JP2005189973A - 構造化文書印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造化文書を印刷する際に関連文書を集約して印刷し、印刷後もその関連文書を容易に印刷できる構造化文書印刷システムを提供する。
【解決手段】 この構造化文書印刷システム100は、システムが印刷をする対象となる構造化文書が保存され、ネットワークに繋がれた文書サーバ101と、取得対象の構造化文書を文書サーバに決まった制御手順でやり取りをすることで文書を取得し、103の記憶装置や104の文書解析部へ文書を転送する文書取得部102と、取得した文書を一時保存するための記憶装置103と、取得した文書からの関連情報の解析を行なう文書解析部104と、取得した文書を取り出し、指定されたサイズに対し効率よくデータを配置する集約処理制御部105と、集約処理制御部105によって配置されたデータを印刷データに変換する印刷データ生成部106と、印刷用紙に印刷を行なう印刷部107と、取得文書の保存位置情報(アドレス)、取得する関連度合い(ネストの深さ)を設定する設定入力部108と、を備えて構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構造化文書印刷システムに関し、さらに詳しくは、構造化された文書の印刷方法に関するものである。
従来からコンピュータで利用するのに適した文章構造として、構造化文書というものがある。これは、文書を構造的に扱うもので、ある文書中の語句を他のページと関連付けをすることにより、コンピュータ上で文書をより柔軟な方法で扱えるようにする手法である。この代表的な例としてHTML(Hyper Text Markup Language)がある。これは、インターネット上でWEBページを作成する際に用いられることで有名である。このHTMLを閲覧する際に、一般的にインターネットブラウザという閲覧ソフトが用いられる。このインターネットブラウザにおける印刷機能は、ディスプレイに表示されるページイメージを、そのままの形で印刷をするようになっている。そのため、そのページにリンク先のタグが記述されていて、そのリンク先のページも印刷したい場合、リンク先のページを表示、または、ダウンロードして印刷を行なっていた。
しかし、リンク先のページを印刷する場合、操作が複雑となる問題があった。この煩わしさを解消するため、特開2000−293323公報や特開2002−297335公報のように、リンクを辿り必要な分だけ印刷を行なう方法が提案されている。
また、デジタル複写機やプリンタ装置など画像形成装置には、1頁分の文書を1枚の用紙に印刷する通常の印刷機能のほかに、複数頁の文書を複数頁分のサイズの一枚の用紙に収めて印刷する機能や、複数頁の文書を縮小して一枚の用紙に収めて印刷する機能を備えたものがある。これらの機能は、集約印刷、Nin1(エヌ・イン・ワン)印刷などの呼称で知られている。この集約印刷は、印刷枚数を減らす目的で使用される機能であり、省資源の一役を担うものである。このような集約印刷の機能を備えた画像形成装置は、各用紙サイズごとに収納頁数に対応した集約印刷用の印刷フォーマットのデータをメモリに複数種類記憶しており、集約印刷の際にユーザにより指定された印刷フォーマットのデータを呼び出して印刷を行っている。
特開2000−293323公報 特開2002−297335公報
しかし、構造化文書を自動的に取得し印刷する際に、従来の方法ではページ付けをするなどして文書間の関連を見やすいようにしているが、必要のない関連文書が印刷されてしまったり、印刷指定した文書と関連文書との主従関係が見えにくくなってしまうといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、構造化文書を印刷する際に関連文書を集約して印刷し、印刷後もその関連文書を容易に印刷できる構造化文書印刷システムを提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、印刷対象となる構造化文書を保存する文書サーバと、取得対象の構造化文書を前記文書サーバに決まった制御手順によりやり取りする文書取得手段と、該文書取得手段により取得した文書を一時保存する取得情報記憶手段と、取得した文書から関連情報の解析を行う文書解析手段と、取得した文書を取り出して指定されたサイズに対してデータを配置する集約処理制御手段と、該集約処理制御手段により配置されたデータを印刷データに変換する印刷データ変換手段と、印刷用紙に印刷を行う印刷手段と、取得文書の保存位置情報及び取得する関連度合いを設定する設定入力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のシステムは、取得した文書から関連情報の解析を行う文書解析手段と、取得した文書を取り出して指定されたサイズに対してデータを配置する集約処理制御手段と、取得文書の保存位置情報及び取得する関連度合いを設定する設定入力手段とで主として構成されている。この中で、集約処理制御手段は取得したデータの親文書と子文書の関連を検索して印刷用紙に効率的に集約して配置する機能を備えている。また設定入力手段は親文書と子文書のアドレスや関連度合い(ネストの深さ)を設定して構造化文書から関連文書を検索するものである。
