JP2005188225A - 不凍水栓柱 - Google Patents

不凍水栓柱 Download PDF

Info

Publication number
JP2005188225A
JP2005188225A JP2003433695A JP2003433695A JP2005188225A JP 2005188225 A JP2005188225 A JP 2005188225A JP 2003433695 A JP2003433695 A JP 2003433695A JP 2003433695 A JP2003433695 A JP 2003433695A JP 2005188225 A JP2005188225 A JP 2005188225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
handle
valve
state
drainage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003433695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3998635B2 (ja
Inventor
Sadaji Shimizu
貞治 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takemura Seisakusho KK
Original Assignee
Takemura Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takemura Seisakusho KK filed Critical Takemura Seisakusho KK
Priority to JP2003433695A priority Critical patent/JP3998635B2/ja
Publication of JP2005188225A publication Critical patent/JP2005188225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3998635B2 publication Critical patent/JP3998635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

【課題】 操作時間の短縮とワンタッチによる容易な操作を実現するとともに、通水状態又は水抜状態を容易に判別可能にして利便性を高める。また、操作系の防水性向上及び形状デザインの設計自由度を高める。
【解決手段】 送水部Psと出水部Po間に接続し、ハンドル2の操作により通水状態又は水抜状態に切換える不凍水栓柱1を構成するに際して、ハンドル2を回動可能に支持するハンドル支持機構3と、ハンドル2の回動変位を直進変位に変換するカム部5を有する運動変換機構4と、通水状態又は水抜状態に切換える弁機構6a,6bと、運動変換機構4の直進変位を弁機構6a,6bの弁部7に伝達する伝達機構8を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送水部と出水部間に接続することにより通水状態又は水抜状態に切換える不凍水栓柱に関する。
従来、水道管(送水部)と蛇口(出水部)間に接続し、ハンドルを操作することにより通水状態又は水抜状態に切換えることができる不凍水栓柱は、既に、本出願人が提案した特公平7−91851号公報開示の水道用開閉栓装置が知られている。
この水道用開閉栓装置は、上下方向の導水管部と、この導水管部の下端に設けることにより上水道側の水道管を接続する接続口と、導水管部の上部に設け、略水平方向の導水路を有するとともに、導水路の後端を導水管部に連通させ、かつ前端を放水口とした出水口部と、この出水口部の上端に付設することにより導水路の中途に臨ませてなる吸気弁部と、導水管部の下部に設けた水抜栓部と、この水抜栓部を操作する操作部を備えたものであり、操作部の操作ハンドルを回せば、操作ロッドが回動し、この操作ロッドに設けたネジ部がネジ孔部に係合することにより、操作ロッドの下端に設けた弁体が通水状態となる通水位置又は水抜状態となる水抜位置に変位する。
特公平7−91851号
しかし、上述した従来の不凍水栓柱(水道用開閉栓装置)は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、通水状態又は水抜状態への切換は、操作ハンドルを数回転以上にわたって回操作する必要があり、操作に時間がかかるとともに煩雑な操作を強いられる。特に、操作は、寒い中で行うため、これらのユーザ負担をできるだけ軽減することが望ましい。
第二に、操作しようとした際に、通水状態にあるのか水抜状態にあるのかの判別を容易に行うことができないため、例えば、操作ハンドルを少し回操作してみる必要があるなど、利便性に難がある。
