JP2005189514A - 表示部の取付構造 - Google Patents

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Masutaka Mitsuyoshi
加能 三吉
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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、液晶表示パネルを含む表示部をユーザが見やすい傾斜角度に固定することが可能な表示部の取付構造を提供する。
【解決手段】操作部3と、表示部5と、表示部5を操作部3に取り付けるための取付部6とを備えた機器における表示部5の取付構造において、表示部5の筐体51の側面には、軸部53と、軸部53の周囲に円弧状に所定の角度間隔で少なくとも3つ以上設けられ、底部54aと傾斜した側面部54bとを有する丸形形状の凹部54とが一体的に形成されている。また、取付部6の表示部取付用凹部61の側面には、筐体51の軸部53を回動可能に支持するための孔部63と、筐体51の丸形形状の凹部54に係合する丸形形状の先端部を有する凸部64aを含むストッパ部64とが一体的に形成されている。そして、凸部64aを有するストッパ部64は、取付部6の側面にストッパ部64を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込み65を設けることにより、筐体51の凹部54に対する係合方向に撓み変形可能に構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、表示部の取付構造に関し、特に、表示パネルを有する表示部の取付構造に関する。
従来、液晶表示パネルなどの表示パネルを有する表示部の取付構造として、表示部を、表示部取付部に対して寝かせた状態(0度の状態)と、最大に立ち上げた状態(たとえば、90度の状態)とで固定できるように設けられた表示部の取付構造が知られている。しかし、この従来の表示部の取付構造では、ユーザは、表示部をユーザの好みの傾斜角度で固定することができないので、ユーザ自身が表示部を見やすい位置に移動しなければならないという不都合があった。
そこで、従来、上記の不都合を解消するために、表示部を任意の傾斜角度で固定することが可能な構造が提案されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記特許文献1には、液晶表示パネルが取り付けられた表示ケースに回動力を与えるためのトーションスプリング(ねじりバネ)と、表示ケースの回動力を抑制するためのダンパ機構と、回動する表示ケースを任意の角度で本体ケースに固定するための、操作部材により着脱操作されるストッパと、ストッパを係合方向に付勢する2つの圧縮コイルスプリングとを備えた電子機器が開示されている。この特許文献1に開示された構造では、トーションスプリングによる回動力と、ダンパ機構による回動抑止力とにより、表示ケースは低速状態で円滑に回動するとともに、操作部材を介して表示ケースにストッパを係合することにより、表示ケースは任意の傾斜角で本体ケースに固定される。
また、上記特許文献2には、チルト機構とロック機構とからなるチルトロック機構を備えた液晶表示パネルが開示されている。この特許文献2のチルト機構は、液晶パネルを支持するブラケットを回動自在に支持するためのシャフトおよびリングと、液晶パネルを所定の傾斜角に維持するためのスペーサおよびウェーブワッシャと、シャフトのねじ穴に螺合するネジとを含んでいる。また、ロック機構は、ストッパ片と、ブラケットに設けられた円弧状摺動片の長孔を介してストッパ片に螺合されるロックネジと、ロックネジを止めるための2つのナットとを含んでいる。このようなチルトロック機構により、液晶パネルを任意の傾斜角でロックすることが可能となる。
実開平2−10576号公報 特開2002−250910号公報