かかる発明によれば、取得した文書を集約処理制御手段によりデータの親文書と子文書の関連を検索して印刷用紙に効率的に集約して配置するので、印刷指定文書とその関連文書を見やすい形で提供することができると共に、印刷コストを抑えることができる。
請求項2は、ユーザが取得したい構造化文書の先頭文書と関連度合いを前記設定入力手段により設定し、前記文書サーバから前記設定入力手段により設定した文書を取得して前記文書解析手段により当該構造化文書の関連情報を解析し、該解析の結果、関連文書が存在した場合、前記設定入力手段により設定された関連度合いまで繰り返して全ての関連文書を取得し、該取得した関連文書を前記集約処理制御手段により集約して印刷することを特徴とする。
本発明のシステムは、まずユーザが取得したい構造化文書の先頭文書とネストの深さを設定する。そして設定された文書を取得すると、その文書から関連情報を解析し、その結果、関連文書が存在した場合、設定されたネストの深さまで関連文書を取得して、取得した関連文書を集約して印刷する。
かかる発明によれば、ユーザが取得したい構造化文書の先頭文書とネストの深さを設定して構造化文書から関連文書を検索して集約印刷するので、ユーザが所望する関連文書を効率良く集約印刷することができる。
請求項3は、前記集約処理制御手段により両面印刷が指定された場合、前記先頭文書と関連文書を個別に印刷し、前記関連文書の表裏面に該関連文書の各ページを両面印刷することを特徴とする。
通常両面印刷がなされた場合、入力した画像を次々に両面印刷を行なうが、構造化文書を印刷する場合において、このような印刷方法は必ずしも望ましいとは限らない。構造化文書を印刷した際は、親文書と子文書を別々に印刷することにより、より見やすい形で印刷することが可能となる。
かかる発明によれば、集約処理制御手段により両面印刷が指定された場合、先頭文書(親文書)と関連文書(子文書)を個別に印刷し、関連文書の表裏面にこの関連文書の各ページを両面印刷するので、より見やすい形で印刷することが可能となると共に、印刷用紙の削減を行うことができる。
請求項4は、前記集約処理制御手段は、前記関連文書の一部を集約して印刷することを特徴とする。
子文書の一部のみを印刷することで、必要のない長文の子文書を印刷することを防ぐことができる。例えば、子文書が長文の場合、1ページに収まる分のみを印刷するように文字数や行数を設定して行なっても良い。また、印刷時に子文書の場所を付加して印刷することで必要な子文書であれば、その場所をさらに印刷するよう要求することで必要な子文書のみを印刷することができる。
かかる発明によれば、集約処理制御手段は、関連文書の一部を集約して印刷するので、必要のない長文の子文書を印刷することを防ぐことができる。
請求項5は、前記集約処理制御手段は、前記関連文書のサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、該文書のサイズをもとに集約処理を行なうことを特徴とする。
子文書が用紙サイズに比べて十分小さい場合、他の子文書を印刷する領域をより多く取れるので、一枚の印刷用紙により多くの子文書の情報を載せることが可能である。従って、集約処理を行なうことにより、一枚の印刷用紙により多くの子文書の情報を載せることができる。
かかる発明によれば、集約処理制御手段は、関連文書のサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、この文書のサイズをもとに集約処理を行なうので、一枚の印刷用紙により多くの子文書の情報を載せることができる。
請求項6は、前記集約処理制御手段は、同一リンク元のデータから文書、又は画像を識別して印刷画像データに変換し、該印刷画像データが指定されたサイズ内に印刷可能かを判断して印刷配置位置を決定して前記印刷データ変換手段に転送することを特徴とする。
同一リンク元データには、文書データと画像データがある。取得したデータが文書の場合、文書をリンク元情報を付加して印刷画像データに変換する。画像の場合、画像の説明文があればそれを付加し、またリンク元情報を付加した上で印刷画像データを生成する。このようにすることにより、説明文を含んだ画像としての画像サイズを決定することができる。また変換された印刷画像データのサイズから印刷用紙へのレイアウトを決定する。このとき、レイアウト方法は、リンクの順序でも、文書同士、画像同士をまとめてもよい。印刷データ生成部ではレイアウト情報より印刷画像データの集約を行ない印刷部へ印刷データを送り印刷を行なう。