第三に、操作ハンドル自体が昇降変位するため、操作ハンドルと外部ケース間に大きな隙間を確保する必要があるなど、操作部の防水性に難があるとともに、形状デザインの設計自由度も低くなる。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した不凍水栓柱の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、送水部Psと出水部Po間に接続し、ハンドル2の操作により通水状態又は水抜状態に切換える不凍水栓柱1を構成するに際して、ハンドル2を回動可能に支持するハンドル支持機構3と、ハンドル2の回動変位を直進変位に変換するカム部5を用いた運動変換機構4と、弁部7が直進変位することにより通水状態又は水抜状態に切換える弁機構6a(6b)と、運動変換機構4の直進変位を弁部7に伝達する伝達機構8を備えることを特徴とする。
このような構成を有する本発明に係る不凍水栓柱1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 通水状態又は水抜状態への切換にカム部5を含む運動変換機構4を用いたため、ハンドル2の操作角範囲を90〔°〕前後まで狭くすることができ、操作時間の短縮とワンタッチによる容易な操作を実現できる。これにより、寒い中でのユーザ負担を大幅に軽減できる。
(2) ハンドル2の操作角範囲が狭くなることにより、例えば、マーキング等により通水状態又は水抜状態を容易に判別することができ、利便性を高めることができる。
(3) 操作によるハンドル2の昇降変位が生じないため、ハンドル2と外筒部(外部ケース)間に大きな隙間を確保する必要がなくなり、操作系の防水性を高めることができるとともに、形状デザインの設計自由度を高めることができる。
本発明に係る不凍水栓柱1によれば、最良の形態により、ハンドル支持機構3は、外筒部11の上端に取付け、かつハンドル2を回動可能に支持する回動支持機構部12と、ハンドル2の操作角範囲Qを規制する角度規制部13を備えて構成できる。これにより、ハンドル2を安定に支持できるとともに、正確かつ安定した操作角範囲Qを確保できる。また、運動変換機構4は、軸方向変位が規制され、かつ回動可能に支持されるとともに、上端にハンドル2に係合する係合部14を有し、かつ下端にカム部5を設けた上スピンドル15と、回動方向変位が規制され、かつ軸方向変位可能に支持されるとともに、上端にカム部5に追従する従動部16を有し、かつ下端が伝達機構8に結合する下スピンドル17を備えて構成できる。これにより、軸方向に沿った運動変換機構4を構成でき、ハンドル2の回動変位を軸方向の直進変位に確実に変換できる。
一方、弁機構6aとしては、内部中空の内水路Riを設けた筒状の弁部7を有し、弁部7が通水状態となる通水位置Xfに変位した際に、送水部Psと出水部Poが内水路Riを介して接続され、かつ水抜部Pdが遮断されるとともに、弁部7が水抜状態となる水抜位置Xdに変位した際に、出水部Poと水抜部Pdが接続され、かつ送水部Psが遮断される構成を用いることができる。また、他の形態に係る弁機構6bとしては、バイパス水路Rbを有し、弁部7が通水状態となる通水位置Xfに変位した際に、送水部Psと出水部Poがバイパス水路Rbを介して接続され、かつ水抜部Pdが遮断されるとともに、弁部7が水抜状態となる水抜位置Xdに変位した際に、出水部Poと水抜部Pdが接続され、かつ送水部Psが遮断される構成を用いることができる。これらの弁機構6a,6bは、いずれも弁部7の単純な上方変位又は下方変位により通水状態又は水抜状態に切換えることができる。
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施例に係る不凍水栓柱1の構成について、図1〜図11を参照して具体的に説明する。
図2は、不凍水栓柱1の外観構成を示す。外観構成において、11は、平面視の断面が正方形状となり、かつ上下端を開放した筒形の外筒部であり、この外筒部11の上端には、ハンドル支持機構3を配設してハンドル2を支持する。この場合、ハンドル2は、平面視が正方形状となり、下面部を開放した直方体状となる。そして、ハンドル2の外側面には、グリップ性を高めるための複数の凹み21…を設けるとともに、内部上面の中央には、図3に示すように、下方に突出した断面矩形の係合筒部22を設ける。一方、外筒部11の側面上部には、蛇口接続部23を配設する。さらに、外筒部11の下端には、下キャップ24を装着し、この下キャップ24を通して水道管接続部25を下方に突出させるとともに、水道管接続部25と下キャップ24間には、図3に示すように、複数の排水孔26…を設ける。
他方、図1及び図3は、不凍水栓柱1の内部構造を示し、主要な機構として、ハンドル2を回動可能に支持するハンドル支持機構3と、ハンドル2の回動変位を直進変位に変換するカム部5を用いた運動変換機構4と、弁部7が直進変位することにより通水状態又は水抜状態に切換える弁機構6aと、運動変換機構4の直進変位を弁部7に伝達する伝達機構8を備える。
