は、活物質と集電体との接触面積を増大でき、しかも渦巻状に捲回することが容易な極板を備えた円筒形鉛蓄電池を提供することにある。
本発明は、帯状の正極板と負極板が帯状のセパレータを介して捲回された電極群を備えた円筒形鉛電池を対象とする。
本発明に係る円筒形鉛蓄電池では、帯状の正極板と負極板に用いる帯状集電体は、集電用タブを有し、該集電用タブの突出方向に沿う方向にスリットが該帯状集電体にその長手方向に所要の間隔で形成されていることを特徴とする。
この場合、スリットは帯状集電体の幅方向の両端部を除いて形成されていることが好ましい。
本発明に係る円筒形鉛蓄電池では、集電用タブの突出方向に沿う方向にスリットを帯状集電体にその長手方向に所要の間隔で形成した構造なので、従来の帯状集電体で設けているような縦横に整列させた多数の開口部を設ける必要がなく、活物質と集電体との接触面積を増大することができる。また、この帯状集電体にはその長手方向に所要の間隔で、集電用タブの突出方向に沿う方向にスリットを該帯状集電体の長手方向に所要の間隔で設けているので、渦巻状の捲回も容易に行うことが出来る。
この場合、スリットが帯状集電体にその幅方向の両端部を除いて形成されていると、帯状集電体をその長手方向に切り離すことなく、スリットを形成することができる。
図1は本発明に係る円筒形鉛蓄電池で用いる帯状集電体の最良の形態の一例を示す正面図である。
本発明に係る円筒形鉛蓄電池で用いる帯状集電体1は、集電用タブ5の突出方向に沿う方向にスリット8が該帯状集電体1にその長手方向に所要の間隔で形成されている。スリット8の相互間隔は、本例では1ターン当たり1本入るようになっている。このような帯状集電体1は、本例では厚さ0.4mmの鉛合金箔を用いて幅80mm×長さ600mmの帯状に形成されている。
図2は、図1に示す帯状集電体1を用いた極板の一部断面図である。この極板6は、帯状集電体1の両面に活物質7を被覆して、厚さ1.0mmに構成されている。
次に、渦巻状捲回群の作製について、前述した従来例1,2と比較して説明する。
各帯状集電体1を用いて極板6を作製した。正極板は、酸化度70%の鉛粉と希硫酸とを混練して活物質ペーストを得た後、各集電体1に充填し、乾燥した。この際、図3に示す従来例1の帯状集電体1は、図5に示すように桝目となった各開口部4に活物質7を充填することで極板厚みを1.0mmとした。また、図4に示す従来例2及び図1に示す本発明で用いる帯状集電体1は、図6及び図2に示すように帯状集電体1の両面に活物質7を被覆して、厚さ1.0mmとした。負極板は、酸化度70%の鉛粉に少量の炭素粉末、リグニン、バリウム化合物を加え、希硫酸と混練した後、同様に各集電体1に充填し、乾燥した。
次に、これら正極板と負極板とをガラスマットセパレータを介して捲回し、渦巻状捲回群を作製した。この渦巻状捲回群の集電用タブ5を鉛溶湯が注がれた金型に浸して固化させるCOS法を用いることでストラップ及び極柱を設けた渦巻状捲回群を作製した。
次に、単セル電池作製について、説明する。これらの渦巻状捲回群を樹脂製の円筒形容器に挿入し、封口した後、比重1.250の希硫酸を注液し、電槽化成を行なうことで、円筒形密閉型鉛蓄電池を得た。
次に、これら円筒形密閉型鉛蓄電池の評価について、説明する。各円筒形密閉型鉛蓄電池5個について捲きズレの有無を確認し、捲きズレの無い電池に関してのみ0.2CAで終止電圧1.75Vまで放電し、その時の放電容量(5時間率容量)を測定した。各電池は、その後、0.1CA定電流×2.45V定電圧充電(20h)の回復充電を行ない、−15℃の雰囲気下で12h放置した後、10CAにて終止電圧1Vまで放電し、持続時間を測定した。その後、また、0.1CA定電流×2.45V定電圧充電(20h)の回復充電を行ない、次に25℃にて20CAにて5s間放電し、従来例1を基準(1.0)とした際の電圧を比較した。その結果を表1に示した。即ち、本発明例と従来例1,2の各種性能の比較結果を表1に示した。
この表より、従来例1,2に比べ、本発明例の電池は捲きズレすることなく捲回でき、なおかつ5時間率容量が高く、10CA放電での持続時間、高率放電による電圧も高いことから、従来例の電池に比べ、高い出力性能やハイレート性能などが改善されたことがわかった。
1 帯状集電体
2 縦桟
3 横桟
4 開口部
5 集電用タブ(耳部)
6 極板
7 活物質
8 スリット
2 縦桟
3 横桟
4 開口部
5 集電用タブ(耳部)
6 極板
7 活物質
8 スリット
Claims (2)
- 帯状の正極板と負極板が帯状のセパレータを介して捲回された電極群を備えた円筒形鉛電池であって、
前記帯状の正極板と負極板に用いる帯状集電体は、集電用タブを有し、該集電用タブの突出方向に沿う方向にスリットが該帯状集電体にその長手方向に所要の間隔で形成されていることを特徴とする円筒形鉛蓄電池。 - 前記スリットは前記帯状集電体にその幅方向の両端部を除いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の円筒形鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427088A JP2005190685A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427088A JP2005190685A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 鉛蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005190685A true JP2005190685A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34786448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003427088A Pending JP2005190685A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005190685A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008023240A2 (en) * | 2006-08-25 | 2008-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrode for a power storing apparatus and power storing apparatus provided with that electrode |
CN114927834A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-08-19 | 齐鲁中科光物理与工程技术研究院 | 一种电池极片、电极芯和二次电池 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003427088A patent/JP2005190685A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008023240A2 (en) * | 2006-08-25 | 2008-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrode for a power storing apparatus and power storing apparatus provided with that electrode |
WO2008023240A3 (en) * | 2006-08-25 | 2008-05-02 | Toyota Motor Co Ltd | Electrode for a power storing apparatus and power storing apparatus provided with that electrode |
US8637178B2 (en) | 2006-08-25 | 2014-01-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrode for a power storing apparatus and power storing apparatus provided with that electrode |
CN114927834A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-08-19 | 齐鲁中科光物理与工程技术研究院 | 一种电池极片、电极芯和二次电池 |
CN114927834B (zh) * | 2022-07-01 | 2024-01-09 | 齐鲁中科光物理与工程技术研究院 | 一种电池极片、电极芯和二次电池 |
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