上記特許文献1では、液晶表示パネルが取り付けられた表示ケースをユーザの見やすい任意の角度位置に固定するための構造を得るために、トーションスプリングとオイルダンパ機構とストッパと2つの圧縮コイルスプリングとの多くの部品を設ける必要があるため、構造が複雑になるとともに、部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献2では、液晶パネルを任意の角度に傾斜させるとともに、その角度においてロックするための構造を得るために、チルト機構としてシャフトとリングとスペーサとウェーブワッシャとネジとを設けるとともに、ロック機構としてロックネジとストッパ片と2つのナットとを設ける必要があるため、上記特許文献と同様、構造が複雑になるとともに、部品点数が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、部品点数を増加させることなく、簡単な構造で、表示部をユーザが見やすい傾斜角度に固定することが可能な表示部の取付構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による表示部の取付構造は、機器の操作設定を行う操作部と、操作部に設けられ、液晶表示パネルを有する樹脂製の筐体を含む表示部と、表示部を操作部に取り付けるための表示部取付用凹部を含む樹脂製の取付部とを備えた、インクジェットプリンタ部とスキャナ部とを含む複合機における液晶表示パネルを有する表示部の取付構造において、表示部の樹脂製の筐体には、筐体の側面に設けられた軸部と、軸部の周囲に円弧状に所定の角度間隔で少なくとも3つ以上設けられ、底部から入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる傾斜した側面部を有する丸形形状の凹部とが、一体的に形成されており、樹脂製の取付部の表示部取付用凹部の側面には、表示部の筐体の軸部を回動可能に支持するための孔部と、表示部の筐体の丸形形状の凹部に係合する丸形形状の先端部を有する凸部を含むストッパ部とが一体的に形成されており、丸形形状の凸部を有するストッパ部は、樹脂製の取付部の側面に、ストッパ部を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込みを設けることにより、表示部の筐体の凹部に対する係合方向に撓み変形可能に構成されている。
この第1の局面による表示部の取付構造では、上記のように、表示部の樹脂製の筐体の軸部の周囲に円弧状に所定の角度間隔で少なくとも3つ以上の丸形形状の凹部を設けるとともに、樹脂製の取付部の表示部取付用凹部の側面に、表示部の筐体の丸形形状の凹部に係合する丸形形状の先端部を有する凸部を含むストッパ部を設けることによって、表示部を取付部に対して回動させながら、表示部の円弧状に所定の角度間隔で形成された凹部のうちの1つをストッパ部の凸部に係合させれば、容易に、所定の角度傾いた位置で、液晶表示パネルを含む表示部を固定することができる。これにより、凹部と凸部との係合を利用した簡単な構造で液晶表示パネルを含む表示部をユーザが見やすい傾斜角度に固定することができる。また、表示部の円弧状に所定の角度間隔で形成された凹部を表示部の筐体と一体的に形成するとともに、ストッパ部の凸部を取付部の表示部取付用凹部の側面に一体的に形成することによって、表示部の凹部およびストッパ部の凸部を設けたとしても部品点数が増加することがない。これにより、部品点数を増加させることなく、液晶表示パネルを含む表示部をユーザが見やすい傾斜角度に固定することができる。
また、第1の局面では、凸部を有するストッパ部を、取付部の側面に、ストッパ部を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込みを設けることにより、表示部の筐体の凹部に対する係合方向に撓み変形可能に構成することによって、表示部を回動させることによりストッパ部の凸部と表示部の凹部との係合を解除して表示部の傾斜角度を変更する場合に、ストッパ部の凸部を表示部の凹部との係合を解除する方向に撓ませることができるので、容易に、表示部の傾斜角度を変更することができる。また、表示部の筐体の凹部を、底部から入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる傾斜した側面部を有する丸形形状に形成するとともに、ストッパ部の凸部の先端部を丸形形状に形成することによって、表示部を回動させることによりストッパ部の凸部と表示部の凹部との係合を解除して表示部の傾斜角度を変更する場合に、凹部の傾斜した側面に沿って凸部の先端部が移動することができるので、容易に、かつ、滑らかに、ストッパ部の凸部と表示部の凹部との係合を解除することができる。これによっても、容易に、表示部の傾斜角度を変更することができる。