ハンドル支持機構3は、外筒部11の上端に取付け、かつハンドル2を回動可能に支持する回動支持機構部12と、ハンドル2の操作角範囲Qを規制する角度規制部13を備える。
回動支持機構部12は、図10に示す上キャップ31,規制リング32及び保持プレート33を備える。上キャップ31は、外筒部11の上端開口を閉塞する正方形盤状に形成し、下面に、外筒部11の上端開口に係止する複数の係止部31c…を有するとともに、上面に、小判形筒状に起立した係合筒部31sを有する。また、係合筒部31sの内方には、上下面に貫通する貫通孔31vを有するとともに、図7に示すように、係合筒部31sにおける円弧状をなす一対の外周面の両端側には、それぞれ軸方向に平行となる係止溝35fと35d…を設ける。この係止溝35fと35d…は、周方向に90〔°〕離間する。
また、規制リング32は、係合筒部31sの外周面に装着した際に回動可能となるように筒状に形成し、内周面には、係止溝35f又は35d…に対してクリック的に係止する軸方向に平行となる一対の係止突条36s…を設けるとともに、外周面の180〔°〕対向位置には、径方向外方に突出した一対の係止突起37…を設ける。この場合、係合筒部31sと規制リング32は、ハンドル2の操作角範囲を90〔°〕に規制する角度規制部13を構成する。
さらに、保持プレート33は、図5に示すように、規制リング32に対して同径又は大径の円盤状に形成し、下面側には、後述する上管部51uの上端に螺着する結合部33cを有するとともに、この結合部33cの上側には、後述する上スピンドル15を回動可能に支持する筒状の軸受部33rを有する。また、軸受部33rの内方には、上下面に貫通する貫通孔33vを有するとともに、保持プレート33の所定位置には、上下面に貫通する通気孔38を設ける。
運動変換機構4は、図9に示すように、上スピンドル15と下スピンドル17を備える。上スピンドル15は、保持プレート33の軸受部33rに回動可能に支持される軸体部41と、この軸体部41の下端に大径に形成し、かつ軸受部33rの内面に設けた段差と後述する上管部51uの上端に挟まれることにより、軸方向変位が規制される被規制部42と、軸体部41の上端から上方に延設した断面矩形の係合部14と、被規制部42の下端に設けたカム部5を有する。このカム部5は、筒状に形成し、外周面には、傾斜した(螺旋方向に沿った)一対のカムスリット5s,5sを設ける。
他方、下スピンドル17は、後述する上管部51uに挿通して軸方向変位可能に支持される軸体部43と、この軸体部43の上端から上方に延設してカム部5に挿入する挿入軸部44と、この挿入軸部44の径方向に貫通させた一本の従動ピン16pと、軸体部43の下端から下方に延設して、後述する連結ロッド54(伝達機構8)の上端に螺着する結合ナット部45を有する。この場合、従動ピン16pは、両端が挿入軸部44の外周面から外方に突出して各カムスリット5s,5sに追従する従動部16となる。また、従動ピン16pは、後述する上管部51u側に係合して、回動方向変位が規制される。なお、46は軸体部41の外周面に装着したOリングパッキン、47a,47bは軸体部43の外周面に装着したOリングパッキンをそれぞれ示す。
一方、51は内管部であり、上管部51uと下管部51dを結合して構成する。上管部51uは、外周面から突出して前述した蛇口接続部23が螺着する取付部52を有するとともに、上管部51uの上端開口には、この上端開口から軸方向に平行に切込んだ一対のガイドスリット53,53を有する。また、外周面の上部には、保持プレート33の結合部33cに螺着するネジ部を有する。他方、下管部51dにおける下端部の外周面には、後述する下管接続部63に螺着するネジ部を有する。さらに、54は連結ロッドであり、伝達機構8を構成する。連結ロッド54の上端には、下スピンドル17の結合ナット部45に螺着するネジ部を有する。なお、55は固定ナットである。
弁機構6aは、弁ユニット61を備える。62は一体成形したハウジングであり、このハウジング62の下端部が前述した水道管接続部25になるとともに、上端部には、下管部51dの下端に螺着する下管接続部63を有する。また、ハウジング62の内部には、軸方向に沿った弁座孔64を有し、この弁座孔64に筒状の弁部7を摺動可能に収容する。この弁部7は、内部中空に形成した内水路Riを有するとともに、この内水路Riは、外周面の上部に形成した上通水孔65…及び外周面の下部に形成した下通水孔66…を介して外部に挿通する。さらに、ハウジング62の中間位置には、逆止弁67を内蔵した水抜部Pdを設ける。なお、68は、下通水孔66…よりも下方に位置する弁部7の外周面に装着したOリングパッキン、69a,69bは上通水孔65…と下通水孔66…間に位置する弁部7の外周面に装着したOリングパッキンをそれぞれ示す。