かかる発明によれば、同一文書から関連付けがされている文書又は画像に対し、その関連もとの文書からの情報を付加し文書又は画像を集約することにより、集約処理を行なっても文書間の関連が簡単に知ることが可能となると共に、印刷用紙に対し印刷文書が短いもの同士を集約することで印刷用紙を効率よく利用することができ、印刷コストを抑えることができる。
請求項7は、前記文書サーバから前記設定入力手段により設定した文書を取得できなかった場合、取得できなかった旨の内容を記述したエラーレポートを前記印刷手段により出力することを特徴とする。
エラーレポートとして「リンク元文書(ファイル名)」、「関連文字列」、「関連文書へのアドレス」、「レポート内容」がある。これらの情報からユーザは自動印刷できなかった文書が必要なものかどうかを判断することができ、必要であれば関連文書アドレスから手動で文書を取得することができる。
かかる発明によれば、文書サーバから設定入力手段により設定した文書を取得できなかった場合、取得できなかった旨の内容を記述したエラーレポートを印刷手段により出力するので、ユーザは自動印刷できなかった文書が必要なものかどうかを判断することができ、必要であれば関連文書アドレスから手動で文書を取得することができる。
請求項8は、前記集約処理制御手段は、印刷対象が同一の関連元から関連付けされている画像ファイルであり、該画像ファイルのサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、該画像ファイルのサイズをもとに集約処理を行なうことを特徴とする。
指定された文書には、文字列にリンクが張られており、リンク先は画像ファイルであるものとする。システムは構造化文書を取得後、関連情報を元に同一ファイルからリンクされている画像ファイルに対して、サイズのチェックを行ない集約可能であれば画像元のリンク情報と共に画像の集約を行なう。
かかる発明によれば、集約処理制御手段は、印刷対象が同一の関連元から関連付けされている画像ファイルであり、この画像ファイルのサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、該画像ファイルのサイズをもとに集約処理を行なうので、用紙の無駄を省いた印刷を行なうことが可能となり、より少ない印刷用紙の枚数で多くの関連文書の概要を知ることが可能となる。
請求項9は、前記集約処理制御手段は、画像ファイル同士、文書同士をまとめて印刷することを特徴とする。
指定された文書には文書へのリンクと画像ファイルへのリンクが混在している場合、通常これを集約印刷すると文書、画像を区別せずに集約を行なうため集約画像となるが、文書と画像の集約を分けることでより見やすい集約印刷を行なうことができる。即ち、システムは取得したデータが文書であるか画像であるかあらかじめ知っているので、ユーザが文書と画像の集約を分ける設定をした後に印刷動作を行なうことで、システムは文書と画像を区別し集約処理を行ない印刷画像を生成する。
かかる発明によれば、集約処理制御手段は、画像ファイル同士、文書同士をまとめて印刷するので、見やすい集約印刷を行うことができる。
請求項1の発明によれば、取得した文書を集約処理制御手段によりデータの親文書と子文書の関連を検索して印刷用紙に効率的に集約して配置するので、印刷指定文書とその関連文書を見やすい形で提供することができると共に、印刷コストを抑えることができる。
また請求項2では、ユーザが取得したい構造化文書の先頭文書とネストの深さを設定して構造化文書から関連文書を検索して集約印刷するので、ユーザが所望する関連文書を効率良く集約印刷することができる。
また請求項3では、集約処理制御手段により両面印刷が指定された場合、先頭文書(親文書)と関連文書(子文書)を個別に印刷し、関連文書の表裏面にこの関連文書の各ページを両面印刷するので、より見やすい形で印刷することが可能となると共に、印刷用紙の削減を行うことができる。
また請求項4では、集約処理制御手段は、関連文書の一部を集約して印刷するので、必要のない長文の子文書を印刷することを防ぐことができる。
また請求項5では、集約処理制御手段は、関連文書のサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、この文書のサイズをもとに集約処理を行なうので、一枚の印刷用紙により多くの子文書の情報を載せることができる。