この発明の第2の局面による表示部の取付構造は、機器の操作設定を行う操作部と、操作部に設けられ、表示パネルを有する筐体を含む表示部と、表示部を操作部に取り付ける
ための取付部とを備え、表示部の筐体には、筐体の側面に設けられた軸部と、軸部の周囲に円弧状に所定の角度間隔で形成された少なくとも3つ以上の凹部とが、一体的に形成されており、取付部の側面には、表示部の筐体の軸部を回動可能に支持するための孔部と、表示部の筐体の凹部に係合する凸部を有するストッパ部とが設けられている。
この第2の局面による表示部の取付構造では、上記のように、表示部の筐体の軸部の周囲に円弧状に所定の角度間隔で形成された少なくとも3つ以上の凹部を設けるとともに、取付部の側面に、表示部の筐体の凹部に係合する凸部を有するストッパ部を設けることによって、表示部を取付部に対して回動させながら、表示部の円弧状に所定の角度間隔で形成された凹部のうちの1つをストッパ部の凸部に係合させれば、容易に、所定の角度傾いた位置で、表示パネルを含む表示部を固定することができる。これにより、凹部と凸部との係合を利用した簡単な構造で表示パネルを含む表示部をユーザが見やすい傾斜角度に固定することができる。また、表示部の筐体に、軸部と3つ以上の凹部とを一体的に設けることによって、軸部および3つ以上の凹部を設けたとしても部品点数が増加することがない。
上記第2の局面による表示部の取付構造において、好ましくは、凸部を有するストッパ部は、取付部の側面に、ストッパ部を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込みを設けることにより、表示部の筐体の凹部に対する係合方向に撓み変形可能に構成されている。このように構成すれば、表示部を回動させることによりストッパ部の凸部と表示部の凹部との係合を解除して表示部の傾斜角度を変更する場合に、ストッパ部の凸部を表示部の凹部との係合を解除する方向に撓ませることができるので、容易に、表示部の傾斜角度を変更することができる。
上記第2の局面による表示部の取付構造において、好ましくは、表示部の筐体の凹部は、底部から入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる丸形形状を有しており、表示部の筐体の凹部に係合するストッパ部の凸部の先端部は、丸形形状を有している。このように構成すれば、表示部を回動させることによりストッパ部の凸部と表示部の凹部との係合を解除して表示部の傾斜角度を変更する場合に、凹部の傾斜した側面に沿って凸部が移動することができるので、容易に、かつ、滑らかに、ストッパ部の凸部と表示部の凹部との係合を解除することができる。これによっても、容易に、表示部の傾斜角度を変更することができる。
上記第2の局面による表示部の取付構造において、好ましくは、凸部を有するストッパ部は、取付部の側面に一体的に形成されている。このように構成すれば、表示部の凸部を有するストッパ部を設けたとしても部品点数が増加することがない。これにより、部品点数を増加させることなく、表示パネルを含む表示部をユーザが見やすい傾斜角度に固定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による表示部の取り付け構造を含むインクジェットプリンタ部とスキャナ部とを備えた複合機を示した斜視図である。図2は、図1に示した複合機において表示部を取付部に対して回動させた状態を示した斜視図である。図3〜図5は、図1に示した表示部の構造を説明するための図であり、図6〜図8は、図1に示した表示部の取付部の構造を説明するための図である。
本発明の一実施形態による表示部5の取付構造を含む複合機100は、図1および図2に示すように、スキャナ部1と、インクジェットプリンタ部2と、スキャナ部1およびイ
ンクジェットプリンタ部2の操作設定を行う操作部3とを備えている。スキャナ部1の上面には、蓋部1aが開閉可能に設けられている。この蓋部1aは、スキャナ動作時に、スキャンする用紙を押さえるとともに、スキャナ内部に光が入り込まないようにするために設けられている。インクジェットプリンタ部2には、印画される用紙を供給するための給紙トレイ2aと、印画された用紙が排出される排出トレイ2bとが設けられている。操作部3は、複数の操作ボタン4と、表示部5と、樹脂製の取付部6とを備えている。この複数の操作ボタン4は、複合機100の操作設定を行う際の指示を入力するために設けられている。また、表示部5は、操作部3により操作設定される複合機100に関する情報を表示するために設けられている。