この場合、弁機構6aにおける各部の位置関係は、次のようになる。まず、弁部7を上方位置となる通水位置Xfに変位させた際には、図1に示すように、水道管接続部25と下通水孔66…が接続され、かつ下管接続部63と上通水孔65…が接続されるとともに、水抜部Pdは弁部7の下端部(Oリングパッキン68)により遮断される。他方、弁部7を下方位置となる水抜位置Xdに変位させた際には、図3に示すように、下管接続部63と上通水孔65…が接続され、かつ水抜部Pdと下通水孔66…が接続されるとともに、弁部7の中間部(Oリングパッキン69a,69b)により水道管接続部25が遮断される。
次に、本実施例に係る不凍水栓柱1の組立方法について、図1〜図11を参照して説明する。
まず、連結ロッド54の下端を、弁部7の上端開口に挿入し、径方向に貫通する連結ピン71により連結ロッド54の下端と弁部7の上端を結合する。また、連結ロッド54の上端を下スピンドル17の結合ナット部45に螺着し、固定ナット55により固定する。この場合、連結ロッド54と下スピンドル17を螺着する際には、伝達機構8の長さ調整を行うことができる。一方、上管部51uと下管部51dを結合した内管部51を用意し、下管部51dの下端を、ハウジング62の下管接続部63に螺着するとともに、弁部7をハウジング62の弁座孔64に挿入する。
さらに、上スピンドル15のカム部5を上管部51uの上端開口に挿入する。これにより、下スピンドル17の挿入軸部44もカム部5に挿入する。そして、この状態で、従動ピン16pを、一方のガイドスリット53から一方のカムスリット5sを通し、挿入軸部44を貫通させた後、他方のカムスリット5sを通して他方のガイドスリット53に臨ませる。この後、上から保持プレート33の結合部33cを上管部51uの上端に螺着する。このような構造により、従動ピン16pは抜止めされるとともに、上スピンドル15の被規制部42は、上管部51uの上端と軸受部33rの内面に設けた段差に挟まれ、軸方向変位が規制される。また、Oリングパッキン46は、保持プレート33の軸受部33rと上スピンドル15の軸体部41間に介在することにより気密性が確保される。
一方、外筒部11の上端開口には、係止部31c…を係止させることにより、上キャップ31を装着するとともに、この上キャップ31の係合筒部31sの外周面には、規制リング32を装着する。他方、外筒部11の下端開口には、下キャップ24を装着する。そして、上キャップ31の上から外筒部11の内部に、上述した内管部51に係るアッセンブリユニットをハウジング62側から挿入し、水道管接続部25を下キャップ24から下方に突出させるとともに、上管部51uの取付部52に対して、外筒部11の外方から蛇口接続部23を螺着する。これにより、外筒部11の側面は、蛇口接続部24と取付部52によって挟まれ、外筒部11と内管部51が固定される。また、この状態で、保持プレート33を回すことにより締め付けを行えば、上キャップ31は保持プレート33と外筒部11の上端間に挟まれて固定され、上キャップ31と外筒部11間の防水性が確保される。
次いで、ハンドル2を装着する。この場合、係合部14を係合筒部22に挿入するとともに、ハンドル2の側面に設けた係合孔72,72に、係止突起37,37を挿入して係止させる。この際、ハンドル2の下端と保持プレート33間には、図3に示すように僅かな隙間が生じるように、ハンドル2の寸法を選定し、ハンドル2の下端と上キャップ31間に通気空間Saを確保する。なお、通気空間Saを設けた場合であっても、係合筒部31sを有する上キャップ31により防水性が確保される。また、図2に示すように、係合孔72,72に係止した係止突起37,37は、ハンドル2の外側面に露出するため、係止突起37,37の色をハンドル2の色とは異なる色、例えば、赤色等を選定すれば、ハンドル2の回動位置、即ち、通水状態又は水抜状態を示すマーキングMとして機能(兼用)させることができる。
次に、本実施例に係る不凍水栓柱1の設置方法及び使用方法について、各図を参照して説明する。
まず、不凍水栓柱1の設置方法について、図11を参照して説明する。同図において、91は上水道の本管を示し、また、Psは本管91から分岐した水道管(送水部)を示す。不凍水栓柱1は、水道管Psの中途に接続する。この場合、水道管Psの中途に継手部92を接続し、この継手部92に水道管接続部25を接続する。これにより、水道管接続部25と水道管Psが連通するとともに、不凍水栓柱1は、下部が地面Eの中に埋まり、上部が地面E上に起立する。一方、不凍水栓柱1の蛇口接続部23には、蛇口(出水部)Poを接続する。なお、93は、量水器ボックス94の中に設置された量水器ユニットであり、この量水器ユニット93は、水道管Psの中途に接続される。
