JP2005189350A - ドラムのヘッド調整装置及びドラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムの裏面のヘッドを表面から安定した状態でチューニングすることができる耐久性の高いドラムのヘッド調整装置及びドラムを提供する。
【解決手段】上側ヘッド3の張りを調整する上側アジャストボルト13と、下側ヘッド4の張りを調整する下側アジャストボルト14と、上部で上側アジャストボルト13と螺合し、下部で下側アジャストボルト14と螺合するパイプナット12と、そのパイプナット12に挿入されるロッド部材19とを備える。ロッド部材19は、上部を上側アジャストボルト13に対して独立して回動可能に貫入され、下部を下側アジャストボルト14に垂直方向に相対摺動可能にかつ下側アジャストボルト14と一体して回動するように連結される。さらに、ロッド部材19はロッド部材19の上部より径が大きい延長パイプ21を有し、上側アジャストボルト13の下端面と延長パイプ21の上端面とが当接するように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ドラムのヘッド調整装置及びドラムに関する。
従来、バスドラムやスネアドラム等のドラムをチューニングする場合、まず個々のドラムを単体で床に置いて、水平な状態でドラムの表面のヘッドの張りを調節してチューニングを行い、ドラム全体を裏返して同様に裏面のチューニングを行っていた。そして、チューニングを行った後に、ホルダー等によって、ドラムを角度の付いた状態にドラムセットとして組み込みセットしていた。しかし、床に置いた時の水平状態とドラムセットに組み込んだ時の角度の付いた状態とでは、設置状態が異なるために微妙な音の変化が発生する。このため、セット後に再度チューニングを行う必要があった。しかし、このセッティング後の状態では、ドラムの設置状態が斜めである上、特にドラムの裏面には手が届きにくくチューニング作業がやりにくいという問題があった。また、完全に手が届かない場合には、一度ドラムをセットから外して裏面のチューニングをしなければならず、作業に非常に手間がかかっていた。また、セットから外した状態では、音を確認しながらの微妙な音色の調整ができないという問題も指摘されていた。
そこで、このような問題を解決するため、ドラムをセッティングした状態で表側から裏面のチューニングができるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。図6は、このようなドラムのヘッド調整機構の代表的な構成の一例を示す要部断面図である。
図6に示すように、ドラムには、上下両端が開放された円筒状の胴体部41が設けられ、その胴体部41の両端開放面を塞ぐように円盤形状の上側ヘッド42、下側ヘッド43がそれぞれ設けられている。上側ヘッド42はその外周縁を、胴体部41の外周に嵌合される環状の上側ヘッド枠44によって保持されている。上側ヘッド枠44のさらに外側には、同じく胴体部41の外周に嵌合される環状の上側フープ45が設けられている。同様に下側ヘッド43はその外周縁を、胴体部41の外周に嵌合される環状の下側ヘッド枠46によって保持されている。下側ヘッド枠46のさらに外側には、同じく胴体部41の外周に嵌合される環状の下側フープ47が設けられている。
このように配置される各ヘッドの張りを調整するヘッド調整機構48には、胴体部41の外周にパイプ受け49によって固定されるパイプナット50と、そのパイプナット50と上側フープ45を連結する上側アジャストボルト51、パイプナット50と下側フープ47を連結する下側アジャストボルト52が設けられている。上側アジャストボルト51は断面円形状の中空筒状として形成され、下側アジャストボルト52の上部は断面六角形形状の中空として形成されている。そして、角頭ロッド53が上側アジャストボルト51の上方から挿入され、下側アジャストボルト52の内部まで到達する形態で設けられている。この時、角頭ロッド53と下側アジャストボルト52とは、下側アジャストボルト52における断面六角形状の中空部分において上下方向に摺動可能にかみ合っているため、角頭ロッド53の回転に伴って下側アジャストボルト52も回転する。また、上側アジャストボルト51における角頭ロッド53の挿入部分には、上側アジャストボルト51の側方から挿入固定されたピン54が角頭ロッド53の頭部における段差部分に係合しており、角頭ロッド53は、上側アジャストボルト51に対して回動可能であるが、抜け出ないようになっている。