また請求項6では、同一文書から関連付けがされている文書又は画像に対し、その関連もとの文書からの情報を付加し文書又は画像を集約することにより、集約処理を行なっても文書間の関連が簡単に知ることが可能となると共に、印刷用紙に対し印刷文書が短いもの同士を集約することで印刷用紙を効率よく利用することができ、印刷コストを抑えることができる。
また請求項7では、文書サーバから設定入力手段により設定した文書を取得できなかった場合、取得できなかった旨の内容を記述したエラーレポートを印刷手段により出力するので、ユーザは自動印刷できなかった文書が必要なものかどうかを判断することができ、必要であれば関連文書アドレスから手動で文書を取得することができる。
また請求項8では、集約処理制御手段は、印刷対象が同一の関連元から関連付けされている画像ファイルであり、この画像ファイルのサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、該画像ファイルのサイズをもとに集約処理を行なうので、用紙の無駄を省いた印刷を行なうことが可能となり、より少ない印刷用紙の枚数で多くの関連文書の概要を知ることが可能となる。
また請求項9では、集約処理制御手段は、画像ファイル同士、文書同士をまとめて印刷するので、見やすい集約印刷を行うことができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の構造化文書印刷システムの機能構成図である。この構造化文書印刷システム100は、システムが印刷をする対象となる構造化文書が保存されており、CD−ROM等といった媒体や、HDD等の記憶装置、又はネットワークに繋がれた文書サーバ101と、取得対象の構造化文書を文書サーバに決まった制御手順でやり取りをすることで文書を取得し、103の記憶装置や104の文書解析部へ文書を転送する文書取得部102と、取得した文書を一時保存するための記憶装置103と、取得した文書からの関連情報の解析を行なう文書解析部104と、取得した文書を取り出し、指定されたサイズに対し効率よくデータを配置する集約処理制御部105と、集約処理制御部105によって配置されたデータを印刷データに変換する印刷データ変換部106と、印刷用紙に印刷を行なう印刷部107と、取得文書の保存位置情報(アドレス)、取得する関連度合い(ネストの深さ)を設定する設定入力部108と、印刷データを生成する印刷データ生成部109とを備えて構成される。
図2はシステムの制御の一連の流れを示すフローチャートである。図2を用いてシステム動きを説明する。図2において、S201〜S203では、ユーザが取得したい構造化文書のTOP文書を取得し(S201)、取得する関連度合い(ネストの深さ)を指定する(S202)。これは、図1での設定入力手段により、キーボードやタッチパネル、またはブラウザ等のソフトウェアから設定された文書へのアドレスと、取得する関連度合い(ネストの深さ)を受け付ける。ここでのアドレスとは、関連付けされている文書を示すものである。また、関連の深さとは親文書に対しての関連度合いである。
次にスタートキーが押されると(S203)、文書取得処理を開始する(S204)。文書取得処理が完了すると印刷処理が行われて(S205)終了する。
図3は文書取得処理の流れの詳細を示すフローチャートである。まず図1の文書取得部102によって、文書サーバから文書を取得する(S301)。そして取得要求文書が存在するか否かをチェックし(S302)、存在しなければ(S302でNOのルート)終了して、存在すれば(S302でYESのルート)その文書を取得し(S303)、その結果、文書が存在しない等のエラーの場合(S304でNOのルート)、エラー情報としてその文書情報を保持する(S305)。ステップS304で文書を取得すると、文書解析部104によって、文書の解析が行なわれる。構造化文書はタグ情報が埋め込まれており、この中に関連情報を示すタグが埋め込まれているかを検索する(S306)。関連文書を示すタグを発見すると(S307)、関連文書がすでに取得されているかをチェックする(S308)。取得されていなければ(S308でNOのルート)、文書取得部102に取得情報を登録する(S309)。これを指定したネストまで繰り返しすべての文書に対して行なう。
ここで集約印刷制御部105では、関連文書の集約印刷の制御を行なう。この集約制御部105では一般的に用いられる複数頁の文書を複数頁分のサイズの一枚の用紙に収めて印刷する手法をもちいてもよい。また、文書の印刷サイズを自動的に判別し、印刷用紙サイズ内に最適配置を行なわせてもよい。また、関連文書の印刷サイズを指定してもよい。サイズの指定方法は、装置が指定しても、ユーザからの入力で行なってもよい。また印刷データ生成部106では印刷画像データを生成して印刷部107へ印刷データを送り印刷を行なう。