次に、不凍水栓柱1の使用方法について、図1,図3及び図9を参照して説明する。今、ハンドル2を反時計方向に回操作した場合を想定する。この場合、図9(a)に示す上スピンドル15は、反時計方向(矢印Fr方向)に90〔°〕回動変位し、下方位置にある従動部16は、カム部5のカムスリット5s…に沿って上方へ変位する。この際、上スピンドル15は、上下方向変位が規制されるとともに、従動部16は回動が規制されるため、従動部16は、ガイドスリット53…に沿って上方へ変位する。また、カムスリット5s…と従動部16の係合範囲により、ハンドル2の操作角範囲Qが、90〔°〕範囲に規制されると同時に、係合筒部31sに設けた係止溝35f…に対して規制リング32の係止突条36s…がクリック的に係止するため、ハンドル2を、操作角範囲Qの一方のエンドに、正確に停止させることができる。このような構成により、ハンドル2は安定に支持されるとともに、正確かつ安定した操作角範囲Qが確保される。
さらに、従動部16が上方へ変位することにより、下スピンドル17及び連結ロッド54も上方(矢印Fu方向)へ変位する。これにより、上スピンドル15と下スピンドル17の位置関係は、図9(b)に示すようになる。そして、弁部7は、図1に示すように、上方位置となる通水位置Xfまで変位して通水状態となる。この場合、水道管接続部25と下通水孔66…が接続され、かつ下管接続部63と上通水孔65…が接続されるとともに、水抜部Pdは弁部7の下端部(Oリングパッキン68)により遮断される。また、下スピンドル17の軸体部43と上管部51uの内面間は、Oリングパッキン47a,47bにより遮断される。
よって、図1中、実線矢印で示す水道水Wが流れる通水経路が形成される。即ち、水道管接続部26から、下通水孔66…,内水路Ri,上通水孔65…,内管部51,蛇口接続部23の順に通水可能な通水経路が形成される。したがって、蛇口Poを操作することにより、給水又は止水することができる。なお、この場合、ハンドル2のマーキングMは、左右方向に向くことになり、通水状態であることを一目で確認できる。
他方、ハンドル2を、この位置から時計方向に回した場合を想定する。この場合、図9(b)に示す上スピンドル15は、時計方向(矢印Fs方向)に90〔°〕回動変位し、上方位置にある従動部16は、カム部5のカムスリット5s…に沿って下方へ変位する。この際、上スピンドル15は、上下方向変位が規制されるとともに、従動部16は回動が規制されるため、従動部16は、ガイドスリット53…に沿って下方へ変位する。また、上述したように、カムスリット5s…と従動部16の係合範囲により、ハンドル2の操作角範囲Qは、90〔°〕に規制されると同時に、係合筒部31sに設けた係止溝35d…に対して規制リング32の係止突条36s…がクリック的に係止するため、ハンドル2を、操作角範囲Qの他方のエンドに、正確に停止させることができる。
さらに、従動部16が下方へ変位することにより、下スピンドル17及び連結ロッド54も下方(矢印Fd方向)へ変位する。これにより、上スピンドル15と下スピンドル17の位置関係は、図9(a)に示すようになる。そして、弁部7は、図3に示すように、下方位置となる水抜位置Xdまで変位して水抜状態となる。この場合、下管接続部63と上通水孔65…が接続され、かつ水抜部Pdと下通水孔66…が接続されるとともに、弁部7の中間部(Oリングパッキン69a,69b)により水道管接続部25が遮断される。また、Oリングパッキン47a,47bは、図3に示すように、上管部51uにおける大径部分まで下降するため、下スピンドル17と上管部51u間には、隙間による通気空間Sbが生じる。
よって、図3中、実線矢印で示す水道水Wが流れる通水経路が形成されるとともに、点線矢印で示す外気Aが流れる吸気経路が形成される。即ち、内管部51及び蛇口Poの内部に残留する水道水Wは、上通水孔65…,内水路Ri,下通水孔66…,水抜部Pd,外筒部11,排水孔26…の経路で外部に排出されるとともに、水道管接続部25は遮断され、水道管Psに対して止水状態となる。
また、点線矢印で示す外気Aが内管部51の内部に進入し、水道水の排出が円滑に行われる。即ち、ハンドル2と上キャップ31間の通気空間Sa,ハンドル2の内部空間,保持プレート33の通気孔38,外筒部11の内部空間,上管部51uの内部空間(下スピンドル17と上管部51u間の通気空間Sb)の経路により外気Aが進入する。このように、下スピンドル17と内管部51は、吸気弁を兼用することになり、従来のような蛇口Poに取付ける別途の吸気弁は不要になる。よって、部品点数の削減によるコストダウン及び蛇口Poの小型コンパクト化を図ることができる。なお、この場合、ハンドル2のマーキングMは、前後方向を向くことになり、水抜状態であることを一目で確認できる。
次に、本発明の変更実施例に係る不凍水栓柱1について、図12及び図13を参照して説明する。
変更実施例に係る不凍水栓柱1は、前述した弁機構6aに対して、異なる構造の弁機構6bを用いたものである。弁機構6bにおいて、61は、弁ユニットであり、一体成形したハウジング62を有する。このハウジング62の下端部は前述した水道管接続部25になるとともに、上端部には、下管部51dの下端に螺着する下管接続部63を有する。また、ハウジング62の内部には、軸方向に沿った弁座孔64を有し、この弁座孔64には、部分的に小径部を形成した円柱状の弁部7を摺動可能に収容する。さらに、ハウジング62には、弁座孔64に沿ったバイパス水路Rbを設けるとともに、ハウジング62の中間位置には、逆止弁67を内蔵した水抜部Pdを設ける。なお、68は弁部7の下端に位置する外周面に装着したOリングパッキン、69a,69b,69cは弁部7の上部に位置する外周面に装着したOリングパッキンをそれぞれ示す。