また、図3に示すように、表示部5は、液晶表示パネル52と、液晶表示パネル52を支持する樹脂製の筐体51とを含んでいる。なお、液晶表示パネル52は、本発明の「表示パネル」の一例である。
ここで、本実施形態では、筐体51の側面には、軸部53と、丸形形状の凹部54とが一体的に設けられている。この丸形形状の凹部54は、図4に示すように、軸部53の周囲に0度〜90度の角度範囲で円弧状に10度の角度間隔で合計10個設けられている。また、凹部54は、図5に示すように、底部54aから入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる傾斜した側面部54bを有している。
また、本実施形態では、図6〜図8に示すように、取付部6は、表示部5を操作部3に取り付けるための表示部取付用凹部61と、スプーン状のくり抜き部62と、孔部63と、ストッパ部64と、切り込み65とを含んでいる。このスプーン状のくり抜き部62は、図6に示すように、取付部6の表示部5が立ち上がる側の側面近傍に形成されている。また、スプーン状のくり抜き部62は、ユーザの指を差し込み、筐体51の側面を指で押圧することが可能なように構成されている。孔部63は、筐体51の軸部53を回動可能に支持するために、図7に示すように、取付部6の側面の表面から裏面に貫通するように設けられている。また、ストッパ部64は、図7および図8に示すように、筐体51の丸形形状の凹部54に係合する丸形形状の先端部を有する凸部64aと、凸部64aを支持するための撓み変形可能な支持部64bとを有している。丸形形状の凸部64aの先端部は、筐体51の凹部54の丸形形状の底部54aと実質的に同じ曲率半径を有している。切り込み65は、取付部6の側面に、凸部64aと支持部64bとを囲むとともに表面から裏面に貫通するように設けられている。
図9〜図11は、本発明の一実施形態による表示部の取付部に対する角度調整動作を説明するための図である。次に、図1および図9〜図12を参照にして、本実施形態による表示部の取付部に対する角度調整動作(回動動作)について説明する。
まず、表示部5が操作部3に対して寝かされた状態(図1参照)である表示部5と操作部3との角度が0度の状態では、図9および図11に示すように、ストッパ部64の凸部64aと、筐体51に設けられた10個のうち最も左側にある凹部54とが係合している。この状態では、実質的に同じ曲率半径を有する凸部64aの先端部と凹部54の底部54aとが係合されているので、筐体51に外部から一定以上の応力を加えない限り、凸部64aと凹部54の係合状態が解除されることはない。次に、この状態から、ユーザが、取付部6に設けられたスプーン状のくり抜き部62にユーザの指を差し込み、筐体51の側面を指で押圧するとともに、手前方向に引っ張ることにより、表示部5には、操作部3から立ち上がる方向(図9における矢印Cの方向および図12における矢印Dのうち上向き方向)の回動力が働く。これにより、ストッパ部64の支持部64bが係合状態を解除する向き(図12における矢印Eのうち左方向)に撓むとともに、凸部64aの先端部が凹部54の傾斜した側面部54bに沿って移動するので、凸部64aと凹部54の係合状
態は解除される。ユーザが筐体51を把持しつつ回動方向に力を加え続けることにより、凸部64aの先端部は凹部54間の頂上部を乗り越え、ユーザによる回動力とストッパ部64の支持部64bの撓みの復元力とによって、左から2番目の凹部54の側面部54bを滑り降り、凸部64aと同じ曲率半径の凹部54の底部54aに係合する。この一連の動作を繰り返すことにより、凸部64aは凹部54との係合および係合の解除を繰り返すことによって、0度から90度の範囲内の任意の傾斜位置(たとえば、図10の60度の傾斜位置)に調整可能である。つまり、表示部5が回動している途中で筐体51に加える力を解除することにより、表示部5をユーザの好みの傾斜角度で停止させるとともに固定することができる。また、この角度調整動作は可逆可能であり、表示部5を再び寝かせた状態にするには、表示部5の筐体51に対して、反対方向の力を加えればよい。