図4は集約印刷制御部105の印刷データ位置決定の制御フローチャートである。まず同一リンク元のデータを取得する(S401)。取得したデータが文書か画像かをチェックし(S402)、文書の場合、文書をリンク元情報を付加して印刷画像データに変換する(S403)。画像の場合、画像の説明文があればそれを付加し、またリンク元情報を付加した上で印刷画像データを生成する(S404)。そして、変換された印刷画像データのサイズから印刷用紙へのレイアウトを決定する(S405)。このとき、レイアウト方法は、リンクの順序でも、文書同士、画像同士をまとめてもよい。印刷データ生成部106ではレイアウト情報より印刷画像データの集約を行ない印刷部へ印刷データを送り印刷を行なう(S406)。
図5は図4のS405の位置決定方法の動作フローチャートである。まず配置位置決定が開始されると、同一リンク元の全てのファイルの配置が決定したか否かをチェックし(S501)、終了したらそこで終了し、まだ全てが終了していなければ(S501でNOのルート)、印刷オブジェクトを取得して(S502)、残りの用紙サイズに収まるか否かをチェックして(S503)、収まらなければ(S503でNOのルート)、次の用紙に印刷して(S505)配置位置を決定して(S506)ステップS501に戻って繰り返す。ステップS503で用紙サイズに収まるのであれば(S503でYESのルート)、残り容姿サイズを計算して(S504)、配置位置を決定して(S506)ステップS501に戻って繰り返す。
図6は、構造化文書の集約例を示す図である。ここでは、HTMLを利用した構造化文書の簡単な例を示している。「index.html」401がユーザが選択した最初のページであり、このときのネストレベルを0とする。ネストレベルは文書の構成が階層状になっている場合の階層レベルをさす。そして「page1.hmtl」402、「page3.html」403は「index.html」401に関連付けられており、このときをネストレベル1とする。このとき、「index.html」401を親文書、「page1.hmtl」402、「page2.html」403を子文書と呼ぶことにする。このような構造化文書において、システムはリンクをたどりながら指定されたネストまで文書の取得をして集約処理を行なう。集約された結果を404と405に示す。404は親文書をそのまま印刷したものとなる。子文書を集約印刷したものを405に示す。例では構造化文書記述言語であるHTMLを用いたものを上げているが、構造化言語としてHTMLに限定したものではない。
図7は、両面に印刷するよう設定された場合の印刷例を示す図である。通常両面印刷がなされた場合、入力した画像を次々に両面印刷を行なうが、構造化文書を印刷する場合において、このような印刷方法は必ずしも望ましいとは限らない。構造化文書を印刷した際は、親文書と子文書を別々に印刷することにより、より見やすい形で印刷することが可能となる。「index.html」501の各リンク1〜4の文書は「page1.hmtl」502、「page2.hmtl」503、「page3.hmtl」504、「page4.hmtl」505となり、それらが表面507に「page1.hmtl」502、「page2.hmtl」503が集約して印刷され、裏面508に「page3.hmtl」504、「page4.hmtl」505が集約して印刷される。また、親文書501は506に集約されて印刷される。このようにすることでより見やすい印刷が可能となる。
図8は、子文書の一部のみを印刷するようにした印刷例を示す図である。子文書の一部のみを印刷することで、必要のない長文の子文書を印刷することを防ぐことができる。図の例では、「page1.html」402が長文の場合、一ページに収まる分のみを印刷するように設定したものである。この設定は、文字数や行数で行なっても良い。また、印刷時に子文書の場所を付加して印刷することで必要な子文書であれば、その場所をさらに印刷するよう要求することで必要な子文書のみを印刷することができる。即ち、「page1.hmtl」402の一部と「page2.hmtl」403の一部を405として集約して印刷する。また親文書401は404に集約されて印刷される。
図9は、子文書が用紙サイズに比べて十分小さい場合の印刷例を示す図である。この場合、他の子文書を印刷する領域をより多く取れるので、一枚の印刷用紙により多くの子文書の情報を載せることが可能である。即ち、「page1.hmtl」402の文書と「page2.hmtl」403の文書を405として集約して印刷する。また親文書401は404に集約されて印刷される。