よって、弁部7を上方位置となる通水位置Xfに変位させた際には、図12に示すように、水道管接続部25と内管部51がバイパス水路Rbを介して接続されるとともに、水抜部Pdは、弁部7の上部(Oリングパッキン69a,69b,69c)により遮断される。これにより、図12に実線矢印で示す水道水Wが流れる通水経路が形成され、水道管Psの水道水Wを給水できる通水状態となる。
他方、弁部7を下方位置となる水抜位置Xdに変位させた際には、図13に示すように、バイパス水路Rbが弁部7の上部の一部(Oリングパッキン69c)により遮断され、水道管Psに対して止水状態になるとともに、内管部51の内部は、水抜部Pdに接続される。これにより、図13に実線矢印で示す水道水Wが流れる通水経路が形成され、内管部51及び蛇口Poの内部に残留する水道水Wは、水抜部Pdを通して排出される水抜状態となる。なお、その他の構成及び機能は、図1及び図3に示した不凍水栓柱1と同じである。このため、図12及び図13において、図1及び図3と同一部分には、同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
このような本実施例(変更実施例)に係る不凍水栓柱1によれば、通水状態又は水抜状態への切換にカム部5を含む運動変換機構4を用いたため、ハンドル2の操作角範囲を90〔°〕前後まで狭くすることができ、操作時間の短縮とワンタッチによる容易な操作を実現できる。これにより、寒い中でのユーザ負担を大幅に軽減できる。また、ハンドル2の操作角範囲が狭くなることにより、例えば、マーキング等により通水状態又は水抜状態を容易に判別することができ、利便性を高めることができる。しかも、操作によるハンドル2の昇降変位が生じないため、ハンドル2と外筒部(外部ケース)間に大きな隙間を確保する必要がなくなり、操作系の防水性を高めることができるとともに、形状デザインの設計自由度を高めることができる。
さらに、ハンドル支持機構3は、回動支持機構部12と角度規制部13を備えるため、ハンドル2を安定に支持できるとともに、正確かつ安定した操作角範囲Qを確保できる。また、運動変換機構4は、上スピンドル15と下スピンドル17を備えるため、軸方向に沿った運動変換機構4を構成でき、ハンドル2の回動変位を軸方向の直進変位に確実に変換できる。加えて、弁機構6a,6bは、いずれも弁部7の単純な上方変位又は下方変位により通水状態又は水抜状態に切換えることができるため、本実施例における操作系の構造に適合させることができる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明は、このような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、送水部として水道管Psを例示し、出水部として蛇口Poを例示したが、水道設備以外における送水部及び出水部にも同様に適用することができる。また、ハンドル2の操作角範囲Qは、90〔°〕に設定した場合を示したが、外筒部11を他の多角形状或いは円形状とした場合には、これらの形状に合わせて任意の操作角範囲Qを設定することができる。さらに、ハンドル支持機構3,運動変換機構4及び弁機構6a,6bは、いずれも同様の機能を有する他の構成(構造)により置換することができる。なお、本発明における送水部Psと出水部Po間に接続する不凍水栓柱1とは、不凍水栓柱1に出水部Poが一体に設けられている場合も含む概念である。
本発明の好適な実施例に係る不凍水栓柱の通水状態の縦断側面図、 同不凍水栓柱の外観斜視図、 同不凍水栓柱の一部を省略した水抜状態の縦断側面図、 同不凍水栓柱のハンドルを半截した状態の内部構造を示す斜視図、 同不凍水栓柱における保持プレートの斜視図、 同不凍水栓柱における上キャップ及び規制リングの斜視図、 同不凍水栓柱における上キャップ及び規制リングの平面図、 同不凍水栓柱における内管部に上スピンドル及び下スピンドルを装着した状態を示す正面図、 同不凍水栓柱における上スピンドルと下スピンドルの関係を説明するための斜視図、 同不凍水栓柱の分解斜視図、 同不凍水栓柱の設置方法の説明図、 本発明の変更実施例に係る不凍水栓柱の通水状態における弁機構の縦断側面図、 同不凍水栓柱の水抜状態における弁機構の縦断側面図、
符号の説明
1 不凍水栓柱
2 ハンドル
3 ハンドル支持機構
4 運動変換機構
5 カム部
6a 弁機構
6b 弁機構
7 弁部
8 伝達機構
11 外筒部
12 回動支持機構部
13 角度規制部
14 係合部
15 上スピンドル
16 従動部
17 下スピンドル