以上の構成により、上側アジャストボルト51を回転させて、上側フープ45を上側ヘッド枠44に押し付けて、上側ヘッド枠44を軸線に沿う下方向へ移動させることにより、上側ヘッド42の張りを調整できるようになっている。一方、上側アジャストボルト51から突出した角頭ロッド53を回転させると、角頭ロッド53に連結された下側アジャストボルト52が回転する。そして、上側と同様の原理により、下側フープ47を下側ヘッド枠46に押し付けて、下側ヘッド枠46を軸線に沿う上方向へ移動させることにより、下側ヘッド43の張りを調整できるようになっている。このとき、下側アジャストボルト52が上方向に変位するが、下側アジャストボルト52と、角頭ロッド53の下部は摺動可能にかみ合っている。また、回転された角頭ロッド53の上部が固定ピン53により軸方向に変位しないように固定されている。このため、角頭ロッド53が下側アジャストボルト52の変位に伴って上方向に変位することはない。
このように、ドラムの表面と裏面(図6では上側ヘッド42および下側ヘッド43が相当する。)の双方を、ドラムをセッティングした状態で表側からチューニングすることができるとされていた。
米国特許第2172578号明細書(請求項1、図2)
しかしながら、以上の構成によるドラムのヘッド調整機構においても以下のような問題があった。すなわち、下側ヘッド43を例えば張る方向にチューニングする場合、下側アジャストボルト52は回転しながら上方向へ移動する。この時、下側アジャストボルト52とかみ合っている角頭ロッド53が一緒に回転するが、回転方向の力や芯のずれによって角頭ロッド53が下側アジャストボルト52と円滑に摺動しない状態では、上方向に変位する下側アジャストボルト52から軸方向の力を受けることとなる。このため、角頭ロッド53の抜け防止としての機能を果たしているピン54に、全ての軸方向荷重がかかってしまい、簡単にピン54が折れたり抜けたりするなどの問題が生じていた。
上記問題を解決するため、本発明は、ドラムの裏面のヘッドを表面から安定した状態でチューニングすることができる耐久性の高いドラムのヘッド調整装置及びドラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係るドラムのヘッド調整装置は、ドラムの胴体部の外周に複数個取り付けられて、前記ドラムの上側ヘッドおよび下側ヘッドの張りを調整するドラムのヘッド調整装置において、上側ヘッドの張りを調整するよう操作される第1のボルトと、下側ヘッドの張りを調整するよう操作される第2のボルトと、前記ドラムの胴体部の外周に固定されて前記第1のボルトと螺合する第1の螺合部と、前記ドラムの胴体部の外周に固定されて前記第2のボルトと螺合する第2の螺合部と、上部を前記第1のボルトに対して独立して回動可能に当該第1のボルトに貫入され、下部を前記第2のボルトに垂直方向に相対摺動可能にかつ当該第2のボルトと一体して回動するように連結されるロッド部材とを備え、前記ロッド部材は当該ロッド部材の上部より径が大きく形成される円柱部を有し、前記第1のボルトの下端面と前記円柱部の上端面とが当接していることを要旨とする。
請求項2に係るドラムのヘッド調整装置は、請求項1に記載のドラムのヘッド調整装置において、前記ロッド部材は、上側ロッドと、当該上側ロッドと連結される前記円柱部としてのパイプと、当該パイプと連結される下側ロッドとを有し、前記第1のボルトを貫通する前記第1のロッドの下端部は前記パイプに挿入されて固定されており、前記第2のボルトと嵌合する前記下側ロッドの上端部は前記パイプに挿入されて固定されていることを要旨とする。
請求項3に係るドラムのヘッド調整装置は、請求項2に記載のドラムのヘッド調整装置において、前記第1のボルトの下端面と前記パイプの上端面とは、ワッシャーを介して当接していることを要旨とする。
請求項4に係るドラムのヘッド調整装置は、請求項2又は請求項3に記載のドラムのヘッド調整装置において、前記上側ロッドは、その頭部が下部より径が大きく形成されており、当該頭部の下端面と前記第1のボルトの上端面との間に弾性部材からなるワッシャーが設けられていることを要旨とする。