本実施形態では、上記のように、表示部5の樹脂製の筐体51の軸部53の周囲に円弧状に10度の角度間隔で合計10個の丸形形状の凹部54を設けるとともに、樹脂製の取付部6の表示部取付用凹部61の側面に、表示部5の筐体51の丸形形状の凹部54に係合する丸形形状の先端部を有する凸部64aを含むストッパ部64を設けることによって、表示部5を取付部6に対して回動させながら、表示部5の円弧状に10度の角度間隔で形成された凹部54のうちの1つをストッパ部64の凸部64aに係合させれば、容易に、所定の角度傾いた位置で、液晶表示パネル52を含む表示部5を固定することができる。これにより、凹部54と凸部64aとの係合を利用した簡単な構造で液晶表示パネル52を含む表示部5をユーザが見やすい傾斜角度に固定することができる。
また、本実施形態では、表示部5の円弧状に10度の角度間隔で形成された凹部54を樹脂製の表示部5の筐体51と一体的に形成するとともに、ストッパ部64の凸部64aを樹脂製の取付部6の表示部取付用凹部61の側面に一体的に形成することによって、表示部5の凹部54およびストッパ部64の凸部64aを設けたとしても部品点数が増加することがない。これにより、部品点数を増加させることなく、液晶表示パネル52を含む表示部5をユーザが見やすい傾斜角度に固定することができる。
また、本実施形態では、凸部64aを有するストッパ部64を、取付部6の側面に、ストッパ部64を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込み65を設けることにより、表示部5の筐体51の凹部54に対する係合方向に撓み変形可能に構成することによって、表示部5を回動させることによりストッパ部64の凸部64aと表示部5の凹部54との係合を解除して表示部5の傾斜角度を変更する場合に、ストッパ部64の凸部64aを表示部5の凹部54との係合を解除する方向に撓ませることができるので、容易に、表示部5の傾斜角度を変更することができる。
また、本実施形態では、表示部5の筐体51の凹部54を、底部54aから入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる傾斜した側面部54bを有する丸形形状に形成するとともに、ストッパ部64の凸部64aの先端部を丸形形状に形成することによって、表示部5を回動させることによりストッパ部64の凸部64aと表示部5の凹部54との係合を解除して表示部5の傾斜角度を変更する場合に、凹部54の傾斜した側面に沿って凸部64aが移動することができるので、容易に、かつ、滑らかに、ストッパ部64の凸部64aと表示部5の凹部54との係合を解除することができる。これによっても、容易に、表示部5の傾斜角度を変更することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、筐体の凹部を円弧状に0度から90度の範囲内で10度間隔で10個設けるようにしたが、本発明はこれに限らず、0度から90度以外の角度範囲に渡って、3つ以上の凹部を設けてもよいし、10度以外の角度間隔で3つ以上の凹部を設けてもよい。
また、上記実施形態では、操作部に表示部取付用凹部を含む取付部を設けることにより表示部を取り付けたが、本発明はこれに限らず、孔部とストッパ部と切り込みとを含む取付部を操作部から突出するように一体的に設けることにより表示部を取り付けても、部品点数が増加することなく、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、取付部の切り込みをコの字状に設けたが、本発明はこれに限らず、円弧状その他の形状に設けてもよい。
また、上記実施形態では、取付部に設けられた切り込みのコの字の長手方向を水平方向に延びるようにしたが、本発明はこれに限らず、切り込みのコの字の長手方向は、ストッパ部を囲んでいれば垂直方向や斜め方向などの他の方向に向いていてもよい。
また、上記実施形態では、ストッパ部の凸部先端部および筐体の凹部は丸形形状を有するように形成したが、本発明はこれに限らず、凸部と凹部が無理なく係合および係合の解除を行うことが可能な形状でれば、台形形状などの他の形状を有するように形成してもよい。