図10はエラーレポートの一例を示す図である。最後にシステムは印刷しなかった文書に対してのレポートを出力する。出力内容としては、取得時のエラー、印刷不可能な情報がある。例えば、図8では、レポートとして「リンク元文書(ファイル名)」、「関連文字列」、「関連文書へのアドレス」、「レポート内容」が挙げられている。これらの情報からユーザは自動印刷できなかった文書が必要なものかどうかを判断することができ、必要であれば関連文書アドレスから手動で文書を取得することができる。
図11は、本発明の構造化文書の一例をします図である。ここでは、HTMLを利用した構造化文書の簡単な例を示している。「index.html」601がユーザが選択した最初のページであり、このときのネストレベルを0とする。ネストレベルは文書の構成が階層状になっている場合の階層レベルをさす。「page1.hmtl」602、「page5.html」605は「index.html」601に関連付けられており、このときをネストレベル1とする。「page3.html」604、「page4.html」607は「page2.html」603に関連付けられており、このときネストレベルは3である。この例では一番深いネストレベルは3となる。このような構造化文書において、システムはリンクをたどりながら指定されたネストまで文書の取得を行ない、集約処理を行なう。この例の場合、「page2.html」603のリンクの先である「page3.html」604と「page4.html」607が印刷用紙に対して十分小さく、集約できると判断できるので集約処理を行い、印刷用画像610を生成する。同様に、「page6.html」606、「page7.html」608も文書であるが、印刷用紙に対して十分短い文書なので集約され、印刷用画像609が生成され、印刷される。
以上の動作を基本動作としてレイアウト機能についての詳細を説明する。例では構造化文書記述言語であるHTMLを用いたものを上げているが、構造化言語としてHTMLに限定したものではない。
図12は画像へのリンクを示す構造化文書の図である。図12において、指定された文書には文字列にリンクが張られており、リンク先は画像ファイルであるものとする。システムは構造化文書を取得後、関連情報を元に同一ファイルからリンクされている画像ファイルに対して、サイズのチェックを行ない集約可能であれば画像元のリンク情報と共に画像の集約を行なう。図12では、「page1.html」801からLink1のリンク先として「IMG1」802、Link2のリンク先として「IMG2」803の画像がリンクされている。システムは「IMG1」802、「IMG2」803の画像サイズより、集約可能と判断し、それぞれの画像のタイトルとして、リンク元の文字列を用いた印刷画像804を生成する。
図13はリンク元が画像である文書へのリンクを示す構造化文書の図である。図13において、指定された文書901には画像ファイルが添付してあり、画像ファイルから関連文書にリンクが張られている。システムは構造化文書を取得し、集約を行なう。この例ではリンク元情報が画像となる。このとき、システムはリンク元の画像のサイズが比較的小さい場合(902と904)、リンク元の画像をタイトルとして印刷画像データに付加する。また、大きい場合はリンク元画像のサムネイル化を行ないタイトルとして付加してもよいし、また、元文書の画像ファイル名や元文書ファイル名などを関連情報としてタイトルに付加してもよい。図13の例では、画像をタイトルとして付加した場合の例である。
図14はリンク元が画像である画像へのリンクを示す構造化文書の図である。図14において、指定された文書1001には画像ファイルが添付してあり、画像ファイルから画像ファイルにリンクが張られている。システムは構造化文書を取得し集約を行なう。この例ではリンク元情報1001が画像となる。このとき、システムはリンク元の画像のサイズが比較的小さい場合(1002と1003)、リンク元の画像をタイトルとして印刷画像データに付加する。また、大きい場合はリンク元画像のサムネイル化を行ないタイトルとして付加してもよいし、また、元文書の画像ファイル名や元文書ファイル名などを関連情報としてタイトルに付加してもよい。図14の例では、画像をタイトルとして付加した場合の例である。
図15は文書、画像へのリンクが混在する構造化文書の図である。図15において、指定された文書1101には文書へのリンクと画像ファイルへのリンクが混在しているものとする。通常これを集約印刷する場合、文書、画像を区別せずに集約を行なうため図15の1102、1103のような集約画像となるが、文書と画像の集約を分けることでより見やすい集約印刷を行なうことができる。システムは取得したデータが文書であるか画像であるかあらかじめ知っているので、ユーザが文書と画像の集約を分ける設定をした後に印刷動作を行なうことでシステムは文書と画像を区別し集約処理を行ない印刷画像を生成する。