請求項5に係るドラムのヘッド調整装置は、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のドラムのヘッド調整装置において、上部に前記第1の螺合部を有し下部に前記第2の螺合部を有する筒状部材と、前記筒状部材の外周に固定される固定部材とを備え、前記筒状部材は前記固定部材によって前記ドラムの胴体部に固定されており、当該固定部材は、前記筒状部材の外壁を貫通して当該筒状部材の内空部に一部が突出するとともに、前記第1のボルト及び第2のボルトの少なくとも一方の外周に当接するように配設されたストッパーを有することを要旨とする。
請求項6に係るドラムのヘッド調整装置は、請求項5に記載のドラムのヘッド調整装置において、前記ストッパーは弾性部材であることを要旨とする。
請求項7に係るドラムは、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のドラムのヘッド調整装置を備えたことを要旨とする。
本発明によれば、ドラムの裏面のヘッドを表面から安定した状態でチューニングすることができる耐久性の高いドラムのヘッド調整装置及びドラムとすることができる。
以下、本発明のドラムのヘッド調整装置及びドラムを具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1は、本実施形態におけるドラム1の全体を示す外観斜視図である。図1に示すように、ドラム1は上下両端が開放された円筒状の胴体部2を備え、円盤形状の上側ヘッド3、下側ヘッド4が胴体部2の両端開放面を塞ぐようにそれぞれ設けられている。胴体部2の外周には、上側ヘッド3および下側ヘッド4の張りを調整するためのヘッド調整装置5が複数個(本実施形態では4つ)設けられている。
図2は、図1のA−A線における部分断面図であって、本実施形態の要部構成を説明する図である。図2に示すように、上側ヘッド3はその外周縁を、胴体部2の外周に嵌合される環状の上側ヘッド枠6によって保持されている。上側ヘッド枠6のさらに外側には、同じく胴体部2の外周に嵌合される環状の上側フープ7が設けられている。同様に、下側ヘッド4はその外周縁を、胴体部2の外周に嵌合される環状の下側ヘッド枠8によって保持されており、下側ヘッド枠8のさらに外側には、同じく胴体部2の外周に嵌合される環状の下側フープ9が設けられている。
一方、ヘッド調整装置5には、胴体部2の外周に2つの固定部材10、11によって固定されるパイプナット12と、そのパイプナット12と上側フープ7を連結する上側アジャストボルト13、パイプナット12と下側フープ9を連結する下側アジャストボルト14が設けられている。上側アジャストボルト13および下側アジャストボルト14には、共に右ねじが切ってある。また、上側アジャストボルト13は断面円形状の中空筒状部材として形成され、パイプナット12の上部に挿入され、パイプナット12内部の上部に形成された雌ねじ部12aにて螺合している。また、上側アジャストボルト13の回転操作部としての頭部13aの下面と上側フープ7との結合面間には、ワッシャー15およびワッシャー16が挿入されている。一方、下側アジャストボルト14は、その上部(図2における上側を上として以下説明する。)の一部が断面六角形形状である中空筒状部材として形成され、パイプナット12の下部に挿入され、パイプナット12内部の下部に形成された雌ねじ部12bにて螺合している。また、下側アジャストボルト14の回転操作部としての頭部14aの上面と下側フープ9との結合面間には、ワッシャー17およびワッシャー18が挿入されている。そして、ロッド部材19が、上側アジャストボルト13の上方から挿入されており、下側アジャストボルト14の内部まで到達する形態で設けられている。
図3は、上側アジャストボルト13とロッド部材19、下側アジャストボルト14の組み付けを説明するための分解図である。ロッド部材19は、上方から順に角頭ロッド20、延長パイプ21、六角ロッド22によって一体に構成されている。図3に示すように、角頭ロッド20は、上側アジャストボルト13に挿入され、上側アジャストボルト13の下方に突出した下端部は延長パイプ21に挿入されて、かしめ部21aにて外部からかしめられて固定されている(図2参照)。六角ロッド22の上端部は延長パイプ21に挿入されて、かしめ部21bにて外部からかしめられて固定されている。また、角頭ロッド20は、前述のとおり、その角頭部20aが突出するように上側アジャストボルト13に貫入されており、上側アジャストボルト13の貫通孔は、断面形状が円形であるため、上側アジャストボルト13に対して独立して回動可能とされている。また、角頭部20aの下端面23と、その下端面23と対向する上側アジャストボルト13の上端面との間には、波ワッシャー24および小ワッシャー25が挿入されている(図2参照)。さらに、上側アジャストボルト13の下端面と延長パイプ21の上端面との間には小ワッシャー26が挿入されている(図2参照)。