Ps 送水部
Po 出水部
Q 操作角範囲
Ri 内水路
Rb バイパス水路
Xf 通水位置
Xd 水抜位置

Claims (5)

  1. 送水部と出水部間に接続し、ハンドルの操作により通水状態又は水抜状態に切換える不凍水栓柱において、前記ハンドルを回動可能に支持するハンドル支持機構と、前記ハンドルの回動変位を直進変位に変換するカム部を用いた運動変換機構と、弁部が直進変位することにより前記通水状態又は前記水抜状態に切換える弁機構と、前記運動変換機構の直進変位を前記弁部に伝達する伝達機構を備えることを特徴とする不凍水栓柱。
  2. 前記ハンドル支持機構は、外筒部の上端に取付け、かつ前記ハンドルを回動可能に支持する回動支持機構部と、前記ハンドルの操作角範囲を規制する角度規制部を備えることを特徴とする請求項1記載の不凍水栓柱。
  3. 前記運動変換機構は、軸方向変位が規制され、かつ回動可能に支持されるとともに、上端に前記ハンドルに係合する係合部を有し、かつ下端に前記カム部を設けた上スピンドルと、回動方向変位が規制され、かつ軸方向変位可能に支持されるとともに、上端に前記カム部に追従する従動部を有し、かつ下端が前記伝達機構に結合する下スピンドルを備えることを特徴とする請求項1記載の不凍水栓柱。
  4. 前記弁機構は、内部中空の内水路を設けた筒状の弁部を有し、前記弁部が前記通水状態となる通水位置に変位した際に、前記送水部と前記出水部が前記内水路を介して接続され、かつ水抜部が遮断されるとともに、前記弁部が前記水抜状態となる水抜位置に変位した際に、前記出水部と前記水抜部が接続され、かつ前記送水部が遮断される構成を備えることを特徴とする請求項1記載の不凍水栓柱。
  5. 前記弁機構は、バイパス水路を有し、前記弁部が前記通水状態となる通水位置に変位した際に、前記送水部と前記出水部が前記バイパス水路を介して接続され、かつ水抜部が遮断されるとともに、前記弁部が前記水抜状態となる水抜位置に変位した際に、前記出水部と前記水抜部が接続され、かつ前記送水部が遮断される構成を備えることを特徴とする請求項1記載の不凍水栓柱。
JP2003433695A 2003-12-26 2003-12-26 不凍水栓柱 Expired - Lifetime JP3998635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003433695A JP3998635B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 不凍水栓柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003433695A JP3998635B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 不凍水栓柱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005188225A true JP2005188225A (ja) 2005-07-14
JP3998635B2 JP3998635B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=34791003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003433695A Expired - Lifetime JP3998635B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 不凍水栓柱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3998635B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184913A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Takemura Seisakusho:Kk 不凍水栓柱
KR20220033149A (ko) * 2020-09-09 2022-03-16 주식회사 대성코어 방수성능이 향상된 지상식 소화전
KR20220141201A (ko) * 2021-04-12 2022-10-19 주식회사 대성코어 유로 저항이 감소된 지상식 소화전
KR20220141476A (ko) * 2021-04-13 2022-10-20 주식회사 대성코어 수류 성능이 향상된 지상식 소화전

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6710514B2 (ja) * 2015-10-30 2020-06-17 株式会社竹村製作所 補助蛇口付の水栓柱及び不凍水栓柱
JP6244437B1 (ja) * 2016-11-15 2017-12-06 株式会社竹村製作所 回動ハンドル機構及び不凍水栓柱