本発明の構造化文書印刷システムの機能構成図である。 本発明のシステムの制御の一連の流れを示すフローチャートである。 本発明の文書取得処理の流れの詳細を示すフローチャートである。 本発明の集約印刷制御部105の印刷データ位置決定の制御フローチャートである。 本発明の図4のS405の位置決定方法の動作フローチャートである。 本発明の構造化文書の集約例を示す図である。 本発明の両面に印刷するよう設定された場合の印刷例を示す図である。 本発明の子文書の一部のみを印刷するようにした印刷例を示す図である。 本発明の子文書が用紙サイズに比べて十分小さい場合の印刷例を示す図である。 本発明のエラーレポートの一例を示す図である。 本発明の構造化文書の一例を示す図である。 本発明の画像へのリンクを示す構造化文書の図である。 本発明のリンク元が画像である文書へのリンクを示す構造化文書の図である。 本発明のリンク元が画像である画像へのリンクを示す構造化文書の図である 本発明の文書、画像へのリンクが混在する構造化文書の図である。
符号の説明
100 構造化文書印刷システム、101 文書サーバ、102 文書取得部、103 記憶装置、104 文書解析部、105 集約処理制御部、106 印刷データ生成部、107 印刷部、108 設定入力部

Claims (9)

  1. 印刷対象となる構造化文書を保存する文書サーバと、取得対象の構造化文書を前記文書サーバに決まった制御手順によりやり取りする文書取得手段と、該文書取得手段により取得した文書を一時保存する取得情報記憶手段と、取得した文書から関連情報の解析を行う文書解析手段と、取得した文書を取り出して指定されたサイズに対してデータを配置する集約処理制御手段と、該集約処理制御手段により配置されたデータを印刷データに変換する印刷データ変換手段と、印刷用紙に印刷を行う印刷手段と、取得文書の保存位置情報及び取得する関連度合いを設定する設定入力手段と、を備えたことを特徴とする構造化文書印刷システム。
  2. ユーザが取得したい構造化文書の先頭文書と関連度合いを前記設定入力手段により設定し、前記文書サーバから前記設定入力手段により設定した文書を取得して前記文書解析手段により当該構造化文書の関連情報を解析し、該解析の結果、関連文書が存在した場合、前記設定入力手段により設定された関連度合いまで繰り返して全ての関連文書を取得し、該取得した関連文書を前記集約処理制御手段により集約して印刷することを特徴とする請求項1に記載の構造化文書印刷システム。
  3. 前記集約処理制御手段により両面印刷が指定された場合、前記先頭文書と関連文書を個別に印刷し、前記関連文書の表裏面に該関連文書の各ページを両面印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載の構造化文書印刷システム。
  4. 前記集約処理制御手段は、前記関連文書の一部を集約して印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載の構造化文書印刷システム。
  5. 前記集約処理制御手段は、前記関連文書のサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、該文書のサイズをもとに集約処理を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の構造化文書印刷システム。
  6. 前記集約処理制御手段は、同一リンク元のデータから文書、又は画像を識別して印刷画像データに変換し、該印刷画像データが指定されたサイズ内に印刷可能かを判断して印刷配置位置を決定して前記印刷データ変換手段に転送することを特徴とする請求項1又は2に記載の構造化文書印刷システム。
  7. 前記文書サーバから前記設定入力手段により設定した文書を取得できなかった場合、取得できなかった旨の内容を記述したエラーレポートを前記印刷手段により出力することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の構造化文書印刷システム。
  8. 前記集約処理制御手段は、印刷対象が同一の関連元から関連付けされている画像ファイルであり、該画像ファイルのサイズが印刷用紙サイズに比べ十分小さい場合、該画像ファイルのサイズをもとに集約処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の構造化文書印刷システム。
  9. 前記集約処理制御手段は、画像ファイル同士、文書同士をまとめて印刷することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の構造化文書印刷システム。
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