一方、六角柱状の六角ロッド22は、その下端部が略同じ断面形状の下側アジャストボルト14の六角柱状の穴に挿入されて若干の間隙を有しながらかみ合っており、六角ロッド22と下側アジャストボルト14の相対回転が規制されている。よって、六角ロッド22は、下側アジャストボルト14に垂直方向に相対摺動可能とされ、かつ、回転時には下側アジャストボルト14と一体となって回動するようになっている(図2参照)。
図4は、図2のB−B線における断面図であって、上側の固定部材10の構成を説明する図である。なお、固定部材10,11はパイプナット12の上下端近傍にそれぞれ設けられており、その構成は同様であるので、ここでは上端近傍の固定部材10を例として説明し、下側の固定部材11の詳細な図示は省略する。また、図4では、固定部材10が単体としてのパイプナット12の外周に固定されている状態を示しており、パイプナット12内に挿入されるロッド部材19や胴体部2等の部材は省略されている。
図4に示すように、固定部材10は断面視において外形が釣り鐘を横にしたような形状であるパイプ受け27を備え、パイプ受け27にはパイプナット12の径と略同径の挿入孔28が形成されている。さらに、パイプ受け27の内部には、ストッパー29がパイプナット12の外壁を貫通してパイプナット12の内空部にその一部が突出する突出部30を有する形態で設けられている。ストッパー29は、ゴムや合成樹脂等からなる弾性体である。よって、胴体部2へ固定された時(図2における態様時)には、挿入孔28のパイプナット12のさらに内側に挿入される上側アジャストボルト13の外周を、ストッパー29の突出部30が押し付けるようにして固定できるようになっている。このように構成される固定部材10は、図2に示すようにねじ33でパイプナット12を固定し、一端側(図4における右端側)をスペーサ31を介して、ねじ32によってドラム1の胴体部2の外周に取付け固定されている。
また、パイプナット12の下端近傍に設けられる固定部材11は、固定部材10と同様の構成によって下側アジャストボルト14の外周をストッパーが押し付けるようにして固定できるようになっている。そして、上記と同様の構成によって、ドラム1の胴体部2の外周に取付け固定されている。
次に、以上のように構成されるヘッド調整装置5による各ヘッド3,4の張りの調整方法、およびその動作・作用について、図2を参照しながら説明する。
まず、上側ヘッド3の張りを調整する際には、上側アジャストボルト13の頭部13aをチューニングキー大(不図示)によって回転させて行う。例えば、上側ヘッド3を張る方向にチューニングする場合、上側アジャストボルト13の頭部13aを右回りに回転させて、上側アジャストボルト13とパイプナット12との螺合量を増加するよう調整する。すると、上側アジャストボルト13はその回転量に応じて下降し、それに伴い上側アジャストボルト13の頭部13aの下面が上側フープ7を下方へ押し付けて、さらに上側フープ7が上側ヘッド枠6を下方へ押し付けて、上側ヘッド枠6を軸線に沿う下方へ移動させる。よって、上側ヘッド枠6に保持された上側ヘッド3は、下方へ引っ張られるようにして張る方向に調整される。
なお、ここで、上側アジャストボルト13が回転しながら下降すると、それに伴ってロッド部材19(角頭ロッド20、延長パイプ21、六角ロッド22)も下降する。ただし、角頭ロッド20は上側アジャストボルト13に独立して回動可能とされているため、上側アジャストボルト13が回転してもそれに従動して回転することはなく、上側アジャストボルト13と連動して下降するのみである。一方、ロッド部材19を構成している六角ロッド22は、下側アジャストボルト14の内周面に対して摺動して下降移動し、六角ロッド22自体が回転することはないため、下側アジャストボルト14はなんら影響を受けることがない。また、下側アジャストボルト14は、固定部材11のストッパーにより回転が規制されているため、上側アジャストボルト13が回転しても、ロッド部材19の回転は下側アジャストボルト14により規制される。