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184913A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Takemura Seisakusho:Kk 不凍水栓柱
KR20220033149A (ko) * 2020-09-09 2022-03-16 주식회사 대성코어 방수성능이 향상된 지상식 소화전
KR20220159337A (ko) * 2020-09-09 2022-12-02 주식회사 대성코어 방수성능이 향상된 지상식 소화전
KR102517915B1 (ko) * 2020-09-09 2023-04-04 주식회사 대성코어 방수성능이 향상된 지상식 소화전
KR102570433B1 (ko) * 2020-09-09 2023-08-24 주식회사 대성코어 방수성능이 향상된 지상식 소화전
KR20220141201A (ko) * 2021-04-12 2022-10-19 주식회사 대성코어 유로 저항이 감소된 지상식 소화전
KR102533629B1 (ko) * 2021-04-12 2023-05-23 주식회사 대성코어 유로 저항이 감소된 지상식 소화전
KR20220141476A (ko) * 2021-04-13 2022-10-20 주식회사 대성코어 수류 성능이 향상된 지상식 소화전
KR20230027105A (ko) * 2021-04-13 2023-02-27 주식회사 대성코어 수류 성능이 향상된 지상식 소화전
KR102526009B1 (ko) * 2021-04-13 2023-04-26 주식회사 대성코어 수류 성능이 향상된 지상식 소화전
KR102585163B1 (ko) 2021-04-13 2023-10-05 주식회사 대성코어 수류 성능이 향상된 지상식 소화전

Also Published As

Publication number Publication date
JP3998635B2 (ja) 2007-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110546331B (zh) 用于具有至少一个可改变定位的按钮的卫浴设施的暗装盒安装件
US9157221B2 (en) All-in-one bath mixer pop-up waste and overflow assembly
US7406984B2 (en) Fluid distribution device
JP3998635B2 (ja) 不凍水栓柱
SE463936B (sv) Vinkelkoppling foer anslutning av en pneumatledning till en anvaendaranordning
US5983939A (en) Single-control mixing valve
JP5088736B2 (ja) シングルレバー水栓
US6925662B1 (en) Diverter spout
SE463275B (sv) Armatur foer en termostatventil
US20090242051A1 (en) Internal assembly for a faucet
ATE261075T1 (de) Einbauventil
JP2005188226A (ja) 不凍水栓柱
JP2005061530A (ja) 湯水混合水栓
WO2007110187A1 (en) A hydraulic flow control device, including a diverter device and a single control mixing cartridge
JP2007297842A (ja) 洗浄ハンドル装置
JP6543894B2 (ja) 水栓装置
ES2619691T3 (es) Grifería sanitaria con un mecanismo de tracción y giro para su manejo
CN204267791U (zh) 一种恒温开关调节阀
JP2503758Y2 (ja) 排水栓装置
EA010896B1 (ru) Смеситель для ванны
JP4993411B2 (ja) 湯水混合水栓装置
JP3727328B1 (ja) 吐水用部材
JP4469230B2 (ja) 埋込水栓の配管の接続構造
KR200141075Y1 (ko) 정수 및 온,냉수 전환 밸브 장치
CN211202985U (zh) 一种方便组装的淋浴龙头

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3998635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term