本発明の一実施形態による表示部の取り付け構造を含むインクジェットプリンタ部とスキャナ部とを備えた複合機を示した斜視図である。 図1に示した複合機において表示部を取付部に対して回動させた状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による複合機の表示部を示した斜視図である。 図3の矢印A方向から見た状態を部分的に示した拡大図である。 図4中の200−200線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による複合機の操作部から表示部を取り外した状態を部分的に示した拡大斜視図である。 図6に示した本発明の一実施形態による取付部に設けられたストッパ部周辺の拡大図である。 図7の矢印B方向から見た図である。 本発明の一実施形態による表示部を取付部に対して寝かせた状態の表示部と取付部との係合状態を示した拡大側面図である。 本発明の一実施形態による表示部を取付部に対して60度回動させた時の表示部と取付部との係合状態を示した拡大側面図である。 図10中の300−300線に沿った断面図である。 図10中の400−400線に沿った断面図である。
符号の説明
1 スキャナ部
2 インクジェットプリンタ部
3 操作部
5 表示部
6 取付部
51 筐体
52 液晶表示パネル(表示パネル)
53 軸部
54 凹部
54a 底部
54b 側面部
61 表示部取付用凹部
63 孔部
64 ストッパ部
64a 凸部
65 切り込み
100 複合機

Claims (5)

  1. 機器の操作設定を行う操作部と、前記操作部に設けられ、液晶表示パネルを有する樹脂製の筐体を含む表示部と、前記表示部を前記操作部に取り付けるための表示部取付用凹部を含む樹脂製の取付部とを備えた、インクジェットプリンタ部とスキャナ部とを含む複合機における前記液晶表示パネルを有する表示部の取付構造において、
    前記表示部の樹脂製の筐体には、前記筐体の側面に設けられた軸部と、前記軸部の周囲に円弧状に所定の角度間隔で少なくとも3つ以上設けられ、底部から入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる傾斜した側面部を有する丸形形状の凹部とが、一体的に形成されており、
    前記樹脂製の取付部の表示部取付用凹部の側面には、前記表示部の筐体の軸部を回動可能に支持するための孔部と、前記表示部の筐体の丸形形状の凹部に係合する丸形形状の先端部を有する凸部を含むストッパ部とが一体的に形成されており、
    前記丸形形状の凸部を有するストッパ部は、前記樹脂製の取付部の側面に、前記ストッパ部を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込みを設けることにより、前記表示部の筐体の凹部に対する係合方向に撓み変形可能に構成されている、表示部の取付構造。
  2. 機器の操作設定を行う操作部と、
    前記操作部に設けられ、表示パネルを有する筐体を含む表示部と、
    前記表示部を前記操作部に取り付けるための取付部とを備え、
    前記表示部の筐体には、前記筐体の側面に設けられた軸部と、前記軸部の周囲に円弧状に所定の角度間隔で形成された少なくとも3つ以上の凹部とが、一体的に形成されており、
    前記取付部の側面には、前記表示部の筐体の軸部を回動可能に支持するための孔部と、前記表示部の筐体の凹部に係合する凸部を有するストッパ部とが設けられている、表示部の取付構造。
  3. 前記凸部を有するストッパ部は、前記取付部の側面に、前記ストッパ部を囲むように表面から裏面に貫通するコの字状の切り込みを設けることにより、前記表示部の筐体の凹部に対する係合方向に撓み変形可能に構成されている、請求項2に記載の表示部の取付構造。
  4. 前記表示部の筐体の凹部は、底部から入口側に向かって開口径が徐々に大きくなる丸形形状を有しており、
    前記表示部の筐体の凹部に係合する前記ストッパ部の凸部の先端部は、丸形形状を有している、請求項2または3に記載の表示部の取付構造。
  5. 前記凸部を有するストッパ部は、前記取付部の側面に一体的に形成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の表示部の取付構造。
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