また、上側ヘッド3を緩める方向にチューニングする場合は、上側アジャストボルト13の頭部13aを左回りに回転させれば、上記と逆の作用によって張りを緩めることができる。すなわち、上側アジャストボルト13の頭部13aを左回りに回転させれば、上側アジャストボルト13とパイプナット12との螺合量が減少して上側アジャストボルト13は上昇する。そして、上側フープ7を下方へ押し付けていた力が徐々に緩和されて、上記と逆の行程により上側ヘッド枠6を軸線に沿う上方へ移動させる。よって、上側ヘッド3は緩める方向に調整される。
一方、下側ヘッド4の張りを調整する際には、角頭ロッド20の角頭部20aをチューニングキー小(不図示)によって回転させて行う。角頭ロッド20の角頭部20aを回転させると、それに伴い一体化されたロッド部材19の各部材(延長パイプ21、六角ロッド22)が回転する。さらに、六角ロッド22と嵌合している下側アジャストボルト14が回転する。
ここで、例えば、下側ヘッド4を張る方向にチューニングする場合、角頭ロッド20を左回りに回転し、下側アジャストボルト14を右回り(図2で下方から見た場合の右回り、つまりボルト単体で見た場合の正規の右回りとする。)に回転させて、下側アジャストボルト14とパイプナット12との螺合量を増加するよう調整する。すると、下側アジャストボルト14はその回転量に応じて上昇し、それに伴い下側アジャストボルト14の頭部14aの上面が下側フープ9を上方へ押し付けて、さらに下側フープ9が下側ヘッド枠8を上方へ押し付けて、下側ヘッド枠8を軸線に沿う上方へ移動させる。よって、下側ヘッド枠8に保持された下側ヘッド4は、上方へ引っ張られるようにして張る方向に調整される。
また、下側アジャストボルト14が回転しながら上方へ移動する時、回転方向の力や芯のずれによって下側アジャストボルト14に嵌合しているロッド部材19(角頭ロッド20、延長パイプ21、六角ロッド22)は、上向きの軸方向荷重を受ける。この軸方向荷重は、延長パイプ21の上面と小ワッシャー26を介して当接する上側アジャストボルト13の下端面で受けることとなる。
また、下側ヘッド4を緩める方向にチューニングする場合は、下側アジャストボルト14の頭部14aが左回り(図2で下方から見た場合の左回り、つまりボルト単体で見た場合の正規の左回りとする。)に回転するように角頭ロッド20の角頭部20aを右回りに回転させれば、上記と逆の作用によって張りを緩める方向に調整することができる。なお、動作・作用は上下が逆である以外は前述とほぼ同様のため、詳しい説明は省略する。
なお、本実施形態では、右ねじが切ってある下側アジャストボルト14が頭部14aを下にして配置されているため、上方から角頭ロッド20を左回りに回転させると下側ヘッド4の張りが徐々にきつくなり、右回りに回転させると徐々に緩くなるようになっている。
また、ドラム1をドラムセットにセット後の場合には、下側ヘッド4の張りの調整を表面側から行う必要があるため、表面側から角頭ロッド20の角頭部20aを操作するものとして説明してきたが、セット前であれば、床に置いた状態で直接下側アジャストボルト14の頭部14aを操作して調整することはもちろん可能である。
上記実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ロッド部材19は、角頭ロッド20、延長パイプ21、六角ロッド22が一体化して構成される。そしてロッド部材19の上部が上側アジャストボルト13に対して独立して回動可能に上側アジャストボルト13に貫入され、下部が下側アジャストボルト14に垂直方向に相対摺動可能にかつ下側アジャストボルト14と一体に回動するように連結されている。この構成により、角頭ロッド20の角頭部20aを回転操作することにより、その回転が下側アジャストボルト14に伝達されるため、ドラム1の表面側から下側ヘッド4の張りを調整することができる。よって、ドラムセットにセット前の段階では、上側アジャストボルト13の頭部13aおよび下側アジャストボルト14の頭部14aを直接操作して各ヘッド3,4のチューニングを行い、セット後の下側ヘッド4の張りの微調整時には、角頭ロッド20の角頭部20aを操作してドラムの表面側から下側ヘッド4の調整を再度行うことができる。
(2)上記実施形態では、角頭ロッド20は延長パイプ21に挿入されて外部からかしめられており、上側アジャストボルト13の下端面と延長パイプ21の上端面とが小ワッシャー26を介して当接するように構成されている。このため、角頭ロッド20は上側アジャストボルト13に対して位置決めされ、下側アジャストボルト14が回転しながら上昇する際に回転軸のずれや摩擦によって発生する軸方向荷重を、上側アジャストボルト13の下端面で受けることとなる。よって、例えば従来例に示す構造(図6)において軸方向荷重を一点(図6におけるピン54)で受ける場合と比べても明らかなように、軸方向荷重に対する強度性および耐久性を確保することができる。
また、ロッド部材19の延長パイプ21は、下部に配置される六角ロッド22に比較して径が太く、従来のような全体をロッドで構成したものに比較して剛性が高く、軸周りの回転に対するねじれが少ない。そのため、フロアタムやバスドラムのような延長パイプ21の部分が長くなる構成となっても、角頭ロッド20の角頭部20aに加えられた回転力を、下側アジャストボルト14へ効率よく伝達できる。そのため、耐久性を高めることができるとともに、角頭部20aにおける調整の操作感をダイレクトな感覚とすることができるという効果がある。
さらに、延長パイプ21自体が、角頭ロッド20の上側アジャストボルト13に対する位置決めの手段、及び上向きの荷重を受ける手段として機能するため、別途部材を設ける必要がなく、部品点数が少なく製造も容易になるという効果がある。
(3)上記実施形態では、ロッド部材19を角頭ロッド20、延長パイプ21、六角ロッド22が一体化して構成されるものとしている。よって、延長パイプ21の長さを適宜変更すれば、大きさ(高さ方向長さ)の異なる種々のドラムに対応するヘッド調整装置とすることができる。
(4)上記実施形態では、上側アジャストボルト13の下端面と延長パイプ21の上端面との間に小ワッシャー26を設けている。これにより、上側アジャストボルト13の回転がよりスムーズとなり、軽い力でチューニング操作をすることができる。
(5)上記実施形態では、角頭ロッド20の角頭部20aの下端面23と、その下端面23と対向する上側アジャストボルト13の上端面との間には、波ワッシャー24が設けられている。これにより、角頭ロッド20のがたつきを防止するとともに、回転時のノイズの発生を防止することができる。
(6)上記実施形態では、固定部材10,11において、弾性部材としてのストッパー29がパイプナット12の外壁を貫通してパイプナット12の内空部に一部が突出する突出部30を形成する形態で設けられている。この構成により、突出部30が各アジャストボルト13,14の外周を押し付けるようにして固定する。よって、各アジャストボルト13,14の緩み防止を図ることができる。特に、角頭ロッド20の角頭部20aを回転させた場合でも、これに伴って上側アジャストボルト13が回転することを防止して、角頭部20aによる下側ヘッド4の張りの調整を容易にすることができるという効果がある。
また、ストッパー29は、固定部材10,11とパイプナット12との組み付け時の位置決め機能を併せ持つため、組み付けを容易にすることができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の形態(別例)に変更してもよい。
・上記実施形態における下側アジャストボルト14は右ねじとしたが、これに代えて左ねじとしても良い。この場合、角頭ロッド20の角頭部20aを右回りに回転させると下側ヘッド4の張りが徐々にきつくなり、左回りに回転させると徐々に緩くなるように構成することができる。
・上記実施形態のパイプナット12は、延長パイプ21を収容する筒状として構成したが、パイプナット12において固定部材10,11が固定される箇所のみをカバーする2つの独立したパイプナットとして構成しても良い。
・上記実施形態では、六角ロッド22と下側アジャストボルト14を別部材として構成したが、これに代えて、図5に示すように六角ロッド22と下側アジャストボルト14を一体化して1つの部材として構成しても良い。この場合、角頭ロッドが一体化された下側アジャストボルト34に対して、下部断面形状が六角形に形成された延長パイプ35を外嵌する構成とすることにより、上記実施形態と同様の効果を奏する。
・上記実施形態では、角頭ロッド20の角頭部20aの下端面23と、その下端面23と対向する上側アジャストボルト13の上端面との間には、波ワッシャー24が設けられている。この波ワッシャーに代えて、ばねワッシャーや皿ばね等の弾性部材として構成しても良く、波ワッシャーの場合と同様の効果を奏する。
本実施形態のドラムを示す全体斜視図。 図1のA−A線における部分断面図であって、本実施形態の要部構成を説明する図。 上側アジャストボルトとロッド部材、下側アジャストボルトの組み付けを説明するための分解図。 図2のB−B線における断面図であって、上側の固定部材の構成を説明する図。 別の実施形態における延長パイプと下側アジャストボルトの嵌合を示す図。 従来例のヘッド調整機構を説明する要部断面図。
符号の説明
1…ドラム、2…胴体部、3…上側ヘッド、4…下側ヘッド、5…ヘッド調整装置、10,11…固定部材、12…パイプナット(筒状部材)、12a…雌ねじ部(第1の螺合部)、12b…雌ねじ部(第2の螺合部)、13…上側アジャストボルト(第1のボルト)、14…下側アジャストボルト(第2のボルト)、19…ロッド部材、20…角頭ロッド(上側ロッド)、20a…角頭部(頭部、角頭ロッドの頭部)、21…延長パイプ(円柱部、パイプ)、22…六角ロッド(下側ロッド)、23…下端面(角頭ロッドの頭部の下端面)、24…波ワッシャー、26…小ワッシャー(ワッシャー)、29…ストッパー、30…突出部。

Claims (7)

  1. ドラムの胴体部の外周に複数個取り付けられて、前記ドラムの上側ヘッドおよび下側ヘッドの張りを調整するドラムのヘッド調整装置において、
    上側ヘッドの張りを調整するよう操作される第1のボルトと、
    下側ヘッドの張りを調整するよう操作される第2のボルトと、
    前記ドラムの胴体部の外周に固定されて前記第1のボルトと螺合する第1の螺合部と、
    前記ドラムの胴体部の外周に固定されて前記第2のボルトと螺合する第2の螺合部と、
    上部を前記第1のボルトに対して独立して回動可能に当該第1のボルトに貫入され、下部を前記第2のボルトに垂直方向に相対摺動可能にかつ当該第2のボルトと一体して回動するように連結されるロッド部材とを備え、
    前記ロッド部材は当該ロッド部材の上部より径が大きく形成される円柱部を有し、前記第1のボルトの下端面と前記円柱部の上端面とが当接していること
    を特徴とするドラムのヘッド調整装置。
  2. 前記ロッド部材は、
    上側ロッドと、
    当該上側ロッドと連結される前記円柱部としてのパイプと、
    当該パイプと連結される下側ロッドとを有し、
    前記第1のボルトを貫通する前記上側ロッドの下端部は前記パイプに挿入されて固定されており、前記第2のボルトと嵌合する前記下側ロッドの上端部は前記パイプに挿入されて固定されていること
    を特徴とする請求項1に記載のドラムのヘッド調整装置。
  3. 前記第1のボルトの下端面と前記パイプの上端面とは、ワッシャーを介して当接していること
    を特徴とする請求項2に記載のドラムのヘッド調整装置。
  4. 前記上側ロッドは、その頭部が下部より径が大きく形成されており、当該頭部の下端面と前記第1のボルトの上端面との間に弾性部材からなるワッシャーが設けられていること
    を特徴とする請求項2又は請求項3に記載のドラムのヘッド調整装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のドラムのヘッド調整装置において、上部に前記第1の螺合部を有し下部に前記第2の螺合部を有する筒状部材と、前記筒状部材の外周に固定される固定部材とを備え、前記筒状部材は前記固定部材によって前記ドラムの胴体部に固定されており、
    当該固定部材は、前記筒状部材の外壁を貫通して当該筒状部材の内空部に一部が突出するとともに、前記第1のボルト及び第2のボルトの少なくとも一方の外周に当接するように配設されたストッパーを有すること
    を特徴とするドラムのヘッド調整装置。
  6. 前記ストッパーは弾性部材である請求項5に記載のドラムのヘッド調整装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のドラムのヘッド調整装置を備えたドラム。
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